JP2002219725A - 金型自動供給装置に於ける金型本体と補高台の組立・分解を行う受渡システムライン構造 - Google Patents

金型自動供給装置に於ける金型本体と補高台の組立・分解を行う受渡システムライン構造

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JP2002219725A
JP2002219725A JP2001017251A JP2001017251A JP2002219725A JP 2002219725 A JP2002219725 A JP 2002219725A JP 2001017251 A JP2001017251 A JP 2001017251A JP 2001017251 A JP2001017251 A JP 2001017251A JP 2002219725 A JP2002219725 A JP 2002219725A
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    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B15/00Details of, or accessories for, presses; Auxiliary measures in connection with pressing
    • B30B15/02Dies; Inserts therefor; Mounting thereof; Moulds
    • B30B15/028Loading or unloading of dies, platens or press rams

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は1種類の汎用補高台52を用い、それ
と金型本体51の組立及び分解を1本の受渡システムライ
ンで自動的に行って省スペース化すると共に金型交換時
間が短縮されて外段取り工数を低減させ、コストダウン
を可能とする金型自動供給装置に於ける金型本体と補高
台の組立・分解を行う受渡システムライン構造を提供す
ることを目的とする。 【解決手段】 金型5として金型本体51と汎用補高台52
とから構成されるものを用い、倉庫部からプレス機まで
金型5を受渡すための3つの受渡コンベア部材A1,組
立・分解コンベア部材2,受渡コンベア部材B3とを配
置させ、受渡コンベア部材B3とプレス機の間に金型交
換手段4を設ける構造と成す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は倉庫部から金型本体
又は汎用補高台の受渡しを行うと共にプレス機へ金型本
体と補高台が組立られた金型の受渡しを行い、且つその
中間部で、金型本体と汎用補高台との組立・分解を自動
的に行うことが可能となる受渡システムライン構造に関
する。
【0002】
【従来の技術】一般に大型用金型は、型費の低減のため
に一体型方式から、金型本体とその下に取付ける補高台
とで構成する分離型方式に移行されつつあるが、その大
型用金型を用いるプレス工場に於いて、多くの金型を使
用するために、殆どのプレス工場では、金型置場のスペ
ース不足に悩んでいるのが現状である。
【0003】図7は従来の金型供給装置の概要を示す図
であり、これについて説明する。倉庫部(6)から昇降
装置(61)によって金型本体(51)又は補高台(52’)
が搬入用コンベアに乗せられ、且つその搬入用コンベア
途中の斜線部の場所で金型(5)が作業者によって組立
てられ、その組立てられた金型(5)は更に搬入用コン
ベアに乗せられて金型交換用の台車(42)に移動し、該
台車(42)に乗せた金型(5)はプレス機(7)まで搬
送され、金型(5)がプレス機(7)へ搬入されてい
た。またプレス機(7)から搬出された金型(5)は台
車(42)に乗せられて搬出用コンベアに移し変えて搬送
し、該搬出用コンベア途中の斜線部の場所で金型(5)
を作業者によって分解させ、分解された金型本体(51)
と補高台(52’)を倉庫部(6)へ搬送し、それぞれの
所定場所で保管していた。この時の前記搬入用コンベア
及び搬出用コンベアとしては、図3(b)に示すよう
に、駆動モーター(12)は搬送チェーン(11)の端に取
付けられていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前記金型
自動供給装置に於ける金型(5)の受渡システムライン
構造は、駆動モーター(12)が搬送チェーン(11)の端
に取付けられているため、金型(5)を搬送する際、搬
送チェーン(11)に弛みが生じるので、停止精度が余り
良くないものであった。このため、搬入用コンベアと搬
出用コンベアの2本のコンベアラインが必ず配置される
と共にそれらのコンベア途中には、金型(5)の組立或
いは分解するための作業場所(図中の斜線部)が必要で
あり、場所を広くとると共にその作業場所で作業者が金
型(5)の組立又は分解するためコストが多く掛ってい
た。又、搬出された金型(5)を分解した後、金型本体
(51)は倉庫部(6)へ搬送し保管されるが、補高台
(52’)は再度利用するため、クレーンを用いて搬入側
の組立場所まで移動しなければならず、人手が掛り、且
つ専用クレーンを設置しなければならなかった。特に近
年に於いては、多種少量生産で且つコストダウンが要求
されているが、多種類の金型本体(51)とそれに合わせ
た複数の種類の補高台(52’)が手配されており、且つ
その補高台(52’)の交換に要する外段取り工数が多く
掛り、コストダウンのネックになっていた。尚、この時、
金型(5)の大きさや重量には多種類あり、例えば金型
サイズ幅としては1m〜2mまである。この金型(5)
に対応する倉庫部(6)の棚部分の共有化は非常に困難
であると共に補高台(52’)の標準化も困難であり、金
型製作費が嵩み且つ取扱いが不便であった。又、前記金
型本体(51)と補高台(52’)を自動的に組立・分解す
る作業が行われ、且つ金型交換から金型保管まで一貫し
た金型供給システムは従来にはなかった。
【0005】本発明は1種類の汎用補高台を用い、その
汎用補高台と金型本体の組立及び分解を1本の受渡シス
テムラインで自動的に行って省スペース化すると共に金
型交換時間が短縮されて外段取り工数を低減させ、コス
トダウンを可能にする金型自動供給装置に於ける金型本
体と補高台の組立・分解を行う受渡システムライン構造
を提供することを目的とする。
【0006】他の目的としては本発明を自動保管倉庫と
接続させることによって、倉庫からプレス機まで金型が
自動搬送されて金型交換から金型保管までを、低価格で
且つ高性能な全自動システムの金型自動供給装置の開発
が可能となる金型本体と補高台の組立・分解を行う受渡
システムライン構造を提供するにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記現状に鑑み
成されたものであり、つまり、金型として金型本体と汎
用補高台とから構成されるものを用い、倉庫部からプレ
ス機まで金型を受渡すための3つの受渡コンベア部材
A,組立・分解コンベア部材,受渡コンベア部材Bとを
少なくとも配置させる構造とする。また受渡コンベア部
材Bとプレス機の間に金型交換手段を設け、受渡コンベ
ア部材A及び受渡コンベア部材Bとして、金型を搬送す
る一対の搬送チェーンと、該搬送チェーンの下方中央部
に弛みを無くして配置する駆動モーターと、搬送チェー
ンの内側で且つ平行に配置して金型がスムーズに搬送さ
れるための一対のリフター付ローラーコンベアと、該一
対のリフター付ローラーコンベアよりも内側に配置する
と共に組立・分解コンベア部材の降下時の受渡し或いは
プレス機側との受渡しを行う搬送受渡ユニットとから少
なくとも成し、且つ、組立・分解コンベア部材として、一
対の搬送チェーンと、該搬送チェーンの下方中央部に弛
みを無くして配置する駆動モーターと、搬送チェーンの
内側で且つ平行に配置した一対の型ガイドと、搬送チェ
ーンに乗せた汎用補高台の上面が搬送チェーンの搬送高
さと略同じ高さになるまで降下可能にした昇降手段とか
ら少なくとも成すものとすると良い。更に前記金型交換
手段としてプレス機に沿って敷設したレールと、該レー
ル上を走行すると共に2台の金型が載置可能な自走式の
台車と、その台車上面に設けた2組のローラーコンベア
と型ガイドと、台車の外側に配置されると共に金型をプ
レス機に供給及び取出しが行われる金型用シリンダーと
から少なくとも構成するものを用いると良い。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施形態を示す図
であり、この図に基づいて説明する。(1)は図2に示
す金型本体(51)又は汎用補高台(52)を受渡すための
受渡コンベア部材Aであり、該受渡コンベア部材A
(1)には、金型本体(51)又は汎用補高台(52)を搬
送する一対の搬送チェーン(11)と、該搬送チェーン(1
1)の下方中央部にプーリーが介在されて図3(a)の
ように弛みを無くした状態で配置する駆動モーター(1
2)と、前記搬送チェーン(11)の内側で且つ平行に配置
して金型本体(51)又は汎用補高台(52)がスムーズに
搬送されるための一対のリフター付ローラーコンベア
(13)と、該一対のリフター付ローラーコンベア(13)
よりも内側に配置すると共に後述する組立・分解コンベ
ア部材(2)の降下時に受渡しを行う搬送受渡ユニット
(14)と、倉庫部(6)寄りに立設させた板状の一対な
型ガイド(15)とがある。前記リフター付ローラーコン
ベア(13)は、図4に示すように両端の下面にリフター
(13a)が配置されている。又、前記搬送受渡ユニット
(14)は図4に示すように、一対のコの字状のガイド枠
(14a)と、該ガイド枠(14a)の一方の下部に固着した
ラック(14b)と、前記ガイド枠(14a)の内部と摺動す
るローラー付可動体(14c)と、前記ラック(14b)に噛
合するピニオン(14d)と、該ピニオン(14d)を回転さ
せて前記ローラー付可動体(14c)を移動させるモータ
ー(14e)と、前記ローラー付可動体(14c)の端部に上
下動可能な位置決めピン(14f)と、該位置決めピン(1
4f)を上下動させる油圧シリンダー(14g)とから構成
されている。尚、前記ガイド枠(14a)の上部には型ガイ
ド(15)の隙間と同一広さの隙間を有している。
【0009】(2)は受渡コンベア部材A(1)と並設
すると共にプレス機(7)側に配置した組立・分解コン
ベア部材であり、該組立・分解コンベア部材(2)には
少なくとも、金型(5)を搬送する一対の搬送チェーン
(21)と、該搬送チェーン(21)の下方中央部には図3
(a)のように弛みを無くした状態で配置する駆動モー
ター(22)と、前記搬送チェーン(21)の内側で且つ平
行に立設した板状の一対な型ガイド(23)と、前記搬送
チェーン(21)に乗せた前記汎用補高台(52)の上面が
前記搬送チェーン(11)の搬送高さと略同じ高さになる
まで降下可能にした昇降手段(24)とがある。前記昇降
手段(24)は、搬送チェーン(21)や駆動モーター(2
2)及び型ガイド(23)などを支持させ且つ上下動可能
な昇降台(24a)と、該昇降台(24a)の下方に設けた支
持台(24b)と、前記昇降台(24a)に本体側を取付ける
と共に支持台(24b)にシャフト側を取付けた一対の昇
降シリンダー(24c)と、前記支持台(24b)から立設さ
せると共に昇降台(24a)を貫通する円柱状で複数本の
昇降ガイド(24d)とから構成されている。尚、前記昇
降手段(24)は上記構造に限定されるものではない。
【0010】(3)は組立・分解コンベア部材(2)と
並設すると共にそれよりも更にプレス機(7)側へ配置
した受渡コンベア部材Bであり、該受渡コンベア部材B
(3)の構造としては、一対の搬送チェーン(31)と、
その下方中央部には図3(a)のように弛みを無くした
状態で配置する駆動モーター(32)と、搬送チェーン(3
1)の内側に配置した一対のリフター付ローラーコンベ
ア(33)と、リフター付ローラーコンベア(33)よりも
内側に配置する搬送受渡ユニット(34)とから成す。前
記搬送受渡ユニット(34)としては、搬送受渡ユニット
(14)と同一構造のものを用いると良い。また前記受渡
コンベア部材B(3)は受渡コンベア部材A(1)より
も短く、この長さとしては、組立てられた金型(5)が
後述する台車(42)へ乗り換え出来る長さがあれば良
い。(4)は受渡コンベア部材B(3)とプレス機
(7)の間に設けた金型交換手段であり、該金型交換手
段(4)は、プレス機(7)に沿って敷設したレール
(41)と、該レール(41)上を走行すると共に2台の金
型(5)が載置可能な広さの上面を有した自走式の台車
(42)と、その台車(42)上面に設けた2組のローラー
コンベア(43)及び型ガイド(44)と、前記台車(42)
の外側に配置されると共に金型(5)を前記プレス機
(7)に供給及び取出しが行われるように各プレス機
(7)に対応して設けた金型用シリンダー(45)とから
構成されている。又、前記金型用シリンダー(45)の先
端にはコの字状のアダプター(46)が取付けられてお
り、該アダプター(46)内部へ出入可能なピンを駆動す
る油圧シリンダー(47)が前記アダプター(46)の下方
に設けられている。尚、前記受渡コンベア部材A
(1),組立・分解コンベア部材(2),受渡コンベア
部材B(3),金型交換手段(4)は図示しない制御装
置と接続されており、その指令に従って各部品が動くの
である。
【0011】(5)は金型本体(51)と、その下に取付
ける汎用補高台(52)とから構成される金型である(図
2参照)。前記金型本体(51)には上型(51a)と下型
(51b)とがあり、また下型(51b)の下面中央の搬送方
向には、両端に穴を有した角棒状のガイド棒(55)が取
付けられている。前記汎用補高台(52)には、その上面
で且つ搬送方向中心に形成すると共に金型本体(51)に
取付けたガイド棒(55)が挿入可能なガイド溝(52a)
と、該ガイド溝(52a)よりも外側で平行に配置した一
対のリフター付ローラーコンベア(53)と、前記金型本
体(51)の下鍔に掛止して固定するための複数のクラン
プ(54)と、両端に穴を穿設させると共に汎用補高台
(52)の下面中央の搬送方向に取付けた角棒状のガイド
棒(56)とが少なくとも設けられている。更に前記リフ
ター付ローラーコンベア(53)の上昇やクランプ(54)
の操作を行うためのエア・油圧変換器(57)と、操作信
号及びエアを供給するためのジョイント(58)とが設け
られている。尚、前記クランプ(54)としては、市販の
上下動するタイプと回転するスイングタイプを用いると
良く、スイング式クランプとしては、例えば、(株)コスメ
ック製の商品名GNクランプなどを用いると良い。
(6)は金型(5)を保管する倉庫部であり、金型保管
が平面的保管から立体的保管できる自動倉庫を用いると
良い。(7)はプレス機である。尚、本発明に対するプ
レス機(7)の台数は図6に示すように2台とすること
が好ましいが、2台以上としても良い。
【0012】次に本発明の作用を図5に基づいて説明す
る。予め本発明品を自動倉庫と使用するプレス機(7)
との間に配置させておく(図6参照)。先ず始めに倉庫
部(6)から汎用補高台(52)を搬出させて、受渡コン
ベア部材A(1)の一対の搬送チェーン(11)上に乗せ
る。すると駆動モーター(12)が回転されてプレス機
(7)側へ搬送される。そして搬送チェーン(11)の右
端から組立・分解コンベア部材(2)の一対の搬送チェ
ーン(21)上に汎用補高台(52)が乗せられるのであ
る。尚、この時、汎用補高台(52)下面のガイド棒(56)
は、受渡コンベア部材A(1)の型ガイド(15)内部と
摺動し、搬送受渡ユニット(14)のガイド枠(14a)上
部と摺動し、更に組立・分解コンベア部材(2)の型ガ
イド(23)内部と摺動しながら汎用補高台(52)は搬送
されるのである。又、受渡コンベア部材A(1)の搬送
チェーン(11)及び組立・分解コンベア部材(2)の搬
送チェーン(21)は図3(a)に示すように弛みを無く
して停止精度が±1. 0 mm以内に収まるものとなっ
た。その後、汎用補高台(52)が搬送チェーン(21)の
略中央に搬送される[図5(a)参照]。すると、昇降
手段(24)の昇降シリンダー(24c)が作動し、昇降台
(24a)が降下されて搬送チェーン(21)に乗せた汎用
補高台(52)の上面は搬送チェーン(11)の搬送高さと
略同じ高さになる[図5(b)参照]。
【0013】次に倉庫部(6)から金型本体(51)を搬
出させて、汎用補高台(52)の時と同様に受渡コンベア
部材A(1)の搬送チェーン(11)上に乗せてプレス機
(7)側へ搬送する。そして金型本体(51)が搬送チェ
ーン(11)の右端に来て止まる[図5(c)参照]。す
ると、受渡コンベア部材A(1)の搬送受渡ユニット
(14)の油圧シリンダー(14g)が作動して位置決めピ
ン(14f)は金型本体(51)の下面に取付けたガイド棒
(55)の左側の穴に挿入する。そしてリフター付ローラ
ーコンベア(13)が持上げられて搬送チェーン(11)の
上面よりも高くなる。その後、モーター(14e)が回転
するとピニオン(14d)はラック(14b)に沿って回転し
ながら移動するため、ローラー付可動体(14c)が移動さ
れると共に金型本体(51)はリフター付ローラーコンベ
ア(13)のローラー上を移動して組立・分解コンベア部
材(2)へ搬送するのである[図5(d)参照]。この
時、金型本体(51)の下鍔は右のクランプ(54)に入り
込むと共に金型本体(51)のガイド棒(55)は汎用補高
台(52)のガイド溝(52a)に挿入して摺動する。そし
て金型本体(51)の下鍔が汎用補高台(52)の上面に合
わさると、ジョイント(58)から操作信号が送られてエ
アをエア・油圧変換器(57)へ供給することにより、汎
用補高台(52)に取付けられた右のクランプ(54)が降
下すると共に左のクランプ(54)が回転されて金型本体
(51)の下鍔を挟み込み、金型本体(51)が汎用補高台
(52)に掛止されて固定すれば、金型(5)として組立
てられるのである[図5(e)参照]。この時、クラン
プ(54)が作動される前に、油圧シリンダー(14g)によ
って位置決めピン(14f)が元の位置に戻されて穴から
抜かれると共にモーター(14e)を逆回転させてローラ
ー付可動体(14c)が受渡コンベア部材A(1)側の元
の位置に戻される。またリフター付ローラーコンベア
(13)はリフター(13a)によって、搬送チェーン(1
1)の上面よりも低くなって収められる。
【0014】金型(5)が組立てられた後は、昇降シリ
ンダー(24c)が作動して昇降台(24a)を上昇させ、搬
送チェーン(21)の高さは搬送チェーン(31)と同じ高
さになる[図5(f)参照]。次に駆動モーター(2
2),(32)が作動し、金型(5)は搬送チェーン(2
1)から搬送されて搬送チェーン(31)に乗り換えられ
るのである[図5(g)参照]。その後、金型(5)は
搬送チェーン(31)の右端まで搬送される。右端まで搬
送された金型(5)は、図5(c)の時と同様の要領で
搬送受渡ユニット(34)によってリフター付ローラーコ
ンベア(33)のローラー上を移動すると共にローラーコ
ンベア(43)のローラー上に移動して金型交換手段
(4)の台車(42)側へ搬送されるのである。
【0015】その後、台車(42)の上面に載置された金
型(5)はレール(41)上を自動的に走行して所定のプ
レス機(7)まで搬送される。次に金型用シリンダー
(45)が作動し、汎用補高台(52)に設けたガイド棒
(56)が、コの字状のアダプター(46)に係合すると共
に油圧シリンダー(47)が作動して図示しないピンを持
上げて前記ガイド棒(56)の穴に挿入する。そして金型
用シリンダー(45)が更に作動されて伸長すると、金型
(5)はローラーコンベア(43)のローラー上を移動し
てプレス機(7)内へ搬入されるのである。その後、油
圧シリンダー(47)によってガイド棒(56)の穴から前
記ピンが抜けると共に金型用シリンダー(45)が収縮し
て元の位置に戻ることにより、金型(5)の搬入は終了
するのである。尚、この時、台車(42)を受渡コンベア部
材B(3)側に戻しておき、次に供給するプレス機
(7)に合わせた金型(5)を用意するために、倉庫部
(6)から汎用補高台(52)を受渡コンベア部材A
(1)に乗せて搬送し、更に組立・分解コンベア部材
(2)へ搬送する。そして組立・分解コンベア部材
(2)を下降させた状態で、倉庫部(6)から金型本体
(51)を受渡コンベア部材A(1)に乗せて搬送し、更
に組立・分解コンベア部材(2)へ搬送させて上記要領
で金型(5)を組立てる。その後、受渡コンベア部材B
(3)から台車(42)まで金型(5)を搬送し、該台車
(42)の上面に金型(5)を載置させて待機するのであ
る。
【0016】プレス機(7)から金型(5)を搬出する
場合は、予め待機させた台車(42)が金型搬入の時と同
様にしてレール(41)上を走行させ、台車(42)上面の
空いている側をプレス機(7)に合わせて台車(42)を
停止しておく。先ず始めに金型用シリンダー(45)が作
動して伸長されると共に搬出用の金型(5)に設けたガ
イド棒(56)にアダプター(46)が係合する。係合させ
た後、油圧シリンダー(47)が作動してガイド棒(56)
の穴に前記ピンが挿入される。そして金型用シリンダー
(45)が作動して収縮するのに伴って、搬出用の金型
(5)はローラーコンベア(43)のローラー上を移動し
てプレス機(7)から搬出されるのである。金型(5)
が所定位置に搬出された後、油圧シリンダー(47)によ
ってガイド棒(56)の穴から前記ピンが抜けると共に金
型用シリンダー(45)が更に収縮して元の位置に戻るこ
とにより、金型(5)の搬出は終了するのである。
【0017】その後、台車(42)の上面に載置した新た
な金型(5)を、上記搬入要領でプレス機(7)に供給
する。次に搬出された金型(5)を載置する台車(42)
は受渡コンベア部材B(3)側に戻す。そして金型
(5)の分解を行う場合には、組立方法と反対の作業を
行えば良い。つまり、搬送受渡ユニット(34)によって
金型(5)はローラーコンベア(43)のローラー上から
移動され、リフター付ローラーコンベア(33)のローラ
ー上に金型(5)が移動し、更に搬送チェーン(31),
(21)によって搬送チェーン(21)の略中央まで搬送さ
れる[図5(f)参照]。搬送後、昇降シリンダー(24
c)が作動して昇降台(24a)が降下すると同時に金型本
体(51)の下鍔を掛止させていた左右のクランプ(54)
が外される。この時、汎用補高台(52)の高さと搬送チ
ェーン(11)の高さは同じ高さになる。そして搬送受渡
ユニット(14)により、金型本体(51)を受渡コンベア
部材A(1)の搬送チェーン(11)上に金型本体(51)
を乗せて倉庫部(6)側へ搬送し、自動倉庫に金型本体
(51)を搬入すれば良い。このようにして金型(5)は
分解される。次に新たな金型(5)を組立てる場合に
は、汎用補高台(52)は組立・分解コンベア部材(2)
で待機しているので、必要な金型本体(51)を倉庫部
(6)から受渡コンベア部材A(1)の搬送チェーン
(11)に乗せて、前記要領で組立てれば良い。
【0018】このように本発明は、始めに金型本体(5
1)と汎用補高台(52)を搬送させて、金型(5)が組
立後には金型本体(51)だけを倉庫部(6)から搬出
し、且つ金型(5)の分解後は金型本体(51)だけを倉
庫部(6)へ搬入するだけで良くなるため、金型本体
(51)に対し汎用補高台(52)が共用可能となってその
数量を激減でき、金型費を低減すると共に金型(5)の
搬出と搬入作業の効率が向上し、且つ金型(5)の保管
場所が少なくて済むものとなる。また汎用補高台(52)
と金型本体(51)の組立及び分解が1本の受渡システム
ラインで自動的に行える受渡システムライン構造が可能
となるため、従来のような搬入用コンベアと搬送用コン
ベアの2本のライン及びそれらのコンベア途中に設ける
金型(5)の組立場所と分解場所が不要となり、空間ス
ペースの有効活用が出来る。また金型(5)の組立又は
分解が人手を用いずに自動的に行われるので、金型交換
時間が短縮されて外段取り工数を約2割前後低減でき、
コストダウンが可能なものとなるのである。しかも、台
車(42)を自走式にさせ、該台車(42)の上面にはプレ
ス機(7)へ搬入用組立金型(5)を準備できると共に
搬出するための場所も確保されているため、プレス側の
稼動時間内で次の金型(5)を準備して待機出来るもの
となった。
【0019】
【発明の効果】本発明はこのように構成させたことによ
り、下記に記載する効果を有する。
【0020】請求項1のように倉庫部(6)とプレス機
(7)の間に受渡コンベア部材A(1),組立・分解コ
ンベア部材(2),受渡コンベア部材B(3)を配置さ
せることにより、倉庫部(6)から金型本体(51)と汎
用補高台(52)を搬送させて組立・分解コンベア部材
(2)で金型(5)が自動的に組立てられるか又は分解
されるため、倉庫部(6)とプレス機(7)間を1本の
受渡システムラインで金型(5)の搬入と搬出が可能と
なり、省スペース化できると共に金型交換時間の短縮が
可能で、コストダウンが出来る。また多種少量生産であ
っても充分に採算がとれるものとなった。更に1種類の
汎用補高台(52)を用い、それに金型本体(51)を組立
てたり又は分解することにより、金型本体(51)だけを
多種少量生産に対応させるだけで対処できるため、金型
(5)の製作費の削減,製作日数の低減,金型(5)の
保管場所の減少が可能なものとなる。
【0021】請求項2のように受渡コンベア部材B
(3)とプレス機(7)の間に金型交換手段(4)を設
けることにより、組立てられた金型(5)を短時間にプ
レス機(7)へ供給させることが可能となると共にプレ
ス機(7)から搬出された金型(5)を組立・分解コン
ベア部材(2)側へ自動搬送させることが可能となる。
又、本発明品を重量物自動保管倉庫と接続することによ
り、金型交換から金型保管までを、低価格で且つ省スペ
ース化させると共に高性能全自動システムの金型自動供
給装置の開発が可能となる。しかも金型保管が平面的保
管から立体的保管へ移行することにより、金型(5)の
保管能力が従来よりも2倍以上を確保出来るため、金型
(5)の出入れ作業がより一層向上できるものとなる。
【0022】請求項3に示すように駆動モーター(1
2),(22),(32)を搬送チェーン(11),(21),
(31)の中央に設置し、正転及び逆転時にチェーンの弛
みを無くして停止精度を向上させることが可能となった
ので、受渡システムラインの1本化が実現し、低価格化
と省スペース化が可能なものとなる。またリフター付ロ
ーラーコンベア(13),(33)と搬送受渡ユニット(1
4),(34)及び昇降手段(24)を設けることにより、
従来の如きコンベア途中に金型(5)の組立場所と分解
場所を設ける必要がなくなり、場所の有効活用が出来る
ものとなる。
【0023】請求項4に示すように金型本体(51)の下
面中央の搬送方向には、両端に穴を有した角棒状のガイ
ド棒(55)を取付け、汎用補高台(52)には、搬送方向
中心に形成すると共にガイド棒(55)が挿入可能なガイ
ド溝(52a)と、該ガイド溝(52a)よりも外側で平行に
配置した一対のリフター付ローラーコンベア(53)と、
金型本体(51)を掛止して固定するための複数のクラン
プ(54)と、両端に穴を穿設させると共に下面中央の搬
送方向に取付けた角棒状のガイド棒(56)とが少なくと
も設けられることにより、ガイド溝(52a)にガイド棒
(55)を挿入すれば、位置決めが容易となると共にクラ
ンプ(54)の操作によって金型本体(51)と汎用補高台
(52)が自動的に組立てられるか又は分解されるものと
なる。従って、省スペース化できると共に金型交換時間
の短縮が可能で、コストダウンが出来るため、多種少量
生産であっても充分に採算がとれるものとなった。また
標準化された1種類の汎用補高台(52)を用い、それに
金型本体(51)と組立てたり又は分解することにより、
金型本体(51)だけを多種少量生産に対応させるだけで
対処できるものとなるため、金型(5)の製作費の削
減,製作日数の低減,金型(5)の保管場所の減少が可
能なものとなる。
【0024】請求項5のように金型交換手段(4)とし
て、プレス機(7)に沿って敷設したレール(41)と、
2台の金型(5)が載置可能な自走式の台車(42)と、
その台車(42)上面に設けた2組のローラーコンベア
(43)と型ガイド(44)と、金型(5)をプレス機
(7)に供給及び取出しが行われる金型用シリンダー
(45)とから少なくとも構成させることにより、プレス
機(7)の稼動中に次の金型(5)を準備して待機で
き、且つ台車(42)の上面には搬出するための場所が確
保されているため、金型交換時間が従来よりも短縮され
るものとなる。また台車(42)が自走式であるので、省
人化され、段取り時間が短縮されて低価格化すると共に
金型(5)の自動交換から金型(5)の自動保管まで行
う高性能全自動システムの金型自動供給装置の開発が可
能となった。
【0025】請求項6のように搬送受渡ユニット(1
4),(34)として、ガイド枠(14a),(34a)と、そ
の下部に固着したラック(14b),(34b)と、ローラー
付可動体(14c),(34c)と、ラック(14b),(34b)
に噛合するピニオン(14d),(34d)と、該ピニオン
(14d),(34d)用のモーター(14e),(34e)と、位
置決めピン(14f),(34f)と、該位置決めピン(14
f),(34f)用の油圧シリンダー(14g),(34g)とか
ら構成することにより、正確な位置に金型(5)を搬送
することが出来ると共に正確な位置に停止させることが
出来るため、金型本体(51)と汎用補高台(52)の組立
又は分解の自動化が可能となる。
【0026】請求項7に示すように昇降手段(24)とし
て、搬送チェーン(21)や駆動モーター(22)及び型ガ
イド(23)などを支持させて上下動可能な昇降台(24
a)と、該昇降台(24a)の下方に設けた支持台(24b)
と、昇降台(24a)を上下動させる昇降シリンダー(24
c)と、支持台(24b)から立設させると共に昇降台(24
a)用の昇降ガイド(24d)とから構成することにより、
構造が簡単で安価に受渡システムラインの1本化が実現
出来るものとなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の概要を示す説明図である。
【図2】本実施形態で使用する金型を示す説明図であ
る。
【図3】本実施形態の搬送コンベアと従来品との比較を
示す説明図である。
【図4】本実施形態のリフター付ローラーコンベアと搬
送受渡ユニットを示す斜視図である。
【図5】本発明の作用を示す説明図である。
【図6】本発明品が配置された状態を示す説明図であ
る。
【図7】従来品が配置された状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1 受渡コンベア部材A 11 搬送チェーン 12 駆動モーター 13 リフター付ローラーコンベア 14 搬送受渡ユニット 14a ガイド枠 14b ラック 14c ローラー付可動体 14d ピニオン 14e モーター 14f 位置決めピン 14g 油圧シリンダー 2 組立・分解コンベア部材 21 搬送チェーン 22 駆動モーター 23 型ガイド 24 昇降手段 24a 昇降台 24b 支持台 24c 昇降シリンダー 24d 昇降ガイド 3 受渡コンベア部材B 31 搬送チェーン 32 駆動モーター 33 リフター付ローラーコンベア 34 搬送受渡ユニット 34a ガイド枠 34b ラック 34c ローラー付可動体 34d ピニオン 34e モーター 34f 位置決めピン 34g 油圧シリンダー 4 金型交換手段 41 レール 42 台車 43 ローラーコンベア 44 型ガイド 45 金型用シリンダー 5 金型 51 金型本体 52 汎用補高台 52a ガイド溝 53 リフター付ローラーコンベア 54 クランプ 55, 56 ガイド棒 6 倉庫部 7 プレス機

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金型本体(51)とその下に取付ける汎用
    補高台(52)とから構成される金型(5)を保管する倉
    庫部(6)と、使用するプレス機(7)との間に配置さ
    せるものであり、前記倉庫部(6)から金型本体(51)
    又は汎用補高台(52)を受渡すための3つの受渡コンベ
    ア部材A(1),組立・分解コンベア部材(2),受渡
    コンベア部材B(3)とを少なくとも配置させたことを
    特徴とする金型自動供給装置に於ける金型本体と補高台
    の組立・分解を行う受渡システムライン構造。
  2. 【請求項2】 前記受渡コンベア部材B(3)と前記プ
    レス機(7)の間に金型交換手段(4)を設けた請求項
    1記載の金型自動供給装置に於ける金型本体と補高台の
    組立・分解を行う受渡システムライン構造。
  3. 【請求項3】 前記受渡コンベア部材A(1)が、前記
    金型(5)を搬送する一対の搬送チェーン(11)と、該
    搬送チェーン(11)の下方中央部に弛みを無くして配置
    する駆動モーター(12)と、前記搬送チェーン(11)の
    内側で且つ平行に配置して前記金型(5)がスムーズに
    搬送されるための一対のリフター付ローラーコンベア
    (13)と、該一対のリフター付ローラーコンベア(13)
    よりも内側に配置すると共に前記組立・分解コンベア部
    材(2)の降下時に受渡しを行う搬送受渡ユニット(1
    4)とから少なくとも成り、且つ、前記組立・分解コンベ
    ア部材(2)が、前記金型(5)を搬送する一対の搬送
    チェーン(21)と、該搬送チェーン(21)の下方中央部
    に弛みを無くして配置する駆動モーター(22)と、前記
    搬送チェーン(21)の内側で且つ平行に配置した一対の
    型ガイド(23)と、前記搬送チェーン(21)に乗せた前
    記汎用補高台(52)の上面が前記搬送チェーン(11)の
    搬送高さと略同じ高さになるまで降下可能にした昇降手
    段(24)とから少なくとも成され、尚且つ、前記受渡コン
    ベア部材B(3)が、前記金型(5)をプレス機(7)
    側へ搬送する一対の搬送チェーン(31)と、該搬送チェ
    ーン(31)の下方中央部に弛みを無くして配置する駆動
    モーター(32)と、前記搬送チェーン(11)の内側で且
    つ平行に配置して前記金型(5)がスムーズに搬送され
    るための一対のリフター付ローラーコンベア(33)と、
    該一対のリフター付ローラーコンベア(33)よりも内側
    に配置すると共に前記プレス機(7)側から受渡しを行
    う搬送受渡ユニット(34)とから少なくとも成された請
    求項1記載の金型自動供給装置に於ける金型本体と補高
    台の組立・分解を行う受渡システムライン構造。
  4. 【請求項4】 前記金型本体(51)の下面中央の搬送方
    向には、両端に穴を有した角棒状のガイド棒(55)を取
    付け、前記汎用補高台(52)には、搬送方向で且つ前記
    汎用補高台(52)の上面中央に形成すると共に前記ガイ
    ド棒(55)が挿入可能なガイド溝(52a)と、該ガイド
    溝(52a)よりも外側で平行に配置した一対のリフター
    付ローラーコンベア(53)と、前記金型本体(51)を掛
    止して固定するための複数のクランプ(54)と、両端に
    穴を穿設させると共に前記汎用補高台(52)の下面中央
    の搬送方向に取付けた角棒状のガイド棒(56)とが少な
    くとも設けられた請求項1記載の金型自動供給装置に於
    ける金型本体と補高台の組立・分解を行う受渡システム
    ライン構造。
  5. 【請求項5】 前記金型交換手段(4)が、前記プレス
    機(7)に沿って敷設したレール(41)と、該レール
    (41)上を走行すると共に2台の金型(5)が載置可能
    な自走式の台車(42)と、その台車(42)上面に設けた
    2組のローラーコンベア(43)及び型ガイド(44)と、
    前記台車(42)の外側に配置されると共に金型(5)を
    前記プレス機(7)に供給及び取出しが行われる金型用
    シリンダー(45)とから少なくとも構成された請求項2
    記載の金型自動供給装置に於ける金型本体と補高台の組
    立・分解を行う受渡システムライン構造。
  6. 【請求項6】 前記搬送受渡ユニット(14),(34)
    が、一対のコの字状のガイド枠(14a),(34a)と、該
    ガイド枠(14a),(34a)下部に固着したラック(14
    b),(34b)と、前記ガイド枠(14a),(34a)内部と
    摺動するローラー付可動体(14c),(34c)と、前記ラ
    ック(14b),(34b)に噛合するピニオン(14d),(3
    4d)と、該ピニオン(14d),(34d)を回転させて前記
    ローラー付可動体(14c),(34c)を移動させるモータ
    ー(14e),(34e)と、前記ローラー付可動体(14
    c),(34c)の端部に上下動する位置決めピン(14
    f),(34f)と、該位置決めピン(14f),(34f)を上
    下動させる油圧シリンダー(14g),(34g)とから成さ
    れた請求項3記載の金型自動供給装置に於ける金型本体
    と補高台の組立・分解を行う受渡システムライン構造。
  7. 【請求項7】 前記昇降手段(24)が、前記搬送チェー
    ン(21)や駆動モーター(22)及び型ガイド(23)など
    を支持させて上下動可能な昇降台(24a)と、該昇降台
    (24a)の下方に設けた支持台(24b)と、前記昇降台(2
    4a)に本体側を取付けると共に支持台(24b)にシャフ
    ト側を取付けた昇降シリンダー(24c)と、前記支持台
    (24b)から立設させると共に昇降台(24a)を貫通する
    円柱状で複数本の昇降ガイド(24d)とから成された請
    求項3記載の金型自動供給装置に於ける金型本体と補高
    台の組立・分解を行う受渡システムライン構造。
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