JP2002219607A - 小径工具 - Google Patents

小径工具

Info

Publication number
JP2002219607A
JP2002219607A JP2001014270A JP2001014270A JP2002219607A JP 2002219607 A JP2002219607 A JP 2002219607A JP 2001014270 A JP2001014270 A JP 2001014270A JP 2001014270 A JP2001014270 A JP 2001014270A JP 2002219607 A JP2002219607 A JP 2002219607A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tool
diameter
small
shank
cutting edge
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2001014270A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuji Hirose
祐二 広瀬
Manabu Mochizuki
望月  学
Megumi Omine
恵 大峯
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tungaloy Corp
Original Assignee
Toshiba Tungaloy Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Tungaloy Co Ltd filed Critical Toshiba Tungaloy Co Ltd
Priority to JP2001014270A priority Critical patent/JP2002219607A/ja
Publication of JP2002219607A publication Critical patent/JP2002219607A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23BTURNING; BORING
    • B23B51/00Tools for drilling machines
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23BTURNING; BORING
    • B23B2231/00Details of chucks, toolholder shanks or tool shanks
    • B23B2231/02Features of shanks of tools not relating to the operation performed by the tool
    • B23B2231/0248Codes for diameters
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23BTURNING; BORING
    • B23B51/00Tools for drilling machines
    • B23B51/011Micro drills

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Milling Processes (AREA)
  • Drilling Tools (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 異種径混入を容易かつ確実に防止できる小径
工具の提供。 【解決手段】 小径工具1は、工具本体2およびシャン
ク3からなり、シャンク3の後端面には、識別部材6を
備えた収容穴5が形成されている。この識別部材6は、
刃先径を色分け区分したもので、球状、円柱状などの合
成樹脂、ゴムなどからなり、収容穴5内に挿入され、ま
たは塗料により着色される。小径工具1は、例えば工具
を使用する際における穴明け機の待機中では、パレット
9のツールポスト10に対して、工具本体2側を下向きに
してセットされる。この場合、収容穴5内に備えられた
識別部材6が視野に入ることから、肉眼によって容易か
つ確実に異種径混入を防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ドリル、エンドミ
ル、ルータなどの小径工具に関し、特に、刃先研削にお
ける待機時間、工具使用時などの穴明け機の待機時間な
どにおける異種径混入の防止を図ったものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ドリル、エンドミルなどでは、刃
先径を肉眼で識別することが困難であることから、製造
工程、検査工程では、レーザー測定器、工具顕微鏡など
を使用して刃先径を測定している。
【0003】一方、小径工具21の使用時には、工具本体
22の刃先径の選択を容易にするため、例えば図7で示さ
れるように、小径工具21のシャンク23には、刃先径をレ
ーザ、腐食などによりマーキングしたり、小径工具21の
工具成形時には、図8で示されるされるように、加工機
への工具保持の位置決めに使われるリング24を着色し
て、刃先径の識別に利用するなどの手段が知られてい
る。
【0004】さらに、実開平1−138513号公報に開示さ
れているように、工具本体及びシャンク間に存在するテ
ーパ状の接続部分に刃先径を示す色別標示が備えられる
ようにしたものがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、製造現
場では、刃先研削時などの製造工程では、異種径混入の
防止が要求されており、レーザー測定器、工具顕微鏡な
どを使用して全数測定するのは、相当な時間及び手間が
かかるため、現実的な解決方法ではないという問題点を
有する。
【0006】また、シャンク部分23に刃先径をマーキン
グする手段は、シャンク部分23がスピンドルコレットと
の接触部位であることから、僅かな凹凸によっても工具
偏芯の原因になるという精度上の問題点があり、しか
も、肉眼による読み取りでは、全数確認の必要性、刃先
の再研削時では、マーキングが消える可能性があること
などから異種径混入の防止には、不向きであるという問
題点を有する。
【0007】これに対し、小径工具21にリング24を使用
する手段は、刃先部分の再研削を行う際に、リング24を
取り外す必要があるため、その前後でリング24が入れ替
わる可能性があり、しかもリング24を装着しない加工機
の場合では、異種径混入の防止には利用できないという
致命的な問題点を有する。
【0008】さらに、色別標示による小径工具は、工具
を使用する際、穴明け機の待機時間には、図6でみられ
るように、ATCパレットのツールポストに工具本体側か
ら下向きに挿入されるため、色別標示部分がツールポス
ト内に隠れて識別機能が発揮できず、異種径混入の防止
には利用できないという問題点を有する。
【0009】このようなことから、本発明では、上述し
た問題点を解消するため、工具の加工精度を損なわず、
しかも刃先研削時、工具使用時などの待機時間中におい
ても、異種径混入が防止できるようにした識別機能を有
する小径工具を提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の点に鑑
みなされたもので、小径工具のシャンクの後端面に設け
られた収容穴内には、刃先径によって色分け区分された
識別部材が備えられるようにしたものである。これは、
ATCパレットのツールポストにセットされたときに、シ
ャンク部分の後端面に設けられた収容穴内にある識別部
材が、肉眼により識別でき、異種径混入の防止を図れる
からである。
【0011】そして、本発明では、超硬合金などの硬質
材料からなる工具本体が、ステンレス、高速度鋼などか
らなるシャンク部材の受入れ穴内に差し込まれることに
より接合された小径工具が好適する。これは、被削性の
あるシャンク部材を適用すれば、その後端面に設けられ
る収納穴の形成が容易になるからである。
【0012】また、前記識別部材は、球状、円柱状など
からなる合成樹脂、ゴムなどで構成すれば、前記収納穴
に対して挿入が容易になる。なお、この識別部材は、収
納穴の内面を塗料により着色するようにしてもよい。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明小径工具の一実施例
について、図を参照しながら説明する。図1は、本発明
小径工具の概念を示すための説明図であり、図示の小径
工具1は、超硬合金からなる工具本体2及びステンレ
ス、高速度鋼などからなるシャンク3からなり、工具本
体2が、シャンク3の受入れ穴4内に差し込まれること
により接合されるものである。接合手段としては、焼き
ばめ、圧入、ろう付け、接着剤による場合が適用され
る。
【0014】そして、前記工具本体2は、受入れ穴4内
にある差込み部分2a及び受入れ穴4から突き出す中間補
強部分2bが連接するように構成して、工具成形後では、
三段階で縮径するようになっている。この場合、工具本
体2には、図示しない一対の先端切れ刃稜、ねじれ溝な
どが形成される。
【0015】また、シャンク3は、その後端面に収容穴
5が設けられ、この収容穴5内には、刃先径によって色
分け区分された識別部材6が挿入されている。識別部材
6の挿入は、シャンク3の後端よりも内側に収めるよう
にする。このようにすれば、シャンク3の後端面におけ
る突き当てによって、工具長さ方向の位置決めを行う場
合でも支障がでない。
【0016】識別部材6の色分け区分は、本発明が適用
されるプリント基板用の小径ドリル1では、工具本体2
の刃先径が、通常φ0.05mm刻みに設定されているので、
例えばφ0.1mm〜φ0.4mmまでの7つの刃先径では、赤、
橙、黄、緑、青、藍、紫の7色で区分けする。
【0017】さらに、識別部材6は、部品製造や挿入の
手間などから、図1、図2及び図4に例示される球状、
図3に例示される円柱状或いは角柱状などが好適する。
そして、識別部材6の材質は、収容穴5への挿入の簡便
さや外れにくさを考慮すれば、弾力性のある合成樹脂、
ゴムなどが好適する。識別部材6の着色は、樹脂材料な
どに塗料を混ぜた状態で部品として成形すればよい。
【0018】したがって、識別部材6は、収容穴5の穴
径よりもやや大きめの外径を有するものに成形して、収
容穴6内に挿入すれば、小径工具1の使用中に脱落する
おそれがなくなる。例えば、図1に示されたシャンク径
φ3.175mmを有する小径工具1では、収容穴5を穴径φ
1.4mm×深さ1.7mmとし、この収容穴5内にφ1.5mmの着
色シリコンゴムからなる識別部材6を挿入すればよい。
この場合、識別部材6は、前述した7色によって刃先径
を色分け区分する。
【0019】なお、本発明小径工具1は、前述した差し
込み形式のものだけでなく、工具本体2及びシャンク3
を一体的に形成した超硬合金製のソリッド形式のものに
適用し、シャンク2の後端面に穿設した収容穴5内に刃
先径によって色分け区分された識別部材6を備えるよう
にしてもよい。
【0020】図2〜図4は、本発明小径工具1につい
て、それぞれ差込み形式の小径工具1に適用した工具成
形前の概念的な説明図である。そして、シャンク部材7
には、工具本体素材8が接合され、後端面に形成された
収容穴5内には、刃先径によって色分け区分された識別
部材6が挿入されている。この場合、工具本体素材8
は、例えば図1に示されるような工具本体2及び中間補
強部分2bが研削により成形される。
【0021】図1〜図3は、前記収容穴5が、止まり穴
であるのに対し、図4は、収容穴5が、受入れ穴4と兼
用した貫通穴になっているものが例示されている。
【0022】図5は、同じく差込み形式の小径工具に適
用した工具成形前の概念的な説明図であり、シャンク部
材7の後端面に形成された収容穴5の内面が、塗料から
なる識別部材6で着色するようにしたものである。この
場合、着色する内面は、図示のような内周面及び底面の
全部ではなく、識別可能であれば一部でもよい。
【0023】このようにして構成された本発明小径工具
1は、例えば、工具を使用する際の穴明け機において、
図6に示されるように、パレット9から突出するツール
ポスト10の装着穴11内にセットされる。この場合、ツー
ルポスト10は、パレット9の取付け穴12内にあり、小径
工具1は、装着穴11内では、通常工具本体2側が下向き
で差し込まれる。
【0024】したがって、多数個の小径工具1がパレッ
ト9にセットされたとしても、小径工具1は、刃先径に
よって色分け区分された識別部材6が、作業者の同一視
野内に入ることから、異種径混入では、色違いだけを判
別すればよいことになり、簡単かつ確実に刃先径を識別
できる。要するに、50個、100個単位の小径工具1をセ
ットできるパレット9であったとしても、本発明のよう
に刃先径によって色分け区分された識別部材6が、シャ
ンク3の後端面に形成された収容穴6内に備えられるよ
うにすれば、一目で判別可能となる。
【0025】なお、本発明では、小径工具1として、小
径ドリルを実施例として説明したが、エンドミルなどに
も適用できることは勿論である。
【0026】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように、小径工
具1のシャンク3の収容穴5内には、刃先径によって色
分け区分された識別部材6が備えられるようにしたもの
であるから、刃先研削時などの製造工程における異種径
混入を容易かつ確実に防止できるという利点を有する。
【0027】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明小径工具を小径ドリルに適用した一実施
例について、概念的に示す説明図である。
【図2】本発明小径工具について、図1の刃先研削前の
状態を概念的に示す説明図である。
【図3】本発明小径工具について、他の実施例における
刃先研削前の状態を概念的に示す説明図である。
【図4】本発明小径工具について、別の実施例における
刃先研削前の状態を概念的に示す説明図である。
【図5】本発明小径工具について、さらに別の実施例に
おける刃先研削前の状態を概念的に示す説明図である。
【図6】本発明小径工具の識別状態を示すため、パレッ
トにセットした状態を示す説明図である。
【図7】従来のドリルにおける一実施例を概念的に示す
説明図である。
【図8】同じく従来のドリルにおける他の実施例を概念
的に示す説明図である。
【符号の説明】
1 小径工具 2 工具本体 2a 差し込み部分 2b 中間補強部分 4 シャンク 5 収容穴 6 識別部材 7 シャンク素材 8 工具本体素材 9 パレット 10 ツールポスト 11 装着穴 12 取付け穴
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3C022 KK01 3C037 BB15 CC09 DD05 FF02

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 刃先部分を形成した工具本体には、シャ
    ンクが連設されるようにしたドリル、エンドミルなどの
    小径工具において、 前記シャンクの後端面に設けられた収容穴内には、異種
    径混入を防止するため、刃先径によって色分け区分され
    た識別部材が備えられるようにしたことを特徴とする小
    径工具。
  2. 【請求項2】 前記工具本体は、超硬合金などの硬質材
    料からなり、この工具本体がステンレス、高速度鋼など
    からなるシャンク部材の受入れ穴内に差し込まれること
    により接合されるようにした請求項1記載の小径工具。
  3. 【請求項3】 前記識別部材は、球状、円柱状などの合
    成樹脂、ゴムなどからなり、しかも前記収納穴に対して
    挿入可能になっている請求項2記載の小径工具。
  4. 【請求項4】 前記識別部材は、収納穴の内面の一部又
    は全部が塗料により着色されている請求項2記載の小径
    工具。
JP2001014270A 2001-01-23 2001-01-23 小径工具 Withdrawn JP2002219607A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001014270A JP2002219607A (ja) 2001-01-23 2001-01-23 小径工具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001014270A JP2002219607A (ja) 2001-01-23 2001-01-23 小径工具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002219607A true JP2002219607A (ja) 2002-08-06

Family

ID=18880993

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001014270A Withdrawn JP2002219607A (ja) 2001-01-23 2001-01-23 小径工具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002219607A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1463388A2 (en) * 2003-03-26 2004-09-29 Dowa Mining Co., Ltd. Circuit board, process for producing the same and a power module employing the same
JP2007021654A (ja) * 2005-07-15 2007-02-01 Hitachi Tool Engineering Ltd 被覆小径部材及び被覆小径部材の製造方法
JP2008062323A (ja) * 2006-09-06 2008-03-21 Tera Autotech Corp 嵌合式小型ドリル

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1463388A2 (en) * 2003-03-26 2004-09-29 Dowa Mining Co., Ltd. Circuit board, process for producing the same and a power module employing the same
JP2007021654A (ja) * 2005-07-15 2007-02-01 Hitachi Tool Engineering Ltd 被覆小径部材及び被覆小径部材の製造方法
JP2008062323A (ja) * 2006-09-06 2008-03-21 Tera Autotech Corp 嵌合式小型ドリル

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7841811B2 (en) Indexable cutting tool
US8673454B2 (en) System for producing a dental-shaped body
AU754503B2 (en) Cutting insert with universal identification
EP1274531B1 (en) Cutting tool system and means of accurately positioning the same
US8534963B2 (en) Tool for machining a workpiece
US6200073B1 (en) Combination chamfering and milling tool
US3586344A (en) Quick-change tool assembly
CA1260968A (en) Apparatus for clamping non-rotating work pieces
JP2002219607A (ja) 小径工具
CN111212707B (zh) 包括无孔的可转位刀片的铣削套件以及具有刀片保持表面的定位工具
EP0919312A1 (en) Chuck device for cutting tool and assembly thereof
JPH0796436A (ja) 工具保持具
KR20010021469A (ko) 절삭공구 및 스로어웨이 센터드릴
JPWO2008123375A1 (ja) 切削工具およびそれを用いた切削方法
CN112692613A (zh) 一种面向鸭嘴锤制作的钻削夹具
JPH0617814U (ja) 六角穴付ボルト用の段付ドリル
EP4116020A1 (en) A processing tool and a processing tool assembly
JP2009178791A (ja) 回転工具およびその製造方法
GB2332161A (en) Reuse of disposable cutter inserts
CN218673448U (zh) 孔测量治具及具有其的孔测量工具
JPH10249624A (ja) 刃部交換式エンドミル
JP2003340621A (ja) ドリル直径表示方法と、ドリル
JP3645687B2 (ja) テーパ雌ねじ内径用検査ゲージ
US8540465B2 (en) Tool for machining workpiece having an axially extending portion defining a reference diameter
WO2023280504A1 (en) A processing tool and a processing tool assembly

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20080401