JP2002219323A - ガス減温塔 - Google Patents

ガス減温塔

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JP2002219323A JP2001021621A JP2001021621A JP2002219323A JP 2002219323 A JP2002219323 A JP 2002219323A JP 2001021621 A JP2001021621 A JP 2001021621A JP 2001021621 A JP2001021621 A JP 2001021621A JP 2002219323 A JP2002219323 A JP 2002219323A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 塔状容器内におけるダストの付着を防止す
る。 【解決手段】 頂部中央に排ガス入口8を設け、下端部
一側にガス出口9を設け、上部位置に噴射水ノズル10
を設けた塔状容器7の排ガス入口8上側に、分散室16
と絞り部17を備えたガス導入部15を連設する。分散
室16は、塔状容器7と同軸心を有する円筒形状とし、
外周部に入口18を設けて法線方向に排ガスライン3を
接続し、入口18より底部中央に設けた出口19に向か
うガス流れを周方向に分散させるガイドベーン20を備
える。絞り部17は、出口19と排ガス入口8を接続す
るダクト部材21の内側に格子整流板22を取り付け
て、垂直方向に伸びる多数の細いガス流路23を設けた
構成とする。燃焼炉より排ガスライン3を通して導いた
排ガス2を分散室16内にて周方向に分散させると共
に、絞り部17にて垂直方向下向きに整流して塔状容器
7内に流入させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はごみ処理施設やセメ
ントプラント等の燃焼炉を有する燃焼設備において、排
ガスを所要の設定温度まで減温させるために用いるガス
減温塔に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ごみ処理施設やセメントプラント等の燃
焼炉を有する燃焼設備において、たとえば、図3に示す
如く、燃焼炉1で発生した排ガス2を、排ガスライン3
を通して下流側に設けた集塵器4に導き、該集塵器4に
て集塵処理した後、煙突5等に送って大気中に放出させ
るようにする場合には、上記集塵器4は処理温度に制限
があることから、入口側において排ガス2の温度を所要
の設定温度まで減温させる必要がある。このように、排
ガス2温度の減温が要求される場合、一般に、排ガスラ
イン3上において排ガス2の温度低下を望む所要位置
(図3に示した場合は集塵器4よりも上流側の排ガスラ
イン3上)に、排ガス2の温度を調整するためのガス減
温塔(ガス調温室)6を設けるようにしている。
【0003】かかるガス減温塔6は、図4にその一例の
概略を示す如く、塔状容器7の上端部を円錐形状とする
と共に、その頂部中央に設けた排ガス入口8に、燃焼炉
1より排ガス2を導くための排ガスラインとしてのU字
ダクト3aを接続し、又、塔状容器7の下端部一側に、
斜め上向きに開口させたガス出口9を設けて、該ガス出
口9に、排ガス2を集塵器4に導くための排ガスライン
3を接続し、更に、上記塔状容器7の上端部の円錐形状
における傾斜壁面又は上部位置における垂直壁面(図で
は傾斜壁面の場合を示す)に、周方向に所要間隔で噴射
水ノズル10を中心に向けて設け、該各噴射水ノズル1
0には、図示しない冷却水ラインを介して冷却水供給部
を接続した構成とし、燃焼炉1より導かれた高温の排ガ
ス2を、排ガス入口8より塔状容器7内に流入させてガ
ス出口9へ送る間に、噴射水ノズル10より噴射した冷
却水11に接触させることにより冷却し、該冷却された
排ガス2をガス出口9より送出させるようにしてある。
【0004】なお、塔状容器7の底部には、該塔状容器
7内にて排ガス2中より落下するダストを排出するため
の図示しないダスト排出口を備えた構成としてある。1
2は塔状容器7内にてガス出口9に向かう排ガス2の流
れを一旦底部近傍まで導くためのガイド部材を示す。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
ガス減温塔6では、U字ダクト3aを通して導かれる排
ガス2の主流が、U字ダクト3aの湾曲方向外側に沿う
ようになるため、塔状容器7内には、排ガス2の主流が
上記U字ダクト3aの湾曲方向外側と対応する周方向の
一側部に偏って流入するようになり、このため排ガス2
の主流が下向きに流れる周方向の一側部とは異なる部
分、特に反対側は、上向きのガス流れが発生すると共
に、排ガス2の主流が塔状容器7内にて偏流することに
より、噴射水ノズル10より噴射される冷却水11との
効率的な熱交換が行われなくなって、蒸発しきれない冷
却水11が生じ、この蒸発しきれない冷却水11が、排
ガス2中に含まれるダストと共に排ガス2の主流が偏流
する塔状容器7の一側部内壁面に付着するようになるた
め、該部分にダスト13が堆積するという問題があり、
該堆積したダストはガス出口9を閉塞させたり、塔状容
器7内にて上方から落下して、ダスト排出口を閉塞させ
る等のトラブルを引き起こす虞があることから、定期的
に燃焼設備の運転を休止すると共に、足場を組んで堆積
したダスト13を掻き落すダスト除去作業を行わなけれ
ばならず、ランニングコストが嵩むという問題があり、
上記ダスト除去作業の際には、作業員がダイオキシンを
含有したダスト13に接近しなければならないという問
題も生じる。
【0006】因みに、塔状容器7内へ排ガス2の偏流が
流入することを防止するための一手段としては、図5
(イ)(ロ)に示す如く、塔状容器7の排ガス入口8の
上側に、上部を円筒形状とし且つ下部を円錐形状として
なるガス導入室14の底部中央を連通接続し、且つ該ガ
ス導入室14の上部外周位置に、燃焼炉1より排ガス2
を導くための排ガスライン3を接線方向に接続した構成
として、排ガスライン3を通して導かれる排ガス2を、
ガス導入室14内に接線方向に流入させることにより、
渦流として周方向に分散させた後、塔状容器7内へ流入
させるようにすることが考えられるが、この場合、実際
には、排ガスライン3よりガス導入室14内に導かれる
排ガス2の主流は、渦流になることなく最短距離を通っ
て塔状容器7の排ガス入口8に向かうようになるため、
偏流はほとんど解消されず、したがって塔状容器7内壁
面へのダスト13の付着、堆積を防止できないという問
題がある。
【0007】そこで、本発明は、塔状容器内壁面へのダ
ストの付着、堆積を防止できるように、塔状容器内へ排
ガスの偏流が生じることを防止できるようにしたガス減
温塔を提供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、塔状容器内に流入された排ガスに冷却水
を噴射することにより冷却できるようにしてあるガス減
温塔において、上記塔状容器頂部の排ガス入口の上側
に、一側より導入される排ガスをガイドベーンで周方向
に分散させるようにし且つ底面中央部にガスの出口を設
けた分散室と、該分散室のガスの出口と上記塔状容器の
排ガス入口との間に設けた垂直方向に延びる多数の細い
ガス流路を形成させる絞り部とからなるガス導入部を有
する構成とする。
【0009】燃焼炉より排ガスラインを通して導かれた
排ガスは、先ず、ガス導入部の分散室内にてガイドベー
ンに邪魔されて、その流線が左右方向(周方向)に分散
された後、絞り部に向かうようになり、次いで、該絞り
部に形成された垂直方向に延びる多数の細い流路を通過
することにより、流れ方向が垂直方向下向きに整流され
た状態として、塔状容器の頂部中央の排ガス入口より塔
状容器内に流入されるようになる。これにより、塔状容
器内に流入する排ガスは、周方向に均等に且つ塔状容器
中心部を垂直方向下向きに流されることから、噴射され
る冷却水と排ガスとの効率的な熱交換が行われ、このた
め冷却水はすべて蒸発させられ、ダストと共に塔状容器
内壁面に付着することが防止される。
【0010】又、絞り部を、ダクト部材の内側に、垂直
方向に沿う平板を格子状に組んでなる格子整流板を取り
付けて、該格子整流板により形成される孔を、垂直方向
に延びる多数の細いガス流路としてなる構成、又は、絞
り部を、ダクト部材の内側に、ハニカム構造の整流板を
取り付けて、該ハニカム構造整流板により形成される孔
を、垂直方向に延びる多数の細いガス流路としてなる構
成とすることにより、絞り部に垂直方向に延びる多数の
細いガス流路を容易に形成することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0012】図1(イ)(ロ)は本発明のガス減温塔の
実施の一形態を示すもので、図4に示したガス減温塔6
における塔状容器7と同様に、頂部中央に排ガス入口8
を備えると共に、下端部一側にガス出口9を設け、更
に、上部位置における垂直壁面の周方向所要間隔個所
に、図4に示した噴射水ノズル10と同様の噴射水ノズ
ル10を設けた構成としてある塔状容器7の頂部の排ガ
ス入口8の上側に、燃焼炉より排ガスライン3を通して
導かれる排ガス2の流線を、上記塔状容器7の排ガス入
口8の周方向に分散させるための分散室16と、該分散
室16内にて周方向に分散された排ガス2の流線を垂直
方向下向きに整流するための絞り部17とからなるガス
導入部15を設けて、塔状容器7内に、排ガス2を排ガ
ス入口8より周方向に均等に且つ垂直方向下向きに流入
させるようにする。
【0013】詳述すると、上記分散室16は、塔状容器
7と同軸心を有する短い円筒形状とすると共に、周方向
の一側部に入口18を設けて排ガスライン3を法線方向
に接続し、且つ底部中央に、塔状容器7の排ガス入口8
と対応する径の出口19を設け、更に、入口18より出
口19に向かう排ガス2の流線を分散室16内の周方向
に分散させるガイドベーン20を、入口18と出口19
との間に設置した構成としてある。
【0014】又、上記絞り部17は、分散室16の出口
19と塔状容器7の排ガス入口8とを連通接続するダク
ト部材21の内側に、該ダクト部材21の軸心方向に沿
う平板を格子状に組み合わせてなる格子整流板22を取
り付けて、該格子整流板22により形成される多数の孔
を、垂直方向に延びる多数の細いガス流路23とした構
成として、分散室16より塔状容器7内に向かう排ガス
2を、上記ガス流路23を通過させることにより垂直方
向下向きに整流することができるようにしてある。
【0015】その他、図4に示したものと同一のものに
は同一符号が付してある。
【0016】燃焼炉より排ガスライン3を通して導かれ
た排ガス2は、分散室16の入口18より分散室16内
に入り、ガイドベーン20により流線が該分散室16の
周方向、すなわち、塔状容器7の排ガス入口8の周方向
に分散させられた後、絞り部17の格子整流板22によ
り形成されるガス流路23を通過することにより垂直方
向下向きに整流された状態として、排ガス入口8より塔
状容器7内に流入させられる。塔状容器7内に流入した
排ガス2は、噴射水ノズル10より噴射される冷却水1
1との接触により冷却され、しかる後、ガス出口9より
排ガスライン3を通して下流側の集塵器等に送られるよ
うになる。
【0017】このように、排ガス2を、周方向に分散さ
せると共に、流線を垂直方向下向きとした状態で排ガス
入口8より塔状容器7内に流入させることができるの
で、排ガス2の流れを偏流とすることなく塔状容器7の
中心部に集中するように流すことができる。このため、
排ガス2と冷却水11との熱交換を効率よく行わせるこ
とができて、噴射水ノズル10より噴射される冷却水1
1を、ガス主流と混ぜて塔状容器7の中心部を下方に流
し、ガス出口9に至る前に蒸発を完了させることがで
き、蒸発しきれない水分が発生する虞を解消できる。こ
れにより、塔状容器7内においてダストは湿ることなく
ガス出口9に導かれ、この際、たとえ塔状容器7の内壁
面に衝突したとしても水分のない乾燥状態に保たれてい
るので、容器内壁7面へのダストの付着、堆積を防止す
ることができ、よって、従来定期的に行う必要があった
ダスト除去作業を不要としてランニングコストを削減で
き、作業員がダイオキシンを含有したダスト13に接す
る虞も防止できる。
【0018】又、排ガス2の主流を、塔状容器7内の中
心部を垂直方向下向きに流すことができることから、塔
状容器7の径を従来に比して細くすることが可能とな
り、更に、排ガスライン3は、塔状容器7の排ガス入口
8の直上位置に設けたガス導入部15の分散室16に外
周部法線方向より、すなわち、水平方向横向きに接続す
るようにしているので、従来、排ガス入口8にU字ダク
トを接続していた場合に比して装置の小型化、低層化を
図ることが可能となるので、建屋の高さを低く抑えるこ
とが可能となり、更に又、塔状容器7内におけるガス流
を整流することにより、従来のガス減温塔6に比して圧
力損失を低く抑えることができる。
【0019】次に、図2は本発明の実施の他の形態を示
すもので、絞り部17を、ダクト部材21の内側に格子
整流板22を組み付けてなる構成としたものに代えて、
ダクト部材21の内側にハニカム構造の整流板24を取
り付けて、該ハニカム構造整流板24の孔をガス流路2
3とするようにしたものである。
【0020】この実施の形態によっても図1の実施の形
態の場合と同様の作用効果が得られる。
【0021】なお、図2に示す整流板24のハニカム構
造の形状は、図2に示した如き六角形のみならず、四角
形、正弦波形、ずれ六角形、複波形等、他の形状として
もよいこと、その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲内
において種々変更を加え得ることはもちろんである。
【0022】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明のガス減温塔に
よれば、塔状容器内に流入された排ガスに冷却水を噴射
することにより冷却できるようにしてあるガス減温塔に
おいて、上記塔状容器頂部の排ガス入口の上側に、一側
より導入される排ガスをガイドベーンで周方向に分散さ
せるようにし且つ底面中央部にガスの出口を設けた分散
室と、該分散室のガスの出口と上記塔状容器の排ガス入
口との間に設けた垂直方向に延びる多数の細いガス流路
を形成させる絞り部とからなるガス導入部を有する構成
としてあるので、燃焼炉より排ガスラインを通して導か
れた排ガスの流線を、ガス導入部の分散室内にて周方向
に分散させた後、垂直方向下向きに整流された状態とし
て、塔状容器の頂部中央の排ガス入口より塔状容器内に
流入させることができ、このため排ガスを偏流とするこ
となく塔状容器の中心部に集中するように流すことがで
き、排ガスと冷却水との熱交換を効率よく行わせること
ができて、蒸発しきれない水分が発生する虞を解消で
き、塔状容器内壁面へのダストの付着、堆積を防止する
ことができることから、従来定期的に行う必要があった
ダスト除去作業を不要としてランニングコストを削減で
き、作業員がダイオキシンを含有したダストに接する虞
も防止でき、又、排ガスの主流を、塔状容器内の中心部
を垂直方向下向きに流すことができることから、塔状容
器の径を従来に比して細くすることが可能となり、更
に、排ガスラインは、塔状容器の排ガス入口の直上位置
に設けたガス導入部の分散室の外周部に水平方向横向き
に接続しているため、従来、排ガス入口にU字ダクトを
接続していた場合に比して装置の小型化、低層化を図
り、建屋の高さを低く抑えることが可能となり、更に
又、塔状容器内におけるガス流を整流することにより、
従来のガス減温塔に比して圧力損失を低く抑えることが
できるという優れた効果を発揮する。又、絞り部を、ダ
クト部材の内側に、垂直方向に沿う平板を格子状に組ん
でなる格子整流板を取り付けて、該格子整流板により形
成される孔を、垂直方向に延びる多数の細いガス流路と
してなる構成、又は、絞り部を、ダクト部材の内側に、
ハニカム構造の整流板を取り付けて、該ハニカム構造整
流板により形成される孔を、垂直方向に延びる多数の細
いガス流路としてなる構成とすることにより、絞り部に
垂直方向に延びる多数の細いガス流路を容易に形成する
ことができるという効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のガス減温塔の実施の一形態を示すもの
で、(イ)は概略切断側面図、(ロ)は(イ)のA−A
方向矢視図である。
【図2】本発明の実施の他の形態を示す図1(ロ)に対
応する図である。
【図3】燃焼炉を有する燃焼設備を示す概要図である。
【図4】従来のガス減温塔の一例の概略を示す概略切断
側面図である。
【図5】従来提案されているガス減温塔の一例を示すも
ので、(イ)は概略切断側面図、(ロ)は(イ)のB−
B方向矢視図である。
【符号の説明】
2 排ガス 3 排ガスライン 7 塔状容器 8 排ガス入口 11 冷却水 15 ガス導入部 16 分散室 17 絞り部 18 入口 19 出口 20 ガイドベーン 21 ダクト部材 22 格子整流板 23 ガス流路 24 整流板
フロントページの続き (72)発明者 大田 亮 東京都江東区豊洲三丁目2番16号 石川島 播磨重工業株式会社東京エンジニアリング センター内 (72)発明者 山西 晃郎 神奈川県横浜市磯子区新中原町1番地 石 川島播磨重工業株式会社機械・プラント開 発センター内 (72)発明者 浅井 稔 東京都江東区豊洲三丁目1番15号 石川島 播磨重工業株式会社東京エンジニアリング センター基盤技術研究所内 Fターム(参考) 3K070 DA09 DA37 DA73 3L044 AA04 BA06 CA02 DB01 DD03 FA09 HA01 JA01 KA04 KA05

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 塔状容器内に流入された排ガスに冷却水
    を噴射することにより冷却できるようにしてあるガス減
    温塔において、上記塔状容器頂部の排ガス入口の上側
    に、一側より導入される排ガスをガイドベーンで周方向
    に分散させるようにし且つ底面中央部にガスの出口を設
    けた分散室と、該分散室のガスの出口と上記塔状容器の
    排ガス入口との間に設けた垂直方向に延びる多数の細い
    ガス流路を形成させる絞り部とからなるガス導入部を有
    することを特徴とするガス減温塔。
  2. 【請求項2】 絞り部を、ダクト部材の内側に、垂直方
    向に沿う平板を格子状に組んでなる格子整流板を取り付
    けて、該格子整流板により形成される孔を、垂直方向に
    延びる多数の細いガス流路としてなる構成とした請求項
    1記載のガス減温塔。
  3. 【請求項3】 絞り部を、ダクト部材の内側に、ハニカ
    ム構造の整流板を取り付けて、該ハニカム構造整流板に
    より形成される孔を、垂直方向に延びる多数の細いガス
    流路としてなる構成とした請求項1記載のガス減温塔。
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