JP2002219051A - だし取り装置 - Google Patents

だし取り装置

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JP2002219051A
JP2002219051A JP2000357708A JP2000357708A JP2002219051A JP 2002219051 A JP2002219051 A JP 2002219051A JP 2000357708 A JP2000357708 A JP 2000357708A JP 2000357708 A JP2000357708 A JP 2000357708A JP 2002219051 A JP2002219051 A JP 2002219051A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 だし取り装置において、温度管理や時間管理
等から昆布の取出しおよび鰹節の投入の最適な時期がわ
かるようにする。 【解決手段】 温度検知手段71による検知温度が第1
設定温度T1に達すると昆布の取出しを報知する第1報
知手段51と、温度検知手段71による検知温度が第1
設定温度T1よりも高く100℃よりも低い第2設定温
度T2に達すると鰹節の投入を報知する第2報知手段5
2と、第2設定温度T2の検知後、釜内温度を第2設定
温度T2に維持する温調手段53と、温調手段53によ
る第2設定温度T2の維持を所定時間t2行った後、バ
ーナ3の加熱を停止させる加熱停止手段56とを備え
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、うどんやそば等の
だし汁として用いられる白だしを作るだし取り装置の技
術分野に属し、昆布や鰹節のうまみ成分を抽出した白だ
しを作る際の温度管理や時間管理等から昆布引き上げ時
期、鰹節の投入時期を最適にしただし取り装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、うどん、そば等の飲食店でのだし
取り作業は、一度に多人数分のだしが作れる大きな釜内
に水と昆布を投入して加熱し、頃合を見て昆布を取出し
た後、鰹節を投入する。そして、一定時間、鰹節を入れ
た状態で釜内を加熱した後、鰹節を取出すと、淡い琥珀
色の白だしが出来上がる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記だし取り作業で
は、濁りの無い良質な白だしを作るため、熟練の料理人
が付き切りで、釜内のだしの具合を確認し、昆布の取出
し時期や鰹節の投入時期、更にはだしの温度等を決定し
て行く。従って、前記白だし取りには、大変な手間が掛
かるうえ、料理人の熟練の勘に依存するところが大き
い。そして、昆布の取出しや鰹節の投入タイミングがず
れると、鰹節等から濁り成分が抽出されてしまい、濁り
の無い良質な白だしとならない。
【0004】本発明は、『釜を加熱する加熱手段と、釜
内の温度を検知する温度検知手段とを備え、水と昆布が
入れられた釜を加熱し始め、続いて昆布が取出された後
に鰹節が投入されて所定時間加熱して白だしを作るだし
取り装置』において、温度管理や時間管理等から昆布の
取出しおよび鰹節の投入の最適な時期が誰でもわかるよ
うにすることを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に講じた技術的手段は、次のようである。 (1)『前記温度検知手段による検知温度が第1設定温
度に達すると昆布の取出しを報知する第1報知手段と、
前記温度検知手段による検知温度が前記第1設定温度よ
りも高く100℃よりも低い第2設定温度に達すると鰹
節の投入を報知する第2報知手段と、前記第2設定温度
の検知後、釜内温度を前記第2設定温度に維持する温調
手段と、前記温調手段による第2設定温度の維持を所定
時間行った後、前記加熱手段の加熱を停止させる加熱停
止手段とを備えたことを特徴とする。』前記技術的手段
は、次のように作用する。
【0006】前記第1報知手段により、昆布の取出し時
期がわかる。前記第2報知手段により、鰹節の投入時期
がわかる。前記温調手段により、だしの沸騰温度の手前
で温度維持されるから、沸騰によって鰹節から濁り成分
を出させずに、うまみ成分を抽出させる。前記加熱停止
手段により、煮過ぎを防止できるから、煮過ぎによって
だし中に鰹節から濁り成分を出させることもない。
【0007】(2)前記技術的手段において、『前記第
1設定温度の検知後、釜内温度を一定時間、前記第1設
定温度に維持する第2温調手段を備え、前記第1報知手
段は、前記一定時間の経過後に報知を行うようにしたこ
とを特徴とする』ものでは、釜内温度が前記第1設定温
度に前記一定時間維持される間に昆布のうまみ成分が十
分にだし中に抽出される。
【0008】(3)前記技術的手段において、『前記温
調手段は、前記第2設定温度の検知後、最初の一定時
間、前記加熱手段を最大加熱させるようにしたことを特
徴とする』ものでは、鰹節を入れた当初の一定時間の温
度低下を防止できるから、鰹節から出るあくをこの段階
で一気に出すことができる。よって、以後に鰹節から出
るあくを抑え、濁りのない白だしを作ることができる。
【0009】(4)前記技術的手段において、『前記釜
よりも浅いあみカゴを、前記釜内に出し入れ可能に取付
けたことを特徴とする』ものでは、釜底とあみカゴとの
間にすき間が形成されるので、あみカゴの底に沈んでき
た鰹節はだしの対流によって浮上させられる。これによ
り、鰹節が底に沈んでだし中に濁り成分を出すことがな
く、だしと共に対流されてそのうまみ成分をだし中に抽
出することとなる。
【0010】(5)前記技術的手段において、『前記加
熱手段の加熱開始を指示してからしばらくの間、加熱開
始を待機させる加熱待機手段を備えたことを特徴とす
る』ものでは、前記しばらくの間、昆布が釜内で水中に
浸された状態になるので、その間に水分が昆布中に浸透
して昆布のうまみ成分が釜内の水中に抽出されやすくな
る。
【0011】(6)前記技術的手段において、『前記第
1設定温度は、65℃〜75℃の範囲内の温度とし、前
記第2設定温度は、90℃〜98℃の範囲内の温度とす
ることを特徴とする』ものでは、昆布と鰹節のうまみ成
分が良好に抽出された良質の白だしが得られる。すなわ
ち、第1設定温度が65℃未満では昆布のうまみ成分を
抽出するには低く、逆に75℃を超えると昆布から濁り
成分までも抽出され、だしが濁ってしまう。また、第2
設定温度が90℃未満では鰹節のうまみ成分を抽出する
には低く、逆に98℃を超えて水の沸騰温度の100℃
近くになると鰹節から濁り成分までも抽出され、だしが
濁ってしまう。
【0012】
【発明の効果】以上のように、本発明によると、昆布の
取出しおよび鰹節の投入の最適な時期がわかるから、熟
練した料理人と変わらないくらい、濁りがなく、昆布や
鰹節のうまみが抽出された白だしを作れる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて添付図面を参照しながら説明する。図1、図2は、
本発明の実施の形態によるだし取り装置を示す図であ
る。図1、図2に示すように、だし取り装置は、水と昆
布が入れられただし抽出釜を加熱し始め、続いて昆布が
取出された後に鰹節が投入されて所定時間加熱して白だ
しを作る装置であって、装置本体1と、だし抽出釜2
と、バーナ3(加熱手段)と、コントロールユニット4
と、だし受け鍋5と、温度センサ7とを備える。
【0014】前記だし抽出釜2は、装置本体1の上部に
取外し可能に載置され、前記だし受け鍋5は、装置本体
1の下部に取出し可能に配置される。前記だし抽出釜2
内には、あみカゴ6が取外し可能に配置される。このあ
みカゴ6は、だし抽出釜2の釜底よりも浅くなってい
る。これにより、釜底とあみカゴ6との間にすき間61
が形成されるので、あみカゴ6の底に沈んできた鰹節
は、だし14の対流13によって浮上させられる。従っ
て、鰹節が底に沈んでだし14中に濁り成分を出すこと
がなく、だし14と共に対流されてそのうまみ成分をだ
し14中に抽出することとなる。なお、前記あみカゴ6
のメッシュ(網目の大きさ)は、鰹節があみカゴ6外へ
出ない程度であれば任意に選択できるが、目安として、
3〜8メッシュ程度であれば良い。
【0015】前記バーナ3は、図1に示すように、だし
抽出釜2の底部に配置されるが、その中央からずれて端
側に配置される。この例の場合は、装置本体1の奥側に
配置される。これにより、だし抽出釜2内のだし14の
対流13は、バーナ3の配置された奥側で上昇し、正面
側で下降するようになる。すると、鰹節等から出るあく
12が正面側のだし14上層に集まる。このように、バ
ーナ3をだし抽出釜2の中央からずらして端側に配置す
ることにより、だし14の対流13を一方の端側から他
方の端側へ起こすので、あく12の集まる所を一定箇所
にすることができ、あく12を取り除き易くできる。従
って、鰹節等のだし材から出るあく12のほとんどを確
実に取り除けるから、だし14の透明さが増し、上質の
白だし14が得られる。
【0016】また、前記だし抽出釜2の底部には、だし
排出管9が取外し可能に接続され、その排出口をだし受
け鍋5に臨ませている。このだし排出管9の途中には、
ボール弁等のだし排出バルブ10が取付けられており、
このだし排出バルブ10は、装置本体1の正面に取付け
たレバー8に接続されている。前記レバー8を操作する
と、だし排出バルブ10が開閉動される。そして、レバ
ー8を操作してだし排出バルブ10を開けると、だし抽
出釜2内のだし14がだし排出管9を通って一気にだし
受け鍋5に排出される。従って、だし抽出釜2内のだし
14を他の鍋に移し替える際、だし抽出釜2の上部から
勺などでくみ出す場合と比べ、だし14が空気に接触す
る時間を大幅に短くできるから、だし14の酸化を防
ぎ、日持ちを長くできる。
【0017】また、前記だし受け鍋5の上部には、ネル
等のろ過材15が配置されており、このろ過材15によ
ってだし14中に残った小さな鰹節等が除去される。こ
れにより、だし受け鍋5には、だし14から鰹節等のカ
スが除去された淡い琥珀色の透明な白だしのみが貯留さ
れる。そして、装置本体1正面側の下部は、扉11が取
付けられており、この扉11を開けて装置本体1内から
だし受け鍋5を取出すことができる。
【0018】前記温度センサ7は、装置本体1の上部に
取付け金具等で上下に移動可能に取付けられおり、だし
抽出釜2内のだし14に浸けられてだし14そのものの
温度を測定するものである。この温度センサ7をだし1
4に浸けた状態は、所定角度傾斜させている。すなわ
ち、温度センサ7を真下に垂直にだし14中に浸ける
と、対流等する鰹節が温度センサ7に絡みつき易くなっ
て正確な温度測定ができなくなるおそれがある。しか
し、前記のように温度センサ7を傾斜させてだし抽出釜
2に入れることにより(より好ましくはその先端を対流
中心に向ける)、対流する鰹節の絡み付きを抑えること
ができる。
【0019】図3は、加熱手段としての前記バーナ3の
構成図を示す。このバーナ3は、図3に示すように、内
バーナ31と、外バーナ32とを有し、内外の各バーナ
31,32には、バルブVを設けたガス主配管から分岐
されたガス分岐配管がそれぞれ接続されている。内バー
ナ31に接続されるガス分岐配管には、バルブV1、ガ
バナG1が直列接続されており、同様に外バーナ32に
接続されるガス分岐配管には、バルブV2、ガバナG2
が直列接続されている。これら、バルブV,V1,V2
の開閉動によってバーナ3の火力調節がなされる。すな
わち、最大加熱の強火の場合は、バルブV,V1,V2
を全開とし、内バーナ31、外バーナ32ともに燃焼さ
せる。最小加熱の弱火の場合は、バルブV2だけを閉
じ、内バーナ31だけ燃焼させる。また、中火の場合
は、バルブV1だけを閉じ、外バーナ32だけ燃焼させ
る。なお、前記ガバナG1,G2は、ガス分岐配管のガ
ス圧を一定に保つものである。
【0020】図4は、前記コントロールユニット4の外
観図であり、図5は、その内部構成を示すブロック図で
ある。このコントロールユニット4は、だし取り装置の
動作制御を行うものであり、外観は、図4に示すよう
に、下部には、第1温度設定手段41、第2温度設定手
段42、第1タイマ43、第2タイマ44が配置され、
また、上部には、電源スイッチ45、運転スイッチ4
6、停止スイッチ47、燃焼灯48、完了灯49が配置
されている。
【0021】前記第1温度設定手段41は、カウンター
スイッチ等による温度設定部411と、だし抽出釜2内
の温度表示部412とを有し、また、前記第2温度設定
手段42にも同様の温度設定部421と、だし抽出釜2
内の温度表示部422とを有する。前記温度表示部41
2,422での表示温度は、前記温度センサ7で測定さ
れただし抽出釜2内の現在のだし14の温度である。
【0022】なお、前記電源スイッチ45は、このだし
取り装置自体の主電源スイッチであり、前記運転スイッ
チ46は、このだし取り装置の動作開始を指令するため
のスイッチであり、前記停止スイッチ47は、このだし
取り装置の動作停止を指令するためのスイッチであり、
前記燃焼灯48は、前記バーナ3の燃焼中に点灯しバー
ナ3が燃焼していることを使用者が確認できるものであ
り、前記完了灯49は、このだし取り装置の動作が完了
すると点灯しだし取りが完了したことを使用者が確認で
きるものである。
【0023】一方、前記コントロールユニット4の内部
構成は、図5に示すように、前記第1温度設定手段4
1、前記第2温度設定手段42、前記第1タイマ43、
前記第2タイマ44に加え、温度検知手段71、第1報
知手段51、第2報知手段52、温調手段53、第2温
調手段54、加熱停止手段55、加熱待機手段56を備
える。
【0024】前記第1温度設定手段41は、昆布の取出
し時期温度として第1設定温度(T1)が設定されると
ころである。この第1設定温度(T1)として、例え
ば、65℃〜75℃の範囲で決定されるが、約70℃と
するのが好ましい。すなわち、65℃未満では昆布のう
まみ成分を抽出するには低く、逆に75℃を超えると昆
布から濁り成分までも抽出され、だし14が濁ってしま
うからである。
【0025】前記第2温度設定手段42は、鰹節の投入
時期温度として第2設定温度(T2)が設定されるとこ
ろである。この第2設定温度(T2)として、前記第1
設定温度(T1)よりも高く100℃よりも低い温度で
あり、例えば、90℃〜98℃の範囲で決定されるが、
98℃とするのが好ましい。すなわち、90℃未満では
鰹節のうまみ成分を抽出するには低く、98℃を超え水
の沸騰温度の100℃近くなると鰹節から濁り成分まで
も多量に抽出され、だし14が濁ってしまうからであ
る。
【0026】前記第1タイマ43は、前記第1設定温度
(T1)を検知してからの一定時間(t1)を計時する
ところである。この第1タイマ43による一定時間(t
1)の計時は、前記第2温調手段54での温調時間とな
る。前記第2タイマ44は、前記第2設定温度(T2)
の検知をしてからの所定時間(t2)を計時する部分で
ある。この第2タイマ44による所定時間(t2)の計
時は、前記温調手段53での温調時間となる。前記温度
検知手段71は、だし抽出釜2内のだし温度を検知する
ところである。この温度検知手段71は、前記温度セン
サ7で測定された測定値を摂氏温度等に変換する。
【0027】前記第1報知手段51は、前記第1タイマ
43での時間計時が終わると昆布の取出しを報知すると
ころである。前記第2報知手段52は、前記温度検知手
段71による検知温度が前記第2設定温度に達すると鰹
節の投入を報知するところである。前記第1報知手段5
1、前記第2報知手段52としては、人の声よる音声、
ブザー、ランプ点灯、文字表示など種々の報知方法を単
独または組合せて採用可能であり、例えば、前記音声に
よる場合、前記第1報知手段51は「昆布を取出してく
ださい」等と、前記第2報知手段52は「鰹節を入れて
ください」等と報知しても良く、また、ブザーによる場
合は、前記第1報知手段51と前記第2報知手段52と
で音色やリズム等を変えて両者を異ならせば良い。
【0028】前記温調手段53は、前記第2設定温度
(T2)の検知後、だし抽出釜2内温度を前記第2設定
温度(T2)に維持させるところである。すなわち、こ
の温調手段53は、前記温度検知手段71での釜内温度
を監視しながら前記バーナ3の火力を間欠的に弱めたり
強めたり等し、温度維持を図る。但し、前記第2設定温
度(T2)を検知した後の最初の一定時間(tm)は、
前記バーナ3を内バーナ31、外バーナ32共に燃焼し
最大加熱にさせる。その後の温調は、前記バーナ3を内
バーナ31だけ燃焼させ、この内バーナ31の火力を大
小変化させるようにしても良い。この温調手段53によ
る温調時間は、前記第2報知手段52での報知後である
ので、鰹節が投入されてからの時間であり、前記第2タ
イマ44での計時時間(t2)でもある。すなわち、こ
の温調手段53による温調時間は、鰹節からそのうまみ
成分を抽出する時間であり、鰹節の削り具合(薄削り、
厚削り等)や、だしの量などによって変更可能である
が、目安として、水40リットルに鰹節2kgを投入し
水温を90℃〜98℃に保った場合、約20分〜約40
分程度である。時間幅があるのは、鰹節として厚削り程
長くする必要があるからである。なお、鰹節の投入量と
しては、水1リットル当たり約50gが目安である。
【0029】また、この温調手段53によって前記第2
設定温度(T2)の検知後の最初の一定時間(tm)は
前記バーナ3を最大加熱させるので、鰹節を入れた当初
の一定時間の温度低下を防止でき、これにより、鰹節か
ら出るあく12をこの段階で一気に出すことができる。
すると、以後に鰹節から出るあく12を抑え、濁りのな
い白だしを作ることができる。なお、この最大加熱時間
(tm)として、例えば、約5分程度である。
【0030】前記第2温調手段54は、前記第1設定温
度(T1)の検知後、だし抽出釜2内温度を一定時間
(t1)、前記第1設定温度(T1)に維持させるとこ
ろである。すなわち、この第2温調手段54は、前記温
度検知手段71での温度を監視しながら前記バーナ3の
火力を間欠的に弱めたり強めたり等し、温度維持を図
る。この温調は、前記バーナ3を内バーナ31だけ燃焼
させ、この内バーナ31の火力を大小変化させるように
しても良い。この第2温調手段54による温調時間は、
前記第1設定温度(T1)の検知後であるので、昆布が
第1設定温度(T1)で煮沸される時間であり、前記第
1タイマ43での計時時間(t1)でもある。すなわ
ち、この第2温調手段54による温調時間は、昆布から
そのうまみ成分を十分に抽出する時間であり、昆布の厚
み・量や、だしの量などによって変更可能であるが、目
安として、水40リットルに昆布150gを投入した場
合、約5分〜約10分程度である。なお、昆布の投入量
として、水1リットル当たり約4g程度が目安である。
【0031】前記加熱停止手段55は、前記温調手段5
3による第2設定温度の維持を所定時間行った後、前記
バーナ3を消火させるところである。これにより、鰹節
の煮過ぎを防止でき、鰹節から濁り成分が出るのを防止
する。前記加熱待機手段56は、前記運転スイッチ45
を入れてから(バーナ3の加熱開始を指示)しばらくの
間(t0)、バーナ3の加熱開始を待機させるところで
あり、タイマー等で構成される。これにより、前記しば
らくの間(t0)、昆布がだし抽出釜2内で水中に浸さ
れた状態になるので、その間に水分が昆布中に浸透して
昆布のうまみ成分がだし抽出釜2内の水中に抽出されや
すくなる。
【0032】次に、前記だし取り装置の動作を説明す
る。図6は、だし取り装置によるだし製造フロー図であ
り、図7は、だし抽出釜2内の温度変化(図7(a))
およびバーナ3の加熱量変化(図7(b))を示すグラ
フである。図6を参照して、まず、だし抽出釜2内に4
0リットルの水を入れ、コントロールユニット4上の電
源スイッチ45、運転スイッチ46をONし、前記だし
抽出釜2内に150gの昆布を投入する(ステップS1
0〜S12)。すると、前記コントロールユニット4で
の加熱待機手段56のシーケンスが働き、10分間その
ままの状態で待機させる(ステップS13)。前記10
分間は、図7中の待機時間t0に相当する。
【0033】そして、運転スイッチ46をONしてから
待機時間t0の10分が経過すると、前記バーナ3が燃
焼される(ステップS14)。このとき、バルブV1,
V2を全開とし内バーナ31および外バーナ32共に燃
焼され、バーナ3が最大加熱となる(図7(b)を参
照。)。また、この待機時間t0の経過によってバーナ
3の燃焼を使用者に知らしめるため、ブザー等の報知を
行っても良い。この場合の報知は、前記第1報知手段5
1か、前記第2報知手段52によって行っても良いし、
これら以外に別に設けた報知手段によって行っても良
い。なお、前記待機時間t0の経過時点は、図7(a)
中のB0に相当する。
【0034】前記バーナ3の燃焼によって前記だし抽出
釜2内の温度は、ぐんぐん上昇する(図7(a)を参
照。)。その間、温度センサ7がだし抽出釜2内の水温
を測定し、この測定値が前記温度検知手段71で第1設
定温度(T1=70℃)に達したか否か監視される(ス
テップS15)。そして、温度検知手段71でだし抽出
釜2内の温度が第1設定温度(T1=70℃)に達した
とされると、前記第2温調手段54のシーケンスが働
き、だし抽出釜2内の温度を一定時間(温調時間t1=
5分)、前記第1設定温度(T1=70℃)に維持する
(ステップS16)。この温調は、前記バーナ3を内バ
ーナ31のみの燃焼とし、前記温度検知手段71での温
度監視の下、内バーナ31の火力を間欠的に大小させる
ことによる(図7(b)を参照。)。
【0035】そして、前記温調時間t1が経過すると、
前記第1報知手段51によって昆布の取出し時期を報知
するブザーが鳴らされる(ステップS17、図7(a)
中のB1時点)。すると、使用者は、前記報知を受けて
だし抽出釜2から昆布を引き上げる(ステップS1
8)。また、前記温調時間t1の経過によって前記第2
温調手段54は、バーナ3の外バーナ32の燃焼を再開
させ、内バーナ31と外バーナ32との燃焼による最大
加熱とする(図7(b)を参照。)。これによって、前
記だし抽出釜2内の温度は、ぐんぐん上昇する(図7
(a)を参照。)。
【0036】そして、その間、温度センサ7がだし抽出
釜2内の水温を測定し、この測定値が前記温度検知手段
71で第2設定温度(T2=98℃)に達したか否か監
視される(ステップS19)。温度検知手段71でだし
抽出釜2内の温度が第2設定温度(T2=98℃)に達
したとされると、前記第2報知手段52によって鰹節の
投入時期を報知するブザーが鳴らされる(ステップS2
0、図7(a)中のB2時点)。すると、使用者は、前
記報知を受けてだし抽出釜2内に鰹節を投入する(ステ
ップS21)。
【0037】一方、前記第2設定温度(T2)の到達を
受けて、前記温調手段53がだし抽出釜2内温度を前記
第2設定温度(T2)に維持させると共に、前記第2タ
イマ44がこの温調手段53での温調時間t2の計時を
開始する。前記温調手段53においては、前記第2設定
温度(T2)の検知後の最初の一定時間tmは、前記バ
ーナ3をそのまま内バーナ31と外バーナ32の燃焼に
よる最大加熱を行い、そして、前記時間tm経過後は、
前記バーナ3を内バーナ31のみの燃焼とし、前記温度
検知手段71での温度監視の下、内バーナ31の火力を
間欠的に大小させてだし抽出釜2内の温度を前記第2設
定温度(T2)に維持する(図7(a)(b)を参
照。)。だし抽出釜2内に鰹節を投入した当初は、だし
14の温度が低下するが、この場合、前記温調手段53
によってバーナ3を最大加熱とするので、だし14の温
度低下を防止でき、これにより、鰹節から出るあく12
をこの段階で一気に出すことができる。すると、以後に
鰹節から出るあく12を抑え、濁りのない白だしを作る
ことができる。なお、この最大加熱時間tmは、5分で
ある。なお、使用者は、この間、だし14の上層に浮い
ている鰹節のあく12を適宜に取り除く。
【0038】そして、鰹節が投入されてから温調時間t
2が経過したか否かを前記第2タイマ44によって監視
する(ステップS23)。前記温調時間t2が経過する
と、鰹節からのうまみ成分の抽出が終わったことを使用
者に知らしめるため、ブザー等の報知を行う(ステップ
S24、図7(a)中のB3時点)。この場合の報知
は、前記第1報知手段51か、前記第2報知手段52に
よって行っても良いし、これら以外に別に設けた報知手
段によって行っても良い。同時に、前記加熱停止手段5
5によって前記バーナ3を消火する(ステップS2
5)。この加熱停止手段55によりバーナ3が自動消火
されることにより、鰹節の煮過ぎが防止され、鰹節から
の濁り成分が抽出されることもない。
【0039】そして、前記だし取り完了の報知ブザーを
受けて、使用者は、だし抽出釜2内からあみカゴ6を引
き上げることにより鰹節を取出し、前記装置本体1正面
に設置のレバー8を倒してだし排出バルブ10を開く
(ステップS26、S27)。なお、この場合は、あみ
カゴ6を引き上げて鰹節を取り除くが、あみカゴ6をそ
のままだし抽出釜2内に残した状態でだし排出バルブ1
0を開くようにしても良い。すると、だし抽出釜2内の
だし14がだし排出管9を通って一気に下方のだし受け
鍋5に排出される(ステップS28)。このとき、前記
だし受け鍋5の上部には、ネル等のろ過材15が配置さ
れており、このろ過材15によってだし14中に残った
小さな鰹節等(あみカゴ6のメッシュよりも小さいも
の)が除去される。これにより、だし受け鍋5には、だ
し14から鰹節等のカスが除去された淡い琥珀色の透明
な白だしのみが貯留される。
【0040】その後、装置本体1正面側の下部は、扉1
1が取付けられており、この扉11を開けて装置本体1
内からだし受け鍋5を取出す。以上の作業で、良質の白
だしができあがる。以上のように、前記実施の形態によ
るだし取り装置によると、昆布の取出しおよび鰹節の投
入の最適な時期がわかるから、熟練した料理人と変わら
ないくらい、濁りがなく、昆布や鰹節のうまみが抽出さ
れた白だしを作れる。
【0041】なお、本発明のだし取り装置は、前記実施
の形態に限らず、前記第2温調手段54や第1タイマ4
3を設けないものでも良い。但し、この場合、前記第1
報知手段51による昆布取出し時期の報知は、前記温度
検知手段71による検知温度が第1設定温度(T1=7
0℃)に達したときに行うようにする。その他の構成
は、前記実施の形態と同様とする。すると、この場合の
だし抽出釜2内の温度変化およびバーナ3の加熱量変化
は、図8に示したグラフのように変化する。つまり、図
8に示すように、図7の場合と比べ、第1設定温度(T
1=70℃)の到達時の温調が行われないから、だし抽
出釜2内の温度はそのまま上昇し、また、第1設定温度
(T1=70℃)の到達により第1報知手段51が報知
を行う。すると、使用者は、この報知を受けてだし抽出
釜2から昆布を取出す。これ以後の動作は、図6のステ
ップS19移行と同様である。
【0042】図8に示す、他の実施の形態によれば、温
調時間t1を有する前記実施の形態の場合と比べ、だし
14中には昆布のうまみ成分抽出が少なくなる。従っ
て、鰹風味の良く効いた白だしができあがることとな
る。なお、前記各実施の形態では、加熱手段としてガス
によるバーナ3を用いるが、電気ヒータによるものであ
っても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態によるだし取り装置を示し
た断面図である。
【図2】前記だし取り装置を示した正面図である。
【図3】前記だし取り装置に用いられるバーナを示した
構成図である。
【図4】前記だし取り装置に用いられるコントロールユ
ニットを示した外観構成図である。
【図5】前記だし取り装置に用いられるコントロールユ
ニットの内部構成を示した構成図である。
【図6】前記だし取り装置によるだしの製造フロー図で
ある。
【図7】前記だし取り装置におけるだし抽出釜内の温度
変化(図7(a))およびバーナの加熱量変化(図7
(b))を示すグラフである。
【図8】他の実施の形態による前記だし取り装置におけ
るだし抽出釜内の温度変化(図7(a))およびバーナ
の加熱量変化(図7(b))を示すグラフである。
【符号の説明】
1 装置本体 2 だし抽出釜 3 バーナ(加熱手段) 4 コントロールユニット 5 だし受け鍋 6 あみカゴ 7 温度センサ 8 レバー 9 だし排出管 10 だし排出バルブ 11 扉 12 あく 13 対流 14 だし 31 内バーナ 32 外バーナ 41 第1温度設定手段 42 第2温度設定手段 43 第1タイマ 44 第2タイマ 51 第1報知手段 52 第2報知手段 53 温調手段 54 第2温調手段 55 加熱停止手段 56 加熱待機手段 61 すき間 71 温度検知手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A47J 27/14 A47J 27/14 E Fターム(参考) 4B047 LB03 LB09 LE01 LF08 LG42 LG55 LP01 LP05 4B054 AA16 AB01 AB15 AB20 AC12 BA08 BA12 BB01 BB11 CA06 CC03 CC04 CC14 CE02 CE06 CE07 CE15 CG09 CH02 CH04 CH12 CH14 CH19 4B055 AA26 BA66 CA13 CA64 CA71 CB02 CB04 CC28 CC55 CC56 CD02 CD12 CD22 CD35 CD42 CD43 CD46 CD47 CD52 DA02 DA09 DB01 DB08 GA05 GB09 GB11 GB12 GB44 GB45 GC03 GC24 GC35 GD02 GD05 GD06

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 釜を加熱する加熱手段と、釜内の温度を
    検知する温度検知手段とを備え、水と昆布が入れられた
    釜を加熱し始め、続いて昆布が取出された後に鰹節が投
    入されて所定時間加熱して白だしを作るだし取り装置に
    おいて、 前記温度検知手段による検知温度が第1設定温度に達す
    ると昆布の取出しを報知する第1報知手段と、 前記温度検知手段による検知温度が前記第1設定温度よ
    りも高く100℃よりも低い第2設定温度に達すると鰹
    節の投入を報知する第2報知手段と、 前記第2設定温度の検知後、釜内温度を前記第2設定温
    度に維持する温調手段と、 前記温調手段による第2設定温度の維持を所定時間行っ
    た後、前記加熱手段の加熱を停止させる加熱停止手段と
    を備えたことを特徴とするだし取り装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のだし取り装置におい
    て、 前記第1設定温度の検知後、釜内温度を一定時間、前記
    第1設定温度に維持する第2温調手段を備え、 前記第1報知手段は、前記一定時間の経過後に報知を行
    うようにしたことを特徴とするだし取り装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載のだし取り装置
    において、 前記温調手段は、前記第2設定温度の検知後、最初の一
    定時間、前記加熱手段を最大加熱させるようにしたこと
    を特徴とするだし取り装置。
  4. 【請求項4】 請求項1から3のいずれかに記載のだし
    取り装置において、 前記釜よりも浅いあみカゴを、前記釜内に出し入れ可能
    に取付けたことを特徴とするだし取り装置。
  5. 【請求項5】 請求項1から4のいずれかに記載のだし
    取り装置において、 前記加熱手段の加熱開始を指示してからしばらくの間、
    加熱開始を待機させる加熱待機手段を備えたことを特徴
    とするだし取り装置。
  6. 【請求項6】 請求項1から5のいずれかに記載のだし
    取り装置において、 前記第1設定温度は、65℃〜75℃の範囲内の温度と
    し、 前記第2設定温度は、90℃〜98℃の範囲内の温度と
    することを特徴とするだし取り装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004349098A (ja) * 2003-05-22 2004-12-09 Matsushita Electric Ind Co Ltd 誘導加熱調理機器
WO2005115205A1 (ja) * 2004-05-26 2005-12-08 Tomoda Selling & Sailing Co., Ltd. 間接加熱ボイル装置、間接加熱冷却装置および濃縮装置
JP2011056142A (ja) * 2009-09-11 2011-03-24 Imonoya Corp スープ抽出用圧力鍋、およびそれを用いた圧力鍋装置、ならびにそれら利用のスープ抽出方法
JP2013092360A (ja) * 2012-12-19 2013-05-16 Mitsubishi Electric Corp 加熱調理器

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