JP2002218770A - 変位反転型アクチュエータ装置 - Google Patents
変位反転型アクチュエータ装置Info
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- JP2002218770A JP2002218770A JP2001010759A JP2001010759A JP2002218770A JP 2002218770 A JP2002218770 A JP 2002218770A JP 2001010759 A JP2001010759 A JP 2001010759A JP 2001010759 A JP2001010759 A JP 2001010759A JP 2002218770 A JP2002218770 A JP 2002218770A
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- Japan
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- actuator
- actuator device
- displacement
- mounting portion
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 アクチュエータ素子の変位方向に対し反対方
向に変位を取り出す機構を有するアクチュエータ装置の
最大外径を小さく、且つ取付及び高さ調整を容易にし、
更にアクチュエータ装置に加えることのできる圧力が大
きいアクチュエータ装置を提供する事。 【解決手段】 取付部４の外周に取り付け用雄ねじを施
し、更に取付部４と変位取り出し部７の間に皿バネを設
ける。
向に変位を取り出す機構を有するアクチュエータ装置の
最大外径を小さく、且つ取付及び高さ調整を容易にし、
更にアクチュエータ装置に加えることのできる圧力が大
きいアクチュエータ装置を提供する事。 【解決手段】 取付部４の外周に取り付け用雄ねじを施
し、更に取付部４と変位取り出し部７の間に皿バネを設
ける。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はアクチュエータ装置
の構造に関するものである。
の構造に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、一端を固定したアクチュエータ素
子の固定点に対して伸びの方向とは反対の方向に変位を
取り出す機構を有するアクチュエータ装置の技術は特開
平１１−４６４８３で公開されている。そこで駆動部に
積層型圧電アクチュエータを用いたアクチュエータ装置
を例に、図２（ａ）正面断面図及び図２（ｂ）底面図を
参照して説明する。積層型圧電アクチュエータ素子２１
の両端にホルダー２３及び取付部２４を配置し、更にホ
ルダー２３と取付部２４を円筒状のバネ材２２で積層型
圧電アクチュエータ素子２１に荷重が加わるように接続
する。さらにホルダー２３に伝達材２６を固定し取付部
２４の切り欠き部２８を貫通させ変位取り出し部２７を
接続する。
子の固定点に対して伸びの方向とは反対の方向に変位を
取り出す機構を有するアクチュエータ装置の技術は特開
平１１−４６４８３で公開されている。そこで駆動部に
積層型圧電アクチュエータを用いたアクチュエータ装置
を例に、図２（ａ）正面断面図及び図２（ｂ）底面図を
参照して説明する。積層型圧電アクチュエータ素子２１
の両端にホルダー２３及び取付部２４を配置し、更にホ
ルダー２３と取付部２４を円筒状のバネ材２２で積層型
圧電アクチュエータ素子２１に荷重が加わるように接続
する。さらにホルダー２３に伝達材２６を固定し取付部
２４の切り欠き部２８を貫通させ変位取り出し部２７を
接続する。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上述した既存のアクチ
ュエータ装置の場合、取付部２４がフランジ状でその外
周部付近に固定用ネジ穴２９を設けているためアクチュ
エータ装置の最大外径が大きくなるという欠点や、取付
の高さを調整するためには高さ調整用のスペーサ等が必
要で、調整に時間がかかるという欠点がある。また変位
取り出し部に外部から加えることのできる力は、円筒状
のバネ材２４のバネ定数でほぼ決まり、バネの構造上バ
ネ定数を大きくできないため、加えることのできる力を
大きくできないという欠点がある。本発明はこのような
問題点を解決すべくなされたもので、その技術的課題
は、電圧印加時電圧上昇に伴い変位量が減少する機構を
有するアクチュエータ装置において最大外径が小さく、
取付が容易で、且つアクチュエータに加えることのでき
る加圧力が大きいアクチュエータ装置を提供する事にあ
る。
ュエータ装置の場合、取付部２４がフランジ状でその外
周部付近に固定用ネジ穴２９を設けているためアクチュ
エータ装置の最大外径が大きくなるという欠点や、取付
の高さを調整するためには高さ調整用のスペーサ等が必
要で、調整に時間がかかるという欠点がある。また変位
取り出し部に外部から加えることのできる力は、円筒状
のバネ材２４のバネ定数でほぼ決まり、バネの構造上バ
ネ定数を大きくできないため、加えることのできる力を
大きくできないという欠点がある。本発明はこのような
問題点を解決すべくなされたもので、その技術的課題
は、電圧印加時電圧上昇に伴い変位量が減少する機構を
有するアクチュエータ装置において最大外径が小さく、
取付が容易で、且つアクチュエータに加えることのでき
る加圧力が大きいアクチュエータ装置を提供する事にあ
る。
【０００４】
【発明が解決しようとする手段】本発明によればアクチ
ュエータ装置の取り付け部外周に雄ねじを設け、更に取
付部と変位取り出し部の間に圧縮バネを設けることによ
り外径が小さく、取付が容易で、アクチュエータに加え
ることのできる圧力が大きいアクチュエータ装置が得ら
れる。
ュエータ装置の取り付け部外周に雄ねじを設け、更に取
付部と変位取り出し部の間に圧縮バネを設けることによ
り外径が小さく、取付が容易で、アクチュエータに加え
ることのできる圧力が大きいアクチュエータ装置が得ら
れる。
【０００５】
【発明の実施の形態】以下に実施例を挙げ、本発明のア
クチュエータ装置について、図面を参照して詳細に説明
する。
クチュエータ装置について、図面を参照して詳細に説明
する。
【０００６】図１−（ａ）は本発明の第一実施例に係る
アクチュエータ装置の基本構成（構造）を示した側面断
面図である。また図１−（ｂ）は図１−（ａ）に示すア
クチュエータ装置の底面図である。
アクチュエータ装置の基本構成（構造）を示した側面断
面図である。また図１−（ｂ）は図１−（ａ）に示すア
クチュエータ装置の底面図である。
【０００７】このようなアクチュエータ装置を作製する
場合、先ず例えば寸法５ｍｍ×５ｍｍ×６０ｍｍの積層
型圧電アクチュエータ素子１の両端にホルダー３及び取
付部４を配置し、さらにホルダー３と取付部４を内径１
１ｍｍの円筒状のバネ材２（例えば厚さ0.15mm内径11mm
のステンレスパイプに5mm間隔に絞りを入れて300kg/mm
のバネ定数を持たせたもの）で積層型圧電アクチュエー
タ素子１に約８０ｋｇ・ｆの荷重が加わるように接続す
る。このとき取付部４の外周側面には取り付け用雄ねじ
が施している。接続の方法としては取付部４とバネ材２
をろう付けし、ホルダー３とバネ材２を抵抗溶接する場
合を例示できる。次にホルダー３に伝達材６（例えば厚
さ0.15mm内径18mmのステンレスパイプ）を固定し取付部
４の切り欠き部１０を貫通させ弾性体（例えば皿バネ
９）をはさんで変位取り出し部７を設ける。このように
作製されたアクチュエータ装置では、取付部４の外周に
施した雄ねじにより外部機器に直接固定でき高さも調整
できるため、最大外径が小さく、取付が容易なアクチュ
エータ装置が得られる。また取付部４と変位取り出し部
７の間に設けた皿バネ９のバネ力で、アクチュエータに
加えることのできる圧力が大きいアクチュエータ装置が
得られる。
場合、先ず例えば寸法５ｍｍ×５ｍｍ×６０ｍｍの積層
型圧電アクチュエータ素子１の両端にホルダー３及び取
付部４を配置し、さらにホルダー３と取付部４を内径１
１ｍｍの円筒状のバネ材２（例えば厚さ0.15mm内径11mm
のステンレスパイプに5mm間隔に絞りを入れて300kg/mm
のバネ定数を持たせたもの）で積層型圧電アクチュエー
タ素子１に約８０ｋｇ・ｆの荷重が加わるように接続す
る。このとき取付部４の外周側面には取り付け用雄ねじ
が施している。接続の方法としては取付部４とバネ材２
をろう付けし、ホルダー３とバネ材２を抵抗溶接する場
合を例示できる。次にホルダー３に伝達材６（例えば厚
さ0.15mm内径18mmのステンレスパイプ）を固定し取付部
４の切り欠き部１０を貫通させ弾性体（例えば皿バネ
９）をはさんで変位取り出し部７を設ける。このように
作製されたアクチュエータ装置では、取付部４の外周に
施した雄ねじにより外部機器に直接固定でき高さも調整
できるため、最大外径が小さく、取付が容易なアクチュ
エータ装置が得られる。また取付部４と変位取り出し部
７の間に設けた皿バネ９のバネ力で、アクチュエータに
加えることのできる圧力が大きいアクチュエータ装置が
得られる。
【０００８】図２−（ａ）は本発明の第二の実施例に係
るアクチュエータ装置の基本構成（構造）を示した図２
−（ｃ）のＡ−Ａ断面図であり、図２−（ｂ）は図２−
（ｃ）のＢ−Ｂ断面図である。また図２−（ｃ）は図２
−（ａ）に示すアクチュエータ装置の底面図である。第
二の実施例の取付部１４の雄ねじ部１８は第一の実施例
において取付部４の雄ねじ部８を切り欠いた構造となっ
ており、取付部１４の雄ねじ１８の径を第一の実施例の
雄ねじ８径よりも更に小さくできるため、最大外径が更
に小さいアクチュエータ装置が得られる。
るアクチュエータ装置の基本構成（構造）を示した図２
−（ｃ）のＡ−Ａ断面図であり、図２−（ｂ）は図２−
（ｃ）のＢ−Ｂ断面図である。また図２−（ｃ）は図２
−（ａ）に示すアクチュエータ装置の底面図である。第
二の実施例の取付部１４の雄ねじ部１８は第一の実施例
において取付部４の雄ねじ部８を切り欠いた構造となっ
ており、取付部１４の雄ねじ１８の径を第一の実施例の
雄ねじ８径よりも更に小さくできるため、最大外径が更
に小さいアクチュエータ装置が得られる。
【０００９】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、アクチュエータ素子の変位方向に対し反対方
向に変位を取り出す機構を有するアクチュエータ装置の
最大外径を小さくする事ができ、且つ取付及び高さ調整
を容易にすることが出来る。また前記アクチュエータ装
置に加えることのできる圧力が大きいアクチュエータ装
置が得られる。
によれば、アクチュエータ素子の変位方向に対し反対方
向に変位を取り出す機構を有するアクチュエータ装置の
最大外径を小さくする事ができ、且つ取付及び高さ調整
を容易にすることが出来る。また前記アクチュエータ装
置に加えることのできる圧力が大きいアクチュエータ装
置が得られる。
【図１】本発明の第一の実施例に係わるアクチュエータ
装置の構造を示した図で（ａ）は側面断面図、（ｂ）は
底面図である。
装置の構造を示した図で（ａ）は側面断面図、（ｂ）は
底面図である。
【図２】本発明の第二の実施例に係わるアクチュエータ
装置の構造を示した図で（ａ）はＡ−Ａ断面図、（ｂ）
はＢ−Ｂ断面図、（ｃ）は底面図である。
装置の構造を示した図で（ａ）はＡ−Ａ断面図、（ｂ）
はＢ−Ｂ断面図、（ｃ）は底面図である。
【図３】従来の一実施例に係わるアクチュエータ装置の
構造を示した図で（ａ）は側面断面図、（ｂ）は底面図
である。
構造を示した図で（ａ）は側面断面図、（ｂ）は底面図
である。
１，１１，２１ 積層型圧電アクチュエータ素子 ２，１２，２２ バネ材 ３，１３，２３ ホルダー ４，１４，２４ 取付部 ５，１５，２５ 電圧印加端子 ６，１６ 伝達材 ７，１７，２７ 変位取り出し部 ８，１８ 雄ねじ ９，１９ 皿バネ １０，２０，２８ 切り欠き部 ２９ 固定用ネジ穴
Claims (3)
- 【請求項１】 一端を固定したアクチュエータ素子の固
定点に対して伸びの方向とは反対の方向に変位を取り出
す機構を有するアクチュエータ装置において、外部機器
に取り付ける取付部に雄ねじ或いは雌ねじの構造を有す
ることを特徴とするアクチュエータ装置。 - 【請求項２】 請求項１のアクチュエータ装置において
取付部の雄ねじ或いは雌ねじの一部が切り欠かれている
ことを特徴とするアクチュエータ装置。 - 【請求項３】 一端を固定したアクチュエータ素子の固
定点に対して伸びの方向とは反対の方向に変位を取り出
す機構を有するアクチュエータ装置において、外部機器
に取り付ける取付部と外部に変位を取り出す変位取り出
し部の間に弾性体を設けたことを特徴とするアクチュエ
ータ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001010759A JP2002218770A (ja) | 2001-01-18 | 2001-01-18 | 変位反転型アクチュエータ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001010759A JP2002218770A (ja) | 2001-01-18 | 2001-01-18 | 変位反転型アクチュエータ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002218770A true JP2002218770A (ja) | 2002-08-02 |
Family
ID=18878016
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001010759A Pending JP2002218770A (ja) | 2001-01-18 | 2001-01-18 | 変位反転型アクチュエータ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002218770A (ja) |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH07249802A (ja) * | 1994-03-08 | 1995-09-26 | Chichibu Onoda Cement Corp | 密封式超精密微動装置 |
| WO1999017014A1 (de) * | 1997-09-29 | 1999-04-08 | Siemens Aktiengesellschaft | Vorrichtung zum übertragen einer auslenkung, einspritzventil mit einer solchen vorrichtung und verfahren zum herstellen eines übertragungselementes |
| JPH11346483A (ja) * | 1998-06-02 | 1999-12-14 | Tokin Ceramics Corp | アクチュエータ装置 |
-
2001
- 2001-01-18 JP JP2001010759A patent/JP2002218770A/ja active Pending
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH07249802A (ja) * | 1994-03-08 | 1995-09-26 | Chichibu Onoda Cement Corp | 密封式超精密微動装置 |
| WO1999017014A1 (de) * | 1997-09-29 | 1999-04-08 | Siemens Aktiengesellschaft | Vorrichtung zum übertragen einer auslenkung, einspritzventil mit einer solchen vorrichtung und verfahren zum herstellen eines übertragungselementes |
| JPH11346483A (ja) * | 1998-06-02 | 1999-12-14 | Tokin Ceramics Corp | アクチュエータ装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20061219 |
|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070507 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20100121 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100210 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20100609 |