JP2002218762A - インバータ制御装置 - Google Patents
インバータ制御装置Info
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Abstract
主回路構成を2レベルインバータの主回路構成で共通化
する。 【解決手段】 本発明のインバータ制御装置では、ハー
ドウェアで構成される2レベルインバータ用のゲートパ
ルス発生回路1,12と2レベル/3レベルゲート切替
回路8,9,13とを組み合わせることによって2レベ
ルインバータ用の主回路構成と共用できる3レベルイン
バータ用のゲートパルス発生回路を構築し、単一の回路
構成で2レベルインバータと3レベルインバータの一方
を選択して制御できるようにした。
Description
レベルインバータ/3レベルインバータのいずれか一方
を選択して制御するインバータ制御装置に関する。
バータ用主制御回路M1は、三角波キャリアS1を出力
するキャリア発生回路1、電圧基準信号S2を出力する
電圧基準演算部2、これらの三角波S1と電圧基準信号
S2とを比較するコンパレータ4と、このコンパレータ
4から出力されるパルス信号S3を入力してパルス信号
S3+を出力するデッドタイム回路(1a)6とパルス
信号S3の反転信号を入力してパルス信号S3−を出力
するデッドタイム回路(1B)6から構成されている。
そしてゲートアンプ回路G1は、インタフェース14に
よって主制御回路M1と接続され、これらのデッドタイ
ム回路6からのパルス信号S3+,S3−を入力し、2
レベルインバータゲート信号を出力する2レベルインバ
ータゲート回路10から構成されている。
ータ用主制御回路M2は、2台のキャリア発生回路1、
電圧基準演算部2、2台のキャリア発生回路1各々から
のキャリアS1と電圧基準演算部2からの電圧基準信号
S2とを比較してパルス信号S4を出力する2台のコン
パレータ4から構成されている。そして、ゲートアンプ
回路G2は、インタフェース14によって主制御回路M
2と接続され、これらコンパレータ4各々のパルス信号
S4を、その一方は反転してS4−として、他方はその
ままS4+として入力する3レベルインバータゲート回
路11から構成されている。ただし、図6は、3レベル
インバータゲート回路11にデッドタイム回路(2A)
〜(2D)を備えた例を示してある。
主制御回路M1では、1相あたり1個のキャリア発生回
路1と1個のコンパレータ4から構成されるハードウェ
ア部品が必要であり、3レベルインバータ用主制御回路
M2では1相あたり2個のキャリア発生回路2と2個の
コンパレータ4から構成されるハードウェア部品が必要
であった。
対するゲート信号のインタフェース14には、2レベル
インバータでは1相あたり2本のケーブルが必要であ
り、3レベルインバータでは1相あたり4本のケーブル
が必要であった。ただし、図6に示したように、3レベ
ルインバータのインバータゲート回路11内にデッドタ
イム回路(2A)〜(2D)を持たせるようにすれば、
ゲート信号のインタフェース14用に、3レベルインバ
ータの場合もケーブルを2本に削減することは可能であ
る。
ンバータ制御装置では、基本的には、主制御回路M1,
M2上のハードウェア部品の個数が3レベルインバータ
では2レベルインバータの約2倍必要であり、3レベル
インバータ用のインバータ制御装置の場合、2レベルイ
ンバータ用のインバータ制御装置と比べて部品点数が多
くなることに伴い信頼性が低下し、サイズが大型化し、
コストが増大する問題点があった。
てなされたもので、2レベルインバータとほぼ同一のハ
ードウェア部品で3レベルインバータのゲート信号を発
生することができるようにして、インバータタイプが異
なっていても単一の回路構成で2レベルインバータと3
レベルインバータの一方を選択して制御することがで
き、製造において2レベルインバータ用、3レベルイン
バータ用を区別することなく共通に使用できるインバー
タ制御装置を提供することを目的とする。
ータ制御装置は、インバータの電圧基準を設定する電圧
基準演算回路と、2レベルインバータと3レベルインバ
ータとのインバータタイプ選択信号と前記電圧基準演算
回路から出力される電圧基準とから、インバータタイプ
に対応したパルス発生データを作成するパルス発生デー
タ作成部と、前記パルス発生データ作成部から出力され
るパルス発生データをもとに第1のインバータゲートパ
ルスを発生するパルス発生回路と、3レベルインバータ
が選択されているときには、固定データを第2のインバ
ータゲートパルスとして出力するとともに前記電圧基準
演算回路から出力される電圧基準の極性に応じたゲート
切替信号を出力し、2レベルインバータが選択されてい
るときには、常に前記第1のインバータゲートパルスが
使用されるようにゲート切替信号を出力するPWM/固
定パルス判別回路と、前記パルス発生回路から出力され
る第1のインバータゲートパルスと前記PWM/固定パ
ルス判別回路から出力される第2のインバータゲートパ
ルスとを、前記PWM/固定パルス判別回路から出力さ
れるゲート切替信号に応じて切り替えて外部接続される
ゲートアンプ回路へ出力する2レベル/3レベルゲート
切替回路とを備えたものである。
は、ハードウェアで構成される2レベルインバータ用の
ゲートパルス発生回路と2レベル/3レベルゲート切替
回路とを組み合わせることによって3レベルインバータ
用のゲートパルス発生回路を構築することができ、単一
の回路構成で2レベルインバータと3レベルインバータ
の一方を選択して制御することができる。
バータ制御装置において、前記第2のインバータゲート
パルスを前記ゲートアンプ回路に出力する際に1相あた
り4本のゲート信号のうち2本あるいは3本だけを出力
する方式とし、外部の2レベルインバータ用のゲートア
ンプ回路にはそのまま接続し、3レベルインバータ用の
ゲートアンプ回路にはそのゲートアンプ回路内で残りの
信号を再生させるものである。
は、ハードウェアで構成される2レベルインバータ用の
ゲートパルス発生回路と2レベル/3レベルゲート切替
回路とを組み合わせ、さらに3レベルインバータ用のゲ
ート信号インタフェース部の信号本数を2レベルインバ
ータと同数にすることにより、ゲート信号インタフェー
ス部を含めて3レベルインバータ用のゲートパルス発生
回路を構築することができ、単一の回路構成で2レベル
インバータと3レベルインバータの一方を選択して制御
することができる。
バータ制御装置において、前記第2のインバータゲート
パルスを前記ゲートアンプ回路に出力する際に1相あた
り4本のゲート信号のうち4本全てを出力する方式と
し、2レベルインバータ用のゲートアンプ回路上では不
要なゲート信号は不使用にするものである。
は、ハードウェアで構成される2レベルインバータ用の
ゲートパルス発生回路と2レベル/3レベルゲート切替
回路とを組み合わせ、さらに2レベルインバータのゲー
ト信号インタフェース部の信号本数を3レベルインバー
タと同数にすることにより、ゲート信号インタフェース
部を含めて3レベルインバータ用のゲートパルス発生回
路を構築することができ、単一の回路構成で2レベルイ
ンバータと3レベルインバータの一方を選択して制御す
ることができる。
バータ制御装置において、2レベルインバータ用の、か
つデッドタイムの設定変更が可能なデッドタイム回路を
主制御回路上に持ち、3レベルインバータ使用時は前記
主制御回路上のデッドタイム回路の設定を零に設定して
使用するものである。
は、デッドタイム回路を持つことにより、2レベルイン
バータ用ゲートアンプ回路上のデッドタイム回路が不要
で、ハードウェアで構成される2レベルインバータ用の
ゲートパルス発生回路とデッドタイム設定が可変である
デッドタイム回路と2レベル/3レベルゲート切替回路
とを組み合わせることによって、3レベルインバータ用
のゲートパルス発生回路を構築することができ、単一の
回路構成で2レベルインバータと3レベルインバータの
一方を選択して制御することができる。
バータ制御装置において、前記パルス発生回路は、パル
ス発生データである電圧基準をもとに、所定周期間の出
力電圧平均値が該電圧基準と一致するようなパルスを出
力するキャリア比較型PWM構成であり、前記パルス発
生データ作成部は、3レベルインバータが選択されてい
る場合に電圧基準を正極性と負極性とに分離する回路
と、電圧基準が正極性の場合には「電圧基準出力=電圧
基準入力−キャリア振幅」で変換し、またはこれと等価
となるようにキャリアの値自体を変換し、電圧基準が負
極性の場合には「電圧基準出力=電圧基準入力+キャリ
ア振幅」で変換し、またはこれと等価となるようにキャ
リアの値自体を変換する3レベルインバータ電圧基準変
換回路またはキャリア変換回路と、3レベルインバータ
が選択されている場合に前記3レベルインバータ電圧基
準変換回路の出力を前記パルス発生回路へ出力し、2レ
ベルインバータが選択されている場合は電圧基準入力を
前記パルス発生回路へ出力する2レベル/3レベル電圧
基準切替回路とを有するものである。
は、ハードウェアで構成される2レベルインバータ用の
ゲートパルス発生回路を2レベルインバータ用のキャリ
ア発生回路とコンパレータから成る構成とし、2レベル
/3レベルゲート切替回路とを組み合わせることによ
り、3レベルインバータ用のゲートパルス発生回路を構
築することができ、単一の回路構成で2レベルインバー
タと3レベルインバータの一方を選択して制御すること
ができる。
バータ制御装置において、前記パルス発生回路は、オン
・オフ指令信号に応じてパルスを出力する構成であり、
前記パルス発生データ作成部は、2レベルインバータの
場合に8個の電圧ベクトル、
N),(P,P,N),(P,N,P),(P,N,
N),(N,P,P),(N,P,N),(N,N,
P)) から電圧基準入力に応じて1個のベクトルを選択し、
“P”の場合はオン指令、“N”の場合はオフ指令とし
て出力する2レベル用電圧ベクトル発生器と、3レベル
インバータの場合に27個の電圧ベクトル、
0),(N,N,N),(P,P,0),(P,0,
N),(P,P,N),(0,P,N),(N,P.
N),(N,P,0),(N,P,P),(N,0,
P),(N,N,P),(0,N,P),(P,N,
P),(P,N,0),(P,0,0),(P,P,
0),(0,P,0),(0,P,P),(0,0,
P),(P,0,P),(0,N,N),(0,0,
N),(N,0,N),(N,0,0),(N,N,
0),(0,N,0)) から電圧基準入力に応じて1個のベクトルを選択して出
力し、出力される電圧ベクトルを電圧基準入力が正極性
のときには“P”でオン指令、“0”でオフ指令として
出力し、電圧基準入力が負極性のときには“0”でオン
指令、“N”でオフ指令として出力するオン・オフ指令
信号を発生する3レベル用電圧ベクトル発生器と、これ
ら2レベル用電圧ベクトル発生器と3レベル用電圧ベク
トル発生器との各々の出力を選択されているインバータ
タイプに応じて切り替える2レベル/3レベルオン・オ
フ指令切替回路とから構成されるものである。
は、ハードウェアで構成される2レベルインバータ用の
ゲートパルス発生回路を電圧ベクトル発生回路から出力
されるオン・オフ指令信号で制御される構成とし、2レ
ベル/3レベルゲート切替回路とを組み合わせることに
より、3レベルインバータ用のゲートパルス発生回路を
構築することができ、単一の回路構成で2レベルインバ
ータと3レベルインバータの一方を選択して制御するこ
とができる。
基づいて詳説する。
の形態を図1を用いて説明する。電圧基準演算部2は、
交流電動機に供給する電圧、周波数の電圧基準S2を出
力する。電圧基準S2はPWM/固定パルス判別回路9
とパルス発生データ作成部13に入力される。
3レベルインバータ選択時には、正弦波電圧基準S2の
極性が正の場合は、ゲート切替信号(1)SG1,
(2)SG2を共に“1”とし、その極性が負の場合に
はそれらを共に“0”として出力し、(ii)2レベル
インバータ選択時は、ゲート切替信号1を“0”、ゲー
ト切替信号2を“1”の固定信号として出力し、さら
に、第2のインバータゲートパルス信号として固定パル
スデータ“1”を出力する。
インバータ/2レベルインバータの選択状況に応じて、
電圧基準S2をパルス発生データS20に変換する。こ
こでの変換方法は、一般的に広く知られているように、
キャリア比較型PWM方式、空間ベクトルPWM方式、
同期PWM方式など様々な方式がある。さらに、キャリ
ア比較型PWMにも、図2に示したようにキャリア発生
回路1とコンパレータ4を使用したタイプのものや、図
示しないアップダウンカウンタを使用したタイプのもの
など様々な種類がある。そして、これらのどの方式を選
択しても同じ結果となるため、ここではキャリア発生回
路1とコンパレータ4から成るキャリア比較型PWM方
式の場合について説明する。
式の場合には、2レベルインバータの選択時には、入力
される電圧基準S2をそのまま電圧基準信号S21とし
て出力する。ここでデッドタイムの影響を低減するため
に図示したデッドタイム回路(1A),(1B)6を用
いてデッドタイム補償を行い、また出力電圧を増やすた
めの処理を施してもよい。
準入力S2を正極性と負極性に分離した後、以下に示す
式によって電圧基準入力S2を電圧基準出力に変換す
る。ここでキャリア振幅とは図2の+MAXと−MAX
を指す。
タイム回路(1A),(1B)6によりデッドタイム補
償を行い、また出力電圧を増やすための処理を施しても
よい。
ップダウンカウンタ式のキャリア比較型PWM方式のよ
うに方式が異なる場合には、採用する方式に応じて変更
される。変更の方式は一般的に知られている内容なの
で、ここでは詳細説明は省略する。さらに、ここで紹介
している方式は、キャリア波形S1を基準として電圧基
準S2を変換するものだが、これらは相対関係にあるた
め、電圧基準S2を基準としてキャリア波形S1を変換
する方式でも構わない。
2レベルインバータの選択時には電圧基準S2をそのま
ま電圧基準信号S21として出力し、3レベルインバー
タの選択時には上式(1),(2)で変換された電圧基
準出力が電圧基準信号S21として出力される。
回路1は設定されたキャリア周波数の三角波(キャリ
ア)S1を発生し、このキャリアS1と電圧基準信号S
21とがコンパレータ4に入力され、大小比較の結果、
電圧基準信号S21の方が大きい場合は“1”、小さい
場合は“0”となる第1のインバータゲートパルスS3
が出力される。
A)6に入力される。デッドタイム回路(1A)6は、
2レベルインバータの選択時にはデッドタイム相当のオ
ンディレイ処理を施した後に第1のインバータゲートパ
ルスS3+として出力する。3レベルインバータの選択
時には、ここでのデッドタイム設定を零として使用する
ので入力パルスS3がそのまま第2のインバータゲート
パルス信号S4+として出力される。
ルスS3の反転信号が入力される。デッドタイム回路
(1B)6は、2レベルインバータの選択時にはデッド
タイム相当のオンディレイ処理を施した後に第1のイン
バータゲートパルス信号S3−として出力する。3レベ
ルインバータの選択時には、ここでのデッドタイム設定
を零として使用するので反転された入力パルスS3がそ
のまま第2のインバータゲートパルスS4−として出力
される。なお、このデッドタイム回路(1A),(1
B)6は2レベルインバータ用の回路であり、2レベル
インバータゲート回路10上に移動した構成でもかまわ
ない。
は、第1のインバータゲートパルスS3+,S3−と第
2のインバータゲートパルスS4+,S4−、及びPW
M/固定パルス判別回路9からのゲート切替信号(1)
SG1、ゲート切替信号(2)SG2が入力される。
ゲート切替信号(1)SG1が“0”の場合にはデッド
タイム回路(1A)から伝達される第1のインバータゲ
ートパルスS3+を出力し、ゲート切替信号(1)SG
1が“1”の場合には第2のインバータゲートパルスS
4+を出力する。この出力パルスは、2レベルインバー
タの選択時にはスイッチング素子を上から順に1番目、
2番目として1番目の素子のゲート信号となり、3レベ
ルインバータの選択時にはスイッチング素子を上から順
に1番目、2番目、3番目、4番目として2番目の素子
のゲート信号となる。
さらにゲート切替信号(2)SG2が“1”の場合はデ
ッドタイム回路(1B)6から伝達される第1のインバ
ータゲートパルスS3−を出力し、ゲート切替信号
(2)SG2が“0”の場合は第2のインバータゲート
パルスS4−を出力する。この出力パルスS3−,S4
−は、2レベルインバータの選択時には、スイッチング
素子を上から順に1番目、2番目として2番目の素子の
ゲート信号となり、3レベルインバータの選択時には、
スイッチング素子を上から順に1番目、2番目、3番
目、4番目として3番目の素子のゲート信号となる。
4−は、2レベル/3レベルインバータ共通のインタフ
ェース用コネクタ14を介して、2レベルインバータの
場合には、2レベルインバータゲート回路10に渡され
て、ゲートアンプ12を通った後にスイッチング素子へ
と出力される。3レベルインバータの場合には、3レベ
ルインバータゲート回路11に入力された2番目ゲート
信号S4+を反転処理した信号を4番目ゲート信号と
し、入力された3番目ゲート信号S4−を反転処理した
信号を1番目ゲート信号とし、1番目から4番目ゲート
信号をデッドタイム回路(2A),(2B),(2
C),(2D)各々に入力した後に、ゲートアンプ21
を介してスイッチング素子へと出力される。
は、以上のような構成の主制御回路M及びゲートアンプ
回路Gを用いることにより、ゲート信号インタフェース
14を含めて2レベルインバータ用と同一の回路構成で
3レベルインバータ用のゲートパルス発生回路を構築す
ることができ、単一の回路構成で2レベルインバータと
3レベルインバータの一方を選択して制御することがで
きる。
成にすることもできる。すなわち、2レベル/3レベル
ゲート切替回路8では3レベルインバータ用のゲート信
号を4本(つまり、S3+,S4+を2本、S3−,S
4−を2本の合計4本)出力できる構成とし、2レベル
インバータ選択時には2番目及び3番目のゲート信号だ
けを使用する。この場合、ゲート信号インタフェース用
コネクタ14はゲート信号4本をインタフェースできる
構成とし、2レベルインバータゲート回路10では1番
目及び4番目のゲート信号を不使用とする。このような
構成の主制御回路M及びゲートアンプ回路Gを用いるこ
とでも、上記のインバータ制御装置と同様の効果が得ら
れる。
明の第2の実施の形態について説明する。第2の実施の
形態のインバータ制御装置は、PWM方式を空間ベクト
ル方式としたものである。パルス発生データ作成部13
におけるパルス発生ロジック回路15は、電圧基準S2
を入力し、3レベルインバータの選択時には図4の上側
のベクトル図にしたがって電圧ベクトルを選択し、2レ
ベルインバータの選択時には下側の電圧ベクトル図にし
たがって電圧ベクトルを選択する。
は“P”または“N”で与えられ、下記8個(=23
個)のベクトルから1個のベクトルを選択することにな
る。
N),(P,P,N),(P,N,P),(P,N,
N),(N,P,P),(N,P,N),(N,N,
P)) ここで、“P”の場合はオン指令、“N”の場合はオフ
指令として扱われる。
は“P”,“0”,“N”で与えられ、下記27個(=
33 個)のベクトルから1個のベクトルを選択する。
0),(N,N,N),(P,P,0),(P,0,
N),(P,P,N),(0,P,N),(N,P.
N),(N,P,0),(N,P,P),(N,0,
P),(N,N,P),(0,N,P),(P,N,
P),(P,N,0),(P,0,0),(P,P,
0),(0,P,0),(0,P,P),(0,0,
P),(P,0,P),(0,N,N),(0,0,
N),(N,0,N),(N,0,0),(N,N,
0),(0,N,0)) これを後段の3レベル用電圧ベクトル変換部16で、正
弦波電圧基準S2の極性が正の場合と負の場合とで、下
記のような変換を行う。
ルス発生回路12に渡す。パルス発生回路12は、オン
・オフ指令信号S22に応じたパルスS3を発生する。
て、その他の構成は図1及び図2に示した第1の実施の
形態と共通である。
よれば、以上の構成の主制御回路M及びゲートアンプ回
路Gを用いることにより、ゲート信号インタフェース1
4を含めて2レベルインバータ用及び3レベルインバー
タ用のゲートパルス発生回路を構築することができ、単
一の回路構成で2レベルインバータと3レベルインバー
タの一方を選択して制御することができる。
タタイプが異なっていても単一の回路構成で2レベルイ
ンバータと3レベルインバータの一方を選択して制御す
ることができ、製造において2レベルインバータ用、3
レベルインバータ用を区別することなく共通に製造する
ことができる。
データ作成部を詳しく示した回路構成図。
図。
図。
図。
Claims (6)
- 【請求項1】 インバータの電圧基準を設定する電圧基
準演算回路と、 2レベルインバータと3レベルインバータとのインバー
タタイプ選択信号と前記電圧基準演算回路から出力され
る電圧基準とから、インバータタイプに対応したパルス
発生データを作成するパルス発生データ作成部と、 前記パルス発生データ作成部から出力されるパルス発生
データをもとに第1のインバータゲートパルスを発生す
るパルス発生回路と、 3レベルインバータが選択されているときには、固定デ
ータを第2のインバータゲートパルスとして出力すると
ともに前記電圧基準演算回路から出力される電圧基準の
極性に応じたゲート切替信号を出力し、2レベルインバ
ータが選択されているときには、常に前記第1のインバ
ータゲートパルスが使用されるようにゲート切替信号を
出力するPWM/固定パルス判別回路と、 前記パルス発生回路から出力される第1のインバータゲ
ートパルスと前記PWM/固定パルス判別回路から出力
される第2のインバータゲートパルスとを、前記PWM
/固定パルス判別回路から出力されるゲート切替信号に
応じて切り替えて外部接続されるゲートアンプ回路に出
力する2レベル/3レベルゲート切替回路とを備えて成
るインバータ制御装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載のインバータ制御装置に
おいて、前記第2のインバータゲートパルスを前記ゲー
トアンプ回路に出力する際に1相あたり4本のゲート信
号のうち2本あるいは3本だけを出力する方式とし、外
部の2レベルインバータ用のゲートアンプ回路にはその
まま接続し、3レベルインバータ用のゲートアンプ回路
にはそのゲートアンプ回路内で残りの信号を再生させる
ことを特徴とするインバータ制御装置。 - 【請求項3】 請求項1に記載のインバータ制御装置に
おいて、前記第2のインバータゲートパルスを前記ゲー
トアンプ回路に出力する際に1相あたり4本のゲート信
号のうち4本全てを出力する方式とし、2レベルインバ
ータ用のゲートアンプ回路上では不要なゲート信号は不
使用にすることを特徴とするインバータ制御装置。 - 【請求項4】 請求項1に記載のインバータ制御装置に
おいて、2レベルインバータ用の、かつデッドタイムの
設定変更が可能なデッドタイム回路を主制御回路上に持
ち、3レベルインバータ使用時は前記主制御回路上のデ
ッドタイム回路の設定を零に設定して使用することを特
徴とするインバータ制御装置。 - 【請求項5】 請求項1に記載のインバータ制御装置に
おいて、前記パルス発生回路は、パルス発生データであ
る電圧基準をもとに、所定周期間の出力電圧平均値が該
電圧基準と一致するようなパルスを出力するキャリア比
較型PWM構成をであり、前記パルス発生データ作成部
は、3レベルインバータが選択されている場合に電圧基
準を正極性と負極性とに分離する回路と、電圧基準が正
極性の場合には「電圧基準出力=電圧基準入力−キャリ
ア振幅」で変換し、またはこれと等価となるようにキャ
リアの値自体を変換し、電圧基準が負極性の場合には
「電圧基準出力=電圧基準入力+キャリア振幅」で変換
し、またはこれと等価となるようにキャリアの値自体を
変換する3レベルインバータ電圧基準変換回路またはキ
ャリア変換回路と、3レベルインバータが選択されてい
る場合に前記3レベルインバータ電圧基準変換回路の出
力を前記パルス発生回路へ出力し、2レベルインバータ
が選択されている場合は電圧基準入力を前記パルス発生
回路へ出力する2レベル/3レベル電圧基準切替回路と
を有することを特徴とするインバータ制御装置。 - 【請求項6】 請求項1に記載のインバータ制御装置に
おいて、前記パルス発生回路は、オン・オフ指令信号に
応じてパルスを出力する構成であり、前記パルス発生デ
ータ作成部は、2レベルインバータの場合に8個の電圧
ベクトル、 【数1】(U,V,W)=(P,P,P),(N,N,
N),(P,P,N),(P,N,P),(P,N,
N),(N,P,P),(N,P,N),(N,N,
P)) から電圧基準入力に応じて1個のベクトルを選択し、
“P”の場合はオン指令、“N”の場合はオフ指令とし
て出力する2レベル用電圧ベクトル発生器と、3レベル
インバータの場合に27個の電圧ベクトル、 【数2】(U,V,W)=(P,P,P),(0,0,
0),(N,N,N),(P,P,0),(P,0,
N),(P,P,N),(0,P,N),(N,P.
N),(N,P,0),(N,P,P),(N,0,
P),(N,N,P),(0,N,P),(P,N,
P),(P,N,0),(P,0,0),(P,P,
0),(0,P,0),(0,P,P),(0,0,
P),(P,0,P),(0,N,N),(0,0,
N),(N,0,N),(N,0,0),(N,N,
0),(0,N,0)) から電圧基準入力に応じて1個のベクトルを選択して出
力し、出力される電圧ベクトルを電圧基準入力が正極性
のときには“P”でオン指令、“0”でオフ指令として
出力し、電圧基準入力が負極性のときには“0”でオン
指令、“N”でオフ指令として出力するオン・オフ指令
信号を発生する3レベル用電圧ベクトル発生器と、これ
ら2レベル用電圧ベクトル発生器と3レベル用電圧ベク
トル発生器との各々の出力を選択されているインバータ
タイプに応じて切り替える2レベル/3レベルオン・オ
フ指令切替回路とから構成されることを特徴とするイン
バータ制御装置。
Priority Applications (1)
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