JP2002218681A - 非接触給電装置 - Google Patents

非接触給電装置

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JP2002218681A JP2001013269A JP2001013269A JP2002218681A JP 2002218681 A JP2002218681 A JP 2002218681A JP 2001013269 A JP2001013269 A JP 2001013269A JP 2001013269 A JP2001013269 A JP 2001013269A JP 2002218681 A JP2002218681 A JP 2002218681A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 有軌道台車等に非接触で電力を供給する給電
装置において、給電特性の向上を図ることを課題とす
る。 【解決手段】 前記給電装置を、定電圧交流電源31
と、リアクタ32・35、キャパシタ33・34・36
による変換回路とで構成し、該変換回路は該受動素子の
値を変更することにより、給電装置11が定電流特性、
又は定電圧特性、又は定電流特性と定電圧特性との中間
の特性となるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、有軌道台車等に非
接触で電力を供給する給電装置に関し、詳しくは、該給
電装置の回路構成に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、半導体製造工場等、塵挨の発
生が問題となるクリーンルームでは、物品を搬送するた
めに、軌道上に搬送台車を走行させるようにした技術が
知られている。これら搬送台車の駆動源としては、通常
はモータが使用され、このモータへの電力供給は、搬送
台車の軌道に沿って架設された給電線からの電磁誘導に
よって行われる。すなわち、電源装置と給電線等から成
る一次側回路と、搬送台車のモータ等が接続される二次
側回路とは非接触の状態に設けられて、該一次側回路へ
交流電流を流し、電磁作用によって二次側回路へ給電が
行われている。この非接触給電方式には、二次側への給
電を定電圧で行う装置と、定電流で行う装置とが知られ
ている。一般的には、給電線へ定電流方式で給電するこ
とが多く、というのも、負荷である有軌道台車が複数で
あっても、各有軌道台車に流れる電流は変化しないた
め、各有軌道台車で取り出せる電力が安定するからであ
る。有軌道台車が1台のみのシステムの場合には、給電
線へ定電圧方式で給電することもある。というのも、定
電圧方式では、負荷の状態に関わらず所定電圧、例え
ば、600Vの定電圧に保つことができるため安全装置
が簡単になり、構成がシンプルとなるからである。尚、
定電圧での給電装置と、定電流での給電装置とは、それ
ぞれ特性の異なる専用の給電装置となり、よって、従来
は、このどちらかの装置を選択して非接触給電装置を構
成していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、定電流
方式では、給電線の一端が外れたり、その接続が不十分
であったりすると大きな抵抗を持ち、例えば、数kVか
ら数十kVにもなる高電圧となるため、装置はおろか人
間にも致命的障害を与える恐れが本質的にある。このた
め、安全装置が複雑になるという問題があった。一方、
定電圧方式では、給電線の一端が外れたりしても所定電
圧以上流れないので本質的に安全ではあるが、複数の有
軌道台車が配設されると、各有軌道台車を流れる電流が
減るため、各有軌道台車で取り出せる電力が減るという
問題があった。そこで、本発明では、この定電圧方式の
給電装置と、定電流方式の給電装置とのそれぞれの特性
を鑑み、両給電装置の利点を活かした非接触給電装置を
提供することを課題をする。
【0004】本発明は以上のような課題を解決すべく、
次のような手段を用いるものである。すなわち、請求項
1記載の如く、有軌道台車に非接触で電力を供給する給
電装置において、該給電装置を、電圧源と、受動素子に
よる変換回路とで構成し、該変換回路は該受動素子の値
を変更することにより、給電装置が定電流特性、又は定
電圧特性、又は定電流特性と定電圧特性との中間の特性
となるようにする。
【0005】また、請求項2記載の如く、前記変換回路
は、4端子回路を構成し、4端子回路の入力端子の一方
に第1リアクタと第1キャパシタとを直列に接続し、そ
の出力側を分岐させ、一方には、第2キャパシタと第2
リアクタとを直列に接続して、その出力側を4端子回路
の出力端子の一方に接続し、分岐他方には、第3キャパ
シタを接続し、その出力側を4端子回路の入力端子の他
方と出力端子の他方とを接続した共通端子に接続する。
【0006】そして、請求項3記載の如く、前記出力端
子に給電線が接続され、前記変換回路の第2リアクタの
一部、又は全部を該給電線のリアクタで兼ねる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例の非接触
給電システムについて図面を参照しながら説明する。図
1は給電線5・5(図2参照)から非接触で電力を供給
する方式の有軌道台車システム1を備えた工場内の斜視
図であり、同図の符号12は工場内の有軌道台車システ
ム1を構成する軌道であり、符号13は搬送台車、符号
11は該有軌道台車システム1へ電力を供給する電源装
置を示している。前記軌道12は、搬送台車13の移動
経路に敷設されており、該軌道12に沿って銅線などの
導電線を絶縁材料で被覆した給電線5・5が配置され、
軌道12側部に複数のステーション10・10・・・が
配置され、搬送台車13がステーション10・10・・
・間を移動して一方のステーション10から他方のステ
ーション10へ物品を搬送できるようにしている。
【0008】前記給電線5・5の一端には前記電源装置
11が設けられて、所定の周波数、例えばおよそ10k
Hzで電力を供給できるようにしている。この搬送台車
13は軌道12上を循環するように設置されており、電
源装置11から給電線5に高周波電流を供給している。
該搬送台車13は、給電線5・5から電力を得るための
受電ユニット9を有し、その受電ユニット9が取り出す
電力を利用して、モータを駆動させ軌道12上を移動す
る。
【0009】図2は、有軌道台車システム1の受電ユニ
ット9の断面図であり、給電方法及び受電ユニット9と
給電線5の構成を説明する。軌道12を構成するレール
20が基面21上に固定され、該レール20上を搬送台
車13の車輪がモーターの駆動によって走行する。
【0010】前記レール20上には断面視略U字型の給
電線ホルダ24がレール20に沿って長手方向に固定さ
れ、該給電線ホルダ24上端に後述するピックアップコ
イル4と反対側方を開放したC字状の給電線保持部24
a・24aが形成され、該給電線保持部24a・24a
に一対の往路と復路となす給電線5・5が架設されてい
る。
【0011】前記給電線5を囲むように受電ユニット9
が配置されており、該受電ユニット9はブラケット26
が搬送台車13に固定され、該ブラケット26には図示
しないガイドローラが取り付けられて、該ガイドローラ
がレール20または給電線ホルダ24に当接するように
配置して、両者の位置決めをしてレール20に沿って走
行する時に互いに干渉せず所定の間隔を保ちながら走行
できるようにしている。前記受電ユニット9のブラケッ
ト26内には、断面が略E字型をしたフェライト製のコ
ア3が固定され、該コア3の中央の突出部3aにピック
アップコイル4が巻かれている。
【0012】コア3は、両側の突出部3b・3bとその
間の中央の突出部3aの間に形成した2つの空間(凹
部)において、開口側と反対側寄り、つまり閉塞側(奥
側)の空間の図における左右略中央内に給電線保持部2
4a・24aを位置させて、給電線5・5をそれぞれ一
本ずつ収納するようにしている。この給電線5・5に高
周波電流を流すことによって生成する交番磁界を、ピッ
クアップコイル4で受けるようにしている。そして、電
磁誘導現象を利用し、受電ユニット9が、その磁束の変
化によってピックアップコイル4に発生する電圧から電
力を取り出す。このようにして、給電線5から受電ユニ
ット9に非接触で電力を供給し、走行用のモーターを駆
動したり、制御機器に電力を供給したりする。
【0013】図3は前記電源装置11に用いられる変換
回路の具体的構成を示す回路図であり、同図の符号a
1、a2が入力端子、符号b1、b2が出力端子、符号
32、35はリアクタ、符号33、34、36はキャパ
シタである。
【0014】図4は前記電源装置11の具体的構成を示
す回路図であり、同図の符号31は該電源装置11の電
力供給源である定電圧交流電源、符号37は給電線5・
5のリアクタンスと等価のリアクタである。尚、第2リ
アクタ35の一部、又は全部を給電線5・5のリアクタ
ンスで兼ねてもよい。このようにすることにより、シス
テムにより給電線5・5の長さが変化することに伴うリ
アクタンスの変化を、給電線5・5、及び第2リアクタ
35のリアクタンスの調整だけで、変換回路に用いられ
る他の素子の値を変えることなく対応することができ
る。
【0015】図5は図4に示すリアクタ35、37のリ
アクタンスを合成して等価回路を形成し、それに負荷を
加えたものである。変換回路は、T型の4端子インピー
ダンス変換回路であって、LCの受動素子により構成さ
れ、入力端子a1に第1リアクタ32と第1キャパシタ
33とを順に直列に接続する。この第1キャパシタ33
の出力側を分岐させ、分岐させた一方には、第2キャパ
シタ34と第2リアクタ35とを順に直列に接続し、該
第2リアクタ35の出力側を4端子回路の出力端子b1
に接続する。第1キャパシタ33の出力側から分岐させ
た他方には、第3キャパシタ36を接続し、該第3キャ
パシタ36の出力側を4端子回路の入力端子の他方の端
子a2と出力端子の他方の端子b2とを接続した共通端
子に接続する。
【0016】次に、図5の回路図について考える。前記
第1リアクタ32のリアクタンスをL1 第2リアクタ3
5と給電線5・5のリアクタ37のリアクタンスL2a
2bの合成リアクタンスをL2 とし、前記キャパシタ3
3、34、36のキャパシタンスをそれぞれC1
2 、Cm 、負荷のインピーダンスをZL とする。第1
リアクタ32と第1キャパシタ35との合成インピーダ
ンスZ1 、第2キャパシタ34と第2リアクタ35と給
電線5・5のリアクタ37と負荷との合成インピーダン
スZ2 とし、第3キャパシタ36のインピーダンスZm
とすると、それぞれのインピーダンスZ1 、Z2 、Zm
はそれぞれ下記(1)、(2)、(3)式で表せる。
【0017】
【数1】
【0018】ここで、ωは定電圧交流電源31の角周波
数、jは虚数単位(j2 =−1)であり、また、F1
2 はそれぞれ、下記(4)、(5)式で定義されるも
のとする。 F1 =1−ω2 1 1 (4) F2 =1−ω2 2 2 (5) そして、定電圧交流電源31の電圧をE、第1リアクタ
32、及び第1キャパシタ33を流れる電流をI、第2
キャパシタ34、第2リアクタ35、及び負荷37を流
れる電流をI0 、第3キャパシタ36を流れる電流をI
m 、キャパシタ33・34間の分岐点における電位をV
1 とすると、電圧E、電位V1 、電流I m は、それぞれ
下記の(6)、(7)、(8)式で表せる。
【0019】
【数2】
【0020】また、この(6)式を(7)式、(8)式
にそれぞれ代入すると、下記(9)、(10)式が得ら
れる。
【0021】
【数3】
【0022】上記(10)式を変形すると、次の(1
1)式が得られる。
【0023】
【数4】
【0024】そうして、この(11)式を(9)式に代
入すると、下記の(12)式、又は(13)式が得られ
る。
【0025】
【数5】
【0026】また、(12)式を構成する項に、上記
(2)、(3)式を代入すると、以下の(14)、(1
5)式となり、(16)式が導き出せる。
【0027】
【数6】
【0028】上記(16)式の第1項は定数、第2項は
変数となり、ここで、Aを変数として、該(16)式を
下記(17)式のように簡略化して表記する。
【0029】
【数7】
【0030】そして、前記(12)式に、(16)、
(17)式を代入すると、(18)式が得られる。
【0031】
【数8】
【0032】ここで、本回路が定電流回路、すなわち、
前記第2リアクタ35に流れる電流I0 が一定となるた
めの条件は、前記(17)式の第2項の変数部分が次の
(19)式に示すように0となること、つまり、下記の
(20)式の関係式を満たすことである。
【0033】
【数9】
【0034】ここで、前記(20)式のF1 は前記
(4)式で定義されるように、第1リアクタ32のリア
クタンスL1 と、第1キャパシタ33のキャパシタンス
1 と、定電圧交流電源31の角周波数ωとにより決定
される定数で、よって、該第1リアクタ32と第3キャ
パシタ36とはそのままにして、第1キャパシタ33の
キャパシタンスC1 を、前記(20)式の関係式を満た
すように選ぶ。これにより、給電線5・5への給電が定
電流で行われるのである。
【0035】次に、本回路が定電圧回路、すなわち、前
記電位V1 が一定となるための条件を検討する。前記
(18)式を前記(7)式に代入すると、次の(21)
式が得られる。
【0036】
【数10】
【0037】前記(21)式において、下記の条件式
(22)式を満たすとき、出力電位V 1 は定電位とな
る。
【0038】
【数11】
【0039】前記(22)式を展開すると、次の(2
3)式から(24)式へと変形できる。
【0040】
【数12】
【0041】すなわち、前記(24)式において、F1
=0のとき、出力電位V1 は定電位となるのである。こ
の(24)式のF1 は前記(4)式で定義され、第1リ
アクタ32のリアクタンスL1 と、第3キャパシタ36
のキャパシタンスCm とはそのままで、第1キャパシタ
33を、F1 =0になるように選ぶ。これにより、給電
線5・5への給電が定電圧特性で行われるのである。
【0042】さらに、本発明では、前記定電流回路と前
記定電圧回路との中間の特性を有する回路にも変更可能
である。つまり、前記(4)式を基に、第1キャパシタ
33のキャパシタンスC1 の値を、定電圧特性(F1
0)を示すC1 =1/ω2 1 より大きく、定電流特性
(F1 =−C1 /Cm )を示すC1 =Cm /(ω2 1
m −1)より小さくする。
【0043】以上述べてきたように、第1キャパシタ3
3のキャパシタンスC1 の値を変えることで、変換回路
を定電流特性と、定電圧特性と、定電流特性と定電圧特
性の中間の特性との3種類の特性にすることができる。
特に、変換回路を定電流特性と定電圧特性の中間の特性
にすることで、定電流回路を用いた電源装置のように複
数の負荷を給電線5・5に設けても電流の変化が少な
く、定電圧回路を用いた電源装置のように給電線が外れ
るなどにより負荷が急に大きくなっても所定電圧、例え
ば低電圧である600V以下となる電源装置11とする
ことができる。このため、過電圧に対する安全装置が簡
便なものでよくなる。
【0044】尚、電源装置11を定電流特性と定電圧特
性の中間の特性となるようにしても、電源装置11の定
電圧交流電源31を高周波電圧源インバータで構成し、
給電線5・5に流れる電流を電流検出手段により検出
し、所定の電流値となるように高周波電源インバータの
出力Dutyを変える、つまり、+電圧と、0と、―電
圧とを切り替える時間の比を変えて所定の電流値とする
制御装置を備えることにより、給電線電流を一定にする
ことができる。
【0045】本実施例では、第1キャパシタ33のキャ
パシタンスC1 の値のみを変えることで、変換回路の特
性を変えようとしているが、変換回路に用いられるそれ
ぞれの素子の値を調整してそれぞれの特性を変えるよう
にしてやればよい。例えば、定電流特性にするのに、第
3キャパシタ36のキャパシタンスCm を前記(20)
式の関係式を満たすようにすればよい。また、定電圧特
性にするのに、第1リアクタ32と第1キャパシタ33
とを変えてF1 =0を満たすようにすればよい。また、
定電圧特性と定電流特性の中間の特性にするのに、前記
(24)式において、F1 =0を満たすように第3キャ
パシタ36のキャパシタンスCm を変えてやればよい。
また、その他等価回路によっては、必要な素子のリアク
タンス、及びキャパシタンスの値を変えるようにする。
【0046】
【発明の効果】本発明は以上の如く構成したので、以下
の効果を奏するものである。すなわち、請求項1のよう
に、有軌道台車に非接触で電力を供給する給電装置にお
いて、該給電装置を、電圧源と、受動素子による変換回
路とで構成し、該変換回路は該受動素子の値を変更する
ことで、給電装置の特性を定電流、定電圧、定電流と定
電圧との中間の特性とに変えることができる。特に、定
電圧特性と定電流特性の中間の特性とすることで、たと
え上記給電装置に接続される給電線が外れても所定電圧
に抑えることが可能であり、複雑な安全装置が不要とな
る。その上、定電流に近い特性で給電線に給電すること
ができ、複数の有軌道台車に安定した電力を供給するこ
とができる。
【0047】また、請求項2のように、前記変換回路
は、4端子回路を構成し、4端子回路の入力の一端を第
1リアクタと第1キャパシタとを直列に接続し、その出
力側を分岐させ、一方には、第2キャパシタと第2リア
クタとを直列に接続して、その出力側を4端子回路の出
力の一端に接続し、他方には、第3キャパシタを接続
し、その出力側を4端子回路の入力の他端と出力の他端
とを接続した共通端子に接続したことで、該変換回路を
リアクタ、及びキャパシタの受動素子のみで構成でき、
回路構成が簡単になって、故障が減り、信頼性の向上を
図ることができる。
【0048】そして、請求項3のように、前記変換回路
の第2リアクタの一部、又は全部を、変換回路の出力端
子に接続される給電線のリアクタで兼ねるようにするこ
とで、給電線の長さが変化しても、変換回路に用いられ
る他の素子の値を変えることなく対応することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】給電線5・5から非接触で電力を供給する方式
の有軌道台車システム1を備えた工場内の斜視図。
【図2】有軌道台車システム1の受電ユニット9の断面
図。
【図3】電源装置11に用いられる変換回路の具体的構
成を示す回路図。
【図4】電源装置11の具体的構成を示す回路図。
【図5】図4に示すリアクタ35、37のリアクタンス
を合成して等価回路を形成し、それに負荷を加えた回路
図。
【符号の説明】
1 有軌道台車システム1 5 給電線 13 台車 31 定電圧交流電源 32 第1リアクタ 33 第1キャパシタ 34 第2キャパシタ 35 第2リアクタ 36 第3キャパシタ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有軌道台車に非接触で電力を供給する給
    電装置において、該給電装置を、電圧源と、受動素子に
    よる変換回路とで構成し、該変換回路は該受動素子の値
    を変更することにより、給電装置が定電流特性、又は定
    電圧特性、又は定電流特性と定電圧特性との中間の特性
    となるようにするものである非接触給電装置。
  2. 【請求項2】 前記変換回路は、4端子回路を構成し、
    4端子回路の入力端子の一方に第1リアクタと第1キャ
    パシタとを直列に接続し、その出力側を分岐させ、一方
    には、第2キャパシタと第2リアクタとを直列に接続し
    て、その出力側を4端子回路の出力端子の一方に接続
    し、分岐他方には、第3キャパシタを接続し、その出力
    側を4端子回路の入力端子の他方と出力端子の他方とを
    接続した共通端子に接続したことを特徴とする請求項1
    に記載の非接触給電装置。
  3. 【請求項3】 前記出力端子に給電線が接続され、前記
    変換回路の第2リアクタの一部、又は全部を該給電線の
    リアクタで兼ねることを特徴とする請求項2に記載の非
    接触給電装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003109833A (ja) * 2001-09-28 2003-04-11 Itoki Crebio Corp 受電コア及び、移動体への給電システム
WO2022004050A1 (ja) * 2020-06-29 2022-01-06 村田機械株式会社 非接触給電装置、搬送システム及びパラメータ設定方法

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WO2022004050A1 (ja) * 2020-06-29 2022-01-06 村田機械株式会社 非接触給電装置、搬送システム及びパラメータ設定方法

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