JP2002218215A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2002218215A
JP2002218215A JP2001011809A JP2001011809A JP2002218215A JP 2002218215 A JP2002218215 A JP 2002218215A JP 2001011809 A JP2001011809 A JP 2001011809A JP 2001011809 A JP2001011809 A JP 2001011809A JP 2002218215 A JP2002218215 A JP 2002218215A
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Tomoki Yoshida
智樹 吉田
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 分割印刷を実行する際に重ね書きエリアを保
持することができ、ページメモリを有効利用することが
できる画像形成装置を提供すること。 【解決手段】 分割1ページ目に印刷される部分に該当
する画像データの展開が開始され(S201)、画像デ
ータが分割2ページ目に重ね書きされる際の先頭ライン
になると(S202;Y)、圧縮/伸長制御部12は、
重ね書きエリアを伸長データ展開メモリ5に保存・記憶
する(S203)。分割1ページ目の画像データ展開が
全て終了すると(S204;Y)、プロッタ部2によっ
て画像データの印刷処理が実行され(S205)、圧縮
/伸長制御部12は、伸長データ展開メモリ5に記憶さ
れている分割1ページ目の画像データのうち、重ね書き
エリアの先頭アドレスまでを削除し(S206)、分割
1ページ目の画像データ展開処理が終了する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像データ印刷時
に分割印刷および重ね書きを行うことができる画像形成
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ファクシミリ装置、プリンタ装
置、印刷装置などの画像形成装置が広く利用されてい
る。このような画像形成装置において、例えば受信した
原稿がA3サイズである場合に、ファクシミリ装置にA
3サイズの用紙がなく、給紙トレイにA4サイズの用紙
しかないとき、A3原稿をA4サイズの用紙2枚に分割
して出力する分割印刷が行われることがある。分割印刷
を実行する際、受信されたA3原稿の印刷結果に画像が
欠けている部分がないように重ね書きエリアを付加する
のが一般的である。この重ね書きエリアは、分割印刷さ
れるページの前ページの画像の最後尾部分数センチ程度
である終端部分と同様の印刷内容が次ページの先頭部分
に再度載せられる(重ね書き)ことにより、出力された
印刷物を見やすく、また画像欠けが発生しないようにす
るものである。この重ね書きエリアは、前ページの終端
部分を次ページの先頭にコピーしなくてはならないた
め、分割印刷の際に次ページを展開するまで分割の前ペ
ージをページメモリ上に保存しておく必要がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、分割印
刷の際、ページメモリ上に分割ページを順番に展開して
行く場合や、ページメモリに余裕があり数ページ展開す
る空きがある場合には分割の前ページのデータを保持す
ることも可能であるが、ページメモリに展開する分割印
刷の順番がページ順ではなく、かつ、ページメモリが2
ページ分までしか確保できない場合などに分割の前ペー
ジのデータを保持することができないことがある。例え
ば、フェイスダウン印刷での両面印刷などの場合に、ペ
ージメモリに展開するページ番号順番が2→1→4→3
→6・・であり、2ページ目と3ページ目が分割印刷と
なるとき、2ページ分までしかデータ保存領域を確保す
ることができないページメモリでは分割する前ページの
データを展開する領域を残すことができず、分割印刷を
実行することができないことになる。
【0004】そこで、本発明の目的は、限られたページ
メモリを有する画像形成装置において、出力するページ
の入れ替えが必要な分割印刷を実行する際に重ね書きエ
リアを保持することができ、ページメモリを有効利用す
ることができる画像形成装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、1ページ分の画像データを複数ページ分に分割し、
分割した複数ページのうち2ページ目以降の各ページの
先頭部分に前ページの終端部分を重ね書き印刷する画像
形成装置において、画像データを受領する画像データ受
領手段と、前記画像データ受領手段によって受領された
画像データを格納する画像データ格納手段と、前記画像
データ格納手段に格納されている画像データのうち所定
の1ページ分の画像データを複数ページ分に展開して記
憶する画像データ展開手段と、前記画像データ展開手段
によって展開された前記複数ページ分の画像データを記
憶する展開データ記憶手段と、前記画像データ展開手段
によって複数ページ分に展開された所定の1ページ分の
画像データのうち、分割した複数ページのうち2ページ
目以降の各ページの先頭部分に前ページの終端部分を重
ね書きして複数ページに画像形成する画像形成手段と、
前記画像形成手段による画像形成が終了した後、前記展
開データ記憶手段に記憶されている画像データのうち、
2ページ目以降の各ページの先頭部分に重ね書きされる
前ページの終端部分以外の画像データを消去する画像デ
ータ消去手段と、を備えたことにより、前記の目的を達
成する。
【0006】請求項2記載の発明では、請求項1記載の
発明において、前記画像データ展開手段によって所定の
1ページ分の画像データが複数ページ分に展開された場
合、2ページ目以降の各ページの先頭部分に重ね書きさ
れる前ページの終端部分である重ね書き部分の画像デー
タの先頭ラインのアドレスと、この重ね書き部分の先頭
ラインの1ライン前のアドレスを記憶する参照アドレス
記憶手段をさらに備え、前記画像データ消去手段は、前
記画像形成手段による画像形成が終了した後、前記展開
データ記憶手段に記憶されている画像データを消去する
ことにより、前記の目的を達成する。請求項3記載の発
明では、請求項1または請求項2記載の発明において、
前記画像データ展開手段によって所定の1ページ分の画
像データが複数ページ分に展開された場合、前記展開さ
れた複数ページ分の画像データのうち、2ページ目以降
の各ページの先頭部分に重ね書きされる前ページの終端
部分である重ね書き部分の画像データを格納する重ね書
きデータ格納手段をさらに備えたことにより、前記の目
的を達成する。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
について図1ないし図4を参照して詳細に説明する。図
1は、本実施の形態に係る画像形成装置の構成を示した
ブロック図である。なお、本実施の形態では画像形成装
置の一例として、両面および分割印刷機能を有するファ
クシミリ装置を用いて説明するが、これに限られるもの
ではない。ファクシミリ装置は、図1に示すように原稿
を読み取り画情報を入力するスキャナ部1、画像データ
を圧縮する画像データ圧縮部(DC部)6、圧縮された
画像データ(圧縮データ)を格納する圧縮データ格納メ
モリ3、圧縮データを一時的に格納する圧縮データ格納
バッファ(DCRバッファ)7、圧縮データを伸長する
画像データ伸長部(DR部)4、伸長された画像データ
(伸長データ)を展開し、格納する伸長データ格納メモ
リ(LB/PM(ページメモリ)部)5、圧縮/伸長制
御部12、通信制御を行う回線に接続されているNCU
(ネットワーク・コントロール・ユニット)部8、画情
報を出力するプロッタ部2、操作部10、表示部11を
備えている。
【0008】圧縮/伸長制御部12は、分割印刷の際、
圧縮/伸長制御部12に格納されているプログラムに基
づいて、画像データ伸長部4や伸長データ展開メモリ5
において実行される重ね書き対象となる画像データの伸
長や展開を制御するようになっている。スキャナ部1で
読み取られた画像データまたはNCU部8で受信された
画像データは、画像データ圧縮部6によって圧縮され、
圧縮データ格納メモリ3および圧縮データ格納バッファ
7に圧縮データとして格納される。ここで分割印刷が実
行される場合、圧縮/伸長制御部12は、画像データ伸
長部4によって圧縮データ格納メモリ3に格納されてい
る画像データが伸長処理され、この伸長処理された伸長
データが伸長データ展開メモリ(ページメモリ)5に展
開されるように制御する。
【0009】次に、分割印刷する際の画像形成装置の画
像データ処理について説明する。図2は、第1の実施形
態の画像データ処理手順を示したフローチャートであ
る。なお、以下の図2(a)、(b)における分割1ペ
ージ目および分割2ページ目の展開処理は、画像データ
圧縮部6によって圧縮されて圧縮データ格納メモリ3に
格納されている印刷予定の画像データを展開するものと
して説明する。図2(a)は、分割1ページ目の画像デ
ータ展開処理手順を示したフローチャートである。ま
ず、分割印刷の際、2枚に分割されるページのうち最初
の分割1ページ目に印刷される部分に該当する画像デー
タの展開が開始されると、圧縮/伸長制御部12によっ
て画像データ伸長部4による圧縮データ格納メモリ3に
格納されている分割印刷に該当する画像データの伸長処
理が実行され、伸長データ展開メモリ5に伸長データが
順次記憶される(ステップ201)。
【0010】ここで、画像データ伸長部4によって伸長
される画像データが分割2ページ目に重ね書きされる際
の先頭ラインになると(ステップ202;Y)、圧縮/
伸長制御部12は、分割1ページ目の重ね書きエリアの
先頭アドレスを伸長データ展開メモリ5に保存・記憶さ
せる(ステップ203)。そして、分割1ページ目の画
像データの展開が全て終了すると(ステップ204;
Y)、プロッタ部2によって分割1ページ目の画像デー
タの印刷処理が実行される(ステップ205)。分割1
ページ目の画像データの印刷が終了すると、圧縮/伸長
制御部12は、伸長データ展開メモリ5に記憶されてい
る分割1ページ目の画像データのうち、重ね書きエリア
の先頭アドレスまでを削除(開放)し(ステップ20
6)、分割1ページ目の画像データ展開処理が終了す
る。
【0011】図2(b)は分割2ページ目の展開処理手
順を示したフローチャートである。分割2ページ目の画
像データの展開が開始されると、圧縮/伸長制御部12
は、伸長データ展開メモリ5に記憶されている重ね書き
エリアの先頭アドレスから重ね書きする画像データのサ
イズ分をコピーし(ステップ211)、圧縮データ格納
メモリ3に格納されている残りの分割2ページ目となる
画像データを画像データ伸長部4によって伸長処理させ
る(ステップ212)。そして、プロッタ部2によって
重ね書きエリアがコピーされた分割2ページ目の印刷処
理が実行されると(ステップ213)、圧縮/伸長制御
部12は、伸長データ展開メモリ5に記憶されている画
像データを削除し(ステップ214)、分割2ページ目
の画像データ展開処理を終了する。
【0012】以上のように、本実施形態の画像形成装置
では、画像データを伸長データ展開メモリ(ページメモ
リ)5に展開する際に、重ね書きとなるエリアの先頭ア
ドレスを記憶しておき、印刷終了後に重ね書きエリア以
外のページメモリのエリアだけを開放するので、ページ
メモリを有効に利用することができる。また、重ね書き
部分は開放しなかったページメモリ上のデータを次ペー
ジにコピーするようにするので、画像データの印刷時に
分割印刷および前ページの終端を次ページの先頭に重ね
書きを行なうことができる。本実施形態の画像形成装置
によると、例えば、2ページ→1ページ→4ページ→3
ページの順番に伸長データ展開メモリ5に画像データを
展開した後、2ページ目と3ページ目を分割して印刷す
る場合に、2ページで展開した重ね書きエリアを3ペー
ジの展開までとっておくことができ、それ以外のページ
メモリエリアは開放するので、続けて1ページ目と4ペ
ージ目の展開もすることができる。
【0013】図3は、第2の実施形態の画像データ処理
手順を示したフローチャートである。なお、以下の図3
(a)、(b)における分割1ページ目および分割2ペ
ージ目の展開処理は、画像データ圧縮部6によって圧縮
されて圧縮データ格納メモリ3に格納されている印刷予
定の画像データを展開するものとして説明する。図3
(a)は、分割1ページ目の画像データ展開処理手順を
示したフローチャートである。まず、分割印刷の際、2
枚に分割されるページのうち最初の分割1ページ目に印
刷される部分に該当する画像データの展開が開始される
と、圧縮/伸長制御部12によって画像データ伸長部4
による圧縮データ格納メモリ3に格納されている分割印
刷に該当する画像データの伸長処理が実行され、伸長デ
ータ展開メモリ5に伸長データが順次記憶される(ステ
ップ301)。
【0014】ここで、画像データ伸長部4によって伸長
される画像データが分割2ページ目に重ね書きされる際
の先頭ラインになると(ステップ302;Y)、圧縮/
伸長制御部12は、分割1ページ目の重ね書きエリアの
先頭の圧縮データアドレスと1ライン前の参照ラインデ
ータを伸長データ展開メモリ5に保存・記憶させる(ス
テップ303)。そして、分割1ページ目の画像データ
の展開が全て終了すると(ステップ304;Y)、プロ
ッタ部2によって分割1ページ目の画像データの印刷処
理が実行される(ステップ305)。分割1ページ目の
画像データの印刷が終了すると、圧縮/伸長制御部12
は、伸長データ展開メモリ5に記憶されている分割1ペ
ージ目の画像データを削除(開放)し(ステップ30
6)、分割1ページ目の画像データ展開処理が終了す
る。
【0015】図3(b)は分割2ページ目の展開処理手
順を示したフローチャートである。分割2ページ目の画
像データの展開が開始されると、圧縮/伸長制御部12
は、伸長データ展開メモリ5に記憶されている分割1ペ
ージ目の重ね書きエリアの先頭の圧縮データアドレスと
1ライン前の参照ラインデータを参照して、圧縮データ
格納メモリ3に格納されている圧縮データから重ね書き
エリア分の画像データの伸長展開処理を実行する(ステ
ップ311)。さらに、圧縮データ格納メモリ3に格納
されている残りの分割2ページ目となる画像データを画
像データ伸長部4によって伸長処理させる(ステップ3
12)。そして、プロッタ部2によって重ね書きエリア
が伸長展開され、付加された分割2ページ目の印刷処理
が実行されると(ステップ313)、圧縮/伸長制御部
12は、伸長データ展開メモリ5に記憶されている画像
データを削除し(ステップ314)、分割2ページ目の
画像データ展開処理を終了する。
【0016】以上のように、本実施形態の画像形成装置
では、伸長データ展開メモリ(ページメモリ)5への画
データ伸長・展開時に、重ね書きエリアの圧縮データの
先頭ラインのアドレスと、その1ライン前の参照ライン
を保持しておくので、分割の次ページを展開するまで伸
長データ展開メモリ5上に重ね書き部分を保持する必要
がなくなり、伸長データ展開メモリ5の使用効率を節約
することができる。これにより、重ね書きエリア部分は
保存していた先頭ラインの圧縮データアドレスに基づい
て再伸長して分割2ページ目に付加することができる。
【0017】本実施形態の画像形成装置によると、分割
印刷の重ね書き処理において、伸長データ展開メモリ5
に展開する画像データの重ね書き部分の先頭ラインの圧
縮データアドレスと、その参照ラインだけを保存してお
くので、伸長データ展開メモリ5に展開した画像データ
を全て削除(開放)することができる。これにより、重
ね書きエリア部分は、保存しておいた圧縮データアドレ
スと参照ラインから再び伸長して展開すれば分割の次ペ
ージに付加することができるので、伸長データ展開メモ
リ5は1ページ分のメモリであれば分割印刷および重ね
書き処理を行うことができる。なお、第1および第2の
実施形態において、分割1ページ目の画像データの重ね
書きエリアの先頭アドレスおよび分割1ページ目の重ね
書きエリアの先頭の圧縮データアドレスと1ライン前の
参照ラインデータを伸長データ展開メモリ5に記憶させ
るとしたが、これに限られるものではなく、圧縮データ
格納メモリ3に一時的に記憶するようにしてもよい。
【0018】図4は、第3の実施形態の画像データ処理
手順を示したフローチャートである。なお、以下の図4
(a)、(b)における分割1ページ目および分割2ペ
ージ目の展開処理は、画像データ圧縮部6によって圧縮
されて圧縮データ格納メモリ3に格納されている印刷予
定の画像データを展開するものとして説明する。図4
(a)は、分割1ページ目の画像データ展開処理手順を
示したフローチャートである。まず、分割印刷の際、2
枚に分割されるページのうち最初の分割1ページ目に印
刷される部分に該当する画像データの展開が開始される
と、圧縮/伸長制御部12によって画像データ伸長部4
による圧縮データ格納メモリ3に格納されている分割印
刷に該当する画像データの伸長処理が実行され、伸長デ
ータ展開メモリ5に伸長データが順次記憶される(ステ
ップ401)。
【0019】ここで、画像データ伸長部4によって伸長
される画像データが分割2ページ目に重ね書きされる際
の先頭ラインになると(ステップ402;Y)、圧縮/
伸長制御部12は、分割1ページ目の重ね書きエリアの
先頭アドレスを伸長データ展開メモリ5に保存・記憶さ
せる(ステップ403)。分割1ページ目の画像データ
の展開が全て終了すると(ステップ404;Y)、圧縮
/伸長制御部12は、伸長データ展開メモリ5に記憶さ
れている重ね書きエリアの先頭アドレスを参照して、画
像データ圧縮部6によって圧縮データ格納メモリ3の該
当する重ね書きエリアの先頭から重ね書きエリア分の画
像データを再圧縮させ、圧縮データ格納バッファ7に重
ね書きエリア分の画像データを格納する(ステップ40
5)。そして、プロッタ部2によって分割1ページ目の
画像データの印刷処理が実行される(ステップ40
6)。分割1ページ目の画像データの印刷が終了する
と、圧縮/伸長制御部12は、伸長データ展開メモリ5
に記憶されている分割1ページ目の画像データを削除
(開放)し(ステップ407)、分割1ページ目の画像
データ展開処理が終了する。
【0020】図4(b)は分割2ページ目の展開処理手
順を示したフローチャートである。分割2ページ目の画
像データの展開が開始されると、圧縮/伸長制御部12
は、圧縮データ格納バッファ7に記憶されている分割1
ページ目の重ね書きエリア部分の画像データの伸長展開
処理を実行する(ステップ411)。さらに、圧縮デー
タ格納メモリ3に格納されている残りの分割2ページ目
となる画像データを画像データ伸長部4によって伸長処
理させる(ステップ412)。そして、プロッタ部2に
よって重ね書きエリアが伸長展開され、付加された分割
2ページ目の印刷処理が実行されると(ステップ41
3)、圧縮/伸長制御部12は、伸長データ展開メモリ
5に記憶されている画像データを削除し(ステップ41
4)、分割2ページ目の画像データ展開処理を終了す
る。
【0021】以上のように、本実施形態の画像形成装置
では、伸長データ展開メモリ(ページメモリ)5へ画デ
ータ伸長・展開後に伸長データ展開メモリ5上に展開し
た重ね書きエリアを再圧縮して圧縮データ格納バッファ
7に保存しておくので、分割の次ページ展開まで伸長デ
ータ展開メモリ5上に重ね書き部分を保持する必要がな
くなり、伸長データ展開メモリを節約することができ
る。これにより、重ね書き部分は圧縮データ格納バッフ
ァ7に再圧縮されて格納されている画像データを伸長す
ることにより、分割2ページ目に付加することができ
る。本実施形態の画像形成装置によると、分割印刷の重
ね書き処理において、伸長データ展開メモリ5に展開す
る画像データの重ね書き部分を再圧縮して圧縮データ格
納バッファ7に蓄積しておくので、伸長データ展開メモ
リ5に展開した画データは印刷後に全て削除(開放)す
ることができる。
【0022】本実施形態の画像形成装置では、重ね書き
エリア部分は、圧縮データ格納バッファ7に保存してお
いた圧縮データから再び伸長して展開すれば分割の次ペ
ージに付加することができ、伸長データ展開メモリ5は
1ページ分のメモリ容量があれば分割重ね書き処理を行
うことができる。さらに、本実施形態の画像形成装置で
は、重ね書きエリア部分だけを再圧縮して圧縮データ格
納バッファ7に蓄積するので、元の圧縮画像データは印
刷終了と同時に削除(開放)することができ、分割2ペ
ージ目の画像データ展開後まで削除を待機する必要をな
くすことができる。
【0023】
【発明の効果】請求項1記載の発明では、画像形成手段
による画像形成が終了した後、展開データ記憶手段に記
憶されている画像データのうち、2ページ目以降の各ペ
ージの先頭部分に重ね書きされる前ページの終端部分以
外の画像データを消去する画像データ消去手段を具備す
るので、記憶した部分以外の画像データを削除してペー
ジメモリを開放することにより、ページメモリを有効に
活用することができ、1ページ分のエリアと重ね書きエ
リア分のメモリさえあれば画像データを展開する順番に
関係なく、分割印刷の重ね書き処理を行うことができ
る。
【0024】請求項2記載の発明では、画像データ展開
手段によって所定の1ページ分の画像データが複数ペー
ジ分に展開された場合、2ページ目以降の各ページの先
頭部分に重ね書きされる前ページの終端部分である重ね
書き部分の画像データの先頭ラインのアドレスと、この
重ね書き部分の先頭ラインの1ライン前のアドレスを記
憶する参照アドレス記憶手段をさらに備え、前記画像デ
ータ消去手段は、前記画像形成手段による画像形成が終
了した後、前記展開データ記憶手段に記憶されている画
像データを消去するので、ページメモリに展開した画像
データは全て削除することができ、重ね書き部分は保存
しておいた圧縮データのアドレスと参照ラインから再び
圧縮データ格納メモリから伸長して展開すれば分割の次
ページに付加するればよく、ページメモリを有効利用す
ることができる。
【0025】請求項3記載の発明では、画像データ展開
手段によって所定の1ページ分の画像データが複数ペー
ジ分に展開された場合、展開された複数ページ分の画像
データのうち、2ページ目以降の各ページの先頭部分に
重ね書きされる前ページの終端部分である重ね書き部分
の画像データを格納する重ね書きデータ格納手段をさら
に具備したので、ページメモリに展開した画像データを
全て削除することができ、重ね書き部分は保存しておい
た圧縮データのアドレスと参照ラインから再び圧縮デー
タ格納メモリから伸長して展開すれば分割の次ページに
付加するればよく、ページメモリを有効利用することが
でき、元の画像データは印刷終了と同時に削除すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係る画像形成装置の構成を示し
たブロック図である。
【図2】第1の実施形態の画像データ処理手順を示した
フローチャートである。
【図3】第2の実施形態の画像データ処理手順を示した
フローチャートである。
【図4】第3の実施形態の画像データ処理手順を示した
フローチャートである。
【符号の説明】
1 スキャナ部 2 プロッタ部 3 圧縮データ格納メモリ 4 画像データ伸長部 5 伸長データ展開メモリ 6 画像データ圧縮部 7 圧縮データ格納バッファ 8 NCU(ネットワーク・コントロール・ユニッ
ト)部 9 システム制御部 10 操作部 11 表示部 12 圧縮/伸長制御部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1ページ分の画像データを複数ページ分
    に分割し、分割した複数ページのうち2ページ目以降の
    各ページの先頭部分に前ページの終端部分を重ね書き印
    刷する画像形成装置において、 画像データを受領する画像データ受領手段と、 前記画像データ受領手段によって受領された画像データ
    を格納する画像データ格納手段と、 前記画像データ格納手段に格納されている画像データの
    うち所定の1ページ分の画像データを複数ページ分に展
    開して記憶する画像データ展開手段と、 前記画像データ展開手段によって展開された前記複数ペ
    ージ分の画像データを記憶する展開データ記憶手段と、 前記画像データ展開手段によって複数ページ分に展開さ
    れた所定の1ページ分の画像データのうち、分割した複
    数ページのうち2ページ目以降の各ページの先頭部分に
    前ページの終端部分を重ね書きして複数ページに画像形
    成する画像形成手段と、 前記画像形成手段による画像形成が終了した後、前記展
    開データ記憶手段に記憶されている画像データのうち、
    2ページ目以降の各ページの先頭部分に重ね書きされる
    前ページの終端部分以外の画像データを消去する画像デ
    ータ消去手段と、を備えたことを特徴とする画像形成装
    置。
  2. 【請求項2】 前記画像データ展開手段によって所定の
    1ページ分の画像データが複数ページ分に展開された場
    合、2ページ目以降の各ページの先頭部分に重ね書きさ
    れる前ページの終端部分である重ね書き部分の画像デー
    タの先頭ラインのアドレスと、この重ね書き部分の先頭
    ラインの1ライン前のアドレスを記憶する参照アドレス
    記憶手段をさらに備え、 前記画像データ消去手段は、前記画像形成手段による画
    像形成が終了した後、前記展開データ記憶手段に記憶さ
    れている画像データを消去することを特徴とする請求項
    1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記画像データ展開手段によって所定の
    1ページ分の画像データが複数ページ分に展開された場
    合、前記展開された複数ページ分の画像データのうち、
    2ページ目以降の各ページの先頭部分に重ね書きされる
    前ページの終端部分である重ね書き部分の画像データを
    格納する重ね書きデータ格納手段をさらに備えたことを
    特徴とする請求項1または請求項2記載の画像形成装
    置。
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