JP2002217972A - 輻輳状況対応型VoIPシステム、及び、VoIPシステムの輻輳回避方法 - Google Patents

輻輳状況対応型VoIPシステム、及び、VoIPシステムの輻輳回避方法

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JP2002217972A
JP2002217972A JP2001005447A JP2001005447A JP2002217972A JP 2002217972 A JP2002217972 A JP 2002217972A JP 2001005447 A JP2001005447 A JP 2001005447A JP 2001005447 A JP2001005447 A JP 2001005447A JP 2002217972 A JP2002217972 A JP 2002217972A
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packet
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voice
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信平 四井
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    • H04M7/0072Speech codec negotiation

Abstract

(57)【要約】 【課題】早期に輻輳状態を見出して、輻輳発生の前に輻
輳回避を簡素に実現すること。 【解決手段】複数の端末1,2を接続するIPネットワ
ーク3の中継器4は、端末1に送信する音声パケット1
1に1か0かの輻輳値19を付加する。端末1は、呼を
設定する設定部29と、輻輳値付き音声パケット11’
を受信して輻輳値付き音声パケット11’の輻輳値19
に基づいて輻輳状況を検出する検出部とを備えている。
設定部29は、その輻輳状況に対応してコーディング方
式を選択的に決定する。このように、音声パケットを送
信する序でに輻輳値をそれに入り込ませるので、輻輳値
の送信が簡素であり、輻輳値の送信によるトラヒックの
増加は最小限に抑えられ、輻輳発生前に輻輳発生を回避
することができ、音声品質の劣化を回避することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、輻輳状況対応型V
oIPシステム、及び、VoIPシステムの輻輳回避方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】IPネットワーク上の輻輳状況に応じて
通話コーディング方式を決定する技術が、ITU−T標
準H225.0で記述されている。RTCPによるレポ
ートを用いて、サービス品質を測定する技術が知られて
いる。RTCPにより測定することができるサービス品
質には、パケット損失、到着間隔ジッタが例示される。
H225.0では、RTCPによりパケット損失、到着
間隔ジッタの増加によってネットワーク上で拡大する輻
輳が長期的に続くような状況では、メディアのコーディ
ング方式をより伝送速度が低いものに変更したり、重要
度が低いメディアを停止したりすることが提案されてい
る。
【0003】このような公知のVoIPシステムでは、
パケットの到着遅延とパケット損失が発生した後に、コ
ーディング方式の変更、優先度が低いチャンネルの停止
のような輻輳回避動作が行われているために、必ず通話
品質が低下した後にコーディング方式の変更の動作が行
われることになる。
【0004】早期に輻輳状態を見出して、輻輳発生の前
に輻輳回避を実現することが求められる。そのようなシ
ステムが、簡素に実現することが望まれる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、早期
に輻輳状態を見出して、輻輳発生の前に輻輳回避を実現
して通話品質の低下を回避することができる輻輳状況対
応型VoIPシステム、及び、VoIPシステムの輻輳
回避方法を提供することにある。本発明の他の課題は、
そのような実現を簡素なシステムの改善により達成する
ことができる輻輳状況対応型VoIPシステム、及び、
VoIPシステムの輻輳回避方法を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】その課題を解決するため
の手段が、下記のように表現される。その表現中に現れ
る技術的事項には、括弧()つきで、番号、記号等が添
記されている。その番号、記号等は、本発明の実施の複
数・形態又は複数の実施例のうちの少なくとも1つの実
施の形態又は複数の実施例を構成する技術的事項、特
に、その実施の形態又は実施例に対応する図面に表現さ
れている技術的事項に付せられている参照番号、参照記
号等に一致している。このような参照番号、参照記号
は、請求項記載の技術的事項と実施の形態又は実施例の
技術的事項との対応・橋渡しを明確にしている。このよ
うな対応・橋渡しは、請求項記載の技術的事項が実施の
形態又は実施例の技術的事項に限定されて解釈されるこ
とを意味しない。
【0007】本発明による輻輳状況対応型VoIPシス
テムは、複数の端末(1,2)と、複数の端末(1,
2)間を接続するIPネットワーク(3)とから構成さ
れている。IPネットワーク(3)は、中継器(4)を
備え、中継器(4)は端末(1)に送信する音声パケッ
ト(11)に輻輳値(19)を付加する輻輳値付加部
(15)を備えている。端末(1)は、呼を設定する設
定部(29)と、輻輳値付き音声パケット(11’)を
受信して輻輳値付き音声パケット(11’)の輻輳値
(19)に基づいて輻輳状況を検出する検出部とを備え
ている。設定部(29)は、その輻輳状況に対応してコ
ーディング方式を選択的に決定する。このように、音声
パケットを送信する序でに輻輳値をそれに入り込ませる
ので、輻輳値の送信が簡素であり、輻輳値の送信による
トラヒックの増加は最小限に抑えられる。
【0008】端末(1)は、パケット送信部(7)を更
に備え、コーディング方式はパケット送信部(7)を介
して相手側端末に通知される。コーディング方式が送信
される音声パケットに載せられることは合理的である。
【0009】輻輳値は、各音声パケットに付加される輻
輳データであり、輻輳データが1又は零であることは、
特に合理的である。この場合、必然的に、各音声パケッ
ト11には、1又は0が付加され、輻輳値1が付加され
た音声パケットの数によって、輻輳度を表現することが
でき、音声パケットの送信を輻輳度の伝達に用いること
ができ、極めて合理的である。その1が付加されるパケ
ットの数と、その1が付加されるパケットの並びは、統
計的処理で容易に決定され得る。そのような統計処理と
しては、輻輳度合いに比例して1の付加割合が比例的に
増加する処理が好適に例示され得る。
【0010】検出部は、データである”1”が付加され
ている音声パケット(11’)の割合に基づいて輻輳状
況の輻輳度を設定部(29)に出力する。設定部(2
9)は、輻輳度がより高い場合に、コーディング方式を
より低速であるコーディング方式に選択的に決定する。
【0011】中継器(4)は、輻輳予測部(14)を更
に備え、輻輳予測部(14)は、音声パケット(11)
の送信状況に基づいて、”1”を付加する音声パケット
の割合を定める。中継器(4)は、バッファ監視部(1
3)を更に備え、バッファ監視部(13)は、音声デー
タ(11)のデータ量に基づいて送信状況を輻輳予測部
(14)に通知する。このような監視により、統計処理
を迅速化する。
【0012】本発明によるVoIPシステムの輻輳回避
方法は、ネットワーク(3)上の音声データ(11)の
データ量を中継器(4)で検出すること、そのデータ量
に基づいて中継器(4)から第1端末(1)に送信する
音声パケット(11)に輻輳値(19)を付加するこ
と、輻輳値(19)を第1端末(2)で受信すること、
第1端末(2)が受信する輻輳値(19)に基づいて、
第1端末(1)と第2端末(2)との間の音声通信に用
いるコーディング方式を第1端末(1)で選択的に決定
する。
【0013】
【発明の実施の形態】図に対応して、本発明による輻輳
状況対応型VoIPシステムの実施の形態は、複数端末
の間にIPネットワークが設けられている。その複数端
末として、図1に示されるように、VoIP端末装置
(以下、端末といわれる)1と、端末装置1に対向する
VoIP端末装置(以下、対向端末といわれる)2とが
例示されている。IPネットワーク3は、端末装置1と
端末装置2の間に介設される複数の中継装置4が双方向
に連鎖する集合である。
【0014】図2は、1つの中継装置4の回路ブロック
の詳細を示している。中継装置4は、端末装置1又は隣
り合う中継装置4から送信されてくるパケットを受信す
る第1パケット受信部5と、他の端末装置1又は隣り合
う他の中継装置4から送信されてくるIPパケットを受
信する第2パケット受信部6を備えている。中継装置4
は、更に、端末装置1又は隣り合う中継装置4にIPパ
ケットを送信する第1パケット送信部7と、他の端末装
置1又は隣り合う他の中継装置4にIPパケットを送信
する第2パケット送信部8を備えている。
【0015】第1パケット受信部5と第1パケット送信
部7との間には、経路決定部9が介設されている。第2
パケット受信部6と第2パケット送信部8との間には、
同じ回路構成の経路決定部9が介設されている。第1パ
ケット受信部5と第2パケット受信部6は、それぞれに
外部から受け取るパケット11を経路決定部9に送り込
む。経路決定部9は、第1パケット受信部5又は第2パ
ケット受信部6から受け取ったパケット11のパケット
ヘッダの中の宛先アドレスに基づいて経路を決定し、そ
の経路の第1パケット送信部7又はその経路の第2パケ
ット送信部8にそのパケット11を送る。
【0016】第2パケット送信部8の中の回路構成は、
第1パケット送信部7の中の回路構成に全く同じであ
る。図2は、第2パケット送信部8の中の回路構成の詳
細を示している。第2パケット送信部8は、送信バッフ
ァ12と、バッファ監視部13と、輻輳予測部14と、
ECN付与部15とを備えている。バッファ監視部13
は、送信バッファ12の中のデータのデータ量を送信バ
ッファ12から受け取り、そのデータ量を統計情報16
として記録する。統計情報16は、バッファ監視部13
から輻輳予測部14に転送される。統計情報16を取得
する輻輳予測部14は、統計情報16に基づいて、第2
パケット送信部8で将来的に輻輳が発生し得るかどうか
を判断する。
【0017】輻輳が将来的に第2パケット送信部8で発
生すると判断した場合、将来的に発生すると予測された
その予測的輻輳の輻輳度合18を計算して、その輻輳度
合18をECN付与部15に送付する。ECN付与部1
5は、輻輳度合18に対応させて、経路決定部9から受
け取るパケット11のパケットヘッダに、輻輳通知ビッ
ト(ECNビット)19として”1”を設定して、この
ように輻輳通知ビット19が設定された輻輳通知ビット
付きパケット11’を送信バッファ12に送付する。送
信バッファ12は、そのような輻輳通知ビット付きパケ
ット11’を中継装置4から外部に送信する。
【0018】端末装置1は、図1に示されるように、音
声データ送信部21と、音声データ送信部21が接続す
るエンコード部22と、エンコード部22が接続しパケ
ットを送信するパケット送信部23と、パケットを受信
するパケット受信部24と、パケット受信部24が接続
するデコード部25と、デコード部25が接続する音声
データ受信部26とを備えている。音声入力部27に入
力される音声は、音声入力部27により音声換電気信号
に変換されて音声データ送信部21に入力される。音声
データ受信部26が生成する音声変換電気信号は、音声
出力部28に入力され音声に変換されて音声出力部28
から出力される。
【0019】端末装置1は、更に、呼設定処理部29と
呼設定入力部31とを備えている。呼設定入力部31
は、呼設定処理部29に接続している。呼設定入力部3
1は、呼設定指示信号32を出力し、呼設定指示信号3
2は呼設定処理部29に入力する。呼設定指示信号32
により呼設定指示を受けた呼設定処理部29は、端末装
置1と対向端末装置2との間に呼を設定する。
【0020】端末装置1は、更に、輻輳検出部33を備
えている。パケット受信部24は輻輳検出部33に接続
し、輻輳検出部33は呼設定処理部29に接続してい
る。パケット受信部24は、IPネットワーク3の中継
装置4の送信バッファ12から輻輳通知ビット付きパケ
ット11’を受信して、輻輳通知ビット付きパケット1
1’のうちの輻輳通知ビット19を輻輳検出部33に送
信する。輻輳検出部33は、既述の輻輳度合18を検出
して、その輻輳統計情報17を呼設定処理部29に伝達
する。
【0021】呼設定処理部29は、呼設定入力部31の
呼設定指示と輻輳検出部33から受け取る輻輳度合18
とに基づいて、端末装置1と対向端末装置2との間で使
用するコーディング方式を決定し、又は、通話中であれ
ばそのコーディング方式を変更する。このような決定又
は変更の際には、呼設定処理部29は、必要に応じて予
め通話毎に優先度を与えることにより、重要ではないチ
ャンネルの決定とそのチャンネルの停止などの処理を行
う。そのように決定され又は変更されるコーディング方
式は、呼設定処理部29からエンコード部22に伝達さ
れる。
【0022】図3は、本発明によるVoIPシステムの
輻輳回避方法の実施の形態を示している。呼設定入力部
31から出力される呼設定指示信号32が呼設定処理部
29に入力されて、呼設定が開始されて通話が開始され
る(ステップS1)。呼設定処理部29は、要求された
呼設定指示信号32を解釈し、必要な呼設定パケットを
パケット送信部23とパケット受信部24を介して、予
めIPアドレスが検索された相手側の対向端末2に対し
て、呼設定要求、その受付、呼出し、その応答、端末の
能力通知、論理チャンネルの確立の複数処理から形成さ
れる呼設定処理(ステップS2)を実行して、呼を設定
する。
【0023】ステップS1〜S2で、パケット受信部2
4で受信したパケットのうち対向端末2から送られてき
たパケットの輻輳通知ビット19は、輻輳検出部33に
通知される。輻輳検出部33は、輻輳通知ビット19
に”1”が設定されているか、又は、”0”に設定され
ているかを調べて統計を取り、その統計に基づいて輻輳
が発生していると判断した場合、呼設定処理部29に輻
輳統計情報17を呼設定処理部29に通知する(ステッ
プS3)。呼設定入力部31から呼設定処理部29に輻
輳統計情報17が通知された場合、呼設定処理部29は
輻輳統計情報17に基づいて、輻輳状況の程度を考慮し
て、音声通話に使用するコーディング方式を決定する
(ステップS4)。
【0024】このように決定され選択されたコーディン
グ方式は、デコード部25に通知される。次に、コーデ
ィング方式指定パケットが呼設定処理部29で生成され
る。そのコーディング方式指定パケット41は、パケッ
ト送信部23を介して対向端末2に送信される。端末1
は、中継装置41を対向端末2に送信することにより、
共通に使用することになるコーディング方式を対向端末
2に指示する。逆に、対向端末2からコーディング方式
指定パケット41をパケット受信部24で受信した場
合、そのコーディング方式指定パケット41は、パケッ
ト受信部24から呼設定処理部29に渡され、呼設定処
理部29は対向端末2が指示するコーディング方式をエ
ンコード部22に通知する。
【0025】このようにコーディング方式が指示され決
定されて、音声通話が開始され、指定されたコーディン
グ方式で音声パケットが端末1から対向端末2に転送さ
れる(ステップS5)。対向端末2から送信されてくる
音声パケットは、パケット受信部24で受信される。こ
のように呼びが完了すれば(ステップS6)、そのパケ
ットのパケットヘッダの中の輻輳通知ビット19は、輻
輳検出部33に送られる。輻輳検出部33は、輻輳通知
ビット19について統計的解析を実行する(ステップS
7)。
【0026】パケット受信部24で受信するパケットの
うちの音声パケットは、デコード部25でデコードされ
る。デコード部25でデコードされた音声パケットは、
音声データ受信部26で音声データに変換されて、音声
出力部28により音声として出力される。逆に、音声入
力部27で入力された音声は、音声データ送信部21に
渡された後に、音声データとしてエンコード部22でエ
ンコードされて、既に決定され選択されているコーディ
ング方式による音声データに変換され、端末1から対向
端末2に送信される。
【0027】IPネットワーク3の中の中継装置4で、
図4(a)に示されるように、端末1に向かう情報のト
ラヒックが増加して、輻輳発生のが事前に予測される場
合、図4(b)に示されるように、中継装置4の中の端
末1に向かう経路に対して送られてくるパケットのヘッ
ダの中の輻輳通知ビット19に”1(=ECN)”が中
継装置4のECN付与部15で設定される。輻輳検出部
33は、全ての輻輳通知ビット19のうちの”1”が設
定されている輻輳通知ビット19の割合に基づいて、図
4(c)に示されるように、IPネットワーク3に輻輳
状況が発生していると統計データから予測的に判断した
場合(ステップS8)、呼設定処理部29に輻輳統計情
報17を通知する。
【0028】呼設定処理部29は、輻輳統計情報17に
基づいて、その輻輳の度合いに対応する低速コーディン
グ方式を選択的に採用する。呼設定処理部29は、その
ように採用したコーディング方式によってコーディング
方式指定パケット41を生成し、パケット送信部23を
介して、対向端末2に対して使用することになる変更後
のコーディング方式を再通知し伝達する(ステップS
9)。
【0029】変更後コーディング方式の通知を受けてコ
ーディング方式変更指示を端末1から受け取った対向端
末2は、通話路を指示された低速コーディング方式に変
更して通話を続行する。このように低速コーディング方
式に変更されることにより、図4(d)に示されるよう
に、IPネットワーク3の中の中継装置4に流入するト
ラヒックが減少して、その発生が予測された可能的輻輳
状況が解消され、輻輳の発生が回避される。
【0030】パケット受信部24で呼の開放指示のパケ
ットを受信した場合(ステップS6)、その呼の開放指
示パケットは、呼設定処理部29に送られる。その開放
指示パケットを受け取った呼設定処理部29は、パケッ
ト送信部23とパケット受信部24とを介して、対向端
末2とやり取りを行って、呼の開放処理を実行して(ス
テップS10)、呼を完了する(ステップS11)。
【0031】
【発明の効果】本発明による輻輳状況対応型VoIPシ
ステム、及び、VoIPシステムの輻輳回避方法は、輻
輳予測によりコーディング方式を変更して輻輳が発生す
る前に輻輳の発生を回避することができる。輻輳状況を
端末間の通信パケットに載せるので、通信中の輻輳状況
を正確に端末に知らせて、端末自身の判断とその能力に
従って輻輳を回避する解決手段は、課題達成のための技
術として合理的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明による輻輳状況対応型VoIP
システムの実施の形態を示すシステムブロック図であ
る。
【図2】図2は、中継装置の詳細を示す回路ブロック図
である。
【図3】図3は、本発明によるVoIPシステムの輻輳
回避方法の動作を示す動作フロー図である。
【図4】図4は、通話路のトラヒック状態を示す通話デ
ータの流れを示すデータフロー図である。
【符号の説明】
1,2…端末 1…第1端末 2…第2端末(相手側端末) 3…IPネットワーク 4…中継器 7…パケット送信部 11…音声パケット 11’…輻輳値付き音声パケット 13…バッファ監視部 14…輻輳予測部 15…輻輳値付加部 19…輻輳値 29…設定部

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の端末と、 前記複数の端末間を接続するIPネットワークとを含
    み、 前記IPネットワークは、 中継器を備え、 前記中継器は、前記端末に送信する音声パケットに輻輳
    値を付加する輻輳値付加部を備え、 前記端末は、 呼を設定する設定部と、 前記輻輳値付き音声パケットを受信して前記輻輳値付き
    音声パケットの前記輻輳値に基づいて輻輳状況を検出す
    る検出部とを備え、 前記設定部は、前記輻輳状況に対応してコーディング方
    式を選択的に決定する輻輳状況対応型VoIPシステ
    ム。
  2. 【請求項2】前記端末は、 パケット送信部を更に備え、 前記コーディング方式は前記パケット送信部を介して相
    手側端末に通知される請求項1の輻輳状況対応型VoI
    Pシステム。
  3. 【請求項3】前記輻輳値は、各音声パケットに付加され
    る輻輳データであり、 前記輻輳データは1又は零である請求項2の輻輳状況対
    応型VoIPシステム。
  4. 【請求項4】前記検出部は前記データである”1”が付
    加されている前記音声パケットの割合に基づいて前記輻
    輳状況の輻輳度を前記設定部に出力する請求項3の輻輳
    状況対応型VoIPシステム。
  5. 【請求項5】前記設定部は、前記輻輳度がより高い場合
    に、前記コーディング方式をより低速であるコーディン
    グ方式に選択的に決定する請求項4の輻輳状況対応型V
    oIPシステム。
  6. 【請求項6】前記中継器は、 輻輳予測部を更に備え、 前記輻輳予測部は、前記音声パケットの送信状況に基づ
    いて、前記”1”を付加する前記音声パケットの割合を
    定める。請求項1〜5の輻輳状況対応型VoIPシステ
    ム。
  7. 【請求項7】前記中継器は、 バッファ監視部を更に備え、 前記バッファ監視部は、前記音声データのデータ量に基
    づいて送信状況を前記輻輳予測部に通知する請求項1〜
    6から選択される1請求項の輻輳状況対応型VoIPシ
    ステム。
  8. 【請求項8】ネットワーク上の音声データのデータ量を
    中継器で検出すること、 前記データ量に基づいて前記中継器から第1端末に送信
    する音声パケットに輻輳値を付加すること、 前記輻輳値を第1端末で受信すること、 前記第1端末が受信する前記輻輳値に基づいて、前記第
    1端末と前記第2端末との間の音声通信に用いるコーデ
    ィング方式を前記第1端末で選択的に決定することとを
    含むVoIPシステムの輻輳回避方法。
  9. 【請求項9】前記輻輳値は”1”又は”0”である請求
    項8のVoIPシステムの輻輳回避方法。
  10. 【請求項10】前記データ量に基づいて”1”と”0”
    の割合を変更することを更に含む請求項9のVoIPシ
    ステムの輻輳回避方法。
  11. 【請求項11】前記割合に基づいて前記コーディング方
    式を選択的に決定することを更に含む請求項10のVo
    IPシステムの輻輳回避方法。
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