JP2000196599A - 帯域自動変更装置および方法 - Google Patents
帯域自動変更装置および方法Info
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- JP2000196599A JP2000196599A JP37001598A JP37001598A JP2000196599A JP 2000196599 A JP2000196599 A JP 2000196599A JP 37001598 A JP37001598 A JP 37001598A JP 37001598 A JP37001598 A JP 37001598A JP 2000196599 A JP2000196599 A JP 2000196599A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ＡＢＲ方式のＲＭセルを使用できるＡＴＭ端
末同士がＡＴＭネットワークを経由して音声・映像等を
通信するシステムにおいて、通信システム間の輻輳程度
に応じてできるだけ高品質な圧縮方式を選択する帯域自
動変更装置および方法を提供する。 【解決手段】 ＣＴ端末１０は、ＡＴＭネットワーク１
２とのＡＴＭ通信をインターフェースするＡＴＭインタ
ーフェース部１６と、選択された圧縮方式により音声通
信をおこない、音声通信をソフト的に動作させるアプリ
ケーション実行部１８と、ＡＴＭネットワークの輻輳を
検知し、輻輳の程度に応じて圧縮方式を選択しダイナミ
ックに使用帯域を変更する圧縮方式制御手段２０とを有
し、音声通信の開始により圧縮方式制御手段２０がＡＴ
Ｍネットワーク１２の輻輳の状態を検知し最適な圧縮方
式を選択し通信をおこなう。
末同士がＡＴＭネットワークを経由して音声・映像等を
通信するシステムにおいて、通信システム間の輻輳程度
に応じてできるだけ高品質な圧縮方式を選択する帯域自
動変更装置および方法を提供する。 【解決手段】 ＣＴ端末１０は、ＡＴＭネットワーク１
２とのＡＴＭ通信をインターフェースするＡＴＭインタ
ーフェース部１６と、選択された圧縮方式により音声通
信をおこない、音声通信をソフト的に動作させるアプリ
ケーション実行部１８と、ＡＴＭネットワークの輻輳を
検知し、輻輳の程度に応じて圧縮方式を選択しダイナミ
ックに使用帯域を変更する圧縮方式制御手段２０とを有
し、音声通信の開始により圧縮方式制御手段２０がＡＴ
Ｍネットワーク１２の輻輳の状態を検知し最適な圧縮方
式を選択し通信をおこなう。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、帯域自動変更方法
に関し、特にＡＴＭネットワークを経由してＡＢＲ方式
のＲＭセルを使用可能なＡＴＭ端末同士で音声通信等を
行う通信システムにおける帯域変更装置および方法に関
する。
に関し、特にＡＴＭネットワークを経由してＡＢＲ方式
のＲＭセルを使用可能なＡＴＭ端末同士で音声通信等を
行う通信システムにおける帯域変更装置および方法に関
する。
【０００２】
【従来の技術】ＡＴＭネットワークでの通信システムで
は、ＡＴＭフォーラムによって示されているＵＮＩ（Ｕ
ｓｅｒ Ｎｅｔｗｏｒｋ Ｉｎｔｅｒｆａｃｅ：ユーザ
網インターフェース）４．０において、ＡＴＭネットワ
ーク上のバーストデータの通信を効率的に行うためにＡ
ＢＲ方式が標準化されている。ＡＢＲ（Ａｖａｉｌａｂ
ｌｅ Ｂｉｔ Ｒａｔｅ：利用可能な速度）方式の標準
化は、回線トラヒックが低い時、多くの帯域を使い輻輳
が発生すると送信帯域を低下させ輻輳によるデータ破棄
を無くすことを目指しており、ＲＭ（Ｒｅｓｏｕｒｃｅ
Ｍａｎａｇｅｍａｎｔ：資源管理）セルを使ってネッ
トワークの輻輳発生を送信端末まで伝えるものである。
しかしエンド−エンドのアプリケーションについては、
輻輳状態に対応した符号化圧縮方式に変更する方法は標
準化されていない。例えば音声通信に関して、コンピュ
ータでは高音質オーディオ（数百Ｋｂｐｓ）音声，Ｉｎ
ｔｅｒｎｅｔ電話に見られる６４Ｋｂｐｓ以下の帯域圧
縮音声等、様々な音声圧縮方式が存在している。また通
常一通話ごと最初に設定した音声圧縮方式を固定的に使
用されている。
は、ＡＴＭフォーラムによって示されているＵＮＩ（Ｕ
ｓｅｒ Ｎｅｔｗｏｒｋ Ｉｎｔｅｒｆａｃｅ：ユーザ
網インターフェース）４．０において、ＡＴＭネットワ
ーク上のバーストデータの通信を効率的に行うためにＡ
ＢＲ方式が標準化されている。ＡＢＲ（Ａｖａｉｌａｂ
ｌｅ Ｂｉｔ Ｒａｔｅ：利用可能な速度）方式の標準
化は、回線トラヒックが低い時、多くの帯域を使い輻輳
が発生すると送信帯域を低下させ輻輳によるデータ破棄
を無くすことを目指しており、ＲＭ（Ｒｅｓｏｕｒｃｅ
Ｍａｎａｇｅｍａｎｔ：資源管理）セルを使ってネッ
トワークの輻輳発生を送信端末まで伝えるものである。
しかしエンド−エンドのアプリケーションについては、
輻輳状態に対応した符号化圧縮方式に変更する方法は標
準化されていない。例えば音声通信に関して、コンピュ
ータでは高音質オーディオ（数百Ｋｂｐｓ）音声，Ｉｎ
ｔｅｒｎｅｔ電話に見られる６４Ｋｂｐｓ以下の帯域圧
縮音声等、様々な音声圧縮方式が存在している。また通
常一通話ごと最初に設定した音声圧縮方式を固定的に使
用されている。
【０００３】また従来の音声圧縮方式の一例が、特開昭
５８−２２５７５０号に記載されている。この公報に記
載された帯域圧縮伝送方式は、複数の音声帯域伝送路を
経由して音声信号のアナログ・パケット化伝送を行う通
信システムにおいて、帯域圧縮率の異なる複数の通信手
段を持ち、前記音声帯域伝送路の輻輳程度に対応させる
帯域伝送方式が提案されている。
５８−２２５７５０号に記載されている。この公報に記
載された帯域圧縮伝送方式は、複数の音声帯域伝送路を
経由して音声信号のアナログ・パケット化伝送を行う通
信システムにおいて、帯域圧縮率の異なる複数の通信手
段を持ち、前記音声帯域伝送路の輻輳程度に対応させる
帯域伝送方式が提案されている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ＡＴＭネットワーク上
で音声および映像等の通信を行う場合は、輻輳によりデ
ータ破棄や大きな遅延変動を嫌って予め帯域を確保する
ＣＢＲ（Ｃｏｎｓｔａｎｔ Ｂｉｔ Ｒａｔｅ）モード
を使っていることが多く、音声および映像等の一定帯域
を確保してしまう回線が多くなると、バーストデータト
ラヒックとの混在時に回線帯域を有効活用出来ないとい
う問題があった。
で音声および映像等の通信を行う場合は、輻輳によりデ
ータ破棄や大きな遅延変動を嫌って予め帯域を確保する
ＣＢＲ（Ｃｏｎｓｔａｎｔ Ｂｉｔ Ｒａｔｅ）モード
を使っていることが多く、音声および映像等の一定帯域
を確保してしまう回線が多くなると、バーストデータト
ラヒックとの混在時に回線帯域を有効活用出来ないとい
う問題があった。
【０００５】また、通常、一通話ごと最初に設定した圧
縮方式が固定的に使用されており、輻輳状態に合ったで
きるだけ高品質な圧縮方式をダイナミックに変更する方
法がない。そのため、回線トラヒック状態に合った効率
的／高品質な音声通信ができなかった。
縮方式が固定的に使用されており、輻輳状態に合ったで
きるだけ高品質な圧縮方式をダイナミックに変更する方
法がない。そのため、回線トラヒック状態に合った効率
的／高品質な音声通信ができなかった。
【０００６】また、特開昭５８−２２５７５０号に記載
の帯域圧縮伝送方式は、複数の音声帯域伝送路を経由し
て音声信号のアナログ・パケット化伝送を行う通信シス
テムにおいて、帯域圧縮率の異なる複数の通信手段を持
ち、前記音声帯域伝送路の輻輳程度に対応させる帯域圧
縮伝送方式が提案されているが、回線トラヒック状態に
合わせた効率的かつ高品質な通信をおこなうことができ
なかった。
の帯域圧縮伝送方式は、複数の音声帯域伝送路を経由し
て音声信号のアナログ・パケット化伝送を行う通信シス
テムにおいて、帯域圧縮率の異なる複数の通信手段を持
ち、前記音声帯域伝送路の輻輳程度に対応させる帯域圧
縮伝送方式が提案されているが、回線トラヒック状態に
合わせた効率的かつ高品質な通信をおこなうことができ
なかった。
【０００７】本発明の目的は、ＡＴＭネットワーク上で
のＡＢＲ方式のＲＭセルを使用することを前提として、
網のトラヒックに合わせた効率的かつ高品質な通信をダ
イナミックに行う帯域自動変更装置および方式を提供す
ることを目的とする。
のＡＢＲ方式のＲＭセルを使用することを前提として、
網のトラヒックに合わせた効率的かつ高品質な通信をダ
イナミックに行う帯域自動変更装置および方式を提供す
ることを目的とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明の帯域自動変更装
置は、ＡＴＭ通信のＡＢＲ（Ａｖａｉｌａｂｌｅ Ｂｉ
ｔ Ｒａｔｅ：利用可能な速度）方式でＡＴＭ端末間の
通信をおこなうときに、ＡＴＭネットワークの輻輳の状
態に応じて帯域を自動的に変更する帯域自動変更装置に
おいて、ＲＭ（Ｒｅｓｏｕｒｃｅ Ｍａｎａｇｅｍａｎ
ｔ：資源管理）セルを利用することにより、前記ＡＴＭ
ネットワークの輻輳状態に最適なデータ圧縮方式を選択
し、前記ＡＴＭ端末間で通信をおこなうことを特徴とす
る。
置は、ＡＴＭ通信のＡＢＲ（Ａｖａｉｌａｂｌｅ Ｂｉ
ｔ Ｒａｔｅ：利用可能な速度）方式でＡＴＭ端末間の
通信をおこなうときに、ＡＴＭネットワークの輻輳の状
態に応じて帯域を自動的に変更する帯域自動変更装置に
おいて、ＲＭ（Ｒｅｓｏｕｒｃｅ Ｍａｎａｇｅｍａｎ
ｔ：資源管理）セルを利用することにより、前記ＡＴＭ
ネットワークの輻輳状態に最適なデータ圧縮方式を選択
し、前記ＡＴＭ端末間で通信をおこなうことを特徴とす
る。
【０００９】本発明の帯域自動変更方法は、ＡＴＭ通信
のＡＢＲ（Ａｖａｉｌａｂｌｅ Ｂｉｔ Ｒａｔｅ：利
用可能な速度）方式でＡＴＭ端末間の通信をおこなうと
きに、ＡＴＭネットワークの輻輳の状態に応じて帯域を
自動的に変更する帯域自動変更装置における帯域自動変
更方法であって、前記ＡＴＭネットワークの輻輳の状態
を取得し、前記輻輳の状態によりデータの圧縮方式を選
択し、前記選択された圧縮方式により前記ＡＴＭ端末間
の通信をおこなうことを特徴とする帯域自動変更方法。
のＡＢＲ（Ａｖａｉｌａｂｌｅ Ｂｉｔ Ｒａｔｅ：利
用可能な速度）方式でＡＴＭ端末間の通信をおこなうと
きに、ＡＴＭネットワークの輻輳の状態に応じて帯域を
自動的に変更する帯域自動変更装置における帯域自動変
更方法であって、前記ＡＴＭネットワークの輻輳の状態
を取得し、前記輻輳の状態によりデータの圧縮方式を選
択し、前記選択された圧縮方式により前記ＡＴＭ端末間
の通信をおこなうことを特徴とする帯域自動変更方法。
【００１０】
【発明の実施の形態】本発明は、ＡＴＭネットワークを
経由してＡＴＭ端末同士で音声および映像等の通信を行
うとき、ＡＢＲ（Ａｖａｉｌａｂｌｅ Ｂｉｔ Ｒａｔ
ｅ：利用可能な速度）方式のＲＭ（Ｒｅｓｏｕｒｃｅ
Ｍａｎａｇｅｍａｎｔ：資源管理）セルを使用すること
により、ネットワークの輻輳程度に応じて複数の符号化
圧縮方式の中から輻輳程度にあった符号化圧縮方式を使
用し、通信帯域をダイナミックに変更して効率的かつ高
品質な音声および映像等の通信を可能とし帯域を有効活
用するものである。実施例としてＡＴＭネットワークを
経由してＣＴ端末間（Ｃｏｍｐｕｔｅｒ Ｔｅｌｅｐｈ
ｏｎｙ端末、ＡＴＭ端末の一例）で音声通信をする場合
を説明する。なお、各ＣＴ端末間は前述のＡＢＲ方式が
適用できることを前提とする。
経由してＡＴＭ端末同士で音声および映像等の通信を行
うとき、ＡＢＲ（Ａｖａｉｌａｂｌｅ Ｂｉｔ Ｒａｔ
ｅ：利用可能な速度）方式のＲＭ（Ｒｅｓｏｕｒｃｅ
Ｍａｎａｇｅｍａｎｔ：資源管理）セルを使用すること
により、ネットワークの輻輳程度に応じて複数の符号化
圧縮方式の中から輻輳程度にあった符号化圧縮方式を使
用し、通信帯域をダイナミックに変更して効率的かつ高
品質な音声および映像等の通信を可能とし帯域を有効活
用するものである。実施例としてＡＴＭネットワークを
経由してＣＴ端末間（Ｃｏｍｐｕｔｅｒ Ｔｅｌｅｐｈ
ｏｎｙ端末、ＡＴＭ端末の一例）で音声通信をする場合
を説明する。なお、各ＣＴ端末間は前述のＡＢＲ方式が
適用できることを前提とする。
【００１１】本発明の実施例の構成を図１を参照し説明
する。図１は、本発明のＡＴＭ通信のシステムブロック
図である。図１に示すように、コンピュータにモデム装
置を有し、ＡＴＭ通信をおこなうことができるＣＴ端末
１０−１およびＣＴ端末１０−２と、交換機を有し複数
のＣＴ端末１０を交換する交換網であるＡＴＭネットワ
ーク１２と、ＣＴ端末１０をＡＴＭネットワークへ接続
するＡＴＭ回線１４とから構成される。ＣＴ端末１０
は、ＡＴＭネットワーク１２とのＡＴＭ通信をインター
フェースするＡＴＭインターフェース部１６と、選択さ
れた圧縮方式により音声通信をおこない、音声通信をソ
フト的に動作させるアプリケーション実行部１８と、Ａ
ＴＭネットワークの輻輳を検知し、輻輳の程度に応じて
圧縮方式を選択しダイナミックに使用帯域を変更する圧
縮方式制御手段２０とを有する。圧縮方式制御手段２０
は、ＡＴＭネットワーク１２のトラヒック輻輳程度をＲ
Ｍセルから検知するＲＭセル輻輳検知部２２と、取得し
たトラヒック輻輳の程度に合った圧縮方式を選択しアプ
リケーション実行部１８に通知する圧縮方式選択部２４
と、選択された圧縮方式を、接続相手に通知するＲＭセ
ル圧縮方式通知部２６とを有する。ＣＴ端末１０−１か
らＡＴＭ回線１４を通りＡＴＭネットワークを介してＣ
Ｔ端末１０−２へ音声通信をおこなうとき、ＣＴ端末１
０−１は、ＣＴ端末１０−２へ発呼要求をおこなう。Ｃ
Ｔ端末１０−１は、圧縮方式制御手段２０にＡＴＭネッ
トワーク１２の輻輳状況を取得する指示をする。圧縮方
式制御手段２０は、輻輳状況を検知し圧縮方式を選択す
る。圧縮方式制御手段２０は、選択された圧縮方式をア
プリケーション実行部１８へ通知し、さらにＡＴＭイン
ターフェース１６からＡＴＭネットワーク１２を介して
ＣＴ端末１０−２へ通知する。ＣＴ端末１０−１は、ア
プリケーション実行部１８から選択された圧縮方式によ
り音声通信を開始する。ＣＴ端末１０−２は、ＣＴ端末
１０−１からの通知により選択された圧縮方式をアプリ
ケーション実行部１８へ通知し、ＣＴ端末１−１と音声
通信をおこなう。また、圧縮方式選択部２４にＲＭセル
から入手できる帯域とその際最適な圧縮方式が対応して
いる表を予め作成しておくことによりきめ細い帯域自動
変更が可能となる。
する。図１は、本発明のＡＴＭ通信のシステムブロック
図である。図１に示すように、コンピュータにモデム装
置を有し、ＡＴＭ通信をおこなうことができるＣＴ端末
１０−１およびＣＴ端末１０−２と、交換機を有し複数
のＣＴ端末１０を交換する交換網であるＡＴＭネットワ
ーク１２と、ＣＴ端末１０をＡＴＭネットワークへ接続
するＡＴＭ回線１４とから構成される。ＣＴ端末１０
は、ＡＴＭネットワーク１２とのＡＴＭ通信をインター
フェースするＡＴＭインターフェース部１６と、選択さ
れた圧縮方式により音声通信をおこない、音声通信をソ
フト的に動作させるアプリケーション実行部１８と、Ａ
ＴＭネットワークの輻輳を検知し、輻輳の程度に応じて
圧縮方式を選択しダイナミックに使用帯域を変更する圧
縮方式制御手段２０とを有する。圧縮方式制御手段２０
は、ＡＴＭネットワーク１２のトラヒック輻輳程度をＲ
Ｍセルから検知するＲＭセル輻輳検知部２２と、取得し
たトラヒック輻輳の程度に合った圧縮方式を選択しアプ
リケーション実行部１８に通知する圧縮方式選択部２４
と、選択された圧縮方式を、接続相手に通知するＲＭセ
ル圧縮方式通知部２６とを有する。ＣＴ端末１０−１か
らＡＴＭ回線１４を通りＡＴＭネットワークを介してＣ
Ｔ端末１０−２へ音声通信をおこなうとき、ＣＴ端末１
０−１は、ＣＴ端末１０−２へ発呼要求をおこなう。Ｃ
Ｔ端末１０−１は、圧縮方式制御手段２０にＡＴＭネッ
トワーク１２の輻輳状況を取得する指示をする。圧縮方
式制御手段２０は、輻輳状況を検知し圧縮方式を選択す
る。圧縮方式制御手段２０は、選択された圧縮方式をア
プリケーション実行部１８へ通知し、さらにＡＴＭイン
ターフェース１６からＡＴＭネットワーク１２を介して
ＣＴ端末１０−２へ通知する。ＣＴ端末１０−１は、ア
プリケーション実行部１８から選択された圧縮方式によ
り音声通信を開始する。ＣＴ端末１０−２は、ＣＴ端末
１０−１からの通知により選択された圧縮方式をアプリ
ケーション実行部１８へ通知し、ＣＴ端末１−１と音声
通信をおこなう。また、圧縮方式選択部２４にＲＭセル
から入手できる帯域とその際最適な圧縮方式が対応して
いる表を予め作成しておくことによりきめ細い帯域自動
変更が可能となる。
【００１２】次に、本発明の実施例の動作を図２から図
４を参照し詳細に説明する。図２は、本発明の送信側Ｃ
Ｔ端末の動作のフローチャート表す図である。図３は、
本発明の受信側ＣＴ端末の動作のフローチャート表す図
である。図４は、本発明のＣＴ端末間の通信動作を表す
シーケンス図である。図２，図４に示すように、ＣＴ端
末１０−１がＣＴ端末１０−２に対し発呼要求すると、
アプリケーション実行部１８からＣＴ端末１０−２へ発
呼要求される（ステップＡ１）。ＣＴ端末１０−１のＲ
Ｍセル輻輳検知部２２は、ＡＢＲ方式のＲＭセルからＡ
ＴＭネットワーク１２の輻輳状況を入手し、圧縮方式選
択手段２０へ通知する。圧縮方式選択手段２０は、通知
により高帯域通信の圧縮方式であるか否かを判断する
（ステップＡ２）。判断の結果、高帯域通信を確保でき
る非輻輳状態である場合、圧縮方式選択手段２０は、高
帯域を利用する高品質な圧縮方式を選択しアプリケーシ
ョン実行部１８とＲＭセル圧縮方式通知部２６とに高帯
域（例えば６４Ｋｂｐｓ）を利用する圧縮方式を選択す
ることを通知する（ステップＡ３）。ステップＡ２の判
断の結果、高帯域通信を確保できない輻輳状態を検出し
た場合、圧縮方式選択手段２０は低帯域（例えば１６Ｋ
ｂｐｓ）を利用する圧縮方式を選択し、アプリケーショ
ン実行部１８とＲＭセル圧縮方式通知部２６とに低帯域
を利用する圧縮方式であることを通知する（ステップＡ
４）。ＲＭセル圧縮方式通知部２６は、ＲＭセルを使っ
て選択された圧縮方式をＣＴ端末１０−２へ通知する
（ステップＡ５）。アプリケーション実行部１８は、選
択された圧縮方式で音声通信を開始する（ステップＡ
６）。ＣＴ端末１０−１は、圧縮方式に変更があるか否
かを判断する（ステップＡ７）。判断の結果、変更があ
る場合はステップＡ２へ戻る。判断の結果、変更がない
場合は終了か否かを判断し（ステップＡ８）、判断の結
果終了ではない場合はステップＡ６へ戻り、終了の場合
は動作を終了する。
４を参照し詳細に説明する。図２は、本発明の送信側Ｃ
Ｔ端末の動作のフローチャート表す図である。図３は、
本発明の受信側ＣＴ端末の動作のフローチャート表す図
である。図４は、本発明のＣＴ端末間の通信動作を表す
シーケンス図である。図２，図４に示すように、ＣＴ端
末１０−１がＣＴ端末１０−２に対し発呼要求すると、
アプリケーション実行部１８からＣＴ端末１０−２へ発
呼要求される（ステップＡ１）。ＣＴ端末１０−１のＲ
Ｍセル輻輳検知部２２は、ＡＢＲ方式のＲＭセルからＡ
ＴＭネットワーク１２の輻輳状況を入手し、圧縮方式選
択手段２０へ通知する。圧縮方式選択手段２０は、通知
により高帯域通信の圧縮方式であるか否かを判断する
（ステップＡ２）。判断の結果、高帯域通信を確保でき
る非輻輳状態である場合、圧縮方式選択手段２０は、高
帯域を利用する高品質な圧縮方式を選択しアプリケーシ
ョン実行部１８とＲＭセル圧縮方式通知部２６とに高帯
域（例えば６４Ｋｂｐｓ）を利用する圧縮方式を選択す
ることを通知する（ステップＡ３）。ステップＡ２の判
断の結果、高帯域通信を確保できない輻輳状態を検出し
た場合、圧縮方式選択手段２０は低帯域（例えば１６Ｋ
ｂｐｓ）を利用する圧縮方式を選択し、アプリケーショ
ン実行部１８とＲＭセル圧縮方式通知部２６とに低帯域
を利用する圧縮方式であることを通知する（ステップＡ
４）。ＲＭセル圧縮方式通知部２６は、ＲＭセルを使っ
て選択された圧縮方式をＣＴ端末１０−２へ通知する
（ステップＡ５）。アプリケーション実行部１８は、選
択された圧縮方式で音声通信を開始する（ステップＡ
６）。ＣＴ端末１０−１は、圧縮方式に変更があるか否
かを判断する（ステップＡ７）。判断の結果、変更があ
る場合はステップＡ２へ戻る。判断の結果、変更がない
場合は終了か否かを判断し（ステップＡ８）、判断の結
果終了ではない場合はステップＡ６へ戻り、終了の場合
は動作を終了する。
【００１３】図３，図４に示すように、ＣＴ端末１０−
１がＣＴ端末１０−２に対して発呼をするとき、ＣＴ端
末１０−２は、ＣＴ端末１０−１から着呼要求を受ける
（ステップＢ１）。ＣＴ端末１０−２は、ＲＭセル圧縮
方式通知部２６でＣＴ端末１０−１が送信したＲＭセル
を受信し、圧縮方式選択手段２０はＣＴ端末１０−１が
選択した圧縮方式を検索し、検索の結果を高帯域通信で
あるか否かを判断する（ステップＢ２）。判断の結果、
高帯域（例えば６４Ｋｂｐｓ）を利用する圧縮方式を選
択した場合、高帯域通信であることをアプリケーション
実行部１８に通知する（ステップＢ３）。判断の結果、
高帯域通信を利用する圧縮方式を選択しない場合は、低
帯域通信であることをアプリケーション実行部１８へ通
知する（ステップＢ４）。アプリケーション実行部１８
は、選択した圧縮方式でＣＴ端末１０−１と音声通信を
開始する（ステップＢ５）。ＣＴ端末１０−２は、音声
通信の圧縮方式に変更があるか否かを判断する（ステッ
プＢ６）。判断の結果、変更がある場合はステップＢ２
へ戻る。判断の結果、変更がない場合は終了か否かを判
断し（ステップＢ７）、判断の結果終了でない場合はス
テップＢ５へ戻り、判断の結果終了の場合は動作を終了
する。なお、音声通信について述べたが、映像等を含ん
だマルチメディア通信についても同様である。
１がＣＴ端末１０−２に対して発呼をするとき、ＣＴ端
末１０−２は、ＣＴ端末１０−１から着呼要求を受ける
（ステップＢ１）。ＣＴ端末１０−２は、ＲＭセル圧縮
方式通知部２６でＣＴ端末１０−１が送信したＲＭセル
を受信し、圧縮方式選択手段２０はＣＴ端末１０−１が
選択した圧縮方式を検索し、検索の結果を高帯域通信で
あるか否かを判断する（ステップＢ２）。判断の結果、
高帯域（例えば６４Ｋｂｐｓ）を利用する圧縮方式を選
択した場合、高帯域通信であることをアプリケーション
実行部１８に通知する（ステップＢ３）。判断の結果、
高帯域通信を利用する圧縮方式を選択しない場合は、低
帯域通信であることをアプリケーション実行部１８へ通
知する（ステップＢ４）。アプリケーション実行部１８
は、選択した圧縮方式でＣＴ端末１０−１と音声通信を
開始する（ステップＢ５）。ＣＴ端末１０−２は、音声
通信の圧縮方式に変更があるか否かを判断する（ステッ
プＢ６）。判断の結果、変更がある場合はステップＢ２
へ戻る。判断の結果、変更がない場合は終了か否かを判
断し（ステップＢ７）、判断の結果終了でない場合はス
テップＢ５へ戻り、判断の結果終了の場合は動作を終了
する。なお、音声通信について述べたが、映像等を含ん
だマルチメディア通信についても同様である。
【００１４】
【発明の効果】本発明の帯域自動変更装置および方法
は、ＡＴＭネットワークを経由してＡＴＭ端末同士で音
声／映像等の通信を行うとき、ＡＢＲ方式のＲＭセルを
使用することによりＡＴＭネットワークの輻輳程度に応
じて複数の符号化圧縮方式の中から輻輳程度にあった最
も有効に使用できる符号化圧縮方式を使用し通信帯域を
ダイナミックに変更して帯域有効活用し、効率的かつ最
良の通信品質を提供できる。
は、ＡＴＭネットワークを経由してＡＴＭ端末同士で音
声／映像等の通信を行うとき、ＡＢＲ方式のＲＭセルを
使用することによりＡＴＭネットワークの輻輳程度に応
じて複数の符号化圧縮方式の中から輻輳程度にあった最
も有効に使用できる符号化圧縮方式を使用し通信帯域を
ダイナミックに変更して帯域有効活用し、効率的かつ最
良の通信品質を提供できる。
【図１】本発明のＡＴＭ通信のシステムブロック図であ
る。
る。
【図２】本発明の送信側ＣＴ端末の動作のフローチャー
ト表す図である。
ト表す図である。
【図３】本発明の受信側ＣＴ端末の動作のフローチャー
ト表す図である。
ト表す図である。
【図４】本発明のＣＴ端末間の通信動作を表すシーケン
ス図である。
ス図である。
【符号の説明】 １０−１ ＣＴ端末 １０−２ ＣＴ端末 １２ ＡＴＭネットワーク １４ ＡＴＭ回線 １６ ＡＴＭインタフェース部 １８ アプリケーション実行部 ２０ 圧縮方式制御手段 ２２ ＲＭセル輻輳検知部 ２４ 圧縮方式選択部 ２６ ＲＭセル圧縮方式通知部
Claims (8)
- 【請求項１】ＡＴＭ通信のＡＢＲ（Ａｖａｉｌａｂｌｅ
Ｂｉｔ Ｒａｔｅ：利用可能な速度）方式でＡＴＭ端
末間の通信をおこなうときに、ＡＴＭネットワークの輻
輳の状態に応じて帯域を自動的に変更する帯域自動変更
装置において、 前記ＡＢＲ方式のＲＭ（Ｒｅｓｏｕｒｃｅ Ｍａｎａｇ
ｅｍａｎｔ：資源管理）セルを利用することにより、前
記ＡＴＭネットワークの輻輳状態に最適なデータ圧縮方
式を選択し、前記ＡＴＭ端末間で通信をおこなうことを
特徴とする帯域自動変更装置。 - 【請求項２】前記ＡＴＭ端末は、ＣＴ（Ｃｏｍｐｕｔｅ
ｒ Ｔｅｌｅｐｈｏｎｙ）端末を少なくとも含むことを
特徴とする請求項１記載の帯域自動変更装置。 - 【請求項３】前記ＣＴ端末は、 前記選択された圧縮方式により他のＡＴＭ端末と通信を
おこなうアプリケーション実行部と、 前記ＡＴＭネットワークの輻輳を検知し、前記輻輳の程
度に応じて圧縮方式を選択し、さらに使用帯域を変更す
る圧縮方式制御手段と、を有することを特徴とする請求
項２記載の帯域自動変更装置。 - 【請求項４】前記圧縮方式制御手段は、 前記ＡＴＭネットワークの輻輳の程度を前記ＲＭセルか
ら検知するＲＭセル輻輳検知部と、 取得した前記輻輳の程度に合った圧縮方式を選択し前記
アプリケーション実行部に通知する圧縮方式選択部と、 前記選択された圧縮方式を、前記他のＡＴＭ端末へ通知
するＲＭセル圧縮方式通知部と、 を有することを特徴とする請求項３記載の帯域自動変更
装置。 - 【請求項５】前記圧縮方式選択部にあらかじめ前記ＲＭ
セルから取得する帯域と、前記帯域に最適な圧縮方式が
対応したテーブルを有することを特徴とする請求項４記
載の帯域自動変更装置。 - 【請求項６】ＡＴＭ通信のＡＢＲ（Ａｖａｉｌａｂｌｅ
Ｂｉｔ Ｒａｔｅ：利用可能な速度）方式でＡＴＭ端
末間の通信をおこなうときに、ＡＴＭネットワークの輻
輳の状態に応じて帯域を自動的に変更する帯域自動変更
装置における帯域自動変更方法であって、 前記ＡＢＲ方式のＲＭ（Ｒｅｓｏｕｒｃｅ Ｍａｎａｇ
ｅｍａｎｔ：資源管理）セルを利用し前記ＡＴＭネット
ワークの輻輳の状態を取得し、前記輻輳の状態によりデ
ータの圧縮方式を選択し、前記選択された圧縮方式によ
り前記ＡＴＭ端末間の通信をおこなうことを特徴とする
帯域自動変更方法。 - 【請求項７】ａ）ＡＴＭ端末が他のＡＴＭ端末へ発呼要
求するステップと、 ｂ）前記ＡＴＭネットワークの輻輳の状態を検知し、前
記検知された輻輳の状態から高帯域通信であるか否かを
判断するステップと、 ｃ）判断の結果、高帯域通信である場合は圧縮方式を高
帯域通信であると前記他のＡＴＭ端末へ通知し、高帯域
通信でない場合は圧縮方式を低帯域通信であると前記他
のＡＴＭ端末へ通知するステップと、 ｄ）前記判断された圧縮方式でＡＴＭ端末間で通信する
ステップと、 ｅ）前記判断された圧縮方式に変更があるか否かを判断
するステップと、 ｆ）判断の結果、変更がある場合はステップｂへ戻るス
テップと、 ｇ）ステップｅの判断の結果、変更がない場合は終了か
否かを判断するステップと、 ｈ）判断の結果、終了しない場合はステップｄへ戻り、
終了する場合は動作を終了するステップと、 を含むことを特徴とする請求項６記載の帯域自動変更方
法。 - 【請求項８】ａ）発呼者側ＡＴＭ端末から着呼するステ
ップと、 ｂ）前記発呼者側ＡＴＭ端末から送信されてくるデータ
の圧縮方式を受信し、高帯域通信であるか否かを判断す
るステップと、 ｃ）判断の結果、高帯域通信である場合は、高帯域通信
であることを前記着呼者側ＡＴＭ端末内に保持し、高帯
域通信でない場合は、低帯域通信であることを前記着呼
者側ＡＴＭ端末内に保持するステップと、 ｄ）前記保持された高帯域通信または低帯域通信の圧縮
方式により前記発呼者側ＡＴＭ端末と通信するステップ
と、 ｅ）前記圧縮方式に変更があるか否かを判断するステッ
プと、 ｆ）判断の結果、圧縮方式に変更がある場合はステップ
ｂへ戻るステップと、 ｇ）ステップｅの判断の結果、圧縮方式に変更がない場
合は、終了か否かを判断するステップと、 ｈ）ステップｇの判断の結果、終了でない場合はステッ
プｄへ戻り、終了の場合は動作を終了するステップと、 を含むことを特徴とする請求項６または７記載の帯域自
動変更方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP37001598A JP2000196599A (ja) | 1998-12-25 | 1998-12-25 | 帯域自動変更装置および方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP37001598A JP2000196599A (ja) | 1998-12-25 | 1998-12-25 | 帯域自動変更装置および方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000196599A true JP2000196599A (ja) | 2000-07-14 |
Family
ID=18495865
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP37001598A Pending JP2000196599A (ja) | 1998-12-25 | 1998-12-25 | 帯域自動変更装置および方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000196599A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001058096A1 (en) * | 2000-02-02 | 2001-08-09 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Method and apparatus for distributing compressed bit stream to user device over network |
| US6999451B2 (en) | 2001-01-12 | 2006-02-14 | Nec Corporation | Congestion-responsive VoIP system and congestion avoidance method for VoIP system |
| US7200672B2 (en) | 2001-04-19 | 2007-04-03 | Nec Corporation | Flow control system and method |
| JPWO2006103726A1 (ja) * | 2005-03-28 | 2008-09-04 | 富士通株式会社 | 災害地域通信回線捕捉システム、および移動通信システム |
-
1998
- 1998-12-25 JP JP37001598A patent/JP2000196599A/ja active Pending
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| WO2001058096A1 (en) * | 2000-02-02 | 2001-08-09 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Method and apparatus for distributing compressed bit stream to user device over network |
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| JP4513859B2 (ja) * | 2005-03-28 | 2010-07-28 | 富士通株式会社 | 災害地域通信回線捕捉システム、および移動通信システム |
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