JP2002217511A - プリント配線板 - Google Patents

プリント配線板

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JP2002217511A
JP2002217511A JP2001007340A JP2001007340A JP2002217511A JP 2002217511 A JP2002217511 A JP 2002217511A JP 2001007340 A JP2001007340 A JP 2001007340A JP 2001007340 A JP2001007340 A JP 2001007340A JP 2002217511 A JP2002217511 A JP 2002217511A
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resin
wiring board
hole
printed wiring
resin layer
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JP2001007340A
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English (en)
Inventor
Eiji Kawamoto
英司 川本
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Structure Of Printed Boards (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、インナービアホールを有するプリ
ント配線板に関するもので、高密度配線パターンを実現
する小径インナービアホールの電気的導通を良好に行う
ことを目的とするものである。 【解決手段】 上記目的を達成するために、本発明のプ
リント配線基板の製造方法は、樹脂含浸有機質不織布材
の片側表面に絶縁性樹脂層を設けることで、不織布繊維
に由来する表面の凹凸を消去できるため、レーザ加工法
による貫通孔を安定して所望のサイズに形成することが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インナービアホー
ルを有するプリント配線板に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、電子機器の小型軽量化や多機能化
に伴い、プリント配線板は多層及び高密度化の傾向が著
しくなってきた。
【0003】一般にプリント配線板の製造は、導体回路
が形成された基板とシート基板(通称プリプレグ)を交
互に複数枚積層し、熱圧着した後それに貫通孔を設け、
貫通孔に銅めっき等の手段を用いて表層及び内層との電
気的接続を図るという方法が取られている。
【0004】しかし、ビデオムービーカメラや移動体通
信機器等の需要増加に伴い、それに用いるプリント配線
板も薄型及び高密度化が要求されてきた。そこで特開平
6−268345号公報に開示されているような、両面
に離型性フィルムを備えた被圧縮性の多孔質基材に貫通
孔をあけ、その貫通孔に導電性ペーストを充填し、離型
性フィルムを剥離した後、多孔質基材の両面に金属箔を
貼り付けて加熱加圧することで基板の両面を電気接続
し、さらに金属箔をエッチングによってパターニングし
て回路形成するプリント配線板が提案されている。
【0005】以下従来のプリント配線板の製造方法につ
いて図面を参照しながら説明する。図5(a)〜(g)
は従来のプリント配線板の製造工程を示す工程断面図で
ある。まず、図5(a)に示すように、両面に厚さ19
μmのPET(ポリエチレンテレフタレート)などの高
分子フィルムの片面にシリコーン系の離型層を形成した
離型性フィルム502を備えた、寸法が□500mm、厚
さ120μmの多孔質基材(以下プリプレグシートと記
称)501が準備される。プリプレグシート501とし
ては、例えば芳香族ポリアミド繊維の不織布に熱硬化性
エポキシ樹脂を含浸させた複合材が用いられる。
【0006】次に図5(b)に示すように、プリプレグ
シート501の所定の箇所にレーザ加工法などを利用し
て貫通孔503が形成される。
【0007】次にプリプレグシート501を印刷機(図
示せず)のテーブル上に設置し、導電性ペースト504
が離型性フィルム502の上から印刷され、図5(c)
に示すように導電性ペースト504が貫通孔503に充
填される。この時、上面の離型性フィルム502は印刷
マスクとプリプレグシート501の汚染防止の役割を果
たしている。
【0008】次に図5(d)に示すように、プリプレグ
シート501の両面の離型性フィルム502が室温にて
剥離される。そして、図5(e)に示すように、プリプ
レグシート501の両面に銅箔などの金属箔505を貼
り付けて、この状態で加熱加圧することによって、図5
(f)に示すように、プリプレグシート501と金属箔
505が接着されるとともに、プリプレグシート501
が厚さ100μmまで圧縮して両面の金属箔505が導
電性ペースト504によって電気的に接続する。この
時、プリプレグシート501の一構成成分であるエポキ
シ樹脂及び導電性ペースト504は硬化する。
【0009】そして、図5(g)に示すように、金属箔
をフォトリソグラフィによりパターニング後エッチング
して、プリプレグシート501の両面に回路パターン5
06を形成する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の構成では、プリプレグシートには樹脂を含浸させた
有機質の不織布からなるシート基材を用いるため、シー
ト基材の表面には不織布繊維に由来する凹凸があるの
で、レーザ加工により形成された貫通孔の表面部分が、
その凹凸に起因した任意の形状の窪みと結合し、後の導
電性ペースト充填時に貫通孔と結合した窪みに導電性ペ
ーストが流出し、結果的に所望の貫通孔形状より大きく
なってしまい、他の配線パターンとショート不良を起こ
してしまう。また、更に高密度化を目指して貫通孔径や
配線パターン間を狭くすると、より高い確率でショート
不良を起こすことになる。
【0011】この課題に対して、特開平8−31659
8号公報にプリプレグシートの表裏面を予め絶縁性樹脂
層で完全に覆うという方法が提案されている。この提案
の本来の目的はプリプレグシートの表裏面を樹脂で覆う
ことにより、表裏面に接着する金属(Cu)箔の接着強
度を向上させるというものであるが、相乗効果として、
プリプレグシートの表裏面を樹脂で覆うことにより、基
材表面の不織布繊維に由来する凹凸が消去され、結果的
に貫通孔を所望の形状に加工することができる。しかし
ながら、この提案では、通常のプリプレグシートの表裏
面を樹脂で完全に覆うため、プリプレグシートとしては
樹脂過剰になり、後の熱プレス時に樹脂が阻害してプリ
プレグシートの圧縮率が低下し、そのため貫通孔内の導
電性ペーストの圧縮率も低下し、接続抵抗が悪化するこ
とになる。また別の問題点として、プリプレグシートの
表裏面の樹脂が過剰であるため、熱プレス時に樹脂がワ
ークサイズよりはみ出し、製造装置への樹脂付着が起こ
り、量産性を著しく低下させることになる。
【0012】本発明は上記課題を解決するためのもので
あり、高密度配線パターンに対する小径貫通孔において
も、安定して貫通孔内へ導電性ペーストを充填し、貫通
孔内の導電性ペーストと他の配線パターンとのショート
不良を防止するとともに、量産性を悪化させることなく
製造可能なことを目的とするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のプリント配線板は、樹脂含浸有機質不織布
材からなるシート基板の厚さ方向に貫通孔が形成され、
前記貫通孔に導電性樹脂組成物が充填され、前記シート
基板の両面にその一部が前記導電性樹脂組成物に電気的
に接続する配線パターンが形成されているプリント配線
板であって、前記シート基板の片面が絶縁性樹脂層で完
全に覆われていることを特徴とするプリント配線板もし
くは、樹脂含浸有機質不織布材からなるシート基板の厚
さ方向に貫通孔が形成され、前記貫通孔に導電性樹脂組
成物が充填され、前記シート基板の両面にその一部が前
記導電性樹脂組成物に電気的に接続する配線パターンが
形成されているプリント配線板であって、片面が絶縁性
樹脂層で完全に覆われている樹脂含浸有機質不織布材を
2枚用いて前記絶縁性樹脂層が形成されていない面どう
しを貼り合わせ1枚のシート基板としたことを特徴とす
るプリント配線板とし、シート基材の絶縁性樹脂層が形
成されている方の貫通孔径を広くし、他方の貫通孔を狭
くすることで、絶縁性樹脂層が形成されている面のシー
ト基材表面の凹凸を消去し、安定した貫通孔を形成し、
反対面には凹凸は残るものの、貫通孔径を狭くしたテー
パ形状とすることで、その凹凸に由来する窪みと貫通孔
との結合が起こっても、貫通孔径が狭いため貫通孔外へ
流出する導電性ペーストが少なく、また流出する距離も
短くなり、絶縁性樹脂層側の貫通孔と同等の直径範囲内
で納まる。また、樹脂含浸有機質不織布を2枚貼り合わ
せたものについては、表裏面ともに絶縁性樹脂層が形成
されているため、安定した貫通孔形状を保つことができ
る。また、本発明によるシート基材は、不織布材を1枚
のみ使用したものは片面のみ絶縁性樹脂層が多量につい
ているもので、反対面には樹脂が少ないため、シート基
材に対する樹脂の供給は過剰とはならず、熱プレス時に
は樹脂がシート基材全体を緩和するように行き渡り、所
望の圧縮率を得ることができ、更にワークサイズ外へは
み出すようなことは起こらない。また、不織布材を2枚
貼り合わせたシート基材の場合、表裏面は絶縁性樹脂層
で完全に覆われて、一見樹脂過剰のように見えるが、2
枚の不織布材を貼り合わせた面には樹脂量を少なく設定
しているため、熱プレス時には樹脂がシート基材全体を
緩和するように行き渡り、所望の圧縮率を得ることがで
き、更に熱プレス時に表裏面の樹脂が、内部方向へ進行
するため、ワークサイズ外へはみ出すようなことは起こ
らない。
【0014】この方法により、高密度配線パターンに対
する小径貫通孔においても、安定して貫通孔内へ導電性
ペーストを充填し、貫通孔内の導電性ペーストと他の配
線パターンとのショート不良を防止するとともに、量産
性を悪化させることなく製造可能なことを目的とするも
のである。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、樹脂含浸有機質不織布材からなるシート基板の厚さ
方向に貫通孔が形成され、前記貫通孔に導電性樹脂組成
物が充填され、前記シート基板の両面にその一部が前記
導電性樹脂組成物に電気的に接続する配線パターンが形
成されているプリント配線板であって、前記シート基板
の片面が絶縁性樹脂層で完全に覆われていることを特徴
とするプリント配線板としたものであり、シート基材の
表面にある不織布繊維由来の凹凸を消去することがで
き、貫通孔形状を安定化させることができるという作用
を有する。
【0016】本発明の請求項2に記載の発明は、樹脂含
浸有機質不織布材からなるシート基板の厚さ方向に貫通
孔が形成され、前記貫通孔に導電性樹脂組成物が充填さ
れ、前記シート基板の両面にその一部が前記導電性樹脂
組成物に電気的に接続する配線パターンが形成されてい
るプリント配線板であって、片面が絶縁性樹脂層で完全
に覆われている樹脂含浸有機質不織布材を2枚用いて前
記絶縁性樹脂層が形成されていない面どうしを貼り合わ
せ1枚のシート基板としたことを特徴とするプリント配
線板としたものであり、シート基材の表面にある不織布
繊維由来の凹凸を消去することができ、貫通孔形状を安
定化させることができるという作用を有する。
【0017】本発明の請求項3に記載の発明は、シート
基板の含浸樹脂と絶縁性樹脂層を構成する樹脂が同一組
成であることを特徴とする請求項1,2記載のプリント
配線板としたものであり、同一組成とすることで信頼性
の安定化を図ることができるという作用を有する。
【0018】本発明の請求項4に記載の発明は、シート
基板の含浸樹脂と絶縁性樹脂層を構成する樹脂が別組成
であることを特徴とする請求項1,2記載のプリント配
線板としたものであり、別組成とすることで絶縁性樹脂
層を後から形成することができるという作用を有する。
【0019】本発明の請求項5に記載の発明は、絶縁性
樹脂層がシート基板の含浸樹脂の浸みだしによって形成
されていることを特徴とする請求項1,2記載のプリン
ト配線板としたものであり、シート基材形成時に絶縁性
樹脂層を一括して形成することができるという作用を有
する。
【0020】本発明の請求項6に記載の発明は、絶縁性
樹脂層がシート基板の片面への塗布により形成されてい
ることを特徴とする請求項1,2記載のプリント配線板
としたものであり、絶縁性樹脂層を後から形成すること
ができるという作用を有する。
【0021】本発明の請求項7に記載の発明は、絶縁性
樹脂層の厚みが5〜30μmの範囲内にあることを特徴
とする請求項1,2記載のプリント配線板としたもので
あり、この範囲内にあれば不織布材に起因するシート表
面の凹凸を完全に覆うことができ、また、熱プレス時に
ワークサイズ外へ樹脂が流出するほど樹脂過剰にはなら
ないという作用を有する。
【0022】本発明の請求項8に記載の発明は、絶縁性
樹脂層が形成されている貫通孔の直径に対して、前記貫
通孔を覆う配線パターンの直径が3倍以下であることを
特徴とする請求項1,2記載のプリント配線板としたも
のであり、高密度配線パターンを可能にすることができ
るという作用を有する。
【0023】本発明の請求項9に記載の発明は、シート
基板の厚さ方向に形成される貫通孔の形状が、絶縁性樹
脂層が完全に形成されている面が広く反対側の面が狭い
テーパ形状を有することを特徴とする請求項1記載のプ
リント配線板としたものであり、絶縁性樹脂層を片面の
みに形成するだけでよく、樹脂過剰にならないという作
用を有する。
【0024】本発明の請求項10に記載の発明は、貼り
合わせた2枚の樹脂含浸有機質不織布材の繊維密度が異
なり、シート基材の厚さ方向に形成される貫通孔の形状
が、貼り合わせた2枚の樹脂含浸有機質不織布材の繊維
密度の大きい方が広く繊維密度の小さい方が狭いテーパ
形状を有することを特徴とする請求項2記載のプリント
配線板としたものであり、繊維密度が大きい方に貫通孔
径を広くすることで、より安定した貫通孔径を実現する
ことができるという作用を有する。
【0025】本発明の請求項11記載の発明は、テーパ
形状を有する貫通孔の大きい方の孔径が200μm以下
であることを特徴とする請求項8〜10のいずれかに記
載のプリント配線板としたものであり、高密度配線パタ
ーンを実現することができるという作用を有する。
【0026】本発明の請求項12に記載の発明は、含浸
樹脂及び絶縁性樹脂層がエポキシ樹脂、熱硬化性ポリブ
タジエン樹脂、フェノール樹脂、ポリイミド樹脂の少な
くとも一つであることを特徴とする請求項1,2記載の
プリント配線板としたもので、熱プレス時にシート基材
を圧縮しながら含浸樹脂及び絶縁性樹脂層を硬化させる
ことができるので、シート基材の表裏面に形成している
配線パターンと貫通孔内の導電性ペーストの電気的導通
を確実に行うことができるという作用を有する。
【0027】以下、本発明の実施の形態について、図1
〜4を用いて説明する。
【0028】(実施の形態1)図1は本発明の実施の形
態1による両面プリント配線板の構成を示す断面図、図
2(a)〜(g)は図1の両面プリント配線板の製造工
程を示す工程断面図である。図1に示すように、本実施
の形態の両面プリント配線板は、熱硬化性樹脂が含浸さ
れた有機質不織布からなるシート基材を加熱加圧して圧
縮硬化させた絶縁基板本体101、及びこの絶縁基板本
体101の片側表面に配置された熱硬化性樹脂からなり
圧縮硬化させた絶縁性樹脂層102を有する絶縁基板1
03と、加熱加圧により絶縁基板103の表面に接着さ
れた金属箔をエッチングによりパターン形成した回路パ
ターン104と、絶縁基板103に施された貫通孔に充
填された導電性ペースト105で構成される。
【0029】この両面プリント配線板の製造方法は、図
2(a)に示すように、厚み120μmの有機質不織布
材からなるシート基材201を準備した。この有機質不
織布材からなるシート基材201としては内部に空孔2
01aを有する基材、例えば芳香族ポリアミド(アラミ
ド)繊維(例えば、デュポン社製“ケブラー”、織度:
1.5デニール、長さ:7mm、目付:70g/m2)の
不織布に硬化開始温度が125℃の熱硬化性エポキシ樹
脂(例えば、Shell社製“EPON 1151B 6
0”)を含浸させた複合材からなるシート基材を用い
た。ここで、空孔201aのシート基材201に対する
体積比率は20%である。また、このシート基材201
の片側表面には不織布繊維を完全に覆うように絶縁性樹
脂層202が形成されている。この絶縁性樹脂層202
は、有機質不織布に含浸している熱硬化性エポキシ樹脂
と同一であってもよいし、また、別の熱硬化性エポキシ
樹脂(例えばDow社製“DER532A80”)を用
いてもよい。更に、この絶縁性樹脂層202は有機質不
織布内に樹脂を含浸する際に、樹脂のはみ出し部分とし
て同時に形成してもよいし、また含浸済み有機質不織布
の表面に別工程で形成してもよい。その場合、樹脂のは
み出し部分として同時に形成する時には、含浸樹脂と絶
縁性樹脂層は必ず同一成分になるが、別工程で形成する
時には、同一成分の樹脂を用いてもよいし、別成分の樹
脂を用いてもよい。何れの場合においても絶縁正樹脂層
202の厚みとしては20μmとなるように形成した。
【0030】次に図2(b)に示すように、シート基材
201と絶縁性樹脂層202の両面にPET(ポリエチ
レンテレフタレート)などの厚み19μmの離型フィル
ム203をラミネートする。
【0031】次に図2(c)に示すように、この離型性
フィルム203をラミネートしたシート基材201の所
定の箇所に、例えば炭酸ガスレーザなどを用いたレーザ
加工法で孔径150μmの貫通孔204を形成した。こ
の時、貫通孔204は絶縁性樹脂層202を形成してい
る面が広く孔径150μmに、反対面が狭いテーパ形状
で孔径100μmに加工している。これは、不織布繊維
に由来する表面の凹凸を絶縁性樹脂層202で覆うこと
により安定した貫通孔204を形成できるため、テーパ
形状の広い方を絶縁性樹脂層202側としている。そし
て、反対側の絶縁性樹脂層202を形成していない面は
不織布繊維に由来する表面の凹凸が残っているのである
が、貫通孔のテーパ形状の狭い方になるように設定して
いるため、表面の凹凸が起因する窪みと貫通孔が結合し
ても、元々の孔径が小さいため、後に充填される導電性
ペーストの流出はあまり大きくはならず、テーパ形状の
広い側の大きさ程度で納まるため、表裏面を通じて所望
の貫通孔204の孔径を保持することができる。
【0032】次に図2(d)に示すように、貫通孔20
4に導電性ペースト205を充填した。ここで、導電性
ペースト205は平均粒子径5μmの銅粉、バインダ樹
脂としては無溶剤型のエポキシ樹脂からなり、銅粉の含
有量は89wt%であり、銅粉とバインダ樹脂を三本ロ
ールにて混練して作製したものである。導電性ペースト
205を充填する方法としては、貫通孔204を有する
基材を印刷機(図示せず)のテーブル上に設置し、直接
導電性ペースト205を離型性フィルム203の上から
印刷した。この時、上面の離型性フィルム203は印刷
マスクの役割と、シート基材201の表面の汚染防止の
役割を果たしている。この段階で、導電性ペースト20
5のバインダ樹脂の一部は有機質不織布からなるシート
基材201側へ浸透し、導電性ペースト205の内部で
はバインダ樹脂に対する導電性物質の構成比が漸次増大
する。
【0033】次にシート基材201の両面から離型フィ
ルム203を剥離した後、図2(e)に示すように、シ
ート基材201の両面に金属箔206として、厚み18
μmの銅箔を貼り付ける。そして、この状態で加熱加圧
することにより、図2(f)に示すように、シート基材
201が圧縮硬化するとともに、熱硬化性樹脂からなる
絶縁性樹脂層202も圧縮硬化する。その際、絶縁性樹
脂層202はシート基材の有機質不織布内へ浸透してい
きワークサイズ外への特に大きな流出は起こらない。そ
して最終的にはシート基材201と銅箔206が接着さ
れる。ここで、加熱加圧条件は、真空中で60kgf/cm
2の圧力を加えながら、室温から30分で200℃まで
昇温し、200℃で60分保ち、その後30分で室温ま
で降温させた。この際、圧縮硬化により絶縁性樹脂層2
02を含むシート基材201の厚みは100μmになっ
ていた。また、この工程において、導電性ペースト20
5も圧縮されるが、その時に導電性物質間からバインダ
成分が押し出され、導電性物質同士及び導電性物質と金
属間の結合が強固になり、導電性ペースト205中の導
電性物質が緻密化されるとともに、シート基材201中
の熱硬化性樹脂であるエポキシ樹脂、絶縁性樹脂層20
2、導電性ペースト205、及びシート基材201中に
浸透した導電性ペースト205のバインダ成分が硬化す
る。また、真空中で加熱加圧することでシート基材20
1中の空孔201aは0〜1vol.%になり、空孔2
01aの形状も小さくなった。
【0034】最後に図2(g)に示すように、銅箔20
6を常法のエッチングにより回路パターン208を形成
する。以上の方法により両面プリント配線板207を製
造することができる。
【0035】本実施の形態においては、以下に示す効果
を有する。
【0036】従来の高密度パターン対応のプリント配線
板では、樹脂含浸有機質不織布材からなるシート基材の
表面には、不織布繊維に由来する凹凸があるために、そ
の凹凸による窪みと貫通孔が結合して、貫通孔径は所望
の形状より大きくなり他の配線パターンとショート不良
を起こすという問題点を有していた。この問題に対し
て、シート基材の表裏面全てを絶縁性樹脂層で覆うとい
う方法が提案されているが、実際には絶縁性樹脂層が熱
プレス時にシート基材の圧縮を阻害するため、圧縮率の
低下が起こり接続抵抗が悪化することになる。また、シ
ート基材に対する全樹脂量が多くなりすぎて、熱プレス
時に樹脂がワークサイズ外への流出を起こし、製造装置
への樹脂付着が起こり、量産性を著しく低下させること
になる。そこで、本実施の形態によれば、樹脂含浸有機
質不織布材からなるシート基材の表面の凹凸に対して
は、片側面のみ絶縁性樹脂層を形成してその凹凸を消去
し、他方面については凹凸が残っていてもかまわない状
態で、貫通孔形状は絶縁性樹脂層を形成した面を所望の
孔径とし、反対面を所望の孔径より狭くした。こうする
ことで、絶縁性樹脂層を形成した面は表面の凹凸が無い
ため、貫通孔径は所望の孔径通り加工することができ
る。また、反対面は凹凸に起因する窪みと貫通孔が結合
する可能性は残るが、その場合においても貫通孔径が狭
いため、貫通孔外へ流出する導電性ペーストの距離は、
所望の貫通孔径を超えるようなところまでは行かない。
これは導電性ペーストに無溶剤系のものを使用している
ためで、粘度が比較的高いためである。従って、貫通孔
径は、表裏面ともに所望の孔径内に保つことができる。
また、片面のみの絶縁性樹脂層の形成であるので、シー
ト基材に対する全樹脂量が多くなりすぎるということに
はならず、熱プレス時にシート基材の圧縮を阻害した
り、ワークサイズ外へ樹脂の流出を起こすということが
なく、接続抵抗の安定化を図るとともに、貫通孔と他の
配線パターンとのショート不良が発生することがないと
いう効果を有するものである。
【0037】(実施の形態2)図3は本発明の実施の形
態2による両面プリント配線板の構成を示す断面図、図
4(a)〜(g)は図3の両面プリント配線板の製造工
程を示す工程断面図である。図3に示すように、本実施
の形態の両面プリント配線板は、熱硬化性樹脂が含浸さ
れた有機質不織布からなるシート基材を貼り合わせた状
態で加熱加圧して圧縮硬化させた絶縁基板本体301、
及びこの絶縁基板本体の表裏面に配置された熱硬化性樹
脂からなり圧縮硬化させた絶縁性樹脂層302を有する
絶縁基板303と、加熱加圧により前記基板303の表
面に接着された金属箔をエッチングによりパターン形成
した回路パターン304と、絶縁基板303に施された
貫通孔に充填された導電性ペースト305で構成され
る。
【0038】この両面プリント配線板の製造方法は、図
4(a)に示すように、厚み60μmの樹脂含浸有機質
不織布材401a,401bの絶縁性樹脂層402a,
402bを形成していない面同士を接着させ1枚のシー
ト基材401とする。このシート基材401の成分とし
ては実施の形態1と同一仕様である。ただし、樹脂含浸
有機質不織布材401a,401bの繊維密度のみそれ
ぞれ異なるものとしている。そのため、シート基材40
1の樹脂含浸有機質不織布材401aに含まれる空孔4
01cは、空孔率10%とし、樹脂含浸有機質不織布材
401bに含まれる空孔401dは空孔率20%として
いる。また、絶縁性樹脂量402a,402bの厚み
は、それぞれ15μm、20μmとした。これは密度の
高い樹脂含浸有機質不織布材401aの方が熱プレス時
に圧縮率が小さくなるため、密度の小さいものと同等の
樹脂層を形成すると、シート基材401の全体的な圧縮
率が低下してしまい、接続抵抗の悪化を生じることにな
る。そのため絶縁性樹脂層402aは絶縁性樹脂層40
2bより薄く設定しているのである。
【0039】次に図4(b)に示すように、実施の形態
1と同様にシート基材401の両面にPETなどの厚み
19μmの離型性フィルム403をラミネートする。
【0040】次に図4(c)に示すように、この離型性
フィルム403をラミネートしたシート基材401の所
定の箇所に、例えば炭酸ガスレーザなどを用いたレーザ
加工法で孔径150μmの貫通孔404を形成した。こ
の時、貫通孔404の形状は、密度の高い樹脂含浸有機
質不織布材401aの方を広く150μmに、密度の低
い樹脂含浸有機質不織布材401bの方を狭く100μ
mとするテーパ形状に加工している。これは、繊維密度
の大きい方が緻密に繊維が形成されているため、不織布
繊維に由来する凹凸の影響がより小さくなり、安定した
貫通孔404に加工することができる。また、繊維密度
が小さい方は不織布繊維に由来する凹凸の影響が大きい
ため、表面に形成する絶縁性樹脂層402bを厚く形成
しなければならないが、こちらの面の貫通孔404の孔
径を小さくしているため、若干の表面の凹凸が残ってい
ても、貫通孔404と結合してできる窪みへの導電性ペ
ースト405の流出はそれほど大きいものとはならず、
高密度繊維側に形成している貫通孔404の孔径を超え
るようなものは起こらない。よって、表裏面を通じて所
望の貫通孔404の孔径を保持することができる。
【0041】その後の図4(d)〜(g)は実施の形態
1と同様であるので説明は省略する。
【0042】本実施の形態においては、以下に示す効果
を有する。
【0043】片面に絶縁性樹脂層を形成した樹脂含浸有
機質不織布材の絶縁性樹脂層を形成していない面同士を
接着したものをシート基材とするため、表裏面に絶縁性
樹脂層が存在することになり、不織布繊維由来の凹凸を
表裏面ともに消去することができるので、安定した貫通
孔形状を加工することができる。また、一方の不織布材
の密度を他方のそれより大きくし、密度の大きい方の貫
通孔を所望の孔径として、他方の孔径を狭くするテーパ
形状に加工することで、より緻密な繊維に囲まれたとこ
ろに所望の貫通孔を形成することができるため、孔径を
安定化することができる。また密度の小さい側の貫通孔
径は小さいため、若干の孔径の乱れがあっても所望の孔
径をオーバーするようなことにはならない。さらに、シ
ート基材の表裏面には絶縁性樹脂層が存在するが、不織
布材を2枚貼り合わせたシート基材の内部は樹脂量が乏
しいので、シート基材を熱プレスする際には、絶縁性樹
脂層はシート基材の内部方向へ浸透していきながら硬化
されるため、圧縮率の低下やワークサイズ外への樹脂の
流出等が起こることはない。そのため、接続抵抗の安定
化を図るとともに、貫通孔と他の配線パターンとのショ
ート不良が発生することがないという効果を有するもの
である。
【0044】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、シート基
材の絶縁性樹脂層が形成されている方の貫通孔径を広く
し、他方の貫通孔を狭くすることで、絶縁性樹脂層が形
成されている面のシート基材表面の凹凸を消去し、安定
した貫通孔を形成し、反対面には凹凸は残るものの、貫
通孔径を狭くしたテーパ形状とすることで、その凹凸に
由来する窪みと貫通孔との結合が起こっても、貫通孔径
が狭いため貫通孔外へ流出する導電性ペーストが少な
く、また流出する距離も短くなり、絶縁性樹脂層側の貫
通孔と同等の直径範囲内で納まる。また、樹脂含浸有機
質不織布材を2枚貼り合わせたものについては、表裏面
ともに絶縁性樹脂層が形成されているため、安定した貫
通孔形状を保つことができる。また、本発明によるシー
ト基材は、不織布材を1枚のみ使用したものは片面のみ
絶縁性樹脂層が多量についているもので、反対面には樹
脂が少ないため、シート基材に対する樹脂の供給は過剰
とはならず、熱プレス時には樹脂がシート基材全体を緩
和するように行き渡り、所望の圧縮率を得ることがで
き、更にワークサイズ外へはみ出すようなことは起こら
ない。また、不織布材を2枚貼り合わせたシート基材の
場合、表裏面は絶縁性樹脂層で完全に覆われて、一見樹
脂過剰のように見えるが、2枚の不織布材を貼り合わせ
た面には樹脂量を少なく設定しているため、熱プレス時
には樹脂がシート基材全体を緩和するように行き渡り、
所望の圧縮率を得ることができ、更に熱プレス時に表裏
面の樹脂が、内部方向へ進行するため、ワークサイズ外
へはみ出すようなことは起こらない。
【0045】この方法により、高密度配線パターンに対
する小径貫通孔においても、安定して貫通孔内へ導電性
ペーストを充填し、貫通孔内の導電性ペーストと他の配
線パターンとのショート不良を防止するとともに、量産
性を悪化させることなく製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1によるプリント配線板の
断面図
【図2】本発明の実施の形態1によるプリント配線板の
製造工程断面図
【図3】本発明の実施の形態2によるプリント配線板の
断面図
【図4】本発明の実施の形態2によるプリント配線板の
製造工程断面図
【図5】従来のプリント配線板の製造工程断面図
【図6】従来のプリント配線板のショート不良モードを
示す断面図
【符号の説明】
101 絶縁基板本体 102 絶縁性樹脂層 103 絶縁基板 104 回路パターン 105 導電性ペースト 201 シート基材 201a 空孔 202 絶縁性樹脂層 203 離型性フィルム 204 貫通孔 205 導電性ペースト 206 銅箔 207 両面プリント配線板 208 回路パターン 301 絶縁基板本体 302 絶縁性樹脂層 303 絶縁基板 304 回路パターン 305 導電性ペースト 401 シート基材 401a 樹脂含浸有機質不織布材 401b 樹脂含浸有機質不織布材 401c 空孔 401d 空孔 402a 絶縁性樹脂層 402b 絶縁性樹脂層 403 離型性フィルム 404 貫通孔 405 導電性ペースト 406 金属箔 407 両面プリント配線板 501 プリプレグシート 502 離型性フィルム 503 貫通孔 504 導電性ペースト 505 金属箔 506 回路パターン 601 絶縁基板 604 導電性ペースト 606 回路パターン 607 両面プリント配線板 608 貫通孔から流失した導電性ペースト

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 樹脂含浸有機質不織布材からなるシート
    基板の厚さ方向に貫通孔が形成され、前記貫通孔に導電
    性樹脂組成物が充填され、前記シート基板の両面にその
    一部が前記導電性樹脂組成物に電気的に接続する配線パ
    ターンが形成されているプリント配線板であって、前記
    シート基板の片面が絶縁性樹脂層で完全に覆われている
    ことを特徴とするプリント配線板。
  2. 【請求項2】 樹脂含浸有機質不織布材からなるシート
    基板の厚さ方向に貫通孔が形成され、前記貫通孔に導電
    性樹脂組成物が充填され、前記シート基板の両面にその
    一部が前記導電性樹脂組成物に電気的に接続する配線パ
    ターンが形成されているプリント配線板であって、片面
    が絶縁性樹脂層で完全に覆われている樹脂含浸有機質不
    織布材を2枚用いて前記絶縁性樹脂層が形成されていな
    い面どうしを貼り合わせ1枚のシート基板としたことを
    特徴とするプリント配線板。
  3. 【請求項3】 シート基板の含浸樹脂と絶縁性樹脂層を
    構成する樹脂が同一組成であることを特徴とする請求項
    1または2記載のプリント配線板。
  4. 【請求項4】 シート基板の含浸樹脂と絶縁性樹脂層を
    構成する樹脂が別組成であることを特徴とする請求項1
    または2記載のプリント配線板。
  5. 【請求項5】 絶縁性樹脂層がシート基板の含浸樹脂の
    浸みだしによって形成されていることを特徴とする請求
    項1または2記載のプリント配線板。
  6. 【請求項6】 絶縁性樹脂層がシート基板の片面への塗
    布により形成されていることを特徴とする請求項1また
    は2記載のプリント配線板。
  7. 【請求項7】 絶縁性樹脂層の厚みが5〜30μmの範
    囲内にあることを特徴とする請求項1または2記載のプ
    リント配線板。
  8. 【請求項8】 絶縁性樹脂層が形成されている貫通孔の
    直径に対して、前記貫通孔を覆う配線パターンの直径が
    3倍以下であることを特徴とする請求項1または2記載
    のプリント配線板。
  9. 【請求項9】 シート基板の厚さ方向に形成される貫通
    孔の形状が、絶縁性樹脂層が完全に形成されている面が
    広く反対側の面が狭いテーパ形状を有することを特徴と
    する請求項1記載のプリント配線板。
  10. 【請求項10】 貼り合わせた2枚の樹脂含浸有機質不
    織布材の繊維密度が異なり、シート基材の厚さ方向に形
    成される貫通孔の形状が、貼り合わせた2枚の樹脂含浸
    有機質不織布材の繊維密度の大きい方が広く繊維密度の
    小さい方が狭いテーパ形状を有することを特徴とする請
    求項2記載のプリント配線板。
  11. 【請求項11】 テーパ形状を有する貫通孔の大きい方
    の孔径が200μm以下であることを特徴とする請求項
    8〜10のいずれかに記載のプリント配線板。
  12. 【請求項12】 含浸樹脂及び絶縁性樹脂層がエポキシ
    樹脂、熱硬化性ポリブタジエン樹脂、フェノール樹脂、
    ポリイミド樹脂の少なくとも一つであることを特徴とす
    る請求項1または2記載のプリント配線板。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102469686A (zh) * 2010-11-16 2012-05-23 欣兴电子股份有限公司 电路板结构及其制作方法

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