JP2002216451A - ディスクカートリッジの光ディスク記録再生機構 - Google Patents

ディスクカートリッジの光ディスク記録再生機構

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JP2002216451A
JP2002216451A JP2001010457A JP2001010457A JP2002216451A JP 2002216451 A JP2002216451 A JP 2002216451A JP 2001010457 A JP2001010457 A JP 2001010457A JP 2001010457 A JP2001010457 A JP 2001010457A JP 2002216451 A JP2002216451 A JP 2002216451A
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光伸 吉田
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恭二 春日
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のカートリッジでは、寸法ばらつきや、
カートリッジの挿入の仕方で、シャッタ移動部材突起部
のカートリッジ厚み方向の高さが、カートリッジ横溝の
挿入方向先端テーパ部の高さより高くなり横溝に食い込
むという問題があった。 【解決手段】 ディスクカートリッジ側面に設けられた
横溝の挿入方向先端テーパ部にかかるように切り欠きを
設け、シャッタ移動部材突起部のカートリッジへの乗り
上げを切り欠きの終端部の垂直部分で確実に行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディスクカートリ
ッジの光ディスク記録再生機構に関し、更に詳しくは光
磁気記録媒体等としての光ディスクを収納するディスク
カートリッジ構造および光ディスクに情報を記録及び再
生する光ディスク記録再生装置からなるディスクカート
リッジの光ディスク記録再生機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の技術を図9から図16にて説明す
る。図9および図15において、ディスク(以下、単に
カートリッジと称す)カートリッジ2は上シェル40と
下シェル42およびシャッタ47等から構成されてお
り、カートリッジ2内には情報信号が記録される光磁気
ディスク1が、回転可能に収納されている。上シェル4
0には情報信号の記録あるいは再生を行う磁気ヘッドが
臨む第一の開口部41を、下シェル42には光磁気ディ
スク1を回転保持するスピンドルモータ4が臨む第二の
開口部43と情報信号の記録あるいは再生を行うピック
アップユニットが臨む第三の開口部44とを有してい
る。
【0003】シャッタ47は、第一および第三の開口部
41、44を遮蔽上下シャッタ部分48と、上下シャッ
タ部分48を連結するシャッタ垂直部分49と、シャッ
タ47開閉の際のガイドおよび抜け止めとなるシャッタ
ツメ51の部分と、カートリッジ2とスライドするシャ
ッタガイド部52と、後述するロックレバー54にロッ
クされるシャッタロック部53を有した構成となってい
る。
【0004】シャッタツメ51は下カートリッジ2に設
けたガイド溝45をスライドするように組み付けられて
おり、シャッタ47のカートリッジ2からの外れ防止と
スライドの際のガイドの役目を担っている。また、カー
トリッジ2厚み方向のシャッタ47の保持を上下シャッ
タ部分48の内寸法とカートリッジ2のシャッタスライ
ド部分の外形とシャッタツメ51と対向して設けられた
シャッタガイド部52で行っている。
【0005】上下カートリッジ2のシャッタ垂直部分4
9がスライドする側面には、ロックレバー54がのぞく
と共に、後述するシャッタロック解除部材27が通過す
るための、横溝46が設けられている。横溝46の挿入
方向先端部には前記シャッタロック解除部材27が挿入
時にカートリッジ2に引っかかることのないように横溝
46から上下方向にテーパ59が設けられている。
【0006】そして、シャッタ47は閉じた状態では、
ロックレバー54により、シャッタロック部53をロッ
クされており、後述するような方法で、ロックを解除し
ながら、カートリッジ2全体を光磁気記録再生装置に装
着し、情報の記録再生を行うものである。
【0007】次に、図10から図13および図15にて
カートリッジホルダ26に、カートリッジ2を挿入する
場合の動作を説明する。図10(a)はカートリッジ2
をカートリッジホルダ26に挿入仕掛けた図、図10
(b)はシャッタ移動部材突起部30がカートリッジ2
に乗り上げる寸前の図、図11(a)(b)はシャッタ
移動部材突起部30がカートリッジ2に乗り上げた図、
図12(a)はシャッタ移動部材突起部30がカートリ
ッジ2からシャッタ47に移動し、シャッタロック解除
部材27がカートリッジ機構46のテーパ59に挿入仕
掛かった図、図12(b)はシャッタ移動部材突起部3
0がシャッタ開口部50に入りかけると同時に、シャッ
タロック解除部材27がロックレバー54に当接した
図、図13(a)はシャッタ移動部材突起部30がシャ
ッタ開口部50に入り、シャッタロック解除部材27が
ロックレバー54を解除し、シャッタ47が相対的にカ
ートリッジ2上をスライドを開始した図である。
【0008】今、カートリッジホルダ26がメインシャ
ーシ3から上がった状態で、カートリッジ2を挿入した
場合、まず、カートリッジホルダ26に設けられたシャ
ッタ47開閉用のバネ性を有したシャッタ移動部材29
の先端に設けられたシャッタ移動部材突起部30がカー
トリッジ2に乗り上げ、その後カートリッジ2およびシ
ャッタ47のシャッタ垂直部分49を移動していく。そ
して、前記シャッタ移動部材29のシャッタ移動部材突
起部30がバネ力により、シャッタ47のシャッタ垂直
部分49に設けたシャッタ開口部50に入り込み掛けた
時に、前記カートリッジホルダ26に設けられた、シャ
ッタロック解除部材27がロックレバー54を解除する
と同時にシャッタ移動部材突起部30がシャッタ47の
シャッタ垂直部分49に設けたシャッタ開口部50に、
入り込み、シャッタ47をカートリッジホルダ26の所
定の位置で保持する。その後、カートリッジ2の押し込
み動作にて、カートリッジ2本体は奥へ挿入されるが、
シャッタ47はシャッタロック解除部材27に当接して
停止し、相対的にシャッタ47が開くことになる。
【0009】閉まる場合は、前記シャッタ移動部材突起
部30がシャッタ47のシャッタ開口部50に入り込ん
でいるため、カートリッジ2は挿入方向と反対方向に引
き抜かれてもシャッタ47はその位置で保持され、シャ
ッタ47がカートリッジ2の閉の位置にきた時に、前記
ロック解除部材27がシャッタ47から遠ざかり、ロッ
クレバー54によってシャッタ47がロックされ、シャ
ッタ移動部材突起部30がシャッタ47のシャッタ開口
部50から乗り上げ、その後カートリッジ2全体がカー
トリッジホルダ26から引き抜かれる。
【0010】上記のように挿入動作の時、シャッタ移動
部材突起部30がカートリッジ2先端部に乗り上げ、そ
の後カートリッジ2の側面をスライドし、シャッタ垂直
部分49を移動することになる。ここで、シャッタ移動
部材突起部30とカートリッジ2の横溝46との関係を
見る。カートリッジ横溝46は上記したようにカートリ
ッジホルダ26に設けられたロック解除部材27が挿入
されるようにカートリッジ2挿入方向先端部は、ロック
解除部材27の挿入がし易いように上下方向のテーパ5
9が設けられ、横溝46へつながっている。シャッタ移
動部材突起部30はこのテーパ59よりも低い位置を通
過し、カートリッジ2先端部でカートリッジ2に乗り上
げることになる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、カート
リッジ横溝46挿入方向先端部にはテーパ59が設けら
れ、シャッタ移動部材突起部30はこのテーパ59より
も低い位置を通過し、カートリッジ2先端部でカートリ
ッジ2に乗り上げることになるのであるが、カートリッ
ジ横溝46やテーパ59の高さがばらついて低くなった
り、カートリッジホルダ26に設けられたシャッタ移動
部材突起部30の高さがばらついて高くなったり、カー
トリッジ2がカートリッジホルダ26に斜めに挿入され
たりした場合に、シャッタ移動部材突起部30の下面の
高さが前記テーパ59の下側の高さよりも高くなり、シ
ャッタ移動部材突起部30がテーパ59に入り込む場合
がある。
【0012】入り込んでもそのままカートリッジ2に乗
り上げれば問題は生じないが、テーパ59はくさび状に
なっているため、最悪の場合はシャッタ移動部材突起部
30がテーパ59に食い込んでしまうという問題があっ
た(図14)。特に、シャッタ移動部材突起部30の高
さ方向の幅カートリッジ横溝46の幅よりも少しだけ大
きい場合はより食い込み易いものであり、さらに小型薄
型のカートリッジの場合にはカートリッジ2挿入方向先
端部分テーパ59の下のシャッタ移動部材突起部30が
カートリッジ2に乗り上げる部分が少ないため、よりシ
ャッタ移動部材突起部30がテーパ59に食い込み易い
ものとなってしまう。これはユーザがカートリッジ2を
挿入する場合、挿入できなくなるため、ユーザクレーム
となってしまうものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、情報信号が記
録される光ディスクと、この光ディスクを回転可能に収
納し、情報信号の記録あるいは再生手段が臨む開口部を
有するカートリッジ本体と、前記開口部を開閉するシャ
ッタとを備え、カートリッジ本体が、シャッタ閉時にシ
ャッタが移動しないようにシャッタと係合するシャッタ
ロック部材と、このシャッタロック部材の開閉用の角穴
と、シャッタロック部材の一部がのぞく、カートリッジ
の挿入方向と平行な一側面に設けられた横溝と、この横
溝の挿入方向先端のテーパ部とを有するディスクカート
リッジと、ディスクカートリッジを着脱させるカートリ
ッジホルダと、このカートリッジホルダに設けられ、カ
ートリッジ本体の横溝に挿入されるとシャッタロック部
材を解除するシャッタロック解除部材と、カートリッジ
ホルダに設けられ、突起部を有し、この突起部がカート
リッジ本体の角穴に挿入されるとシャッタを移動させる
シャッタ移動部材とを備えた光ディスク記録再生装置と
からなり、ディスクカートリッジが、そのテーパ部にか
かるように切り欠きを有し、かつこの切り欠きの前記横
溝深さ方向の深さを、前記シャッタ移動部材の突起部に
接触できない深さで、前記シャッタロック解除部材の横
溝への挿入深さよりも浅くしたことを特徴とするディス
クカートリッジの光ディスク記録再生機構を提供する。
【0014】すなわち、本発明は、ディスクカートリッ
ジの横溝の挿入方向先端のテーパ部にかかるように特定
の切り欠きを設けることによって、寸法のばらつきやカ
ートリッジの挿入の仕方によらず、確実に録音再生が可
能になるようにするものである。
【0015】本発明の作用をさらに説明すれば、具体的
には、ディスクカートリッジ挿入方向先端のテーパ部に
切り欠きを設けているので、シャッタ移動部材の突起部
がテーパ部に食い込むことが無く、終端部の垂直部分で
確実にディスクカートリッジに乗り上げるものである。
また切り欠きの深さ方向の寸法はシャッタ移動部材の突
起部の高さより高く、ロック解除部材の高さより浅いた
め、シャッタ移動部材の突起部の先端が切り欠きの底に
当たることが無く、ロック解除部材が切り欠きに入り込
むことが無い、ディスクカートリッジおよび光ディスク
記録再生装置からなるディスクカートリッジの光ディス
ク記録再生機構を実現することができるものである。
【0016】またディスクカートリッジにおいては、切
り欠きの終端部の垂直部分をアールにしているため、ま
た、前記切り欠き終端部につながる形状が、シャッタ移
動部材の突起部を略三角形状の斜面の角度より大きくし
ているため、ディスクカートリッジがカートリッジホル
ダへ挿入される時、前記シャッタ移動部材の突起部の略
三角形状の斜面が、前記終端部の垂直部分に確実に当接
する。従ってシャッタ移動部材の突起部がスムースにデ
ィスクカートリッジに乗り上げることができるものであ
る。
【0017】本発明は、別の観点によれば、情報信号が
記録される光ディスクと、この光ディスクを回転可能に
収納し、情報信号の記録あるいは再生手段が臨む開口部
を有するカートリッジ本体と、前記開口部を開閉するシ
ャッタとを備え、カートリッジ本体が、シャッタ閉時に
シャッタが移動しないようにシャッタと係合するシャッ
タロック部材と、このシャッタロック部材の開閉用の角
穴と、シャッタロック部材の一部がのぞく、光ディスク
記録再生装置への挿入方向と平行な一側面に設けられた
横溝と、この横溝の挿入方向先端のテーパ部とを有し、
さらに前記横溝のテーパ部にかかるように切り欠きを有
し、かつこの切り欠きの横溝深さ方向の深さを、前記角
穴を介してシャッタを移動させる光ディスク記録再生装
置のシャッタ移動部材の突起部に接触できない深さで、
前記シャッタロック部材を解除させる光ディスク記録再
生装置のシャッタロック解除部材の前記横溝への挿入深
さよりも浅くしたことを特徴とするディスクカートリッ
ジを提供できる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るディスクカー
トリッジの実施の形態について、図面を参照して説明す
る。なお、これによって本発明が限定されるものではな
い。まず、図1、図2から図5、図6、図7にて本発明
の一つの実施の形態を説明する。尚、この実施の形態に
おいては、図9から図16と同一であるものには同一符
号を用いている。
【0019】図1および図6において、ディスクカート
リッジ(以下、単にカートリッジと称す)2は上シェル
40と下シェル42およびシャッタ47等から構成され
ており、カートリッジ2内には情報信号が記録される光
磁気ディスク1が、回転可能に収納されている。上シェ
ル40には情報信号の記録あるいは再生を行う磁気ヘッ
ドが臨む第一の開口部41を、下シェル42には光磁気
ディスク1を回転保持するスピンドルモータ4が臨む第
二の開口部43と情報信号の記録あるいは再生を行うピ
ックアップユニットが臨む第三の開口部44とを有して
いる。なお、上シェル40と下シェル42とを合わせて
カートリッジ本体と称することもできる。
【0020】シャッタ47は、第一、第二および第三の
開口部41、43、44を遮蔽する上下シャッタ部分4
8と、上下シャッタ部分48を連結するシャッタ垂直部
分49と、シャッタ47開閉の際のガイドおよび抜け止
めとなるシャッタツメ51の部分と、カートリッジ2と
スライドするシャッタガイド部52と、後述するロック
レバー54にロックされるシャッタロック部53を有し
た構成となっている。
【0021】シャッタツメ51は下カートリッジ2に設
けたガイド溝45をスライドするように組み付けられて
おり、シャッタ47のカートリッジ2からの外れ防止と
スライドの際のガイドの役目を担っている。また、カー
トリッジ2厚み方向のシャッタ47の保持を上下シャッ
タ部分48の内寸法とカートリッジ2のシャッタスライ
ド部分の外形とシャッタツメ51と対向して設けられた
シャッタガイド部52で行っている。
【0022】上下カートリッジ2のシャッタ垂直部分4
9がスライドする側面には、ロックレバー54がのぞく
と共に、後述するシャッタロック解除部材27が通過す
るための、横溝46が設けられている。横溝46の挿入
方向先端部には前記シャッタロック解除部材27が挿入
時にカートリッジ2に引っかかることのないように横溝
46から上下方向にテーパ59が設けられている。そし
てそのテーパ59にかかるように切り欠き60が設けら
れている。この切り欠き60の横溝46深さ方向の深さ
は、光ディスク記録再生装置のシャッタ移動部材の突起
部30の横溝46深さ方向の高さよりも大きく、シャッ
タロック解除部材27の横溝46への挿入量よりも小さ
い。
【0023】また、切り欠き60のカートリッジ厚み方
向の高さは、前記シャッタ移動部材の突起部30の高さ
よりも低く、切り欠き60の終端部が挿入方向に対し
て、垂直となっている。また、前記シャッタ移動部材の
突起部30は略三角形状をしており、カートリッジ2に
設けた切り欠き60がシャッタ移動部材の突起部30の
三角形状の大きさより大きく、かつ前記切り欠き終端部
61の垂直部分にアールを設けている。
【0024】シャッタ47は閉じた状態では、ロックレ
バー54により、シャッタロック部53をロックされて
おり、後述するような方法で、ロックを解除しながら、
カートリッジ2全体を光磁気記録再生装置に装着し、情
報の記録再生を行うものである。
【0025】次に、図2から図5および図7にてカート
リッジホルダ26に、カートリッジ2を挿入する場合の
動作を説明する。図2(a)はカートリッジ2をカート
リッジホルダ26に挿入仕掛けた図。図2(b)はシャ
ッタ移動部材突起部30がカートリッジ2の切り欠き6
0に入り始めた図。図3(a)はシャッタ移動部材突起
部30がカートリッジ2の切り欠き60終端部61の垂
直部分に当接し、乗り上げようとしている寸前の図。図
3(b)はシャッタ移動部材突起部30がカートリッジ
2に乗り上げた図。図4(a)はシャッタ移動部材突起
部30がカートリッジ2からシャッタ47に移動し、シ
ャッタロック解除部材27がカートリッジ横溝46のテ
ーパ59に挿入仕掛かった図。図4(b)はシャッタ移
動部材突起部30がシャッタ開口部50に入りかけると
同時に、シャッタロック解除部材27がロックレバー5
4に当接した図。図5(a)はシャッタ移動部材突起部
30がシャッタ開口部50に入り、シャッタロック解除
部材27がロックレバー54を解除し、シャッタ47が
相対的にカートリッジ2上をスライドを開始した図であ
る。
【0026】今、カートリッジホルダ26がメインシャ
ーシ3から上がった状態で、カートリッジ2を挿入した
場合、まず、カートリッジホルダ26に設けられたシャ
ッタ47開閉用のバネ性を有したシャッタ移動部材29
の先端に設けられたシャッタ移動部材突起部30がカー
トリッジ2に設けられた切り欠き60に入り込み、その
後切り欠きの終端部61の垂直部分にてカートリッジ2
に乗り上げるものである。終端部61の垂直部分にはア
ールが設けられているためシャッタ移動部材突起部30
はスムースに乗り上げるものである。その後シャッタ移
動部材突起部30はシャッタ47のシャッタ垂直部分4
9を移動していく。そして、前記シャッタ移動部材29
のシャッタ移動部材突起部30がバネ力により、シャッ
タ47のシャッタ垂直部分49に設けたシャッタ開口部
50に入り込み仕掛けた時に、前記カートリッジホルダ
26に設けられた、シャッタロック解除部材27がロッ
クレバー54を解除すると同時にシャッタ移動部材突起
部30がシャッタ47のシャッタ垂直部分49に設けた
シャッタ開口部50に、入り込み、シャッタ47をカー
トリッジホルダ26の所定の位置で保持する。その後、
カートリッジ2の押し込み動作にて、カートリッジ2本
体は奥へ挿入されるが、シャッタ47はシャッタロック
解除部材27に当接して停止し、相対的にシャッタ47
が開くことになる。
【0027】閉まる場合は、前記シャッタ移動部材突起
部30がシャッタ47のシャッタ開口部50に入り込ん
でいるため、カートリッジ2は挿入方向と反対方向に引
き抜かれてもシャッタ47はその位置で保持され、シャ
ッタ47がカートリッジ2の閉の位置にきた時に、前記
ロック解除部材27がシャッタ47から遠ざかり、ロッ
クレバー54によってシャッタ47がロックされ、シャ
ッタ移動部材突起部30がシャッタ47のシャッタ開口
部50から乗り上げ、その後カートリッジ2全体がカー
トリッジホルダ26から引き抜かれる。図8にて後述す
るディスクカートリッジを着脱して信号の記録再生を行
う光磁気記録再生装置について説明を行う。メインシャ
ーシ4の上部にはカートリッジホルダ26が取り付けら
れており、カートリッジ2をカートリッジホルダ26に
挿入した後、カートリッジホルダ回転支点31、図16
(b)参照を中心に回転し、ドライブに着脱するもので
ある。メインシャーシ4のほぼ中央にはスピンドルモー
タ5が配置され、メインシャーシ4上に突出しているス
ピンドルモータ軸に取り付けられたハブ7にて光磁気デ
ィスク1をチャッキングし、情報の記録再生時等に所定
の回転速度で回転させるものである。この光磁気ディス
ク1を間に挟んでピックアップユニット8と磁気ヘッド
13が互いに対向するように配置されている。
【0028】ピックアップユニット8は、レーザ光源9
から出射されたレーザ光を光磁気ディスク1に直角方向
にプリズム10またはミラーにて反射し、この反射され
たレーザ光を対物レンズ12にて光磁気ディスク1の記
録層上に集光させるように構成されている。
【0029】ピックアップユニット8全体は、スライド
機構16にて、メインシャーシ4にスピンドルモータ5
と直角方向に固定されたガイド軸20上を光磁気ディス
ク1の半径方向にスライドするように構成されている。
スライド機構16は送りモータ17と伝達機構18,送
りネジ19等で構成され、送りモータ17が回転するこ
とにより、伝達機構18に伝達し、送りネジ19を回転
させ、送りネジ19に噛み合ったピックアップユニット
8を光磁気ディスク1の半径方向にスライドさせるもの
である。
【0030】一方、磁気ヘッド13は、フェライトに一
体に形成されたコアを取り囲むようにコイルが挿入され
て構成されている。この磁気ヘッド13は光磁気ディス
ク1の直角方向に荷重が掛かるばね構成のサスペンショ
ン14に取り付けられ、サスペンション14はヘッド取
付アングル15に固定されている。ヘッド取付アングル
15は前記磁気ヘッド13と対物レンズ12にて集光さ
れたスポットとの位置決めをされた状態でピックアップ
ユニット8のハウジング11に固定されている。これに
より、ピックアップユニット8が、スライド機構16に
よって光磁気ディスク1の半径方向にスライドする時
は、ハウジング11に固定された前記磁気ヘッド13も
連動してスライドする。
【0031】磁気ヘッド13は、情報の記録時はディス
ク面に付勢されるが、再生時や取り出し時には磁気ヘッ
ド昇降機構にて磁気ヘッド13を昇降させ、磁気ヘッド
13をディスク面より離間させている。
【0032】磁気ヘッド昇降機構は、メインシャーシ4
下面に配置されたヘッド昇降モータ23および減速機構
25、前記ヘッド昇降モータ23および減速機構25に
より駆動される回転レバー24,前記回転レバー24に
より駆動される操作レバー22および磁気ヘッド13の
サスペンション14とカートリッジ2の間に回転自在に
設けられたヘッド昇降レバー21とからなる。すなわ
ち、ヘッド昇降モータ23の回転力が減速機構25から
回転レバー24に伝達され、操作レバー22をスライド
させる。そして操作レバー22がヘッド昇降レバー21
を回転させ、サスペンション14と磁気ヘッド13を光
磁気ディスク1より所定量離間させる。通常ヘッド昇降
レバー21はカートリッジ2の上側にあるが、ヘッド昇
降レバー21を動作させる駆動部はメインシャーシ4下
側にあり、操作レバー22にてカートリッジ2外周部よ
り上下を連結している。
【0033】前記光磁気ディスク1に対して情報の記録
を行う場合は、光磁気ディスク1をスピンドルモータ5
にて所定の回転速度で回転させ、前記磁気ヘッド13を
ヘッド昇降メカニズムにて降下させサスペンション14
によってディスク面に付勢し、更に光磁気ディスク1に
形成される記録層に、ピックアップユニット8からレー
ザ光を入射させることで、記録層中、レーザ光の入射を
受けた部分が、レーザ光による温度上昇し、外部磁界の
向きに応じた磁化変化を行う。外部磁界は記録信号に応
じて変化するという所謂磁界変調方式によって、記録層
に所定のパターンをもって磁化方向反転領域が形成され
て情報の書込みが行われる。
【0034】また、前記光磁気ディスク1に対して情報
の再生が行われる場合には、前記磁気ヘッド13昇降メ
カニズムにて、サスペンション14と磁気ヘッド13を
光磁気ディスク1より所定量離間させる。この状態でレ
ーザ光によって情報を読み出す。
【0035】以上のごとく、本発明のディスクカートリ
ッジおよび光ディスク記録再生装置では、カートリッジ
2挿入方向先端テーパ59に切り欠き60を設けている
ので、シャッタ移動部材突起部30がテーパ59に食い
込むことが無く、終端部61の垂直部分で確実にカート
リッジ2に乗り上げるものである。また切り欠き60の
深さ方向の寸法はシャッタ移動部材突起部30の高さよ
り高く、ロック解除部材27の高さより浅いため、シャ
ッタ移動部材突起部30の先端が切り欠きの底に当たる
ことが無く、ロック解除部材27が切り欠き60に入り
込むことが無い、ディスクカートリッジの光ディスク記
録再生機構を実現することができるものである。
【0036】また切り欠き60の終端部61の垂直部分
をアールにしているため、また、前記切り欠き60終端
部61につながる形状が、シャッタ移動部材の突起部3
0は略三角形状の斜面の角度より大きいため、カートリ
ッジ2がカートリッジホルダ26へ挿入される時、前記
シャッタ移動部材の突起部30の略三角形状の斜面が、
前記終端部61の垂直部分に確実に当接する。従ってシ
ャッタ移動部材突起部30がスムースにカートリッジ2
に乗り上げることができるものである。
【0037】
【発明の効果】この発明によれば、ディスクカートリッ
ジの横溝の挿入方向先端のテーパ部にかかるように特定
の切り欠きを設けることによって、突起部がスムースに
ディスクカートリッジに乗り上げることができ、それに
よって寸法のばらつきやカートリッジの挿入の仕方によ
らず、光ディスクの録音再生が確実にできるようにな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一つの実施の形態を示すカートリッジ
の斜視図である。
【図2】(a)〜(b)が本発明の一つの実施の形態を
示すカートリッジとカートリッジホルダとの挿入状態の
途中を表す平面図および側面図である。
【図3】(a)〜(b)が本発明の一つの実施の形態を
示すカートリッジとカートリッジホルダとの挿入状態の
途中を表す平面図および側面図である。
【図4】(a)〜(b)が本発明の一つの実施の形態を
示すカートリッジとカートリッジホルダとの挿入状態の
途中を表す平面図および側面図である。
【図5】(a)が本発明の一つの実施の形態を示すカー
トリッジとカートリッジホルダとの挿入状態の途中を表
す平面図および側面図である。
【図6】(a)(b)(c)が本発明の一つの実施の形
態を示すカートリッジの平面図、側面図、裏面図であ
る。
【図7】(a)(b)が本発明の一つの実施の形態を示
すカートリッジとカートリッジホルダの平面図および側
面図である。
【図8】(a)(b)(c)がドライブの平面図、側面
図、裏面図である。
【図9】従来例を示すカートリッジの斜視図である。
【図10】(a)〜(b)が従来例を示すカートリッジ
とカートリッジホルダとの挿入状態の途中を表す平面図
および側面図である。
【図11】(a)〜(b)が従来例を示すカートリッジ
とカートリッジホルダとの挿入状態の途中を表す平面図
および側面図である。
【図12】(a)〜(b)が従来例を示すカートリッジ
とカートリッジホルダとの挿入状態の途中を表す平面図
および側面図である。
【図13】(a)が従来例を示すカートリッジとカート
リッジホルダとの挿入状態の途中を表す平面図および側
面図である。
【図14】従来例を示すカートリッジとシャッタ移動部
材突起部の食い込んだ状態を示す図である。
【図15】(a)(b)(c)が従来例を示すカートリ
ッジの平面図、側面図、裏面図である。
【図16】(a)(b)が従来例を示すカートリッジと
カートリッジホルダの平面図および側面図である。
【符号の説明】
1 光磁気ディスク 2 カートリッジ 3 メインシャーシ 4 スピンドルモータ 5 スピンドルモータ軸 6 ハブ 7 ピックアップユニット 8 レーザ光源 9 ミラー 10 ハウジング 11 対物レンズ 12 磁気ヘッド 13 サスペンション 14 ヘッド取付アングル 15 スライド機構 16 送りモータ 17 伝達機構 18 送りネジ 19 ガイド軸 20 グリップバネ 21 ヘッド昇降レバー 22 操作レバー 23 ヘッド昇降モータ 24 回転レバー 25 減速機構 26 カートリッジホルダ 27 ロック解除部材 28 ロック解除部材平行部 29 シャッタ移動部材 30 シャッタ移動部材突起部 31 カートリッジホルダ回転支点 40 上シェル 41 第一の開口部 42 下シェル 43 第二の開口部 44 第三の開口部 45 ガイド溝 46 横溝 47 シャッタ 48 上下シャッタ部分 49 シャッタ垂直部分 50 シャッタ開口部 51 シャッタツメ 52 シャッタガイド部 53 シャッタロック部 54 ロックレバー 55 ロックレバー係合部 56 ロックレバーレバー部 57 ロックレバーバネ部 58 ロックレバー回転支点 59 テーパ部 60 切り欠き 61 終端部の垂直部分

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報信号が記録される光ディスクと、こ
    の光ディスクを回転可能に収納し、情報信号の記録ある
    いは再生手段が臨む開口部を有するカートリッジ本体
    と、前記開口部を開閉するシャッタとを備え、カートリ
    ッジ本体が、シャッタ閉時にシャッタが移動しないよう
    にシャッタと係合するシャッタロック部材と、このシャ
    ッタロック部材の開閉用の角穴と、シャッタロック部材
    の一部がのぞく、カートリッジの挿入方向と平行な一側
    面に設けられた横溝と、この横溝の挿入方向先端のテー
    パ部とを有するディスクカートリッジと、 ディスクカートリッジを着脱させるカートリッジホルダ
    と、このカートリッジホルダに設けられ、カートリッジ
    本体の横溝に挿入されるとシャッタロック部材を解除す
    るシャッタロック解除部材と、カートリッジホルダに設
    けられ、突起部を有し、この突起部がカートリッジ本体
    の角穴に挿入されるとシャッタを移動させるシャッタ移
    動部材とを備えた光ディスク記録再生装置とからなり、 ディスクカートリッジが、そのテーパ部にかかるように
    切り欠きを有し、かつこの切り欠きの前記横溝深さ方向
    の深さを、前記シャッタ移動部材の突起部に接触できな
    い深さで、前記シャッタロック解除部材の横溝への挿入
    深さよりも浅くしたことを特徴とするディスクカートリ
    ッジの光ディスク記録再生機構。
  2. 【請求項2】 切り欠きが、そのカートリッジ厚み方向
    の高さを、シャッタ移動部材の突起部の高さよりも低く
    し、さらに切り欠きの終端部を、挿入方向に対して垂直
    としてなる請求項1に記載のディスクカートリッジの光
    ディスク記録再生機構。
  3. 【請求項3】 ディスクカートリッジが、その切り欠き
    の終端部の垂直部分をアール形状とし、かつシャッタ移
    動部材の突起部を略三角形状とし、さらに切り欠きの終
    端部につながる形状を、ディスクカートリッジがカート
    リッジホルダへ挿入される時にシャッタ移動部材の前記
    略三角形状の斜面が前記垂直部分に当接可能にシャッタ
    移動部材の突起部の略三角形状の斜面の角度より大きく
    した請求項1または2に記載のディスクカートリッジの
    光ディスク記録再生機構。
  4. 【請求項4】 情報信号が記録される光ディスクと、こ
    の光ディスクを回転可能に収納し、情報信号の記録ある
    いは再生手段が臨む開口部を有するカートリッジ本体
    と、前記開口部を開閉するシャッタとを備え、カートリ
    ッジ本体が、シャッタ閉時にシャッタが移動しないよう
    にシャッタと係合するシャッタロック部材と、このシャ
    ッタロック部材の開閉用の角穴と、シャッタロック部材
    の一部がのぞく、光ディスク記録再生装置への挿入方向
    と平行な一側面に設けられた横溝と、この横溝の挿入方
    向先端のテーパ部とを有し、 さらに前記横溝のテーパ部にかかるように切り欠きを有
    し、かつこの切り欠きの横溝深さ方向の深さを、前記角
    穴を介してシャッタを移動させる光ディスク記録再生装
    置のシャッタ移動部材の突起部に接触できない深さで、
    前記シャッタロック部材を解除させる光ディスク記録再
    生装置のシャッタロック解除部材の前記横溝への挿入深
    さよりも浅くしたことを特徴とするディスクカートリッ
    ジ。
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