JP2002216361A - 光ディスク及び光記録再生装置 - Google Patents

光ディスク及び光記録再生装置

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JP2002216361A JP2001012624A JP2001012624A JP2002216361A JP 2002216361 A JP2002216361 A JP 2002216361A JP 2001012624 A JP2001012624 A JP 2001012624A JP 2001012624 A JP2001012624 A JP 2001012624A JP 2002216361 A JP2002216361 A JP 2002216361A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 片面に2層の記録層をもつ記録可能な光ディ
スクにおいて、安定な記録再生を実現する。 【解決手段】 光入射側から見て、手前の記録層3の記
録可能領域を、奥の記録層2の記録可能領域より広くし
ておくおとにより、奥の記録層2の最外周や最内周付近
での光入射強度を安定させる。また、ユーザーによる記
録領域の外側や内側をプリライトやプリエンボスしてお
く。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、片面に複数の記録
層をもつ記録可能な光ディスク、並びに、その光ディス
クに対して記録再生を行う光記録再生装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】記録可能な光ディスクには、相変化材料
を記録層にもつ書換え可能なCD-RW、DVD-RW、DVD-RAM
や、有機色素材料を記録層にもつ書き換え不能なCD-R、
DVD-Rがある。
【0003】光ディスク装置は、これらのディスクの記
録層に集光照射する光の強度を変化させることで、ディ
スクの記録層に記録マークを形成し、情報の記録を行っ
ている。光強度の大きい箇所では記録材料物性に変化が
起こり、マークが形成され、光強度の小さいところで
は、物性変化が起こらずスペースとなる。
【0004】情報の再生においては、記録層の物性変化
が起こらないように、記録時より小さい強度の光を照射
し、上記マーク・スペースにおける反射光量の差により
情報を読み取ることとなる。
【0005】これら記録可能なディスクの記録容量を向
上させる方法として、ディスク片面に記録層を2層積層
した片面2層ディスクがある。これは、再生専用ディス
クであるDVD-ROMで採用されている手法を踏襲したもの
であり、2つの記録層の間を透明層によって隔てて作製
されたディスクに対して、照射光をディスクの同じ側か
ら入射させて、選択された記録層の再生を行うものであ
る。
【0006】この方法では、光入射側から見て奥にある
記録層の情報を再生する際には、手前にある記録層を透
過した光を用いる必要がある。手前の記録層が、中ほど
の半径位置まで記録が行われているディスクにおいて、
奥側の記録層を再生しようとすると、次のような問題が
生じる。
【0007】図8(a)、(b)、(c)は片面2層デ
ィスク1に、奥の記録層2と手前の記録層3とが積層さ
れており、ディスク1はスピンドルモーター4により回
転している様子を断面図で表わしている。対物レンズ5
により集光された光6は、奥の記録層2にフォーカスオ
ンしている。
【0008】記録層2、3において、斜線が施された部
位は、記録済み領域7であり、斜線が施されていない部
位は、未記録領域8である。図8(a)、(b)におい
ては、奥の記録層2から記録が開始され、続いて、手前
の記録層3の外周側から、内周側に向けて記録されたデ
ィスクを示している。
【0009】図8(a)は、記録層3の未記録領域8を
通して、記録層2が記録再生されている様子を表わして
おり、図8(b)は、記録層3の記録済み領域7を通し
て、記録層2が記録再生されている様子を表わしてい
る。
【0010】図8(a)のように、手前の記録層3の未
記録領域8を通して、奥の記録層2の内周付近の再生を
行う時と、図8(b)のように、手前の記録層3の記録
済み領域7を通して、奥の記録層2の外周付近の再生を
行う時とでは、反射光量が異なってしまうという現象が
起こる。
【0011】また、2層ディスクでは、積層する形で記
録層2、3が形成され、各層で別々にトラックが形成さ
れる。そのため、手前の記録層3と奥の記録層2とでト
ラックの偏芯の程度や位置が一致していない。
【0012】これにより、手前の記録層3の記録済み領
域7と未記録領域8との境界付近に位置する奥の記録層
2を再生しようとすると、層間のトラック偏芯ずれによ
って、ディスク1回転の間に、図8(a)、(b)両方
の状態が起こり、反射光量が短時間で変動することにな
る。
【0013】反射光量の変動は再生誤りを生じさせ、デ
ィスクの信頼性が低下する。記録の場合も同様に、図8
(a)、(b)の状態が生じると、奥の記録層2へ到達
する光強度が変動し、記録マークが不揃いになり、安定
に書けなくなってしまう。
【0014】これに対して、特開2000−28546
9号公報には、図8(c)のように、手前の記録層3を
記録してから、奥の記録層2を記録することで、図8
(a)、(b)の状態を回避する方法が開示されてい
る。
【0015】この方法を用いれば、奥の記録層2を記録
再生する時には、手前の記録層3は、全面記録済みにな
っているため、上述のような光強度の変動は起きず、再
生誤りや、記録マークの不揃いをなくすことができる。
【0016】尚、手前の記録層3を記録再生する時に
は、光路中に光強度を変動させる因子はない(即ち、記
録層が単層のディスクに対する記録再生と同じ条件にな
る)から、当然光強度の変動は起きない。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た特開2000−285469号公報に開示された方法
を用いても、ディスクの最外周や最内周において、奥の
記録層を記録再生する時に、光強度の変動が起きるとい
う問題が依然として残っている。
【0018】この理由について説明する。図9は、特開
2000−285469号公報に開示されているよう
に、光ピックアップが手前の記録層の内周から外周へと
記録を行った後、奥の記録層の最外周にジャンプして記
録を続行する時のディスク外周付近の様子を表わしてい
る。
【0019】奥の記録層2と手前の記録層3とのトラッ
ク偏芯の違いにより、図9(a)、(b)、(c)の状
態ができることになる。図9(a)は、手前の記録層3
と奥の記録層2の最外周トラックの半径位置が一致して
いる場合であり、図9(b)は、各層トラックの偏芯ず
れにより、手前の記録層3の最外周トラックの半径位置
が、奥の記録層2の最外周トラックの半径位置より、外
周側に寄っている場合であり、図9(c)は、図9
(b)の逆の場合である。
【0020】つまり、上述の従来技術で述べた問題と同
じ問題が、奥の記録層2の最外周を記録再生する際に起
こるわけである。片面2層のDVD−ROMの場合、層間距離
は50μm程度であり、記録可能なディスクにおいても
同程度の層間距離が設けられる。
【0021】対物レンズ5のNA=0.6とすると、奥
の記録層2にフォーカスオンしている時、手前の記録層
3には、およそ直径42μmの領域に光が照射されてい
る。層間のトラック偏芯の違いは最大300μm程度あ
るため、図9(a)、(b)、(c)の状態が起こり得
るわけである。
【0022】ここでは、奥の記録層2の外周側を例にし
て説明しているが、奥の記録層2の内周側でも事情は同
じであり、奥の記録層2の最内周付近・最外周付近の記
録再生が安定しないという問題が生じる。
【0023】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
であり、片面2層の記録可能ディスクへの記録再生を安
定に行うことが可能な光ディスク及び光記録再生装置を
提供するものである。
【0024】
【課題を解決するための手段】本願の第1の発明は、片
面に複数の記録層を有する記録可能な光ディスクにおい
て、各記録層には、グルーブもしくはランドからなり、
情報を記録可能なトラックが形成されており、光入射側
から見て、手前の記録層のデータ領域が、奥の記録層の
データ領域より広いことを特徴とする。
【0025】本願の第2の発明は、光入射側から見て、
手前の記録層の記録可能領域の最外周の半径位置が、奥
の記録層の記録可能領域の最外周の半径位置より外周側
にあり、かつ、手前の記録層の記録可能領域の最内周の
半径位置が、奥の記録層の記録可能領域の最内周の半径
位置より内周側にあることを特徴とする。
【0026】本願の第3の発明は、片面に複数の記録層
を有する記録可能な光ディスクにおいて、各記録層に
は、グルーブもしくはランドからなり、情報を記録可能
なトラックが形成されており、少なくとも1つの記録層
における、ユーザーにより情報が記録されるユーザー記
録領域に隣接する外周側もしくは内周側の領域の少なく
とも1方に、プリライトによるマーク、もしくはプリピ
ットで構成された領域が設けられていることを特徴とす
る。
【0027】本願の第4の発明は、片面に複数の記録層
を有する記録可能な光ディスクにおいて、各記録層にお
ける、ユーザーにより情報が記録されるユーザー記録領
域の最外周、もしくは最内周の半径位置が、各層で概ね
一致しており、かつ、光入射側から見て、少なくとも手
前の記録層のユーザー記録領域に隣接する外周側もしく
は内周側の領域の少なくとも1方に、プリライトによる
マーク、もしくはプリピットで構成された領域が設けら
れていることを特徴とする。
【0028】本願の第5の発明は、片面に複数の記録層
を有する記録可能な光ディスクの記録再生装置におい
て、記録層間をジャンプする際、ピックアップを半径方
向に規定量移動させた後、目的とする記録層へジャンプ
することを特徴とする。
【0029】本願の第6の発明は、片面に複数の記録層
を有する記録可能な光ディスクの記録再生装置におい
て、ユーザーにより情報が記録される動作に先立って、
記録層の少なくとも1つに対し、ユーザーが情報を記録
できるユーザー記録領域に隣接する外周側もしくは内周
側の領域の少なくとも1方をプリライトすることを特徴
とする。
【0030】本願の第7の発明は、前記プリライトする
際、光入射側から見て、奥の記録層を手前の記録層より
先に記録することを特徴とする。
【0031】本願の第8の発明は、前記プリライトする
時のレーザーパワーと、ユーザーデータを奥の記録層の
ユーザー記録領域に記録する時のレーザーパワーとが異
なることを特徴とする。
【0032】本願の第9の発明は、片面に複数の記録層
を有する記録可能な光ディスクの記録再生装置におい
て、ユーザーが情報を記録し終えてから、記録層の少な
くとも1つに対し、ユーザーにより情報が記録されるユ
ーザー記録領域に隣接する外周側もしくは内周側の領域
の少なくとも1方に、ユーザーデータを含まない記録領
域を作製することを特徴とする。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施形態について詳細に説明するが、上記従来例と同一
部分には同一符号を付し、その説明は省略する。
【0034】図1(a)に本発明の実施形態にかかる光
ディスクを示す。記録層はDVD−RW等に用いられて
いる相変化記録材料であり、グルーブを螺旋状に構成し
たトラックを持っている。
【0035】光入射側から見て手前の記録層3は奥の記
録層2よりも広い書き込み領域を持っている。つまり、
手前の記録層3の記録領域の最外周の半径位置は、奥の
記録層2の記録領域の最外周の半径位置よりも外側にあ
り、記録領域の最内周の半径位置は手前の層の方が内側
にある。
【0036】このように記録領域を設定することで、図
1(b)に示すように、手前の記録層3に書き込んだ後
に奥の記録層2を書き込む時、入射光路中には必ず記録
済みの手前の記録層3が入ることとなる。これによっ
て、奥の記録層2の最外周付近や最内周付近を記録再生
する時の光強度変動を防止することが可能となる。
【0037】このような条件を満たす手前の記録層3や
奥の記録層2の記録領域の半径位置は以下のようにな
る。
【0038】図2に示すように、対物レンズ5のNAを
α、空気の屈折率をn1、ディスク基板の屈折率をn2
集光される光線束のうち最大の傾角をθ1、θ2、手前の
層3と奥の層2との距離をL、奥の層2にフォーカスオ
ンしているとき光路中にある手前の層3の半径をPとす
ると、 α = n1sinθ11sinθ1 = n2sinθ2 P = Ltanθ2 となる。
【0039】これらの式から、 P = Lα/( n2 2 − α21/2 が導かれる。
【0040】図1(b)に示すように、手前の層3の最
外周の半径位置をRout、最内周の半径位置をRin
し、奥の層2の最外周の半径位置をrout、最内周の半
径位置をrinとすれば、 rout + P < Routin + P < in なる条件を満たすようにしておけば、層間のトラック偏
芯ずれが無い場合には、奥の層2の記録再生時に光強度
変動が無いことになる。
【0041】層間の偏芯ずれδが存在する場合は、 rout + P + δ < Routin + P + δ < in なる関係を満たしていればよい。
【0042】本実施形態では、12cm直径のDVDと
同等のパラメータのディスクを作ったので、α=0.
6、 L=50μm、n2=1.55 とし、P= 21μ
mとなった。ディスク基板に対する各層トラックの偏芯
ずれは、150μm以内に収めることができるため、各
層トラック間の偏芯ずれδは最大300μmとなり、P
+δ=321μm となる。
【0043】そこで、 Rout の最小値を 58.0mm rout の最大値を 57.67mm Rin の最大値を 22.6mm rin の最小値を 22.93mm として設計することで、奥の層2の最外周付近や最内周
付近の記録再生を安定に行うことのできるディスクを作
製することができた。
【0044】次に、本実施形態の2層ディスクへ記録さ
れた様子をもう少し詳しく述べる。図3(a)は、手前
の記録層3の内周から外周に向けて記録した後、奥の記
録層2の外周から内周に向けて記録を継続し、奥の記録
層2の中央付近で記録が完了したディスクを示してい
る。
【0045】N0、N3、N4、N7、N8は、順に手前の記録
層3の記録可能領域の最初のアドレス、手前の記録層3
の記録可能領域の最後のアドレス、奥の記録層2の記録
可能領域の最初のアドレス、奥の記録層2の記録終了ア
ドレス、奥の記録層2の記録可能領域の最後のアドレス
を示している。
【0046】N0、N3、N4、N8の半径位置は、上述した
条件を満たすように決められている。領域8aは未記録
領域であり、本来ユーザーが記録可能な領域である。そ
れに対し、領域8b−1、8b−2 、8b−3 、8b
−4 は未記録領域ではあるが、ユーザーによる記録が
行われない領域である。
【0047】領域8b−1、8b−2、8b−3、8b
−4が設けられる理由を説明する。図4(a)は未記録
トラックを表わしている。グルーブ(G)で構成された
トラックに隣接してランドプレピット(LPP)と呼ば
れるピットが形成されている。LPPには、アドレスナ
ンバーが書かれている。
【0048】光ディスク装置が、情報を記録する際に
は、トラック上を光ビームスポットが走行するように、
プッシュプル法でトラッキングする。プッシュプル法で
は、光ビームスポットとグルーブとの相対的な位置関係
からトラッキング信号が得られる。
【0049】また、プッシュプル信号に現れるLPP信
号を読み出してアドレスナンバーを検知し、目的のアド
レスから記録を開始したり、目的のアドレスまで記録を
行うといった動作をする。光ビームスポットの走行方向
は図中の矢印の方向である。
【0050】図4(b)は、k番目のアドレスから記録
が開始されたことを表わしている。斜線部が記録領域で
あり、斜線を施していない領域は未記録領域である。と
ころで、k番目のアドレスの先頭から正確に記録を開始
する為には、光ビームスポットは、その手前のアドレス
領域からトラック上を走行しており、かつ、(k−1)
番目のアドレスを検知している必要がある。
【0051】つまり、記録を開始するk番目のアドレス
の手前には、記録を開始する為の助走路が必要となる。
これが図4(b)における(k−1)、(k−2)、
(k−3)、(k−4)番目のアドレス領域である。
【0052】図4(c)は、手前の記録層3への記録に
引き続いて、奥の記録層2への記録を行った2層ディス
クの模式図である。手前の記録層3では、矢印131の
方向にi番目のアドレスまで記録が行われ、矢印132
の方向に層間ジャンプした後、矢印133の方向に、奥
の記録層2のj番目のアドレスから記録が開始された様
子を表わしている。
【0053】図4(b)で説明したように、奥の記録層
2のj番目のアドレスから記録を開始するには、助走路
が必要であり、奥の記録層2の(j−1)番目のアドレ
ス以前の領域135がそれに当たる。一方、手前の記録
層3への記録が完了したi番目のアドレス以後にも、記
録を行わない領域134が設けられる。
【0054】もし、領域134が設けられていないと、
i番目のアドレス領域の記録を完了すると同時に、層間
ジャンプ、もしくは、別のトラックへの移動ジャンプを
行う必要があり、そのタイミングには、ほとんどマージ
ンを取れなくなってしまう。このような装置は、不安定
で信頼性の低いものになる。
【0055】そこで、領域134を設けることにより、
矢印132の方向に行われる層間ジャンプを行うタイミ
ングのマージンを広げ、光ディスク装置の安定性、信頼
性を向上させている。つまり、記録領域の前後には、必
ず未記録領域が必要になる。以上が、図3(a)におい
て、領域8b−1、8b−2、8b−3、8b−4が設
けられる理由である。
【0056】次に、再生時の説明をする。再生を行う際
には、Deferential Phase Detection法(DPD法)と
呼ばれる手法でトラッキングを行う。DPD法では、記
録マークと光ビームスポットとの位置関係からトラッキ
ング信号を得るため、記録マークやROMディスクに用
いられるようなプレピットが施されていない領域ではト
ラッキング信号は得られない。
【0057】また、前記したLPPではDPD法による
トラッキング信号は出てこない。つまり、DPD法でト
ラッキングする限り、グルーブやLPPからはトラッキ
ング信号が得られず、記録マークもしくはROMディス
クに用いられるようなプレピットからのみトラッキング
信号が得られる。
【0058】図5は、手前の記録層3のi番目のアドレ
スまで記録が行われた後、奥の記録層2のj番目のアド
レスから引き続き記録されたディスクを表わしている。
このディスクに記録された情報を再生する際には、DP
D法でトラッキングしながら、情報を読み取って行く。
【0059】情報はRF信号を用いて再生され、光ディ
スク装置は、読み取られるRF情報に入っているアドレ
スナンバーを検知することで、再生開始アドレスや再生
終了アドレスを認識することになる。
【0060】斜線を施した領域144や領域147は、
映像や音声等がユーザーによって記録された領域であ
り、手前の記録層3の(i−2)番目のアドレス以前の
領域と、奥の記録層2の(j+2)番目のアドレス以後
の領域がこれに使用されている。
【0061】ドットで表わした領域145や146に
は、RF信号にアドレス情報は入れられているが、映像
や音声等のユーザーデータは入っていない。手前の記録
層3の(i−1)番目とi番目のアドレス領域145
と、奥の記録層2のj番目と(j+1)番目のアドレス
領域146がこれに使用されている。
【0062】領域145や146が設けられる理由は、
図4(c)で領域134、135が設けられたのと同様
である。即ち、アドレス(j+2)の先頭から正確に再
生する為には、その手前にDPD法でトラッキングでき
る助走路が必要であり、領域146がその役割を果たし
ている。
【0063】また、(i−2)番目のアドレスの情報を
再生した後、層間ジャンプを行ったり、別のトラックへ
移動するためのタイミングにマージンを与える必要があ
り、領域145がその役割を果たしている。
【0064】DPDトラッキングにおける助走の領域
や、ユーザー情報が記録された最終アドレス再生後のジ
ャンプのタイミングにマージンを与える領域を加える
と、ここで作製したディスクは、詳細には、図3(b)
に示すようになっている。
【0065】領域7b−1、7b−2、7b−3、7b
−4が、RF信号によるアドレスは記録されているが、
映像や音声等のユーザー情報は入っていない領域であ
る。尚、領域7aにはユーザー情報が記録されている。
【0066】続いて、連続的に情報を記録再生する過程
を、図3(b)を用いて説明する。記録のときには、以
下の動作行程を有する。
【0067】(W1)アドレスN0の内周側にピックアッ
プを移動し、再生する時のレーザーパワーで、手前の記
録層3にフォーカスオンして、プッシュプル法によりト
ラッキングする。
【0068】(W2)LPPアドレスを読み取り、アド
レスN0が来れば、記録パワーに切り換え、ユーザーデー
タの入っていない記録をアドレスN1まで行う。
【0069】(W3)アドレスN1からアドレスN2まで
は、ユーザーデータを記録する。
【0070】(W4)アドレスN2からアドレスN3まで
は、ユーザーデータの入っていない記録を行う。
【0071】(W5)アドレスN3までの記録が終われ
ば、レーザーパワーを再生パワーに切り換え、アドレス
N3の外周側でトラッキングをはずす。
【0072】(W6)層間ジャンプを行い、奥の記録層
2のアドレスN4の外周側にフォーカスオンし、プッシュ
プルトラッキングを再開する。
【0073】(W7)アドレスN4が来れば、記録パワー
に切り換え、ユーザーデータの入っていない記録をアド
レスN5まで行う。
【0074】(W8)アドレスN5からアドレスN6まで
は、ユーザーデータを記録する。
【0075】(W9)アドレスN6からアドレスN7まで
は、ユーザーデータの入っていない記録を行う。以上
で、記録過程が完了する。
【0076】ここで、上記(W7)で示した「アドレス
N4からアドレスN5までの領域に、ユーザーデータの入っ
ていない記録を行う」行程は、上記(W9)で示した
「アドレスN6からアドレスN7までの領域に、ユーザーデ
ータの入っていない記録を行う」行程の後で行っても良
い。
【0077】その場合、手前の記録層3へのユーザーデ
ータの記録が完了した後、奥の記録層2へのユーザーデ
ータの記録を再開するまでの時間を短縮できる為、後述
するバッファメモリが満杯になるという問題を回避する
ことができ、装置に入力されている連続情報を途切れさ
せること無くディスクに記録することが可能となり、信
頼性の高い記録ができる。
【0078】再生のときには、以下の動作行程を有す
る。
【0079】(R1)アドレスN0とN1の間の半径位置に
ピックアップを移動し、再生パワーで、手前の記録層3
にフォーカスオンして、DPD法によりトラッキングす
る。
【0080】(R2)RF信号からアドレスを読み取
り、アドレスN1が来れば、ユーザーデータの再生を開始
し、アドレスN2まで再生する。
【0081】(R3)アドレスN3が来るまでにトラッキ
ングをはずし、アドレスN4とN5の間の半径位置にピック
アップを移動し、層間ジャンプを行い、奥の記録層2に
フォーカスオンし、DPDトラッキングを再開する。
【0082】(R4)アドレスN5が来れば、ユーザーデ
ータの再生を再開し、アドレスN6まで再生する。
【0083】(R5)アドレスN6の内周側を走行する。
以上で、シリアルな再生過程が終了する。
【0084】上記再生過程(R3)における層間ジャン
プを伴う制御について、図5を参照して、更に詳細に述
べると以下のようになる。
【0085】(R3−1)手前の記録層3の領域144
を矢印140の方向に再生し、領域145に入ってから
トラッキングをはずす。
【0086】(R3−2)手前の記録層3にフォーカス
オンしたままで、矢印141に示す方向に、領域146
の半径位置までピックアップを移動させる。
【0087】(R3−3)矢印142に示す方向に層間
ジャンプを行って、領域146にフォーカスオンし、奥
の記録層2のトラッキングを開始する。
【0088】(R3−4)矢印143に示す方向にトラ
ッキングして行き、アドレス(j+2)から再生を再開
する。
【0089】ここで、領域145,146の半径位置は
あらかじめ判っているので、上記(R3−2)における
矢印141で表わされるピックアップの移動量はあらか
じめ判っている。そこで、ピックアップの移動時間や位
置センサーで制御すれば、目的とする半径位置にピック
アップを持ってくることができる。
【0090】ところで、領域7b−1、7b−2、7b
−3、7b−4はユーザーデータが入っていない信号を
記録するわけであるから、これらの領域を書く間に装置
に入力されてくる映像や音声情報は、バッファである半
導体メモリに一時的に貯えられることとなる。
【0091】バッファが満杯になる前に上記領域の記録
が完了した場合は、連続して入力されているユーザーデ
ータを途切れさせることなくディスクに記録することが
できる。しかしながら、何らかの理由で上記領域を書き
込むのに予定より長い時間を要した場合、上記バッファ
が満杯になってしまい、結果として、ディスクに記録で
きるユーザーデータの連続性が無くなってしまう可能性
がある。
【0092】そこで、領域7b−1、7b−2、7b−
3、7b−4を記録に先立って、あらかじめプリライト
しておき、バッファの負担を小さくすることが考えられ
る。図6(a)は、領域7b−1、7b−2をプリライ
トしたディスク、図6(b)は、領域7b−2をプリラ
イトしたディスク、図6(c)は、領域7b−1、7b
−2、7b−3、7b−4をプリライトしたディスクで
ある。
【0093】これらを使用することにより、ユーザーデ
ータ以外の記録を行う時間を短縮することができるの
で、連続したデータを信頼性良く記録することが可能に
なる。
【0094】尚、図6(c)のように、領域7b−1、
7b−2、7b−3、7b−4をプリライトする為に
は、まず、奥の記録層2の領域である領域7b−3、7
b−4を手前の記録層3の領域である領域7b−1、7
b−2に先立って記録する必要がある。
【0095】これは、先に領域7b−1、7b−2を記
録してしまうと、領域7b−3、7b−4を記録する際
に、図9で述べた光強度変動の問題が生じるためであ
る。
【0096】上述のプリライトは、ディスクの工場出荷
時にメーカーが行っておいても良いし、ユーザーが光デ
ィスク装置にディスクを挿入した時に、光ディスク装置
が、まずプリライト動作を行うようにしておいても良
い。
【0097】ユーザーデータの記録に先立ち、図6
(c)のようなプリライトを行う光ディスク装置では、
プリライトの際とユーザーデータの記録の際とでは、異
なるレーザーパワーを選択する必要がある。
【0098】つまり、プリライトにおいては、手前の記
録層3が記録されていない状態で奥の記録層2を記録す
る為のレーザーパワー(P1)と、手前の記録層3の記
録に用いるレーザーパワー(P2)との2種類のレーザ
ーパワーを記録する層によって選択する必要がある。
【0099】一方、ユーザーデータの記録においては、
手前の記録層3が記録された状態で奥の記録層2を記録
する為のレーザーパワー(P3)と手前の記録層3の記
録に用いるレーザーパワー(P2)との2種類のレーザ
ーパワーを記録する層によって選択する必要がある。
【0100】図7(a)に示すのは、プリライトしてあ
るディスクであり、ユーザー記録領域の最外周・最内周
の半径位置が同じになっているものである。図7(b)
は手前の記録層3の記録が終わり、奥の記録層2にユー
ザーデータの記録を開始する時の様子を表わしている。
【0101】このとき、光路中にある手前の記録層3
は、すべて記録済みになっており、安定した記録が可能
である。しかも、図3(b)のように奥の記録層2のユ
ーザーデータ領域が手前の記録層3のユーザーデータ領
域より狭いということはなく、記録容量を大きくするこ
とができる。
【0102】上述した本発明の実施形態においては、デ
ィスクのパラメータにDVD相当のものを用いたが、パ
ラメータの値は、ここで述べたものに限られるわけでは
なく、様々な値をとることが可能である。また、記録層
に用いられる材料は、相変化材料に限られるわけではな
く、DVD−R等に用いられている有機色素材料を使う
ことも可能である。
【0103】さらに、トラックの形態は、手前の記録層
では内周から外周に向けて記録が行われ、奥の記録層で
は外周から内周に向けて記録が行われる場合について述
べたが、トラックの形態もここで述べたものに限られる
わけではなく、様々な形態を取ることが可能である。
【0104】そしてまた、プリライトされたディスクに
ついて述べたが、プリライトに代えて、ROMディスクで
用いられるようなプリピットを用いても同様の効果が得
られる。この場合、プリライトする必要がないので、デ
ィスクのコスト削減や、ユーザーデータの記録開始まで
の時間を短縮することができる。
【0105】
【発明の効果】本願の第1、2の発明によれば、光入射
側から見て、奥の記録層の最外周・最内周近辺での記録
再生が安定し、信頼性の高い光ディスクを得ることがで
きる。
【0106】本願の第3の発明によれば、光入射側から
見て、奥の記録層の最外周・最内周近辺での記録再生が
安定し、信頼性の高い光ディスクを得ることができるば
かりでなく、光記録再生装置のバッファメモリにかかる
負担を小さくでき、信頼性の高い光ディスク記録システ
ムを提供することが可能となる。
【0107】本願の第4の発明によれば、光入射側から
見て、奥の記録層の最外周・最内周近辺での記録再生が
安定するばかりでなく、奥の記録層のユーザーデータ領
域を拡大できるので、ディスクの記憶容量を増大するこ
とが可能となる。
【0108】本願の第5の発明によれば、層間ジャンプ
した先は、必ずトラッキング信号が得られる領域になっ
ているので、トラックはずれによるアクチュエーターの
破損や目的アドレスへのアクセスの遅延がなくなり、信
頼性の高い光記録再生装置を提供することができる。
【0109】本願の第6の発明によれば、光入射側から
見て、奥の記録層の最外周・最内周近辺での記録再生が
安定し、信頼性の高い光ディスクを得ることが可能な光
記録再生装置を提供することができる。
【0110】本願の第7、8の発明によれば、プリライ
トを安定に行うことができ、信頼性の高い光ディスク並
びに、その光ディスクを作製する光記録再生装置を提供
することが可能となる。
【0111】本願の第9の発明によれば、光記録再生装
置のバッファメモリにかかる負担を小さくでき、信頼性
の高い光ディスク記録システムを提供することが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る光ディスクの概略構成
を示す説明図である。
【図2】2層ディスクに光が入射している様子を表わす
説明図である。
【図3】本発明の実施形態に係る光ディスクの詳細な構
成を示す説明図である。
【図4】記録の過程を説明する図である。
【図5】再生の過程を説明する図である。
【図6】本発明の実施形態に係るプリライトされた光デ
ィスクの一例を示す説明図である。
【図7】本発明の実施形態に係るプリライトされた光デ
ィスクの別の例を示す説明図である。
【図8】従来の光ディスクを示す説明図である。
【図9】従来の光ディスクの課題を説明する図である。
【符号の説明】
1 2層ディスク 2 奥の記録層 3 手前の記録層 4 スピンドルモーター 5 対物レンズ 6 光ビーム 7 記録済み領域 7a 記録済み領域 7b−1、7b−2、7b−3、7b−4 記録済み領
域 8 未記録領域 8a 未記録領域 8b−1、8b−2、8b−3、8b−4 未記録領域 134、135 未記録領域 140、141、142、143 方向を表わす矢印 144、147 記録済みユーザーデータ 145、146 記録済みの非ユーザーデータ
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G11B 7/24 522 G11B 7/24 522J 522P 522X (72)発明者 野村 勝 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 Fターム(参考) 5D029 HA06 JB05 JB09 JB13 JB14 JB41 5D090 AA01 BB12 CC12 CC14 DD01 FF02 FF05 FF12 FF25 GG02 KK03 KK07 5D117 AA02 DD00 EE00 5D119 AA22 BA01 BB01 BB02 BB04 BB13 DA10 EC09 FA05

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 片面に複数の記録層を有する記録可能な
    光ディスクにおいて、 各記録層には、グルーブもしくはランドからなり、情報
    を記録可能なトラックが形成されており、 光入射側から見て、手前の記録層のデータ領域が、奥の
    記録層のデータ領域より広いことを特徴とする光ディス
    ク。
  2. 【請求項2】 前記請求項1に記載の光ディスクにおい
    て、 光入射側から見て、手前の記録層の記録可能領域の最外
    周の半径位置が、奥の記録層の記録可能領域の最外周の
    半径位置より外周側にあり、かつ、手前の記録層の記録
    可能領域の最内周の半径位置が、奥の記録層の記録可能
    領域の最内周の半径位置より内周側にあることを特徴と
    する光ディスク。
  3. 【請求項3】 片面に複数の記録層を有する記録可能な
    光ディスクにおいて、 各記録層には、グルーブもしくはランドからなり、情報
    を記録可能なトラックが形成されており、 少なくとも1つの記録層における、ユーザーにより情報
    が記録されるユーザー記録領域に隣接する外周側もしく
    は内周側の領域の少なくとも1方に、プリライトによる
    マーク、もしくはプリピットで構成された領域が設けら
    れていることを特徴とする光ディスク。
  4. 【請求項4】 片面に複数の記録層を有する記録可能な
    光ディスクにおいて、 各記録層における、ユーザーにより情報が記録されるユ
    ーザー記録領域の最外周、もしくは最内周の半径位置
    が、各層で概ね一致しており、かつ、光入射側から見
    て、少なくとも手前の記録層のユーザー記録領域に隣接
    する外周側もしくは内周側の領域の少なくとも1方に、
    プリライトによるマーク、もしくはプリピットで構成さ
    れた領域が設けられていることを特徴とする光ディス
    ク。
  5. 【請求項5】 片面に複数の記録層を有する記録可能な
    光ディスクの記録再生装置において、 記録層間をジャンプする際、ピックアップを半径方向に
    規定量移動させた後、目的とする記録層へジャンプする
    ことを特徴とする光記録再生装置。
  6. 【請求項6】 片面に複数の記録層を有する記録可能な
    光ディスクの記録再生装置において、 ユーザーにより情報が記録される動作に先立って、記録
    層の少なくとも1つに対し、ユーザーが情報を記録でき
    るユーザー記録領域に隣接する外周側もしくは内周側の
    領域の少なくとも1方をプリライトすることを特徴とす
    る光記録再生装置。
  7. 【請求項7】 前記請求項6に記載の光記録再生装置に
    おいて、 前記プリライトする際、光入射側から見て、奥の記録層
    を手前の記録層より先に記録することを特徴とする光記
    録再生装置。
  8. 【請求項8】 前記請求項7記載の光記録再生装置にお
    いて、 前記プリライトする時のレーザーパワーと、ユーザーデ
    ータを奥の記録層のユーザー記録領域に記録する時のレ
    ーザーパワーとが異なることを特徴とする光記録再生装
    置。
  9. 【請求項9】 片面に複数の記録層を有する記録可能な
    光ディスクの記録再生装置において、 ユーザーが情報を記録し終えてから、記録層の少なくと
    も1つに対し、ユーザーにより情報が記録されるユーザ
    ー記録領域に隣接する外周側もしくは内周側の領域の少
    なくとも1方に、ユーザーデータを含まない記録領域を
    作製することを特徴とする光記録再生装置。
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