JP2002215892A - 金融店舗監視システム - Google Patents
金融店舗監視システムInfo
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- B66—HOISTING; LIFTING; HAULING
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- B66B5/00—Applications of checking, fault-correcting, or safety devices in elevators
- B66B5/0006—Monitoring devices or performance analysers
- B66B5/0012—Devices monitoring the users of the elevator system
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- Closed-Circuit Television Systems (AREA)
- Alarm Systems (AREA)
- Studio Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】小規模なシステムで、金融店舗特にＡＴＭ設置
領域の監視画像の記録を適確に行うことができる金融店
舗監視システムを提供する。 【解決手段】金融店舗監視システムは、１又は複数の旋
回式カメラ１０１、１０２、フレームスイッチャ２、画
像記録装置３、システム制御装置４を含む。旋回式カメ
ラ１０１、１０２は、主としてＡＴＭ近傍を監視するも
のである。システム制御装置４は、旋回式カメラ１０
１、１０２、フレームスイッチャ２、及び画像記録装置
３の制御を含む監視システム全体の制御を行うものであ
り、金融店舗の複数箇所に設けられたセンサ入力に応じ
て、ＡＴＭ操作者の画像又はＡＴＭ領域出入口の撮影画
像を、フレームスイッチャ２を介して画像記録装置３に
記録させる。
領域の監視画像の記録を適確に行うことができる金融店
舗監視システムを提供する。 【解決手段】金融店舗監視システムは、１又は複数の旋
回式カメラ１０１、１０２、フレームスイッチャ２、画
像記録装置３、システム制御装置４を含む。旋回式カメ
ラ１０１、１０２は、主としてＡＴＭ近傍を監視するも
のである。システム制御装置４は、旋回式カメラ１０
１、１０２、フレームスイッチャ２、及び画像記録装置
３の制御を含む監視システム全体の制御を行うものであ
り、金融店舗の複数箇所に設けられたセンサ入力に応じ
て、ＡＴＭ操作者の画像又はＡＴＭ領域出入口の撮影画
像を、フレームスイッチャ２を介して画像記録装置３に
記録させる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、金融店舗、特にＡ
ＴＭ（現金自動預け払い機）設置領域をカメラを利用し
て監視する金融店舗監視システムに関する。
ＴＭ（現金自動預け払い機）設置領域をカメラを利用し
て監視する金融店舗監視システムに関する。
【０００２】
【従来の技術】金融機関やコンビニエンスストアやパチ
ンコ店等の施設における不審者の監視装置としては、Ｃ
ＣＴＶ（閉回路テレビ）を用いた監視装置が知られてい
る。この監視装置は、カメラからの監視対象の画像をＣ
ＲＴ等の画像表示手段に表示し、監視者が画像を見て異
常の監視を行うとともに、その画像をＶＴＲ等の画像記
録再生装置に記録して、異常発生時には、その時点の画
像を再生して異常の内容を確認するものである。
ンコ店等の施設における不審者の監視装置としては、Ｃ
ＣＴＶ（閉回路テレビ）を用いた監視装置が知られてい
る。この監視装置は、カメラからの監視対象の画像をＣ
ＲＴ等の画像表示手段に表示し、監視者が画像を見て異
常の監視を行うとともに、その画像をＶＴＲ等の画像記
録再生装置に記録して、異常発生時には、その時点の画
像を再生して異常の内容を確認するものである。
【０００３】一方、金融機関における省力化のため、Ａ
ＴＭの設置が増加するとともに、ＡＴＭだけの簡易店舗
も増えている。その結果、人間が、常時ＣＲＴを目視監
視することは困難になりつつあり、適確な監視画像記録
が求められている。
ＴＭの設置が増加するとともに、ＡＴＭだけの簡易店舗
も増えている。その結果、人間が、常時ＣＲＴを目視監
視することは困難になりつつあり、適確な監視画像記録
が求められている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、小規模なシ
ステムで、金融店舗特にＡＴＭ設置領域の監視画像の記
録を適確に行うことができる金融店舗監視システムを提
供することを目的とするものである。
ステムで、金融店舗特にＡＴＭ設置領域の監視画像の記
録を適確に行うことができる金融店舗監視システムを提
供することを目的とするものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明の映像撮影記録に
より金融店舗の監視を行う金融店舗監視システムは、Ａ
ＴＭ設置領域に設けられた１又は複数のＡＴＭ監視カメ
ラと、前記ＡＴＭ監視カメラからの画像を切替え出力す
る画像切替え装置と、前記画像切替え装置からの画像を
記録する画像記録装置と、前記ＡＴＭ監視カメラ、前記
画像切替え装置、及び前記画像記録装置の制御を含む監
視システム全体の制御を行うシステム制御装置とを有
し、前記ＡＴＭ監視カメラは、少なくとも、ＡＴＭ操作
者及びＡＴＭ設置領域出入口の撮影が可能な位置に撮影
ポジションの変更が可能であり、前記システム制御装置
は、ＡＴＭ前の人の存在を示す操作者感知信号、及びＡ
ＴＭ設置領域出入口における人の移動を示す顧客出入信
号に基づいて、前記ＡＴＭ監視カメラ、前記画像切替え
装置、及び前記画像記録装置を制御し、ＡＴＭ操作者及
びＡＴＭ設置領域出入口の撮影画像を前記画像記録装置
に記録させるものである。この構成により、少ない監視
カメラ台数で、効率的に画像記録装置に記録することが
できる。
より金融店舗の監視を行う金融店舗監視システムは、Ａ
ＴＭ設置領域に設けられた１又は複数のＡＴＭ監視カメ
ラと、前記ＡＴＭ監視カメラからの画像を切替え出力す
る画像切替え装置と、前記画像切替え装置からの画像を
記録する画像記録装置と、前記ＡＴＭ監視カメラ、前記
画像切替え装置、及び前記画像記録装置の制御を含む監
視システム全体の制御を行うシステム制御装置とを有
し、前記ＡＴＭ監視カメラは、少なくとも、ＡＴＭ操作
者及びＡＴＭ設置領域出入口の撮影が可能な位置に撮影
ポジションの変更が可能であり、前記システム制御装置
は、ＡＴＭ前の人の存在を示す操作者感知信号、及びＡ
ＴＭ設置領域出入口における人の移動を示す顧客出入信
号に基づいて、前記ＡＴＭ監視カメラ、前記画像切替え
装置、及び前記画像記録装置を制御し、ＡＴＭ操作者及
びＡＴＭ設置領域出入口の撮影画像を前記画像記録装置
に記録させるものである。この構成により、少ない監視
カメラ台数で、効率的に画像記録装置に記録することが
できる。
【０００６】その際、前記ＡＴＭ監視カメラは、少なく
とも前記ＡＴＭの操作者すべての画像を、所定時間間隔
で撮影記録できる台数だけ設置されるものである。
とも前記ＡＴＭの操作者すべての画像を、所定時間間隔
で撮影記録できる台数だけ設置されるものである。
【０００７】また、前記ＡＴＭ操作者の撮影画像は、Ａ
ＴＭ設置領域出入口の撮影画像記録に優先して記録され
る。
ＴＭ設置領域出入口の撮影画像記録に優先して記録され
る。
【０００８】また、前記ＡＴＭ監視カメラを、前記ＡＴ
Ｍ設置領域全体の画像撮影が可能な位置に撮影ポジショ
ン変更可能とし、前記操作者感知信号及び前記顧客出入
信号が入力されないときは、前記ＡＴＭ設置領域全体の
画像を前記画像記録装置に記録させるようにしたもので
ある。
Ｍ設置領域全体の画像撮影が可能な位置に撮影ポジショ
ン変更可能とし、前記操作者感知信号及び前記顧客出入
信号が入力されないときは、前記ＡＴＭ設置領域全体の
画像を前記画像記録装置に記録させるようにしたもので
ある。
【０００９】さらに、金融店舗窓口を撮影する窓口監視
カメラを有し、前記窓口監視カメラの撮影画像は、前記
画像切替え装置を介して前記画像記録装置に記録するこ
とにより、さらに適確な監視画像の記録が可能である。
カメラを有し、前記窓口監視カメラの撮影画像は、前記
画像切替え装置を介して前記画像記録装置に記録するこ
とにより、さらに適確な監視画像の記録が可能である。
【００１０】前記ＡＴＭ監視カメラを、前記金融店舗窓
口全体の画像撮影が可能な位置に撮影ポジション変更可
能とし、前記操作者感知信号及び前記顧客出入信号が入
力されないときは、前記金融店舗窓口全体の画像を前記
画像記録装置に記録させるようにしたものである。
口全体の画像撮影が可能な位置に撮影ポジション変更可
能とし、前記操作者感知信号及び前記顧客出入信号が入
力されないときは、前記金融店舗窓口全体の画像を前記
画像記録装置に記録させるようにしたものである。
【００１１】また、前記操作者感知信号に代えて、ＡＴ
Ｍ操作中信号と前記操作者感知信号との論理和信号が利
用することにより、さらに正確にＡＴＭ操作者の画像を
撮影記録できるようにしたものである。
Ｍ操作中信号と前記操作者感知信号との論理和信号が利
用することにより、さらに正確にＡＴＭ操作者の画像を
撮影記録できるようにしたものである。
【００１２】また、アラーム信号の入力時には、少なく
とも１つの前記ＡＴＭ監視カメラのカメラポジションを
前記アラーム信号に対応するアラーム領域に固定させ、
前記アラーム領域の画像を優先して記録するようにした
ものである。
とも１つの前記ＡＴＭ監視カメラのカメラポジションを
前記アラーム信号に対応するアラーム領域に固定させ、
前記アラーム領域の画像を優先して記録するようにした
ものである。
【００１３】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図１から図６を用いて説明する。図１は、本発明の
実施の形態の概略構成を示す図である。図１のシステム
は、１又は複数の旋回式カメラ１０１、１０２、フレー
ムスイッチャ２、画像記録装置３、システム制御装置
４、モニタテレビ５、窓口撮影用の固定式の窓口カメラ
６を含む。
て、図１から図６を用いて説明する。図１は、本発明の
実施の形態の概略構成を示す図である。図１のシステム
は、１又は複数の旋回式カメラ１０１、１０２、フレー
ムスイッチャ２、画像記録装置３、システム制御装置
４、モニタテレビ５、窓口撮影用の固定式の窓口カメラ
６を含む。
【００１４】旋回式カメラ１０１、１０２は、主として
ＡＴＭ近傍を監視するもので、撮影方向及び撮影倍率を
変更することにより、撮影ポジションが変更可能であ
る。カメラに内蔵した駆動制御手段によって、プリセッ
トした撮影方向及び撮影倍率の制御が可能なカメラを利
用し、撮影信号伝送路を介してプリセット信号を伝送す
る構成とするのが好適である。
ＡＴＭ近傍を監視するもので、撮影方向及び撮影倍率を
変更することにより、撮影ポジションが変更可能であ
る。カメラに内蔵した駆動制御手段によって、プリセッ
トした撮影方向及び撮影倍率の制御が可能なカメラを利
用し、撮影信号伝送路を介してプリセット信号を伝送す
る構成とするのが好適である。
【００１５】また、ＡＴＭ操作者の画像を一定時間毎に
撮影記録しておくことが必須であるので、すべてのＡＴ
Ｍが同時に操作されているときでも、各操作者の画像を
一定時間毎に撮影可能な台数の監視カメラを設置する。
操作者の画像は、ほぼ正面から撮影する必要があるの
で、複数のＡＴＭを直線状に並べて設置する場合は、Ａ
ＴＭ設置台数２台に１台以上の監視カメラを設けるのが
望ましい。なお、旋回式カメラは、設置が簡単であるの
で、撮影ポジションの変更が可能なカメラとして好適で
あるが、設置台数を減らすために、ＡＴＭの背面に移動
レールを設け、そのレールに沿ってカメラを移動させる
構成としてもよい。
撮影記録しておくことが必須であるので、すべてのＡＴ
Ｍが同時に操作されているときでも、各操作者の画像を
一定時間毎に撮影可能な台数の監視カメラを設置する。
操作者の画像は、ほぼ正面から撮影する必要があるの
で、複数のＡＴＭを直線状に並べて設置する場合は、Ａ
ＴＭ設置台数２台に１台以上の監視カメラを設けるのが
望ましい。なお、旋回式カメラは、設置が簡単であるの
で、撮影ポジションの変更が可能なカメラとして好適で
あるが、設置台数を減らすために、ＡＴＭの背面に移動
レールを設け、そのレールに沿ってカメラを移動させる
構成としてもよい。
【００１６】フレームスイッチャ２は、旋回式カメラ１
０１、１０２、及び窓口カメラ６の撮影画像を切替えて
画像記録装置３及びモニタテレビ５に出力するととも
に、記録装置３から読み出された画像をモニタテレビ５
に出力するものである。撮影画像には、撮影日時、カメ
ラＩＤ、撮影領域情報が付加される。フレームスイッチ
ャ２にはまた、入力された画像記録装置３の再生画像を
モニタテレビ５に切替え出力する。これらの画像の切替
えは、システム制御装置４によって制御される。
０１、１０２、及び窓口カメラ６の撮影画像を切替えて
画像記録装置３及びモニタテレビ５に出力するととも
に、記録装置３から読み出された画像をモニタテレビ５
に出力するものである。撮影画像には、撮影日時、カメ
ラＩＤ、撮影領域情報が付加される。フレームスイッチ
ャ２にはまた、入力された画像記録装置３の再生画像を
モニタテレビ５に切替え出力する。これらの画像の切替
えは、システム制御装置４によって制御される。
【００１７】画像記録装置３は、フレームスイッチャ２
からの画像、撮影日時、カメラＩＤ、撮影領域情報を記
録するとともに、記録した画像を再生し、フレームスイ
ッチャ２を介してモニタテレビに出力するものであり、
例えばＶＴＲ、ＤＶＤ装置が利用される。画像記録装置
３の記録、再生制御もシステム制御装置４によって行わ
れる。
からの画像、撮影日時、カメラＩＤ、撮影領域情報を記
録するとともに、記録した画像を再生し、フレームスイ
ッチャ２を介してモニタテレビに出力するものであり、
例えばＶＴＲ、ＤＶＤ装置が利用される。画像記録装置
３の記録、再生制御もシステム制御装置４によって行わ
れる。
【００１８】システム制御装置４は、旋回式カメラ１０
１、１０２、フレームスイッチャ２、及び画像記録装置
３の制御を含む監視システム全体の制御を行うものであ
り、金融店舗の複数箇所に設けられたセンサ信号、アラ
ーム信号、ＡＴＭ操作信号が入力される。センサ信号に
は、少なくとも各ＡＴＭ前の人の存在を示す操作者感知
信号、及びＡＴＭ設置領域出入口における人の移動を示
す顧客出入信号が含まれる。アラーム信号は、金融店舗
内での異常発生を報知するもので、例えば、窓口、ＡＴ
Ｍ近傍に設けられ、異常発生時に金融店舗従業員又は顧
客が操作可能なスイッチから得られる。また、ＡＴＭの
破壊行為の検出信号を合わせて利用してもよい。ＡＴＭ
操作信号は、ＡＴＭが動作中であることを示すもので、
ＡＴＭから入力される。
１、１０２、フレームスイッチャ２、及び画像記録装置
３の制御を含む監視システム全体の制御を行うものであ
り、金融店舗の複数箇所に設けられたセンサ信号、アラ
ーム信号、ＡＴＭ操作信号が入力される。センサ信号に
は、少なくとも各ＡＴＭ前の人の存在を示す操作者感知
信号、及びＡＴＭ設置領域出入口における人の移動を示
す顧客出入信号が含まれる。アラーム信号は、金融店舗
内での異常発生を報知するもので、例えば、窓口、ＡＴ
Ｍ近傍に設けられ、異常発生時に金融店舗従業員又は顧
客が操作可能なスイッチから得られる。また、ＡＴＭの
破壊行為の検出信号を合わせて利用してもよい。ＡＴＭ
操作信号は、ＡＴＭが動作中であることを示すもので、
ＡＴＭから入力される。
【００１９】モニタテレビ５は、旋回式カメラ１０１、
１０２、窓口カメラ６の撮影画像をリアルタイムで表示
するとともに、画像記録装置３の再生画像を表示するも
のである。窓口カメラ６は、窓口全体が撮影可能な位置
に設けられる固定式のカメラである。
１０２、窓口カメラ６の撮影画像をリアルタイムで表示
するとともに、画像記録装置３の再生画像を表示するも
のである。窓口カメラ６は、窓口全体が撮影可能な位置
に設けられる固定式のカメラである。
【００２０】なお、図１のシステムにおいて、窓口カメ
ラ６、アラーム入力、ＡＴＭ入力は、任意であり、省略
可能である。
ラ６、アラーム入力、ＡＴＭ入力は、任意であり、省略
可能である。
【００２１】図２は、図１に示されるような監視システ
ムが適用される金融店舗の一例の平面図であり、図３
は、そのＡ方向正面図である。金融店舗の一角には、Ａ
ＴＭ１１、１２が設置され、その間には、旋回式カメラ
１０１が設けられる。各ＡＴＭ１１、１２の前面情報に
は、ＡＴＭ操作者の存在を検知するセンサ２１、２２が
設けられる。また、ＡＴＭ設置領域出入り口の情報に
は、センサ２３が設けられ、ＡＴＭ領域への人の出入を
感知する。センサ２１、２２、２３の出力は、システム
制御装置４に送られる。さらに、金融店舗の窓口後方に
は、窓口全体を撮影する窓口カメラ６が設けられる。
ムが適用される金融店舗の一例の平面図であり、図３
は、そのＡ方向正面図である。金融店舗の一角には、Ａ
ＴＭ１１、１２が設置され、その間には、旋回式カメラ
１０１が設けられる。各ＡＴＭ１１、１２の前面情報に
は、ＡＴＭ操作者の存在を検知するセンサ２１、２２が
設けられる。また、ＡＴＭ設置領域出入り口の情報に
は、センサ２３が設けられ、ＡＴＭ領域への人の出入を
感知する。センサ２１、２２、２３の出力は、システム
制御装置４に送られる。さらに、金融店舗の窓口後方に
は、窓口全体を撮影する窓口カメラ６が設けられる。
【００２２】図２、図３の例では、ＡＴＭが２台設けら
れているが、設置台数は任意である。旋回式カメラの台
数は、ＡＴＭの台数に応じて変動する。また、窓口カメ
ラの設置は任意であり、ＡＴＭのみが設置される無人店
舗の場合は、当然設置されない。
れているが、設置台数は任意である。旋回式カメラの台
数は、ＡＴＭの台数に応じて変動する。また、窓口カメ
ラの設置は任意であり、ＡＴＭのみが設置される無人店
舗の場合は、当然設置されない。
【００２３】次に図１のシステムの動作を、図４に示す
概略動作フローを用いて説明する。この例では、窓口カ
メラが設けられ、アラーム信号、ＡＴＭ操作信号が入力
されるものとして説明する。
概略動作フローを用いて説明する。この例では、窓口カ
メラが設けられ、アラーム信号、ＡＴＭ操作信号が入力
されるものとして説明する。
【００２４】ステップＳ１０１で、アラーム入力の有無
を判断する。アラーム入力がないときは、センサ入力の
有無を判断し（ステップＳ１０２）、判断結果にしたが
った撮影、記録を行う。センサ入力がないときは、ＡＴ
Ｍ設置領域の広角撮影（ステップＳ１０３）、及び窓口
撮影（ステップＳ１０４）を定期的に行う。広角撮影及
び窓口撮影は、旋回カメラ１０１の撮影方向及び撮影倍
率を、システム制御装置４からＡＴＭ設置領域全体又は
窓口全体が撮影可能な値に設定することによって行う。
図２の金融店舗では、旋回カメラが１台なので旋回カメ
ラ１０１を制御するが、複数台設けられる場合は、予め
設定された広角撮影および窓口撮影に適したカメラを用
いる。
を判断する。アラーム入力がないときは、センサ入力の
有無を判断し（ステップＳ１０２）、判断結果にしたが
った撮影、記録を行う。センサ入力がないときは、ＡＴ
Ｍ設置領域の広角撮影（ステップＳ１０３）、及び窓口
撮影（ステップＳ１０４）を定期的に行う。広角撮影及
び窓口撮影は、旋回カメラ１０１の撮影方向及び撮影倍
率を、システム制御装置４からＡＴＭ設置領域全体又は
窓口全体が撮影可能な値に設定することによって行う。
図２の金融店舗では、旋回カメラが１台なので旋回カメ
ラ１０１を制御するが、複数台設けられる場合は、予め
設定された広角撮影および窓口撮影に適したカメラを用
いる。
【００２５】ＡＴＭ設置領域の広角撮影画像、及び窓口
撮影画像は、フレームスイッチャ２を介して画像記録装
置３に記録される。その際のタイムチャートを図５に示
す。旋回カメラ１０１は、設定された一定間隔Ｔ0（例
えば１、３、５、１０分）で、ＡＴＭ設置領域全体及び
窓口全体を撮影する。そして、一定時間（例えば１秒）
の撮影画像は、画像記録装置３に記録される。なお、窓
口カメラ６の撮影画像は、一定間隔（例えば３秒）で画
像記録装置に記録される。
撮影画像は、フレームスイッチャ２を介して画像記録装
置３に記録される。その際のタイムチャートを図５に示
す。旋回カメラ１０１は、設定された一定間隔Ｔ0（例
えば１、３、５、１０分）で、ＡＴＭ設置領域全体及び
窓口全体を撮影する。そして、一定時間（例えば１秒）
の撮影画像は、画像記録装置３に記録される。なお、窓
口カメラ６の撮影画像は、一定間隔（例えば３秒）で画
像記録装置に記録される。
【００２６】センサ入力があるときは、そのセンサが、
ＡＴＭ操作者の存在を検知するセンサ２１、２２である
か否かを判断し（ステップＳ１０５）、センサ２１、２
２であるときは、該当するＡＴＭ操作者の正面画像を撮
影する（ステップＳ１０６）。旋回カメラの撮影方向及
び撮影倍率の制御は、ステップＳ１０３、Ｓ１０４と同
様、システム制御装置４から行う。次いで、さらに撮影
可能な旋回カメラが有無を判断し（ステップＳ１０
７）、有りの場合は、センサ２３からの信号の有無を判
断する（ステップＳ１０８）。そして、センサ２３から
の信号が入力されているときは、旋回カメラ１０１で出
入口近傍を撮影する。その際の旋回カメラの撮影方向及
び撮影倍率の制御がシステム制御装置４から行われる点
は、ステップＳ１０３、Ｓ１０４、Ｓ１０６と同様であ
る。
ＡＴＭ操作者の存在を検知するセンサ２１、２２である
か否かを判断し（ステップＳ１０５）、センサ２１、２
２であるときは、該当するＡＴＭ操作者の正面画像を撮
影する（ステップＳ１０６）。旋回カメラの撮影方向及
び撮影倍率の制御は、ステップＳ１０３、Ｓ１０４と同
様、システム制御装置４から行う。次いで、さらに撮影
可能な旋回カメラが有無を判断し（ステップＳ１０
７）、有りの場合は、センサ２３からの信号の有無を判
断する（ステップＳ１０８）。そして、センサ２３から
の信号が入力されているときは、旋回カメラ１０１で出
入口近傍を撮影する。その際の旋回カメラの撮影方向及
び撮影倍率の制御がシステム制御装置４から行われる点
は、ステップＳ１０３、Ｓ１０４、Ｓ１０６と同様であ
る。
【００２７】なお、ステップＳ１０２でのセンサ信号お
よびステップＳ１０５でのＡＴＭセンサ信号には、ＡＴ
Ｍ操作信号も含まれる。すなわち、ＡＴＭ操作信号が入
力されているときは、センサ２１又は２２からの信号が
あるものと同様の動作を行う。
よびステップＳ１０５でのＡＴＭセンサ信号には、ＡＴ
Ｍ操作信号も含まれる。すなわち、ＡＴＭ操作信号が入
力されているときは、センサ２１又は２２からの信号が
あるものと同様の動作を行う。
【００２８】図６は、センサ２３及びセンサ２１、２２
からの信号がある場合の動作を示すタイムチャートであ
る。センサ２３からの信号があるときは、旋回カメラ１
０１からの出入口画像ＰEを一定時間（例えば１秒）画
像記録装置３に記録し、センサ２１からの信号があると
きは、操作者の画像を一定間隔Ｔ1で一定時間（例えば
１秒）画像記録装置３に記録する。図６の例では、セン
サ２１の信号のみが入力されているが、センサ２も同時
に入力される場合は、旋回カメラ１０１をＡＴＭ１１方
向とＡＴＭ１２方向に交互に移動させ、操作者の画像を
記録する。その間に、さらにセンサ２３からの信号が入
力される場合は、合わせて出入口の画像も撮影記録す
る。ただし、旋回カメラ１０１の撮影能力（移動スピー
ド）によっては、すべての画像の撮影記録ができない場
合は、出入口画像の撮影記録を省略する。
からの信号がある場合の動作を示すタイムチャートであ
る。センサ２３からの信号があるときは、旋回カメラ１
０１からの出入口画像ＰEを一定時間（例えば１秒）画
像記録装置３に記録し、センサ２１からの信号があると
きは、操作者の画像を一定間隔Ｔ1で一定時間（例えば
１秒）画像記録装置３に記録する。図６の例では、セン
サ２１の信号のみが入力されているが、センサ２も同時
に入力される場合は、旋回カメラ１０１をＡＴＭ１１方
向とＡＴＭ１２方向に交互に移動させ、操作者の画像を
記録する。その間に、さらにセンサ２３からの信号が入
力される場合は、合わせて出入口の画像も撮影記録す
る。ただし、旋回カメラ１０１の撮影能力（移動スピー
ド）によっては、すべての画像の撮影記録ができない場
合は、出入口画像の撮影記録を省略する。
【００２９】センサ入力に基づく画像の撮影記録中で
も、さらに撮影記録動作が可能な別の旋回カメラが存在
する場合（ステップＳ１１０で判断）は、ステップＳ１
０３、Ｓ１０４と同様、ＡＴＭ設置領域の広角撮影（ス
テップＳ１１１）、及び窓口撮影（ステップＳ１１２）
を定期的に行う。なお、窓口カメラ６の撮影画像の記録
は、図５の場合と同様である。
も、さらに撮影記録動作が可能な別の旋回カメラが存在
する場合（ステップＳ１１０で判断）は、ステップＳ１
０３、Ｓ１０４と同様、ＡＴＭ設置領域の広角撮影（ス
テップＳ１１１）、及び窓口撮影（ステップＳ１１２）
を定期的に行う。なお、窓口カメラ６の撮影画像の記録
は、図５の場合と同様である。
【００３０】ステップＳ１０１でアラーム入力があった
場合の動作について説明する。アラーム入力があったと
きは、アラーム領域の画像をできるだけ多く詳細に撮影
する必要があるので、該当領域の画像を連続的に撮影
し、記録する（ステップＳ１１３）。そして、さらに撮
影記録動作が可能な別の旋回カメラが存在する場合（ス
テップＳ１１４で判断）は、ステップＳ１０３同様、Ａ
ＴＭ設置領域の広角撮影（ステップＳ１１５）を定期的
に行う。
場合の動作について説明する。アラーム入力があったと
きは、アラーム領域の画像をできるだけ多く詳細に撮影
する必要があるので、該当領域の画像を連続的に撮影
し、記録する（ステップＳ１１３）。そして、さらに撮
影記録動作が可能な別の旋回カメラが存在する場合（ス
テップＳ１１４で判断）は、ステップＳ１０３同様、Ａ
ＴＭ設置領域の広角撮影（ステップＳ１１５）を定期的
に行う。
【００３１】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、小規模なシステムで、金融店舗特にＡＴＭ設
置領域の監視画像の記録を適確に行うことができる金融
店舗監視システムを提供することができる。
によれば、小規模なシステムで、金融店舗特にＡＴＭ設
置領域の監視画像の記録を適確に行うことができる金融
店舗監視システムを提供することができる。
【図１】本発明の実施の形態の概略構成を示す図
【図２】監視システムが適用される金融店舗の一例の平
面図
面図
【図３】図２の金融店舗のＡＴＭ正面図
【図４】図１の監視システムの概略動作フロー
【図５】センサ入力なしの場合の画像記録タイムチャー
ト
ト
【図６】センサ入力有りの場合の画像記録タイムチャー
ト
ト
１０１、１０２・・・旋回式カメラ ２・・・フレームスイッチャ ３・・・画像記録装置 ４・・・システム制御装置 ５・・・モニタテレビ ６・・・窓口カメラ １１、１２・・・ＡＴＭ ２１、２２、２３・・・センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｈ０４Ｎ 5/225 Ｈ０４Ｎ 5/225 Ｃ 7/18 7/18 Ｄ Ｆターム(参考） 5C022 AA01 AB61 5C054 CF05 CF08 CG01 CG02 CG07 FE22 FE26 GA01 GB01 GB05 GD01 GD03 GD06 HA21 5C087 AA09 AA24 AA25 DD05 DD23 DD33 EE14 FF01 FF04 GG11 GG18 GG23 GG30 GG36 GG54
Claims (8)
- 【請求項１】 映像撮影記録により、金融店舗の監視を
行う金融店舗監視システムであって、 ＡＴＭ設置領域に設けられた１又は複数のＡＴＭ監視カ
メラと、 前記ＡＴＭ監視カメラからの画像を切替え出力する画像
切替え装置と、 前記画像切替え装置からの画像を記録する画像記録装置
と、 前記ＡＴＭ監視カメラ、前記画像切替え装置、及び前記
画像記録装置の制御を含む監視システム全体の制御を行
うシステム制御装置とを有し、 前記ＡＴＭ監視カメラは、少なくとも、ＡＴＭ操作者及
びＡＴＭ設置領域出入口の撮影が可能な位置に撮影ポジ
ションの変更が可能であり、 前記システム制御装置は、ＡＴＭ前の人の存在を示す操
作者感知信号、及びＡＴＭ設置領域出入口における人の
移動を示す顧客出入信号に基づいて、前記ＡＴＭ監視カ
メラ、前記画像切替え装置、及び前記画像記録装置を制
御し、ＡＴＭ操作者及びＡＴＭ設置領域出入口の撮影画
像を前記画像記録装置に記録させるものである金融店舗
監視システム。 - 【請求項２】 請求項１記載の金融店舗監視システムで
あって、 前記ＡＴＭ監視カメラは、少なくとも前記ＡＴＭの操作
者すべての画像を、所定時間間隔で撮影記録できる台数
だけ設置される金融店舗監視システム。 - 【請求項３】 請求項１又は２記載の金融店舗監視シス
テムであって、 前記ＡＴＭ操作者の撮影画像記録は、ＡＴＭ設置領域出
入口の撮影画像記録に優先する金融店舗監視システム。 - 【請求項４】 請求項１ないし３のいずれか１項記載の
金融店舗監視システムであって、 前記ＡＴＭ監視カメラは、さらに、前記ＡＴＭ設置領域
全体の画像撮影が可能な位置に撮影ポジションの変更が
可能であり、 前記システム制御装置は、前記操作者感知信号及び前記
顧客出入信号が入力されないときは、前記ＡＴＭ設置領
域全体の画像を前記画像記録装置に記録させるものであ
る金融店舗監視システム。 - 【請求項５】 請求項１ないし４のいずれか1項記載の
金融店舗監視システムであって、 さらに、金融店舗窓口を撮影する窓口監視カメラを有
し、 前記窓口監視カメラの撮影画像は、前記画像切替え装置
を介して前記画像記録装置に記録されるものである金融
店舗監視システム。 - 【請求項６】 請求項５記載の金融店舗監視システムで
あって、 前記ＡＴＭ監視カメラは、さらに、前記金融店舗窓口全
体の画像撮影が可能な位置に撮影ポジションの変更が可
能であり、 前記システム制御装置は、前記操作者感知信号及び前記
顧客出入信号が入力されないときは、前記金融店舗窓口
全体の画像を前記画像記録装置に記録させるものである
金融店舗監視システム。 - 【請求項７】 請求項１ないし６のいずれか１項記載の
金融店舗監視システムであって、 前記システム制御装置には、さらにＡＴＭ操作中信号が
入力され、前記操作者感知信号に代えて、前記ＡＴＭ操
作中信号と前記操作者感知信号との論理和信号が利用さ
れる金融店舗監視システム。 - 【請求項８】 請求項１ないし７のいずれか１項記載の
金融店舗監視システムであって、 前記システム制御装置は、アラーム信号の入力時には、
少なくとも１つの前記ＡＴＭ監視カメラのカメラポジシ
ョンを前記アラーム信号に対応するアラーム領域に固定
させ、前記アラーム領域の画像を優先して記録するもの
である金融店舗監視システム。
Priority Applications (1)
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| JP2001016020A JP4684424B2 (ja) | 2001-01-24 | 2001-01-24 | 金融店舗監視システム |
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| JP2002215892A true JP2002215892A (ja) | 2002-08-02 |
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- 2001-01-24 JP JP2001016020A patent/JP4684424B2/ja not_active Expired - Fee Related
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