JP2002215712A - Ic設計の検証方法 - Google Patents

Ic設計の検証方法

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JP2002215712A JP2001296263A JP2001296263A JP2002215712A JP 2002215712 A JP2002215712 A JP 2002215712A JP 2001296263 A JP2001296263 A JP 2001296263A JP 2001296263 A JP2001296263 A JP 2001296263A JP 2002215712 A JP2002215712 A JP 2002215712A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複雑なICの設計をEDA(電子設計自動
化)ツールとイベント型テストシステムの組み合わせに
より、迅速、正確かつ低コストで検証する方法を提供す
る。 【解決手段】 EDAツールとデバイスシミュレータを
イベント型テストシステムにリンクし、当初の設計シミ
ュレーションベクタとテストベンチを実行し、テストベ
ンチとテストベクタを所定の結果が得られるように、イ
ベント型テストシステムにより変更する。EDAツール
がイベント型テストシステムにリンクしているため、こ
の変更した内容により最終的なテストベンチを形成する
ことができる。したがって、複雑なICの設計検証を、
インシステムを行うことなく実施することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複雑なICの設
計を検証するための方法に関する。特に本発明は、シス
テムオンチップのような複雑なICの設計をEDA(エ
レクトロニック・デザイン・オートメーション)ツール
とイベント型テストシステムの組み合わせにより、迅
速、正確かつ低コストで検証する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】現在のVLSIのような半導体集積回路
(IC)の設計は、一般にEDA(エレクトロニック・
デザイン・オートメーション:電子設計自動化)と呼ば
れるコンピュータを用いたハードウェア設計の環境にお
いて、例えばVerilogあるいはVHDLと称され
るハードウェア記述言語(HDL)を用いて行われる。
ハードウェアの設計はブロックあるいはサブブロック毎
に行われ、ビヘイビオラルレベル、ゲートレベル等のシ
ミュレータ(Verilog/VHDLシミュレータ)
により、その設計の検証が行われている。このようなシ
ミュレーションは、そのハードウェア設計がシリコンI
Cとして作成される前に、設計者の意図した機能が果た
されるかを検証することを目的としている。
【0003】完全な機能検証が行われないかぎり、設計
エラーを発見し取り除くことはできないので、複雑なI
Cの設計において、その設計の検証は最も重要で且つ難
しいタスクである。同時に、設計検証は製品の開発生産
サイクルにおいて、必要不可欠なものである。しかしシ
ミュレーションのスピードが遅いことと今日のIC設計
におけるサイズが大きいことから、現在の検証ツールや
検証方法によっては、チップ全体の設計検証をすること
はほとんど不可能になってきている(M. Keating and P.
Bricaud, "Reuse methodology manual for syste-on-a
-chip design",Kluewer Academic Publishers, ISBN 0-
7923-8175-0, 1998; R. Rajsuman, "System-on-a-chip:
Design and Test", Artech House Publishers Inc., I
SBN 1-58053-107-5, 2000)。
【0004】そのような複雑なICの例としてシステム
オンチップがある。システムオンチップでは、複数の個
別なVLSI(コア)をつなぎ合わせて意図したアプリ
ケーションを果たすための総合機能を有するように設計
した集積回路である。第1図はそのようなシステムオン
チップの一般的な構成例を示している。この例ではシス
テムオンチップ10は、埋込メモリ12、マイクロプロ
セッサコア14、3個の機能固有コア16、18および
20、フェイズロックループ(PLL)22およびテス
トアクセスポート(TAP)24を有して構成してい
る。またこの例では、チップレベルでの入出力がチップ
入出力パッド28として、システムオンチップ10の外
部周辺のパッドフレーム26上に設けられている。また
各コア12、14、16、18および20もパッドフレ
ーム29を有しており、その周辺に複数の入出力パッド
を備え、その最上メタル層は一般に電源用パッドとなっ
ている。
【0005】設計検証はどのようなシステムの設計プロ
ジェクト、例えば上記のシステムオンチップの設計プロ
ジェクトにおいて、最も重要な業務の1つである(Rajsu
man,"System-on-a-chip: Design and Test", 上掲)。設
計検証とはシステムが意図した動作をすることを確定す
ることであり、そのシステム動作に信頼を与えることで
ある。複雑なICの設計検証とは、機能およびタイミン
グ性能の双方について、そのICハードウェアの動作を
検証することである。それは今日の技術においては、広
範囲なビヘイビオラル・シミュレーション、ロジック・
シミュレーションおよびタイミング・シミュレーショ
ン、およびまたはエミュレーション、およびまたはハー
ドウェア試作品を用いて実現している。
【0006】IC設計プロセスの初期段階では、設計仕
様の開発とRTLコーディングとともに、ビヘイビオラ
ルモデルを形成して、システムシミュレーションのため
のテストベンチが形成される。一般的に初期段階では、
RTLモデルや機能モデルが特定されるまでに、有効な
テスト項目やテスト環境を開発することが目的である。
効率的な設計検証は、テスト品質、テストベンチの完全
性、各種モデルの抽象化レベル、EDAツール、および
シミュレーション環境等に依存する。
【0007】第2図は、複雑なIC設計における異なる
各種の抽象レベルと、その各レベルにおいて今日用いら
れている検証手段の種類を示している。第2図におい
て、最上位の抽象レベルから最下位の抽象レベルに向か
って、ビヘイビオラルHDLレベル41、RTL(レジ
スタ・トランスファー・ラングェージ)レベル43、ゲ
ートレベル45、および物理的設計レベル46が示され
ている。それらの異なる抽象レベルに対応する検証方法
が第2図のブロック48に例示されている。
【0008】設計検証方法は、設計の階層に追随する。
最初に末端レベルのブロックの設計が正しいかが個別に
検証される。これらのブロックの機能が検証されると、
これらのブロック間のインタフェースが正しいかが、信
号の取り扱いおよびデータ内容について検証される。次
のステップではフルチップモデルについてアプリケーシ
ョン・ソフトウェアあるいはそれと同等のテストベンチ
を実行してチップ全体としての検証を行う。アプリケー
ション・ソフトウェアの実行は、そのソフトウェアを実
時間で起動することにより検証できるので、ハードウェ
ア、ソフトウェアによるコシミュレーションが必要であ
る。コシミュレーションはインストラクション・セット
・アーキテクチャ(ISA)モデル、バス・ファンクシ
ョナル・モデル(BFM)、あるいはビヘイビオラルC
/C++モデルを用いて実施できる。
【0009】異なるレベルにおけるシミュレーション速
度の概略比較を第3図に示す。現時点においては、コシ
ミュレーションのスピードが遅いため、チップ全体の検
証には、エミュレーションあるいはハードウェア試作品
による検証方法が用いられている。エミュレーションは
非常に高価であるが(一般にエミュレーションシステム
は100万ドルオーダーのコストがかかる)、そのスピ
ードはコシミュレーションのスピードより遥かに速い。
エミュレーションのスピードは大まかには1Mサイクル
/秒程度であり、実際のシステムスピードの百分の1
(1/100)程度である。FPGA(フィールドプロ
グラマブル・ゲートアレイ)あるいはASIC(アプリ
ケーション・スペシフィック集積回路)によるハードウ
ェア試作品によるシミュレーションスピードはさらに高
く、実際のシステムスピードの十分の1(1/10)程
度になるが、FPGAあるいはASICを製造する必要
があるため、エミュレーションの場合よりさらに高価に
なる。
【0010】エンジニアにより最適な設計検証を行って
も、最初のシリコン品はウェハレベルでのテストにおい
て、その全機能の内約80パーセント程度しか正常に動
作せず、また意図したシステムに組み込んだテストでは
50パーセント以上がフェイルとなる。この基本的な理
由は、システムレベルのテストにおいて充分な実時間で
のアプリケーションの実行が欠如しているためである。
今日の技術において、このシステムレベルの検証を行う
ための唯一の手段はFPGAあるいはASICを使用し
たシリコン試作品を用いることである。
【0011】そのような現在のIC製品開発サイクル例
を第4図に示す。設計者は、設計すべき複雑なICの各
種の要件を調査する(ステップ51)。この要件に基づ
いて、設計者はそのICの仕様を決定する(ステップ5
2)。設計データの入力プロセス(ステップ53)にお
いて、ICのブロックやサブブロックが、Verilo
gやVHDLのようなハードウェア記述言語を用いて記
述される。
【0012】この設計データ(初期設計54)につい
て、当初テストベンチ58を用いたロジック・タイミン
グ・シミュレーション56による設計検証55が行われ
る。シミュレーションを実行することにより、そのIC
モデルの入力・出力データファイル、すなわちVCD
(バリューチェンジダンプ)ファイル59が形成され
る。このVCDファイル59のデータは、入力・出力イ
ベントが時間長(遅延時間)との対応でリストされた、
イベント形式のデータになっている。
【0013】第4図に示すように、設計対象が非常に大
きい場合には、シリコン試作品を作成してそれを最終シ
ステムに搭載して設計の検証とデバッグをするのがコシ
ミュレーションに対応する現在において唯一の可能な方
法である。そのようなシリコン試作品の製作、機能検
証、およびバグ修正のプロセスが、第4図のシェードし
た領域60に示されている。このプロセスにおいて、シ
リコン試作品が形成され(ステップ61)、そのシリコ
ン試作品63について単体による検証が行われ(ステッ
プ62)、それにより発見されたエラーはデバッグ検証
テスト65において修正される。
【0014】現在の技術において、そのようなシリコン
試作品63の単体検証は、ICテスタにより行われる。
現在のICテスタは、サイクルベースのテストシステム
(ATEシステム)となっており、サイクル形式により
形成されたテストパターンデータを用いてテストベクタ
を発生するアーキテクチャとなっている。このため、サ
イクルベースのテストシステムは、EDA環境下におい
て形成された上記の当初テストベンチ58やVCDファ
イル59を直接的に使用することができない。したがっ
て、現在のICテスタによる試作品設計検証は、不完全
で不正確な結果をもたらすことがある。またEDA環境
で作成されたイベント形式のデータをサイクルベースの
テストシステムに合致するように、サイクル形式に変換
するための時間を要する。
【0015】シリコン試作品63はインシステムテスト
67において、意図するシステムの1部として組み込ま
れて、システム内検証が実施される。例えば、設計の対
象としているチップがセルラフォン(システム)用のI
Cチップである場合には、そのチップ試作品をセルラフ
ォンのボードに搭載して、セルラフォンの意図した機能
や性能が得られるかをテストする。このインシステム検
証によりエラー検出やそのエラーの原因の追求がされ、
設計のバグが修正される(ステップ69)。このような
インシステムテストは、設計されたチップについてシリ
コン試作品を必要とし、かつその試作品を駆動するため
のソフトウェア、ボードや周辺ハードウェア等が必要と
なるため、非常に高価であるとともに長時間を要すると
いう問題がある。
【0016】第4図のシェード領域60におけるシリコ
ン試作品単体検証とインシステム検証の間、設計エンジ
ニアとテストエンジニアとの間で多くの相互協力を行っ
て、設計エラーを検出し、そのエラーの原因を究明し
て、設計エラーを修正する。そのようにして到達した最
終設計71について、あらたに形成した新テストベンチ
75を用いてシミュレーション73を実行する。そして
その設計データに基づいて製造工程によりシリコン製品
79が作成され、そのシリコン製品に生産テスト77を
実施する。
【0017】上記のようなシリコン試作品を用いた検証
プロセスにおいて、同一のシリコン試作品を最初のいく
つかのバグについて用いることができるが、その後のバ
グについては新たなシリコン試作品を作成する必要があ
る。しかし、シリコン試作品を作成するには高い費用を
必要とするので、どの段階でシリコン試作品を作成する
かは難しい決断を要する。これについては、下記のよう
なファクタを考慮する。
【0018】(1)単体検証およびコシミュレーション
におけるバグの減少状況。基本的なバグが排除できた後
は、他のバグを発見するために、広範囲のアプリケーシ
ョン・ソフトウェアの実行が必要となる。コシミュレー
ションやエミュレーションは広範囲の時間にわたるアプ
リケーションの実行には不適当である。
【0019】(2)バグの発見の困難性。もしバグを発
見することがそれを修正する時間に比べて数桁倍のオー
ダーの時間を要する場合には、バグの発見を迅速にでき
る点でシリコン試作品の使用が非常に有効である。
【0020】(3)バグの発見のコスト。もしコシミュ
レーションあるいはエミュレーションによるバグの発見
のためのコストが非常に高くなる場合には、シリコン試
作品による検証が必要である。
【0021】より小規模なICの設計検証においては、
FPGA(フィールドプログラマブル・ゲートアレイ)
やLPGA(レーザープログラマブル・ゲートアレイ)
による試作品が適している。LPGAは再プログラムが
可能であり、修正したバグの再テストが可能である。F
PGAはLPGAよりも高いゲート数と高い動作スピー
ドを得ることができる。FPGAやLPGAの双方とも
にASICほどのゲート数や動作スピードは得られない
ので、小規模なブロック等には適しているが、大規模で
複雑なチップには適さない。
【0022】各FPGAを大規模なチップの一部に対応
して実施することにより、複数のFPGAを用いて大規
模で複雑なチップの試作品を形成できる。この場合、バ
グの修正にともないチップの切り口の変更が必要となる
ときは、FPGA間の相互接続の変更が必要となるが、
その場合の変更は複雑である。この問題の部分的な解決
法として、FPGA間を相互接続するプログラムルーテ
ィンチップを用いることができ、相互接続の変更をソフ
トウェアの変更により実現できる。
【0023】試作品の設計フローにおいて、システムビ
ヘイビアの検証の後で、シミュレーテドHDL(Ver
iogあるいはVHDL)あるいはCプログラム記述を
用いたコシンセシスのプロセスが実行される。コシミュ
レーションと同様にコシンセシスは、ハードウェアとソ
フトウェアの同時開発を意味する。このコシンセシスの
目的は、実際のシステム構成において実行することがで
きるCコードとハードウェアを作成することである。一
般にこのプロセスでは、プロセッサを有するハードウェ
ア・ソフトウェア・プラットフォームとASICにシス
テムを割り当て(マッピング)て、ソフトウェアを実行
する。最終的な試作品はC言語によるソフトウェアと論
理合成を用い、ハードウェア素子間を結合して作成され
る。合成(シンセシス)ツールにより、HDL記述やH
DLモデルをゲートレベルのネットリストに変換し、F
PGAあるいはLPGAにマッピングして試作品を形成
する。
【0024】上述した従来技術における設計検証方法で
は、その費用が非常に高い(シリコン試作品を用いた方
法)か非常にスピードが遅い(コシミュレーションを用
いた方法)。現在の設計検証方法では、EDA環境にお
けるデータとテスタ環境におけるデータとの間におい
て、異なるフォーマットを用いているため、設計検証を
高い効率と高い確度で実施することができない。さらに
現在の設計検証方法では、上記のように設計対象の試作
品を意図したシステムに搭載して実施するインシステム
テストが必要である。インシステムテストでは、設計対
象を意図したシステムのハードウェアとソフトウェアを
用いる必要があり、かつ設計環境とテスト環境との間で
多くの作業が必要となり、その結果ICのターンアラウ
ンドタイムが非常に長くなる。
【0025】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、非常に効率が高く低コストであり、かつ従来のいか
なるシステムによる検証方法とも基本的に異なるプロセ
スを用いた、ICの設計検証方法を提供することにあ
る。
【0026】また、本発明の他の目的は、電子設計自動
化(EDA)ツールとイベント型テストシステムとの組
み合わせにより、ICの設計を高速かつ正確に検証する
方法を提供することにある。
【0027】さらに、本発明の他の目的は、設計データ
の入力からシミュレーション、およびテストベンチ形成
の間に完全なループを形成することができ、そのループ
により設計を検証するとともに設計エラーを修正でき
る、ICの設計検証方法を提供することにある。
【0028】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の態様で
は、複雑なICの設計検証方法において、EDA環境下
において形成されたIC設計データを用いてそのICの
シリコン試作品を形成するステップと、そのIC設計デ
ータから得られたイベント形式のテストベクタをイベン
ト型テストシステムによりそのシリコン試作品に与え、
そのシリコン試作品からの応答出力を評価するステップ
と、そのシリコン試作品から所定の出力が得られるよう
にイベント形式テストベクタをイベント型テストシステ
ムにより変更するステップと、その変更したイベント形
式テストベクタをEDA環境にフィードバックするステ
ップと、を備えている。
【0029】本発明の方法は、さらにシミュレータを含
むEDAツールをイベント型テストシステムにソフトウ
ェアインタフェースを介して接続するステップと、IC
設計データ中に形成されたテストベンチからイベント形
式データを抽出するステップとを有している。このイベ
ント形式データを抽出するステップは、さらにそのテス
トベンチをシミュレータにより実行してそのシミュレー
タにより形成されたバリューチェンジダンプフィアイル
からイベント形式データを抽出するステップを有してい
る。
【0030】本発明の方法は、その抽出したイベントデ
ータをイベント型テストシステムに搭載しその抽出した
イベントデータを用いてイベント型テストシステムによ
りイベント形式テストベクタを発生してそれをシリコン
試作品に与えるステップと、イベント型テストシステム
からの上記変更したイベント形式テストベクタに基づい
て新たなテストベンチを形成するステップとをさらに有
している。
【0031】上記のEDAツールは、IC設計データ中
に形成されたテストベンチから得られた波形を観察し編
集する手段を有している。上記のイベント型テストシス
テムは、IC設計データ中に形成されたテストベンチか
ら抽出したイベント形式テストベクタの波形を観察し編
集する手段と、上記シリコン試作品に与えるクロックレ
ートやテストベクタのイベントタイミングデータを変更
する手段とを有している。
【0032】本発明の第2の態様においては、シリコン
試作品ではなく、デバイスモデルを用いる。本発明によ
る複雑なICの設計検証方法において、
【0033】EDA環境下において形成されたIC設計
データを用いてその設計対象であるICのデバイスモデ
ルを用意するステップと、そのIC設計データから得ら
れたイベント形式のテストベクタをイベント型テストシ
ステムによりそのデバイスモデルに与え、そのデバイス
モデルからの応答出力を評価するステップと、そのデバ
イスモデルから所定の出力が得られるようにイベント形
式テストベクタをイベント型テストシステムにより変更
するステップと、その変更したイベント形式テストベク
タをEDA環境にフィードバックするステップと、を備
えている。
【0034】本発明の第3の態様では、複雑なICの設
計検証方法において、EDA環境下において形成された
IC設計データを用いてその物理シリコンを形成するス
テップと、EDA環境下において形成されたIC設計デ
ータを用いてその設計対象であるICのデバイスモデル
を用意するステップと、そのIC設計データから得られ
たイベント形式のテストベクタをイベント型テストシス
テムによりその物理シリコン又はデバイスモデルに与
え、その物理シリコン又はデバイスモデルからの応答出
力を評価するステップと、その物理シリコン又はデバイ
スモデルから所定の出力が得られるように、イベント形
式テストベクタをイベント型テストシステムにより変更
するステップと、その変更したイベント形式テストベク
タをEDA環境にフィードバックするステップと、を備
えている。また、上記物理シリコンは、ICのシリコン
試作品であってもよい。
【0035】本発明による設計検証では、ICシミュレ
ーションモデルと当初シミュレーションテストベンチお
よび電子設計自動化(EDA)環境での各種ツールをイ
ベント型テストシステムと共に用いて設計検証を行う方
法となっている。この実現のために、EDAツールとデ
バイスシミュレータをイベント型テストシステムにリン
クし、当初の設計シミュレーションベクタとテストベン
チを実行し、テストベンチとテストベクタを所定の結果
が得られるように、イベント型テストシステムにより変
更する。EDAツールがイベント型テストシステムにリ
ンクしているため、この変更した内容により最終的なテ
ストベンチを形成することができる。したがって、複雑
なICの設計検証を、シリコン試作品を用いたインシス
テムを行うことなく実施することができる。このため、
本発明の設計検証は、大きなコスト削減とターンアラウ
ンドタイムの短縮が実現できる。
【0036】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態は、下記の実
施例において説明する。
【0037】
【実施例】本発明の出願人は、その所有する米国特許出
願番号09/406300および09/340371
「イベント型テストシステム」において、イベント型テ
ストシステムについて開示しており、また米国特許出願
番号09/428746「SoC設計検証の方法と装
置」において、イベント型設計検証ステーションについ
て開示している。さらに本発明の出願人は、米国特許出
願番号09/286226「イベント型テストシステム
のスケーリングロジック」において、時間スケーリング
技術について開示している。
【0038】本件出願において、発明者はイベント型テ
ストシステムを用いたIC設計検証方法についてのコン
セプトを提供する。より具体的には、第1の実施例にお
いて、シリコン試作品を用いた設計検証方法を開示して
おり、第2の実施例においてシリコン試作品を用いない
設計検証方法を開示している。本発明の第1および第2
実施例の検証方法は、現在のどの検証方法よりも高速で
かつ安価に実現できる。
【0039】本発明による設計検証では、ICシミュレ
ーションモデルと当初シミュレーションテストベンチお
よび電子設計自動化(EDA)環境での各種ツールをイ
ベント型テストシステム(設計検証ステーションDT
S)と共に用いて設計検証を行う方法となっている。こ
の実現のために、EDAツールとデバイスシミュレータ
をイベント型テストシステムにリンクし、当初の設計シ
ミュレーションベクタとテストベンチを実行し、テスト
ベンチとテストベクタを所定の結果が得られるように、
イベント型テストシステムにより変更する。EDAツー
ルがイベント型テストシステムにリンクしているため、
この変更した内容により最終的なテストベンチを形成す
ることができる。したがって、複雑なICの設計検証
を、第4図に示すような、シリコン試作品を用いたイン
システムを行うことなく実施することができる。
【0040】本発明の第1の実施例における設計検証プ
ロセスの全体構成を第5図に示す。ICの機能設計を充
分に検証するためには、設計シミュレーション(当初テ
ストベンチ58)により形成された機能テストベクタを
イベント型テストシステム82において実行する。これ
らのベクタはイベント形式になっている。多くの場合、
これらのイベント形式テストベクタは、IC(設計対
象)のビヘイビオラルモデルまたはVerilog/V
HDLモデルにソフトウェアアプリケーションを実行し
て発生される。これらのベクタはICの異なる部分につ
いて同時に実施されまたは異なる時間において実施され
るが、全体としてのICの動作(ビヘイビア)は、これ
らの部分を統合した応答内容により決定される。
【0041】一般に、第4図および第5図に示すよう
に、このステップの後に、シリコンチップ(シリコン試
作品63)が形成される。本発明においては、このチッ
プが利用可能になると、この試作品チップをイベント型
テストシステムに接続して当初テストベンチによる設計
シミュレーションベクタを実行して、そのチップの動作
を検証する。この結果をイベント型テストシステムにお
いて検討し、そのイベント型テストシステムにおいて、
IC(意図した設計)の間違った動作が修正されるよう
に、イベントを変更編集する。変更したイベントは、E
DA環境にフィードバックされて、新たなテストベンチ
とテストベクタを形成する。これらのプロセスを経て、
最終デバイスを生産するための最終シリコンプロセスが
行われる。
【0042】より具体的には、第5図の例において、設
計検証ステーション(DTS)82はイベント型テスト
システムであり、シリコン試作品63の機能を、VCD
(バリューチェンジダンプ)ファイル59から生成した
イベントデータを基にして形成したテストベクタを用い
てテストする。VCDファイル59は、当初テストベン
チ58を用いて、当初設計54について、設計検証55
およびシミュレーション56を実行することにより作成
される。当初テストベンチ58はイベント形式で作成さ
れているので、その結果得られるVCDファイル59も
イベント形式になっている。このためVCDファイル5
9のデータをイベント型テストシステムにおいて直接的
に用いることができる。
【0043】第5図において、EDAツール、例えばシ
ミュレーション・アナリシス・デバッグ85および波形
エディタ・ビューア86が、APIインタフェース97
を通して、設計検証ステーション(DTS)82に接続
されている。シミュレーション・アナリシス・デバッグ
の具体例としては、シノプシス社のVCSやメンターグ
ラフックス社のModelSimがある。また波形エデ
ィタ・ビューアの具体例としは、ケイデンス社のSIG
NALSCANやシノプシス社のVirSimがある。
さらにインタフェース97の具体例としてはAPI(プ
ログラムドアプリケーション・インタフェース)があ
る。
【0044】イベント型テストシステム82は、波形を
観測し編集するソフトウェアツール、例えばVCD波形
エディタ・ビューア87、イベント波形エディタ・ビュ
ーア88、およびDUT(被試験デバイス)エディタ・
ビューア89、を有している。この例では、エディタ・
ビューア87および88は、上記EDAツール85およ
び86とAPIインタフェース97を介してリンクし、
相互間において通信しかつデータベースをアクセス可能
になっている。イベント型テストシステムにおいて、例
えばイベント波形エディタ・ビューア88を用いて、特
定のタイミングでイベントを挿入したり、イベントのエ
ッジタイミングを変更したり等の変更編集ができる。
【0045】テストベクタを実行することにより、イベ
ント型テストシステム82は、テスト結果ファイル83
を形成し、この結果データをテストベンチフィードバッ
ク99を介して、EDA環境およびEDAツールにフィ
ードバックする。シミュレーションスピード(10KH
zオーダー)はイベント型テストシステムのスピード
(100MHzオーダー)と比較して遥かに遅いので、
当初テストベンチやテストベクタのタイミングをスケー
リング(任意倍率で変更)する。イベント型テストシス
テムは、このようなイベントの変更やタイミングのスケ
ーリングが可能なように構成されており、その方法と構
成は上記の出願に開示されている。
【0046】テストベクタを実行した結果をイベント型
テストシステムにおいて検討し、IC(意図した設計)
の間違った動作が修正されるように、イベント型テスト
システムにおいて(エディタ・ビューア87、88、8
9)イベントを変更編集する。変更したイベントにより
新テストベンチ81を形成する。上記のように、このよ
うな新たなテストベンチを得るために、テストベンチ発
生ツール95、シミュレーションアナリシスツール8
5、波形ビューア86等のEDAツールが、イベント型
テストシステムにリンクしている。従って、本発明の検
証方法では、テストベンチ発生ツール95を介して、全
てのイベントを新たなテストベンチの作成に用いること
ができる。
【0047】上記の本発明の実施例では、当初テストベ
ンチ58から得られたイベント形式のテストベクタを、
シミュレータのスピードよりも例えば10000倍高い
スピードで、イベント型テストシステムにより発生す
る。これはイベント型テストシステムのスケーリング機
能を用いて、イベントクロックやタイミングデータを所
定の係数で増大することにより行う。したがって、シリ
コン試作品をイベント型テストシステムに接続して、非
常に高いスピードでテストすることができる。この構成
において、シリコン試作品のデータは、イベント型テス
トシステムにコピーされるので、テストベクタやその応
答結果の変更、設計データの変更をイベント型テストシ
ステム内部で高速に実行できる。これらのテスト結果や
変更内容は、EDAツール85、86や新テストベンチ
81にフィードバックされる。
【0048】これらのプロセスを終了すると、最終シリ
コン作成工程91により最終的なICデバイス92を作
成し、そのデバイスを生産テスト93においてテストす
る。新たなテストベクタやテストベンチは、この生産テ
ストにおいて、生産上での欠陥等をテストするために用
いられる。本発明の設計検証方法は、設計データ入力か
らシミュレーションおよびテストベンチ形成における完
全なループを実現しており、設計の検証と設計エラーの
修正がそのループ内で実施できる。
【0049】本発明の第1実施例を第5図を参照して説
明した。この第1実施例では、その設計検証プロセスに
おいて、対象デバイスの正しい動作に対応したテストベ
ンチが形成される。この第1実施例では、イベント型テ
ストシステムに搭載して検証するための物理的なシリコ
ン(シリコン試作品63)を必要とすることが難点であ
る。このシリコン試作品を必要とすることにより、第1
実施例の設計検証プロセスは、全体としてまだ高価であ
る。
【0050】したがって、本発明の第2の実施例では、
第1実施例における基本コンセプトを発展し、物理シリ
コンを不要としている。この第2実施例のプロセスで
は、当初設計データ記述とそのシミュレーションテスト
ベンチを用いて、バグのない新たなテストベンチとデバ
イスモデルを形成する。このデバイスモデルは、対象デ
バイスの動作についての修正を全て含んでいるので、そ
のデバイスの本格生産にも用いることができる。この第
2実施例の全体プロセスを第6図に示す。
【0051】第5図の実施例と第6図の実施例との基本
的な相違点は、第5図において、シリコン試作品を当初
テストベンチとともにイベント型テストシステムに搭載
している。第6図では、デバイスモデル(仮想DUT)
189が、当初デザインシミュレーション56と当初テ
ストベンチ58に基づいて形成される。物理的シリコン
ではなく、このデバイスモデル189をイベント型テス
トシステムに搭載する。この発明において、デバイスモ
デル189はどの特定のシミュレータからも独立してい
てもよく、あるいは特定のシミュレータに固有のもの
(シミュレーションモデル191)であってもよい。
【0052】第6図のインタフェース、例えばプログラ
ムドアプリケーション・インタフェース(API)を用
いて、イベント型テストシステムは、当初の設計段階で
使用したシミュレーションエンジン(シミュレータ)1
90とリンクしている。このインタフェース187は好
ましくはスケーリング機能を有し、シミュレーションエ
ンジン190から得られたテストベクタのクロックレー
トやタイミングデータを所定の倍率で増大する。これに
より、イベント型テストシステムにおいて、テストベク
タを、例えば100MHzのような高速な繰り返しレー
トで実行することができる。
【0053】この構成により、イベント型テストシステ
ムは、VerilogあるいはVHDLで記述した設計
データやその全てのロジックモデル、ビヘイビオラル、
BFM(バスファンクションモデル)、ISA(インス
トラクションセットアーキテクチャ)およびアプリケー
ションの各テストベンチを有することができる。ここで
注意すべきは、このイベントテストシステムで実行する
ためのこれらのテストベンチはVerilogやVHD
Lに限る必要はなく、C言語やC++言語でもよいこと
である。第6図で特に示していないが、第5図と同様に
各種のEDAツールとイベント型テストシステムの各種
ソフトウェアツールが相互にリンクしている。
【0054】デバイスモデル(当初デザイン)189と
そのテストベンチを用いて、その設計結果をイベント型
テストシステム(設計検証ステーションDTS)82に
より検証する。この検証システム全体の環境および検証
結果がイベント形式になっているので、デバイスのどの
ような動作上の間違いもただちに検出できる。上記のよ
うにこのイベント型テストシステムは、イベントを変更
編集し時間スケールの変更ができるので、このような動
作間違いを修正するようにイベントを変更修正すること
ができる。
【0055】全ての動作間違いが修正されると、修正し
たデバイスモデルを保存し、新テストベンチ181とテ
ストベクタを形成する。このテストベンチとテストベク
タの形成プロセスは第5図と第6図の各実施例で同じで
あるが、第6図は図の混雑を避けるために単純化してい
る。したがって、第6図において、ソフトウェアインタ
フェース188は第5図のインタフェースと同様であ
り、第5図のEDAツール85、86およびテストシス
テムのツール87、88、89は同様にインタフェース
188を介して相互に結合している。
【0056】この保存したデバイスモデルは、シリコン
製造工程において使用される。イベント型テストシステ
ムにより、そのデバイスモデルの正当性が既に確認され
ているので、さらに検証を行う必要はない。検証済みの
テストベクタがあるので(修正したテストベンチやテス
トベクタの形成プロセスにより)、製造工程での不良を
検出するためには、イベント型テストシステムにより通
常の生産テストをすればよい。
【0057】第6図における検証プロセスは、設計検証
のためにハードウェア試作品やエミュレータを必要とし
ない。当初設計データとシミュレーションをイベント型
テストシステムに用いて、その当初設計におけるデバイ
ス動作を修正した新たなテストベンチを作成する。この
検証プロセスにより生産テストに必要なテストベンチや
テストベクタも作成される。本発明の検証プロセスは、
物理的シリコンなしで、設計データ入力、シミュレーシ
ョンから設計検証の間に完全なループを実現でき、した
がって、現存するどの検証方法や第1実施例の方法より
もはるかにコスト効率がよい。
【0058】第7図はEDAシミュレーションエンジン
とイベント型テストシステムとの関係例を示している。
この例では、シミュレーションエンジン(シミュレー
タ)190は、波形トランスレータ210とAPIイン
タフェース212を有している。波形トランスレータ2
10は、シミュレータによる波形表示を可能にする。A
PIインタフェース212は、異なるフォーマット間の
インタフェースを行う。
【0059】イベント型テストシステム(設計検証ステ
ーションDTS)82は、VCDコンパイラ218とイ
ベントビューア222とVCDライター220を有して
いる。VCDコンパイラ218は、VCDデータをイベ
ント型テストシステムで用いるためのイベントデータに
変換する。イベントビューア222とVCDライター2
20は、第5図のVCD波形ビューア・エディタ87と
イベント波形エディタ・ビューア88に対応するもので
あり、イベント形式テストベクタの波形観察と変更編集
を行う。スケジューラ216は、イベント型テストシス
テム82とシミュレータ190間のタスクおよび通信の
管理を行うために設けられている。
【0060】APIインタフェース212により、シミ
ュレータエンジン190とイベント型テストシステム8
2における各種の異なるフォーマットのソフトウェアが
リンクされている。イベント型テストシステム82にお
けるイベント波形をイベントビューア82により観測し
変更修正する。変更したイベント波形はVCDライター
220によりVCDに変換される。波形トランスレータ
210は、VCD波形をシミュレーションエンジン19
0の波形に変換する。
【0061】好ましい実施例しか明記していないが、上
述した開示に基づき、添付した請求の範囲で、本発明の
精神と範囲を離れることなく、本発明の様々な形態や変
形が可能である。
【0062】
【発明の効果】以上のように、本発明による設計検証で
は、ICシミュレーションモデルと当初シミュレーショ
ンテストベンチおよび電子設計自動化(EDA)環境で
の各種ツールをイベント型テストシステムと共に用いて
設計検証を行う方法となっている。この実現のために、
EDAツールとデバイスシミュレータをイベント型テス
トシステムにリンクし、当初の設計シミュレーションベ
クタとテストベンチを実行し、テストベンチとテストベ
クタを所定の結果が得られるように、イベント型テスト
システムにより変更する。EDAツールがイベント型テ
ストシステムにリンクしているため、この変更した内容
により最終的なテストベンチを形成することができる。
したがって、複雑なICの設計検証を、シリコン試作品
を用いたインシステムを行うことなく実施することがで
きる。このため、本発明の設計検証は、大きなはコスト
削減とターンアラウンドタイムの短縮ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】設計検証の対象とするシステムオンチップのよ
うな複雑なICの構成例を示す概略図である。
【図2】EDA環境下での設計手順における設計階層に
対応する設計検証の階層の例を示す概略図である。
【図3】複雑なICの開発における各種の抽象レベルと
そのシミュレーション速度との関係を示す図である。
【図4】設計検証プロセスも含む、従来技術による複雑
なICの製品開発プロセスを示すフロー図である。
【図5】本発明の第1の実施例における複雑なICの設
計検証方法を示す概略図である。
【図6】本発明の第2の実施例における複雑なICの設
計検証方法を示す概略図である。
【図7】第5図および第6図の実施例において、EDA
ツールとイベント型テストシステムとの間の接続例を示
す概略図である。
【符号の説明】
51 要件調査 52 仕様決定 53 設計データの入力 54 当初設計 55 設計検証 56 シミュレーション 58 当初テストベンチ 59 VCD(バリューチェンジダンプ)ファイル 60 シェード領域 61 シリコン試作品の形成 62 単体による検証 63 シリコン試作品 65 デバッグ検証テスト 81 新テストベンチ 82 イベント型テストシステム 83 テスト結果ファイル 85 シミュレーション・アナリシス・デバッグ 86 波形エディタ・ビューア 87 VCD波形エディタ・ビューア 88 イベント波形エディタ・ビューア 89 DUT(被試験デバイス)エディタ・ビューア 91 最終シリコン作成工程 92 ICデバイス 93 生産テスト 95 テストベンチ発生ツール 97 APIインタフェース 99 テストベンチフィードバック

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子設計自動化(EDA)環境における
    設計プロセスが行われた複雑なIC設計の検証方法にお
    いて、 EDA環境下において形成されたIC設計データを用い
    てそのICのシリコン試作品を形成するステップと、 そのIC設計データから得られたイベント形式のテスト
    ベクタをイベント型テストシステムによりそのシリコン
    試作品に与え、そのシリコン試作品からの応答出力を評
    価するステップと、 そのシリコン試作品から所定の出力が得られるように、
    イベント形式テストベクタをイベント型テストシステム
    により変更するステップと、 その変更したイベント形式テストベクタをEDA環境に
    フィードバックするステップと、 上記を具備することを特徴とするIC設計の検証方法。
  2. 【請求項2】 シミュレータを含むEDAツールをイベ
    ント型テストシステムにソフトウェアインタフェースを
    介して接続するステップをさらに有する、請求項1に記
    載のIC設計の検証方法。
  3. 【請求項3】 IC設計データ中に形成されたテストベ
    ンチからイベント形式データを抽出するステップをさら
    に有する、請求項1に記載のIC設計の検証方法。
  4. 【請求項4】 上記イベント形式データを抽出するステ
    ップは、さらにそのテストベンチをシミュレータにより
    実行してそのシミュレータにより形成されたバリューチ
    ェンジダンプフィアイルからイベント形式データを抽出
    するステップを有している、請求項3に記載のIC設計
    の検証方法。
  5. 【請求項5】 上記抽出したイベントデータをイベント
    型テストシステムに搭載し、その抽出したイベントデー
    タを用いてイベント型テストシステムによりイベント形
    式テストベクタを発生してそれをシリコン試作品に与え
    るステップをさらに有する、請求項3に記載のIC設計
    の検証方法。
  6. 【請求項6】 上記イベント型テストシステムからの上
    記変更したイベント形式テストベクタに基づいて、新た
    なテストベンチを形成するステップをさらに有する、請
    求項1に記載のIC設計の検証方法。
  7. 【請求項7】 上記のEDAツールは、IC設計データ
    中に形成されたテストベンチから得られた波形を観察し
    編集する手段を有している、請求項1に記載のIC設計
    の検証方法。
  8. 【請求項8】 上記のイベント型テストシステムは、I
    C設計データ中に形成されたテストベンチから抽出した
    イベント形式テストベクタの波形を観察し編集する手段
    と、上記シリコン試作品に与えるクロックレートやテス
    トベクタのイベントタイミングデータを変更する手段と
    を有している、請求項1に記載のIC設計の検証方法。
  9. 【請求項9】 電子設計自動化(EDA)環境における
    設計プロセスが行われた複雑なIC設計の検証方法にお
    いて、 EDA環境下において形成されたIC設計データを用い
    てそのICのシリコン試作品を形成するステップと、 シミュレータを含むEDAツールをイベント型テストシ
    ステムにリンクさせるステップと、 上記IC設計データ中に形成されたテストベンチを上記
    シミュレータにより実行して得られたデータファイルか
    らイベント形式データを抽出するステップと、 その抽出されたイベント形式データをイベント型テスト
    システムに搭載し、そのイベント型テストシステムによ
    りそのイベントデータを用いたイベント形式テストベク
    タを発生するステップと、 そのイベント形式テストベクタをイベント型テストシス
    テムによりそのシリコン試作品に与え、そのシリコン試
    作品からの応答出力を評価するステップと、 そのシリコン試作品から所定の出力が得られるように、
    イベント形式テストベクタをイベント型テストシステム
    により変更するステップと、 その変更したイベント形式テストベクタをEDA環境に
    フィードバックするステップとを備え、 上記シリコン試作品のインシステムテストをすることな
    く、IC設計検証を行うことを特徴とするIC設計の検
    証方法。
  10. 【請求項10】 電子設計自動化(EDA)環境におけ
    る設計プロセスが行われた複雑なIC設計の検証方法に
    おいて、 EDA環境下において形成されたIC設計データを用い
    てその設計対象であるICのデバイスモデルを用意する
    ステップと、 そのIC設計データから得られたイベント形式のテスト
    ベクタをイベント型テストシステムによりそのデバイス
    モデルに与え、そのデバイスモデルからの応答出力を評
    価するステップと、 そのデバイスモデルから所定の出力が得られるように、
    イベント形式テストベクタをイベント型テストシステム
    により変更するステップと、 その変更したイベント形式テストベクタをEDA環境に
    フィードバックするステップと、 上記を具備することを特徴とするIC設計の検証方法。
  11. 【請求項11】 上記デバイスモデルは、固有のシミュ
    レータに従属しあるいはどのようなシミュレータからも
    独立している、請求項10に記載のIC設計の検証方
    法。
  12. 【請求項12】 シミュレータを含むEDAツールをイ
    ベント型テストシステムにソフトウェアインタフェース
    を介して接続するステップをさらに有する、請求項10
    に記載のIC設計の検証方法。
  13. 【請求項13】 IC設計データ中に形成されたテスト
    ベンチからイベント形式データを抽出するステップをさ
    らに有する、請求項10に記載のIC設計の検証方法。
  14. 【請求項14】 上記イベント形式データを抽出するス
    テップは、さらにそのテストベンチをシミュレータによ
    り実行してそのシミュレータにより形成されたバリュー
    チェンジダンプフィアイルからイベント形式データを抽
    出するステップを有している、請求項13に記載のIC
    設計の検証方法。
  15. 【請求項15】 上記抽出したイベントデータをイベン
    ト型テストシステムに搭載し、その抽出したイベントデ
    ータを用いてイベント型テストシステムによりイベント
    形式テストベクタを発生してそれを上記デバイスモデル
    に与えるステップをさらに有する、請求項13に記載の
    IC設計の検証方法。
  16. 【請求項16】 上記イベント型テストシステムからの
    上記変更したイベント形式テストベクタに基づいて、新
    たなテストベンチを形成するステップをさらに有する、
    請求項10に記載のIC設計の検証方法。
  17. 【請求項17】 上記のEDAツールは、IC設計デー
    タ中に形成されたテストベンチから得られた波形を観察
    し編集する手段を有している、請求項10に記載のIC
    設計の検証方法。
  18. 【請求項18】 上記のイベント型テストシステムは、
    IC設計データ中に形成されたテストベンチから抽出し
    たイベント形式テストベクタの波形を観察し編集する手
    段と、上記デバイスモデルに与えるクロックレートやテ
    ストベクタのイベントタイミングデータを変更する手段
    とを有している、請求項10に記載のIC設計の検証方
    法。
  19. 【請求項19】 電子設計自動化(EDA)環境におけ
    る設計プロセスが行われた複雑なIC設計の検証方法に
    おいて、 EDA環境下において形成されたIC設計データを用い
    てそのICのデバイスモデルを形成するステップと、 シミュレータを含むEDAツールをイベント型テストシ
    ステムにリンクさせるステップと、 上記IC設計データ中に形成されたテストベンチを上記
    シミュレータにより実行して得られたデータファイルか
    らイベント形式データを抽出するステップと、 その抽出されたイベント形式データをイベント型テスト
    システムに搭載し、そのイベント型テストシステムによ
    りそのイベントデータを用いたイベント形式テストベク
    タを発生するステップと、 そのイベント形式テストベクタをイベント型テストシス
    テムにより上記デバイスモデルに与え、そのデバイスモ
    デルからの応答出力を評価するステップと、 そのデバイスモデルから所定の出力が得られるように、
    イベント形式テストベクタをイベント型テストシステム
    により変更するステップと、 その変更したイベント形式テストベクタをEDA環境に
    フィードバックするステップとにより構成され、 上記デバイスモデルのインシステムテストをすることな
    く、IC設計検証を行うことを特徴とするIC設計の検
    証方法。
  20. 【請求項20】 電子設計自動化(EDA)環境におけ
    る設計プロセスが行われた複雑なIC設計の検証方法に
    おいて、 EDA環境下において形成されたIC設計データを用い
    てその物理シリコンを形成するステップと、 EDA環境下において形成されたIC設計データを用い
    てその設計対象であるICのデバイスモデルを用意する
    ステップと、 そのIC設計データから得られたイベント形式のテスト
    ベクタをイベント型テストシステムによりその物理シリ
    コン又はデバイスモデルに与え、その物理シリコン又は
    デバイスモデルからの応答出力を評価するステップと、 その物理シリコン又はデバイスモデルから所定の出力が
    得られるように、イベント形式テストベクタをイベント
    型テストシステムにより変更するステップと、 その変更したイベント形式テストベクタをEDA環境に
    フィードバックするステップと、 上記を具備することを特徴とするIC設計の検証方法。
  21. 【請求項21】 上記物理シリコンは、ICのシリコン
    試作品である、請求項20に記載のIC設計の検証方
    法。
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