JP2002215560A - Dmaによるデータ転送方法および装置 - Google Patents

Dmaによるデータ転送方法および装置

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JP2002215560A
JP2002215560A JP2001013661A JP2001013661A JP2002215560A JP 2002215560 A JP2002215560 A JP 2002215560A JP 2001013661 A JP2001013661 A JP 2001013661A JP 2001013661 A JP2001013661 A JP 2001013661A JP 2002215560 A JP2002215560 A JP 2002215560A
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data bus
data
clock signal
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Kazuhiro Uchida
和弘 内田
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NEC Yonezawa Ltd
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NEC Yonezawa Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】バス速度を上げたりバス幅を広げたりせずにD
MA転送速度を上げる。 【解決手段】システムコントローラIC1から外部デー
タバスライン51を介して、クロック56のHiパルス
の期間にIC2へのデータを、クロック56のLoパル
ス期間にIC3へのデータを転送する。受信側のIC2
は、クロック56のHiパルスの半周期間発行されるD
MAアクノリッジ信号52のHiパルス期間でデータの
有効な時間を判断し受信する。IC3は、クロック56
のLoパルス期間発光されるDMAアクノリッジ信号5
3でデータの有効な時間を判断し受信する。IC2、3
からシステムコントローラIC1に転送する場合は、I
C2、3それぞれにDMAアクノリッジ信号52、53
を発行し、DMAアクノリッジ信号52、53が有効で
ないLoパルス期間のときIC2,3は、外部データバ
スライン51での信号衝突を防ぐためにハイインピーダ
ンス状態とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、DMA(ダイレク
ト メモリー アクセス)によるデータ転送方法および
装置に関し、特にクロック信号の2倍の高速でデータ転
送を行うDMAによるデータ転送方法および装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、IC間のデータ転送をシステムに
負荷をかけずに高速に行うためにDMA転送が採用され
ている。さらなる高速DMA転送のためにはバス速度を
上げるか、もしくはバス幅を広げる方式が採用されてき
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この従来技術
は以下のような問題点があった。
【0004】第1の問題点は、バス速度を上げ高速DM
A転送を行うとICの消費電力が増えることである。
【0005】その理由は、ICの多くはCMOSプロセ
スで設計製造されており、クロック同期で動作してい
る。この場合クロックの切り替え時に貫通電流が流れ、
動作クロックに比例して消費電流が増えるからである。
【0006】第2の問題点は、バス幅を広げると基板設
計に悪影響を及ぼすためである。
【0007】その理由は、基板上のIC間の接続におい
て信号の接続数が多いと配線が困難になるからである。
また、それを実現するために基板層数を増やすことも必
要になり、これは基板設計や製造時の必要時間やコスト
の面でも悪影響を及ぼすこととなる。
【0008】第3の問題点は、バスの速度を上げ、バス
幅を広げることによりバスラインからの放射ノイズが多
く発生する可能性が高くなり、EMI対策が必要となる
ことである。
【0009】その理由は、基板上のパターンからはデジ
タル信号の高調波ノイズが放射されるからである。EM
I対策を行う場合には、バス信号の1ピン毎に対策部品
等を追加する必要があるためにコストを上げる要因にな
る。
【0010】本発明は、以上の問題点を解決する2倍速
DMA転送を組み合わせた高効率なデータ転送方法およ
び装置を提供することを目的にする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明のDMAによるデ
ータ転送方法は、システムコントローラ回路(図1の
1)と第1および第2の回路(図1の2、3)とを共通
のデータバスライン(図1の51)で接続し、このデー
タバスラインを通してクロック信号(図1の56)のH
iパルス期間で前記システムコントロール回路と前記第
1の回路との間でデータを転送し、クロック信号のLo
パルス期間で前記システムコントロール回路と前記第2
の回路との間でデータを転送し、前記データバスライン
はクロック信号の1周期で2回のデータ転送を行うこと
を特徴とする。
【0012】DMAによるデータ転送方法は、システム
コントロール回路(図6の101)と第1〜第n(この
nは2以上の整数)の回路とを共通のデータバスライン
(図6の102)で接続し、前記システムコントロール
回路はクロック信号(図6の56)のHiパルス期間に
第1のアクノリッジ信号(図6の52)をLoパルス期
間に第2のアクノリッジ信号(図6の53)を発生し、
前記第1のアクノリッジ信号を前記第1〜第nの回路か
ら選択した一の回路に送り、前期第2のアクノリッジ信
号を第1〜第nの回路から選択した他の回路に送り、前
記データバスラインを通して前記クロック信号のHiパ
ルス期間で前記システムコントロール回路と前記一の回
路との間でデータを転送し、クロック信号のLoパルス
期間で前記システムコントロール回路と前記他の回路と
の間でデータを転送し、前記データバスラインはクロッ
ク信号の1周期で2回のデータ転送を行うことを特徴と
する。
【0013】本発明のDMAによるデータ転送装置は、
システムコントロール回路(図1の1)ならびに第1お
よび第2の回路(図1の2、3)を接続するデータバス
ライン(図1の51)と、このデータバスラインを通し
てクロック信号(図1の56)のHiパルス期間で前記
システムコントロール回路と前記第1の回路との間でデ
ータを転送し、クロック信号のLoパルス期間で前記シ
ステムコントロール回路と前記第2の回路との間でデー
タを転送するデータ転送手段(図1の4、5、6、7、
8)とを含むことを特徴とする。
【0014】本発明のDMAによるデータ転送装置は、
システムコントローラ回路(図1の1)ならびに第1お
よび第2の回路(図1の2、3)を接続するデータバス
ライン(図1の51)と、前記システムコントローラ回
路に接続された第1および第2の内部出力データバスラ
イン(図1の61、62)と、クロック信号(図1の5
6)の立ち上がり時に前記第1の内部出力データバスラ
インで転送されてきたデータを取り込む第1のフリップ
フロップ(図4の9)と、クロック信号の立ち下がり時
に前記第2の内部出力データバスラインで転送されてき
たデータを取り込む第2のフリップフロップ(図4の1
0)と、クロック信号のHiパルス期間に出力される第
1のアクノリッジ信号(図1の52)に制御されクロッ
ク信号のHiパルス期間にのみ前記第1のフリップフロ
ップの出力を前記データバスラインに送出する第1のス
リーステートバッファ(図4の11)と、クロック信号
のLoパルス期間に出力される第2のアクノリッジ信号
(図1の53)に制御されクロック信号のLoパルス期
間にのみ前記第2のフリップフロップの出力を前記デー
タバスラインに送出する第2のスリーステートバッファ
(図4の12)と、前記第1のアクノリッジ信号が出力
されている時に前記データバスラインで転送されてきた
データを取り込んで出力する前記第1の回路に設けられ
た第1のアンドゲート(図5の17)と、この第1のア
ンドゲートの出力をクロック信号の立ち上がり時に取り
込む第3のフリップフロップ(図5の19)と、前記第
1のアンドゲートの出力をクロック信号の立ち下がり時
に取り込む第4のフリップフロップ(図5の20)と、
前記第3のフリップフロップの出力および前記第4のフ
リップフロップの出力を前記第1の回路に設けられた第
1の内部入力データバスライン(図1の81)に送出す
る第1のオアゲート(図5の22)と、前記第2のアク
ノリッジ信号が出力されている時に前記データバスライ
ンで転送されてきたデータを取り込んで出力する前記第
2の回路に設けられた第2のアンドゲートと、この第2
のアンドゲートの出力をクロック信号の立ち上がり時に
取り込む第5のフリップフロップと、前記アンドゲート
の出力をクロック信号の立ち下がり時に取り込む第6の
フリップフロップと、前記第5のフリップフロップの出
力および前記第6のフリップフロップの出力を前記第2
の回路に設けられた第2の内部入力データバスラインに
送出する第2のオアゲートとを含むことを特徴とする。
【0015】本発明のDMAによるデータ転送装置は、
システムコントローラ回路(図1の1)ならびに第1お
よび第2の回路(図1の2、3)を接続するデータバス
ライン(図1の51)と、前記システムコントローラ回
路に接続された第1および第2の内部出力データバスラ
イン(図1の61)と、クロック信号(図1の56)の
立ち上がり時に前記第1の内部出力データバスラインで
転送されてきたデータを取り込む第1のフリップフロッ
プ(図4の9)と、クロック信号の立ち下がり時に前記
第2の内部出力データバスラインで転送されてきたデー
タを取り込む第2のフリップフロップ(図4の10)
と、クロック信号のHiパルス期間に出力される第1の
アクノリッジ信号(図1の52)に制御されクロック信
号のHiパルス期間にのみ前記第1のフリップフロップ
の出力を前記データバスラインに送出する第1のスリー
ステートバッファ(図4の11)と、クロック信号のL
oパルス期間に出力される第2のアクノリッジ信号(図
1の53)に制御されクロック信号のLoパルス期間に
のみ前記第2のフリップフロップの出力を前記データバ
スラインに送出する第2のスリーステートバッファ(図
4の10)と、前記第1のアクノリッジ信号が出力され
ている時に前記データバスラインで転送されてきたデー
タを取り込んで出力する前記第1の回路に設けられた第
1のアンドゲート(図5の17)と、この第1のアンド
ゲートの出力をクロック信号の立ち上がり時に取り込む
第3のフリップフロップ(図5の19)と、前記第1の
アンドゲートの出力をクロック信号の立ち下がり時に取
り込む第4のフリップフロップ(図5の20)と、前記
第3のフリップフロップの出力および前記第4のフリッ
プフロップの出力を前記第1の回路に設けられた第1の
内部入力データバスライン(図1の81)に送出する第
1のオアゲート(図5の22)と、前記第2のアクノリ
ッジ信号が出力されている時に前記データバスラインで
転送されてきたデータを取り込んで出力する前記第2の
回路に設けられた第2のアンドゲートと、この第2のア
ンドゲートの出力をクロック信号の立ち上がり時に取り
込む第5のフリップフロップと、前記アンドゲートの出
力をクロック信号の立ち下がり時に取り込む第6のフリ
ップフロップと、前記第5のフリップフロップの出力お
よび前記第6のフリップフロップの出力を前記第2の回
路に設けられた第2の内部入力データバスラインに送出
する第2のオアゲートと、前記第1の回路に設けられた
第3の内部出力データバスライン(図1の91)と、前
記第1のアクノリッジ信号に制御され前記第2の回路の
データ出力時のクロック信号のHiパルス期間にのみ前
記第3の内部出力データバスラインの転送データを前記
データバスラインに送出する第3のスリーステートバッ
ファ(図5の21)と、前記第2の回路に設けられた第
4の内部出力データバスラインと、前記第2のアクノリ
ッジ信号に制御され前記第3の回路のデータ出力時のク
ロック信号のLoパルス期間にのみ前記第4の内部出力
データバスラインの転送データを前記データバスライン
に送出する第4のスリーステートバッファと、クロック
信号の立ち下がり時に前記データバスラインで転送され
てきたデータを取り込み出力を前記システムコントロー
ラ回路に接続された第3の内部入力データバスライン
(図1の71)に送出する第9のフリップフロップ(図
4の13)と、クロック信号の立ち上がり時に前記デー
タバスラインで転送されてきたデータを取り込み出力を
前記システムコントローラ回路に接続された第4の内部
入力データバスライン(図1の72)に送出する第10
のフリップフロップ(図5の14)とを含むことを特徴
とする。
【0016】本発明のDMAによるデータ転送装置は、
システムコントローラ回路(図6の101)と、第1〜
第n(このnは、2以上の整数)の回路と、前記システ
ムコントローラおよび第1〜第nの回路を接続するデー
タバスライン(図6の102)とを備え、前記システム
コントローラ回路は、第1および第2の内部出力データ
バスライン(図6の61、62)が接続され、クロック
信号(図6の56)の立ち上がり時に前記第1の内部出
力データバスラインで転送されてきたデータを取り込む
第1のフリップフロップと、クロック信号の立ち下がり
時に前記第2の内部出力データバスラインで転送されて
きたデータを取り込む第2のフリップフロップと、クロ
ック信号のHiパルス期間に出力される第1のアクノリ
ッジ信号(図6の52)に制御されクロック信号のHi
パルス期間にのみ前記第1のフリップフロップの出力を
前記データバスラインに送出する第1のスリーステート
バッファと、クロック信号のLoパルス期間に出力され
る第2のアクノリッジ信号(図6の53)に制御されク
ロック信号のLoパルス期間にのみ前記第2のフリップ
フロップの出力を前記データバスラインに送出する第2
のスリーステートバッファと、前記第1のアクノリッジ
信号を前記第1〜第nの回路から選択した一の回路に送
出し前記第2のアクノリッジ信号を前記第1〜第nから
選択した他の回路に送出するセレクタ(図6の26)と
を備え、前記第1〜第nの回路のそれぞれは、内部入力
データバスラインと、前記セレクタにより選択されて前
記第1または第2のアクノリッジ信号が入力された時に
前記データバスラインの転送データを出力するアンドゲ
ートと、このアンドゲートの出力をクロック信号の立ち
上がり時に取り込む第3のフリップフロップと、前記ア
ンドゲートの出力をクロック信号の立ち下がり時に取り
込む第4のフリップフロップと、前記第3のフリップフ
ロップの出力および前記第4のフリップフロップの出力
を前記内部入力データバスラインに送出するオアゲート
とを備えたことを特徴とする。
【0017】本発明のDMAによるデータ転送装置は、
システムコントローラ回路(図6の101)と、第1〜
第n(このnは、2以上の整数)の回路と、前記システ
ムコントローラおよび第1〜第nの回路を接続するデー
タバスライン(図6の102)とを備え、前記システム
コントローラ回路は、第1および第2の内部出力データ
バスライン(図6の61、62)ならびに第3および第
4の内部入力データバスライン(図6の71、72)が
接続され、クロック信号(図6の56)の立ち上がり時
に前記第1の内部出力データバスラインで転送されてき
たデータを取り込む第1のフリップフロップと、クロッ
ク信号の立ち下がり時に前記第2の内部出力データバス
ラインで転送されてきたデータを取り込む第2のフリッ
プフロップと、クロック信号のHiパルス期間に出力さ
れる第1のアクノリッジ信号(図6の52)に制御され
クロック信号のHiパルス期間にのみ前記第1のフリッ
プフロップの出力を前記データバスラインに送出する第
1のスリーステートバッファと、クロック信号のLoパ
ルス期間に出力される第2のアクノリッジ信号(図6の
53)に制御されクロック信号のLoパルス期間にのみ
前記第2のフリップフロップの出力を前記データバスラ
インに送出する第2のスリーステートバッファと、クロ
ック信号の立下り時に前記データバスラインで転送され
てきたデータを取り込み前記第3の内部入力データバス
ラインに送出する第9のフリップフロップと、クロック
信号の立上り時に前記データバスラインで転送されてき
たデータを取り込み前記第4の内部入力データバスライ
ンに送出する第10のフリップフロップと、前記前記第
1のアクノリッジ信号を前記第1〜第nの回路から選択
した一の回路に送出し前記第2のアクノリッジ信号を前
記第1〜第nから選択した他の回路に送出するセレクタ
(図6の26)とを備え、前記第1〜第nの回路のそれ
ぞれは、内部入力データバスラインと、内部出力バスラ
インと、前記セレクタにより選択されて前記第1または
第2のアクノリッジ信号が入力された時に前記データバ
スラインの転送データを出力するアンドゲートと、この
アンドゲートの出力をクロック信号の立ち上がり時に取
り込む第3のフリップフロップと、前記アンドゲートの
出力をクロック信号の立ち下がり時に取り込む第4のフ
リップフロップと、前記第3のフリップフロップの出力
および前記第4のフリップフロップの出力を前記内部入
力データバスラインに送出するオアゲートと、データの
出力時に前記セレクタにより選択されて前記第1または
第2のアクノリッジ信号が入力された時に前記内部出力
データバスラインの転送データを前記データバスライン
に送出するスリーステートバッファとを備えたことを特
徴とする。
【0018】本発明のDMA転送方法および装置は、ク
ロック同期で転送を行う外部データバスラインでDMA
転送を行う時に、バスサイクルの1周期間をクロックの
Hiパルスの期間とLoパルスの期間に分け、それにそ
れぞれの半周期間発行されるDMAデータの有効を示す
DMAアクノリッジ信号のHiパルスを組み合わせて転
送を行う方法である。DMA転送方向により1対2,も
しくは2対1の3つのデバイス間でDMA転送が行え
る。通常のクロック1周期間で1データを扱うDMA転
送に比べて2倍の転送効率が実現でき他のデバイスが待
たされる時間も減ることになる。なおかつ、クロック半
周期のHiパルス期間とLoパルス期間の独立したDM
A転送なので、半周期毎に単方向でも双方向でもクロッ
ク1周期で2倍速DMA転送が実現できる。また、シン
プルなDMA転送なので、通常のレジスタへのリードや
ライトアクセスを行うバスと共用させることができ、高
効率な基板のレイアウトが行え、コンパクトなシステム
を構築できる。なおDMAコントローラ自体はクロック
1周期で半周期毎のデータ制御が可能なものが存在する
ことが前提である。
【0019】図1において、DMA機能を有するシステ
ムコントローラIC1と、I/O回路等のIC2,3の
3デバイスが接続されている。システムコントローラI
C1からIC2へのDMA転送、システムコントローラ
IC1からIC3へのDMA転送が同時に起こった場
合、システムコントローラIC1がIC2もしくはIC
3への転送データを準備できた順番に、クロック56の
立ち上がりエッジに同期したHiパルスの期間に始めの
デバイスへのデータを、クロック56の立ち下がりエッ
ジに同期したLoパルス期間に次のデータを転送する。
受信側は半周期間発行されるDMAアクノリッジ信号5
2、53のHiパルス期間でデータの有効な時間を判断
し受信する。また転送が開始された後はクロック56の
Hiパルス期間,クロック56のLoパルス期間のDM
A転送は各IC毎にその回のDMA転送が終了するまで
固定となる。
【0020】次に、IC2,3からシステムコントロー
ラIC1に転送される場合は、受信を行いたいデバイス
に対して同様にDMAアクノリッジ信号52、53のH
iパルスを発行する。DMAアクノリッジ信号52、5
3が有効でないLoパルス期間のときIC2,3等のデ
バイスは外部データバスライン51での信号衝突を防ぐ
ためにハイインピーダンス状態とする。
【0021】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0022】図1は、本発明の実施の形態のデータ転送
装置のブロック図である。
【0023】図1を参照すると、システムコントローラ
IC1はデータ制御回路出力部4とデータ制御入力部5
で構成されている。IC2のデータ制御回路入力部6と
データ制御出力部7はシステムコントローラIC1とは
異なるものである。IC3はIC2のデータ制御入力部
6およびデータ制御回路出力部7と同様の制御回路28
を有する。IC1、2および3間は共通の外部データバ
スライン51で接続され、IC1とIC2およびIC3
それぞれとの間では、DMAリクエスト信号54、55
およびDMAアクノリッジ信号52、53が送受され
る。
【0024】図4はシステムコントローラIC1のデー
タ制御回路出力部4とデータ制御入力部5の構成を示
し、図5はIC2のデータ制御回路入力部6とデータ制
御出力部7の構成を示す。
【0025】図4において、データ制御回路出力部4
は、クロック56の立ち上がり動作のFF(フリップフ
ロップ)9と、インバータ8を介したクロック56で制
御されクロック56の立ち下がりで動作するFF10
と、FF9および10それぞれの出力を制御するHi
(高電位)アクティブのスリーステートバッファ11,
12とから構成され、DMA転送時の出力データの制御
を行う。IC1は、IC2および3それぞれへDMAア
クノリッジ信号52および53を出力するとともに、D
MAアクノリッジ信号52および53それぞれでスリー
ステートバッファ11および12を制御する。
【0026】データ制御回路入力部5は、クロック56
の立ち上がり動作のFF13と、インバータ8を介した
クロック56で制御されクロック56の立ち下がり動作
のFF14とで構成され、外部データバスライン51上
をDMA転送されてきたデータをラッチする。
【0027】図5において、データ制御回路入力部6
は、クロック56の立ち上がり動作のFF19と、イン
バータ21を介したクロック56で制御されクロック5
6の立ち下がりで動作するFF20と、FF19および
20への入力データを制御し、DMAアクノリッジ信号
52および外部データバスライン51が入力されるAN
Dゲート17とを備え、FF19および20の出力は最
終段のORゲート22で合成され、ORゲート22は内
部入力データバスライン81に出力している。
【0028】データ制御回路出力部7は、内部入力デー
タバスライン91上のデータを入力するHiアクティブ
のスリーステートバッファ24で構成される。スリース
テートバッファ24の制御はDMAアクノリッジ信号5
2と、IC2自身の出力要求状態を示し、IC2がDM
A転送のデータ出力時にHiになるDMA出力有効信号
27が入力されたANDゲート23の出力で制御され
る。
【0029】IC3も、図5に示されたものと同一の構
成であるが、DMAアクノリッジ信号52の替わりにD
MAアクノリッジ信号53がANDゲート17相当のも
の、およびANDゲート23相当のものに入力される。
【0030】次に、本実施の形態のDMAによるデータ
転送装置の動作について図面を参照して説明する。
【0031】図2は、システムコントローラIC1から
IC2へDMA転送が行われるときの動作を説明するタ
イムチャートである。
【0032】図2において、システムコントローラIC
1からIC2へはクロック56のHiの期間でDMA転
送し、IC3へはLo(低電位)の期間でDMA転送し
ている。システムコントローラIC1内で内部出力デー
タバスライン61上のデータと内部出力データバスライ
ン62上のデータとがクロック56の1周期間に半周期
ずつ有効な信号として合成されて外部データバスライン
51に送出されている。IC2または3に個別に接続さ
れているDMAアクノリッジ信号52または53がHi
の期間、内部出力データバスライン61または62のデ
ータが有効であることを示している。
【0033】DMA転送によりシステムコントローラI
C1がデータを送信する動作を図4を用いて詳細に説明
する。データ制御回路出力部4にはクロック56の立ち
上がり同期で出力されてくる内部出力データバスライン
61上のデータを同じくクロック56の立ち上がり同期
で動作するFF9でラッチする。その出力はその先のク
ロック56の1周期のHi期間だけHiになるDMAア
クノリッジ信号52で制御されるスリーステートバッフ
ァ11に入力され出力期間が制御される。また、クロッ
ク56の立ち下がり同期で出力されてくる内部出力デー
タバスライン62上のデータを、同じくクロック56の
立ち下がり同期で動作するFF10でラッチする。FF
10の出力はその先のクロック1周期のLo期間だけH
iになるDMAアクノリッジ信号53で制御されるスリ
ーステートバッファ12に入力され出力期間が制御され
る。
【0034】そして、スリーステートバッファ11とス
リーステートバッファ12との出力側が接続された外部
データバスライン51を使ってIC2およびIC3にD
MAデータ転送が行われる。スリーステートバッファ1
1、スリーステートバッファ12の制御信号であるDM
Aアクノリッジ信号52とDMAアクノリッジ信号53
とは、同時にHiになることがないので外部データバス
ライン51上で出力データ同時が衝突することはない。
【0035】システムコントロールIC1がデータを送
出するDMA転送時の受信側の動作をIC2について説
明する。図5を用いて詳細に説明すると、データ制御回
路入力部6には外部データバスライン51とDMAアク
ノリッジ信号52が入力されたANDゲート17があ
り、その出力はクロック56のLo期間のDMA転送で
あればクロック56の立ち上がり同期で動作するFF1
9でDMAデータをラッチし、クロック56のHi期間
のDMA転送であればクロック56の立ち下がり同期で
動作するFF20でDMA転送データをラッチする。そ
してそれらの2つの信号はORゲート22で合成され、
1つの内部入力データバスライン81に出力される。こ
れらのORゲート22に入力されるFF19および20
の出力信号は入力段のANDゲート17により必要時以
外Loの状態になっているので互いのデータを破壊する
ことはない。
【0036】図1に示す本実施の形態では、DMAアク
ノリッジ信号52がIC2に出力されているので、AN
Dゲート17がクロック56のHiの期間の外部データ
バスライン51上のデータを通し、このデータがFF1
9にラッチされ、内部データバスライン81に出力され
る。このときのバス等の信号の状態を図2を用いて説明
すると、クロック56がHiの期間で行われたDMA転
送データは図中のIC2側の内部データバスライン81
に表されている。
【0037】一方、システムコントローラIC1からI
C3へDMAアクノリッジ信号53が送られ、IC3で
のANDゲート17相当のANDゲートでクロック56
がLoの期間の外部データバスライン51上のデータを
通し、クロック56がLoの期間で行われたDMA転送
データが図2中に示すIC3側の内部データバスライン
82に表されている。
【0038】次に、IC2からシステムコントローラI
C1へDMA転送が行われるときの動作を図3のタイム
チャートを用いて説明する。
【0039】図3では、IC2がクロック56のHiの
期間でのDMA転送を行い、IC3がLoの期間でのD
MA転送を行っている時の信号状態が表されている。I
C2からのDMA転送データは、そのDMAアクノリッ
ジ信号52のHi期間に同期して出力され、IC3から
のDMA転送データは、そのDMAアクノリッジ信号5
3のHi期間に同期して出力されてくる。システムコン
トローラIC1に取り込まれたDMA転送データは、ク
ロック56のHiの期間有効である信号を内部入力デー
タバスライン71に、Loの期間有効である信号を内部
入力データバスライン72にへと分離している。
【0040】IC2のDMA転送時の送信側の動作を図
5を用いて詳細に説明する。IC2の内部出力データバ
スライン91には、クロック56の立ち上がり同期で転
送データが出力されてくる。データ制御回路出力部7の
ANDゲート23の出力で制御されるスリーステートバ
ッファ24は、DMA転送のデータ出力時に出力有効信
号27がHiになっていて、DMAアクノリッジ信号5
2がHiの時、すなわちクロック56がHiの時に、内
部出力データバスライン91で転送されてきたデータを
外部データバスライン51に送出する。
【0041】一方、IC3においては、ANDゲート2
3相当のANDゲートが図3に示すIC3自らのDMA
出力有効信号29とDMAアクノリッジ信号53を入力
し、このANDゲートの出力に制御されるスリーステー
トバッファが、クロック56がLoの時にIC3の図3
に示す内部出力データバスライン92上のデータを外部
データバスライン51に送出する。
【0042】スリーステートバッファ24は、ANDゲ
ート23の出力がHiの時にドライブ状態になる。AN
Dゲート23に入力されるDMAアクノリッジ信号52
(または53)がHiの時にスリーステートバッファ2
4は、データを外部データバス51に出力し、DMAア
クノリッジ信号52および53は、クロック56の半周
期ずつ交互にHiになり、同時にHiになることはない
ので、外部データバスライン51で、IC2からのデー
タとIC3からのデータとが衝突することはない。
【0043】IC2および3からのDMAデータ転送の
システムコントローラIC1の受信動作を図4を用いて
詳細に説明する。データ制御回路入力部5内のFF13
は、クロック56の立ち下がり同期で動作し、外部デー
タバスライン51上にクロック56のHiの期間に出力
されてくるDMA転送データをラッチし、内部入力デー
タバスライン71にDMA転送データを転送する。デー
タ制御回路入力部5内のもう一方のFF14は、クロッ
ク56の立ち上がり同期で動作し、外部データバスライ
ン51上をクロック56のLoの期間に出力されてくる
DMA転送データをラッチし、内部入力データバスライ
ン72にDMA転送データを転送する。従って本実施の
形態では、IC2からのデータが内部入力データバスラ
イン71に転送され、IC3からのデータが内部入力デ
ータバスライン72に転送される。内部入力データバス
ライン71、72上のデータは、その先のDMAコント
ローラへ転送される。
【0044】実施の形態のデータ転送装置では、DMA
転送の方向はクロック56の1周期内毎に独立している
ので、クロック56のHiパルス期間、Loパルス期間
での単方向、もしくは双方向でもDMA転送が実現でき
る。すなわち、システムコントロールIC1からIC2
およびIC3へデータを連続的に送るように単方向のデ
ータ転送を行うこともできるし、クロック56のHiパ
ルス期間には、システムコントロールIC1からIC2
へデータを送り、Loパルス期間にはIC3からシステ
ムコントロールIC1へデータを送るように双方向のデ
ータ転送を行うこともできる。
【0045】図6は、本発明の他の実施の実施の形態の
DMAによるデータ転送装置のブロック図である。
【0046】図6のシステムコントローラIC101
は、図4に示すシステムコントローラIC1のデータ制
御回路出力部4およびデータ制御回路入力部5にセレク
タ26が追加して設けられたものである。図には示して
いないが、外部データバスライン102には、システム
コントローラIC101のほか図1のIC2、3と同じ
複数のDMA転送相手のICが接続され、これら複数の
DMA転送相手ICそれぞれとセレクタ26との間にD
MAアクノリッジ信号103の信号線が接続され、複数
のDMA転送相手ICそれぞれからDMAリクエスト信
号104がシステムコントローラIC101へ送出され
てくる。
【0047】セレクタ26へはクロック56の1周期の
Hiパルス期間発行されるDMAアクノリッジ信号5
2、Lo期間発行されるDMAアクノリッジ信号53が
共に入力されており、DMAアクノリッジセレクト信号
105でDMAアクノリッジ信号52が送出されるDM
A転送相手ICおよびDMAアクノリッジ信号53が送
出されるDMA転送相手ICが選択される。選択した2
つのDMA転送相手ICに対して、クロック56の1周
期間のHiパルス期間発行されるDMAアクノリッジ信
号52か、Loパルス期間発行されるDMAアクノリッ
ジ信号53が発行されることになり、システムコントロ
ールIC101と選択した2つのDMA転送相手ICと
は、図1のシステムコントロールIC1とIC2、3と
同じ関係になる。よって、システムコントローラIC1
01は、DMA転送を行いたいDMA転送相手ICに対
してDMAアクノリッジ信号52、53を発行するよう
にDMAアクノリッジセレクト信号105を設定するだ
けで、図1のDMAによるデータ転送装置で説明した2
倍速のDMA転送が可能となる。
【0048】本実施の形態は、セレクタ26を追加する
ことにより複数のDMAアクノリッジ信号52、53の
制御が可能となることにより、システムコントローラI
Cを含めて4つ以上のIC間で2倍速のDMA転送がで
きる新たな効果を有する。
【0049】なお、上述の説明で、クロック56の立ち
上がりで内部出力データバスライン61に転送データが
出力され、立下りで内部出力データバスライン62に転
送データが出力され、さらにクロック56の立ち上がり
で内部出力データバスライン91にデータが出力され、
立下りで内部出力データバスライン92にデータが出力
される場合について説明したが、本発明はこれに限定さ
れず、例えば内部出力データバスライン61、62、9
1および92の全てにクロック56の立ち上がり時にデ
ータが出力されるようにしてもよい。
【0050】
【発明の効果】第1の効果は、DMA転送時にクロック
1周期間に2つのDMA転送が単方向でも双方向でも行
えるために、高い転送レートが実現できることである。
【0051】その理由は、クロックの立ち上がりエッジ
同期のHiパルス期間のDMA転送と、立ち下がりエッ
ジ同期のLoパルス期間のDMA転送とを行い、クロッ
クの1周期間内に2つのDMA転送ができるからであ
る。
【0052】第2の効果は、システムコントローラ回路
側のDMA転送データの管理対象のパフォーマンスを限
りなく使い切ることができることである。
【0053】その理由は、システムコントローラ回路側
のDMA転送対象が高速なメモリーであり、I/O回路
等のDMA転送相手の回路側が低速であったとしても、
クロック1周期で2倍の転送ができるために低速なI/
O回路等の側にあわせることなく、高速に2つの対象に
DMA転送できるのためである。
【0054】第3の効果は、EMI的に放射ノイズが抑
えられることである。
【0055】その理由は、DMA転送効率を上げるため
にDMA転送クロックをあげることなく、またデータバ
ス幅を広げることもなく効率的なDMA転送ができるか
らである。
【0056】第4の効果は、コンパクトなレイアウト
で、そして低コストな基板設計ができることことであ
る。
【0057】その理由は、本発明によれば、転送クロッ
クを上げる必要がないためにEMI対策部品等の追加
や、一度に転送できるデータを増やすためにデータバス
幅を広げる必要がないので基板上のパターンの引き回し
が容易に行え、基板表面積、基板層数を抑えることがで
きるからである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態のDMAによるデータ転送
装置のブロック図である。
【図2】図1に示すDMAによるデータ転送装置のシス
テムコントローラIC1からIC2、3へDMA転送す
る場合の各信号波形を示すタイムチャートである。
【図3】図1に示すDMAによるデータ転送装置のIC
2、3からシステムコントローラIC1へDMA転送す
る場合の各信号波形を示すタイムチャートである。
【図4】図1中のデータ制御回路出力部4およびデータ
制御回路入力部5のブロック図である。
【図5】図1中のデータ制御回路出力部6およびデータ
制御回路入力部7のブロック図である。
【図6】本発明の他の実施の形態のDMAによるデータ
転送装置のブロック図である。
【符号の説明】
1 システムコントローラIC 2 IC 3 IC 4 データ制御回路出力部 5 データ制御回路入力部 6 データ制御回路出力部 7 データ制御回路入力部 8 インバータ 9 FF 10 FF 11 スリーステートバッファ 12 スリーステートバッファ 13 FF 14 FF 17 ANDゲート 19 FF 20 FF 21 インバータ 22 ORゲート 23 ANDゲート 24 スリーステートバッファ 26 セレクタ 27 出力有効信号 28 制御回路 29 出力有効信号 51 外部データバスライン 52 DMAアクノリッジ信号 53 DMAアクノリッジ信号 54 DMAリクエスト信号 55 DMAリクエスト信号 56 クロック 61 内部出力データバスライン 62 内部出力データバスライン 71 内部入力データバスライン 72 内部入力データバスライン 81 内部入力データバスライン 91 内部出力データバスライン 101 システムコントローラIC 102 外部データバスライン 103 DMAアクノリッジ信号 104 DMAリクエスト信号 105 DMAアクノリッジセレクト信号

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 システムコントローラ回路と第1および
    第2の回路とを共通のデータバスラインで接続し、この
    データバスラインを通してクロック信号のHiパルス期
    間で前記システムコントロール回路と前記第1の回路と
    の間でデータを転送し、クロック信号のLoパルス期間
    で前記システムコントロール回路と前記第2の回路との
    間でデータを転送し、前記データバスラインはクロック
    信号の1周期で2回のデータ転送を行うことを特徴とす
    るDMAによるデータ転送方法。
  2. 【請求項2】 システムコントロール回路と第1〜第n
    (このnは2以上の整数)の回路とを共通のデータバス
    ラインで接続し、前記システムコントロール回路はクロ
    ック信号のHiパルス期間に第1のアクノリッジ信号を
    Loパルス期間に第2のアクノリッジ信号を発生し、前
    記第1のアクノリッジ信号を前記第1〜第nの回路から
    選択した一の回路に送り、前期第2のアクノリッジ信号
    を第1〜第nの回路から選択した他の回路に送り、前記
    データバスラインを通して前記クロック信号のHiパル
    ス期間で前記システムコントロール回路と前記一の回路
    との間でデータを転送し、クロック信号のLoパルス期
    間で前記システムコントロール回路と前記他の回路との
    間でデータを転送し、前記データバスラインはクロック
    信号の1周期で2回のデータ転送を行うことを特徴とす
    るDMAによるデータ転送方法。
  3. 【請求項3】 システムコントロール回路ならびに第1
    および第2の回路を接続するデータバスラインと、この
    データバスラインを通してクロック信号のHiパルス期
    間で前記システムコントロール回路と前記第1の回路と
    の間でデータを転送し、クロック信号のLoパルス期間
    で前記システムコントロール回路と前記第2の回路との
    間でデータを転送するデータ転送手段とを含むことを特
    徴とするDMAによるデータ転送装置。
  4. 【請求項4】 システムコントローラ回路ならびに第1
    および第2の回路を接続するデータバスラインと、前記
    システムコントローラ回路に接続された第1および第2
    の内部出力データバスラインと、 クロック信号の立ち上がり時に前記第1の内部出力デー
    タバスラインで転送されてきたデータを取り込む第1の
    フリップフロップと、クロック信号の立ち下がり時に前
    記第2の内部出力データバスラインで転送されてきたデ
    ータを取り込む第2のフリップフロップと、クロック信
    号のHiパルス期間に出力される第1のアクノリッジ信
    号に制御されクロック信号のHiパルス期間にのみ前記
    第1のフリップフロップの出力を前記データバスライン
    に送出する第1のスリーステートバッファと、クロック
    信号のLoパルス期間に出力される第2のアクノリッジ
    信号に制御されクロック信号のLoパルス期間にのみ前
    記第2のフリップフロップの出力を前記データバスライ
    ンに送出する第2のスリーステートバッファと、 前記第1のアクノリッジ信号が出力されている時に前記
    データバスラインで転送されてきたデータを取り込んで
    出力する前記第1の回路に設けられた第1のアンドゲー
    トと、この第1のアンドゲートの出力をクロック信号の
    立ち上がり時に取り込む第3のフリップフロップと、前
    記第1のアンドゲートの出力をクロック信号の立ち下が
    り時に取り込む第4のフリップフロップと、前記第3の
    フリップフロップの出力および前記第4のフリップフロ
    ップの出力を前記第1の回路に設けられた第1の内部入
    力データバスラインに送出する第1のオアゲートと、 前記第2のアクノリッジ信号が出力されている時に前記
    データバスラインで転送されてきたデータを取り込んで
    出力する前記第2の回路に設けられた第2のアンドゲー
    トと、この第2のアンドゲートの出力をクロック信号の
    立ち上がり時に取り込む第5のフリップフロップと、前
    記アンドゲートの出力をクロック信号の立ち下がり時に
    取り込む第6のフリップフロップと、前記第5のフリッ
    プフロップの出力および前記第6のフリップフロップの
    出力を前記第2の回路に設けられた第2の内部入力デー
    タバスラインに送出する第2のオアゲートとを含むこと
    を特徴とするDMAによるデータ転送装置。
  5. 【請求項5】 システムコントローラ回路ならびに第1
    および第2の回路を接続するデータバスラインと、前記
    システムコントローラ回路に接続された第1および第2
    の内部出力データバスラインと、 クロック信号の立ち上がり時に前記第1の内部出力デー
    タバスラインで転送されてきたデータを取り込む第1の
    フリップフロップと、クロック信号の立ち下がり時に前
    記第2の内部出力データバスラインで転送されてきたデ
    ータを取り込む第2のフリップフロップと、クロック信
    号のHiパルス期間に出力される第1のアクノリッジ信
    号に制御されクロック信号のHiパルス期間にのみ前記
    第1のフリップフロップの出力を前記データバスライン
    に送出する第1のスリーステートバッファと、クロック
    信号のLoパルス期間に出力される第2のアクノリッジ
    信号に制御されクロック信号のLoパルス期間にのみ前
    記第2のフリップフロップの出力を前記データバスライ
    ンに送出する第2のスリーステートバッファと、 前記第1のアクノリッジ信号が出力されている時に前記
    データバスラインで転送されてきたデータを取り込んで
    出力する前記第1の回路に設けられた第1のアンドゲー
    トと、この第1のアンドゲートの出力をクロック信号の
    立ち上がり時に取り込む第3のフリップフロップと、前
    記第1のアンドゲートの出力をクロック信号の立ち下が
    り時に取り込む第4のフリップフロップと、前記第3の
    フリップフロップの出力および前記第4のフリップフロ
    ップの出力を前記第1の回路に設けられた第1の内部入
    力データバスラインに送出する第1のオアゲートと、 前記第2のアクノリッジ信号が出力されている時に前記
    データバスラインで転送されてきたデータを取り込んで
    出力する前記第2の回路に設けられた第2のアンドゲー
    トと、この第2のアンドゲートの出力をクロック信号の
    立ち上がり時に取り込む第5のフリップフロップと、前
    記アンドゲートの出力をクロック信号の立ち下がり時に
    取り込む第6のフリップフロップと、前記第5のフリッ
    プフロップの出力および前記第6のフリップフロップの
    出力を前記第2の回路に設けられた第2の内部入力デー
    タバスラインに送出する第2のオアゲートと、 前記第1の回路に設けられた第3の内部出力データバス
    ラインと、前記第1のアクノリッジ信号に制御され前記
    第2の回路のデータ出力時のクロック信号のHiパルス
    期間にのみ前記第3の内部出力データバスラインの転送
    データを前記データバスラインに送出する第3のスリー
    ステートバッファと、 前記第2の回路に設けられた第4の内部出力データバス
    ラインと、前記第2のアクノリッジ信号に制御され前記
    第3の回路のデータ出力時のクロック信号のLoパルス
    期間にのみ前記第4の内部出力データバスラインの転送
    データを前記データバスラインに送出する第4のスリー
    ステートバッファと、 クロック信号の立ち下がり時に前記データバスラインで
    転送されてきたデータを取り込み出力を前記システムコ
    ントローラ回路に接続された第3の内部入力データバス
    ラインに送出する第9のフリップフロップと、クロック
    信号の立ち上がり時に前記データバスラインで転送され
    てきたデータを取り込み出力を前記システムコントロー
    ラ回路に接続された第4の内部入力データバスラインに
    送出する第10のフリップフロップとを含むことを特徴
    とするDMAによるデータ転送装置。
  6. 【請求項6】 システムコントローラ回路と、第1〜第
    n(このnは、2以上の整数)の回路と、前記システム
    コントローラおよび第1〜第nの回路を接続するデータ
    バスラインとを備え、 前記システムコントローラ回路は、第1および第2の内
    部出力データバスラインが接続され、 クロック信号の
    立ち上がり時に前記第1の内部出力データバスラインで
    転送されてきたデータを取り込む第1のフリップフロッ
    プと、クロック信号の立ち下がり時に前記第2の内部出
    力データバスラインで転送されてきたデータを取り込む
    第2のフリップフロップと、クロック信号のHiパルス
    期間に出力される第1のアクノリッジ信号に制御されク
    ロック信号のHiパルス期間にのみ前記第1のフリップ
    フロップの出力を前記データバスラインに送出する第1
    のスリーステートバッファと、クロック信号のLoパル
    ス期間に出力される第2のアクノリッジ信号に制御され
    クロック信号のLoパルス期間にのみ前記第2のフリッ
    プフロップの出力を前記データバスラインに送出する第
    2のスリーステートバッファと、前記第1のアクノリッ
    ジ信号を前記第1〜第nの回路から選択した一の回路に
    送出し前記第2のアクノリッジ信号を前記第1〜第nか
    ら選択した他の回路に送出するセレクタとを備え、 前記第1〜第nの回路のそれぞれは、内部入力データバ
    スラインと、前記セレクタにより選択されて前記第1ま
    たは第2のアクノリッジ信号が入力された時に前記デー
    タバスラインの転送データを出力するアンドゲートと、
    このアンドゲートの出力をクロック信号の立ち上がり時
    に取り込む第3のフリップフロップと、前記アンドゲー
    トの出力をクロック信号の立ち下がり時に取り込む第4
    のフリップフロップと、前記第3のフリップフロップの
    出力および前記第4のフリップフロップの出力を前記内
    部入力データバスラインに送出するオアゲートとを備え
    たことを特徴とするDMAによるデータ転送装置。
  7. 【請求項7】 システムコントローラ回路と、第1〜第
    n(このnは、2以上の整数)の回路と、前記システム
    コントローラおよび第1〜第nの回路を接続するデータ
    バスラインとを備え、 前記システムコントローラ回路は、第1および第2の内
    部出力データバスラインならびに第3および第4の内部
    入力データバスラインが接続され、クロック信号の立ち
    上がり時に前記第1の内部出力データバスラインで転送
    されてきたデータを取り込む第1のフリップフロップ
    と、クロック信号の立ち下がり時に前記第2の内部出力
    データバスラインで転送されてきたデータを取り込む第
    2のフリップフロップと、クロック信号のHiパルス期
    間に出力される第1のアクノリッジ信号に制御されクロ
    ック信号のHiパルス期間にのみ前記第1のフリップフ
    ロップの出力を前記データバスラインに送出する第1の
    スリーステートバッファと、クロック信号のLoパルス
    期間に出力される第2のアクノリッジ信号に制御されク
    ロック信号のLoパルス期間にのみ前記第2のフリップ
    フロップの出力を前記データバスラインに送出する第2
    のスリーステートバッファと、クロック信号の立下り時
    に前記データバスラインで転送されてきたデータを取り
    込み前記第3の内部入力データバスラインに送出する第
    9のフリップフロップと、クロック信号の立上り時に前
    記データバスラインで転送されてきたデータを取り込み
    前記第4の内部入力データバスラインに送出する第10
    のフリップフロップと、前記前記第1のアクノリッジ信
    号を前記第1〜第nの回路から選択した一の回路に送出
    し前記第2のアクノリッジ信号を前記第1〜第nから選
    択した他の回路に送出するセレクタとを備え、 前記第1〜第nの回路のそれぞれは、内部入力データバ
    スラインと、内部出力バスラインと、前記セレクタによ
    り選択されて前記第1または第2のアクノリッジ信号が
    入力された時に前記データバスラインの転送データを出
    力するアンドゲートと、このアンドゲートの出力をクロ
    ック信号の立ち上がり時に取り込む第3のフリップフロ
    ップと、前記アンドゲートの出力をクロック信号の立ち
    下がり時に取り込む第4のフリップフロップと、前記第
    3のフリップフロップの出力および前記第4のフリップ
    フロップの出力を前記内部入力データバスラインに送出
    するオアゲートと、データの出力時に前記セレクタによ
    り選択されて前記第1または第2のアクノリッジ信号が
    入力された時に前記内部出力データバスラインの転送デ
    ータを前記データバスラインに送出するスリーステート
    バッファとを備えたことを特徴とするDMAによるデー
    タ転送装置。
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