JP2002215091A - プラズマディスプレイパネルの駆動方法及び駆動回路 - Google Patents

プラズマディスプレイパネルの駆動方法及び駆動回路

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JP2002215091A
JP2002215091A JP2001014125A JP2001014125A JP2002215091A JP 2002215091 A JP2002215091 A JP 2002215091A JP 2001014125 A JP2001014125 A JP 2001014125A JP 2001014125 A JP2001014125 A JP 2001014125A JP 2002215091 A JP2002215091 A JP 2002215091A
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electrode
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Taku Sekizawa
卓 関澤
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 データ電極側を駆動するスイッチング回路
が、書き込み放電に必要な最大電圧の振幅でスイッチン
グ動作を繰り返すため、画像データの変化量が増加する
と、回路の無効電力が増加し、PDP表示装置の消費電
力が増加する。 【解決手段】 映像信号検出回路41とバイアス出力制
御回路42とデータ電極選択回路46を設け、データ電
極選択回路の内部にあるスイッチ駆動部の一方にスイッ
チ駆動部の閾値電圧よりも低いバイアス電圧パルスを印
加し、2値のデータパルスをバイアス電圧パルスに重畳
した3値のパルスをデータ電極に印加することにより、
データ電極側の駆動電圧を低下させ、PDP表示装置の
消費電力を削減することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像表示システム
に関するもので、特に近年進展が著しいパーソナルコン
ピュータやオフィスワークステーション、ないしは将来
の発展が期待されている壁掛けテレビ等に用いられる、
ドットマトリクスタイプのプラズマディスプレイパネル
表示システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、画像表示システムにおいては大型
化、薄型化が進む傾向にある。その一方、環境の面から
は省エネルギー、低消費電力が求められるため、PDP
表示システムに関しても消費電力を削減することが要求
される。
【0003】従来、PDP表示システムの消費電力の低
減としては特開平6−186927号や特開平9−27
4465号に記載されたものが知られている。
【0004】従来のPDPパネルは、図15に示すよう
な構成のものが一般的である。
【0005】図15において、前面基板2上には帯状の
第1表示電極群4と、帯状の第2表示電極群5が形成さ
れ、第1表示電極群4、第2表示電極群5は鉛ガラスな
どからなる誘電体ガラス層8で覆われており、誘電体ガ
ラス層8の表面はMgO蒸着膜などからなる保護層7で
覆われている。また、背面基板3上には帯状のデータ電
極群6と表面を覆う鉛ガラスなどからなる絶縁体層9が
設けられ、その上に隔壁11が配設され、隔壁で遮断さ
れている放電空間の周辺部には三原色である赤(R)、
緑(G)、青(B)の蛍光体が塗布されている。
【0006】従来のPDP駆動回路としては、図16及
び図17に示すような構成のものが一般的であり、従来
のPDPの駆動方法について図18を用いて説明する。
【0007】前面基板2上の第1表示電極群4、第2表
示電極群5と背面基板3上のデータ電極群6のそれぞれ
の誘電体表面上に初期化放電による壁電荷を形成させた
後、第1表示電極群4とデータ電極群6との間に選択的
に、零と或値の2値のデータ電圧を印加することによっ
て、選択された電極の交点でガス放電によって生じた電
荷を誘電体ガラス絶縁膜8に蓄積し、第1表示電極群4
を走査することにより1画面分の画素の壁電荷を蓄積す
る書き込み動作の後に、前面基板2上の第1表示電極群
4と第2表示電極群5との間に交流パルス電圧を印加す
る維持放電動作によって、書き込み動作において選択さ
れた放電セルが一斉に発光することによって画像を表示
する。
【0008】特開平6−186927号に記載されてい
る従来のPDP表示システムでは、図18に示すように
書き込み期間において第1表示電極群4及びデータ電極
群6の両電極に、零を基準とした正の電圧の2値パルス
を印加することで、駆動回路の回路構成を簡素化し、消
費電力の削減を図ろうとするものである。
【0009】また、特開平9−274465号に記載さ
れている従来のPDP表示システムでは、図19に示す
ように書き込み期間において第1表示電極群4を負の電
圧にバイアスすることで、データ電極群6を駆動する書
き込み電圧を低減し、消費電力の削減を図ろうとするも
のである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の構
成では、データ電極側を駆動するスイッチング回路が、
書き込み放電に必要な最大電圧の振幅でスイッチング動
作を繰り返すため、画像データの変化量が増加すると、
データ電極側を駆動するスイッチング回路のスイッチン
グ回数が多くなるため、データ電極側を駆動するスイッ
チング回路の無効電力が増加し、PDP表示装置全体の
消費電力が増加するという問題点を有している。
【0011】また、従来の構成では、データ電極側を駆
動するスイッチング回路が、書き込み放電に必要な最大
電圧の振幅でスイッチング動作を繰り返すため、画素数
の増加と共に、データ電極側を駆動するスイッチング回
路のスイッチング周波数が高くなるため、高周波のノイ
ズ成分が増大し、PDP表示装置の輻射レベルが悪化す
るという問題点を有している。
【0012】また、従来の構成では、書き込み期間にお
いて印加される書き込みパルス電圧はデータ電極駆動回
路の出力ドライバーICの耐圧制限を受けるため、放電
開始電圧の高いパネルを駆動する際には、書き込みパル
ス電圧が十分に高くとれず、データ書き込みが不安定に
なり、画像のちらつきや不点灯等といった画質劣化を起
こすという課題があった。
【0013】特に、高精細パネルの駆動では、短い書き
込みパルス時間内に放電を終わらせることが必要であ
り、その為には、データ電極駆動電圧はVGA画面表示
の場合に比べて高くなるという課題があった。
【0014】前記課題を解決する方法として、データ電
極駆動回路の出力ドライバーICにより高耐圧の半導体
チップを使用することが考えられるが、一般的にはこの
ようなドライバーICは大きな駆動回路のコストアップ
をもたらすという課題があった。
【0015】他に、特開平9−274465号に記載さ
れている、前記課題を解決する方法として、第1表示電
極側に負の高いバイアス電圧を印可するとデータ電極側
の書き込みパルス電圧を低くすることが可能であるが、
一方で第1表示電極のドライバーICにより高耐圧の半
導体チップを使用するため、かえって第1表示電極の駆
動回路の大幅なコストアップをもたらすという課題があ
った。
【0016】また、従来の構成では、書き込み期間にお
いてデータ電極側に印加される書き込みパルス電圧は全
て同じ値であるため、蛍光体やセル構造の違いにより放
電開始電圧の異なるブロックが存在するパネルを駆動す
る際には、動作電圧マージンが狭くなり、データ書き込
みが不安定になり、画像のちらつきや不点灯等といった
画質劣化を起こすという課題があった。
【0017】本発明は上記従来の課題を解決し、書き込
み期間における放電を安定化させることによって、高画
質で低コストなPDPを提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、本発明の請求項1に記載の発明は、画素データに応
じてデータパルスを印加するデータ書き込み期間を選択
し、選択されたデータ書き込み期間で点灯及び消灯を切
り換えるスイッチ駆動部の入力に一定のバイアス電圧パ
ルスを印加し、バイアス電圧パルスに2値のデータパル
スを重畳し、データ電極に3値のデータパルスを印加し
て放電空間に壁電荷を形成させるよう構成したものであ
る。
【0019】更に望ましい実施態様としては、点灯及び
消灯を選択するスイッチ駆動部に入力するバイアス電圧
パルスの電圧が、スイッチ駆動部が完全にオンする閾値
電圧より低くするよう構成したものである。
【0020】この課題を解決するために、本発明の請求
項3に記載の発明は、入力される画素データに応じてデ
ータパルスを印加するデータ書き込み期間を選択する映
像信号検出部と、選択されたデータ書き込み期間で点灯
及び消灯を切り換えるスイッチ駆動部と、スイッチ駆動
部の入力に一定のバイアス電圧パルスを印加するバイア
ス印加部と、バイアス電圧パルスに2値のデータパルス
を重畳して3値のパルスとしてデータ電極に印加するデ
ータ電極選択部を備えるよう構成したものである。
【0021】更に望ましい実施態様としては、スイッチ
駆動部に電解効果トランジスタを備えるよう構成したも
のである。
【0022】この課題を解決するために、本発明の請求
項5に記載の発明は、画素データに応じてデータパルス
を印加するデータ書き込み期間を選択し、選択されたデ
ータ書き込み期間で、点灯及び消灯を切り換えるスイッ
チ駆動部の入力に電圧の一定した第1のバイアス電圧パ
ルスを印加し、さらにデータ電極に電圧が一定した第2
のバイアス電圧パルスを印加することで、第1のバイア
ス電圧パルスに2値のデータパルスを重畳して3値のデ
ータパルスを形成し、第2のバイアス電圧パルスに3値
のデータパルスを重畳し、データ電極に3値以上のデー
タパルスを印加して放電空間に壁電荷を形成させるよう
構成したものである。
【0023】更に望ましい実施態様としては、点灯及び
消灯を選択するスイッチ駆動部に入力する第1のバイア
ス電圧パルスの電圧が、スイッチ駆動部が完全にオンす
る閾値電圧より低くなるよう構成したものである。
【0024】更に望ましい実施態様としては、データ電
極に印加する第2のバイアス電圧パルスの電圧が、デー
タ書き込み期間において第1の表示電極とデータ電極の
間でデータ書き込み放電が開始する書き込み放電開始電
圧より低くなるよう構成したものである。
【0025】この課題を解決するために、本発明の請求
項8に記載の発明は、入力される画素データに応じてデ
ータパルスを印加するデータ書き込み期間を選択する映
像信号検出部と、選択されたデータ書き込み期間で点灯
及び消灯を切り換えるスイッチ駆動部と、スイッチ駆動
部の入力に第1のバイアス電圧パルスを印加する第1バ
イアス印加部と、第1のバイアス電圧パルスに2値のデ
ータパルスを重畳して3値のデータパルスを形成するデ
ータ電極選択部と、データ電極に第2のバイアス電圧パ
ルスを印加する第2バイアス印加部を備えるよう構成し
たものである。
【0026】更に望ましい実施態様としては、スイッチ
駆動部に電解効果トランジスタを備えるよう構成したも
のである。
【0027】更に望ましい実施態様としては、第2バイ
アス印加部の出力端子に接続し、データ選択駆動回路の
信号入力線を電気的に絶縁し、かつ、信号入力線に入力
パルス信号を伝達する絶縁信号伝達部を備えるよう構成
したものである。
【0028】更に望ましい実施態様としては、絶縁信号
伝達部が、電気的に絶縁された対向する発光素子及び受
光素子との組み合わせからなるフォトカプラを備えるよ
う構成したものである。
【0029】更に望ましい実施態様としては、絶縁信号
伝達部が、電気的に絶縁されたパルストランスにより構
成したものである。
【0030】更に望ましい実施態様としては、絶縁信号
伝達部が、コンデンサを備えるよう構成したものであ
る。
【0031】この課題を解決するために、本発明の請求
項14に記載の発明は、画素データに応じてデータパル
スを印加するデータ書き込み期間を選択し、選択された
データ書き込み期間で、点灯及び消灯を切り換えるスイ
ッチ駆動部の入力に電圧の一定した第1のバイアス電圧
パルスを印加し、さらに赤、緑、青の各蛍光体を塗布し
たセルのデータ電極に各々独立した第2のバイアス電圧
パルス、第3のバイアス電圧パルス、第4のバイアス電
圧パルスを印加することで、第1のバイアス電圧パルス
に2値のデータパルスを重畳して3値のデータパルスを
形成し、第2のバイアス電圧パルスと第3のバイアス電
圧パルスと第4のバイアス電圧パルスの各々に3値のデ
ータパルスを重畳し、赤、緑、青の各蛍光体を塗布した
データ電極に3値以上のデータパルスを印加して、赤、
緑、青の各蛍光体を塗布したセルの放電空間において壁
電荷を形成させるよう構成したものである。
【0032】更に望ましい実施態様としては、第2のバ
イアス電圧パルスの電圧が第1の表示電極と赤の蛍光体
を塗布したデータ電極との書き込み放電開始電圧より低
く、第3のバイアス電圧パルスの電圧が第1の表示電極
と緑の蛍光体を塗布したデータ電極との書き込み放電開
始電圧より低く、第4のバイアス電圧パルスの電圧が第
1の表示電極と青の蛍光体を塗布したデータ電極との書
き込み放電開始電圧より低くするよう構成したものであ
る。
【0033】この課題を解決するために、本発明の請求
項16に記載の発明は、入力される画素データに応じて
赤、緑、青の各蛍光体を塗布したデータ電極に印加する
第2のバイアス電圧パルスと第3のバイアス電圧パルス
と第4のバイアス電圧パルスの各電圧値を調整する映像
信号処理部と、スイッチ駆動部の入力に第1のバイアス
電圧パルスを印加する第1バイアス印加部と、第1のバ
イアス電圧パルスに2値のデータパルスを重畳して3値
のデータパルスを形成するデータ電極選択部と、赤の蛍
光体を塗布したデータ電極に第2のバイアス電圧パルス
を印加する赤色第2バイアス印加部と、緑の蛍光体を塗
布したデータ電極に第3のバイアス電圧パルスを印加す
る緑色第2バイアス印加部と、青の蛍光体を塗布したデ
ータ電極に第4のバイアス電圧パルスを印加する青色第
2バイアス印加部を備えるよう構成したものである。
【0034】更に望ましい実施態様としては、データ電
極選択部の接地線を、赤色第2バイアス印加部、緑色第
2バイアス印加部、青色第2バイアス印加部の各出力端
子に接続し、データ電極選択部の赤、緑、青の各信号入
力線を電気的に絶縁し、かつ、赤、緑、青の各信号入力
線に入力パルス信号を伝達する赤色絶縁信号伝達部と、
緑色絶縁信号伝達部と、青色絶縁信号伝達部を備えるよ
う構成したものである。
【0035】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1の構成によっ
て、入力する画素データに応じてデータパルスを印加す
るデータ書き込み期間を選択し、選択された書き込み期
間で点灯と非点灯を切り換えるスイッチング回路の入力
に、スイッチング回路がオンする閾値電圧より低いバイ
アス電圧パルスを印加することで、スイッチング回路が
完全にオンするために必要な電圧が低下し、高周波のノ
イズ成分が減少し、スイッチング回路がスイッチング動
作を行う時の回路損失が低減し、PDP表示装置全体の
消費電力を削減できる。
【0036】また、本発明の請求項1の構成によって、
入力する画素データに応じてデータパルスを印加するデ
ータ書き込み期間を選択し、選択された書き込み期間で
点灯と非点灯を切り換えるスイッチング回路の入力に、
スイッチング回路がオンする閾値電圧より低いバイアス
電圧パルスを印加することで、スイッチング回路が完全
にオンするために必要な電圧が低下し、書き込み放電に
最大電圧の振幅でスイッチング動作を繰り返していたス
イッチング回路の振幅が小さくなるため、PDP表示装
置から出力する高周波のノイズ成分を削減できる。
【0037】本発明の請求項5の構成によって、入力す
る画素データに応じてデータパルスを印加するデータ書
き込み期間を選択し、選択された書き込み期間で点灯と
非点灯を切り換えるスイッチング回路の入力に、スイッ
チング回路がオンする閾値電圧より低いバイアス電圧パ
ルスを印加し、さらにデータ電極に書き込み放電が開始
する電圧よりも低い電圧を嵩上げすることで、データド
ライバーICに印加する電圧を低くし、書き込み放電時
の放電遅れを改善し、書き込み不良を著しく改善し、高
画質なPDPを、低コストで実現することができる。
【0038】本発明の請求項14の構成によって、入力
する画素データに応じてデータパルスを印加するデータ
書き込み期間を選択し、選択された書き込み期間で点灯
と非点灯を切り換えるスイッチング回路の入力に、スイ
ッチング回路がオンする閾値電圧より低いバイアス電圧
パルスを印加し、さらに赤、緑、青の各データ電極に書
き込み放電が開始する電圧よりも低い電圧を各色のデー
タ電極ごとに嵩上げすることで、赤、緑、青の各色のデ
ータドライバーICに印加する電圧が一番低い電圧値に
揃い、各色での動作マージンが広がり、各色での放電特
性を揃えることができる。
【0039】(実施の形態1)図1において、1〜35
は従来の技術における各種機能ブロック及び各種信号を
示し、41〜56は本発明の第1の実施形態における各
種機能ブロック及び各種信号を示している。
【0040】上記のように構成された本発明の第1の実
施形態について、図1〜図5を用いて以下その動作を説
明する。特に本発明ではデータ電極群6の駆動回路を中
心に説明するため、第1の表示電極群4、第2の表示電
極群5の駆動回路に関しては従来例と同じ働きをするも
のとして説明を割愛する。
【0041】図1において、従来の駆動回路との相違
は、入力される映像信号21の画素データを検出する映
像信号検出回路41と、検出された画素データに応じて
データパルスを印加するデータ書き込み期間を選択する
バイアス出力制御回路42と、選択されたデータ書き込
み期間で点灯及び消灯を切り換えるSW制御回路43
と、ハイサイドSW回路32の入力に一定のバイアス電
圧パルス53を印加するバイアス印加回路44と、バイ
アス電圧パルス53に2値のパルスであるハイサイドS
W制御信号54を重畳して3値のパルスの加算器出力信
号55としてハイサイドSW回路32に印加する加算器
を備えることで、ハイサイドSW回路32には、データ
書き込み期間で点灯状態が続く間は閾値電圧よりも低い
バイアス電圧パルス53が印加されているため、ハイサ
イドSW回路32が完全にオンするために必要なハイサ
イドSW制御信号54の電圧値は小さくなり、ハイサイ
ドSW回路32及びローサイドSW回路33のスイッチ
ング回路がスイッチング動作を行う時の回路損失が低減
されるため、PDP表示装置全体の消費電力を低減でき
ることである。
【0042】次に、データ電極駆動回路のスイッチング
回路動作を、図2から図5を用いて説明する。
【0043】図3において、ハイサイドSW回路32と
ローサイドSW回路33は、同時にオンすることのない
ように、状態A、状態B、状態C、状態Dを繰り返すこ
とでデータ電極群6の表示と非表示を切り換える動作を
行う。
【0044】図4において、従来例では状態Aから状態
BのハイサイドSW回路32がオフからオンに遷移する
動作と、状態Bから状態CにハイサイドSW回路32が
オンからオフに遷移する動作の際には、ハイサイドSW
回路32の閾値電圧Vth以上の電圧変化が必要であっ
た。
【0045】しかし、図5において本発明の第1の実施
形態では、ハイサイドSW回路32の閾値電圧Vthよ
りも低いバイアス電圧Vbを予めハイサイドSW回路3
2の入力部に印加し、バイアス電圧VbにハイサイドS
W制御信号54を重畳することで、状態Aから状態Bの
ハイサイドSW回路32がオフからオンに遷移する動作
と、状態Bから状態CにハイサイドSW回路32がオン
からオフに遷移する動作の際には、ハイサイドSW制御
信号54が閾値電圧Vthからバイアス電圧Vbを差し
引いた(Vth−Vb)以上の電圧変化があればハイサ
イドSW回路32のオン/オフの切り換えを制御するこ
とができる。
【0046】図18において、従来例でのスイッチング
回路の回路損失Paは Pa=αCVa2f α:比例定数 C:第1表示電極とデータ電極間のパネル容量 Va:データ電極の駆動電圧 f:書き込み周波数 一方、図2において、本発明の第1の実施形態でのスイ
ッチング回路の回路損失Pbは Pb=αC(VaーVb)2f=Pa−αCf(2Va
−Vb2)<Pa 尚、Vbはハイ側スイッチング回路38のバイアス電圧
である。
【0047】本発明の第1の実施形態において、Va=
約80V、Vb=約15Vに設定した場合、上記計算式
より約30%程度の電力削減が図れる。
【0048】このように図1において、映像信号検出回
路41と、バイアス出力制御回路42と、SW制御回路
43と、バイアス印加回路44と、加算器45を設ける
ことにより、入力する画素データに応じてデータパルス
を印加するデータ書き込み期間を選択し、選択された書
き込み期間で点灯と非点灯を切り換えるスイッチング回
路の入力に、スイッチング回路がオンする閾値電圧より
低いバイアス電圧パルスを印加することで、スイッチン
グ回路が完全にオンするために必要な電圧が低下し、ス
イッチング回路がスイッチング動作を行う時の回路損失
が低減し、PDP表示装置全体の消費電力を削減できる
という有利な効果が得られる。
【0049】また、映像信号検出回路41と、バイアス
出力制御回路42と、SW制御回路43と、バイアス印
加回路44と、加算器45を設けることにより、入力す
る画素データに応じてデータパルスを印加するデータ書
き込み期間を選択し、選択された書き込み期間で点灯と
非点灯を切り換えるスイッチング回路の入力に、スイッ
チング回路がオンする閾値電圧より低いバイアス電圧パ
ルスを印加することで、スイッチング回路が完全にオン
するために必要な電圧が低下し、書き込み放電に最大電
圧の振幅でスイッチング動作を繰り返していたスイッチ
ング回路の振幅が小さくなるため、PDP表示装置から
出力する高周波のノイズ成分を削減できるという有利な
効果も得られる。
【0050】なお、スイッチング回路の抵抗値や閾電圧
等の回路条件のばらつきに応じて、加算するバイアス電
圧の電圧値を変えることはいうまでもない。
【0051】なお、本発明の第1の実施形態の中で、初
期化パルスを2値として説明してきたが、2値の初期化
パルスだけでなく、上り勾配及び下り勾配をもつ多値の
初期化パルスを用いても同じ動作をすることはいうまで
もない。
【0052】(実施の形態2)図6において、1〜35
は従来の技術における各種機能ブロック及び各種信号を
示し、41〜56は本発明の第1の実施形態における各
種機能ブロック及び各種信号を示し、61〜68は本発
明の第2の実施形態における各種機能ブロック及び各種
信号を示している。
【0053】以下、本発明の第2の実施形態について図
6から図11を用いて説明する。特に本発明ではデータ
電極群6の駆動回路を中心に説明するため、第1の表示
電極群4、第2の表示電極群5の駆動回路に関しては従
来例と同じ働きをするものとして説明を割愛する。
【0054】図6において、従来例及び本発明の第1の
実施形態の駆動回路との相違は、入力される画素データ
に応じてデータパルスを印加するデータ書き込み期間を
選択し、選択されたデータ書き込み期間で、点灯及び消
灯を切り換えるデータ電極選択回路62と、データ電極
選択回路62のハイサイドSW回路の入力にスイッチン
グ回路がオンする閾値電圧より低い第1バイアス電圧パ
ルス65を印加する第1バイアス印加回路61と、デー
タ電極に、書き込み放電が開始する電圧よりも低い第2
バイアス電圧パルス67を嵩上げして印加する第2バイ
アス印加回路63と、第1バイアス電圧パルス65に2
値のデータパルスを重畳して3値のデータパルスを形成
し、第2バイアス電圧パルス67に3値のデータパルス
を重畳し、データ電極に3値以上のデータ電極駆動信号
68を出力する絶縁信号伝達回路64を備えることで、
データドライバーICに印加する電圧を低くし、書き込
み不良を著しく改善し、高画質なPDPを低コストで実
現できることである。
【0055】また、データ電極電位は、表示、非表示の
データに応じた書き込みデータパルス電圧に従って上下
に変化するが、これらの値は、初期化期間中のデータ電
極電位よりも、書き込みパルスに重畳されたバイアスパ
ルス電圧分だけ(符号を含めて)電位を高くしてある。
これにより、初期化期間に蓄積された第1の表示電極及
びデータ電極の壁電圧が、従来の駆動方法と同じ値のま
まで書き込み期間に利用することが可能となるので、書
き込み電圧の低電圧化には有効である。
【0056】もし、全駆動期間内に一定の振幅のバイア
ス電圧を印加する場合には、初期化期間においてデータ
電極と第1の表示電極間に蓄積される壁電圧は、バイア
ス電圧分だけ低くなるので有効な方法ではない。この点
が本発明の要点である。
【0057】加えて、書き込みパルス電位をバイアスパ
ルス電圧分だけ嵩上げすることが可能となるので、同じ
データパルス電圧でも、バイアスパルス電圧分だけ高い
データ電極電位を印加することが可能となり、さらに、
表示選択データに対しては確実にセルの選択放電が可能
となり、画質向上が可能となる。
【0058】また、非表示選択データに対しては、同様
にバイアスパルス電圧分だけデータ電極電位が高くなる
が、非放電電圧以下であれば、データ電極と第1の表示
電極間に放電は起こらず、蓄積された壁電圧はそのまま
維持されるが、その後の維持放電に於いて第1の表示電
極に印加される電圧とは逆極性の壁電圧となるので、維
持放電は起こらず、非表示状態が実現される。
【0059】図8に、データ書き込み電圧をパラメータ
としたときの第1表示電極に形成される壁電圧の一例を
示す。
【0060】この様にある閾値電圧Vdmax(この場合、
Vdmax=約100V)以上では表示選択放電が生起し、
第1及び第2表示電極間の主放電を、第1電極走査パル
ス期間内に完全に完結させることが判った。この閾電圧
値以上で壁電圧が緩やかに上昇しているのは、データ電
圧上昇に伴うデータ電極第1表示電極間放電による壁電
圧増加分であると考えられる。また、Vdmin(この場
合、Vdmin=約40V)電圧以下のデータ電圧では壁電
圧変化は起らず放電が起こらないことを示している。
【0061】図8の例において、図7の各種電圧はVdm
in=約40V、Vdmax=約100V、Vth=約15Vよ
り Va=約100V Vb=約15V Vc=約40V データドライバーIC印加電圧(Vdata) Vdata=Vdmax−Vdmin−Vb=約45V 第1バイアス電圧パルス=Vb=約15V 第2バイアス電圧パルス=Vc=約40V この様に、図7に於けるデータ電極電位において、表示
選択時と非表示選択時の値を、それぞれVdmax以上、V
dmin電圧以下とすることにより完全選択放電及び完全非
選択放電が可能となる。即ち、書き込みデータパルス電
圧は(Vdmax−Vdmin)以上の値を設定することが好ま
しい。また、図8の例では、第1バイアス電圧パルス電
圧を約15V程度、第2バイアス電圧パルス電圧を約4
0V程度の値を設定することが好ましい。
【0062】この様な構成とすることにより、従来では
Vdmaxの(100V以上の)電圧出力を駆動できるデー
タ電極駆動回路のドライバーICが必要となり、高いV
dmax値を呈するPDPを駆動する場合には、ドライバー
ICが高価なものとなり、コストアップにつながってい
た。本発明では、比較的低電圧な(Vdmax−Vdmin−V
b)以上の値(この例の場合、約45V以上)を駆動で
きるドライバーICが利用でき、低コスト化が可能とな
る。
【0063】尚、図7に於いて、説明の簡単の為、接地
電位を基準とした電圧波形を示したが、何もこれに拘束
されることはなく、各電極が誘電体で覆われ絶縁されて
いるので、基準電位が零以外でも良く、極性も図示とは
異なっていても良いのはいうまでもない。各電極電位の
相対電位差のシーケンスが同様で有ればこれに限るもの
で無いのはいうまでもない。
【0064】また、絶縁信号伝達回路64の具体的な実
施態様の一例としては、図9に示すように、電気的に絶
縁されて対向して配置された発光素子及び受光素子との
組み合わせからなるフォトカプラにより構成することが
ある。
【0065】また、絶縁信号伝達回路の他の具体的な実
施態様の例としては、図10に示すように、電気的に絶
縁されたパルストランスにより構成することである。
【0066】更には、絶縁信号伝達回路の他の具体的な
実施態様の例としては、図11に示すように、コンデン
サにより構成する事も好ましい。
【0067】このように図6において、第1バイアス印
加回路61と、データ電極選択回路62と、第2バイア
ス印加回路63と、絶縁信号伝達回路64を設けること
により、入力する画素データに応じてデータパルスを印
加するデータ書き込み期間を選択し、選択された書き込
み期間で点灯と非点灯を切り換えるスイッチング回路の
入力に、スイッチング回路がオンする閾値電圧より低い
バイアス電圧パルスを印加し、さらにデータ電極に書き
込み放電が開始する電圧よりも低い電圧を嵩上げするこ
とで、データドライバーICに印加する電圧を低くし、
書き込み放電時の放電遅れを改善し、書き込み不良を著
しく改善し、高画質なPDPを、低コストで実現できる
という有利な効果が得られる。
【0068】なお、スイッチング回路の抵抗値や閾電圧
等の回路条件のばらつきに応じて、スイッチング回路に
加算する第1バイアス電圧パルスの電圧を変えることは
いうまでもない。
【0069】なお、PDPパネルの放電開始電圧条件の
ばらつきに応じて、絶縁信号伝達回路に印可する第2バ
イアス電圧パルスの電圧を変えることはいうまでもな
い。
【0070】また、データ選択駆動回路の出力電圧範囲
が、書き込みの為にデータ電極が必要とする最高電圧よ
りも第2バイアス電圧パルス分だけ低い値のドライバー
ICでよいので、駆動回路の低コスト化が実現できると
いう有利な効果が得られる。
【0071】特に、放電開始電圧の高くなる高精細プラ
ズマディスプレイパネルの駆動には有効である。
【0072】(実施の形態3)図12において、1〜3
5は従来の技術における各種機能ブロック及び各種信号
を示し、41〜56は本発明の第1の実施形態における
各種機能ブロック及び各種信号を示、61〜68は本発
明の第2の実施形態における各種機能ブロック及び各種
信号を示し、71〜97は本発明の第3の実施形態にお
ける各種機能ブロック及び各種信号を示している。
【0073】以下、本発明の第3の実施形態について図
12から図14を用いて説明する。特に本発明ではデー
タ電極群6の駆動回路を中心に説明するため、第1の表
示電極群4、第2の表示電極群5の駆動回路に関しては
従来例と同じ働きをするものとして説明を割愛する。
【0074】図12において、赤の蛍光体を塗布したデ
ータ電極を例に、本発明の第2の実施形態の単色時の駆
動回路の動作を説明する。
【0075】本発明の第2の実施形態の単色時の駆動回
路は、入力される画素データに応じてデータパルスを印
加するデータ書き込み期間を選択し、選択されたデータ
書き込み期間で、点灯及び消灯を切り換えるデータ電極
選択回路72と、データ電極選択回路72のハイサイド
SW回路の入力にスイッチング回路がオンする閾値電圧
より低い第1バイアス電圧パルス65を印加しデータ電
極選択回路72のハイサイドSW回路の入力にスイッチ
ング回路がオンする閾値電圧より低い第1バイアス電圧
パルス65を印加する第1バイアス印加回路61と、赤
の蛍光体を塗布したデータ電極で書き込みが開始する電
圧よりも低い赤色第2バイアス電圧パルス76を嵩上げ
して印加する赤色第2バイアス印加回路73と、第1バ
イアス電圧パルス65に2値のデータパルスを重畳して
3値のデータパルスを形成し、第2バイアス電圧パルス
76に3値のデータパルスを重畳し、データ電極に3値
以上のデータ電極駆動信号77を出力する赤色絶縁信号
伝達回路74を備えることで、赤色のデータドライバー
ICに印加する電圧が低下し、動作マージンが広がり、
放電特性を改善できる。
【0076】緑及び青の蛍光体を塗布したデータ電極
で、本発明の第2の実施形態の単色時の駆動回路の動作
に関しても同様である。
【0077】図12において、従来例及び本発明の第1
の実施形態及び本発明の第2の実施形態の駆動回路との
相違は、本発明の第2の実施形態の第2バイアス印加回
路63と絶縁信号伝達回路64の回路を赤、緑、青の各
蛍光体に対応するために3種類備えることで、赤、緑、
青の各色のデータドライバーICに印加する電圧が一番
低い電圧値に揃え、各色での動作マージンが広がり、各
色での放電特性を揃えることができることである。
【0078】図14に、データ書き込み電圧をパラメー
タとしたときの第1表示電極に形成される壁電圧の一例
を示す。
【0079】この様にある閾値電圧Vdmax以上では表示
選択放電が生起し、第1及び第2表示電極間の主放電
を、第1電極走査パルス期間内に完全に完結させること
が判った。この閾電圧値以上で壁電圧が緩やかに上昇し
ているのは、データ電圧上昇に伴うデータ電極第1表示
電極間放電による壁電圧増加分であると考えられる。ま
た、Vdmin電圧以下のデータ電圧では壁電圧変化は起ら
ず放電が起こらないことを示している。
【0080】図14の例において、図13の各種電圧は Vdminr=約40V、Vdmaxr=約90V、Vdming=約
60V、Vdmaxg=約110V、Vdminb=約50V、V
dmaxb=約100V、Vth=約15VよりVar=Vdmaxr
=約90V、Vbr=約15V、Vcr=Vdminr=約40
V、 データドライバーIC印加電圧(Vdata) Vdatar=Vdmaxr−Vdminr−Vbr=約35V 緑と青の各蛍光体も同様にして、Vag=約110V、V
bg=約15V、Vcg=約60V、Vdatag=約35V Vab=約100V、Vbb=約15V、Vcb=約50V、
Vdatab=約35V この様に、図13に於けるデータ電極電位において、表
示選択時と非表示選択時の値を、それぞれVdmax以上、
Vdmin電圧以下とすることにより完全選択放電及び完全
非選択放電が可能となる。即ち、書き込みデータパルス
電圧は(Vdmax−Vdmin−Vb)以上の値を設定するこ
とが好ましい。また、図8の例では、第1バイアス電圧
パルス電圧を約12V程度、第2バイアス電圧パルス電
圧を約40V程度の値を設定することが好ましい。
【0081】この様な構成とすることにより、従来では
Vdmaxの(100V以上の)電圧出力を駆動できるデー
タ電極駆動回路のドライバーICが必要となり、高いV
dmax値を呈するPDPを駆動する場合には、ドライバー
ICが高価なものとなり、コストアップにつながってい
た。本発明では、比較的低電圧な(Vdmax−Vdmin−V
b)以上の値(この例の場合、約35V以上)を駆動で
きるドライバーICが利用でき、低コスト化が可能とな
る。
【0082】この様に、第2バイアス電圧パルスの電圧
を赤、緑、青の各蛍光体ごとに電圧を変化させること
で、データドライバーICに印加電圧する電圧(Vdat
a)を低く揃えることが可能である。
【0083】このように図12において、映像信号処理
回路71と、データ電極選択回路72と、赤色第2バイ
アス印加回路73と、緑色第2バイアス印加回路83
と、青色第2バイアス印加回路93と、赤色絶縁信号伝
達回路74と、緑色絶縁信号伝達回路84と、青色絶縁
信号伝達回路94を設けることにより、入力する画素デ
ータに応じてデータパルスを印加するデータ書き込み期
間を選択し、選択された書き込み期間で点灯と非点灯を
切り換えるスイッチング回路の入力に、スイッチング回
路がオンする閾値電圧より低いバイアス電圧パルスを印
加し、さらに赤、緑、青の各データ電極に書き込み放電
が開始する電圧よりも低い電圧を各色のデータ電極で嵩
上げすることで、赤、緑、青の各色のデータドライバー
ICに印加する電圧が一番低い電圧値に揃い、各色での
動作マージンが広がり、各色での放電特性を揃えること
ができるという有利な効果が得られる。
【0084】なお、スイッチング回路の抵抗値や閾電圧
等の回路条件のばらつきに応じて、スイッチング回路に
加算する第1バイアス電圧パルスの電圧を変えることは
いうまでもない。
【0085】なお、PDPパネルの赤、緑、青の各蛍光
体の放電開始電圧条件のばらつきに応じて、各色の絶縁
信号伝達回路に印可する赤色第2バイアス電圧パルス、
緑色第2バイアス電圧パルス、青色第2バイアス電圧パ
ルスの電圧を変えることはいうまでもない。
【0086】
【発明の効果】以上のように本発明は、映像信号検出回
路と、バイアス出力制御回路と、SW制御回路と、バイ
アス印加回路と、加算器を設けることにより、入力する
画素データに応じてデータパルスを印加するデータ書き
込み期間を選択し、選択された書き込み期間で点灯と非
点灯を切り換えるスイッチング回路の入力に、スイッチ
ング回路がオンする閾値電圧より低いバイアス電圧パル
スを印加することで、スイッチング回路が完全にオンす
るために必要な電圧が低下し、高周波のノイズ成分が減
少し、スイッチング回路がスイッチング動作を行う時の
回路損失が低減し、PDP表示装置全体の消費電力を削
減することができるという有利な効果が得られる。
【0087】また、以上のように本発明は、上記発明に
加え、第1バイアス印加回路と、データ電極選択回路
と、第2バイアス印加回路と、絶縁信号伝達回路を設け
ることにより、入力する画素データに応じてデータパル
スを印加するデータ書き込み期間を選択し、選択された
書き込み期間で点灯と非点灯を切り換えるスイッチング
回路の入力に、スイッチング回路がオンする閾値電圧よ
り低いバイアス電圧パルスを印加し、さらにデータ電極
に書き込み放電が開始する電圧よりも低い電圧を嵩上げ
することで、データドライバーICに印加する電圧を低
くし、書き込み放電時の放電遅れを改善し、書き込み不
良を著しく改善し、高画質なPDPを、低コストで実現
できるという有利な効果が得られる。
【0088】また、以上のように本発明は、上記発明に
加え、映像信号処理回路と、データ電極選択回路と、赤
色第2バイアス印加回路と、緑色第2バイアス印加回路
と、青色第2バイアス印加回路と、赤色絶縁信号伝達回
路と、緑色絶縁信号伝達回路と、青色絶縁信号伝達回路
を設けることにより、入力する画素データに応じてデー
タパルスを印加するデータ書き込み期間を選択し、選択
された書き込み期間で点灯と非点灯を切り換えるスイッ
チング回路の入力に、スイッチング回路がオンする閾値
電圧より低いバイアス電圧パルスを印加し、さらに赤、
緑、青の各データ電極に書き込み放電が開始する電圧よ
りも低い電圧を各色のデータ電極で嵩上げすることで、
赤、緑、青の各色のデータドライバーICに印加する電
圧が一番低い電圧値に揃い、各色での動作マージンが広
がり、各色での放電特性を揃えることができるという有
利な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態におけるPDP表示シ
ステムの機能ブロック図
【図2】本発明の第1の実施形態におけるPDP表示シ
ステムの動作説明のための各種信号のタイミング図
【図3】本発明の第1の実施形態におけるデータ電極選
択回路のスイッチング動作説明のための簡易モデル図
【図4】従来例におけるデータ電極選択回路のスイッチ
ング動作説明のためのタイミング図
【図5】本発明の第1の実施形態におけるデータ電極選
択回路のスイッチング動作説明のためのタイミング図
【図6】本発明の第2の実施形態におけるPDP表示シ
ステムの機能ブロック図
【図7】本発明の第2の実施形態におけるPDP表示シ
ステムの動作説明のための各種信号のタイミング図
【図8】本発明の第2の実施形態におけるVdataに対す
る第1表示電極の壁電圧Vwの依存性を示す図
【図9】本発明の第2の実施形態における絶縁信号伝達
部をフォトカプラにより構成した具体的な実施態様の例
を示す図
【図10】本発明の第2の実施形態における絶縁信号伝
達部をパルストランスにより構成した具体的な実施態様
の例を示す図
【図11】本発明の第2の実施形態における絶縁信号伝
達部をコンデンサにより構成した具体的な実施態様の例
を示す図
【図12】本発明の第3の実施形態におけるPDP表示
システムの機能ブロック図
【図13】本発明の第3の実施形態におけるPDP表示
システムの動作説明のための各種信号のタイミング図
【図14】本発明の第3の実施形態における各Vdataに
対する第1表示電極の壁電圧Vwの依存性を示す図
【図15】従来例におけるPDPパネルの構成図
【図16】従来例におけるPDP表示システムの機能ブ
ロック図
【図17】従来例におけるPDP表示システムのデータ
電極駆動回路の機能ブロック図
【図18】従来例における第1のPDP表示システムの
動作説明のための各種信号のタイミング図
【図19】従来例における第2のPDP表示システムの
動作説明のための各種信号のタイミング図
【符号の説明】
1 プラズマディスプレイパネル(PDPパネル) 2 前面基板 3 背面基板 4 第1表示電極群 5 第2表示電極群 6 データ電極群 7 保護層 8 誘電体ガラス層 9 絶縁体層 10 蛍光体 11 隔壁 12 映像信号処理回路 13 第1表示電極駆動回路 14 第2表示電極駆動回路 15 データ電極選択回路 21 映像信号 22 第1表示電極制御信号 23 第1表示電極駆動信号 24 第2表示電極制御信号 25 第2表示電極駆動信号 26 データ電極制御信号 27 データ電極選択信号 31 SW制御回路 32 ハイサイドSW回路 33 ローサイドSW回路 34 ハイサイドSW制御信号 35 ローサイドSW制御信号 41 映像信号検出回路 42 バイアス出力制御回路 43 SW制御回路 44 バイアス印加回路 45 加算器 46 データ電極選択回路 51 映像検出信号 52 ハイサイドSWオン信号 53 バイアス電圧パルス 54 ハイサイドSW制御信号 55 加算器出力信号 56 データ電極駆動信号 61 第1バイアス印加回路 62 データ電極選択回路 63 第2バイアス印加回路 64 絶縁信号伝達回路 65 第1バイアス電圧パルス 66 選択回路出力信号 67 第2バイアス電圧パルス 68 データ電極駆動信号 71 映像信号処理回路 72 データ電極選択回路 73 赤色第2バイアス印加回路 74 赤色絶縁信号伝達回路 75 赤色バイアス設定信号 76 赤色第2バイアス電圧パルス 77 赤色データ電極駆動信号 82 緑色電極用第2バイアス回路 83 緑色第2バイアス印加回路 84 緑色絶縁信号伝達回路 85 緑色バイアス設定信号 86 緑色第2バイアス電圧パルス 87 緑色データ電極駆動信号 92 青色電極用第2バイアス回路 93 青色第2バイアス印加回路 94 青色絶縁信号伝達回路 95 青色バイアス設定信号 96 青色第2バイアス電圧パルス 97 青色データ電極駆動信号

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平行な1対の基板間に誘電体に覆われた
    複数の対向する第1及び第2の表示電極と、前記第1の
    表示電極と直交するように配置されたデータ電極とを設
    け、前記基板間のうち少なくとも1枚の基板上に接して
    設けられた隔壁により放電空間が形成され、前記放電空
    間が放電ガスにより充填されたプラズマディスプレイパ
    ネルにおいて、前記第1の表示電極に走査パルスを印加
    し、前記データ電極に画素データに応じて点灯及び消灯
    画素を選択するデータパルスを印加することでデータを
    書き込み、壁電荷を形成させるプラズマディスプレイパ
    ネルの駆動方法であって、画素データに応じて前記デー
    タパルスを印加するデータ書き込み期間を選択し、選択
    されたデータ書き込み期間で点灯及び消灯を切り換える
    スイッチ駆動部の入力に一定のバイアス電圧パルスを印
    加し、前記バイアス電圧パルスに前記2値のデータパル
    スを重畳し、前記データ電極に3値のデータパルスを印
    加して前記放電空間に壁電荷を形成させることを特徴と
    するプラズマディスプレイパネルの駆動方法。
  2. 【請求項2】 点灯及び消灯を選択するスイッチ駆動部
    に入力する前記バイアス電圧パルスの電圧が、スイッチ
    駆動部が完全にオンする閾値電圧より低いことを特徴と
    する請求項1記載のプラズマディスプレイパネルの駆動
    方法。
  3. 【請求項3】 平行な1対の基板間に誘電体に覆われた
    複数の対向する第1及び第2の表示電極と、前記第1の
    表示電極と直交するように配置されたデータ電極とを設
    け、前記基板間のうち少なくとも1枚の基板上に接して
    設けられた隔壁とにより放電空間が形成され、前記放電
    空間が放電ガスにより充填されたプラズマディスプレイ
    パネルにおいて、前記データ書き込み期間で点灯箇所を
    選択する走査パルスを印加する第1表示電極駆動部と、
    画素データに応じて点灯及び消灯画素を選択するデータ
    パルスを印加するデータ電極駆動部と、点灯が選択され
    た箇所で発光表示を行う維持放電パルスを前記第1表示
    電極駆動部との間で交互に印加する第1表示電極駆動部
    を具備した前記プラズマディスプレイパネルの駆動回路
    であって、入力される画素データに応じてデータパルス
    を印加するデータ書き込み期間を選択する映像信号検出
    部と、選択されたデータ書き込み期間で点灯及び消灯を
    切り換えるスイッチ駆動部と、前記スイッチ駆動部の入
    力に一定のバイアス電圧パルスを印加するバイアス印加
    部と、前記バイアス電圧パルスに前記2値のデータパル
    スを重畳して3値のパルスとして前記データ電極に印加
    するデータ電極選択部を備えたことを特徴とするプラズ
    マディスプレイパネルの駆動回路。
  4. 【請求項4】 前記スイッチ駆動部に、電解効果トラン
    ジスタを備えたことを特徴とする請求項3記載のプラズ
    マディスプレイパネルの駆動回路。
  5. 【請求項5】 前記プラズマディスプレイパネルの駆動
    方法であって、画素データに応じて前記データパルスを
    印加するデータ書き込み期間を選択し、選択されたデー
    タ書き込み期間で、点灯及び消灯を切り換えるスイッチ
    駆動部の入力に電圧の一定した第1のバイアス電圧パル
    スを印加し、さらに前記データ電極に電圧の一定した第
    2のバイアス電圧パルスを印加することで、前記第1の
    バイアス電圧パルスに前記2値のデータパルスを重畳し
    て3値のデータパルスを形成し、前記第2のバイアス電
    圧パルスに前記3値のデータパルスを重畳し、前記デー
    タ電極に3値以上のデータパルスを印加して前記放電空
    間に壁電荷を形成させることを特徴とするプラズマディ
    スプレイパネルの駆動方法。
  6. 【請求項6】 点灯及び消灯を選択するスイッチ駆動部
    に入力する前記第1のバイアス電圧パルスの電圧が、ス
    イッチ駆動部が完全にオンする閾値電圧より低いことを
    特徴とする請求項5記載のプラズマディスプレイパネル
    の駆動方法。
  7. 【請求項7】 前記データ電極に印加する前記第2のバ
    イアス電圧パルスの電圧が、前記データ書き込み期間に
    おいて前記第1の表示電極と前記データ電極の間でデー
    タ書き込み放電が開始する書き込み放電開始電圧より低
    いことを特徴とする請求項5記載のプラズマディスプレ
    イパネルの駆動方法。
  8. 【請求項8】 前記プラズマディスプレイパネルの駆動
    回路であって、入力される画素データに応じてデータパ
    ルスを印加するデータ書き込み期間を選択する映像信号
    検出部と、選択されたデータ書き込み期間で点灯及び消
    灯を切り換えるスイッチ駆動部と、前記スイッチ駆動部
    の入力に前記第1のバイアス電圧パルスを印加する第1
    バイアス印加部と、前記第1のバイアス電圧パルスに前
    記2値のデータパルスを重畳して3値のデータパルスを
    形成するデータ電極選択部と、前記データ電極に前記第
    2のバイアス電圧パルスを印加する第2バイアス印加部
    を備えたことを特徴とするプラズマディスプレイパネル
    の駆動回路。
  9. 【請求項9】 前記スイッチ駆動部に、電解効果トラン
    ジスタを備えたことを特徴とする請求項8記載のプラズ
    マディスプレイパネルの駆動回路。
  10. 【請求項10】 前記データ選択駆動回路の接地線を、
    前記第2バイアス印加部の出力端子に接続し、前記デー
    タ選択駆動回路の信号入力線を電気的に絶縁し、かつ、
    前記信号入力線に入力パルス信号を伝達する絶縁信号伝
    達部を備えたことを特徴とする請求項8記載のプラズマ
    ディスプレイパネルの駆動回路。
  11. 【請求項11】 絶縁信号伝達部が、電気的に絶縁され
    た対向する発光素子及び受光素子との組み合わせからな
    るフォトカプラにより構成されることを特徴とする請求
    項8または10記載のプラズマディスプレイパネルの駆
    動回路。
  12. 【請求項12】 絶縁信号伝達部が、電気的に絶縁され
    たパルストランスにより構成されることを特徴とする請
    求項8または10記載のプラズマディスプレイパネルの
    駆動回路。
  13. 【請求項13】 絶縁信号伝達部が、コンデンサにより
    構成されることを特徴とする請求項8または10記載の
    プラズマディスプレイパネルの駆動回路。
  14. 【請求項14】 前記プラズマディスプレイパネルの駆
    動方法であって、画素データに応じて前記データパルス
    を印加するデータ書き込み期間を選択し、選択されたデ
    ータ書き込み期間で、点灯及び消灯を切り換えるスイッ
    チ駆動部の入力に電圧の一定した第1のバイアス電圧パ
    ルスを印加し、さらに赤、緑、青の各蛍光体を塗布した
    セルのデータ電極に各々独立した第2のバイアス電圧パ
    ルス、第3のバイアス電圧パルス、第4のバイアス電圧
    パルスを印加することで、前記第1のバイアス電圧パル
    スに前記2値のデータパルスを重畳して3値のデータパ
    ルスを形成し、前記第2のバイアス電圧パルスと前記第
    3のバイアス電圧パルスと前記第4のバイアス電圧パル
    スの各々に前記3値のデータパルスを重畳し、赤、緑、
    青の各蛍光体を塗布したデータ電極に3値以上のデータ
    パルスを印加して、赤、緑、青の各蛍光体を塗布したセ
    ルの放電空間において壁電荷を形成させることを特徴と
    するプラズマディスプレイパネルの駆動方法。
  15. 【請求項15】 前記第2のバイアス電圧パルスの電圧
    が前記第1の表示電極と赤の蛍光体を塗布したデータ電
    極との書き込み放電開始電圧より低く、前記第3のバイ
    アス電圧パルスの電圧が前記第1の表示電極と緑の蛍光
    体を塗布したデータ電極との書き込み放電開始電圧より
    低く、前記第4のバイアス電圧パルスの電圧が前記第1
    の表示電極と青の蛍光体を塗布したデータ電極との書き
    込み放電開始電圧より低いことを特徴とする請求項14
    記載のプラズマディスプレイパネルの駆動方法。
  16. 【請求項16】 前記プラズマディスプレイパネルの駆
    動回路であって、入力される画素データに応じて赤、
    緑、青の各蛍光体を塗布したデータ電極に印加する前記
    第2のバイアス電圧パルスと前記第3のバイアス電圧パ
    ルスと前記第4のバイアス電圧パルスの各電圧値を調整
    する映像信号処理部と、前記スイッチ駆動部の入力に前
    記第1のバイアス電圧パルスを印加する第1バイアス印
    加部と、前記第1のバイアス電圧パルスに前記2値のデ
    ータパルスを重畳して3値のデータパルスを形成するデ
    ータ電極選択部と、赤の蛍光体を塗布したデータ電極に
    前記第2のバイアス電圧パルスを印加する赤色第2バイ
    アス印加部と、緑の蛍光体を塗布したデータ電極に前記
    第3のバイアス電圧パルスを印加する緑色第2バイアス
    印加部と、青の蛍光体を塗布したデータ電極に前記第4
    のバイアス電圧パルスを印加する青色第2バイアス印加
    部を備えたことを特徴とするプラズマディスプレイパネ
    ルの駆動回路。
  17. 【請求項17】 前記データ電極選択部の接地線を、前
    記赤色第2バイアス印加部、前記緑色第2バイアス印加
    部、前記青色第2バイアス印加部の各出力端子に接続
    し、前記データ電極選択部の赤、緑、青の各信号入力線
    を電気的に絶縁し、かつ、赤、緑、青の各信号入力線に
    入力パルス信号を伝達する赤色絶縁信号伝達部と、緑色
    絶縁信号伝達部と、青色絶縁信号伝達部を備えたことを
    特徴とする請求項16記載のプラズマディスプレイパネ
    ルの駆動回路。
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