JP2002214361A - 物体検出装置及び方法 - Google Patents

物体検出装置及び方法

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JP2002214361A JP2001013812A JP2001013812A JP2002214361A JP 2002214361 A JP2002214361 A JP 2002214361A JP 2001013812 A JP2001013812 A JP 2001013812A JP 2001013812 A JP2001013812 A JP 2001013812A JP 2002214361 A JP2002214361 A JP 2002214361A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 撮像手段を用いずにコストダウンを図り、し
かも検出精度を高める。 【解決手段】 駆動回路23は、制御部23からの点灯
制御信号に従って、LED1〜12を駆動する。LED
1〜12は、この駆動により、レンズ31,32を介し
て、所定の監視領域内の個々の複数の個別領域にそれぞ
れ複数本のビームを、互いに異なるタイミングで照射す
る。杖41に設けられた再帰反射材42からの反射光
は、レンズ33を介してPINフォトダイオード13に
より受光される。判定部26は、PINフォトダイオー
ド13からの受光信号に基づいて、再帰反射材42が前
記監視領域内に存在するか否かを判定し、存在する場合
は感知信号を出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所定の物体(人も
含む)が所定の監視領域内に存在するか否かを検出する
物体検出装置及び方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】種々の用途において、所定の物体が所定
の監視領域内に存在するか否かを検出することが要請さ
れる。例えば、視覚障害者が監視領域内に進入したとき
に、警報を発したり現在位置を案内したりするために、
視覚障害者が所定領域内に存在するか否かを検出するこ
とが要請される。
【0003】従来から、このような要請に基づいて、例
えば、特開平9−80165号公報に開示された物体検
出装置が提供されている。この物体検出装置は、所定の
監視領域の全体に一括して所定波長領域の光を照射する
照射部と、前記所定波長領域の光による前記監視領域の
像を撮像するCCDカメラと、CCDカメラから得られ
た画像信号に基づいて、検出すべき物体に予め設けられ
た再帰反射材であって前記所定波長領域の光を再帰反射
する再帰反射材が、前記監視領域内に存在するか否かを
判定する判定部と、を備えたものである。
【0004】この物体検出装置によれば、再帰反射材は
照射光の方向と略同一方向にのみ高輝度光を反射(再帰
反射)する特性を有しているので、CCDカメラが撮像
する再帰反射材の像の輝度は高輝度となる。このため、
輝度差によって、再帰反射材の像を背景から容易に抽出
することができる。したがって、高度な画像処理回路等
の必要がなく、比較的簡単な構成で、精度良く物体を検
出することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の物体検出装置では、高度な画像処理回路等は不要で
あるものの、CCDカメラ等の撮像手段が必要であるた
め、その分コストアップを免れなかった。
【0006】そこで、CCDカメラ等に代えてフォトダ
イオード等の受光素子を用いることが考えられる。しか
し、この場合、前記従来の物体検出装置のように監視領
域の全体に一括して照射光を照射してしまうと、再帰反
射材から反射される反射光(信号光)のみならず、監視
領域における再帰反射材が存在していない大部分の領域
からの反射光(地面、壁面その他の反射物からの反射
光、すなわち、ノイズ光)も、同時に受光素子により受
光されてしまうことになる。したがって、S/Nが大き
く低下し、検出精度が大幅に低下してしまう。
【0007】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たもので、撮像手段を用いずにコストダウンを図ること
ができ、しかも検出精度の高い物体検出装置を提供する
ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明の第1の態様による物体検出装置は、所定の
監視領域内の個々の複数の個別領域にそれぞれ複数本の
ビームを照射する照射手段と、検出すべき物体に予め設
けられた再帰反射材であって前記ビームを再帰反射する
再帰反射材からの、反射光を受光する受光手段と、前記
受光手段からの信号に基づいて前記再帰反射材が前記監
視領域内に存在するか否かを判定する判定手段と、を備
え、前記照射手段は、前記複数本のビームのうちの2つ
以上のビームを、互いに異なるタイミングで、あるい
は、互いに異なる変調光として、あるいは、互いに異な
るタイミングでかつ互いに異なる変調光として、照射す
るものである。
【0009】この第1の態様によれば、撮像手段ではな
く受光手段が用いられているので、前記従来の物体検出
装置に比べて大幅にコストダウンを図ることができる。
【0010】この第1の態様では、使用に際して、照射
手段が照射する所定波長領域の光を再帰反射する再帰反
射材を、検出すべき物体に予め設けておく。再帰反射材
は、前述したように、照射光の方向と略同一方向にのみ
高輝度光を反射(再帰反射)する特性を有している。
【0011】したがって、照射手段により監視領域内の
個々の複数の個別領域にそれぞれ複数本のビームが照射
されるので、監視領域内に再帰反射材が存在すれば、受
光手段は、再帰反射材からの高輝度の反射光を受光する
ことになる。
【0012】そして、前記第1の態様では、照射手段
は、前記従来の物体検出装置と異なり、監視領域の全体
に一括して同じ光を照射するのではなく、複数の個別領
域にそれぞれ複数のビームを照射し、この複数本のビー
ムのうちの2つ以上のビームを、互いに異なるタイミン
グで、あるいは、互いに異なる変調光として、あるい
は、互いに異なるタイミングでかつ互いに異なる変調光
として、照射する。したがって、前記第1の態様では、
互いに同一タイミングでかつ互いに同一の変調光又は無
変調光として照射される領域は、監視領域の一部に限定
される。このため、前記第1の態様によれば、受光手段
によって、再帰反射材から反射される反射光(信号光)
と一緒に、当該信号光と識別不能に受光されるノイズ光
(地面、壁面その他の反射物からの反射光)が低減され
る。その結果、S/Nが向上し、検出精度が高まる。
【0013】このように、前記第1の態様によれば、撮
像手段を用いずにコストダウンを図ることができ、しか
も検出精度を高めることができる。
【0014】本発明の第2の態様による物体検出装置
は、前記第1の態様において、前記所定の監視領域は帯
状の領域であり、前記照射手段は、前記複数本のビーム
がそれぞれ照射する前記個別領域が当該帯状の領域の延
びる方向に沿って実質的に隙間をあけることなく一部重
複してあるいは一部重複することなく並ぶように、前記
複数本のビームを照射するものである。
【0015】この第2の態様によれば、監視領域が帯状
の領域であるので、この帯状の領域を通過しようとした
物体を検出することができるとともに、照射手段が照射
するビームの本数を減らすことができ、照射手段をより
安価に構成することができる。しかも、複数のビームが
それぞれ照射する個別領域が当該帯状の領域の延びる方
向に沿って実質的に隙間をあけることなく並ぶように、
複数のビームが照射されるので、物体の検出漏れを防止
することができる。
【0016】もっとも、前記第1の態様では、監視領域
は、帯状の領域に限定されるものではなく、必要に応じ
て、例えば、正方形等の領域としてもよい。
【0017】前記第2の態様において、前記監視領域
は、例えば、所定高さの水平面内において、直線状、V
字状、L字状、円弧状又は円状に延びたものでもよい。
これは、前記監視領域の具体例を挙げたものであるが、
前記第2の態様では、監視領域の形状はこれらの例に限
定されるものではなく、目的に応じて適宜定めることが
できる。
【0018】本発明の第3の態様による物体検出装置
は、前記第1又は第2の態様において、前記各ビームに
より照射される前記個別領域の大きさは、前記再帰反射
材をちょうどカバーする程度の大きさであるものであ
る。
【0019】前記個別領域の大きさをこの第3の態様の
ように定めると、S/Nをより向上させつつ、照射手段
が照射するビームの本数をより減らすことができ、好ま
しい。
【0020】本発明の第4の態様による物体検出装置
は、前記第1乃至第3のいずれかの態様において、前記
照射手段は、前記複数本のビームを上方から鉛直方向に
対して斜めに照射するものである。
【0021】この第4の態様のように、ビームを上方か
ら鉛直方向に対して斜めに照射すると、例えば、信号機
の箇所や駅のホームなどで視覚障害者に警報を発したり
誘導の案内をしたりするために、検出しようとする物体
が視覚障害者用の杖である場合、当該杖の先端が視覚障
害者が進行する方向に斜め下方に差し出されることか
ら、所定方向に進行する場合にのみ当該杖を検出するこ
とも可能となる。もっとも、前記第1乃至第3の態様で
は、前記複数本のビームを上方からほぼ鉛直方向に照射
してもよい。
【0022】前記第4の態様において、例えば、前記複
数本のビームの主光線の鉛直方向に対する傾き角は、2
0゜以上40゜以下であってもよい。このように前記傾
き角を設定すると、例えば、検出しようとする物体が視
覚障害者用の杖である場合、当該杖に設けた再帰反射材
が他の人の影に隠れ難くすることができるとともに、所
定方向に進行する場合にのみ当該杖を検出する上で、よ
り好ましい。前記傾き角は、25゜以上35゜以下であ
ることが、より一層好ましい。
【0023】本発明の第5の態様による物体検出装置
は、前記第1乃至第4のいずれかの態様において、前記
照射手段は、それぞれ前記複数本のビームの光源となる
複数の発光素子であって複数のグループに分けられた複
数の発光素子と、前記複数のグループにそれぞれ対応し
て設けられた複数のレンズ部と、を含み、前記各グルー
プの発光素子から発したビームは当該グループに対応す
る同じレンズ部を通過した後に前記個別領域をそれぞれ
照射するものである。
【0024】この第5の態様によれば、レンズ部の数が
少なくて済むので、構成が簡単となり一層コストダウン
を図ることができ、しかも、前記第2の態様のような複
数本のビームの配置を容易に実現することができる。
【0025】本発明の第6の態様による物体検出装置
は、前記第1乃至第5のいずれかの態様において、前記
受光手段は、単一の受光素子と、該受光素子の前部に配
置されたレンズ部とからなるものである。
【0026】この第5の態様によれば、受光手段の構成
が簡単となり、一層コストダウンを図ることができる。
【0027】本発明の第7の態様による物体検出装置
は、前記第1乃至第4のいずれかの態様において、前記
受光手段は、受光素子と、該受光素子の前部に配置され
たレンズ部とを含み、前記照射手段は、前記受光素子の
両側にそれぞれ配置された複数の発光素子と、一方側に
配置された発光素子の前部及び他方側に配置された発光
素子の前部にそれぞれ配置された2つのレンズ部とを含
み、前記受光素子の一方の側に配置された複数の発光素
子から発する複数本のビームが照射する前記個別領域
と、前記受光素子の他方の側に配置された複数の発光素
子から発する複数本のビームが照射する前記個別領域と
が、交互に並ぶものである。
【0028】この第7の態様によれば、レンズ部の数が
より一層少なくて済みより一層コストダウンを図ること
ができるとともに、前記第2の態様のような複数本のビ
ームの配置を容易に実現することができる。
【0029】本発明の第8の態様による物体検出装置
は、前記第1乃至第7のいずれかの態様において、前記
照射手段は、前記各ビームを各ビーム発生期間において
複数回パルス状に照射し、前記判定手段は、前記各ビー
ム発生期間において、当該ビームのパルスに対応する前
記受光手段からの信号のレベルが所定レベル以上である
パルスの数が、所定数以上であるか否かに基づいて、前
記判定を行うものである。
【0030】この第8の態様によれば、検出精度をより
高めることができる。
【0031】前記第1乃至第8のいずれかの態様におい
て、前記複数本のビームは、例えば、近赤外波長領域の
光であってもよい。このように近赤外波長領域の光を用
いると、可視光等から識別することが可能となることか
ら、検出精度をより高めることができる。
【0032】また、前記第1乃至第8のいずれかの態様
において、前記複数本のビームは、例えば、変調光であ
ってもよい。このように変調光を用いると、太陽光等か
ら識別することが可能となることから、屋外等において
も検出精度をより高めることができる。
【0033】本発明の第9の態様による物体検出装置
は、前記第1乃至第8のいずれかの態様において、前記
物体が視覚障害者用の杖であるものである。
【0034】この第9の態様は、好ましい検出対象の例
を挙げたものであるが、前記第1乃至第8の態様では、
他の種々の物体の検出に用いてもよい。
【0035】本発明の第10の態様による物体検出方法
は、所定の監視領域内を個々の複数の個別領域に分け、
前記複数の個別領域にそれぞれ複数本のビームを照射
し、検出すべき物体に予め設けられた再帰反射材であっ
て前記ビームを再帰反射する再帰反射材からの、反射光
を受光手段で受光し、前記受光手段からの信号に基づい
て前記再帰反射材が前記監視領域内に存在するか否かを
判定する物体検出方法であって、前記複数本のビームの
うちの2つ以上のビームを、互いに異なるタイミング
で、あるいは、互いに異なる変調光として、あるいは、
互いに異なるタイミングでかつ互いに異なる変調光とし
て、照射するものである。
【0036】この第10の態様によれば、前記第1の態
様と同様の利点が得られる。
【0037】
【発明の実施の形態】以下、本発明による物体検出装置
及び方法について、図面を参照して説明する。
【0038】図1は、本発明の一実施の形態による物体
検出装置21を示す概略構成図である。図2は、図1に
示す物体検出装置21の配置例を模式的に示す概略縦断
面図である。図3は、第1グループのLED1〜6及び
これらに対応する第1のレンズ31のみを示す図2中の
A−B矢視図である。図4は、第2グループのLED7
〜12及びこれらに対応する第2のレンズ32のみを示
す図2中のA−B矢視図である。図5は、LED1〜1
2及びレンズ31,32を示す図2中のA−B矢視図で
ある。図6は、図2中のC−D矢視図である。図7は、
図2中のE−F矢視図である。
【0039】本実施の形態による物体検出装置21は、
図1乃至図7に示すように、それぞれ複数本のビームB
1〜B12の光源となる複数の発光素子としての、第1
グループのLED1〜6及び第2のグループのLED7
〜12と、第1グループのLED1〜6に対応してそれ
らの前部に設けられた第1のレンズ31と、第2のグル
ープのLED7〜12に対応してそれらの前部に設けら
れた第2のレンズ32と、検出すべき物体としての視覚
障害者用の杖41に予め設けられた再帰反射材42で再
帰反射された反射光を受光する受光素子としての、単一
のPINフォトダイオード13と、PINフォトダイオ
ード13の前部に配置された第3のレンズ33と、制御
部22と、駆動回路23と、増幅回路24と、バンドパ
スフィルタ25と、判定部26と、を備えている。な
お、本発明では、各グループのLEDの数や、発光素子
の種類や、受光素子の種類などは、特に限定されるもの
ではない。
【0040】本実施の形態では、LED1〜12とし
て、近赤外波長領域の光を発する赤外線LEDが用いら
れている。レンズ31〜33としては、凸レンズが用い
られ、集光レンズとして作用するようになっている。装
置の小型化を図るため、レンズ31〜33としてフレネ
ルレンズを用いることが好ましい。例えば、レンズ31
〜33が一体化されたレンズアレイを使用することもで
きる。
【0041】図6に示すように、第1グループのLED
1〜6は、PINフォトダイオード13の一方の側にお
いて、直線状に一列に配置されている。また、第2グル
ープのLED7〜12は、PINフォトダイオード13
の他方の側において、第1グループのLED1〜6の列
と平行に直線状に一列に配置されている。個々のLED
1〜12の向きや、レンズ31,32の焦点距離や、L
ED1〜6とレンズ31との位置関係や、LED7〜1
2とレンズ32との位置関係などが適宜調整・設定され
ることによって、第1グループのLED1〜6からそれ
ぞれ発してレンズ31を通過したビームB1〜B6、及
び、第2グループのLED7〜12からそれぞれ発して
レンズ32を通過したビームB7〜B12は、図2乃至
図5及び図7に示すように、照射されるようになってい
る。
【0042】すなわち、ビームB1〜B12は、図2に
示すように、上方から鉛直方向に対して斜めに照射され
る。ビームB1〜B12の鉛直方向に対する傾き角は、
略々30゜となっている。なお、図2では、ビームB1
〜B12を平行光束として示しているが、ビームB1〜
B12は、拡散光束であってもよいことは言うまでもな
い。また、杖41の再帰反射材42の高さhと同じ高さ
の水平面P(図2参照)内における、ビームB1〜B1
2の各照射領域は、図3乃至図5中の右側の円形で示す
とともに、図7中の円形で示すように、直線状に隙間を
あけることなく一部重複して並んでいる。なお、図7で
は、ビームB1〜B12については、水平面P内での各
照射領域のみを示している。水平面P内のビームB1〜
B6の各照射領域は図3に示すように隙間をあけて並
び、水平面P内のビームB7〜B12の各照射領域は図
4に示すように隙間をあけて並ぶが、図5及び図7に示
すように、これらの照射領域が交互に並ぶことによっ
て、全体として直線状に隙間をあけることなく一部重複
して並んでいる。もっとも、水平面P内のビームB1〜
B12の各照射領域は、隙間をあけることなくかつ重複
することなく並んでもよいし、若干隙間をあけて並んで
もよい。
【0043】本実施の形態では、前述したように、図6
に示すように、第1グループのLED1〜6と第2グル
ープのLED7〜12とがPINフォトダイオード13
を挟んでその両側に配置されていることから、各LED
1〜12とPINフォトダイオード13との間隔が狭ま
っている。このため、再帰反射材42は照射光の方向と
略同一方向にのみ高輝度光を反射(再帰反射)する特性
を有していることから、PINフォトダイオード13
が、各LED1〜12から発して再帰反射材42で再帰
反射した反射光を効率良く受光することができ、好まし
い。図面には示していないが、レンズ31,32として
光軸がPINフォトダイオード13の側に偏心した偏心
レンズを用いると、前述したようなビームB1〜B12
の配置を実現しつつ、LED1〜6の列とPINフォト
ダイオード13との間隔及びLED7〜12の列とPI
Nフォトダイオード13との間隔を一層狭めることがで
き、より好ましい。
【0044】本実施の形態では、水平面P内のビームB
1〜B12の照射領域が全体として、監視領域を構成し
ている。すなわち、本実施の形態では、監視領域は直線
状の帯状領域となっており、水平面P内のビームB1〜
B12の各照射領域は、監視領域内の個々の個別領域と
なっている。本実施の形態では、水平面P内のビームB
1〜B12の各照射領域は、再帰反射材42をちょうど
カバーする程度の大きさとなっている。もっとも、各照
射領域の大きさはこのような大きさに限定されるもので
はない。
【0045】図1中の制御部22は、図8に示すよう
に、例えば十数kHzの基準パルスを発生する。この基
準パルスは、ビームB1〜B12の変調信号として用い
られる。制御部22は、この基準パルスに基づいて、図
8に示すようにLED1〜12をそれぞれ点灯制御する
ための点灯制御信号を生成し、これらの点灯制御信号を
駆動回路23及び判定部26に供給する。本実施の形態
では、各LED1〜12の点灯制御信号は、図8に示す
ように、基準パルスの8パルスずつを順次巡回的に振り
分けたものとなっている。駆動回路23は、制御部22
から供給された各LED1〜12用の点灯制御信号に従
って、各LED1〜12を点灯駆動する。したがって、
図8中の各点灯制御信号が「ハイ」の時に当該点灯制御
信号に対応するLEDが点灯し、当該LEDに対応する
ビームが照射されることになる。このため、本実施の形
態では、基準パルスの8パルス分の期間が各ビーム発生
期間となっており、各ビームB1〜B12は、当該ビー
ム発生期間において8回パルス状に照射され、前記基準
パルスで変調された変調光として照射される。また、ビ
ームB1〜B12は、1つずつ順次照射され、互いに異
なるタイミングで照射される。このように、本実施の形
態では、全てのビームB1〜B12が互いに異なるタイ
ミングで同じ変調光として照射されるが、本発明では、
ビームB1〜B12のうちの2つ以上のビームが、互い
に異なるタイミングで、あるいは、互いに異なる変調光
として、あるいは、互いに異なるタイミングでかつ互い
に異なる変調光として、照射すればよい。
【0046】以上の説明からわかるように、本実施の形
態では、LED1〜12、レンズ31,32、制御部2
2及び駆動回路23が、所定の監視領域内の個々の複数
の個別領域にそれぞれ複数本のビームB1〜B12を、
互いに異なるタイミングで照射する照射手段を、構成し
ている。また、本実施の形態では、PINフォトダイオ
ード13及びレンズ33が、検出すべき物体としての杖
41に予め設けられた再帰反射材42であって前記ビー
ムB1〜B12を再帰反射する再帰反射材42からの、
反射光を受光する受光手段を、構成している。
【0047】図1中の増幅回路24は、PINフォトダ
イオード13からの受光信号を増幅する。バンドパスフ
ィルタ25は、増幅回路24により増幅された受光信号
に対して、前記基準パルスの周波数の信号のみを濾波す
る。これにより、太陽光等のノイズ成分は除去される。
バンドパスフィルタ25により濾波された受光信号は、
判定部26に供給される。
【0048】判定部26は、バンドパスフィルタ25に
より濾波された受光信号と、制御部22からの各LED
1〜12用の点灯制御信号(すなわち、各LED1〜1
2の発光タイミング信号)とに基づいて、再帰反射材4
2が前記監視領域内に存在するか否かを判定し、存在す
る場合は感知信号(検出信号)を出力する。
【0049】図9は、判定部26の動作の一例を示す概
略フローチャートである。この例では、判定部26は、
動作を開始すると、各LED1〜12用の点灯制御信号
に同期して、図8中の1つのパルスについて、バンドパ
スフィルタ25により濾波された受光信号を取り込む
(ステップS1)。次に、判定部26は、ステップS1
で取り込まれた受光信号のレベルが所定レベル以上であ
るか否かを判定し、さらに現在までの各パルスに関する
レベル判定結果に基づき、ステップS1で最新に取り込
まれた受光信号に対応する図8中のパルスが属するビー
ム発生期間(本実施の形態では8パルス分の期間)にお
いて、所定レベル以上である旨のレベル判別結果の回数
(受光信号が所定レベル以上であるパルスの数に相当)
が所定回数(例えば、5回)以上であるか否かを判定す
る(ステップS2)。所定回数以上でなければ、ステッ
プS1へ戻る。一方、所定回数以上であれば、再帰反射
材42、すなわち、杖41が前記監視領域内に存在する
ことを示す感知信号を出力する。
【0050】判定部26が図9に示すような動作を行え
ば、検出精度が高まって好ましいが、本発明では、判定
部26は、例えば、前記ステップS2において、ステッ
プS1で取り込まれた受光信号のレベルが所定のレベル
以上であるか否かを判定し、所定レベル以上であれば、
直ちに感知信号を出力してもよい。また、判定部26
は、感知信号を出力する際に、制御部26からの各LE
D1〜12の発光タイミング信号に基づいて、いずれの
LED1〜12が発光しているときに感知されたかを示
す信号(再帰反射材42の存在位置情報に相当)も、併
せて出力してもよい。
【0051】なお、前述した動作を行う制御部22及び
判定部26は、例えば、PLD(Programmable Logic D
evice)やマイクロコンピュータ等を用いて構成するこ
とができる。
【0052】本実施の形態によれば、撮像手段ではな
く、PINフォトダイオード13及びレンズ33からな
る受光手段が用いられているので、前記従来の物体検出
装置に比べて大幅にコストダウンを図ることができる。
【0053】本実施の形態によれば、監視領域内の個々
の複数の個別領域にそれぞれ複数本のビームB1〜B1
2が照射されるので、図2に示すように、杖41を持っ
た人が矢印X1方向に進行し、監視領域内に再帰反射材
42が存在するようになれば、PINフォトダイオード
13は、再帰反射材42からの高輝度の反射光を受光す
ることになる。
【0054】そして、本実施の形態では、前記従来の物
体検出装置と異なり、監視領域の全体に一括して同じ光
を照射するのではなく、複数の個別領域にそれぞれ複数
のビームB1〜B12を、互いに異なるタイミングで照
射する。したがって、本実施の形態は、互いに同一タイ
ミングでかつ互いに同一の変調光として照射される領域
は、監視領域のごく一部に限定される。このため、本実
施の形態によれば、PINフォトダイオード13によっ
て、再帰反射材42から反射される反射光(信号光)と
一緒に、当該信号光と識別不能に受光されるノイズ光
(地面、壁面その他の反射物からの反射光)が大幅に低
減される。その結果、S/Nが向上し、検出精度が高ま
る。
【0055】このように、本実施の形態によれば、撮像
手段を用いずにコストダウンを図ることができ、しかも
検出精度を高めることができる。
【0056】また、本実施の形態によれば、前述したよ
うに監視領域が帯状領域であるので、この帯状領域を通
過しようとした杖41を検出することができるととも
に、照射するビームB1〜B12の本数を減らすことが
でき、照射手段をより安価に構成することができる。し
かも、複数のビームB1〜B12がそれぞれ照射する個
別領域が当該帯状の領域の延びる方向に沿って実質的に
隙間をあけることなく並ぶように、複数のビームB1〜
B12が照射されるので、杖41の検出漏れを防止する
ことができる。
【0057】さらに、本実施の形態によれば、前述した
ように、水平面P内のビームB1〜B12の各照射領域
(各個別領域)は、再帰反射材42をちょうどカバーす
る程度の大きさとなっているので、S/Nをより向上さ
せつつ、照射するビームB1〜B12の本数を減らすこ
とができる。
【0058】さらにまた、本実施の形態によれば、ビー
ムB1〜B12を上方から鉛直方向に対して斜めに照射
するので、当該杖の先端が視覚障害者が進行する方向に
斜め下方に差し出されることから、所定方向X1に進行
する場合にのみ当該杖41を検出することができる。し
たがって、進行方向に応じた案内等を行う際に、適して
いる。
【0059】この点について、図10を参照して説明す
る。図10(a)は、図2に示す状態から杖41を持っ
た人が矢印X1の方向に進行して、監視領域内に到達し
た状況を示している。この場合、再帰反射材42とビー
ムB1〜B12との傾きの関係から、ビームB1〜B1
2のうち再帰反射材42を照射する光束の断面積が大き
くなり、再帰反射材42で反射されてPINフォトダイ
オード13により受光される光量が大きくなるため、再
帰反射材42が検出される。図10(b)は、杖41を
持った人が逆方向(矢印X2)の方向に進行して、監視
領域内に到達した状況を示している。この場合、再帰反
射材42とビームB1〜B12との傾きの関係から、ビ
ームB1〜B12のうち再帰反射材42を照射する光束
の断面積が小さくなり、再帰反射材42で反射されてP
INフォトダイオード13により受光される光量が小さ
くなるため、再帰反射材42が検出されない。
【0060】特に、本実施の形態では、ビームB1〜B
12の鉛直方向に対する傾き角が、略々30゜となって
いるので、所定方向X1に進行する場合にのみ当該杖4
1を検出する上で好ましいとともに、再帰反射材42が
他の人の影に隠れ難くすることができる。この傾き角
は、20゜以上40゜以下であってもよいが、25゜以
上35゜以下であることがより一層好ましい。
【0061】また、本実施の形態によれば、第1グルー
プのLED1〜6に対して共通して1つのレンズ31が
設けられ、第2グループのLED7〜12に対して共通
して1つのレンズ32が設けられているので、レンズの
数が少なくてすみ、よりコストダウンを図ることができ
る。
【0062】さらに、本実施の形態によれば、単一のP
INフォトダイオード13とその前部に配置されたレン
ズ33で受光手段が構成されているので、受光手段の構
成が簡単となり、一層コストダウンを図ることができ
る。
【0063】以上説明した実施の形態では、監視領域を
直線状の帯状領域とした例であったが、本発明では、監
視領域は、例えば、V字状、L字状、円弧状又は円状の
帯状領域とすることができる。監視領域の形状は、用途
に応じて自在に適宜定めることができる。
【0064】図11は監視領域を円状の帯状領域にした
例、図12は監視領域をV字状の帯状領域にした例を示
す。図11及び図12は、前述した図7に対応する、上
方から見た概略平面図である。図11及び図12中の円
状又はV字状の列をなす複数の円のうち、ハッチングを
付した円は第1グループの各LEDから第1のレンズ3
1を通過して照射される各ビームの水平面P内の照射領
域(個別領域)をそれぞれ示し、ハッチングを付してい
ない円は第2グループの各LEDから第2のレンズ32
を通過して照射される各ビームの水平面P内の照射領域
(個別領域)をそれぞれ示す。
【0065】図6を参照して説明すると、図11の場合
には、例えば、前記物体検出装置21において、第1の
グループの複数のLEDを円形に配列するとともに、第
2のグループの複数のLEDを円形に配列し、これらの
LEDの向きを適宜設定すればよい。図11の場合に
は、杖41を持った人が、いずれの方向から監視領域の
内側に進行しても検出することができる。
【0066】また、図12の場合には、例えば、前記物
体検出装置21において、第1のグループの複数のLE
DをV字状に配列するとともに、第2のグループの複数
のLEDをV字状に配列し、これらのLEDの向きを適
宜設定すればよい。
【0067】以上、本発明の実施の形態とその変形例に
ついて説明したが、本発明はこれらの実施の形態又は変
形例に限定されるものではない。
【0068】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
撮像手段を用いずにコストダウンを図ることができ、し
かも検出精度の高い物体検出装置を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態による物体検出装置を示
す概略構成図である。
【図2】図1に示す物体検出装置の配置例を模式的に示
す概略縦断面図である。
【図3】第1グループのLED及びこれらに対応する第
1のレンズのみを示す図2中のA−B矢視図である。
【図4】第2グループのLED及びこれらに対応する第
2のレンズのみを示す図2中のA−B矢視図である。
【図5】第1及び第2のLED並びに第1及び第2のレ
ンズを示す図2中のA−B矢視図である。
【図6】図2中のC−D矢視図である。
【図7】図2中のE−F矢視図である。
【図8】基準パルス及び点灯制御信号を示すタイミング
チャートである。
【図9】判定部の動作の一例を示す概略フローチャート
である。
【図10】進行方向の相違による検出の有無の様子を示
す説明図である。
【図11】監視領域を円状の帯状領域にした例を示す上
方から見た概略平面図である。
【図12】監視領域をV字状の帯状領域にした例を示す
上方から見た概略平面図である。
【符号の説明】
1〜6 第1グループのLED 7〜12 第2グループのLED 13 PINフォトダイオード 21 物体検出装置 22 制御部 23 駆動回路 24 増幅回路 25 バンドパスフィルタ 26 判定部 31,32,33 レンズ 41 杖 42 再帰反射材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G08G 1/04 G01V 9/04 S Fターム(参考) 5C086 AA22 CA11 CB15 DA40 5H180 AA23 CC01 CC07 5J084 AA02 AB07 AB17 AD03 BA07 BA36 BA43 BA57 BB02 BB06 CA03 CA10 CA12 CA19 CA27 CA31 CA69 DA01 DA07 DA08 EA02 EA31 FA03

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の監視領域内の個々の複数の個別領
    域にそれぞれ複数本のビームを照射する照射手段と、 検出すべき物体に予め設けられた再帰反射材であって前
    記ビームを再帰反射する再帰反射材からの、反射光を受
    光する受光手段と、 前記受光手段からの信号に基づいて前記再帰反射材が前
    記監視領域内に存在するか否かを判定する判定手段と、 を備え、 前記照射手段は、前記複数本のビームのうちの2つ以上
    のビームを、互いに異なるタイミングで、あるいは、互
    いに異なる変調光として、あるいは、互いに異なるタイ
    ミングでかつ互いに異なる変調光として、照射すること
    を特徴とする物体検出装置。
  2. 【請求項2】 前記所定の監視領域は帯状の領域であ
    り、前記照射手段は、前記複数本のビームがそれぞれ照
    射する前記個別領域が当該帯状の領域の延びる方向に沿
    って実質的に隙間をあけることなく一部重複してあるい
    は一部重複することなく並ぶように、前記複数本のビー
    ムを照射することを特徴とする請求項1記載の物体検出
    装置。
  3. 【請求項3】 前記各ビームにより照射される前記個別
    領域の大きさは、前記再帰反射材をちょうどカバーする
    程度の大きさであることを特徴とする請求項1又は2記
    載の物体検出装置。
  4. 【請求項4】 前記照射手段は、前記複数本のビームを
    上方から鉛直方向に対して斜めに照射することを特徴と
    する請求項1乃至3のいずれかに記載の物体検出装置。
  5. 【請求項5】 前記照射手段は、それぞれ前記複数本の
    ビームの光源となる複数の発光素子であって複数のグル
    ープに分けられた複数の発光素子と、前記複数のグルー
    プにそれぞれ対応して設けられた複数のレンズ部と、を
    含み、前記各グループの発光素子から発したビームは当
    該グループに対応する同じレンズ部を通過した後に前記
    個別領域をそれぞれ照射することを特徴とする請求項1
    乃至4のいずれかに記載の物体検出装置。
  6. 【請求項6】 前記受光手段は、単一の受光素子と、該
    受光素子の前部に配置されたレンズ部とからなることを
    特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の物体検出
    装置。
  7. 【請求項7】 前記受光手段は、受光素子と、該受光素
    子の前部に配置されたレンズ部とを含み、 前記照射手段は、前記受光素子の両側にそれぞれ配置さ
    れた複数の発光素子と、一方側に配置された複数の発光
    素子の前部及び他方側に配置された複数の発光素子の前
    部にそれぞれ配置された2つのレンズ部とを含み、 前記受光素子の一方の側に配置された複数の発光素子か
    ら発する複数本のビームが照射する前記個別領域と、前
    記受光素子の他方の側に配置された複数の発光素子から
    発する複数本のビームが照射する前記個別領域とが、交
    互に並ぶことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに
    記載の物体検出装置。
  8. 【請求項8】 前記照射手段は、前記各ビームを各ビー
    ム発生期間において複数回パルス状に照射し、前記判定
    手段は、前記各ビーム発生期間において、当該ビームの
    パルスに対応する前記受光手段からの信号のレベルが所
    定レベル以上であるパルスの数が、所定数以上であるか
    否かに基づいて、前記判定を行うことを特徴とする請求
    項1乃至7のいずれかに記載の物体検出装置。
  9. 【請求項9】 前記物体が視覚障害者用の杖であること
    を特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載の物体検
    出装置。
  10. 【請求項10】 所定の監視領域内を個々の複数の個別
    領域に分け、前記複数の個別領域にそれぞれ複数本のビ
    ームを照射し、検出すべき物体に予め設けられた再帰反
    射材であって前記ビームを再帰反射する再帰反射材から
    の、反射光を受光手段で受光し、前記受光手段からの信
    号に基づいて前記再帰反射材が前記監視領域内に存在す
    るか否かを判定する物体検出方法であって、 前記複数本のビームのうちの2つ以上のビームを、互い
    に異なるタイミングで、あるいは、互いに異なる変調光
    として、あるいは、互いに異なるタイミングでかつ互い
    に異なる変調光として、照射することを特徴とする物体
    検出方法。
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