JPH10268067A - 積雪深計測装置 - Google Patents

積雪深計測装置

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JPH10268067A
JPH10268067A JP9071718A JP7171897A JPH10268067A JP H10268067 A JPH10268067 A JP H10268067A JP 9071718 A JP9071718 A JP 9071718A JP 7171897 A JP7171897 A JP 7171897A JP H10268067 A JPH10268067 A JP H10268067A
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JP
Japan
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light
control processing
snow
processing means
snow depth
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Application number
JP9071718A
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English (en)
Inventor
Etsuo Iida
悦男 飯田
Taira Gi
平 魏
Tatsuo Hashizume
達雄 橋詰
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Koito Industries Ltd
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Koito Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 信頼性が高く、背景光の影響を受けにくく、
精密な計測が可能な積雪深計測装置を提供する。 【解決手段】 所定の波長帯域の断面が矩形の扇形ビー
ムを被計測雪面上に照射する発光器1と、発光器1から
発せられるビームの波長帯域と同等の光のみを撮像する
受光器2と、光切断法を用いて受光器2の出力から積雪
深を算出する制御処理手段3とを備え、発光器1及び受
光器2は被計測雪面上に一定距離だけ離間して配置さ
れ、制御処理手段3は信号画像と背景画像とを差分処理
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は積雪深計測装置にか
かわり、特に、光切断法を用いて積雪深を計測する積雪
深計測装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】道路の横断方向の積雪状態を計測するこ
とは、道路に積もった雪を除雪するタイミングを遠隔地
で判断する上で重要である。道路上の一点の積雪深を計
測するだけでは、その計測した一点がたまたま轍だった
場合に、積雪深が小さく計測され、除雪時期の判断を誤
ってしまうことがある。道路の横断方向の積雪深を計測
する装置としては、従来、光学式距離計測型の積雪深計
測装置が用いられていた。図10は、この従来の積雪深
計測装置の構成図である。同図に示されるように、従来
の積雪深計測装置は、センサ部60と制御処理部63と
が被計測雪面上に架設された支柱66に取り付けられた
構造となっている。また、センサ部60は、光ビームを
発する点光源と、雪面で反射した光ビームを感知するセ
ンサと、光ビームを道路横断方向8にスキャニングする
走査装置とによって構成されている。制御処理部60
は、点光源から発せられた光ビームが雪面上で反射して
戻るまでの時間を計測して、この時間と、このときの光
ビームの鉛直方向に対する角度αとから、積雪深を算出
する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
積雪深計測装置は、光ビームをスキャニングするために
点光源を走査装置で機械的に動かす必要があった。この
ため、スキャンニング動作が不安定であり、計測結果の
誤差の原因となっていた。また、走査装置は点光源の角
度を機械的に変えるため故障する可能性が高く、装置の
信頼性と寿命とを規定する要素となっていた。また、点
光源が発する光ビームは、太陽光や車のヘッドライト等
の背景光に比べて微弱であった。このため、昼間の計測
は困難であり、また、夜間でもヘッドライト等の背景光
により計測できなくなることがあった。
【0004】本発明はこのような課題を解決するために
なされたものであり、その目的は、信頼性が高く、背景
光の影響を受けにくく、精密な計測が可能な積雪深計測
装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、所定の波長帯域のビームを発生する光源
とこのビームから断面が矩形の扇形ビームを形成するレ
ンズとを有して扇形ビームを被計測雪面上に照射する発
光器と、点光源から発せられるビームの波長帯域と同等
の通過波長特性を持つ干渉フィルタとこの干渉フィルタ
を通過した光を撮像するCCDカメラとを有する受光器
と、発光器及び受光器に接続されてこれら発光器及び受
光器の動作を制御すると共に光切断法を用いて受光器の
出力から積雪深を算出する制御処理手段とを備え、発光
器及び受光器は被計測雪面上に一定距離だけ離間して配
置され、制御処理手段は被計測雪面上に扇形ビームが照
射されているときに受光器から出力された信号画像と照
射されていないときに出力された背景画像とを差分処理
する。さらに、制御処理手段に接続されて、通信回線を
介して監視用端末との間でデータの送受信を行なう送受
信手段を備える。さらに、制御処理手段は、CCDカメ
ラのシャッタ動作と同期して光源をパルス駆動する。さ
らに、制御処理手段は、受光器からの2つの出力画像を
差分処理して、この処理結果の絶対値が所定の値より大
きい部分に相当する最初の差分処理の処理結果の画素値
を零にする。あるいは、制御処理手段は、差分処理に用
いた信号画像及び背景画像の前後に受光器から出力され
た2つの背景画像を差分処理して、この処理結果の絶対
値が所定の値より大きい部分に相当する最初の差分処理
の処理結果の画素値を零にする。さらに、光源を発光ダ
イオード又はレーザ発生器とする。さらに、レンズを反
射鏡又はホログラム板とする。
【0006】発光器のレンズは光源が発生したビームを
断面が矩形の扇形ビームにする。このため、ビームを機
械的にスキャニングするための走査機構を用いないで、
線光源を得ることができる。これに加えて、制御処理手
段は光切断法を用いて積雪深を算出するため、計測精度
が向上する。光源は所定の波長帯域のビームを発生して
信号光とし、受光器の干渉フィルタは信号光の波長帯域
と同等の通過波長特性を持っている。このため、干渉フ
ィルタは信号光と同程度の波長の光のみを通過させるた
め、それ以外の波長の背景光を除去することができる。
また、制御処理手段は信号画像と背景画像とを差分処理
する。これにより、干渉フィルタで除去できないような
信号光と同程度の波長の背景光を有効に除去することが
できる。また、制御処理手段は光源をパルス駆動する。
このため、ビームを発生する時間が短くなりビーム発生
時の出力パワーが向上するので、信号光を明るくするこ
とができる。制御処理手段は、受光器からの2つの出力
画像、特に、背景光除去に用いた信号画像及び背景画像
の前後の背景画像を差分処理する。2つの出力画像を差
分処理しても、移動物体を除去することはできない。逆
に、差分処理した画像の画素値に対して所定の値のしき
い値を設定することにより、移動物体を検出することが
できる。このことを利用して、画素値の絶対値がしきい
値より大きい部分を特定し、その部分に相当する、背景
が除去された信号画像の画素値を零にすることにより、
移動物体を除去することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態につ
いて図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明に
よる積雪深計測装置の構成図である。同図に示されるよ
うに、発光器1と受光器2は、路側に設置された支柱6
から道路上に張り出したアーム7に取り付けられてい
る。発光器1と受光器2は被計測雪面に対して十分な高
さに設置されている。また、発光側の光束L1と受光側
の光束L2とが被計測雪面上で有角度θをなすように、
発光器1と受光器2は道路の車両進行方向9に沿って一
定距離だけ離間して設置されている。また、制御処理部
3と送受信部4とを収容する筐体5が支柱6に取り付け
られている。
【0008】発光器1は、道路横断方向8に広がる断面
が矩形の扇状ビームを被計測雪面上に投射する。この扇
状ビームは雪面上で反射されて、後述する受光器2のC
CDカメラの撮像面に光の帯となって結像する。この光
の帯の像の位置は、反射面すなわち雪面の高さに応じて
変位する。図2は、図1に示された積雪深計測装置を道
路横断方向8から見た図である。図2を見れば、高さ成
分が奥行き成分に変換されることがわかる。したがっ
て、図3に示されるような凹凸のある雪面上で反射され
た扇状ビームの像は、図4に示されるように、雪面の形
状に応じて車両進行方向9に変位したパターンになる。
なお、図2〜図4において、h,h′は積雪の高さ、
l,l′は積雪の高さによる変位量である。また、図4
における点線は、積雪がないときの路面の位置を示して
いる。本発明が採用する光切断法は、この変位量l,
l′から積雪の高さh,h′すなわち積雪深を求めるも
のである。なお、図1,2では、扇状ビームは発光器1
と受光器2から等距離の路面に向かって投射されている
が、扇状ビームが投射される位置が発光器1と受光器2
から等距離の位置でなくても、光切断法により積雪深を
計測することは可能である。
【0009】次に、図1に示された積雪深計測装置の各
構成要素について、さらに詳しく説明する。図5は、図
1に示された積雪深計測装置の構成を示すブロック図で
ある。図5に示されるように積雪深計測装置は、線光源
としての発光器1と、雪面上で反射した光を撮像する受
光器2と、発光器1及び受光器2に接続されてこれらの
動作を制御すると共に、光切断法を用いて受光器2の出
力から積雪深を算出する制御処理部3と、制御処理部3
と接続されて通信回線31を介して監視用端末32との
間でデータの送受信を行う送受信部4とを備えている。
【0010】まず、発光器1について説明する。図5に
示されるように発光器1は、発光ダイオード(以下、L
EDという)駆動回路11、LED12及びシリンドリ
カルレンズ13から構成されている。LED12は所定
の波長帯域のビームを発生する光源として使用する。し
たがって、LED12の代わりにレーザ光を発生するレ
ーザ発生器を用いてもよい。この場合、LED駆動回路
11はレーザ発生器を駆動する回路に置き換えられるこ
とは言うまでもない。
【0011】また、LED12は近赤外線(波長850
nm程度)を発生するものを使用することが望ましい。
計測に近赤外線を用いるのは、近赤外線が人間の目に見
えないため、計測時に通過するドライバを眩惑させるこ
とがないからである。また、太陽光の分光分布は、可視
領域から近赤外領域にかけて、波長が長くなるほど放射
照度が低下する。このため、計測に近赤外線を使用する
ことにより、後述する図6におけるステップ42で除去
すべき太陽光等の背景光が小さくなる。したがって、等
価的にLED12で発生した信号光と背景光とのS/N
比が向上する。
【0012】LED駆動回路11は制御処理部3の指示
に従って、CCDカメラのシャッタ動作と同期してLE
D12をパルス駆動する。LED12をパルス駆動する
ことにより、LED12の発光時間が短くなる。このた
め、LED12の発光時の出力パワーが向上するので、
LED12はより強い光を発することができる。シリン
ドリカルレンズ13は、LED12が発した光ビームを
断面が矩形の扇形ビームにする。シリンドリカルレンズ
13により形成された扇形ビームは、雪面に光の帯とな
って照射される。なお、図5ではレンズとしてシリンド
リカルレンズ13を使用しているが、LED12が発し
た光ビームを断面が矩形の扇形ビームにすることができ
る反射鏡やホログラム板等を、シリンドリカルレンズ1
3に代えて使用することもできる。
【0013】次に、受光器2について説明する。図5に
示されるように受光器2は、干渉フィルタ21及びCC
Dカメラ22から構成されている。干渉フィルタ21
は、太陽光や車のヘッドライト等の背景光を発光器1か
ら発せられる信号光と分離するためのものである。LE
D12が発する光は狭い帯域幅の波長特性を持ってい
る。したがって、CCDカメラ22に信号光の波長だけ
を通過させる干渉フィルタ21を用いることにより、大
部分の背景光を除去することができる。CCDカメラ2
2は、干渉フィルタ21を通過して撮像面に結像した像
を制御処理部3に出力する。
【0014】次に、制御処理部3の動作について説明す
る。図6は、制御処理部3の動作の流れを示すフローチ
ャートである。また図7は、CCDカメラ22の垂直同
期パルス(A)とLED駆動パルス(B)との関係を示
すタイミングチャートである。前述したように制御処理
部3は、CCDカメラ22のシャッタ動作とLED12
のパルス駆動とを同期するように制御する。ただし、後
述するように、図6におけるステップ42で背景光の影
響を除去し、ステップ43で計測範囲内を移動する物体
の影響を除去するために、信号光が照射されているとき
の画像(以下、信号画像という)と共に、信号光が照射
されていないときの画像(以下、背景画像という)とが
必要である。
【0015】このため、本実施の形態では、ステップ4
1において図7に示されるように、制御処理部3は信号
画像を取り込んでから次に信号画像を取り込むまでに、
背景画像を3回取り込む。なお、ステップ42、43で
は、信号画像の前に取り込まれた2画像と信号画像の後
に取り込まれた1画像とを信号画像に対する雑音除去に
使用するため、図7に示されるa〜dの各フレームで取
り込まれる画像をそれぞれ背景画像1、背景画像2、信
号画像、背景画像3と呼ぶ。
【0016】次に、ステップ42において、受光器2の
干渉フィルタ21を通過した背景光の影響を除去する。
具体的には、ステップ41で取り込んだ背景画像2と信
号画像とを差分処理して、計測画像を得る。図8は、制
御処理部3による背景光除去を示す図であり、(A)は
背景画像2、(B)は信号画像、(C)は計測画像をそ
れぞれ示している。また、図8において、51は信号光
による光の帯、52は背景である。
【0017】次に、ステップ43において、計測範囲内
を通過する移動物体の影響を除去する。図9は、制御処
理部3による移動物体除去を示す図である。ただし、
(A)〜(G)は各画像の1水平ライン分を示してお
り、縦軸は画素値である。また、(A)は背景画像1、
(B)は背景画像2、(C)は信号画像、(D)は背景
画像3、(E)はステップ42で得られた計測画像であ
る。移動物体の除去には、ステップ42で背景光除去に
使った背景画像2及び信号画像の前後の背景画像である
背景画像1及び背景画像3を使用する。まず、背景画像
1と背景画像3とを差分処理して、得られた画像の画素
値の絶対値を求める(図9(F))。次に、この画素値
の絶対値と予め設定されているしきい値53とを比較し
て、画素値の絶対値がしきい値53より大きい部分54
を特定する。この部分54が移動物体の影響を受けてい
る部分である。次に、特定された部分54に相当する計
測画像の画素値を零にする。これにより、移動物体の影
響が除去された計測画像(図9(G))が得られる。
【0018】次に、ステップ44において、計測画像に
おける光の帯の座標を求めて、積雪深を算出する。この
算出法の原理は、光切断法の説明において前述したとお
りである。具体的には、各積雪深に対する光の帯の変位
を予め測定しておいて、計測時にそのデータを参照して
積雪深を算出する。次に、ステップ45において、計測
結果を送受信部4に出力する。なお、送受信部4は通信
回線31を介して監視用端末32と接続されており、監
視用端末32の間でデータの送受信を行う。これによ
り、遠隔地から積雪深計測装置が設置された積雪の状態
を知ることができると共に、遠隔地から積雪深計測装置
の動作を制御することができる。
【0019】なお、本実施の形態では計測に線光源を用
いたが、アレー状に並べた点光源を用いても本実施の形
態に近い効果が得られる。また、道路横断方向8の積雪
深の計測について説明してきたが、本発明により積雪深
の計測可能な場所は道路に限られないことは言うまでも
ない。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、発
光器のレンズにより断面が矩形の扇形ビームが形成され
るため、ビームを機械的にスキャニングしなくても線光
源を得ることができる。このため、装置の信頼性を向上
することができる。これに加えて、制御処理手段は光切
断法を用いて積雪深を計測するため、計測精度を向上さ
せることができる。
【0021】また、干渉フィルタにより信号光の波長帯
域以外の背景光を除去すると共に、制御処理手段により
信号画像と背景画像とを差分処理して背景光を有効に除
去する。また、制御処理手段は光源をパルス駆動するこ
とにより、信号光が明るくなる。このように、背景光に
よる影響を低減する一方で信号光を明るくすることによ
り、背景光の影響を受けずに計測することができる。ま
た、制御処理手段は、受光器からの2つの出力画像を差
分処理して、その処理結果の絶対値がしきい値より大き
い部分に相当する計測画像の画素値を零にすることによ
り、移動物体を除去することができる。このため、移動
物体の影響を受けずに計測することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による積雪深計測装置の構成図であ
る。
【図2】 図1に示された積雪深計測装置を道路横断方
向から見た図である。
【図3】 扇状ビームが照射された凹凸のある雪面を示
す模式図である。
【図4】 CCDカメラの撮像面における図3に示され
た雪面のパターンを示す図である。
【図5】 図1に示された積雪深計測装置の構成を示す
ブロック図である。
【図6】 制御処理部の動作の流れを示すフローチャー
トである。
【図7】 CCDカメラの垂直同期パルスとLED駆動
パルスとの関係を示すタイミングチャートである。
【図8】 制御処理部による背景光除去を示す図であ
る。
【図9】 制御処理部による移動物体除去を示す図であ
る。
【図10】 従来の積雪深計測装置の構成図である。
【符号の説明】
1…発光器、2…受光器、3…制御処理部、4…送受信
部、6…支柱、7…アーム、8…道路横断方向、9…車
両進行方向、11…LED駆動回路、12…LED、1
3…シリンドリカルレンズ、21…干渉フィルタ、22
…CCDカメラ、31…通信回線、32…監視用端末、
51…光の帯、52…背景、53…しきい値、54…画
素値の絶対値がしきい値より大きい部分、θ…有角度、
h,h′…積雪の高さ、l,l′…積雪の高さによる変
位量。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の波長帯域のビームを発生する光源
    と、前記ビームから断面が矩形の扇形ビームを形成する
    レンズとを有して、前記扇形ビームを被計測雪面上に照
    射する発光器と、 前記ビームの波長帯域と同等の通過波長特性を持つ干渉
    フィルタと、この干渉フィルタを通過した光を撮像する
    CCDカメラとを有する受光器と、 前記発光器及び受光器に接続されて、これら発光器及び
    受光器の動作を制御すると共に、光切断法を用いて前記
    受光器の出力から積雪深を算出する制御処理手段とを備
    え、 前記発光器及び受光器は被計測雪面上に一定距離だけ離
    間して配置され、 前記制御処理手段は被計測雪面に前記扇形ビームが照射
    されているときに前記受光器から出力された信号画像と
    照射されていないときに出力された背景画像とを差分処
    理することを特徴とする積雪深計測装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記制御処理手段に接続されて、通信回線を介して監視
    用端末との間でデータの送受信を行なう送受信手段を備
    えたことを特徴とする積雪深計測装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、 前記制御処理手段は、前記CCDカメラのシャッタ動作
    と同期して前記光源をパルス駆動することを特徴とする
    積雪深計測装置。
  4. 【請求項4】 請求項1において、 前記制御処理手段は、前記受光器からの2つの出力画像
    を差分処理して、この処理結果の絶対値が所定の値より
    大きい部分に相当する最初の差分処理の処理結果の画素
    値を零にすることを特徴とする積雪深計測装置。
  5. 【請求項5】 請求項1において、 前記制御処理手段は、前記差分処理に用いた信号画像及
    び背景画像の前後に前記受光器から出力された2つの背
    景画像を差分処理して、この処理結果の絶対値が所定の
    値より大きい部分に相当する最初の差分処理の処理結果
    の画素値を零にすることを特徴とする積雪深計測装置。
  6. 【請求項6】 請求項1又は請求項3において、 前記光源は、発光ダイオード又はレーザ発生器であるこ
    とを特徴とする積雪深計測装置。
  7. 【請求項7】 請求項1において、 前記レンズは、反射鏡又はホログラム板であることを特
    徴とする積雪深計測装置。
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