JP2002214047A - 温度分布測定方法および装置 - Google Patents

温度分布測定方法および装置

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JP2002214047A
JP2002214047A JP2001008573A JP2001008573A JP2002214047A JP 2002214047 A JP2002214047 A JP 2002214047A JP 2001008573 A JP2001008573 A JP 2001008573A JP 2001008573 A JP2001008573 A JP 2001008573A JP 2002214047 A JP2002214047 A JP 2002214047A
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filter
light
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temperature
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Kenji Yano
賢司 矢野
Misao Iwata
美佐男 岩田
Miyuki Hashimoto
みゆき 橋本
Kuniyuki Kitagawa
邦行 北川
Norio Arai
紀男 新井
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Noritake Co Ltd
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Noritake Co Ltd
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01JMEASUREMENT OF INTENSITY, VELOCITY, SPECTRAL CONTENT, POLARISATION, PHASE OR PULSE CHARACTERISTICS OF INFRARED, VISIBLE OR ULTRAVIOLET LIGHT; COLORIMETRY; RADIATION PYROMETRY
    • G01J5/00Radiation pyrometry, e.g. infrared or optical thermometry
    • G01J5/0003Radiation pyrometry, e.g. infrared or optical thermometry for sensing the radiant heat transfer of samples, e.g. emittance meter
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01JMEASUREMENT OF INTENSITY, VELOCITY, SPECTRAL CONTENT, POLARISATION, PHASE OR PULSE CHARACTERISTICS OF INFRARED, VISIBLE OR ULTRAVIOLET LIGHT; COLORIMETRY; RADIATION PYROMETRY
    • G01J5/00Radiation pyrometry, e.g. infrared or optical thermometry
    • G01J5/60Radiation pyrometry, e.g. infrared or optical thermometry using determination of colour temperature
    • G01J5/602Radiation pyrometry, e.g. infrared or optical thermometry using determination of colour temperature using selective, monochromatic or bandpass filtering

Abstract

(57)【要約】 【課題】 被測定部材の表面温度を高い精度で測定する
ための温度分布測定装置を提供する。 【解決手段】 温度分布測定装置10においては、温度
分布の測定温度範囲の略最低温度における黒体の波長に
対する輻射強度曲線L1のうち、常温における輻射強度
BGより高い高輻射領域から選択された波長の光を通過
させる第1フィルタ34と、第1波長λ1 の1/12以
下であり且つその第1波長λ1 の半値幅Δλ1 および第
2波長の半値幅Δλ2 の和以上の波長差となるように第
1波長λ1からずらされた波長の光を通過させる第2フ
ィルタ36をとが用いられるので、十分な輻射強度の信
号が得られてそのS/N比が高くなり、しかも互いに近
接した第1波長の光および第2波長の光が得られるの
で、「近接する2波長では放射率の波長依存性は無視で
き、ε1 =ε2 と近似できる」という2色温度計の測定
原理の前提条件が確実に成立することになり、十分に高
精度の温度分布が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、放射率が不明な複
数種類の材料から成る被測定部材の表面温度を高い精度
で測定するための温度分布測定装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】焼成炉や加熱炉内の物体の表面温度、発
熱体の表面温度などの温度分布を正確に測定することが
必要とされる場合がある。このため、2色温度計の測定
原理を利用して、物体から放射される光エネルギのうち
予め選択された相互に異なる2波長を用いてイメージセ
ンサにて物体の画像をそれぞれ検出し、検出された1対
の画像の同じ部分毎に放射強度の比を求め、その放射強
度の比に基づいて物体の表面温度を測定する装置が提案
されている。たとえば、特公平7−6844号公報に記
載された装置がそれである。これによれば、物体表面の
放射率が不明であっても、相互に異なる2つの波長毎の
放射強度の比と物体表面温度との間で相関関係が成立す
ることを利用し、予め求められた関係式から実際の放射
強度比に基づいて表面温度分布が算出される。
【0003】ところで、上記特公平7−6844号公報
に記載された装置では、テレビジョンカメラからなる画
像受信装置を用いて、物体からの光のうちの三原色RG
B(たとえば赤色の590nm、緑色の530nm、青
色の460nm)毎に輻射強度を検出し、それらのうち
の2色たとえばRおよびGの輻射強度比を複数組求め、
予め算出された補正付理論曲線から実際の輻射強度比に
基づいて物体の表面温度に換算して温度分布が表示され
るようになっている。
【0004】
【発明が解決すべき課題】しかしながら、上記従来の温
度分布測定装置によれば、物体からの光を3つに分けて
そのうちの2つを用いるものであることから、分けられ
た光は所定波長の放射強度とは言えず、2色温度計の測
定原理の前提である「近接する2波長では放射率の波長
依存性は無視でき、ε1 =ε2 と近似できる」という条
件には正確に該当しないものであるので、得られた温度
分布には大きな誤差が含まれるという問題があった。
【0005】本発明は以上の事情を背景として為された
ものであり、その目的とするところは、被測定部材の表
面温度を高い精度で測定するための温度分布測定装置を
提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための第1の手段】斯かる目的を達成
するための方法発明の要旨とするところは、被測定部材
の表面から放射される光のうちから選択された第1波長
および第2波長を用いてそれぞれ得られたその被測定部
材の2画像のうちの同じ部位で検出される輻射強度の比
に基づいて被測定部材の温度を画素単位でそれぞれ算出
し、被測定部材表面の温度分布を測定するための温度分
布測定方法であって、(a) 前記被測定部材の表面から放
射される光のうちから前記第1波長の光を選択するため
に、測定温度範囲の最低温度における黒体の波長に対す
る輻射強度曲線のうち、常温における輻射強度より高い
高輻射領域から選択された波長であって、その波長の1
/20以下の半値幅の光を通過させる第1フィルタを用
いて、前記被測定部材の表面から放射される光を透過さ
せる第1波長選択工程と、(b) 前記被測定部材の表面か
ら放射される光のうちから第2波長の光を選択するため
に、前記高輻射領域内において、前記第1波長の1/1
2以下であり且つ前記第1波長の半値幅および前記第2
波長の半値幅の和以上の波長差以上の波長差となるよう
にその第1波長からずらされた波長の光を通過させる第
2フィルタを用いて、前記被測定部材の表面から放射さ
れる光を透過させる第2波長選択工程とを、含むことに
ある。
【0007】
【課題を解決するための第2の手段】また、上記発明方
法を好適に実施するための装置発明の要旨とするところ
は、被測定部材の表面から放射される光のうちから選択
された第1波長および第2波長を用いてそれぞれ得られ
た被測定部材の2画像のうちの同じ部位で検出される輻
射強度の比に基づいて被測定部材の温度を画素単位でそ
れぞれ算出し、被測定部材表面の温度分布を測定するた
めの温度分布測定装置であって、(a) 前記被測定部材の
表面から放射される光のうちから前記第1波長の光を選
択するために、測定温度範囲の最低温度付近における黒
体の波長に対する輻射強度曲線のうち、常温における輻
射強度より高い高輻射領域から選択された波長であっ
て、その波長の1/20以下の半値幅の光を通過させる
第1フィルタと、(b) 前記被測定部材の表面から放射さ
れる光のうちから第2波長の光を選択するために、前記
高輻射領域内において、前記第1波長の1/12以下で
あり且つ前記第1波長の半値幅および前記第2波長の半
値幅の和以上の波長差以上の波長差となるようにその第
1波長からずらされた波長であって、その波長の1/2
0以下の半値幅の光を通過させる第2フィルタとを、含
むことにある。
【0008】
【第1発明および第2発明の効果】このようにすれば、
被測定部材の表面から放射される光のうちから選択され
た第1波長および第2波長を用いてそれぞれ得られた被
測定部材の2画像のうちの同じ部位で検出される輻射強
度の比に基づいて被測定部材の温度を画素単位でそれぞ
れ算出し、被測定部材表面の温度分布を測定するに際し
て、被測定部材の表面から放射される光のうちから前記
第1波長の光を選択するために、測定温度範囲の最低温
度における黒体の波長に対する輻射強度曲線のうち、常
温における輻射強度より高い高輻射領域から選択された
波長であって、その波長の1/20以下の半値幅の光を
通過させる第1フィルタを用いて、前記被測定部材の表
面から放射される光が透過させられ、また、被測定部材
の表面から放射される光のうちから第2波長の光を選択
するために、前記高輻射領域内において、前記第1波長
の1/12以下であり且つ前記第1波長の半値幅および
第2波長の半値幅の和以上の波長差となるようにその第
1波長からずらされた波長の光を通過させる第2フィル
タを用いて、前記被測定部材の表面から放射される光を
透過させられることから、十分な輻射強度の信号が得ら
れてそのS/N比が高くなり、しかも互いに近接した第
1波長の光および第2波長の光が得られるので、2色温
度計の測定原理の前提である「近接する2波長では放射
率の波長依存性は無視でき、ε1 =ε2 と近似できる」
という条件に正確に該当することになり、十分に高精度
の温度分布が得られる。
【0009】
【発明の他の態様】ここで、好適には、前記第1発明ま
たは第2発明において、前記第1フィルタは、前記第1
波長の1/20以下の半値幅の光を透過させるものであ
り、前記第2フィルタは前記第2波長の1/20以下の
半値幅の光を透過させるものである。このようにすれ
ば、第1波長および第2波長の光が十分に単色性のある
ものとされるので、2色温度計の測定原理の前提が満足
され、温度分布の測定精度が十分に高められる。
【0010】また、好適には、前記第1発明または第2
発明において、前記第1フィルタおよび前記第2フィル
タは、それらの透過率の差が30%以内なるように構成
されたものである。このようにすれば、第1波長および
第2波長の光のうち輝度の低い側の波長の光において、
感度およびS/N比が維持されて温度分布の測定精度が
得られる。
【0011】
【発明の好適な実施の形態】以下、本発明の一実施例を
図面を参照して説明する。
【0012】図1は、本発明の一実施例の温度分布測定
装置10の構成を説明する図である。図1において、焼
成炉、加熱炉などの炉内において加熱されている被測定
部材12の表面から放射された光は、ハーフミラー(ビ
ームスプリッタ)14により第1光路16および第2光
路18に2分されるようになっている。第1光路16お
よび第2光路18はミラー20、22によって略直角に
曲げられた後ハーフミラー24によって合成され、多数
の光検出素子が配列された光検出面26を備えたCCD
素子28と、その光検出面26に被測定部材12の画像
を結像させるレンズ装置30とを有する画像検出器32
に入射させられるようになっている。
【0013】上記第1光路16および第2光路18に
は、たとえば中心波長600nm且つ半値幅10nm程
度の第1波長(帯)λ1 の光を通過させる第1フィルタ
34、およびたとえば中心波長650nm且つ半値幅1
0nm程度の第2波長(帯)λ 2 の光を通過させる第2
フィルタ36がそれぞれ介挿されている。上記第1フィ
ルタ34および第2フィルタ36は、光波干渉を利用し
て所定の波長帯を通過させる所謂干渉フィルタから構成
されている。
【0014】上記第1波長λ1 および第2波長λ2 は、
たとえば以下のようにして決定されている。先ず、プラ
ンクの式により温度分布の測定温度範囲の最低温度たと
えば500℃における黒体の波長と放射(輻射)強度と
の間の関係すなわち図2に示す曲線L1が求められ、次
いで室温たとえば25℃における被測定部材12からの
バックグラウンド放射強度EBGが測定される。次いで、
そのバックグラウンド放射強度EBGの3倍値すなわち3
×EBGを上まわる曲線L1上の任意の1点が第1波長λ
1 として決定される。検出誤差以上の強度を用いて測定
精度を高めるためである。次に、第1波長λ1 の1/1
2の波長以下の波長Δλだけたとえば第1波長λ1 を6
00nmとすれば50nm(=Δλ)だけ第1波長λ1
から上または下へずらした波長たとえば650nmが第
2波長λ2 として決定される。後述の2色温度計の原理
を示す近似式(式1)を成立さるためである。なお、第
1波長λ1 および第2波長λ2 は、放射強度の測定精度
を維持するために相互の波長が重ならないように、以下
において決定する半値幅の2倍以上の差が設けられるよ
うにする。そして、上記第1波長λ1 および第2波長λ
2 は、単色光の性質を維持するために、その中心波長の
1/20以下、たとえば20nm程度以下の半値幅が用
いられる。また、第1フィルタ34および第2フィルタ
36は、それらの透過率の差が30%以内となるように
構成されている。透過率の差が30%よりも大きくなる
と、上記第1波長λ1 および第2波長λ2 のうちの輝度
の低い側の波長の光において感度が低下してS/N比が
下がり、表示温度の精度が低下する。
【0015】したがって、本実施例の温度分布測定装置
10には、被測定部材12の表面から放射される光のう
ちから第1波長λ1 の光を選択するために、温度分布の
測定温度範囲の最低温度付近における黒体の波長に対す
る輻射強度曲線L1のうち、常温における輻射強度EBG
より十分に高い高輻射領域から選択された波長であっ
て、その波長の1/20以下の半値幅の光を通過させる
第1フィルタ34と、被測定部材12の表面から放射さ
れる光のうちから第2波長λ2 の光を選択するために、
上記高輻射領域内において、第1波長λ1 の1/12以
下であり且つ上記第1半値幅および第2半値幅の和以上
の波長差だけその第1波長λ1 からずらされた波長であ
って、その波長の1/20以下の半値幅の光を通過させ
る第2フィルタ36とが設けられていることになる。
【0016】図1の光学系において、たとえばミラー2
0、22によってハーフミラー24から画像検出器32
までの間において第1光路16と第2光路18とが上記
第1画像G1 と第2画像G2 とが相互に重複しない程度
に僅かにずらされることにより、CCD素子28の光検
出面26において波長の異なる2画像が結像されるよう
になっている。すなわち、前記画像検出器32において
は、たとえば図3に示すように、被測定部材12の表面
から放射される光のうちから第1フィルタ34により選
択された第1波長λ1 の被測定部材12の第1画像G1
が光検出面26上の第1位置B1 に結像され、且つ被測
定部材12の表面から放射される光のうちから第2フィ
ルタ36により選択された第2波長λ2 の被測定部材1
2の第2画像G2 が、光検出面26上の上記第1位置B
1 とは異なる第2位置B2 に結像させられるようになっ
ている。これにより、光検出面26に配列された多数の
光検出素子により、上記第1画像G1 の各部位の放射強
度および第2画像G2 の各部位の放射強度が素子単位す
なわち画素単位で検出されるようになっている。たとえ
ば、前記ミラー20、22、ハーフミラー14、24、
レンズ装置30などが、被測定部材12の画像を波長毎
に同時に2位置に結像させるための第1波長選択工程、
第2波長選択工程、或いは光学式結像装置に対応してい
る。
【0017】演算制御装置40は、たとえばCPU、R
AM、ROM、入出力インターフェースなどを含む所謂
マイクロコンピュータであって、CPUは予めROMに
記憶されたプログラムに従って入力信号、すなわち上記
光検出面26に配列された多数の光検出素子からの信号
を処理し、画像表示器42に被測定部材12の表面温度
分布を表示させる。
【0018】図4は、上記演算制御装置40の演算制御
作動の要部を説明するフローチャートである。ステップ
(以下、ステップを省略する)S1では、光検出面26
に配列された多数の光検出素子からの信号により、第1
画像G1 の各部位の放射強度E1ij および第2画像G2
の各部位の放射強度E2ij が素子単位すなわち画素単位
で読み込まれる。次に、輻射強度比算出工程或いは輻射
強度比算出手段に対応するS2では、光検出面26内の
第1位置B1 に結像された第1画像G1 および第2位置
2 に結像された第2画像G2 のうちの同じ部分に位置
する光検出素子対がそれぞれ検出する第1波長λ1 の輻
射強度E1ij と第2波長λ2 の輻射強度E2ij との輻射
強度比Rij(=E1ij /E2ij )が算出される。次い
で、画素温度算出工程或いは画素温度算出手段に対応す
るS3において、たとえば図5に示す予め記憶された関
係から上記画素毎に算出された実際の輻射強度比Rij
基づいて、被測定部材12の画像を構成する画素毎の温
度Tijが算出される。上記図5に示す関係は、たとえば
式1に示す2色温度計の測定原理を示す近似式から得ら
れるものである。式1は、放射率を用いなくても異なる
2波長λ1 およびλ2における輻射(放射)強度の比R
から被測定部材12の表面温度Tを求めることができる
ように導かれたものである。以下の式において、λ2
λ1 であって、Tは絶対温度を、C1 は放射(Planck)
第1定数、C2 は放射(Planck)第1定数をそれぞれ示
している。
【0019】
【0020】上式1は、以下のようにして求められる。
すなわち、波長λにおいて単位時間、単位面積当たりに
黒体から放射される輻射強度(エネルギ)Eb およびλ
はプランク(Planck)の式である式2に従うことが知ら
れている。また、 exp(C2/λT)>>1である場合
には、ウイーン(Wien)の近似式である式3が成り立つ
ことが知られている。通常の物体は灰色であるため、放
射率εを入れて書き換えると、式4となる。この式4を
用いて2波長λ1 およびλ2 の放射強度E1 およびE2
の比Rを求めると式5が導かれる。上記2波長λ1 およ
びλ2 が近接している場合には、放射率εの依存性を無
視することができ、ε1 =ε2 となるので、前記式1が
得られる。これによれば、放射率εの異なる物体であっ
ても、それに影響なく温度Tを求めることができるので
ある。。
【0021】
【0022】以上のようにして被測定部材12の画像を
構成する画素毎の温度Tijが算出されると、温度分布表
示工程或いは温度分布表示手段に対応するS4におい
て、予め記憶された関係から上記画素毎に算出された実
際の温度Tijに基づいて被測定部材12の表面の温度分
布が表示される。その関係としては、たとえば図6に示
す温度Tと表示色との関係が用いられる。この場合に
は、被測定部材12の表面の温度分布が予め定められた
温度色により表示される。
【0023】以下において、図1に示す光学系を用いて
本発明者等が行った実験例を説明する。図1に示す光学
系において、日本光学製の望遠レンズ(AF Zoom Nikkor
ED70-300mm F4-5.6D)付CCDカメラ(Santa Barbara
Instruments Group 社製ST-7)を画像検出器32とし
て、ハーフミラー14、24はBK7から構成されたシ
グマ光機社製のものであり、クロムプレートによる可視
光用であって30%反射、30%透過のものである。ミ
ラー20、22はシグマ光機社製のものであり、アルミ
平面ミラーであってBK7から構成されている。第1フ
ィルタ34および第2フィルタ36はシグマ光機社製の
ものであり、第1フィルタ34は600nm且つ半値幅
10nm、第2フィルタ36は650nm且つ半値幅1
0nmである。そして、被測定部材としてアルミナ基板
(50×50×0.8mm)の表面にアルミナ基板と放
射率が異なる黒色塗料を部分的に焼き付け、加熱炉の中
央に配置し、室温から10℃/分の速度で1000℃ま
で昇温させる途中の950℃になったときの上記アルミ
ナ基板表面の温度分布を測定した。この条件下において
得られたアルミナ基板表面の温度分布は、アルミナ基板
表面の一部に放射率が異なる黒色塗料が焼き付けてある
にも拘らず全体が同じ温度として測定された。また、画
面中央の温度測定値の繰り返し誤差は2℃であった。
【0024】上記実験の比較例として、特開平7−30
1569号の図2に記載された光学系を用いた他は上記
と同じ条件により測定した。これにより得られたアルミ
ナ基板表面の温度分布は、ミラーの回動操作により波長
毎の画像による検出に時間差があるため、アルミナ基板
表面の一部に放射率が異なる黒色塗料が焼き付けてある
領域と他の領域とでは僅かに異なる画像が現れて50°
程度異なる温度領域として測定され、画面中央の繰り返
し測定誤差も13°であった。
【0025】上述のように、本実施例によれば、被測定
部材12の表面から放射される光のうちから選択された
第1波長λ1 および第2波長λ2 を用いてそれぞれ得ら
れた被測定部材12の2画像G1 およびG2 のうちの同
じ部位で検出される輻射強度の比Rijに基づいて被測定
部材12の温度Tijを画素単位でそれぞれ算出し、被測
定部材12の表面の温度分布を測定するに際して、被測
定部材12の表面から放射される光のうちから前記第1
波長λ1 の光を選択するために、温度分布の測定温度範
囲の略最低温度における黒体の波長に対する輻射強度曲
線L1のうち、常温における輻射強度EBGより高い高輻
射領域から選択された波長の光を通過させる第1フィル
タ34を用いて、被測定部材12の表面から放射される
光が透過させられ、また、被測定部材12の表面から放
射される光のうちから第2波長λ 2 の光を選択するため
に、前記高輻射領域内において、前記第1波長λ1 の1
/12以下であり且つその第1波長λ1 の半値幅Δλ1
および第2波長の半値幅Δλ2 の和以上の波長差となる
ように第1波長λ1 からずらされた波長の光を通過させ
る第2フィルタ36を用いて、被測定部材の表面から放
射される光を透過させられることから、十分な輻射強度
の信号が得られてそのS/N比が高くなり、しかも互い
に近接した第1波長の光および第2波長の光が得られる
ので、「近接する2波長では放射率の波長依存性は無視
でき、ε1 =ε2 と近似できる」という2色温度計の測
定原理の前提条件が確実に成立することになり、十分に
高精度の温度分布が得られる。
【0026】また、本実施例によれば、第1フィルタ3
4は、第1波長λ1 の1/20以下の半値幅Δλ1 の光
を透過させるものであり、第2フィルタ36は第2波長
λ2の1/20以下の半値幅Δλ2 の光を透過させるも
のであることから、第1波長λ1 および第2波長λ2
光が十分に単色性のあるものとされるので、2色温度計
の測定原理の前提が満足され、温度分布の測定精度が十
分に高められる。
【0027】また、本実施例によれば、第1フィルタ3
4および前記第2フィルタ36は、それらの透過率の差
が30%以内なるように構成されていることから、第1
波長λ1 および第2波長λ2 の光のうち輝度の低い側の
波長の光において、感度およびS/N比が維持されて温
度分布の測定精度が得られる。
【0028】次に、本発明の他の実施例を説明する。な
お、以下の説明において前述の実施例と共通する部分に
は同一の符号を付して説明を省略する。
【0029】図7は、本発明の他の実施例である温度分
布測定装置10の構成を概略示す図である。図7の実施
例では、1対の可動ミラー50および52が破線に示す
位置に回動させられた状態において被測定部材12の表
面から放射される光を画像検出器32の光検出面26へ
導く第1光路16が形成され、上記1対の可動ミラー5
0および52が実線に示す位置に回動させられた状態に
おいて被測定部材12の表面から放射される光を画像検
出器32の光検出面26へ導く第2光路18が形成され
るようになっている。前述の実施例と同様に、上記第1
光路16には第1フィルタ34が介挿され、第2光路1
8には第2フィルタ36が介挿されており、第1波長λ
1 による第1画像G1 と第2波長λ2 による第2画像G
2 が所定の時間差を経て得られるので、前述の実施例と
同様の効果が得られる。
【0030】図8の実施例では、被測定部材12から画
像検出器32の光検出面26に至る光路に、モータ54
により回転駆動され且つ第1フィルタ34および第2フ
ィルタ36が設けられた回転板56が介挿されている。
この回転板56がモータ54により回転させられると
き、被測定部材12の表面から放射される光が第1フィ
ルタ34を通過することにより第1波長λ1 による第1
画像G1 が得られるとともに、被測定部材12の表面か
ら放射される光が第2フィルタ36を通過することによ
り第2波長λ2 による第2画像G2 が順次得られるの
で、前述の実施例と同様の効果が得られる。本実施例で
は、回転板56と画像検出器32の光検出面26との間
に第1光路16および第2光路18が繰り返し形成され
る。
【0031】図9の実施例では、被測定部材12の表面
から放射される光がハーフミラー14によって第1光路
16および第2光路18に2分され、それらの第1光路
16および第2光路18毎に画像検出器32および3
2' が設けられている。本実施例においても、被測定部
材12の表面から放射される光が第1フィルタ34を通
過することにより第1波長λ1 による第1画像G1 が得
られると同時に、被測定部材12の表面から放射される
光が第2フィルタ36を通過することにより第2波長λ
2 による第2画像G2 が得られるので、前述の実施例と
同様の効果が得られる。
【0032】以上、本発明の一実施例を図面を参照して
詳細に説明したが、本発明は他の態様においても適用さ
れる。
【0033】たとえば、前述の実施例において、第1波
長λ1 および第2波長λ2 は、図2の測定温度範囲の最
低温度における黒体の波長に対する輻射強度曲線L1の
うち、常温における輻射強度EBGの3倍以上高い高輻射
領域から選択されていたが、必ずしも3倍でなくてもよ
い。要するに、常温における輻射強度EBGよりも高い領
域であれば一応の効果が得られるのである。
【0034】また、前述の実施例において、第1波長λ
1 の半値幅Δλ1 はその第1波長λ 1 の1/20以下の
値とされ、第2波長λ2 の半値幅Δλ2 はその第2波長
λ2の1/20以下の値とされていたが、必ずしも1/
20の値とされていなくてもよく、1/20を少々越え
る場合であっても一応の効果が得られる。
【0035】また、前述の実施例において、第1フィル
タ34および第2フィルタ36は、それらの透過率の差
が30%以内になるように構成されたものであったが、
必ずしも30%以内でなくてもよく、30%を少々越え
る場合であっても一応の効果が得られる。
【0036】また、前述の図4のS4では、被測定部材
12の表面温度が色によって表示されていたが、等高線
や濃淡などによって表示されても差し支えない。
【0037】また、前述の実施例の画像検出器32で
は、光検出面26を備えたCCD素子28が用いられて
いたが、カラー撮像管など他の光検出素子が用いられて
もよい。
【0038】その他、一々例示はしないが、本発明はそ
の趣旨を逸脱しない範囲で種々変更を加え得るものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の温度分布測定装置の構成を
概略説明する図である。
【図2】図1の第1フィルタの波長λ1 と第2フィルタ
の波長λ2 を決定する方法を説明する図である。
【図3】図1の画像検出器32の光検出面26上に結像
された第1画像G1 および第2画像G2 を説明する図で
ある。
【図4】図1の演算制御装置の制御作動の要部を説明す
るフローチャートである。
【図5】図4の画素温度算出工程において輻射強度比R
から表面温度Tを求めるために用いられる関係を示す図
である。
【図6】図4の温度分布表示工程において表面温度Tか
ら表示色を決定するために用いられる関係を示す図であ
る。
【図7】本発明の他の実施例において温度分布測定装置
の光学系を説明する図であって、図1に相当する図であ
る。
【図8】本発明の他の実施例において温度分布測定装置
の光学系を説明する図であって、図1に相当する図であ
る。
【図9】本発明の他の実施例において温度分布測定装置
の光学系を説明する図であって、図1に相当する図であ
る。
【符号の説明】
10:温度分布測定装置 12:被測定部材 34:第1フィルタ 36:第2フィルタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 矢野 賢司 愛知県名古屋市西区則武新町三丁目1番36 号 株式会社ノリタケカンパニーリミテド 内 (72)発明者 岩田 美佐男 愛知県名古屋市西区則武新町三丁目1番36 号 株式会社ノリタケカンパニーリミテド 内 (72)発明者 橋本 みゆき 愛知県名古屋市西区則武新町三丁目1番36 号 株式会社ノリタケカンパニーリミテド 内 (72)発明者 北川 邦行 愛知県名古屋市千種区千種一丁目9番地3 号 仲田住宅RJ−201 (72)発明者 新井 紀男 愛知県春日井市勝川町四丁目99番地 Fターム(参考) 2G066 AA04 AA15 AC11 BA14 BA23 BB07 BC15 BC21 BC23 CA02

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被測定部材の表面から放射される光のう
    ちから選択された第1波長および第2波長を用いてそれ
    ぞれ得られた該被測定部材の2画像のうちの同じ部位で
    検出される輻射強度の比に基づいて該被測定部材の温度
    を画素単位でそれぞれ算出し、該被測定部材表面の温度
    分布を測定するための温度分布測定方法であって、 前記被測定部材の表面から放射される光のうちから前記
    第1波長の光を選択するために、測定温度範囲の最低温
    度における黒体の波長に対する輻射強度曲線のうち、常
    温における輻射強度より高い高輻射領域から選択された
    波長の光を通過させる第1フィルタを用いて、前記被測
    定部材の表面から放射される光を透過させる第1波長選
    択工程と、 前記被測定部材の表面から放射される光のうちから第2
    波長の光を選択するために、前記高輻射領域内におい
    て、前記第1波長の1/12以下であり且つ前記第1波
    長の半値幅および前記第2波長の半値幅の和以上の波長
    差以上の波長差となるように該第1波長からずらされた
    波長の光を通過させる第2フィルタを用いて、前記被測
    定部材の表面から放射される光を透過させる第2波長選
    択工程とを、含むことを特徴とする温度分布測定方法。
  2. 【請求項2】 前記第1フィルタは、前記第1波長の1
    /20以下の半値幅の光を透過させるものであり、前記
    第2フィルタは前記第2波長の1/20以下の半値幅の
    光を透過させるものである請求項1の温度分布測定方
    法。
  3. 【請求項3】 前記第1フィルタおよび前記第2フィル
    タは、それらの透過率の差が30%以内になるように構
    成されたものである請求項1または2の温度分布測定方
    法。
  4. 【請求項4】 被測定部材の表面から放射される光のう
    ちから選択された第1波長および第2波長を用いてそれ
    ぞれ得られた該被測定部材の2画像のうちの同じ部位で
    検出される輻射強度の比に基づいて該被測定部材の温度
    を画素単位でそれぞれ算出し、該被測定部材表面の温度
    分布を測定するための温度分布測定装置であって、 前記被測定部材の表面から放射される光のうちから前記
    第1波長の光を選択するために、測定温度範囲の最低温
    度付近における黒体の波長に対する輻射強度曲線のう
    ち、常温における輻射強度より高い高輻射領域から選択
    された波長の光を通過させる第1フィルタと、 前記被測定部材の表面から放射される光のうちから第2
    波長の光を選択するために、前記高輻射領域内におい
    て、前記第1波長の1/12以下であり且つ前記第1波
    長の半値幅および前記第2波長の半値幅の和以上の波長
    差以上の波長差となるように該第1波長からずらされた
    波長の光を通過させる第2フィルタとを、含むことを特
    徴とする温度分布測定装置。
  5. 【請求項5】 前記第1フィルタは、前記第1波長の1
    /20以下の半値幅の光を透過させるものであり、前記
    第2フィルタは前記第2波長の1/20以下の半値幅の
    光を透過させるものである請求項4の温度分布測定装
    置。
  6. 【請求項6】 前記第1フィルタおよび前記第2フィル
    タは、それらの透過率の差が30%以内になるように構
    成されたものである請求項4または5の温度分布測定装
    置。
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