JP2002213749A - コンロ - Google Patents

コンロ

Info

Publication number
JP2002213749A
JP2002213749A JP2001010371A JP2001010371A JP2002213749A JP 2002213749 A JP2002213749 A JP 2002213749A JP 2001010371 A JP2001010371 A JP 2001010371A JP 2001010371 A JP2001010371 A JP 2001010371A JP 2002213749 A JP2002213749 A JP 2002213749A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heating port
posture
stove
opening
burner
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001010371A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4371591B2 (ja
Inventor
Akishi Kegasa
明志 毛笠
Akira Miyato
章 宮藤
Masahiko Matsumura
昌彦 松村
Koichi Nishimura
浩一 西村
Tetsuya Hiraoka
哲也 平岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Osaka Gas Co Ltd
Original Assignee
Osaka Gas Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Osaka Gas Co Ltd filed Critical Osaka Gas Co Ltd
Priority to JP2001010371A priority Critical patent/JP4371591B2/ja
Publication of JP2002213749A publication Critical patent/JP2002213749A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4371591B2 publication Critical patent/JP4371591B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、主として調理に用いられる家庭用
又は業務用のコンロ100であって、バーナ3を利用し
た直火加熱により熱効率と熱出力を高く維持しながら、
不使用時においてはフラットトップコンロと同等の美観
と掃除のし易さを有するコンロを提供することを目的と
する。 【解決手段】 天板1と、天板1に設けられた加熱口2
と、加熱口2の上方に離間させて被加熱物Nを搭載可能
な五徳4と、燃料ガスGを燃焼させ加熱口2から上方に
燃焼ガス10を排出して被加熱物Nを加熱するバーナ3
とを備え、加熱口2を閉鎖可能に形成された蓋部材11
の姿勢を、加熱口2を開口させる姿勢と、加熱口2を閉
鎖させる姿勢とに択一的に切換可能な加熱口開閉手段1
2を備えたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として調理に用
いられる家庭用又は業務用のコンロに関する。
【0002】
【従来の技術】露出型のバーナにて鍋(被加熱物の一
例)を直火加熱する従来の調理用のコンロは、鍋を載せ
る五徳が天板に設けられ、その五徳により排ガスの排出
と二次空気の流通に必要な寸法だけ鍋を天板から浮かせ
て支えるように構成されている。このようなコンロによ
る直火加熱は、熱効率が比較的良く(45%〜60%程
度)、加熱の応答性に優れているという長所が有り、五
徳には鍋を安定して支えることができるという長所が有
った。しかしながら、天板から露出したバーナや五徳
は、美観を損ね、また掃除のし易さにおいても問題がな
いとは言えない。そこで、このような美観と掃除のし易
さに優れたコンロとして、天板が平面材料で構成される
フラットトップコンロが一部販売されており、このよう
な従来のフラットトップコンロとしては、熱源が燃料ガ
スの場合、耐熱ガラス製の天板の下方に設けられたセラ
ミック製の燃焼面部材を赤熱させ、放射される赤外線に
より被加熱物を加熱するセラミックバーナを利用したも
のがあり、熱源が電気の場合、誘導加熱(IH)を用い
たものや、抵抗線やハロゲンランプを用いたものがあ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
燃料ガスを熱源とするフラットトップコンロは、セラミ
ックバーナの単位面積当たりの燃焼負荷が小さく、さら
に燃焼面部材からの輻射による伝熱の熱効率が低いの
で、鍋等の被加熱物を加熱するコンロとして必要な熱出
力を充分に確保することが困難であった。また、上記の
ような電気を熱源とするフラットトップコンロにおいて
は、誘導加熱を用いるものは設備コストが高く、抵抗線
やハロゲンランプを用いるものは熱出力が低いという問
題があった。よって、本発明は、これらの課題を解決す
るためになされたもので、直火加熱によって熱効率と熱
出力を高く維持しながら、不使用時においてはフラット
トップコンロと同等の美観と掃除のし易さを有するコン
ロを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】〔構成1〕本発明に係る
コンロは、請求項1に記載したごとく、天板と、前記天
板に設けられた加熱口と、前記加熱口の上方に離間させ
て被加熱物を搭載可能な五徳と、燃料ガスを燃焼させ前
記加熱口から上方に燃焼ガスを排出して前記被加熱物を
加熱するバーナとを備え、前記加熱口を閉鎖可能に形成
された蓋部材の姿勢を、前記加熱口を開口させる姿勢
と、前記加熱口を閉鎖させる姿勢とに択一的に切換可能
な加熱口開閉手段を備えたことを特徴とする。
【0005】〔作用効果〕加熱調理に当たっては、熱応
答性が重要である。すばやく温度が上昇することは能率
よく調理することに必要であることは当然であるが、火
を小さくしたときに加熱量が速やかに追従して減少しな
いと料理を焦がす原因になる。また、経済性においても
熱効率が重要な因子である。以上の観点から、燃焼ガス
による直火加熱が調理に最適である。そこで、本発明の
コンロは、本構成の如く、天板に開口する加熱口から上
方に燃焼ガスを排出して、その排出された燃焼ガスによ
り五徳の上に搭載された被加熱物を加熱する直火加熱を
行うように構成されており、熱出力を大きく設定するこ
とができるうえに、熱応答性及び熱効率が優れている。
さらに、本発明のコンロは、バーナからの燃焼ガスが排
出される加熱口に嵌め込まれ又は組み合わせられて加熱
口を閉鎖することができるように形成された蓋部材を備
え、さらに、この蓋部材の位置又は向き等の姿勢を、前
記加熱口を開口させる姿勢と、前記加熱口を閉鎖させる
姿勢とに手動又は自動で択一的に切り換えて、前記加熱
口を開閉することができる加熱口開閉手段を備えてい
る。よって、本発明のコンロは、例えば、コンロの不使
用時においては、加熱口を閉鎖させ、天板を上面に凹凸
が少ない概略平面状として、掃除のし易さや美観を向上
させることができ、また、コンロの使用時においては、
加熱口を開口させ、バーナから加熱口の上方に向けて燃
焼ガスを排出させ、五徳に搭載された被加熱物を直火加
熱することができる。従って、直火加熱によって熱効率
と熱出力を高く維持しながら、不使用時においては天板
の加熱口を閉鎖して天板の平面性を向上させ、フラット
トップコンロと同等の美観と掃除のし易さを有するコン
ロを実現することができる。
【0006】〔構成2〕本発明に係るコンロは、請求項
2に記載したごとく、上記構成1のコンロの構成に加え
て、前記加熱口開閉手段が、前記バーナの運転開始時に
前記加熱口を開口させ、前記バーナの運転停止時に前記
加熱口を閉鎖させる手段であることを特徴とする。
【0007】〔作用効果〕加熱口開閉手段を本構成の如
く構成するこで、蓋部材の姿勢の切換操作を、バーナの
運転開始及び運転停止に連動させて自動的に行うことが
でき、バーナの運転開始時に、蓋部材の姿勢を切り換え
て加熱口を開口させ、バーナからの燃焼ガスを加熱口を
介して上方に排出して被加熱物の直火加熱を行うことが
でき、逆にバーナの運転停止時に、蓋部材の姿勢を切り
換えて加熱口を閉鎖させ、天板を美観及び掃除のし易さ
に優れた概略平面状とすることができる。また、上記の
ような加熱口開閉手段は、バーナの運転開始及び運転停
止に連動させて、前記蓋部材の姿勢を切り換えるもので
あるが、例えば、点火スイッチの点火操作や、バーナへ
燃料ガスを供給するガス流路の開閉を行う器具栓の開操
作等と連動させて蓋部材の姿勢を加熱口を開口させる姿
勢に切り換え、逆に器具栓の閉操作等に連動させて蓋部
材の姿勢を加熱口を閉鎖させる姿勢に切り換えるよう
に、前記加熱口開閉手段を構成することができる。さら
に、このような加熱口開閉手段は、点火スイッチの点火
操作や器具栓の開閉操作等に伴う人力を利用して、機械
的な機構により蓋部材の位置又は向き等の姿勢を変更す
るように構成しても良いし、前記操作に伴う電気信号に
より電気モータを運転してボールネジや歯車等で蓋部材
の位置又は向き等の姿勢を変更するように構成しても良
い。従って、熱効率と熱出力が高く美観と掃除のし易さ
に優れた本発明のコンロにおいて、バーナの運転開始及
び運転停止に基づいて自動的に蓋部材の姿勢を切り換え
ることができ、手間をかけずに蓋部材の姿勢を切り換え
て加熱口の開閉を行うことができる。
【0008】〔構成3〕本発明に係るコンロは、請求項
3に記載したごとく、上記構成1又は2のコンロの構成
に加えて、前記バーナが、前記加熱口の下方に設けられ
て内部に燃料ガスが供給される環状ケーシング部材と、
前記環状ケーシング部材の内面に形成されて前記環状ケ
ーシング部材内の燃料ガスを噴出させる複数の炎口とを
有して構成され、前記加熱口開閉手段が、前記蓋部材の
姿勢を切り換えるに、前記蓋部材を上下移動させる手段
であることを特徴とする。
【0009】〔作用効果〕本発明のコンロに設けられる
バーナを、本構成の如く、内部に燃料ガスが供給される
環状の部材として構成され、環状の内面に複数の炎口を
形成した環状ケーシング部材によって構成することで、
環状ケーシング部材内に供給された燃料ガスは炎口から
環状の内向きの概略水平方向に噴出され、その噴出され
た燃料ガスが燃焼した一次火炎は浮力により上方の加熱
口側に向きを変えて加熱口を良好に通過し、二次火炎が
加熱口から上方に向かって形成されることになる。この
ようにバーナを構成することで、燃焼ガスを加熱口を介
して被加熱物側に良好に排出することができる。また、
このような環状ケーシング部材によりバーナを構成する
場合、蓋部材の外径を環状ケーシング部材の内面の開口
径よりも小さくなるように構成すると共に、加熱口開閉
手段を、蓋部材の位置を環状ケーシング部材の開口を介
して加熱口の位置と環状ケーシング部材の開口の下方の
位置とに切り換えるように構成することで、加熱口開閉
手段を蓋部材を一軸の上下方向に移動するような単純な
ものとすることができる。
【0010】〔構成4〕本発明に係るコンロは、請求項
4に記載したごとく、上記構成1から3の何れかのコン
ロの構成に加えて、前記蓋部材の前記加熱口を開口させ
る姿勢が、前記加熱口に対して上方に離間した姿勢であ
り、前記加熱口の上方に離間した姿勢の前記蓋部材が、
前記被加熱物が搭載される前記五徳として構成されてい
ることを特徴とする。
【0011】〔作用効果〕本構成のごとく、バーナの運
転開始時等に加熱口開閉手段により切り換えられた加熱
口を開口させる蓋部材の姿勢を、前記加熱口に対して上
方に離間した姿勢とすると共に、前記蓋部材の上面を前
記被加熱物を搭載可能なように平面状等に形成して、加
熱口を開口させた姿勢である蓋部材を、前記五徳として
機能させることができる。即ち、別に五徳を設ける必要
がなく、加熱口を開口させた姿勢である蓋部材により被
加熱物を前記加熱口の上方の架空に支持することがで
き、五徳の機能である加熱口における燃焼ガスの排出及
び二次空気の取り入れを前記蓋部材により行い、さら
に、蓋部材を加熱口を閉鎖させる姿勢とすると、天板上
には五徳が存在しないことになるので、コンロの美観及
び掃除のし易さを向上することができる。従って、本発
明のコンロにおいて、一層美観と掃除のし易さを向上す
ることができる。
【0012】〔構成5〕本発明に係るコンロは、請求項
5に記載したごとく、上記構成4のコンロの構成に加え
て、前記五徳として構成される前記蓋部材の前記被加熱
物との接触部に、前記被加熱物の温度を検出する接触式
の温度センサを備えたことを特徴とする。
【0013】〔作用効果〕加熱調理においては、バーナ
の燃焼負荷制御を自動で行うと便利なことが多い。その
ためには、被加熱物としての鍋等の中の温度を検知する
必要があるが、これを鍋底外表面の温度の検知で代用
し、これをコンロに組み込んだ温度センサにて検知して
温度制御を行うことができる。また、天ぷら火災などを
防止するためにはバーナの緊急停止等の過昇温防止用の
温度検知も必要になる。このような温度センサーを可動
する蓋部材の移動を阻害しないように収容することが好
ましい。そこで、本発明のコンロにおいて、加熱口を開
口させた姿勢である蓋部材を五徳として機能させる場
合、前記蓋部材の前記被加熱物との接触部に前記被加熱
物の温度を検出する接触式の温度センサを設けることが
できる。また、このように接触式の温度センサを設ける
場合、前記蓋部材の接触部を熱伝導性が高いアルミニウ
ム又は銅製等の部材で構成し、その部材の温度を、蓋部
材を支持するシャフト等の内部に設けた接触式の温度セ
ンサで検出するように構成することが好ましく、温度セ
ンサが直接燃焼ガスに晒されることがないので、温度セ
ンサの過昇温による破損を防止することができる。従っ
て、本発明のコンロにおいて、簡単な構成で被加熱物の
温度を検知することができる。
【0014】〔構成6〕本発明に係るコンロは、請求項
6に記載したごとく、上記構成1から3の何れかのコン
ロの構成に加えて、前記天板側に引退可能に構成された
五徳の姿勢を、前記天板から上方に突出する姿勢と、前
記天板側に引退する姿勢とに択一的に切換可能な五徳姿
勢切換手段を備えたことを特徴とする。
【0015】〔作用効果〕バーナにおいて、燃料ガスを
燃焼させるうえでは、燃焼用空気を取り入れる構造と燃
焼ガスを排出する構造とが重要である。特に、ブンゼン
燃焼を利用したバーナにおいては、円滑な燃焼ガスの排
出に伴なうドラフト効果にて二次燃焼用空気を取り入れ
るように構成される。そこで、五徳は天板の上方に突出
姿勢とされて鍋等の被加熱物を架空に支持して、上記の
燃焼ガスの排出と二次空気の取り入れの機能を果たして
おり、このような五徳は、バーナにおける燃焼を良好に
保つためには必要なものである。しかし、この五徳は、
天板から突出した姿勢とされているので、このままでは
美観及び掃除のし易さの低下の原因となる。そこで、本
構成の如く、五徳を天板側に引退可能に構成すると共
に、五徳の姿勢を、天板の上方に突出した姿勢と天板側
に引退した姿勢とに手動又は自動で択一的に切り換える
五徳姿勢切換手段を設けることで、本発明のコンロは、
例えば、被加熱物を搭載していないときやコンロの不使
用時においては、五徳の姿勢を天板側に引退させた姿勢
として、天板の美観及び掃除のし易さを向上させ、ま
た、被加熱物を搭載しているときやコンロの使用時にお
いては、五徳の姿勢を天板の上方に突出した姿勢とし
て、被加熱物を天板の加熱口の上方の架空に支持し、燃
焼ガスの排出と二次空気の取り入れ状態を良好なものと
して、バーナの燃焼状態を好ましいものに保つことがで
きる。従って、不使用時には加熱口を閉鎖して天板の平
面性を向上させることができる本発明のコンロにおい
て、五徳姿勢切換手段により五徳をも天板側に引退させ
て、天板の平面性を一層向上することができる。
【0016】〔構成7〕本発明に係るコンロは、請求項
7に記載したごとく、上記構成6のコンロの構成に加え
て、前記五徳姿勢切換手段が、前記バーナの運転開始時
に前記五徳の姿勢を前記天板の上方へ突出する姿勢に切
り換え、前記バーナの運転停止時に前記五徳の姿勢を前
記天板側に引退する姿勢に切り換える手段であることを
特徴とする。
【0017】〔作用効果〕五徳姿勢切換手段を本構成の
如く構成するこで、五徳の姿勢の切換操作を、バーナの
運転開始及び運転停止に連動させて自動的に行うことが
でき、バーナの運転開始時に、五徳の姿勢を天板の上方
に突出した姿勢に切り換えて、被加熱物を天板の加熱口
の上方の架空に支持し、燃焼ガスの排出と二次空気の取
り入れ状態を良好なものとし、逆にバーナの運転停止時
に、五徳の姿勢を天板側に引退させた姿勢に切り換え
て、天板の美観及び掃除のし易さを向上させることがで
きる。また、上記のような五徳姿勢切換手段は、バーナ
の運転開始及び運転停止に連動させて、前記五徳の姿勢
を切り換えるものであるが、例えば、点火スイッチの点
火操作や、バーナへ燃料ガスを供給するガス流路の開閉
を行う器具栓の開操作等と連動させて五徳の姿勢を天板
上方に突出する姿勢に切り換え、逆に器具栓の閉操作等
に連動させて五徳の姿勢を天板側に引退する姿勢に切り
換えるように、五徳姿勢切換手段を構成することができ
る。さらに、このような五徳姿勢切換手段は、点火スイ
ッチの点火操作や器具栓の開閉操作等に伴う人力を利用
して、機械的な機構により五徳の姿勢を変更するように
構成しても良いし、前記操作に伴う電気信号により電気
モータを運転して五徳の姿勢を変更させるように構成し
ても良い。従って、熱効率と熱出力が高く美観と掃除の
し易さに優れた本発明のコンロにおいて、バーナの運転
開始及び運転停止に基づいて手間をかけずに自動的に五
徳の姿勢を切り換えることができる。
【0018】また、本発明に係るコンロは、蓋部材の少
なくとも一部に、蓋部材の上下間で赤外線を透過可能な
透過部を備え、前記蓋部材の下方に、透過部を介して被
加熱物の温度を赤外線にて検知する赤外線式の温度セン
サを備えることができる。このように赤外線式の温度セ
ンサにより鍋底外表面から放射される赤外線の強度を前
記透過部を介して検出することで、蓋部材の移動を阻害
することなく、前記鍋底外表面の温度を検出することが
でき、検出した被加熱物の温度により被加熱物の温度制
御や過昇温防止等のバーナの運転制御を行うことができ
る。
【0019】
【発明の実施の形態】〔第1実施形態〕本発明に係るコ
ンロの第1実施形態について、図面に基づいて説明す
る。図1は、本発明に係るコンロとして構成されたビル
トイン式のコンロ100の概略図であり、コンロ100
は、システムキッチンのカウンター101に開口された
設置部102に設けられる。また、コンロ100には、
図2及び図3に示すように、天板1と、天板1に設けら
れた加熱口2と、加熱口2の上方に離間させて鍋等の被
加熱物Nを搭載可能な五徳4と、燃料ガスGを燃焼させ
加熱口2から上方に燃焼ガス10を排出して被加熱物N
を加熱するバーナ3とが設けられている。天板1は、平
面状の上面を有するものであり、その上面は前記カウン
ター101の上面とほぼ同一平面状にあるように構成さ
れている。また、加熱口2は、天板1に形成された円形
の開口であり、バーナ3からの燃焼ガス10が良好に上
方に排出される大きさに形成されている。五徳4は、天
板1に形成されている開口に差し込まれ、天板1から容
易に取り外し可能な円柱状の部材である。バーナ3は、
通常のブンゼン燃焼式のバーナであり、ガスノズル6に
より燃料ガスGの噴出により混合管5に供給された燃料
Gと空気との混合気を、複数の炎口3aから外向き上方
に向けて噴出させて燃焼させて一次火炎を形成し、前記
加熱口2周囲の二次空気を取り込んで二次火炎を形成し
て、加熱口2を介して被加熱物N側に燃焼ガス10を排
出するように構成されいている。
【0020】また、本発明のコンロ100には、加熱口
2を閉鎖可能に形成された2つの蓋部材11が設けられ
ている。即ち、夫々の蓋部材11は、加熱口2の半径よ
りも若干小さい半径の半円形状であり、両蓋部材11
が、組み合わせられて前記加熱口2に嵌合され、加熱口
2を閉鎖可能に形成されている。さらに、この両蓋部材
11の姿勢を、加熱口2を開口させる姿勢と、加熱口2
を閉鎖させる姿勢とに択一的に切換可能な加熱口開閉手
段12が設けられている。即ち、加熱口開閉手段12
は、両蓋部材11を加熱口2を閉鎖させる姿勢に切り換
えるに、両蓋部材11を組み合わせられて前記加熱口2
に嵌合されるように移動させ、前記加熱口2を閉鎖させ
る。また、前記加熱口開閉手段12は、両蓋部材11を
加熱口2を開口させる姿勢に切り換えるに、両蓋部材1
1を分割して、夫々を加熱口2の外側の天板1の下方に
移動させる。
【0021】さらに、加熱口開閉手段12は、バーナ3
の運転開始時に加熱口2を開口させ、バーナ3の運転停
止時に加熱口2を閉鎖させる手段である。即ち、バーナ
3の点火スイッチ(図示せず)の点火操作や、バーナ3
への燃料ガスGの供給量の調整操作を行う器具栓9の操
作状態に応じて、前記加熱口開閉手段12が働く。詳し
くは、加熱口開閉手段12は、器具栓9が操作され、点
火スイッチが働くと共に、バーナ3への燃料ガスGの供
給が開始されたときに、夫々の蓋部材11を加熱口2の
外側の天板1の下方の位置に移動させて、加熱口2を開
口させ、逆に、器具栓9が操作され、燃料ガスGの供給
が停止されたときに、夫々の蓋部材11を加熱口2内に
移動させて、加熱口2を閉鎖させる。このような加熱口
開閉手段12により、コンロ100は、図1に示すよう
な、加熱口2を蓋部材11により閉鎖したときに状態の
ように、不使用時においてフラットトップコンロと同等
の美観と掃除のし易さを有するものとなる。
【0022】〔第2実施形態〕本発明に係るコンロの第
2実施形態について、図面に基づいて説明する。図4及
び図5に示すコンロ100は、前述の実施形態と同様
に、ビルトイン式のコンロ100であり、天板1と、天
板1に設けられた加熱口2と、加熱口2の上方に離間さ
せて被加熱物Nを搭載可能な五徳4と、燃料ガスGを燃
焼させ加熱口2から上方に燃焼ガス10を排出して被加
熱物Nを加熱するバーナ3とが設けられている。本実施
形態のコンロ100の蓋部材11は、円形状の1つの部
材により構成され、さらに、加熱口開閉手段12によ
り、前述の実施の形態と同様に、器具栓9の操作状態に
応じてその蓋部材11の姿勢が切り換えられる。即ち、
加熱口開閉手段12は、器具栓9が操作され、点火スイ
ッチが働くと共に、バーナ3への燃料ガスGの供給が開
始されたときに、蓋部材11を加熱口2の側方で天板1
の下方の位置に移動させて、加熱口2を開口させ、逆
に、器具栓9が操作され、燃料ガスGの供給が停止され
たときに、蓋部材11を加熱口2内に移動させて、加熱
口2を閉鎖させる。
【0023】さらに、本構成のコンロ100のバーナ3
は、加熱口2の下方に設けられ燃料ガスGが内部に供給
される環状ケーシング部材3bと、環状ケーシング部材
3bの環状の内面に形成され、燃料ガスGを環状の内向
きに噴出させて燃焼させる複数の炎口3aとを有して構
成されている。このようなバーナ3においては、混合管
5から環状ケーシング部材3b内に供給された燃料ガス
Gは炎口3aから環状の内向きの概略水平方向に噴出さ
れ、その噴出された燃料ガスGが燃焼した一次火炎は浮
力により上方の加熱口2側に向きを変えて加熱口2を良
好に通過し、二次火炎が加熱口から上方に向かって形成
されることになり、燃焼ガス10を加熱口2を介して被
加熱物N側に良好に排出することができる。
【0024】〔第3実施形態〕本発明に係るコンロの第
3実施形態について、図面に基づいて説明する。前述の
第2実施形態と同様の構成については説明を省略する
が、図6に示すコンロ100は、蓋部材11がシャフト
13の上方に固定され、前記蓋部材11がシャフト13
と共に加熱口開閉手段12により上下移動可能に構成さ
れている。即ち、蓋部材11の加熱口2を開口させる姿
勢が、加熱口に対して上方に離間した姿勢であり、加熱
口開閉手段12は蓋部材11を上下移動させることで、
加熱口を開閉させる。また、蓋部材11は、図6に示す
ように、加熱口2の上方に離間した位置に移動した蓋部
材11が、被加熱物Nを搭載するための五徳として機能
するように構成されており、別に五徳を設ける必要がな
く、加熱口2を開口させた姿勢である蓋部材11により
被加熱物Nを加熱口2の上方の架空に支持することがで
きる。
【0025】また、本実施形態のように加熱口2の上方
に離間した位置に移動した蓋部材11を五徳として機能
させる場合において、被加熱物Nの温度を検出する構成
について以下に説明する。即ち、図7に示すように、蓋
部材11の中心部の被加熱物Nとの接触部18に被加熱
物Nの温度を検出する接触式の温度センサ17を設ける
ことができる。また接触部18は、熱伝導性が高いアル
ミニウム又は銅製等の部材で構成されており、その接触
部18の温度をシャフト13内部に設けられた接触式の
温度センサ17で検出するように構成されている。さら
に、シャフト13には、シャフト13内を通気するため
の通気口25が設けられており、バーナ3側から伝達さ
れた熱によるドラフト力を利用して、シャフト13内の
空気を下方から上方の通気口25に向かって流通させて
通気することができ、シャフト13及びシャフト13内
に設けられた温度センサ17の過昇温を防止することが
できる。また、シャフト13の通気口25から出た空気
の少なくとも一部は、バーナ3の燃焼用の二次空気とし
て消費されることになる。
【0026】〔第4実施形態〕本発明に係るコンロの第
4実施形態について、図面に基づいて説明する。前述の
第3実施形態と同様の構成については説明を省略する
が、図8に示すコンロ100は、加熱口開閉手段12
が、加熱口2を閉鎖する蓋部材11を下降させて加熱口
2を開口するように構成されている。詳しくは、蓋部材
11の外径がバーナ3の環状ケーシング部材3bの内面
の開口径よりも小さくなるように構成されており、加熱
口開閉手段12は、蓋部材11の位置を環状ケーシング
部材3bの開口の下方の位置とすることで、加熱口2を
開口させる。
【0027】さらに、本構成のコンロ100において
は、加熱口2の外周に等間隔で放射状に設けられている
4つの五徳4が、天板1側に引退可能に構成され、さら
に、この五徳4を天板1から上方に突出する姿勢と天板
1側に引退する姿勢とに択一的に切換可能な五徳姿勢切
換手段15が設けられている。即ち、五徳4は、コの字
型の板状体で構成されており、五徳4は、軸部4aによ
り天板1が設けられている本体に回転自在に接続されて
いる。そして、五徳4は、軸部4bを中心に回転して、
上部が天板1から上方に突出した姿勢と、前記天板1側
に引退する姿勢とを取ることができる。また、シャフト
13には、シャフト13が下降して蓋部材11をバーナ
3の下方に移動させ加熱口2を開口させた時に、五徳4
の力点部4aを下方に押し下げる円盤状の押部材14が
設けられている。このように構成することで、加熱口開
閉手段12が、シャフト13を介して蓋部材11をバー
ナ3の下方に移動させて加熱口2を開口させた時に、五
徳4の力点部4aが押部材14により下方に押し下げら
れ、五徳4は、軸部4bを支点として回転し、上部が天
板1の上方に突出する姿勢となり、その突出した上部に
より被加熱物Nを天板1の加熱口2の上方の架空に支持
し、燃焼ガス10の排出と二次空気の取り入れ状態を良
好なものとして、バーナの燃焼状態を好ましいものに保
つことができる。また、加熱口開閉手段12により、シ
ャフト13を介して蓋部材11を加熱口2側に上昇させ
て、加熱口2を閉鎖させた時は、五徳4は、自重により
軸部4bを中心に回転し、突出していた上部が天板1側
に引退して、天板1の美観及び掃除のし易さが向上され
る。上記のように、五徳4を姿勢を切り換えて、前記五
徳4の姿勢を天板1の上方に突出した姿勢と天板1側に
引退した姿勢とに択一的に切り換える手段を五徳姿勢切
換手段15と呼ぶ。また、加熱口開閉手段12は、器具
栓9の操作に連動して働くことで、バーナ3の運転開始
及び運転停止に連動して、蓋部材11の姿勢を切り換え
るものであり、五徳4の姿勢はこの加熱口開閉手段12
と連動させて切り換えられるので、五徳姿勢切換手段1
5は、バーナ3の運転開始時に五徳4の姿勢を天板の上
方へ突出する姿勢に切り換え、バーナ3の運転停止時に
五徳4の姿勢を天板1側に引退する姿勢に切り換える手
段といえる。
【0028】また、本実施形態において、五徳姿勢切換
手段15を、加熱口開閉手段12の動作に連動させて働
かせるように構成したが、別に、単独で五徳4の姿勢を
自動若しくは手動で切り換えるように構成しても構わ
ず、例えば、被加熱物Nが天板上に搭載されたときに、
電気的に又は機械的に五徳4を天板1の上方に突出させ
るように構成することもできる。
【0029】また、本実施形態のように、加熱口開閉手
段12により加熱口2を開口させるときに、蓋部材11
を加熱口2から下降させる場合において、被加熱物Nの
温度を検出する構成について以下に説明する。即ち、図
9に示すように、蓋部材11の中心部に、蓋部材11の
上下間で赤外線を透過可能な耐熱ガラス製等の透過部1
9と、被加熱物Nから放射され透過部19を透過した赤
外線を集光するレンズ20とを設け、蓋部材11の下方
のシャフト13内部に、透過部19を介して被加熱物N
の底外表面の温度を赤外線にて検知する赤外線式の温度
センサ21を設けている。即ち、温度センサ21は、被
加熱物Nの底外表面から放射される赤外線を透過部19
及びレンズ20を介して受光して、その赤外線の強度測
定により被加熱物Nの底外表面の温度を検出する。尚、
シャフト13内の温度センサ21と透過部19との間に
おいて、不要な波長の光を除去するフィルタを組み込ん
だり、レンズ20を省略することは必要に応じて適宜行
うことができる。
【0030】また、図9に示されているように、加熱口
開閉手段12を、シャフト13を上下移動させて蓋部材
11を移動させ、加熱口2を開閉させるように構成する
場合、シャフト13の下方外周に、蓋部材11よりも外
径が大きい受け皿26を設けることで、被加熱物Nから
加熱口2を介して下方に零れた煮こぼれやゴミ等を受け
皿26により受け止めることができる。この受け皿26
は、蓋部材11を取り外して上方に抜き出して取り外す
ことができ、中に溜まった煮こぼれ等を容易に捨てるこ
とができる。
【0031】〔第5実施形態〕本発明に係るコンロの第
5実施形態について、図面に基づいて説明する。前述の
実施形態と同様の構成については説明を省略するが、図
10に示すコンロ100は、蓋部材11が複数の絞り羽
根27により構成されている絞り構造となっている。即
ち、蓋部材11は、図12(イ)(ロ)にも示すよう
に、複数の絞り羽根27の一方の端部27bを、天板1
の下方に固定された固定リング28に軸止めして、絞り
羽根27の他方の端部27aを回転リング29に軸止め
して構成されている。そして、加熱口開閉手段12は、
回転リング29を回転させて、絞り羽根27の姿勢を変
更し、加熱口2を開閉させる。詳しくは、加熱口開閉手
段12は、図11(イ)に示すように、夫々の絞り羽根
27を円周状に並ぶ姿勢とするように回転リング29を
回転させて、加熱口2を閉状態とすることができ、逆
に、加熱口開閉手段12は、夫々の絞り羽根27の姿勢
を図11(イ)の破線部に示すような姿勢とするように
回転リング29を回転させて、夫々の絞り羽根27の端
部27aを端部27bを中心として回転させ、図11
(ロ)に示すように加熱口2を閉状態とすることができ
る。
【0032】これまで説明してきた実施形態において、
加熱口開閉手段12及び五徳姿勢切換手段15は、器具
栓9の操作に連動して蓋部材11及び五徳4の姿勢を切
り換えるものであるが、蓋部材11の姿勢を切り換える
ためのスイッチ又は五徳4の姿勢を切り換えるためのス
イッチ等を設けて、このスイッチにより加熱口2の開閉
操作及び五徳4の姿勢切換操作を行ってもよい。また、
蓋部材11及び五徳4の移動等の姿勢切換は、器具栓9
の開閉操作や前記器具栓9とは別に設けたスイッチの操
作等に伴う人力を利用して機械的な機構により行った
り、前記操作に伴って発生する電気信号により運転され
る電気モータにより行うことができる。
【0033】これまで説明してきた実施の形態において
は、加熱口2の形状を円形として説明したが、別に、加
熱口の形状は、円形に限らず、楕円や多角形やその他の
形状とすることもできる。また、加熱口の外周部におい
て天板から加熱口内側に突出する複数の突部を形成する
ように加熱口を形成して、その突部を、被加熱物を搭載
するための五徳として機能させることができ、この場
合、隣接する突部間の隙間において、燃焼ガスの排出及
び二次空気の取り入れを行うことができる。このように
構成することで、天板から上方に突出する五徳を設ける
必要が無いので、コンロの不使用時においては、天板の
加熱口をその加熱口の形状に合わせて形成された蓋部材
により閉鎖して天板の平面性を向上させ、優れた美観と
掃除のし易さを有するコンロを構成することができる。
【0034】これまで説明してきた本発明に係るコンロ
において、蓋部材11の姿勢が、加熱口2を開口させる
姿勢であるときのみ、バーナ3の運転が行えるように構
成したインターロック機構を設けることが好ましい。詳
しくは、このようなインターロック機構は、蓋部材11
が加熱口2から取り除かれ、加熱口2が開口したときの
み、電気的又は機械的に、バーナ3への燃料の供給を遮
断可能な遮断弁を開状態とする、又は器具栓9の回転を
バーナ3の運転が停止する状態で抑制可能なストッパ等
を開放するように構成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のコンロの設置状態を示す概略図
【図2】第1実施形態のコンロの部分側断面図
【図3】図2に示すコンロの平面図
【図4】第2実施形態のコンロの部分側断面図
【図5】図4に示すコンロの平面図
【図6】第3実施形態のコンロの部分側断面図
【図7】図6に示すコンロの温度センサの設置状態を示
す側断面図
【図8】第4実施形態のコンロの部分側断面図
【図9】図8に示すコンロの温度センサの設置状態を示
す側断面図
【図10】第5実施形態のコンロの部分側断面図
【図11】図10に示すコンロの蓋部材の状態を示す平
面図
【符号の説明】
1 天板 2 加熱口 3 バーナ 3a 炎口 3b 環状ケーシング部材 4 五徳 4a 力点部 4b 軸部 5 混合管 6 ノズル 9 器具栓 10 燃焼ガス 11 蓋部材 12 加熱口開閉手段 13 シャフト 14 押部材 17 温度センサ 18 接触部 19 透過部 20 レンズ 21 温度センサ 25 通気口 26 受け皿 G 燃料ガス N 被加熱物
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松村 昌彦 大阪府大阪市中央区平野町四丁目1番2号 大阪瓦斯株式会社内 (72)発明者 西村 浩一 大阪府大阪市中央区平野町四丁目1番2号 大阪瓦斯株式会社内 (72)発明者 平岡 哲也 大阪府大阪市中央区平野町四丁目1番2号 大阪瓦斯株式会社内 Fターム(参考) 3K017 AA01 AA09 AB02 AB07 AB08

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天板と、前記天板に設けられた加熱口
    と、前記加熱口の上方に離間させて被加熱物を搭載可能
    な五徳と、燃料ガスを燃焼させ前記加熱口から上方に燃
    焼ガスを排出して前記被加熱物を加熱するバーナとを備
    え、 前記加熱口を閉鎖可能に形成された蓋部材の姿勢を、前
    記加熱口を開口させる姿勢と、前記加熱口を閉鎖させる
    姿勢とに択一的に切換可能な加熱口開閉手段を備えたこ
    とを特徴とするコンロ。
  2. 【請求項2】 前記加熱口開閉手段が、前記バーナの運
    転開始時に前記加熱口を開口させ、前記バーナの運転停
    止時に前記加熱口を閉鎖させる手段であることを特徴と
    する請求項1に記載のコンロ。
  3. 【請求項3】 前記バーナが、前記加熱口の下方に設け
    られて内部に燃料ガスが供給される環状ケーシング部材
    と、前記環状ケーシング部材の内面に形成されて前記環
    状ケーシング部材内の燃料ガスを噴出させる複数の炎口
    とを有して構成され、 前記加熱口開閉手段が、前記蓋部材の姿勢を切り換える
    に、前記蓋部材を上下移動させる手段であることを特徴
    とする請求項1又は2に記載のコンロ。
  4. 【請求項4】 前記蓋部材の前記加熱口を開口させる姿
    勢が、前記加熱口に対して上方に離間した姿勢であり、 前記加熱口の上方に離間した姿勢の前記蓋部材が、前記
    被加熱物が搭載される前記五徳として構成されているこ
    とを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載のコ
    ンロ。
  5. 【請求項5】 前記五徳として構成される前記蓋部材の
    前記被加熱物との接触部に、前記被加熱物の温度を検出
    する接触式の温度センサを備えたことを特徴とする請求
    項4に記載のコンロ。
  6. 【請求項6】 前記天板側に引退可能に構成された五徳
    の姿勢を、前記天板から上方に突出する姿勢と、前記天
    板側に引退する姿勢とに択一的に切換可能な五徳姿勢切
    換手段を備えたことを特徴とする請求項1から3の何れ
    か1項に記載のコンロ。
  7. 【請求項7】 前記五徳姿勢切換手段が、前記バーナの
    運転開始時に前記五徳の姿勢を前記天板の上方へ突出す
    る姿勢に切り換え、前記バーナの運転停止時に前記五徳
    の姿勢を前記天板側に引退する姿勢に切り換える手段で
    あることを特徴とする請求項6に記載のコンロ。
JP2001010371A 2001-01-18 2001-01-18 コンロ Expired - Fee Related JP4371591B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001010371A JP4371591B2 (ja) 2001-01-18 2001-01-18 コンロ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001010371A JP4371591B2 (ja) 2001-01-18 2001-01-18 コンロ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002213749A true JP2002213749A (ja) 2002-07-31
JP4371591B2 JP4371591B2 (ja) 2009-11-25

Family

ID=18877694

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001010371A Expired - Fee Related JP4371591B2 (ja) 2001-01-18 2001-01-18 コンロ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4371591B2 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006207961A (ja) * 2005-01-31 2006-08-10 Osaka Gas Co Ltd コンロ
JP2006214653A (ja) * 2005-02-03 2006-08-17 Osaka Gas Co Ltd コンロ
JP2011208858A (ja) * 2010-03-29 2011-10-20 Osaka Gas Co Ltd ガスこんろ
JP2012032081A (ja) * 2010-07-30 2012-02-16 Osaka Gas Co Ltd ガスコンロ
JP2012227156A (ja) * 2012-07-13 2012-11-15 Mitsubishi Electric Corp 加熱調理器
CN111829039A (zh) * 2020-08-07 2020-10-27 浙江聚智人才服务有限公司 一种集成灶炉头调整装置
CN112146133A (zh) * 2020-09-27 2020-12-29 天长市金浩日用品有限公司 一种具有可隐藏式炉头的厨房灶具

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006207961A (ja) * 2005-01-31 2006-08-10 Osaka Gas Co Ltd コンロ
JP4628118B2 (ja) * 2005-01-31 2011-02-09 大阪瓦斯株式会社 コンロ
JP2006214653A (ja) * 2005-02-03 2006-08-17 Osaka Gas Co Ltd コンロ
JP4557737B2 (ja) * 2005-02-03 2010-10-06 大阪瓦斯株式会社 コンロ
JP2011208858A (ja) * 2010-03-29 2011-10-20 Osaka Gas Co Ltd ガスこんろ
JP2012032081A (ja) * 2010-07-30 2012-02-16 Osaka Gas Co Ltd ガスコンロ
JP2012227156A (ja) * 2012-07-13 2012-11-15 Mitsubishi Electric Corp 加熱調理器
CN111829039A (zh) * 2020-08-07 2020-10-27 浙江聚智人才服务有限公司 一种集成灶炉头调整装置
CN111829039B (zh) * 2020-08-07 2022-05-17 浙江聚智人才服务有限公司 一种集成灶炉头调整装置
CN112146133A (zh) * 2020-09-27 2020-12-29 天长市金浩日用品有限公司 一种具有可隐藏式炉头的厨房灶具

Also Published As

Publication number Publication date
JP4371591B2 (ja) 2009-11-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7881593B2 (en) Gas cooking appliance with removable burners and useable work area
KR101582538B1 (ko) 양방향조리기구
KR101459370B1 (ko) 고기구이장치
KR101526157B1 (ko) 업소용 대형 국솥
CN105612387B (zh) 气体燃烧器和燃烧器盖
JP2002213749A (ja) コンロ
KR20120015150A (ko) 다목적 전기 구이기
KR20120038907A (ko) 가스레인지
CN106369635B (zh) 一种平板燃气灶
CN106642240B (zh) 用于减少热量散失的烟气循环聚热筒及其加热器具
CN101677712A (zh) 食物制备器具的警报装置
CN204648336U (zh) 新型电磁炉
JP2003269726A (ja) ガスコンロ
JP2008215814A (ja) ガスコンロ
CN209991497U (zh) 一种多用燃气灶
CN220089258U (zh) 一种手动式转盘烤炉
KR20200017067A (ko) 회전 구이기
CN210511787U (zh) 一种升降式燃气灶
JP2003269725A (ja) コンロ
KR102425697B1 (ko) 가스렌지 및 인덕션렌지 겸용 조리장치
KR20000015935U (ko) 그릴장치
JP2003074878A (ja) コンロ
JP2003074877A (ja) ドロップインコンロ
CN204786588U (zh) 节能多用式双头小炒炉
KR200238398Y1 (ko) 용기 회전장치를 갖는 측면 가열형 휴대용 가스 레인지

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070424

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090525

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090528

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090727

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090820

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090901

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120911

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120911

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150911

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees