JP2002213736A - ガス機器の温度ヒューズ装置 - Google Patents
ガス機器の温度ヒューズ装置Info
- Publication number
- JP2002213736A JP2002213736A JP2001007354A JP2001007354A JP2002213736A JP 2002213736 A JP2002213736 A JP 2002213736A JP 2001007354 A JP2001007354 A JP 2001007354A JP 2001007354 A JP2001007354 A JP 2001007354A JP 2002213736 A JP2002213736 A JP 2002213736A
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- JP
- Japan
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- gas
- passage
- fuse device
- temperature
- fusible
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- Pending
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- Feeding And Controlling Fuel (AREA)
- Temperature-Responsive Valves (AREA)
- Safety Valves (AREA)
- Regulation And Control Of Combustion (AREA)
- Control Of Combustion (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 燃料ガスの供給を制御する制御装置に不具合
が生じた場合でも、燃焼部への燃料ガスの供給を確実に
遮断する。 【解決手段】 燃焼部１５と連通したガス通路１３に所
定の温度で溶融する共晶合金等で構成した可溶体１７を
設け、前記可溶体１７が所定の温度で溶融したとき、前
記ガス通路１３を遮断する通路閉止体１８を包含したも
のである。
が生じた場合でも、燃焼部への燃料ガスの供給を確実に
遮断する。 【解決手段】 燃焼部１５と連通したガス通路１３に所
定の温度で溶融する共晶合金等で構成した可溶体１７を
設け、前記可溶体１７が所定の温度で溶融したとき、前
記ガス通路１３を遮断する通路閉止体１８を包含したも
のである。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、燃料ガスの燃焼を
制御する温度制御装置の異常時に動作するガス機器の温
度ヒューズ装置に関するものである。
制御する温度制御装置の異常時に動作するガス機器の温
度ヒューズ装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、燃料ガスを燃焼させて得られる熱
を利用するヘアーカーラー等のガス機器は、例えば図４
に示すような構成になっていた。すなわち、燃料タンク
１に直結した抵抗体２を介して開閉弁３が取り付けられ
ており、前記抵抗体２の抵抗でガス圧は減圧され、気体
となってノズル４から燃焼部５へ供給される。燃焼部５
の温度変化に応じて燃焼部５への燃料ガスの供給を制御
する制御装置（図示せず）により、燃焼部５の熱で加熱
される加熱部６の温度を一定に制御していた。
を利用するヘアーカーラー等のガス機器は、例えば図４
に示すような構成になっていた。すなわち、燃料タンク
１に直結した抵抗体２を介して開閉弁３が取り付けられ
ており、前記抵抗体２の抵抗でガス圧は減圧され、気体
となってノズル４から燃焼部５へ供給される。燃焼部５
の温度変化に応じて燃焼部５への燃料ガスの供給を制御
する制御装置（図示せず）により、燃焼部５の熱で加熱
される加熱部６の温度を一定に制御していた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなガス機器は、温度制御装置に異常が生じた場合、例
えば、ガスを開閉する開閉弁３に異物がかみこんだ場合
は、温度制御装置が燃焼部５の温度を感知して正常に動
作しても、燃料ガスは燃焼部５へ流れ続けて温度上昇を
止めることができないという問題があった。
うなガス機器は、温度制御装置に異常が生じた場合、例
えば、ガスを開閉する開閉弁３に異物がかみこんだ場合
は、温度制御装置が燃焼部５の温度を感知して正常に動
作しても、燃料ガスは燃焼部５へ流れ続けて温度上昇を
止めることができないという問題があった。
【０００４】本発明は、上記従来の課題を解決するもの
で、燃料ガスの供給を制御する制御装置に不具合が生じ
た場合でも、燃焼部への燃料ガスの供給を確実に遮断す
ることを目的としている。
で、燃料ガスの供給を制御する制御装置に不具合が生じ
た場合でも、燃焼部への燃料ガスの供給を確実に遮断す
ることを目的としている。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するために、燃焼部と連通したガス通路に所定の温度
で溶融する可溶体を設け、前記可溶体にガス通路を遮断
する通路閉止体を包含したものである。
成するために、燃焼部と連通したガス通路に所定の温度
で溶融する可溶体を設け、前記可溶体にガス通路を遮断
する通路閉止体を包含したものである。
【０００６】これにより、可溶体が所定の温度に加熱さ
れると、溶融して燃焼部側へ流失し、内部に包含してい
る通路閉止体がガス通路を遮断して温度の過昇を防止す
ることができる。
れると、溶融して燃焼部側へ流失し、内部に包含してい
る通路閉止体がガス通路を遮断して温度の過昇を防止す
ることができる。
【０００７】
【発明の実施の形態】本発明の請求項１に記載の発明
は、燃焼部と、前記燃焼部と連通したガス通路と、前記
ガス通路に前記燃焼部への燃料ガスの供給を可能にして
配設し、かつ、所定の温度で溶融する可溶体とを具備
し、前記可溶体は、所定の温度で溶融したとき、前記ガ
ス通路を遮断する通路閉止体を包含したものであり、可
溶体が所定の温度に加熱されると、溶融して燃焼部側へ
流失し、内部に包含している通路閉止体がガス通路を遮
断して温度の過昇を防止することができる。
は、燃焼部と、前記燃焼部と連通したガス通路と、前記
ガス通路に前記燃焼部への燃料ガスの供給を可能にして
配設し、かつ、所定の温度で溶融する可溶体とを具備
し、前記可溶体は、所定の温度で溶融したとき、前記ガ
ス通路を遮断する通路閉止体を包含したものであり、可
溶体が所定の温度に加熱されると、溶融して燃焼部側へ
流失し、内部に包含している通路閉止体がガス通路を遮
断して温度の過昇を防止することができる。
【０００８】請求項２に記載の発明は、上記請求項１に
記載の発明において、可溶体を共晶合金で構成したもの
であり、可溶体を高精度の温度で溶融させることができ
る。
記載の発明において、可溶体を共晶合金で構成したもの
であり、可溶体を高精度の温度で溶融させることができ
る。
【０００９】請求項３に記載の発明は、上記請求項１ま
たは２に記載の発明において、可溶体と対向する下流側
のガス通路を、燃料ガスの流れ方向に絞られたすり鉢状
に形成したものであり、燃料ガスの圧力によって通路閉
止体が燃焼部側へ押圧されたときに、確実にガス通路を
遮断することができる。
たは２に記載の発明において、可溶体と対向する下流側
のガス通路を、燃料ガスの流れ方向に絞られたすり鉢状
に形成したものであり、燃料ガスの圧力によって通路閉
止体が燃焼部側へ押圧されたときに、確実にガス通路を
遮断することができる。
【００１０】請求項４に記載の発明は、上記請求項１〜
３に記載の発明において、通路閉止体を中空球で構成し
たものであり、燃焼部側への移動を容易にしてガス通路
を確実に遮断することができる。
３に記載の発明において、通路閉止体を中空球で構成し
たものであり、燃焼部側への移動を容易にしてガス通路
を確実に遮断することができる。
【００１１】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面にもとづい
て説明する。
て説明する。
【００１２】（実施例１）図１〜図３に示すように、１
０は液化燃料ガスを貯蔵する燃料タンクで、抵抗体１１
を介して開閉弁１２が取り付けられており、前記抵抗体
１１の抵抗でガス圧は減圧され、気体となってガス通路
１３に設けたノズル１４から燃焼部１５へ供給され、こ
の燃焼部１５の熱で加熱部１６を加熱する。加熱部１６
は、燃焼部１５の熱を感知し、同燃焼部１５の温度変化
に応じて燃焼部１５への燃料ガスの供給を制御する制御
装置（図示せず）により、予め設定された所定の温度に
制御する。
０は液化燃料ガスを貯蔵する燃料タンクで、抵抗体１１
を介して開閉弁１２が取り付けられており、前記抵抗体
１１の抵抗でガス圧は減圧され、気体となってガス通路
１３に設けたノズル１４から燃焼部１５へ供給され、こ
の燃焼部１５の熱で加熱部１６を加熱する。加熱部１６
は、燃焼部１５の熱を感知し、同燃焼部１５の温度変化
に応じて燃焼部１５への燃料ガスの供給を制御する制御
装置（図示せず）により、予め設定された所定の温度に
制御する。
【００１３】１７はガス通路１３に設けた可溶体で、予
め設定した所定の温度で溶融する共晶合金等で構成して
あり、ガス通路１３を通して燃焼部１５への燃料ガスの
供給が可能なように、表面に突起等を形成してノズル１
４の上流側に配設してあり、通常は可溶体１７によって
ガス通路１３が塞がれることはなく、また、可溶体１７
は、燃焼部１５の温度をすばやく検知できる場所に設け
てあり、燃焼部１５の温度が異常に上昇したとき、直ち
に可溶体１７の温度が上昇するように設定している。
め設定した所定の温度で溶融する共晶合金等で構成して
あり、ガス通路１３を通して燃焼部１５への燃料ガスの
供給が可能なように、表面に突起等を形成してノズル１
４の上流側に配設してあり、通常は可溶体１７によって
ガス通路１３が塞がれることはなく、また、可溶体１７
は、燃焼部１５の温度をすばやく検知できる場所に設け
てあり、燃焼部１５の温度が異常に上昇したとき、直ち
に可溶体１７の温度が上昇するように設定している。
【００１４】１８は可溶体１７に埋設して包含させた通
路閉止体で、例えば金属、セラミック等の球体でガス通
路１３を塞ぐ大きさに形成している。可溶体１７と対向
する下流側のガス通路１３は、燃料ガスの流れ方向に絞
られたすり鉢状部１９を設け、このすり鉢状部１９はノ
ズル１４に設けた孔１４ａと反対側に形成している。
路閉止体で、例えば金属、セラミック等の球体でガス通
路１３を塞ぐ大きさに形成している。可溶体１７と対向
する下流側のガス通路１３は、燃料ガスの流れ方向に絞
られたすり鉢状部１９を設け、このすり鉢状部１９はノ
ズル１４に設けた孔１４ａと反対側に形成している。
【００１５】上記構成において、燃焼部１５が温度制御
装置等の故障により、異常燃焼した時、その熱を伝えて
可溶体１７の温度が上昇し、可溶体１７の温度が予め設
定した所定の温度（共晶合金の溶融温度）を超えると、
可溶体１７は溶けてノズル１４の孔１４ａを通って燃焼
部１５側へ流れ去る。
装置等の故障により、異常燃焼した時、その熱を伝えて
可溶体１７の温度が上昇し、可溶体１７の温度が予め設
定した所定の温度（共晶合金の溶融温度）を超えると、
可溶体１７は溶けてノズル１４の孔１４ａを通って燃焼
部１５側へ流れ去る。
【００１６】残った通路閉止体１８は、燃料ガスの流れ
と圧力に押されてノズル１４のすり鉢状部１９に向かっ
て流れ、このすり鉢状部１９に当接してノズル１４を塞
ぐ。したがって、ガス通路１３を通路閉止体１８により
遮断して燃焼部１５への燃料ガスの供給が停止し、燃焼
部１５の温度過昇を防止することができる。
と圧力に押されてノズル１４のすり鉢状部１９に向かっ
て流れ、このすり鉢状部１９に当接してノズル１４を塞
ぐ。したがって、ガス通路１３を通路閉止体１８により
遮断して燃焼部１５への燃料ガスの供給が停止し、燃焼
部１５の温度過昇を防止することができる。
【００１７】（実施例２）可溶体１７に埋設して包含さ
せた通路閉止体を中空球で構成したものである。他の構
成は実施例１と同じである。
せた通路閉止体を中空球で構成したものである。他の構
成は実施例１と同じである。
【００１８】上記構成によれば、燃料ガスの圧力による
燃焼部１５側への移動を容易にして、ガス通路１３を確
実に遮断することができる。
燃焼部１５側への移動を容易にして、ガス通路１３を確
実に遮断することができる。
【００１９】
【発明の効果】以上のように本発明の請求項１〜４に記
載の発明によれば、燃料ガスの供給を制御する制御装置
に不具合が生じた場合でも、燃焼部への燃料ガスの供給
を確実に遮断することができる。
載の発明によれば、燃料ガスの供給を制御する制御装置
に不具合が生じた場合でも、燃焼部への燃料ガスの供給
を確実に遮断することができる。
【図１】本発明の実施例１のガス機器の温度ヒューズ装
置の要部断面図
置の要部断面図
【図２】同ガス機器の温度ヒューズ装置の要部拡大断面
図
図
【図３】同ガス機器の温度ヒューズ装置の動作時の拡大
断面図
断面図
【図４】従来のガス機器の要部断面図
１３ ガス通路 １５ 燃焼部 １７ 可溶体 １８ 通路閉止体
フロントページの続き Ｆターム(参考） 3H057 AA01 AA05 BB42 CC05 EE03 FB03 HH07 3H061 AA07 BB03 CC30 DD03 EA32 GG05 GG19 3K003 EA00 FA01 FB05 GA03 3K005 AA01 AB01 AC07 BA05 DA00 3K068 AA01 BB01 BB15 BB25 CA04 DA03 DA14 EA02
Claims (4)
- 【請求項１】 燃焼部と、前記燃焼部と連通したガス通
路と、前記ガス通路に前記燃焼部への燃料ガスの供給を
可能にして配設し、かつ、所定の温度で溶融する可溶体
とを具備し、前記可溶体は、所定の温度で溶融したと
き、前記ガス通路を遮断する通路閉止体を包含したガス
機器の温度ヒューズ装置。 - 【請求項２】 可溶体を共晶合金で構成した請求項１記
載のガス機器の温度ヒューズ装置。 - 【請求項３】 可溶体と対向する下流側のガス通路を、
燃料ガスの流れ方向に絞られたすり鉢状に形成した請求
項１または２記載のガス機器の温度ヒューズ装置。 - 【請求項４】 通路閉止体を中空球で構成した請求項１
〜３のいずれか１項に記載のガス機器の温度ヒューズ装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001007354A JP2002213736A (ja) | 2001-01-16 | 2001-01-16 | ガス機器の温度ヒューズ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001007354A JP2002213736A (ja) | 2001-01-16 | 2001-01-16 | ガス機器の温度ヒューズ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002213736A true JP2002213736A (ja) | 2002-07-31 |
Family
ID=18875116
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001007354A Pending JP2002213736A (ja) | 2001-01-16 | 2001-01-16 | ガス機器の温度ヒューズ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002213736A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009503433A (ja) * | 2005-08-05 | 2009-01-29 | カスケード デザイン，インク． | 任意に採用される熱交換器を有する高効率放射バーナー |
| JP2012047305A (ja) * | 2010-08-27 | 2012-03-08 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 可溶栓用延命プラグ |
| WO2020149479A1 (ko) * | 2019-01-15 | 2020-07-23 | 주식회사 승일 | 과압해소가 가능한 분사용기 및 그의 밸브 어셈블리 |
-
2001
- 2001-01-16 JP JP2001007354A patent/JP2002213736A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009503433A (ja) * | 2005-08-05 | 2009-01-29 | カスケード デザイン，インク． | 任意に採用される熱交換器を有する高効率放射バーナー |
| JP2012047305A (ja) * | 2010-08-27 | 2012-03-08 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 可溶栓用延命プラグ |
| WO2020149479A1 (ko) * | 2019-01-15 | 2020-07-23 | 주식회사 승일 | 과압해소가 가능한 분사용기 및 그의 밸브 어셈블리 |
| CN113165794A (zh) * | 2019-01-15 | 2021-07-23 | 株式会社胜一 | 可解除过压的喷射容器及其阀门组件 |
| JP2022511479A (ja) * | 2019-01-15 | 2022-01-31 | スン イル コーポレイション | 過圧を解消できる噴射容器及びそのバルブアセンブリ |
| US11447327B2 (en) | 2019-01-15 | 2022-09-20 | Seung Il Corporation | Injection container capable of relieving overpressure and valve assembly thereof |
| CN113165794B (zh) * | 2019-01-15 | 2022-11-01 | 株式会社胜一 | 可解除过压的喷射容器及其阀门组件 |
| JP7189348B2 (ja) | 2019-01-15 | 2022-12-13 | スン イル コーポレイション | 過圧を解消できる噴射容器及びそのバルブアセンブリ |
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