JP2002213446A - リニアガイド装置 - Google Patents

リニアガイド装置

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JP2002213446A
JP2002213446A JP2001010655A JP2001010655A JP2002213446A JP 2002213446 A JP2002213446 A JP 2002213446A JP 2001010655 A JP2001010655 A JP 2001010655A JP 2001010655 A JP2001010655 A JP 2001010655A JP 2002213446 A JP2002213446 A JP 2002213446A
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fastening force
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Atsushi Matsumoto
淳 松本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 常に安定した所要の予圧力で転動体をリニア
ガイドレールの長手方向に転動させることのできるリニ
アガイド装置を提供する。 【解決手段】 スライダ14の袖部14aにスリット2
2をスライダ14の全長にわたって設ける。そして、ス
リット22によりスライダ14の袖部14aを締結力F
の影響を受けて変形する外側部分23と締結力Fの影響
による変形が比較的少ない内側部分24とに分割し、比
較的大きな締結力Fが作用したときに外側部分23のみ
が変形するようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、精密工作機械や測
定装置等の可動部品(例えばXYテーブル等)を所定方
向に直動案内するリニアガイド装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、精密工作機械等の可動部品を所定
方向に直動案内するリニアガイド装置として、特開20
00−170761号公報に記載されたものがある。こ
のリニアガイド装置は、図16に示されるように、リニ
アガイドレール11、球状転動体13、スライダ14等
を備えて構成されており、リニアガイドレール11の両
側面には、球状転動体13をリニアガイドレール11の
長手方向に案内するガイド溝12が形成されている。
【0003】球状転動体13はリニアガイドレール11
の両側に多数個ずつ配設されており、これらの球状転動
体13を挟んでガイド溝12と対向する位置すなわちリ
ニアガイドレール11の両側には、スライダ14の袖部
14aがそれぞれ設けられている。このスライダ14の
袖部14aはガイド溝12との間に球状転動体13を保
持するためのもので、各袖部14aには、球状転動体1
3をリニアガイドレール11の長手方向に転動させる転
動溝15がガイド溝12に対向して設けられているとと
もに、球状転動体13を転動溝15の前端部と後端部と
の間で循環させる転動体循環孔16(図17参照)が設
けられている。
【0004】ところで、このようなリニアガイド装置の
スライダ14をXYテーブル17等の案内物に取り付け
て使用する場合、スライダ14の取り付けをXYテーブ
ル17側(図中上方)から行うことができない場合があ
り、このような場合にはスライダ14を案内物に固定す
る手段として、例えば、スライダ14の袖部14aを下
方より押圧する押圧部材19と、この押圧部材19に形
成された貫通孔を挿通してXYテーブル17に下方より
螺入された締付ボルト20と、この締付ボルト20と平
行に押圧部材19とXYテーブル17との間に設けられ
たスペーサ21とからなるスライダ固定手段18,18
が用いられる。
【0005】このようなリニアガイド装置では、スライ
ダ固定手段18,18の各締付ボルト20を締め付ける
と、締付ボルト20の締結力Fが押圧部材19を介して
スライダ14の袖部14aに作用し、この締結力Fによ
りスライダ14がXYテーブル17の下面に固定され
る。しかし、スライダ14の袖部14aに作用する締結
力Fが過大である場合には、図17に示す二点鎖線のよ
うに、スライダ14の袖部14aがガイド溝12から離
れる方向に変形する。そして、スライダ14の袖部14
aが上記のように変形すると、ガイド溝12と袖部14
aとの間隔が拡がり、これにより球状転動体13への予
圧量(ガイド溝12と袖部14aとにより球状転動体1
3に付与される圧力)が低下する。
【0006】また、上記のような袖部14aの変形は上
述したリニアガイド装置のみに発生するものではなく、
たとえば図18に示すようなリニアガイド装置、すなわ
ちスライダ14の上面に形成された複数のねじ穴30
A,30Bにそれぞれ締付ボルト31A,31BをXY
テーブル17に形成されたボルト挿通孔32A,32B
を通してねじ込み、XYテーブル17を締付ボルト31
A,31Bで上下方向から締め付けてスライダ14をX
Yテーブル17に取り付ける型式のリニアガイド装置に
も同様の変形が袖部14aに発生する。
【0007】このような袖部14aの変形に起因する予
圧量の低下を防止する方法としては、たとえばスライダ
14の袖部14aに作用する締結力と予圧量との関係を
予め調べておき、スライダ14の袖部14aに作用する
締結力Fを厳しく管理する方法や、スライダ14の袖部
14aが変形し難い位置に締結力Fの作用点を設定する
方法などが考えられる。しかしながら、前者の場合は個
々のリニアガイド装置に対して締結力と予圧量との関係
を予め調べておく必要があることから、多くの手間と労
力を要するという問題があり、後者の場合にはスライダ
を設計する上で寸法的な制約を受けることから、設計の
自由度を低下させるという問題がある。また、設計変更
が生じた場合には、再度検討する必要があり、多くの手
間と労力を要する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来に
おいては、スライダの袖部に作用する締結力が比較的大
きい場合には、転動体への予圧量が低下し、これにより
転動体をリニアガイドレールの長手方向に所要の予圧力
で転動させることが困難になるという問題があった。
【0009】そこで本発明の目的は、上述した問題点を
解決し、常に安定した所要の予圧力で転動体をリニアガ
イドレールの長手方向に転動させることのできるリニア
ガイド装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係るリニアガイド装置は、両側面にガイド
溝を有するリニアガイドレールと、前記ガイド溝により
前記リニアガイドレールの長手方向に案内される複数の
転動体と、これらの転動体を前記ガイド溝との間に保持
するための袖部を前記リニアガイドレールの両側に有す
るスライダとを備えたリニアガイド装置において、前記
袖部に、該袖部を外側部分と内側部分とに分割するスリ
ットを前記スライダの全長にわたって設けたことを特徴
とする。
【0011】この場合において、スリットは袖部の内側
面と袖部内に形成された転動体循環孔との間に位置する
ようにスライダの袖部に設けられることが好ましい。ま
た、スリットはその深さ方向が袖部の内側から外側に傾
斜するようにスライダの袖部に設けられることが好まし
い。また、スリットはその深さが袖部の高さと同一若し
くはそれより大きいことが好ましく、さらに、その内部
にシリコーン樹脂等の軟質材が充填されることが好まし
い。
【0012】本発明に係るリニアガイド装置では、スラ
イダ固定手段からスライダの袖部に締結力が作用する
と、スライダがXYテーブル等の案内物に固定される。
このとき、スライダの袖部に作用する締結力が比較的大
きい場合には、袖部の外側部分のみが変形し、袖部の内
側部分に予圧量を低下させるような変形が発生すること
はない。したがって、スライダの袖部に作用する締結力
が比較的大きい場合でもリニアガイドレールのガイド溝
とスライダの袖部との間隔が拡がるようなことがないの
で、常に安定した所要の予圧力で転動体をリニアガイド
レールの長手方向に転動させることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1に、本発明に係るリニアガイ
ド装置の第1の実施形態を示す。同図において、リニア
ガイド装置10はリニアガイドレール11、球状転動体
13、スライダ14、スライダ固定手段18等を備えて
構成されており、リニアガイドレール11の両側面に
は、球状転動体13をリニアガイドレール11の長手方
向に案内するガイド溝12が形成されている。
【0014】球状転動体13はリニアガイドレール11
の両側に多数個ずつ配設されており、これらの球状転動
体13を挟んでガイド溝12と対向する位置すなわちリ
ニアガイドレール11の両側には、スライダ14の袖部
14aがそれぞれ設けられている。このスライダ14の
袖部14aはガイド溝12との間に球状転動体13を保
持するためのもので、各袖部14aには、球状転動体1
3をリニアガイドレール11の長手方向に転動させる転
動溝15がガイド溝12に対向して設けられているとと
もに、球状転動体13を転動溝15の前端部と後端部と
の間で循環させる転動体循環孔16が設けられている。
【0015】スライダ固定手段18は、スライダ14の
袖部14aを下方より押圧する押圧部材19と、この押
圧部材19に形成された貫通孔を挿通して案内物である
XYテーブル17に下方より螺入された締付ボルト20
と、この締付ボルト20と平行に押圧部材19とXYテ
ーブル17との間に設けられたスペーサ21とから構成
されており、締付ボルト20を締め付けると、締付ボル
ト20の締結力Fが押圧部材19を介してスライダ14
の袖部14aに作用し、この締結力Fによりスライダ1
4が案内物であるXYテーブル17の下面に固定される
ようになっている。
【0016】前記スライダ14の各袖部14aには、ス
リット22が例えば放電加工、切削加工等の加工方法で
締結力Fの作用方向に沿って形成されている。これらの
スリット22はスライダ14の全長(リニアガイドレー
ル11の長手方向)にわたって設けられており、これに
より、スライダ14の袖部14aは締結力Fの影響を受
けて変形する外側部分23と締結力Fの影響による変形
が比較的少ない内側部分24とに分割されている。
【0017】このように構成されるリニアガイド装置1
0において、スライダ固定手段18からスライダ14の
袖部14aに締結力Fが作用すると、スライダ14が案
内物であるXYテーブル17に固定される。このとき、
スライダ14の袖部14aに作用する締結力Fが通常よ
り大き過ぎると、図2に示すように、袖部14aの外側
部分23のみが変形し、袖部14aの内側部分24に予
圧量を低下させるような変形が発生することはない。し
たがって、本実施形態では、スライダ14の袖部14a
に作用する締結力Fが比較的大きい場合でもリニアガイ
ドレール11のガイド溝12とスライダ14の袖部14
aとの間隔が拡がるようなことがないので、常に安定し
た所要の予圧力で球状転動体13をリニアガイドレール
11の長手方向に転動させることができる。
【0018】また、本実施形態では、特開2000−1
70761号公報に記載された先行技術のように、締結
力Fが作用する位置を変形の生じ難い位置に設定する必
要もないので、スライダを設計する際に寸法的な制約を
受けることがなく、これによりリニアガイド装置を柔軟
に設計することができる。図3はスライダの袖部に作用
する締付トルクとリニアガイド装置の摺動抵抗との関係
を示す線図であり、図中実線はスライダの袖部にスリッ
トを設けた場合(本発明の場合)の予圧量の変化を示
し、図中破線はスライダの袖部にスリットを設けない場
合(従来の場合)の予圧量の変化を示している。図3に
示されるように、スライダ14の袖部14aにスリット
22を設けない場合には、締付トルクが大きくなるに従
って転動体13への予圧量が大きく減少する。これに対
し、スライダ14の袖部14aにスリット22を設けた
場合には、締付トルクが大きくなっても転動体13への
予圧量はそれ程変化しない。これは、スリット22によ
りスライダ14の袖部14aが締結力Fの影響を受けて
変形する外側部分23と締結力Fの影響による変形が比
較的少ない内側部分24とに分割されているためであ
る。
【0019】したがって、図1に示した第1の実施形態
のように、スライダ14の袖部14aに、該袖部14a
を締結力Fの影響を受けて変形する外側部分23と締結
力Fの影響による変形が比較的少ない内側部分24とに
分割するスリット22を設けることにより、スライダ1
4の袖部14aに作用する締結力Fが比較的大きい場合
には袖部14aの外側部分23のみが変形し、袖部14
aの内側部分23に予圧量を低下させるような変形が発
生することがないので、常に安定した所要の予圧力で球
状転動体13をリニアガイドレール11の長手方向に転
動させることができる。
【0020】上述した第1の実施形態では、スライダ1
4の袖部14aにスリット22を袖部14aの外側面と
転動体循環孔16との間に位置するように設けたが、図
4に示す第2の実施形態のように、スライダ14の袖部
14aにスリット22を袖部14aの内側面と転動体循
環孔16との間に位置するように設けてもよい。このよ
うにスリット22を袖部14aの内側面と転動体循環孔
16との間に位置するように設けることにより、第1の
実施形態に比べてスライダ14の幅を小さくすることが
可能となるので、リニアガイド装置を柔軟に設計するこ
とができる。
【0021】また、第1及び第2の実施形態では、スラ
イダ14の袖部14aにスリット22をその深さ方向が
締結力Fの作用方向と一致するように設けたが、図5に
示す第3の実施形態のように、スライダ14の袖部14
aにスリット22をその深さ方向が袖部14aの内側か
ら外側に傾斜するように設けてもよい。このようにスリ
ット22をその深さ方向が袖部14aの内側から外側に
傾斜するように設けることにより、第2の実施形態に比
べて締結力Fを受ける部分(外側部分23の下面)の面
積を大きく確保することが可能となるので、リニアガイ
ド装置をより柔軟に設計することができる。
【0022】なお、スライダ14の袖部14aにスリッ
ト22をその深さ方向が袖部14aの内側から外側に傾
斜するように設ける代わりに、図6に示す第4の実施形
態のように、袖部14aの内側面に開放端を有するL形
のスリット22をスライダ14の袖部14aに設けるこ
とにより、第3の実施形態と同様の効果が得られる。ま
た、図7に示す第5の実施形態のように、スリット22
内にシリコーン樹脂等の軟質材25を充填しておくこと
により、スリット22内への異物の混入を防止できる。
【0023】上述した第1乃至第5の実施形態では、ス
ライダ14の袖部14aに転動体循環孔16を有するリ
ニアガイド装置を例示したが、本発明はこれに限定され
るものではなく、図8に示す第6の実施形態のように、
スライダ14の袖部14a以外の部分(例えば本体部分
14b等)に転動体循環孔16を有するリニアガイド装
置についても本発明を適用できる。
【0024】また、第1乃至第6の実施形態では、袖部
14aをスライダ14の本体部分と一体に形成したが、
図9乃至図11に示す第7乃至第9の実施形態のよう
に、袖部をスライダ14の本体部分14bと一体に形成
された部分26と別体に形成された部分27とで形成
し、これらの部分26,27間にスリット22を設けて
袖部を締結力Fの影響を受けて変形する外側部分と締結
力Fの影響による変形が比較的少ない内側部分とに分割
するようにしてもよい。
【0025】図6に示した第4の実施形態では、締結力
Fを受ける部分(外側部分23の下面)の面積を大きく
確保するためにスリット22の形状をL形にしたが、図
12に示す第10の実施形態のように、締結力Fを受け
る受け部材28を外側部分23の下面に取り付けること
により、第4の実施形態と同様の効果が得られる。上記
第1乃至第10の実施形態では、リニアガイドレール1
1の両側面のみにガイド溝12を有するリニアガイド装
置を例示したが、本発明はこれに限定されるものではな
く、図13に示す第11の実施形態のように、リニアガ
イドレール11の両側面と上面にガイド溝12を有する
リニアガイド装置についても本発明を適用できる。
【0026】なお、上述した各実施形態において、袖部
14aの高さをL1、スリット22の深さをL2とした
場合、図14に示すように、スリット22の深さL2は
L1<L2であることが好ましい。また、上述した第1
の実施形態では、スライダ14の取り付けをスライダ1
4の下面側から行うタイプのリニアガイド装置に本発明
を適用した場合について説明したが、本発明はこれに限
定されるものではなく、たとえば図15に示す第12の
実施形態のように、スライダ14の上面に複数のねじ穴
30を設け、これらのねじ穴30にそれぞれ締付ボルト
31をXYテーブル17に形成されたボルト挿通孔32
を通してねじ込み、XYテーブル17を締付ボルト31
で上下方向から締め付けてスライダ14をXYテーブル
17に取り付けるタイプのリニアガイド装置についても
本発明を適用できることは勿論である。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るリニ
アガイド装置によれば、スライダの袖部に作用する締結
力が比較的大きい場合には袖部の外側部分のみが変形
し、予圧量を低下させるような変形が袖部の内側部分に
発生することがないので、常に安定した所要の予圧力で
転動体をリニアガイドレールの長手方向に転動させるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るリニアガイド装置の第1の実施形
態を示す断面図である。
【図2】図1に示すリニアガイド装置の作用説明図であ
る。
【図3】スライダに作用する締付トルクと摺動抵抗との
関係を示す線図である。
【図4】本発明に係るリニアガイド装置の第2の実施形
態を示す断面図である。
【図5】本発明に係るリニアガイド装置の第3の実施形
態を示す断面図である。
【図6】本発明に係るリニアガイド装置の第4の実施形
態を示す断面図である。
【図7】本発明に係るリニアガイド装置の第5の実施形
態を示す断面図である。
【図8】本発明に係るリニアガイド装置の第6の実施形
態を示す断面図である。
【図9】本発明に係るリニアガイド装置の第7の実施形
態を示す断面図である。
【図10】本発明に係るリニアガイド装置の第8の実施
形態を示す断面図である。
【図11】本発明に係るリニアガイド装置の第9の実施
形態を示す断面図である。
【図12】本発明に係るリニアガイド装置の第10の実
施形態を示す断面図である。
【図13】本発明に係るリニアガイド装置の第11の実
施形態を示す断面図である。
【図14】本発明に係るリニアガイド装置において、袖
部の高さとスリットの深さとの関係を説明するための図
である。
【図15】本発明に係るリニアガイド装置の第12の実
施形態を示す図である。
【図16】従来のリニアガイド装置を示す断面図であ
る。
【図17】従来のリニアガイド装置のスライダを示す断
面図である。
【図18】従来のリニアガイド装置を示す図である。
【符号の説明】
11 リニアガイドレール 12 ガイド溝 13 球状転動体 14 スライダ 14a 袖部 15 転動溝 16 転動体循環孔 17 XYテーブル 18 スライダ固定手段 19 押圧ブロック 20 締付ボルト 21 スペーサ 22 スリット 23 外側部分 24 内側部分

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両側面にガイド溝を有するリニアガイド
    レールと、前記ガイド溝により前記リニアガイドレール
    の長手方向に案内される複数の転動体と、これらの転動
    体を前記ガイド溝との間に保持するための袖部を前記リ
    ニアガイドレールの両側に有するスライダとを備えたリ
    ニアガイド装置において、 前記袖部に、該袖部を外側部分と内側部分とに分割する
    スリットを前記スライダの全長にわたって設けたことを
    特徴とするリニアガイド装置。
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