JP2002212922A - 自発光式視線誘導標 - Google Patents

自発光式視線誘導標

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JP2002212922A
JP2002212922A JP2001012564A JP2001012564A JP2002212922A JP 2002212922 A JP2002212922 A JP 2002212922A JP 2001012564 A JP2001012564 A JP 2001012564A JP 2001012564 A JP2001012564 A JP 2001012564A JP 2002212922 A JP2002212922 A JP 2002212922A
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JP
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luminous
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JP2001012564A
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English (en)
Inventor
Yasuhiko Hamakawa
康彦 濱川
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Sekisui Jushi Corp
Original Assignee
Sekisui Jushi Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 天地反転することにより異なる標示を表す標
示部を適宜反転使用できる太陽電池パネル一体型の自発
光式視線誘導標を提供する。 【解決手段】 標識板本体1に少なくとも天地が反転す
ることにより異なる標示を表す標示部5と、この標示部
5の面に前記標示が形成されるように配置された発光体
52と、この発光体52を自発光させる太陽電池パネル
2とが具備され、前記標識板本体1の前面に位置する前
記標示部5が天地いずれの方向であっても、前記標識板
本体1の上方に太陽電池パネル2が配置されるようにす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に道路の急カー
ブ地点やT字路などの見通しの利かない道路に沿って設
置され、ドライバーに対し道路線形をより明確に示して
視線誘導を行うことが出来る自発光式視線誘導標に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】急カーブ地点やT字路等の見通しの利か
ない道路にあっては、走行するドライバーに対してその
道路線形を示して視線誘導を行うものとして、一般には
標識板本体の標示部に車両の進行方向を指し示す矢印形
状を形どった標示が施され、道路に沿って数多く並べて
設置されたものである。そしてこの矢印形状を形どった
標示は、特に夜間の視認性を高めるために、プリズムや
反射シートなどの再帰反射材と併せて発光ダイオードな
どの自発光性発光体がその標示面に形成されたものであ
ったり、または再帰反射材が形成されなくて発光体のみ
が自発光するようになされたものがある。
【0003】かかる道路標識としては、例えば支柱上端
に太陽電池パネルが設けられて、その下方に前記標示部
が走行車両方向に向けて取り付けられて相互が電気的に
接続される形態になされていたり、または前記標示部の
上面に太陽電池パネルが一体的に形成されて、標識板本
体に内装された蓄電装置及び制御部と接続されて標示部
の発光体を自発光させている。また、前記標示部が道路
の側面に沿って設置された防音壁や擁壁などの壁面また
はガードレールなどの構造体に並べて取り付けられ、商
用電源や別途構造体などに設けられた大型太陽電池から
集中的に電力が供給されて、個々の標示部が同時に点滅
したり、または走行方向に沿って順次点滅するようにな
されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前記の如
き従来の道路標識は、標示部と太陽電池パネルが分離し
て別置き方式になされた形態では、道路標識の設置時に
配線工事をしなければならないといった煩わしさがある
ばかりでなく、その接続部の雨仕舞いにも充分な配慮が
必要であった。また、標示部を有する標識板本体に太陽
電池パネルが一体的に形成された道路標識は、標示部に
形成された矢印などを天地反転させて別仕様で使用でき
る図柄であっても、太陽電池パネルが標示部の上面に固
定して一体化されているために、矢印方向の右は右用と
して、また左は左用として別種として作られていた。従
って、発注する際には事前にこのような施工現場の状況
を把握した上で、現場に即した標示を確認しなければな
らなかったし、メーカー側としても、左用、右用の標示
部を個別に在庫せざるを得ないといった問題があった。
【0005】そこで本発明は、天地反転することによっ
て異なる標示を表す標示部を、適宜反転使用できる太陽
電池パネル一体型の自発光式視線誘導標を提供せんとす
るものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は次のような構成としている。すなわちこの
発明に係る請求項1に記載された自発光式視線誘導標
は、標識板本体に少なくとも天地が反転することにより
異なる標示を表す標示部と、当該標示部の面に前記標示
が形成されるように配置された発光体と、該発光体を自
発光させる太陽電池パネルとが具備され、前記標識板本
体の前面に位置する前記標示部が天地いずれの方向であ
っても、前記標識板本体の上方に太陽電池パネルが配置
されるようになされたことを特徴とするものである。
【0007】本発明によれば、標識板本体の前面に形成
された標示部の標示を天地反転させても使用でき、且つ
太陽電池パネルが常に標識板本体の上面に形成されるこ
とによって、太陽電池パネルで発電した電力で発光体を
自発光させることができるので、標示部の標示を例えば
車の視線誘導を指示する矢印標示にすれば、標識板本体
の道路施設への天地取り付け方によって右、左方向の2
種視線誘導として活用することが出来るようになる。よ
って、左右兼用できることから標識板本体の製品在庫も
半減でき、現場での設置工事においても矢印方向の標示
間違いによるトラブルが発生しなくなる。
【0008】次に本発明に係る請求項2記載の自発光式
視線誘導標は、標識板本体の上面に太陽電池パネルが取
り付けられると共に、前記標識板本体の前面に標示部が
天地反転可能に取り付けられるようになされたことを特
徴とし、また本発明に係る請求項3記載の自発光式視線
誘導標は、標識板本体の前面に前記標示部が形成される
と共に、当該標識板本体の上面、下面にそれぞれ前記太
陽電池パネルが取付可能な装着部が配置されてなること
を特徴としている。
【0009】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態について
図面を参照し具体的に説明する。図1は本発明に係る自
発光式視線誘導標の実施の一形態を示す組み付け斜視図
であり、図2は本発明に係る自発光式視線誘導標の他の
実施の一形態を示す平面図である。また図3は本発明に
係る自発光式視線誘導標が道路に設置された状態を示す
説明図であって、(イ)は急カーブ地点、(ロ)はT字
路である。
【0010】まず図1について詳しく説明する。標識板
本体1の上部に太陽電池パネル2が取り付けられ、その
標識板本体1の内部には太陽電池の発生電力を蓄積する
蓄電装置3と、この蓄電装置3の蓄電力によって発光体
を点灯または点滅指示する制御部4が収納されている。
そして、標識板本体1の前面に標示部5が天地いづれの
方向でも取付可能なように取付ビス孔位置を上下対称に
なされて、標識板本体1の裏面からビス11で固定され
るようになされている。尚標示部5には、車両などの視
線誘導を指示する「くの字」型矢印形状の反射シート5
1が貼着され、その反射シート51の外輪郭に沿って数
多くの発光ダイオード群52が連設されている。
【0011】そして、標示部5の表面に連設された前記
発光ダイオード群52と、前記蓄電装置3とがプラグな
どによって簡単に電気的に接続されるようになされてい
る。従って、太陽電池パネル2で発電した電力を蓄電装
置3に蓄え、その電力によって発光ダイオードを自発光
させる際に制御部4で点灯、消灯時間をコントロールし
たり、または点灯時の点滅時間の設定などもなされてい
る。かかる発光時間帯は通常夜間帯のみ発光させるよう
設定されるが、昼夜間断なく発光させる形態になされる
こともできる。
【0012】前記標示部は、例えば矢印が左側を向くよ
うに標識板本体に取り付けられれば、左方向に視線誘導
させる指示ができ、また矢印が右側に向くように標識板
本体に取り付けられると、右方向に視線誘導させる指示
ができるので、その標示部が天地反転させて取付可能に
することによって、1枚の標示部で2種類の視線誘導を
標示することができるようになる。従って、視線誘導さ
せる右、左方向の標示をメーカー側に指定して発注しな
くても、現場に設置する際に現場に即した方向に取り付
ければよいので、発注や出荷ミスによるトラブルが発生
しなくなる。
【0013】尚、係る標示部が標識板本体に取り付けら
れる構造は、必ずしもビスによる固定方法でなくてもよ
く、例えば標識板本体と標示部とが嵌合構造を成して容
易に取り付けられるようになされてもよい。しかしなが
ら道路に設置された後には天地反転させる必要がないの
で、しっかり固定される構造であることが望ましい。こ
の標識板本体に標示部が取り付けられる組付作業は、仕
様が明確であれば生産工場で組付されてよいが、仕様が
未定であったり変更を余儀なくされるときには、施工現
場で組付作業をすることもできる。
【0014】即ち、標示部2に標示された矢印標示など
視線を誘導するような標示にあっては、道路状況に応じ
て設定されるものであり、尚且つ、太陽電池によって標
示部5の発光体を自発光させるために、必然的に太陽電
池パネル2が上方を向くように取り付けられるので、標
示部5と太陽電池パネル2とが分離した形態にすること
によって、道路状況に応じた標示部の左右方向を定める
ことができ、標示部5と太陽電池パネル2とを一体化さ
せることができる。
【0015】図2は本発明の他の実施の一形態を示す平
面図であり、標識板本体1と標示部5とが一体化された
筺体の上下面のいずれにも太陽電池パネル2が取り付け
られるように装着部11が形成されると共に、太陽電池
パネル2の底面に形成された係止片21と前記装着部1
1とが係合されることによって、前記標示部に標示され
た矢印方向が現場に応じて天地反転して設置されても、
常に標識板本体1の上方に太陽電池パネル2が取り付け
られるように成されている。
【0016】これら上記の自発光式視線誘導標は、図3
に示す急カーブ地点(イ)やT字路(ロ)の外角面に並
べて取り付けられ、遠方から接近する車のドライバーに
対して道路の走行線形を視線誘導させることができるよ
うになされているが、とりわけT字路に於いては左右方
向指示を促す標識がそれぞれ振り分けて取り付けられる
際に、どちら方向の標示であっても融通して取り付ける
ことができる。
【発明の効果】太陽電池によって自発光する例えば横方
向矢印標示など1枚の標示部で天地反転して取り付ける
ことができるようにすることによって、右、左2種類の
視線誘導を標示させることが出来るので、生産の絞り込
みと在庫量の半減をはかることができるばかりでなく、
現場での視線誘導方向のトラブル発生の防止や右、左の
融通ある設置対応を持たせることが出来るようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自発光式視線誘導標の実施の一形
態を示す組み付け斜視図である。
【図2】本発明に係る自発光式視線誘導標の他の実施の
一形態を示す平面図である。
【図3】本発明に係る自発光式視線誘導標が道路に設置
された状態を示す説明図であって、(イ)は急カーブ地
点、(ロ)はT字路である。
【符号の説明】
1 標識板本体 11 装着部 2 太陽電池パネル 21 係止片 3 蓄電装置 4 制御部 5 標示部 51 反射シート 52 発光ダイオード 6 ビス

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 標識板本体に少なくとも天地が反転する
    ことにより異なる標示を表す標示部と、当該標示部の面
    に前記標示が形成されるように配置された発光体と、該
    発光体を自発光させる太陽電池パネルとが具備され、前
    記標識板本体の前面に位置する前記標示部が天地いずれ
    の方向であっても、前記標識板本体の上方に太陽電池パ
    ネルが配置されるようになされたことを特徴とする自発
    光式視線誘導標。
  2. 【請求項2】 標識板本体の上面に太陽電池パネルが取
    り付けられると共に、前記標識板本体の前面に標示部が
    天地反転可能に取り付けられるようになされたことを特
    徴とする請求項1記載の自発光性視線誘導標。
  3. 【請求項3】 標識板本体の前面に前記標示部が形成さ
    れると共に、当該標識板本体の上面と下面にそれぞれ前
    記太陽電池パネルが取付可能な装着部が配置されてなる
    ことを特徴とする請求項1記載の自発光式視線誘導標。
JP2001012564A 2001-01-22 2001-01-22 自発光式視線誘導標 Pending JP2002212922A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009119928A1 (en) * 2008-03-25 2009-10-01 Nexon Co., Ltd. Traffic sign
JP2014031866A (ja) * 2012-08-06 2014-02-20 Disco Abrasive Syst Ltd チューブ

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WO2009119928A1 (en) * 2008-03-25 2009-10-01 Nexon Co., Ltd. Traffic sign
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