JP3246367U - Ｌｅｄ表示装置 - Google Patents

Abstract

【課題】製造コストの増大を抑制しつつ軽量化を図ることができるＬＥＤ表示装置を提供する。【解決手段】ＬＥＤ表示装置１は、表示ユニット２と、制御ボックス３と、表示ユニット２及び制御ボックス３を収容する筐体４と、筐体４を支持するために筐体４に固定される支柱５と、バッテリ６と、を備える。表示ユニット２は、ベース板１１と、ベース板１１の前方Ｆに配置される複数のＬＥＤ１２と、複数のＬＥＤ１２の前方Ｆに配置される光拡散板１３と、光拡散板１３の前方Ｆに配置される抜きシート１４と、抜きシート１４の前方Ｆに配置される保護シート１５と、を備える。制御ボックス３は、遠隔地から送信された操作信号に基づいて複数のＬＥＤ１２の発光及び消灯を制御する遠隔制御装置２１と、遠隔制御装置２１の発光制御により複数のＬＥＤ１２を点滅させる点滅回路２２と、を備える。【選択図】図５

Description

本考案は、屋外の交通用等に用いられるＬＥＤ表示装置に関する。

従来、屋外の交通用等に用いられるＬＥＤ表示装置としては、以下のものが知られている。一つは、文字、図形等の表示させたいパターンに沿って複数のＬＥＤが基板に嵌め込まれており、全てのＬＥＤを点灯させることで、パターンを表示させるＬＥＤ表示装置である。もう一つは、マトリックス状に複数のＬＥＤが基板に嵌め込まれており、コンピュータ制御により点灯させるＬＥＤを選択することで、パターンを表示させるＬＥＤ表示装置である（例えば、特許文献１参照）。

実用新案登録第３２３３９３１号公報

パターンに沿って複数のＬＥＤが基板に嵌め込まれたＬＥＤ表示装置は、パターンに沿って複数のＬＥＤを配置するための加工及び製造が必要となるため、製造コストが高くなるという問題がある。特に、少量しか製造しない場合には、当該問題が顕著になる。しかも、パターンを変更したい場合、全てのＬＥＤを交換する必要があるとともに、ＬＥＤを配置した基板ごと設計及び製造が必要になるという問題がある。

マトリックス状に複数のＬＥＤが基板に嵌め込まれたＬＥＤ表示装置は、多くのＬＥＤを密に配置する必要があるとともに、機構が複雑になるため、重くなるという問題がある。特に、道路工事においては作業従事者が少ないため、搬送性の観点からＬＥＤ表示装置の重量化は大きな問題となる。

そこで、本考案は、製造コストの増大を抑制しつつ軽量化を図ることができるＬＥＤ表示装置を提供することを目的とする。

［１］ 本考案に係るＬＥＤ表示装置は、複数のＬＥＤと、複数のＬＥＤの前方に配置されて、表示させたいパターンが抜かれた抜きシートと、複数のＬＥＤ及び抜きシートを収容し、抜きシートの前方に位置する表示窓を有する筐体と、を備える。

このＬＥＤ表示装置では、表示させたいパターンが抜かれた抜きシートが複数のＬＥＤの前方に配置されて、複数のＬＥＤ及び抜きシートが筐体に収容されて、筐体が抜きシートの前方に位置する表示窓を有している。このため、複数のＬＥＤを発光させると、複数のＬＥＤから出力された光が抜きシートの抜き部分を通過することで、表示窓において、抜き部分に対応するパターンが表示される。そして、このＬＥＤ表示装置では、複数のＬＥＤを規則正しく配置しなくても、抜き部分に対応するパターンを表示させることができる。また、複数のＬＥＤの前方に抜きシートが配置された簡易な構造であり、抜きシートを交換することで、表示させたいパターンを変更することもできる。このため、製造コストの増大を抑制しつつ軽量化を図ることができる。

［２］ ［１］に記載のＬＥＤ表示装置において、複数のＬＥＤと抜きシートとの間に配置されて、光拡散性を有する光拡散板を更に備えてもよい。このＬＥＤ表示装置では、複数のＬＥＤと抜きシートとの間に光拡散板が配置されているため、複数のＬＥＤから出力された光が、光拡散板により拡散されて抜きシートの抜き部分を通過する。これにより、パターンの視認性を向上することができる。

［３］ ［２］に記載のＬＥＤ表示装置において、光拡散板は、乳白色のアクリル板であってもよい。このＬＥＤ表示装置では、光拡散板が乳白色のアクリル板であるため、製造コストの増大を抑制しつつ、パターンの視認性を更に向上することができる。

［４］ ［２］又は［３］に記載のＬＥＤ表示装置において、複数のＬＥＤは、光拡散板に当接されていてもよい。このＬＥＤ表示装置では、複数のＬＥＤが光拡散板に当接されているため、光拡散板で拡散させる光の光量を稼ぐことができる。これにより、ＬＥＤの数が少ない場合や、一つのＬＥＤの光量が少ない場合でも、パターンの視認性が不足するのを抑制することができる。

［５］ ［２］又は［３］に記載のＬＥＤ表示装置において、複数のＬＥＤは、光拡散板の近傍に配置されていてもよい。このＬＥＤ表示装置では、複数のＬＥＤが光拡散板の近傍に配置されているため、光拡散板で拡散する光の光量を稼ぐことができる。これにより、ＬＥＤの数が少ない場合や、一つのＬＥＤの光量が少ない場合でも、パターンの視認性が不足するのを抑制することができる。

［６］ ［２］～［５］の何れかに記載のＬＥＤ表示装置において、複数のＬＥＤの後方に配置されるベース板と、筐体との間に複数のＬＥＤ及び光拡散板が挟み込まれるようにベース板を筐体に向かって押さえる押さえ機構と、を更に備えてもよい。このＬＥＤ表示装置では、押さえ機構が、筐体との間に複数のＬＥＤ及び光拡散板が挟み込まれるようにベース板を筐体に向かって押さえるため、複数のＬＥＤを、光拡散板に当接又は光拡散板の近傍に配置することができる。

［７］ ［１］～［６］の何れかに記載のＬＥＤ表示装置において、抜きシートの前方に配置される半透明の保護シートを更に備えてもよい。このＬＥＤ表示装置では、抜きシートの前方に半透明の保護シートが配置されるため、パターンの視認性を確保しつつ、水滴や埃などから抜きシート等を保護することができる。これにより、例えば、抜きシートの抜き部分から埃が入り込むのを抑制するとともに、抜きシートの抜き部分に埃が溜まるのを抑制することができる。

［８］ ［７］に記載のＬＥＤ表示装置において、保護シートは、後退色であってもよい。このＬＥＤ表示装置では、保護シートが後退色であるため、複数のＬＥＤの消灯時に、パターンを視認し難くすることができる。

［９］ ［１］～［８］の何れかに記載のＬＥＤ表示装置において、複数のＬＥＤに電力を供給するためのバッテリを更に備えてもよい。このＬＥＤ表示装置では、複数のＬＥＤに電力を供給するためのバッテリを備えるため、外部電源のないところでも使用することができる。このため、道路工事等のように様々な場所に搬送して使用する場合に特に有効である。

［１０］ ［１］～［９］の何れかに記載のＬＥＤ表示装置において、筐体に固定された支柱を更に備えてもよい。このＬＥＤ表示装置では、筐体に固定された支柱を備えるため、背の高い筐体を用いなくても、筐体を高い位置に配置することができる。これにより、ＬＥＤ表示装置の軽量化を図ることができる。

［１１］ ［１］～［１０］の何れかに記載のＬＥＤ表示装置において、遠隔地から送信された操作信号に基づいて複数のＬＥＤの発光及び消灯を制御する遠隔制御装置を更に備えてもよい。このＬＥＤ表示装置では、遠隔制御装置を備えるため、複数のＬＥＤの発光及び消灯を遠隔操作することができる。ここで、高速道路の片側車線の工事において、ＬＥＤ表示装置よりも当該車線の走行方向における前方で工事を行っている場合を考える。この場合、複数のＬＥＤの発光及び消灯を遠隔操作することができないと、作業従事者が複数のＬＥＤを発光又は消灯するためには、次のインターチェンジまで行って、反対車線に入り直し、ＬＥＤ表示装置を超えたインターチェンジまで行って、ＬＥＤ表示装置が設置された車線に入り直し、ＬＥＤ表示装置まで辿り着く必要がある。このため、複数のＬＥＤを発光又は消灯するために、長時間を要するという問題がある。これに対して、このＬＥＤ表示装置では、このような往復を行うことなく複数のＬＥＤの発光及び消灯を遠隔操作することができるため、迅速に、複数のＬＥＤを発光又は消灯することができる。

［１２］ ［１１］に記載のＬＥＤ表示装置において、遠隔制御装置の発光制御により複数のＬＥＤを点滅させる点滅回路を更に備えてもよい。このＬＥＤ表示装置では、遠隔制御装置により複数のＬＥＤが発光制御されると、点滅回路により複数のＬＥＤが点滅するため、パターンの視認性を更に高めることができる。

本考案によれば、製造コストの増大を抑制しつつ軽量化を図ることができる。

実施形態に係るＬＥＤ表示装置の斜視図である。 図１に示すＬＥＤ表示装置の正面図である。 図１に示すＬＥＤ表示装置の縦断面図である。 図１に示すＬＥＤ表示装置の分解縦断面図である。 表示ユニットの分解斜視図である。 制御ボックスのブロック図である。

以下、図面を参照して、本考案に係るＬＥＤ表示装置の実施形態について詳細に説明する。なお、全図中、同一または相当部分には同一符号を付し、重複する説明を省略する。

図１は、実施形態に係るＬＥＤ表示装置の斜視図である。図２は、図１に示すＬＥＤ表示装置の正面図である。図３は、図１に示すＬＥＤ表示装置の縦断面図である。図４は、図１に示すＬＥＤ表示装置の分解縦断面図である。図１～図４に示すように、本実施形態に係るＬＥＤ表示装置１は、表示ユニット２と、制御ボックス３と、筐体４と、支柱５と、バッテリ６と、を備える。なお、ＬＥＤ表示装置１における前方及び後方を、単に前方Ｆ及び後方Ｒという。前方Ｆは、ＬＥＤ表示装置１の表示が向けられる方向である。

図５は、表示ユニットの分解斜視図である。図１～図５に示すように、表示ユニット２は、ベース板１１と、ベース板１１の前方Ｆに配置される複数のＬＥＤ１２と、複数のＬＥＤ１２の前方Ｆに配置される光拡散板１３と、光拡散板１３の前方Ｆに配置される抜きシート１４と、抜きシート１４の前方Ｆに配置される保護シート１５と、を備える。

ベース板１１は、複数のＬＥＤ１２の後方Ｒに配置されて、複数のＬＥＤ１２を位置決めするための部材である。ベース板１１は、平板状に形成されている。ベース板１１は、例えば、アクリル板により構成される。

複数のＬＥＤ１２は、ＬＥＤ表示装置１の光源である。複数のＬＥＤ１２は、ベース板１１の表面上に配置されている。複数のＬＥＤ１２は、例えば、複数のテープに取り付けられた複数本のテープ状ＬＥＤ（ＬＥＤテープライト）により構成される。テープ状ＬＥＤは、基材テープに複数のＬＥＤが取り付けられたものである。本実施形態では、複数本のテープ状ＬＥＤがベース板１１に取り付けられることで、複数のＬＥＤ１２がベース板１１の前方Ｆに配置されている。

光拡散板１３は、複数のＬＥＤ１２から出力された光を拡散するための部材である。光拡散板１３は、光拡散性を有している。光拡散板１３は、複数のＬＥＤ１２から出力された光を拡散させることで、光拡散板１３の前面から拡散された光が出力される。光拡散板１３は、例えば、乳白色のアクリル板により構成される。

抜きシート１４は、文字、図形等の表示させたいパターンＰを形作るための部材である。抜きシート１４は、パターンＰに対応する部分が抜かれている。つまり、抜きシート１４の抜き部分１４ａがパターンＰとなっている。前方Ｆからは、抜きシート１４のパターンＰを形成する抜き部分１４ａからのみ、光拡散板１３が視認可能となっている。このため、複数のＬＥＤ１２を発光させると、複数のＬＥＤ１２から出力された光が、光拡散板１３で拡散され、抜きシート１４の抜き部分１４ａを通過することで、パターンＰが表示される。抜きシート１４は、例えば、黒色の樹脂シートにより構成される。パターンＰは、特に限定されるものではないが、ＬＥＤ表示装置１を高速道路の片側車線の工事において用いる場合、例えば、「工事中」、「規制解除中」等の文字とすることができる。

保護シート１５は、パターンＰの視認性を確保しつつ、抜きシート１４等を保護するためのものである。保護シート１５は、半透明のシートにより構成されている。複数のＬＥＤ１２の消灯時にパターンＰを見え難くすることができる観点から、保護シート１５は、後退色とすることができ、その中でも青色又は青色系が好ましい。

図６は、制御ボックスのブロック図である。図６に示すように、制御ボックス３は、遠隔地から送信された操作信号に基づいて複数のＬＥＤ１２の発光及び消灯を制御する遠隔制御装置２１と、遠隔制御装置２１の発光制御により複数のＬＥＤ１２を点滅させる点滅回路２２と、を備える。制御ボックス３には、バッテリ６が接続されている。バッテリ６は、筐体４の内部に設けられていてもよく、筐体４の外部に設けられていてもよい。バッテリ６としては、例えば、広く普及している１２Ｖ用のポータブルバッテリが用いられる。なお、１２Ｖの電源を使用することで、工事車両等のシガーソケットからの電源供給も可能となる。遠隔制御装置２１は、例えば、遠隔地から送信された無線信号を受信して電気信号に変換するアンテナ２３と、アンテナ２３により変換された電気信号を操作信号に変換する通信回路２４と、通信回路２４により変換された操作信号に基づいて複数のＬＥＤ１２の発光及び消灯を制御する制御装置２５と、バッテリ６から供給される電力を１２Ｖから５Ｖに変換して制御装置２５及び通信回路２４に供給するＤＣ／ＤＣコンバータ２６と、を備える。点滅回路２２は、バッテリ６から１２Ｖの電力の供給を受けて、制御装置２５による発光制御により複数のＬＥＤ１２を点滅させる。

図１～図５に示すように、筐体４は、表示ユニット２及び制御ボックス３を収容する箱体である。筐体４は、例えば、上下方向に長い直方体に形成されている。筐体４は、抜きシート１４の前方Ｆに位置する表示窓４ａを有している。表示窓４ａは、抜きシート１４の前方Ｆに位置する筐体４の前面部４ｂに形成された開口であり、表示ユニット２よりも一回り小さく形成されている。そして、表示ユニット２は、抜きシート１４の抜き部分１４ａが表示窓４ａから見えるように、筐体４内に収容されている。

筐体４の前面部４ｂには、前面部４ｂとの間に表示ユニット２（ベース板１１、複数のＬＥＤ１２、光拡散板１３、抜きシート１４、及び保護シート１５）が挟み込まれるようにベース板１１を前面部４ｂに向かって押さえる押さえ機構３１が設けられている。押さえ機構３１は、表示窓４ａの周囲に固定された支持部３１ａと、支持部３１ａに対してネジ止めされる押さえ板３１ｂと、を有している。そして、押さえ機構３１は、前面部４ｂと押さえ板３１ｂとの間に表示ユニット２を配置して、押さえ板３１ｂを支持部３１ａにネジ止めすることで、前面部４ｂとの間に表示ユニット２が挟み込まれるようにベース板１１を前面部４ｂに向かって押さえるようになっている。また、押さえ機構３１は、ベース板１１を前面部４ｂに向かって押さえることで、複数のＬＥＤ１２を、光拡散板１３に当接した位置、又は光拡散板１３の近傍に配置させるようになっている。

また、筐体４の前面部４ｂには、制御ボックス３を操作又はメンテナンスするための扉４ｃが設けられている。制御ボックス３は、例えば、筐体４内の扉４ｃの近傍に収容されている。なお、筐体４には、扉４ｃが設けられていなくてもよい。

筐体４は、表示ユニット２及び制御ボックス３を収容するために、前側筐体部４ｄと、後側筐体部４ｅと、に分割可能となっている。押さえ機構３１は、前側筐体部４ｄに設けられており、制御ボックス３は、後側筐体部４ｅに設けられている。そして、押さえ機構３１により表示ユニット２を前側筐体部４ｄに取り付けた後、前側筐体部４ｄと後側筐体部４ｅとを組み合わせる。前側筐体部４ｄと後側筐体部４ｅとの組み合わせは、嵌め合わせ、螺合、係合等の様々な手段により行うことができる。

支柱５は、筐体４を支持するために筐体４に固定される部材である。支柱５は、例えば、Ｕバンド等の固定部材５ａにより、筐体４の前面部４ｂとは反対側の背面部４ｆに固定されている。支柱５は、例えば、ブラケット等の取付部材（不図示）によりガードレール等の設置場所（不図示）に共架される。

以上説明したように、本実施形態に係るＬＥＤ表示装置１では、表示させたいパターンＰが抜かれた抜きシート１４が複数のＬＥＤ１２の前方Ｆに配置されて、複数のＬＥＤ１２及び抜きシート１４が筐体４に収容されて、筐体４が抜きシート１４の前方Ｆに位置する表示窓４ａを有している。このため、複数のＬＥＤ１２を発光させると、複数のＬＥＤ１２から出力された光が抜きシート１４の抜き部分１４ａを通過することで、表示窓４ａにおいて、抜き部分１４ａに対応するパターンＰが表示される。そして、このＬＥＤ表示装置１では、複数のＬＥＤ１２を規則正しく配置しなくても、抜き部分１４ａに対応するパターンＰを表示させることができる。また、複数のＬＥＤ１２の前方Ｆに抜きシート１４が配置された簡易な構造であり、抜きシート１４を交換することで、表示させたいパターンＰを変更することもできる。このため、製造コストの増大を抑制しつつ軽量化を図ることができる。

また、このＬＥＤ表示装置１では、複数のＬＥＤ１２と抜きシート１４との間に光拡散板１３が配置されているため、複数のＬＥＤ１２から出力された光が、光拡散板１３により拡散されて抜きシート１４の抜き部分１４ａを通過する。これにより、パターンＰの視認性を向上することができる。

また、このＬＥＤ表示装置１では、光拡散板１３が乳白色のアクリル板であることで、製造コストの増大を抑制しつつ、パターンＰの視認性を更に向上することができる。

また、このＬＥＤ表示装置１では、複数のＬＥＤ１２が光拡散板１３に当接又は近傍に配置されていることで、光拡散板１３で拡散させる光の光量を稼ぐことができる。これにより、ＬＥＤの数が少ない場合や、一つのＬＥＤの光量が少ない場合でも、パターンＰの視認性が不足するのを抑制することができる。

また、このＬＥＤ表示装置１では、押さえ機構３１が、筐体４の前面部４ｂとの間に表示ユニット２（ベース板１１、複数のＬＥＤ１２、光拡散板１３、抜きシート１４、及び保護シート１５）が挟み込まれるようにベース板１１を筐体４の前面部４ｂに向かって押さえるため、複数のＬＥＤ１２を、光拡散板１３に当接又は光拡散板１３の近傍に配置することができる。

また、このＬＥＤ表示装置１では、抜きシート１４の前方Ｆに半透明の保護シート１５が配置されるため、パターンＰの視認性を確保しつつ、水滴や埃などから抜きシート１４等を保護することができる。これにより、例えば、抜きシート１４の抜き部分１４ａから埃が入り込むのを抑制するとともに、抜きシート１４の抜き部分１４ａに埃が溜まるのを抑制することができる。

また、このＬＥＤ表示装置１では、保護シートが後退色であることで、複数のＬＥＤ１２の消灯時に、パターンＰを視認し難くすることができる。

また、このＬＥＤ表示装置１では、複数のＬＥＤ１２に電力を供給するためのバッテリ６を備えるため、外部電源のないところでも使用することができる。このため、道路工事等のように様々な場所に搬送して使用する場合に特に有効である。

また、このＬＥＤ表示装置１では、筐体４に固定された支柱５を備えるため、背の高い筐体４を用いなくても、筐体４を高い位置に配置することができる。これにより、ＬＥＤ表示装置１の軽量化を図ることができる。

また、このＬＥＤ表示装置１では、遠隔制御装置２１を備えるため、複数のＬＥＤ１２の発光及び消灯を遠隔操作することができる。ここで、高速道路の片側車線の工事において、ＬＥＤ表示装置よりも当該車線の前方Ｆで工事を行っている場合を考える。この場合、複数のＬＥＤ１２の発光及び消灯を遠隔操作することができないと、作業従事者が複数のＬＥＤ１２を発光又は消灯するためには、次のインターチェンジまで行って、反対車線に入り直し、ＬＥＤ表示装置１を超えたインターチェンジまで行って、ＬＥＤ表示装置１が設置された車線に入り直し、ＬＥＤ表示装置１まで辿り着く必要がある。このため、複数のＬＥＤ１２を発光又は消灯するために、長時間を要するという問題がある。これに対して、このＬＥＤ表示装置１では、このような往復を行うことなく複数のＬＥＤ１２の発光及び消灯を遠隔操作することができるため、迅速に、複数のＬＥＤ１２を発光又は消灯することができる。

また、このＬＥＤ表示装置１では、遠隔制御装置２１により複数のＬＥＤ１２が発光制御されると、点滅回路２２により複数のＬＥＤ１２が点滅するため、パターンＰの視認性を更に高めることができる。

以上、本考案の好適な実施形態について説明したが、本考案は上記実施形態に限定されるものではない。

１…ＬＥＤ表示装置、２…表示ユニット、３…制御ボックス、４…筐体、４ａ…表示窓、４ｂ…前面部、４ｃ…扉、４ｄ…前側筐体部、４ｅ…後側筐体部、４ｆ…背面部、５…支柱、５ａ…固定部材、６…バッテリ、１１…ベース板、１２…複数のＬＥＤ、１３…光拡散板、１４…抜きシート、１４ａ…抜き部分、１５…保護シート、２１…遠隔制御装置、２２…点滅回路、２３…アンテナ、２４…通信回路、２５…制御装置、２６…ＤＣ／ＤＣコンバータ、３１…押さえ機構、３１ａ…支持部、３１ｂ…押さえ板、Ｐ…パターン。

Claims (12)

1. 複数のＬＥＤと、
   前記複数のＬＥＤの前方に配置されて、表示させたいパターンが抜かれた抜きシートと、
   前記複数のＬＥＤ及び前記抜きシートを収容し、前記抜きシートの前方に位置する表示窓を有する筐体と、を備える、
   ＬＥＤ表示装置。
2. 前記複数のＬＥＤと前記抜きシートとの間に配置されて、光拡散性を有する光拡散板を更に備える、
   請求項１に記載のＬＥＤ表示装置。
3. 前記光拡散板は、乳白色のアクリル板である、
   請求項２に記載のＬＥＤ表示装置。
4. 前記複数のＬＥＤは、前記光拡散板に当接されている、
   請求項２に記載のＬＥＤ表示装置。
5. 前記複数のＬＥＤは、前記光拡散板の近傍に配置されている、
   請求項２に記載のＬＥＤ表示装置。
6. 前記複数のＬＥＤの後方に配置されるベース板と、
   前記筐体との間に前記複数のＬＥＤ及び前記光拡散板が挟み込まれるように前記ベース板を前記筐体に向かって押さえる押さえ機構と、更に備える、
   請求項２に記載のＬＥＤ表示装置。
7. 前記抜きシートの前方に配置される半透明の保護シートを更に備える、
   請求項１に記載のＬＥＤ表示装置。
8. 前記保護シートは、後退色である、
   請求項７に記載のＬＥＤ表示装置。
9. 前記複数のＬＥＤに電力を供給するためのバッテリを更に備える、
   請求項１に記載のＬＥＤ表示装置。
10. 前記筐体に固定された支柱を更に備える、
    請求項１に記載のＬＥＤ表示装置。
11. 遠隔地から送信された操作信号に基づいて前記複数のＬＥＤの発光及び消灯を制御する遠隔制御装置を更に備える、
    請求項１に記載のＬＥＤ表示装置。
12. 前記遠隔制御装置の発光制御により前記複数のＬＥＤを点滅させる点滅回路を更に備える、
    請求項１１に記載のＬＥＤ表示装置。

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