JP2002212714A - 陰極アーク放電を用いた成膜装置 - Google Patents

陰極アーク放電を用いた成膜装置

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JP2002212714A
JP2002212714A JP2001010045A JP2001010045A JP2002212714A JP 2002212714 A JP2002212714 A JP 2002212714A JP 2001010045 A JP2001010045 A JP 2001010045A JP 2001010045 A JP2001010045 A JP 2001010045A JP 2002212714 A JP2002212714 A JP 2002212714A
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Yoshiyuki Konishi
善之 小西
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 基板と成膜された膜との密着性を向上させる
ことができ、かつ、帯電による静電破壊を防止すること
ができる成膜装置の提供。 【解決手段】 プラズマビームが照射される基板41に
対して、バイアス電圧印加装置46により負の直流バイ
アス電圧を印加しつつ周期的に正のパルスバイアス電圧
を印加する。基板41は正のカーボンイオンが堆積する
ことにより正に帯電するが、正のパルスバイアス電圧が
印加されたときにプラズマ中の電子が基板41に引き込
まれることにより、帯電状態が解消または低減される。
その結果、帯電による静電破壊を防止することができ
る。パルスバイアス電圧が印加されないときには常に負
の直流バイアス電圧が印加されているので、密着性の良
い薄膜が基板41に形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、陰極アーク放電を
用いて基板上に薄膜を成膜する成膜装置、特に、磁気記
録装置の磁気ディスクや磁気ヘッドに形成されるカーボ
ン膜の成膜に使用される成膜装置に関する。
【0002】
【従来の技術】陰極アーク放電を利用して成膜を行う成
膜装置では、陰極に設けられたターゲット材料に対して
アーク放電を発生させる。ターゲット材料のアーク放電
が生じた部分においては、ターゲット材料のイオンを含
むプラズマが生成され、そのプラズマ中のターゲットイ
オンを基板に堆積することによって所望の薄膜が成膜さ
れる。例えば、ハードディスク装置の磁気ヘッドにカー
ボン膜の保護膜を形成する場合には、グラファイトのタ
ーゲット材料が用いられる。このカーボン膜は硬質で摩
擦係数が小さいという特性を有しており、磁気ヘッドの
保護膜として優れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来、このような電気
絶縁性の保護膜を形成する際には、帯電による静電破壊
を避けるために基板を電気的に浮いた状態にして、すな
わちバイアス電圧を印加しないで成膜が行われている。
しかし、基板と成膜されたカーボン膜との密着性が不十
分であるという欠点があった。一方、基板に負の直流バ
イアス電圧を印加して成膜を行うと膜の密着性が向上す
ることが知られているが、この場合には上述した静電破
壊が発生しやすく、磁気ヘッド素子が静電破壊の影響を
受けてしまうという問題があった。
【0004】本発明の目的は、陰極アーク放電を利用し
て成膜を行う成膜装置において、基板と成膜された膜と
の密着性を向上させることができ、かつ、帯電による静
電破壊を防止することができる成膜装置を提供すること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】発明の実施の形態を示す
図1,図2および図5に対応付けて説明する。 (1)図1および図5に対応付けて説明すると、請求項
1の発明は、陰極アーク放電によりターゲット11の正
イオンを含むプラズマビームを生成し、そのプラズマビ
ームを基板41上に照射して薄膜を成膜する成膜装置に
適用され、基板41に対して負の直流バイアス電圧(−
V0)を印加しつつ前記基板の正の帯電を中和する正の
パルスバイアス電圧Aを印加するバイアス電圧印加装置
46を備えて上述の目的を達成する。 (2)図1,図2および図5に対応付けて説明すると、
請求項2の発明は、陰極アーク放電によりターゲット1
1の正イオンを含むプラズマビームを生成するプラズマ
生成装置1と、基板41が装填されるチャンバ4と、入
口にプラズマ生成装置1が連結されるとともに出口にチ
ャンバ4が連結され、かつ、入口から入射したマクロパ
ーティクルが出口に達するまでに内壁と衝突するように
屈曲させたダクト20と、プラズマビームをダクト20
に沿って入口から出口へと移送するプラズマ移送装置1
7,21,22とを備え、プラズマビームを基板41上
に照射して薄膜を成膜する成膜装置に適用され、基板4
1に対して負の直流バイアス電圧(−V0)を印加しつ
つ基板41の正の帯電を中和する正のパルスバイアス電
圧Aを印加するバイアス電圧印加装置46を備えて上述
の目的を達成する。
【0006】なお、上記課題を解決するための手段の項
では、本発明を分かり易くするために発明の実施の形態
の図を用いたが、これにより本発明が発明の実施の形態
に限定されるものではない。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図5を参照して本発
明の実施の形態を説明する。図1は本発明による成膜装
置の一実施の形態を示す図であり、陰極アーク放電を利
用して成膜を行う成膜装置の概略構成を示す図である。
図1に示すように、成膜装置はプラズマ発生部1,フィ
ルタ部2,ビームスキャン装置3,成膜チャンバ4およ
び装置全体を制御する制御装置5で構成されている。
【0008】プラズマ発生部1は、ターゲット11が装
着される陰極部10と、陰極部10が固定される陽極チ
ャンバ12と、アーク放電のきっかけを作るためのトリ
ガ14とを備えている。陰極部10はアーク電源(定電
流源)13の負端子に接続されており、一方、トリガ1
4およびアーク電源13の正端子に接続されている陽極
チャンバ12はそれぞれ接地されていてアース電位とな
っている。トリガ14は、軸140を回転軸としてステ
ップモータ等の駆動部15により回転駆動される。トリ
ガ14の角度は図示しない角度センサで検出される。
【0009】陰極部10と陽極チャンバ12とは、絶縁
部材6によって電気的に絶縁されている。陽極チャンバ
12の外周には陽極チャンバ12内にアキシャル磁場を
形成する磁気コイル16が設けられており、電源17か
ら励磁電流が供給される。なお、図示していないが、陰
極部10には水冷ジャケットのような冷却手段が設けら
れている。
【0010】フィルタ部2は、屈曲したトロイダルダク
ト20とその周囲に設けられた磁気コイル21とを有し
ている。磁気コイル21にも電源17から励磁電流が供
給される。フィルタ部2と陽極チャンバ12とは絶縁材
23を介して互いに固定されていて、両者は電気的に絶
縁されている。トロイダルダクト20にはバイアス電源
22により正のバイアス電圧が印加されている。
【0011】成膜チャンバ4内には基板ステージ42が
設けられており、この基板ステージ42に成膜対象物で
ある基板41が装着される。基板ステージ42には電圧
印加装置46が接続されており、基板41には基板ステ
ージ42を介してバイアス電圧が印加されている。成膜
チャンバ4とフィルタ部2とは絶縁部材40を介して固
定されていて、互いに電気的に絶縁されている。電圧印
加装置46の詳細については後述する。
【0012】成膜チャンバ4のビーム導入ダクト部43
の周囲にはビームスキャン装置3が設けられており、フ
ィルタ部2から出射されたプラズマビームをビームに直
交する方向に偏向走査する。ビームスキャン装置3は、
例えば、一対のC字形状磁気コア(不図示)から成る。
一方の磁気コアの磁極はダクト部43を挟んで図示上下
に配設され、他方の磁気コアの磁極はダクト部43を挟
んで紙面に直交する方向に配設される。この場合、プラ
ズマビームは図示上下方向および紙面に直交する方向に
偏向走査される。ビームスキャン装置3の磁気コアには
ソレノイドコイル(不図示)が巻き付けられており、そ
のソレノイドコイルには電源31により励磁電流が供給
される。
【0013】図2はトロイダルダクト20の形状の一例
を示す図であり、(a)はダクト上方から見た平面図、
(b)は正面図である。トロイダルダクト20は3つの
直管部201,203,205と、それらを繋ぐ2つの
屈曲部202,204とを有している。直管部201お
よび205の開口部にはフランジ206,207がそれ
ぞれ設けられている。直管部201の軸方向と直管部2
05の軸方向とは互いに90度の角度を成しており、直
管部201はz軸に沿って配設され、直管部205はx
軸に沿って配設されている。
【0014】次に、成膜の際の動作について説明する。
アーク放電を生じさせる際には、図1の破線で示す位置
に退避していたトリガ14を駆動部15により回転駆動
してターゲット11側に倒す。陰極部10と陽極チャン
バ12との電位差はアーク電源13により数10〜数1
00ボルトに設定されており、トリガ14の先端に設け
られたトリガチップ14aがターゲット11の表面に接
触するとアーク放電が発生する。
【0015】アーク放電が発生するとプラズマが生成さ
れ、このプラズマにはターゲット11から生じた正イオ
ンが含まれている。例えば、カーボン膜を成膜する場合
にはターゲット11としてグラファイトが用いられ、ア
ーク放電によりカーボンイオンを含むプラズマが生成さ
れる。このとき、グラファイトターゲット11からはカ
ーボンイオンの他にマクロパーティクルと呼ばれる多数
のカーボン原子から成るクラスターが放出される。
【0016】制御装置5はアーク電源13の状態を常時
モニタし、アーク放電の発生を検出したならば駆動部1
5へ指令を送り、ターゲット11の表面からトリガ14
を引き上げる。このとき、アーク放電発生時のトリガ1
4の角度位置が上述した角度センサにより検出され、検
出された角度位置は制御装置5に設けられた記憶部(不
図示)に記憶される。アーク放電発生後、放電状態は時
間が経過するにつれて弱まってくるので、再びトリガ1
4を記憶された位置まで駆動部15により移動させて、
安定したアーク放電が維持されるように制御する。
【0017】上述したように、陽極チャンバ12内には
磁気コイル16によりアキシャル磁場が形成されてい
る。そのため、アーク放電により生成されたプラズマビ
ーム、すなわち、ターゲット11から放出されたカーボ
ンイオンや電子を含むプラズマビームは、このアキシャ
ル磁場により集束されるとともにフィルタ部2のトロイ
ダルダクト20へと導かれる。
【0018】トロイダルダクト20にはバイアス電源2
2により正のバイアス電圧が印加されているため、トロ
イダルダクト20内にはラジアル電場が形成されてい
る。さらに、トロイダルダクト20の周囲に設けられた
磁気コイル21によりトロイダルダクト20の軸に沿っ
たアキシャル磁場も形成されている。そのため、正のカ
ーボンイオンを含むプラズマビームは、これらの電場お
よび磁場によりトロイダルダクト20内を成膜チャンバ
4へと導かれる。
【0019】ところで、トロイダルダクト20は図2に
示したように屈曲しているため、プラズマ発生部1で発
生した中性のマクロパーティクルはフランジ206から
z軸方向に入射した後にダクト内壁に衝突する。このと
き、運動エネルギーの小さなマクロパーティクルはダク
ト内壁に付着し、運動エネルギーの大きなものは壁面で
反射される。図2のように屈曲しているトロイダルダク
ト20の場合には、反射されたマクロパーティクルは再
びトロイダルダクト20の内壁に衝突し、一回の反射で
フランジ207から出射されることがない。
【0020】壁面に衝突した際に、マクロパーティクル
は運動エネルギーの一部が奪われるので、一回目の衝突
で反射されたマクロパーティクルは二回目の衝突の際に
ほとんどダクト内壁に付着してしまう。その結果、成膜
の際に汚染源となるマクロパーティクルを、フィルタ部
2によりほぼ完全に除去することができる。
【0021】成膜チャンバ4に導かれたプラズマビーム
は、基板ステージ42に装着された基板41に照射され
る。このとき、ビームスキャン装置3を用いてプラズマ
ビームをその直交する方向に偏向走査することにより、
基板41の広い領域に均一にプラズマビームを照射する
ことができる。
【0022】図3は電圧印加装置46の一例を示す図で
ある。電圧印加装置46には、直流電源461、パルス
発生回路460および乗算器462が設けられており、
直流電源461からの負の直流電圧−V0に、乗算器4
62においてパルス発生回路460からの高周波パルス
が乗算されて重畳される。図5(a)はパルス発生回路
460で発生する高周波パルスを示す図であり、パルス
幅b−a(sec)のパルスを周期b(sec)で発生する。
【0023】このようなパルスを乗算器462において
重畳すると、パルス1の状態では直流電圧−V0が基板
41に印加され、パルス0のときに0(V)となる。実
際には、パルス0となったときには、図5(b)のよう
にオーバーシュートにより印加電圧が短時間ではあるが
正電圧(符号Aで示す部分)となる。すなわち、基板4
1には、正のパルス電圧が周期bで印加されることにな
る。例えば、V0としては数百ボルトの電圧が選ばれ、
図5(b)のパルス幅aは10(ns)〜1(μs)で、そ
の周期bはb/aが100〜1000程度となるように
設定される。
【0024】なお、b/aの設定値は、帯電の状況によ
って、すなわち基板41の大きさやプラズマビームの強
度(ビーム電流)等の条件によって異なる。例えば、図
4のように電流計463を設けて、成膜時の電流積算値
に基づいて静電破壊が生じないようなb/aを推定する
ようにしても良い。
【0025】成膜中において、バイアス電圧が負(−V
0)の状態では、プラズマ中のカーボンイオンが基板4
1に堆積して基板表面はプラスに帯電することになる。
しかし、図5(b)のAの様に印加電圧が正となったと
きには、プラズマ中に存在する電子が基板41に引き込
まれ、電子と基板表面の正電荷とが結合する。その結
果、基板41がプラスに帯電するのを防止することがで
き、静電破壊を発生を防止できる。
【0026】また、本実施の形態では、負の直流バイア
ス電圧を印加した状態において、正のパルス電圧を周期
的に印加するような構成となっており、b/aは100
〜1000程度であって負電圧(−V0)に印加されて
いる時間の方が圧倒的に長い。そのため、負の直流バイ
アス電圧を常時印加した場合と同様に密着性の良い膜を
形成することができる。
【0027】なお、膜の密着性を向上させる目的で、基
板に負のパルスバイアス電圧を印加することがあるが、
本実施の形態のように負の直流バイアス電圧を印加した
状態で正のパルス電圧を印加する場合に比べ、負のバイ
アス電圧が印加されている時間が短いため密着性に劣
る。また、負のパルスバイアス電圧を印加する場合に
は、印加時間が短い分だけ印加電圧を数kVと大きくす
る必要があり、電源が高価になってコストアップを招く
という欠点がある。
【0028】上述した実施の形態の成膜装置では、プラ
ズマ発生部1と成膜チャンバ4との間にトロイダルダク
ト20を具備するフィルタ部2を設けたが、本発明はフ
ィルタ部2を備えていない成膜装置にも適用することが
できる。
【0029】以上説明した実施の形態と特許請求の範囲
の要素との対応において、プラズマ発生部1はプラズマ
生成装置を、トロイダルダクト20はダクトを、電源1
7,磁気コイル21およびバイアス電源22はプラズマ
移送装置をそれぞれ構成する。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
正のパルスバイアス電圧が印加されたときにプラズマ中
の電子が基板に引き込まれ、基板に帯電していた正の電
荷と結合して帯電状態が解消または低減される。その結
果、帯電による静電破壊を防止することができる。ま
た、正のパルスバイアス電圧が印加されるとき以外は、
基板には負の直流バイアス電圧が常に印加されているの
で、密着性の良い薄膜が基板に形成される。特に、請求
項2の発明では、アーク放電時に発生するマクロパーテ
ィクルがダクトによって除去されるため、汚染物質の少
ない高純度な薄膜を成膜することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による成膜装置の一実施の形態を示す図
である。
【図2】トロイダルダクト20の形状の一例を示す図で
あり、(a)はダクト上方から見た平面図、(b)は正
面図である。
【図3】電圧印加装置46を説明する図である。
【図4】電圧印加装置46の他の例を示す図である。
【図5】電圧印加装置46によるバイアス電圧を説明す
る図であり、(a)はパルス発生回路460による高周
波パルスを示し、(b)はバイアス電圧を示す図であ
る。
【符号の説明】 1 プラズマ発生部 2 フィルタ部 3 ビームスキャン装置 4 成膜チャンバ 5 制御装置 10 陰極部 11 ターゲット 12 陽極チャンバ 13 アーク電源 14 トリガ 15 駆動部 20 トロイダルダクト 41 基板 42 基板ステージ 46 電圧印加装置 460 パルス発生回路 461 直流電源 462 乗算器

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 陰極アーク放電によりターゲットの正イ
    オンを含むプラズマビームを生成し、そのプラズマビー
    ムを基板上に照射して薄膜を成膜する成膜装置におい
    て、 前記基板に対して負の直流バイアス電圧を印加しつつ前
    記基板の正の帯電を中和する正のパルスバイアス電圧を
    印加するバイアス電圧印加装置を備えたことを特徴とす
    る成膜装置。
  2. 【請求項2】 陰極アーク放電によりターゲットの正イ
    オンを含むプラズマビームを生成するプラズマ生成装置
    と、 基板が装填されるチャンバと、 入口に前記プラズマ生成装置が連結されるとともに出口
    に前記チャンバが連結され、かつ、入口から入射したマ
    クロパーティクルが出口に達するまでに内壁と衝突する
    ように屈曲させたダクトと、 前記プラズマビームを前記ダクトに沿って前記入口から
    前記出口へと移送するプラズマ移送装置とを備え、前記
    プラズマビームを前記基板上に照射して薄膜を成膜する
    成膜装置において、 前記基板に対して負の直流バイアス電圧を印加しつつ前
    記基板の正の帯電を中和する正のパルスバイアス電圧を
    印加するバイアス電圧印加装置を備えたことを特徴とす
    る成膜装置。
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