JP2002212430A - 廃ガラス粒入り再生加熱アスファルト混合物の製造方法 - Google Patents
廃ガラス粒入り再生加熱アスファルト混合物の製造方法Info
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Abstract
ガラス瓶及び産業廃棄物である廃アスファルトコンクリ
ート塊を有用利用し、再び舗装等に用いることのできる
廃ガラス粒入り再生加熱アスファルト混合物の製造方法
を提供する。 【解決手段】 廃ガラス瓶等の廃ガラスを粉砕して粒度
2.5mmアンダーの廃ガラス粒を得、廃アスファルト
コンクリート塊を解砕してアスファルトの付着した粒度
13mmアンダーの廃骨材を得る。前記廃ガラス粒と廃
骨材とをドラムミキサー111を用いて、約165±1
0℃で4〜6分加熱混合し、得られた廃ガラス粒・廃骨
材混合物に再生用添加剤を添加することによりアスファ
ルトを再生し、その後液状新アスファルトを添加してさ
らに混合する
Description
生加熱アスファルト混合物の製造方法に関する。特に
は、従来は一般廃棄物として持て余されていた廃ガラス
瓶及び産業廃棄物である廃アスファルトコンクリート塊
を有用利用し、再び舗装等に用いることのできる廃ガラ
ス粒入り再生加熱アスファルト混合物の製造方法に関す
る。
用により亀裂やわだち等が発生するため、補修の必要が
ある。補修方法としては、既設舗装アスファルトの上
に、新たにアスファルトを舗装するオーバレイ工法があ
る。また、舗装道路の損傷がひどい場合には、道路全体
を掘り起こして新たに舗装しなおす打ち換え工法が採ら
れている。
の工事により掘り起こされた廃アスファルトコンクリー
ト塊(舗装廃材)は、産業廃棄物となり、その処理が困
難となっている。
廃ガラス瓶等のリサイクルが盛んに行われている。集め
られた廃ガラス瓶の内、一部の廃ガラス瓶は、洗浄して
再利用される。しかし、大半の廃ガラス瓶は、再利用が
難しく、その処理が困難となっている。
たものであって、従来は一般廃棄物として持て余されて
いた廃ガラス瓶及び産業廃棄物である廃アスファルトコ
ンクリート塊を有用利用し、再び舗装等に用いることの
できる廃ガラス粒入り再生加熱アスファルト混合物の製
造方法を提供することを目的とする。
め、本発明の廃ガラス粒入り再生加熱アスファルト混合
物の製造方法は、 廃ガラス瓶等の廃ガラスを粉砕して
粒度2.5mmアンダーの廃ガラス粒を得、 廃アスフ
ァルトコンクリート塊を解砕してアスファルトの付着し
た粒度13mmアンダーの廃骨材を得、 前記廃ガラス
粒と廃骨材とをドラムミキサーを用いて、約165±1
0℃で4〜6分加熱混合し、 得られた廃ガラス粒・廃
骨材混合物に再生用添加剤を添加することにより、アス
ファルトを再生し、その後液状新アスファルトを添加し
てさらに混合することを特徴とする。
根等が設けられており、廃骨材を4〜6分間満遍なく熱
する。そして、ドラムミキサー内に、廃骨材と廃ガラス
粒とを同時混入するので、ドラムミキサー内で解け始め
た廃骨材表面のアスファルトが廃ガラス粒と絡みつくよ
うに十分に混合される。さらに、約165±10℃で4
〜6分間混合物を熱して、廃骨材及び廃ガラス粒は加熱
殺菌されるので、衛生上の問題は発生しない。
剤を注入することにより、廃骨材を再生(蘇生)させ、
アスファルトの高粘度化・高分子化を防ぐことができ
る。また、再生用添加剤は、ドラムミキサー内に供給さ
れるため、廃骨材と廃ガラス粒の混合物と良く混ぜ合わ
され、再生アスファルト混合物の品質を向上できる。ま
た、廃骨材と廃ガラス粒の混合物に新アスファルトを混
合することにより、不足するアスファルト成分を調整す
ることができる。
混合物の製造方法においては、 前記混合を行う際に連
続的に材料を投入・移動させることが好ましい。
混合する工程から、再生用添加剤を添加して新アスファ
ルトを混合し、アフターミキサー内で再生加熱アスファ
ルト混合物が完成するまでの工程が、連続式となってい
る。このため、混合物の温度が不安定になったり混合が
不十分になったりすることが無く、品質管理が容易で、
高品質な再生加熱アスファルト混合物を得ることができ
る。
混合物の製造方法においては、 前記廃ガラス粒と廃骨
材とを加熱混合する際に、材料にバーナーの直火を当て
ず、バーナーから発生する熱風を前記ドラムミキサー内
に循環させることが好ましい。
5±10℃のサウナ状となるので、廃骨材に含まれる旧
アスファルトをほとんど炭化させることなく、廃骨材表
面のアスファルトを溶解できる。
の実施の形態に係る廃ガラス粒入り再生加熱アスファル
ト混合物(以下、再生アスファルトと呼ぶ)の製造方法
について説明する。
ファルトを製造する製造工程の概要について説明する。
図2は、再生アスファルトを製造する工程の概略を示す
ブロック図である。図2に示す製造工程は、以下の主要
工程から構成される。 (1)廃アスファルトコンクリート塊(舗装廃材)を破
砕する廃アスファルト破砕工程202 (2)廃ガラス瓶等を粉砕する廃ガラス瓶粉砕工程20
3 (3)廃アスファルトコンクリート塊及び廃ガラス瓶か
ら得られた骨材を混合し、再生アスファルトを製造する
再生アスファルト製造工程204
02では、一般的にクラッシャーと呼ばれる公知の破砕
装置を用いて廃アスファルトコンクリート塊を破砕す
る。すなわち、クラッシャーに、舗装道路の打ち換え等
の工事により掘り起こされた廃アスファルトコンクリー
ト塊が供給され、粒度13mmアンダーの粒状に破砕さ
れる。破砕されたコンクリート粒(廃骨材)には、アス
ファルトが付着しており、再生アスファルトを製造する
際の廃骨材として利用される。
ス瓶粉砕工程203について説明する。図3は、廃ガラ
ス瓶粉砕工程203で用いられる砂化ガラス製造プラン
トの全体構成を模式的に示す図である。図3に示す砂化
ガラス製造プラントの最上流部(図3の右方)には、ホ
ッパ1が示されている。ホッパ1には、図示せぬショベ
ルローダ等により、廃ガラス瓶等が供給される。ここ
で、ホッパ1には、通常、瓶の形のままでリサイクルで
きる無色や茶色の廃ガラス瓶を除いたものが供給され
る。
パ1の底部から所定量ずつ排出される。排出された廃ガ
ラス瓶は、ホッパ1の下部に位置する振動定量フィーダ
2上に載せられる。振動定量フィーダ2の端部の下方に
は、左上方に延びるベルトコンベア10が配置されてい
る。このとき、振動定量フィーダ2は、常に一定量の廃
ガラス瓶をベルトコンベア10に供給する。ベルトコン
ベア10の先には、粗破砕機3が配置されており、同粗
破砕機3へベルトコンベア10から一定量の廃ガラス瓶
が供給される。
で、例えば、回転する多数の腕の先にハンマを取り付け
た、いわゆるハンマ式破砕機等を使用することができ
る。粗破砕機3で粗砕された廃ガラス片(以下、粗砕さ
れた廃ガラス瓶を廃ガラス片と呼ぶ)等は、12mm×
12mmの網目の篩いを有する一次トロンメル4に供給
される。一次トロンメル4において廃ガラス片等は、1
2mm以上の廃ガラス片・王冠・プラスチック・廃ガラ
ス瓶に貼り付けられていたラベル等の紙片と、12mm
以下の廃ガラス片等と、に分類される。
に延びるベルトコンベア11が設けられている。ベルト
コンベア11の先には、12mm×24mmの網目の篩
いを有する二次トロンメル5が設けられている。二次ト
ロンメル5には、ベルトコンベア11を介して、先の1
2mm以上の廃ガラス片・王冠・プラスチック・廃ガラ
ス瓶に貼り付けられていたラベル等の紙片が供給され
る。
に延びるシュート18が設けられている。シュート18
の先には、ダストボックス24が配置されている。ダス
トボックス24には、シュート18を介して、二次トロ
ンメル5において篩いにかけられた24mm以上の王冠
等が回収される。
に延びるベルトコンベア12が設けられている。ベルト
コンベア12の先端は、ベルトコンベア10の上方に位
置する。ベルトコンベア12には、二次トロンメル5に
おいて篩いにかけられた24mm以下の廃ガラス片等が
供給され、それらはベルトコンベア10を介して、再び
粗破砕機3に供給されて破砕される。
に延びるベルトコンベア13が設けられている。ベルト
コンベア13の先には、粉砕機6が配置されている。粉
砕機6は、詳しくは後述するが、廃ガラス片等を粉砕す
るもので、例えば、数列に配置されたピンシールドを持
つケージを回転させる、いわゆる衝撃式粉砕機を使用す
ることができる。粉砕機6の下部からは、粉砕機6で粉
砕された廃ガラス粒(以下、粉砕された廃ガラス片を廃
ガラス粒と呼ぶ)等が排出される。
粒を篩いにかけて分類する篩い装置7が設けられてい
る。篩い装置7には、粉砕された廃ガラス粒及び12m
m以下の紙片等が混入する。篩い装置7内には、異なる
粗さの網目を有する2枚の篩い7−1、7−2が設けら
れている。
には、5mm程の粗い網目を有する篩い7−1が斜めに傾
けて取り付けられている。篩い7−1には、粒度5mm
以上の廃ガラス粒及び5mm〜12mmの大きさを有す
る紙片等が回収される。篩い装置7の右側面の篩い7−
1端面の上部には、排出口が設けられており、上方に延
びるリターンベルトコンベア15が設けられている。リ
ターンベルトコンベア15の先端は、粉砕機6に接続さ
れている。従って、5mm以上の廃ガラス粒及び5mm
〜12mmの大きさを有する紙片等は、リターンベルト
コンベア15を介して、再び粉砕機6に供給されて粉砕
される。
て、篩い7−1よりも細かい2.5mm程の網目を有する
篩い7−2が斜めに傾けて取り付けられている。篩い7
−2には、粉砕機6で粉砕され、篩い7−1を通過する
粒度2.5mm〜5mm程の廃ガラス粒や紙片等が回収され
る。篩い装置7の右側面の篩い7−2端面の上部には、
排出口が設けられており、斜め下方向に延びる排出管が
接続されている。排出管の端部には、右斜め上方に延び
るベルトコンベア14が配置されている。ベルトコンベ
ア14の先端は、風力選別機8に接続されている。風力
選別機8においては、粒度2.5mm〜5mm程の廃ガラス
粒と、紙片と、が選別される。風力選別機8の下方に
は、ベルトコンベア17が示されている。ベルトコンベ
ア17の先には、ヤード26が配置されており、選別さ
れた粒度2.5mm〜5mm程の廃ガラス粒が回収される。
この粒度の廃ガラス粒は、インターロッキングの混入材
料として、20〜50%を用いることができる。なお、
風力選別機8で選別された紙片は、後述する集塵機9に
より回収される。
て、篩い装置7の底面7−3が斜めに傾けて配置されて
いる。底面7−3には、粉砕機6で粉砕され、篩い7−
2を通過する粒度2.5mm以下の廃ガラス粒が到達す
る。篩い装置7の右側面の底面7−3の上部には、排出
口が設けられており、下方向に延びるベルトコンベア1
6が接続されている。ベルトコンベア16の先には、ヤ
ード25が配置されており、粒度2.5mm以下の廃ガラ
ス粒が回収される。この粒度の廃ガラス粒は、本発明の
実施の形態に係る廃ガラス粒入り再生加熱アスファルト
混合物の骨材として用いる。
ラス瓶に貼り付けられている紙片(ラベル)等を吸引排
気する吸引装置27が設けられている。吸引装置27に
は、集塵機9が設けられている。集塵機9は、例えば、
電気集塵装置やバグフィルタ等の乾式の装置を用いるこ
とができる。集塵機9内には、0.03mm程の粗さの網
目を有するフィルタ9−1が取り付けられている。集塵
機9の底面には、排出口が設けられており、その下方に
は、容器23が設けられている。
が設けられている。また、吸引ブロア9−2の上部に
は、図示せぬ排気口が設けられており、フィルタ9−1
内に吸引された空気を外部に排気する。なお、フィルタ
9−1の網目は非常に細かいため、フィルタ9−1を通
過した空気中にはほとんど固形物は含まれていない。そ
のため、この空気を外部に排気しても問題は無い。
のダクト19、20、21、22が設けられている。各
ダクト19、20、21、22の先には、ラッパ状に先
の広がった吸引フードが設けられており、それぞれ粗破
砕機3、粉砕機6、風力選別機8、一次トロンメル4に
接続されている。吸引ブロア9−2を駆動することによ
り、これらの装置内に存在する粒度0.03〜0.15
mm程度の廃ガラス粉(以下、粉砕された廃ガラス片から
生じ集塵機9に集められたものを廃ガラス粉と呼ぶ)や
風力選別機8で回収しきれなかった紙片等のダストをフ
ィルタ9−1内に吸引し、容器23で回収する。
である廃ガラス瓶の重量の約3%が、廃ガラス粉とな
る。
て詳しく説明する。図4は、本発明の実施の形態に係る
土壌改良剤を製造する砂化ガラス製造プラントの粉砕機
の構成を示す図である。図4(A)は、粉砕機の側面断
面図であり、図4(B)は、図4(A)のA−A断面図
である。
ルドを有する大ケージ71と小ケージ81とが噛み合う
ように設けられている。大ケージ71と小ケージ81
は、ハウジング91、92内に収めされている。
な円盤状をしたプレート72が設けられている。プレー
ト72の左側面の最外周部には、24本のピンシールド
73が均等に突設されている。ピンシールド73は、セ
ラミックスや焼結金属等からなる円筒形をした部材であ
り、図示せぬネジでプレート72に固定されている。各
ピンシールド73の先端には、ある厚さを有する環状の
ピンシールド固定プレート74が設けられている。プレ
ート72の左側面のピンシールド73の設置箇所の内周
には、16本のピンシールド75が均等に突設されてい
る。各ピンシールド75の先端には、ある厚さを有する
環状のピンシールド固定プレート76が設けられてい
る。
部72aとなっており、その中心部には、円筒形のシャ
フト78が図の右側に向けて嵌合されている。シャフト
78の端部には、大ケージ71を駆動するモータ79が
設けられている。
せぬ軸受を介して、右ハウジング91に回動可能に固定
されている。これにより、モータ79を駆動することに
より、大ケージ71は、ハウジング内で回転することが
できる。
がプレート72に対向するように配置されている。中心
部材82の外径は、16本のピンシールド75の内径よ
りも小さくなっている。中心部材82の外周部は、ある
厚さをした板状をしており、10本のピンシールド83
が均等に図の左側に向けて突設されている。各ピンシー
ルド83の先端には、ある厚さを有する環状のピンシー
ルド固定プレート84が設けられている。各ピンシール
ド83は、ピンシールド固定プレート84の最外周部に
固定されている。ピンシールド固定プレート84の内周
部には、20本のピンシールド85が均等に図の右側に
向けて突設されている。20本のピンシールド85は、
24本のピンシールド73と16本のピンシールド75
の間にある間隔を持って配置されている。各ピンシール
ド85の右先端には、ある厚さを有する環状のピンシー
ルド固定プレート86が設けられている。
形のシャフト88が図の左側に向けて嵌合されている。
シャフト88の端部には、小ケージ81を駆動するモー
タ89が設けられている。
左ハウジング92に回動可能に固定されている。これに
より、モータ89を駆動することにより、小ケージ81
は、ハウジング内で回転することができる。
の上部には、廃ガラス片等を供給する供給口93が上方
に向けて設けられている。供給口93は、粉砕機6の中
央部に通じているため、供給口93に廃ガラス片等を供
給することにより、廃ガラス片等を粉砕機6の中央部に
導入することができる。
廃ガラス粒等を排出する排出口91a、92aが設けら
れており、粉砕機6で粉砕された廃ガラス粒を排出す
る。
ランジ部91b、92bとなっており、左右のハウジン
グ91、92を図示せぬボルトで固定している。このボ
ルトを外すことにより、例えば、右ハウジング91を右
に移動させることができる。このとき、右ハウジング9
1とともに、大ケージ71等も右に移動する。こうする
ことにより、ピンシールドの交換等のメンテナンスを行
うことができる。
について説明する。まず、廃ガラス片を所定量ずつ供給
口93に供給する。供給された廃ガラス片は、粉砕機6
の中央部に導入される。その際、モータ79、89を制
御して、大ケージ71と小ケージ81とを逆方向に回転
させる。このように、廃ガラス片を大ケージ71と小ケ
ージ81のピンシールドの間で挟んで潰すことにより粉
砕する。つまり、ケージの中心部に導入された廃ガラス
片は、最内周に位置するピンシールド83に当って遠心
力を受け、次のピンシールド75の列に達する。その
際、廃ガラス片は、ピンシールド83とピンシールド7
5の間に挟まれて潰されることにより粉砕される。続い
て、廃ガラス片は、ピンシールド75に当って遠心力を
受け、次のピンシールド85の列に達する。その際、廃
ガラス片は、ピンシールド75とピンシールド85の間
に挟まれて潰されることにより粉砕される。さらに、廃
ガラス片は、ピンシールド85に当って遠心力を受け、
最外周に位置するピンシールド73の列に達する。その
際、廃ガラス片は、ピンシールド85とピンシールド7
3の間に挟まれて潰されることにより粉砕される。ピン
シールド73に当って遠心力を受けた廃ガラス粒は、ハ
ウジング91、92の内面に沿って下方に移動し、排出
口91a、92aから排出される。
つのケージを回転させて廃ガラス片の粉砕を行うため、
粉砕された廃ガラス粒の形状は、鋭いエッジの無い、ア
スペクト比の低い形状となる。なお、廃ガラス粒の粒度
はピンシールドの列数やケージの回転数を変えることで
調整することができる。例えば、ケージの回転数を上げ
れば粒度の小さい廃ガラス粒が得られ、回転数を下げれ
ば粒度の大きな廃ガラス粒が得られる。また、粉砕機に
供給する廃ガラス片の粒度にばらつきがある場合にも、
ケージの回転数をインバータ制御することにより、安定
した粒度の廃ガラス粒を得ることが可能である。
製造装置及び製造方法について説明する。図1は、再生
アスファルト製造装置の全体構成を模式的に示す図であ
る。
は、骨材を一時的に貯めておく6つのホッパ102〜1
07が横に並べて配置されている。各々のホッパ102
〜107の下方には、重量計102a〜107aが設け
られており、各ホッパから排出される骨材の量を測定す
る。ホッパ102〜107から排出される骨材の量は、
重量計102a〜107aの値を計測することにより、
リアルタイムに調整される。
102及び103の上方からベルトコンベアやショベル
ローダーにより、廃アスファルト破砕装置(図2参照)
で製造される粒度13mmアンダーの廃骨材が供給され
る。また、例えば、ホッパ104及び105の上方から
ベルトコンベアやショベルローダーにより、廃ガラス瓶
粉砕装置(図2〜図4参照)で製造される粒度2.5m
mアンダーの廃ガラス粒が供給される。
ト舗装廃材には、砂も含まれている。そのため、この再
生アスファルト製造装置においては、砂を混合する必要
がないか、混合する場合でも新アスファルト混合物製造
時のせいぜい5%程度でよい。砂を混合する場合には、
例えば、図2のホッパ106等に供給する。
横方向に延びたベルトコンベア109が配置されてい
る。ホッパ102及び103から排出される廃骨材と、
ホッパ104及び105から排出される廃ガラス粒と
は、ここで一緒にベルトコンベア109上に載せられて
搬送される。ベルトコンベア109の図の左方には、フ
ィーダ110が上方に向けて接続されている。フィーダ
110の先には、ドラムミキサー(ドライヤー)111
が接続されており、ドラムミキサー111へフィーダ1
10から廃骨材及び廃ガラス粒が供給される。このと
き、フィーダ110は、常に一定量の廃骨材及び廃ガラ
ス粒をドラムミキサー111に供給する。
1.6m、長さ9mの傾斜円筒回転式平流形をしてお
り、滞留時間は約300秒である。ドラムミキサー11
1は、出口側をやや下方に向けて斜めに配置されてお
り、その中心軸周りに回転可能に床上に支持されてい
る。ドラムミキサー111の内周壁には、図示せぬ複数
の掻き上げ羽根が設けられており、ドラムミキサー11
1の回転する際に、供給された廃骨材を混ぜながらゆっ
くりと下方に送ることができる。
バーナー113が設けられている。バーナー113に
は、図示せぬLPGボンベからプロパンガスが供給され
る。バーナー113の火は、ドラムミキサー111の方
向に向けられている。ここで、この実施の形態に係るバ
ーナー113は、ドラムミキサー111内の骨材にバー
ナー113の直火を当てず、熱風のみを当てる構造とな
っている。これにより、ドラムミキサー111内は、約
165±10℃のサウナ状となるので、廃骨材に含まれ
るアスファルトをほとんど炭化させることなく溶解でき
る。また、ドラムミキサー111内には、複数の掻き上
げ羽根が設けられているので、廃骨材を4〜6分間満遍
なく熱することができる。さらに、ドラムミキサー11
1内には、廃骨材と廃ガラス粒とを同時混入するので、
ドラムミキサー111内で解け始めた廃骨材表面のアス
ファルトが廃ガラス粒と絡みつくように十分に混合され
る。加えて、約165±10℃で4〜6分間混合物を熱
するので、廃骨材及び廃ガラス粒は、加熱殺菌されて衛
生上の問題が発生しない。
用添加剤を貯蔵する添加剤タンク118からの配管11
6が接続されている。添加剤タンク118は、15t程
の容量を有しており、電熱線で加熱されている。添加剤
タンク118の出口付近の配管116には、パルス発信
流量計117が取り付けられており、再生用添加剤の流
量が制御されている。添加剤タンク118には、芳香族
分を60%程度含有する再生用添加剤が貯蔵されてお
り、ドラムミキサー111の先端部に一定流量で供給さ
れる。
たびに、アスファルト組成分中の重質分であるアスファ
ルテンが増加することが確認された。それに伴い、アス
ファルトの高粘度化・高分子化が起こり、再生アスファ
ルトの混合がやや困難となったり、再生アスファルトの
品質が低下したりする。そこで、廃骨材と廃ガラス粒の
混合物に再生用添加剤を注入することにより、廃骨材表
面のアスファルトを再生(蘇生)させ、アスファルトの
高粘度化・高分子化を防ぐことができる。また、再生用
添加剤は、ドラムミキサー111内に供給されるため、
廃骨材と廃ガラス粒の混合物と良く混ぜ合わされ、再生
アスファルト混合物の品質を向上できる。
アフターミキサー120が設けられており、ドラムミキ
サー111内の混合物が供給される。アフターミキサー
120は、40t/hの容量をした2軸パグミル連続式
のミキサーである。アフターミキサー120内は、ドラ
ムミキサー111と同様に、約165±10℃程度に保
たれており、1〜2分間混合物を加熱混合する。
ルトを貯蔵する新アスファルトタンク124からの配管
122が接続されている。新アスファルトタンク124
は、15t程の容量をしており、電熱線で約155度に
加熱されている。新アスファルトタンク124の出口付
近の配管122には、パルス発信流量計123が取り付
けられており、新アスファルトの流量が制御されてい
る。新アスファルトタンク124には、100%液状の
新アスファルトが貯蔵されており、アフターミキサー1
20内に一定流量で供給される。このように、廃骨材と
廃ガラス粒の混合物に新アスファルトを混合することに
より、不足するアスファルト成分を調整することができ
る。アフターミキサー120の下部には、排出口120
aが設けられており、排出口120aを一定の間隔で開
くことにより、一定量の混合物を排出することができ
る。
ベータ132が設けられている。エレベータ132は、
アフターミキサー120の下方からその脇を上方に向か
って配置されている。エレベータ132には、搬送容器
131が設けられており、搬送容器131はアフターミ
キサー120の下方からその脇を上方に向かって搬送さ
れる。再生アスファルト製造時には、搬送容器131を
アフターミキサー120の下部に配置する。アフターミ
キサー120内に一定量の再生アスファルトが溜まる
と、アフターミキサー120の排出口120aを開き、
再生アスファルトを搬送容器131に移す。搬送容器1
31に所定量の再生アスファルトが溜まると、アフター
ミキサー120の下方からその脇を上方に向かって搬送
される。
ットサイロ135が設けられている。サイロ135は、
150t程の容量を有しており、電熱線で165〜17
5℃に加熱される。搬送容器131により搬送された再
生アスファルトは、サイロ135の上部から供給され
る。サイロ135の上部付近には、配管137が設けら
れており、図示せぬ外部装置から再生アスファルトの酸
化防止用の二酸化炭素がサイロ135内に供給される。
サイロ135の下部には、図示せぬオイルシールでシー
ルされた排出口135aが設けられている。再生アスフ
ァルトの出荷時には、サイロ135の下方にダンプカー
等を配置し、排出口135aを開くことにより、一定量
の再生アスファルトを出荷することができる。
に、ドラムミキサー111内で廃骨材と廃ガラス粒を混
合する工程の途中から再生用添加剤を添加し、新アスフ
ァルトを混合し、アフターミキサー120内で再生アス
ファルトが完成するまでの工程が連続式となっている。
このため、混合物の温度が不安定になったり混合が不十
分になったりすることが無く、品質管理が容易で、高品
質な再生アスファルトを得ることができる。
ァルト製造装置により製造される再生アスファルトの配
合率を表1に示す。
0%と幅がある。これは、混合物の種類と粒度範囲によ
り、また、アスファルト量によっても配合率が変わるた
めである。また、廃ガラス粒の配合率も、5〜20%と
幅がある。廃ガラス粒の配合率は、舗装場所により様々
に調整することが可能であり、例えば、一般車道用5
%、駐車場用10%、歩道用15〜20%等にすること
ができる。このように、一般的に、車両等により舗装表
面の劣化の激しい箇所では廃ガラス粒の配合率を低く
し、劣化の少ない箇所では高くすることができる。ただ
し、廃ガラス粒の配合率が高いからといって、極端に舗
装面が劣化したり、剥離したりすることは無い。
施の形態に係る廃ガラス粒入り再生加熱アスファルト混
合物の製造方法等について説明したが、本発明はこれに
限定されるものではなく、様々な変更を加えることがで
きる。
によれば、従来は一般廃棄物として持て余されていた廃
ガラス瓶及び産業廃棄物であるところの廃アスファルト
コンクリート塊を有用利用し、再び舗装等に用いること
のできる。
に示す図である。
ブロック図である。
示す図である。
る砂化ガラス製造プラントの粉砕機の構成を示す図であ
る。図4(A)は、粉砕機の側面断面図であり、図4
(B)は、図4(A)のA−A断面図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 廃ガラス瓶等の廃ガラスを粉砕して粒度
2.5mmアンダーの廃ガラス粒を得、 廃アスファルトコンクリート塊を解砕してアスファルト
の付着した粒度13mmアンダーの廃骨材を得、 前記廃ガラス粒と廃骨材とをドラムミキサーを用いて、
約165±10℃で4〜6分加熱混合し、 得られた廃ガラス粒・廃骨材混合物に再生用添加剤を添
加することにより、アスファルトを再生し、その後液状
新アスファルトを添加してさらに混合することを特徴と
する廃ガラス粒入り再生加熱アスファルト混合物の製造
方法。 - 【請求項2】 前記混合を行う際に連続的に材料を投入
・移動させることを特徴とする請求項1記載の廃ガラス
粒入り再生加熱アスファルト混合物の製造方法。 - 【請求項3】 前記廃ガラス粒と廃骨材とを加熱混合す
る際に、材料にバーナーの直火を当てず、バーナーから
発生する熱風を前記ドラムミキサー内に循環させること
を特徴とする請求項1又は2記載の廃ガラス粒入り再生
加熱アスファルト混合物の製造方法。 - 【請求項4】 前記再生用添加剤として軽質油を用いる
ことを特徴とする請求項1、2又は3記載の廃ガラス粒
入り再生加熱アスファルト混合物の製造方法。
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