JP2002212243A - セメント分散剤の製造方法 - Google Patents
セメント分散剤の製造方法Info
- Publication number
- JP2002212243A JP2002212243A JP2001007423A JP2001007423A JP2002212243A JP 2002212243 A JP2002212243 A JP 2002212243A JP 2001007423 A JP2001007423 A JP 2001007423A JP 2001007423 A JP2001007423 A JP 2001007423A JP 2002212243 A JP2002212243 A JP 2002212243A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- meth
- acrylate
- reaction
- glycol mono
- monomer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
- Y02P20/52—Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts
Landscapes
- Macromonomer-Based Addition Polymer (AREA)
- Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
Abstract
アクリル酸エステル系単量体及び(メタ)アクリル酸を
含有する単量体混合物を、反応容器内で重合濃度50〜90
重量%、重合温度50〜70℃、(メタ)アクリル酸の中和
率0%の条件で反応させる(メタ)アクリル酸系セメン
ト分散剤の製造方法 【効果】 高濃度で、かつ未反応モノマーの少ない高性
能のセメント分散剤を短時間で製造することができる。
Description
い(メタ)アクリル酸系セメント分散剤を高い生産性で
製造する方法に関する。
(メタ)アクリル酸系セメント分散剤〔(メタ)アクリ
ル酸とポリアルキレングリコールモノ(メタ)アクリレ
ートから合成されるポリマー〕の製造方法としては、例
えば、単量体混合物又は単量体混合物と連鎖移動剤との
混合物を、水を含む反応容器に滴下する方法(特開平9-
86990号公報)、単量体混合物と連鎖移動剤の混合物
を、水を含む反応容器に滴下する方法において、混合物
溶液の滴下前と滴下後に連鎖移動剤を滴下する方法(特
開2000-159555号公報)等が知られている。
ル酸系セメント分散剤は、反応熱の除去効果を高めるた
めに、水で固形分濃度10〜50%に希釈した状態で合成さ
れる。この製法は、濃度が低く、反応速度が低いため、
生産効率が低かった。特に粉末分散剤を製造する場合、
真空撹拌乾燥器での乾燥時間が長くなり、更に生産効率
が低くなるという問題があった。また、特公平5-58005
号公報で開示されているアクリルポリマーの連続塊状重
合法では、反応温度が高いため、耐圧式の反応容器を用
いる必要があることからコストの増大を招き、また生成
される高分子化合物の分子量が高くなり易く、セメント
分散剤として十分な分散能を発現できる分子量域のもの
が生成し難いという問題があった。
明者らは、鋭意研究を重ねた結果、(メタ)アクリル酸
の中和度を0とし、特定の温度で重合を行うことによ
り、高い重合濃度(反応液中の固形分濃度)で、かつ短
時間での合成が可能となり、高濃度で性能の高いセメン
ト分散剤が得られることを見出し、本発明を完成した。
ールモノ(メタ)アクリル酸エステル系単量体及び(メ
タ)アクリル酸を含有する単量体混合物を、反応容器内
で重合濃度50〜90重量%、重合温度50〜70℃、(メタ)
アクリル酸の中和率0%の条件で反応させることを特徴
とする(メタ)アクリル酸系セメント分散剤の製造方法
を提供するものである。
は、ポリアルキレングリコールモノ(メタ)アクリル酸
エステル系単量体(以下、単量体Aという)及び(メ
タ)アクリル酸(以下、単量体Bという)を必須成分と
し、更に、これらと共重合可能な他の単量体(以下、単
量体Cという)を含むものでもよい。
クリル酸エステル系単量体(単量体A)としては、例え
ば、ポリエチレングリコールモノ(メタ)アクリレー
ト、ポリプロピレングリコールモノ(メタ)アクリレー
ト、ポリブチレングリコールモノ(メタ)アクリレー
ト、ポリエチレングリコールポリプロピレングリコール
モノ(メタ)アクリレート、ポリエチレングリコールポ
リブチレングリコールモノ(メタ)アクリレート、ポリ
プロピレングリコールポリブチレングリコールモノ(メ
タ)アクリレート、ポリエチレングリコールポリプロピ
レングリコールポリブチレングリコールモノ(メタ)ア
クリレート、メトキシポリエチレングリコールモノ(メ
タ)アクリレート、メトキシポリプロピレングリコール
モノ(メタ)アクリレート、メトキシポリブチレングリ
コールモノ(メタ)アクリレート、メトキシポリエチレ
ングリコールポリプロピレングリコールモノ(メタ)ア
クリレート、メトキシポリエチレングリコールポリブチ
レングリコールモノ(メタ)アクリレート、メトキシポ
リプロピレングリコールポリブチレングリコールモノ
(メタ)アクリレート、メトキシポリエチレングリコー
ルポリプロピレングリコールポリブチレングリコールモ
ノ(メタ)アクリレート、エトキシポリエチレングリコ
ールモノ(メタ)アクリレート、エトキシポリプロピレ
ングリコールモノ(メタ)アクリレート、エトキシポリ
ブチレングリコールモノ(メタ)アクリレート、エトキ
シポリエチレングリコールポリプロピレングリコールモ
ノ(メタ)アクリレート、エトキシポリエチレングリコ
ールポリブチレングリコールモノ(メタ)アクリレー
ト、エトキシポリプロピレングリコールポリブチレング
リコールモノ(メタ)アクリレート、エトキシポリエチ
レングリコールポリプロピレングリコールポリブチレン
グリコールモノ(メタ)アクリレート、1-プロポキシポ
リエチレングリコールモノ(メタ)アクリレート、2-プ
ロポキシポリエチレングリコールモノ(メタ)アクリレ
ート、1-ブトキシポリエチレングリコールモノ(メタ)
アクリレート、2-ブトキシポリエチレングリコールモノ
(メタ)アクリレート、2-メチル-1-プロポキシポリエ
チレングリコールモノ(メタ)アクリレート、2-メチル
-2-プロポキシポリエチレングリコールモノ(メタ)ア
クリレート、シクロヘキソキシポリエチレングリコール
モノ(メタ)アクリレート、1-オクトキシポリエチレン
グリコールモノ(メタ)アクリレート、2-エチル-1-ヘ
キサノキシポリエチレングリコールモノ(メタ)アクリ
レート、ノニルアルコキシポリエチレングリコールモノ
(メタ)アクリレート、ラウリルアルコキシポリエチレ
ングリコールモノ(メタ)アクリレート、セチルアルコ
キシポリエチレングリコールモノ(メタ)アクリレー
ト、ステアリルアルコキシポリエチレングリコールモノ
(メタ)アクリレート、フェノキシポリエチレングリコ
ールモノ(メタ)アクリレート、フェニルメトキシポリ
エチレングリコールモノ(メタ)アクリレート、メチル
フェノキシポリエチレングリコールモノ(メタ)アクリ
レート、p-エチルフェノキシポリエチレングリコールモ
ノ(メタ)アクリレート、ジメチルフェノキシポリエチ
レングリコールモノ(メタ)アクリレート、p-t-ブチル
フェノキシポリエチレングリコールモノ(メタ)アクリ
レート、ノニルフェノキシポリエチレングリコールモノ
(メタ)アクリレート、ドデシルフェノキシポリエチレ
ングリコールモノ(メタ)アクリレート、フェニルフェ
ノキシポリエチレングリコールモノ(メタ)アクリレー
ト、ナフキトシポリエチレングリコールモノ(メタ)ア
クリレート等を挙げることができ、これらはいずれかを
単独で又は2種以上を組合わせて使用することができ
る。
添加剤は、セメントに吸着後、単量体A由来のポリアル
キレングリコール鎖の親水性と立体反発により、強力な
セメント分散性を発揮するものと考えられる。その観点
からは、ポリアルキレングリコール鎖には、親水性の高
いオキシエチレン基を多く導入することが好ましく、単
量体Aとしてメトキシポリエチレングリコールモノ(メ
タ)アクリレート、特にメトキシポリエチレングリコー
ルモノメタクリレートを用いるのが好ましい。また、ポ
リアルキレングリコール鎖が長すぎると、溶解に長時間
を要することになるため、オキシアルキレン基の平均付
加モル数は、5〜70、更には10〜40、特に23〜25が好ま
しい。
は、アクリル酸及びメタクリル酸のいずれでもよく、い
ずれかを単独で又は両者を組合わせて使用することがで
きるが、メタクリル酸が好ましい。単量体Bをアルカリ
で中和すると、反応速度が低下し、未反応モノマーや分
散能が低い低分子ポリマーが増加する。このためその中
和率は、0%であることが必要である。従って、反応系
にアルカリ金属水酸化物等の中和剤を添加することなく
反応を行う必要がある。
単量体(単量体C)としては、例えば、炭素数1〜20の
脂肪族アルコールと(メタ)アクリル酸とのエステル;
マレイン酸、フマル酸、シトラコン酸等の不飽和ジカル
ボン酸、これらの1価金属塩、2価金属塩、アンモニウ
ム塩及び有機アミン塩;マレイン酸、フマル酸、シトラ
コン酸等の不飽和ジカルボン酸と、炭素数1〜20の脂肪
族アルコール、炭素数2〜4のグリコール又はこれらの
グリコールの付加モル数2〜300の(アルコキシ)ポリ
アルキレングリコールとのモノエステル又はジエステ
ル;(メタ)アクリルアミド、(メタ)アクリルアルキ
ルアミド等の不飽和アミド類;酢酸ビニル、プロピオン
酸ビニル等のビニルエステル類;スチレン等の芳香族ビ
ニル類;(メタ)アリルスルホン酸、スルホエチル(メ
タ)アクリレート、2-メチルプロパンスルホン酸(メ
タ)アクリルアミド、スチレンスルホン酸等の不飽和ス
ルホン酸類、これらの1価金属塩、2価金属塩、アンモ
ニウム塩及び有機アミン塩等が挙げられ、これらはいず
れかを単独で又は2種以上を組合わせて使用することが
できる。
単量体Cの比率としては、総単量体重量中、単量体Aは
5〜98重量%、更に25〜96重量%、特に40〜94重量%が
好ましく、単量体Bは95〜2重量%、更に75〜4重量
%、特に60〜6重量%が好ましく、単量体Cは0〜50重
量%、更に0〜30重量%、特に0〜10重量%が好まし
い。
ることができる。連鎖移動剤としては、例えばメルカプ
トエタノール、チオグリセロール、チオグリコール酸、
2-メルカプトプロピオン酸、3-メルカプトプロピオン
酸、チオリンゴ酸、チオグリコール酸オクチル、3-メル
カプトプロピオン酸オクチル、2-メルカプトエタンスル
ホン酸等のチオール系化合物等が挙げられ、これらはい
ずれかを単独で又は2種以上を組合わせて使用すること
ができる。
用いて行われる。水中で重合を行う場合の重合開始剤と
しては、例えば、アンモニア又はアルカリ金属の過硫酸
塩;過酸化水素;2,2'-アゾビス(2-アミジノプロパ
ン)二塩酸塩等のアゾアミジン化合物などの水溶性の重
合開始剤が挙げられ、これらはいずれかを単独で又は2
種以上を組合わせて使用することができる。また、上記
重合開始剤とともに亜硫酸水素ナトリウム、モール塩、
アスコルビン酸等の促進剤を併用してもよい。また、有
機溶剤中で重合を行う場合の重合開始剤としては、ラウ
ロイルパーオキシド、ベンゾイルパーオキシド、クメン
ハイドロパーオキシド、アゾビスイソブチロニトリル等
が挙げられ、これらはいずれかを単独で又は2種以上を
組合わせて使用することができ、その際、アミン等の促
進剤を併用してもよい。
動剤及び重合開始剤はいずれも、そのままの状態で用い
てもよく、またそれぞれを水、有機溶剤、又はその双方
に溶解させた溶液(単量体混合物溶液、連鎖移動剤溶
液、重合開始剤溶液)として用いてもよく、なかでも水
溶液として用いるのが好ましい。
わち反応液中の溶媒を除いた固形分の濃度は、低濃度で
あると反応時間が長くなり、未反応モノマーが残存し易
く、更に、合成時の生産性や乾燥粉末化の効率が低下す
るため、50〜90重量%であることが必要であり、好まし
くは60〜90重量%である。
あり、好ましくは55〜65℃である。重合温度がこの範囲
より低い場合には、重合反応が生起しないおそれがあ
り、重合温度がこの範囲より高い場合には、分散力の低
い高分子ポリマーが増加し、いずれの場合も好ましくな
い。重合温度の調整は、例えば、槽型反応器を用いる場
合は、滴下速度とジャケット温度を調整して反応熱を制
御することにより行うことができ、また筒型反応器(ス
タティックミキサーやチューブ)を用いる場合は、送入
速度とジャケット温度を調整して反応熱を制御すること
により行うことができる。
を回避し、不測の熱による爆発的反応を回避するため、
予め反応容器に仕込むことなく、また予め単量体混合物
と混合することなく、別途、反応容器に添加するのが好
ましい。
もよい。これらをそのままの状態で用いてもよく、予め
希釈して重合開始剤含有溶液を調製して用いてもよい。
粉末状の重合開始剤をそのまま用いると、反応系中で均
一に溶解させるのに時間を要することがあるため、重合
開始剤含有溶液を調製して用いることが好ましい。重合
開始剤は、単量体混合物の添加終了後もさらに引き続い
て添加するのが好ましく、これにより、反応後における
単量体混合物の残存を防止することができる。
維持又は昇温して、反応を熟成させ、反応活性を低下さ
せるのが好ましい。反応活性が残っていると、得られる
セメント分散剤の経時安定性が低下する原因となる。
まま液状のセメント分散剤として使用することができ、
またこの反応液を原料として乾燥し、粉末分散剤として
使用することができる。
は、他の公知のセメント混和剤と組み合わせて使用して
もよい。公知のセメント混和剤としては、例えば他のセ
メント分散剤(リグニンスルホン酸塩及びその誘導体、
オキシカルボン酸塩、ポリオール誘導体、ポリオキシエ
チレンアルキルアリールエーテル誘導体、アルキルアリ
ルスルホン酸塩のホルマリン縮合物、メラミンスルホン
酸のホルマリン縮合物、ポリカルボン酸系高分子化合物
等)、空気連行剤、セメント湿潤剤、膨張剤、防水剤、
遅延剤、急結剤、水溶性高分子物質、増粘剤、凝集剤、
乾燥収縮低減剤、強度増進剤、硬化促進剤、消泡剤等を
挙げることができ、これらはいずれかを単独で又は2種
以上を組合わせて使用することができる。
明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
合開始剤(20重量%過硫酸アンモニウム)以外のものを
仕込み、撹拌しながら、オイルバスで加温して原料を溶
かした。その後、20重量%過硫酸アンモニウム水溶液を
加え、表2に示す温度で重合を行った。表2に、重合開
始後2時間及び4時間における未反応モノマーの有無、
得られたポリマーの重量平均分子量、及び下記方法によ
り測定したモルタルフローを示す。
は、上記方法で得られた反応液を水で希釈し、固形分濃
度を30重量%に調整して用いた。
剤:CC-118(日本油脂社製)5g(セメント×1重量
%)、分散剤:2.5g(セメント×0.15重量%;固形分
として)
溶液を添加し、ホバートミキサーを用いて、90秒間混合
して、モルタルを調製した。
置き、調製したモルタルを充填した後、フローコーンを
引き上げる。広がりが静止した後、直角2方向の直径を
測定し、その平均値をフロー値とした。
時点において未反応単量体が確認できなかったため、反
応を2時間で終了した。
酸ソーダ7.7g、メタクリル酸18g、メトキシポリエチ
レングリコールメタクリレート82.2g(n=23)及び水
19.6gを仕込み、電気炉で加温して原料を溶かした。そ
の後、20重量%過硫酸アンモニウム9.7gを仕込み、180
℃に加温して2時間反応させた。反応後、水で固形分濃
度を30重量%に調整したが、不溶性のポリマーが残存し
たため、分子量分布及びモルタルフローは測定できなか
った。
ルスルホン酸ソーダ5.6kg、メトキシポリエチレングリ
コールメタクリレート59.9kg(n=23)及び水14.3kgを
仕込み、45℃に加温して原料を溶かした。次に200Lの
ジャケット付きガラスライニング製槽型反応器に、モノ
マー混合液100kgと20重量%過硫酸アンモニウム水溶液
7.1kgを、それぞれ1L/min、0.07L/minの流速で滴
下した。その間、槽型反応器の内部温度が70℃を超えな
いようにジャケット温度を調整した。反応後、得られた
ポリマーの重量平均分子量及びモルタルフロー(固形分
濃度30重量%)を測定したところ、重量平均分子量は48
000、モルタルフローは261mmであった。
次にジャケット付き筒型反応器(内径21mm×長さ9m)
に、モノマー混合液100kgと20重量%過硫酸アンモニウ
ム水溶液7.1kgを、それぞれ1L/min、0.07L/minの
流速で流した。その間、筒型反応器の内部温度が70℃を
超えないようにジャケット温度を調整した。反応後、得
られたポリマーの重量平均分子量及びモルタルフロー
(固形分濃度30重量%)を測定したところ、重量平均分
子量は47000、モルタルフローは255mmであった。
相当)に10重量%水酸化ナトリウム水溶液を添加して、
pHをアルカリ性に調整した後、亜硫酸ソーダ及びトリエ
タノールアミンを固形分に対してそれぞれ1重量%添加
し、過酸化物を中和した。これを処理容積が1Lのニー
ダー型混練攪拌機に入れて温度90℃、30Torrの減圧下、
混練しながら濃縮・乾燥を行った。得られた粉粒体は粉
砕機(マツバラ社製MCG180)で粉砕して、粒径50〜500
μmに調整した。上記の各粉末分散剤の製造において、
乾燥に要した時間及び乾燥減量を表3に示す。
かつ未反応モノマーの少ない高性能のセメント分散剤を
短時間で製造することができる。特に、得られた反応液
を粉末分散剤の原料に用いれば、水が少ないため、乾燥
時間を短縮することができる。
Claims (5)
- 【請求項1】 ポリアルキレングリコールモノ(メタ)
アクリル酸エステル系単量体及び(メタ)アクリル酸を
含有する単量体混合物を、反応容器内で重合濃度50〜90
重量%、重合温度50〜70℃、(メタ)アクリル酸の中和
率0%の条件で反応させることを特徴とする(メタ)ア
クリル酸系セメント分散剤の製造方法。 - 【請求項2】 単量体混合物が、メトキシポリエチレン
グリコールメタクリレート及びメタクリル酸を含有する
ものである請求項1記載の製造方法。 - 【請求項3】 重合濃度が60〜90重量%である請求項1
又は2記載の製造方法。 - 【請求項4】 槽型反応器において、滴下速度とジャケ
ット温度を調整することにより反応熱を制御しつつ反応
を行う請求項1〜3のいずれかに記載の製造方法。 - 【請求項5】 筒型反応器において、送入速度とジャケ
ット温度を調整することにより反応熱を制御しつつ反応
を行う請求項1〜3のいずれかに記載の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001007423A JP5022541B2 (ja) | 2001-01-16 | 2001-01-16 | セメント分散剤の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001007423A JP5022541B2 (ja) | 2001-01-16 | 2001-01-16 | セメント分散剤の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002212243A true JP2002212243A (ja) | 2002-07-31 |
JP5022541B2 JP5022541B2 (ja) | 2012-09-12 |
Family
ID=18875175
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001007423A Expired - Lifetime JP5022541B2 (ja) | 2001-01-16 | 2001-01-16 | セメント分散剤の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5022541B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101524298B1 (ko) * | 2013-07-31 | 2015-06-02 | 현대제철 주식회사 | 무시멘트 혼화제 및 그 제조 방법 |
WO2016143595A1 (ja) * | 2015-03-06 | 2016-09-15 | 東亞合成株式会社 | 水溶性重合体の製造方法 |
-
2001
- 2001-01-16 JP JP2001007423A patent/JP5022541B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101524298B1 (ko) * | 2013-07-31 | 2015-06-02 | 현대제철 주식회사 | 무시멘트 혼화제 및 그 제조 방법 |
WO2016143595A1 (ja) * | 2015-03-06 | 2016-09-15 | 東亞合成株式会社 | 水溶性重合体の製造方法 |
JPWO2016143595A1 (ja) * | 2015-03-06 | 2017-12-14 | 東亞合成株式会社 | 水溶性重合体の製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5022541B2 (ja) | 2012-09-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3179022B2 (ja) | セメント分散剤およびその製造方法ならびにそれを用いたセメント組成物 | |
US7842766B2 (en) | Phosphorus-containing copolymers, method for the production thereof, and use thereof | |
US20060004148A1 (en) | Polymers in a solid state | |
KR100348852B1 (ko) | 시멘트혼화제및시멘트조성물 | |
JP3126617B2 (ja) | 高強度コンクリート組成物 | |
JPH07223852A (ja) | コンクリート混和剤 | |
JP2007238387A (ja) | 粉末状セメント分散剤 | |
JPH0753249A (ja) | セメント分散剤およびその製造方法 | |
JP3327809B2 (ja) | セメント分散剤、セメントの分散方法およびセメント組成物 | |
JP3184698B2 (ja) | コンクリート混和剤 | |
JP3374369B2 (ja) | セメント分散剤及びセメント分散剤用共重合体の製造方法 | |
JP5559192B2 (ja) | 半連続的に運転されるコポリマーの製造方法 | |
JP3285820B2 (ja) | ポリカルボン酸の製造方法 | |
JP2002362952A (ja) | セメント分散剤の製造方法 | |
JP2002212243A (ja) | セメント分散剤の製造方法 | |
JP2003002719A (ja) | 押出し成形体用混和剤 | |
JPH1171151A (ja) | セメント混和剤製造用エステルの製造方法 | |
JP3698782B2 (ja) | 空気量安定化剤およびセメント混和剤並びにセメント配合物 | |
JP3330095B2 (ja) | セメント添加剤の製造方法 | |
JPH06104585B2 (ja) | セメント配合物のスランプロス防止方法 | |
JP3436920B2 (ja) | 水硬性組成物用混和剤 | |
JP3221399B2 (ja) | セメント混和剤用ポリカルボン酸の製造方法 | |
TW201940227A (zh) | 懸浮聚合用分散安定劑 | |
JP3568430B2 (ja) | セメント分散剤用の原料単量体の製造方法 | |
JP4519244B2 (ja) | 遠心製品の製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20061218 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20081029 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20081111 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090107 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20090107 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20090203 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090403 |
|
A911 | Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20090413 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090616 |
|
A912 | Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912 Effective date: 20090918 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120618 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5022541 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150622 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |