JP2002211782A - 搬送ローラ - Google Patents
搬送ローラInfo
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Abstract
リが搬送される感光シートに悪影響を与えない搬送ロー
ラ構造を得るにある。 【解決手段】 ゴムなどの弾性体で構成されて外周面に
搬送シートXが接触される摩擦接触筒13と、この摩擦
接触筒13に内挿される硬質の軸筒スリーブ12とを備
える搬送ローラにおいて、前記軸筒スリーブ12の中間
部外径が前記摩擦接触筒13の対応部内径よりも大にさ
れ、摩擦接触筒13に対する軸筒スリーブ12の圧入に
より摩擦接触筒13の中間部のみを変形させて、組立状
態の摩擦接触筒13の端部の外径を他の部分よりも小さ
くされた搬送ローラ。
Description
の搬送に用いる搬送ローラに関し、特に、製版機などの
感光シートの搬送に適した搬送ローラに関する。
ンタなどの感光シートXの給紙パスにおいては、図6に
示すような駆動ローラA及び支持軸Bに支持される複数
の搬送ローラD(従動ローラ)を用いて感光シートXを
搬送する。即ち、図6の符号”E”は案内板であり、こ
れらの搬送ローラDはEリングFを用いて支持軸Bの長
さ方向に隣り合った状態とされ、駆動される駆動ローラ
Aの周面に転接されて給紙パスに沿って感光シートXを
送る。
は、感光面が酸化亜鉛層などの非常に柔らかい樹脂層で
構成されているため、感光面に強い圧力が加わったり、
表面で0.01mmといった凸のある固い表面が接触する
だけでキズ付き、画像品質が極端に劣化するから、硬質
の樹脂成形ローラを搬送ローラとして使用することがで
きない。このため、痛み易い表面をもった感光シートX
などの給紙パスには、感光シートXに対する接触面をゴ
ムなどの軟質材料で構成した図7に示すようなゴムロー
ラが搬送ローラDとして用いられている。
持軸Bに対して自転可能に嵌められる金属または樹脂製
の軸筒スリーブd1 及び同軸筒スリーブd1 の外周面に
一体成形されるゴムなどの軟質材料からなる摩擦接触筒
d2 から構成される。
構造の搬送ローラDは、軸筒スリーブd1 を中子として
金型K1 と金型K2 との間で摩擦接触筒d2 を成形して
得られるが、金型K1 と金型K2 のパーティングライン
に対応した摩擦接触筒d2 の一端外周エッジYに小さな
リング状バリが生じ、このバリが感光シートXの感光面
に当たると、微妙な感光面に擦りキズなどが発生する。
このようなバリによる画像品質の劣化は、感度や感光特
性等が著しく改善された金属箔ベースの感光シートで特
に問題になり、擦りキズの発生で、せっかくの感光特性
が充分に発揮されない事態となっている。
の搬送ローラの問題に鑑み、ゴムなどの摩擦接触層の表
面に形成されるバリが搬送される感光シートに悪影響を
与えない搬送ローラ構造を得るにある。
め、本発明は、ゴムなどの弾性体で構成されて外周面に
搬送シートが接触される摩擦接触筒と、この摩擦接触筒
に内挿される硬質の軸筒スリーブとを備える搬送ローラ
において、前記軸筒スリーブの中間部外径が前記摩擦接
触筒の対応部内径よりも大にされ、摩擦接触筒に対する
軸筒スリーブの圧入により摩擦接触筒の中間部のみを変
形させて、組立状態の摩擦接触筒の端部の外径を他の部
分よりも小さくされた搬送ローラを提案するものであ
る。
おいては、 1)前記摩擦接触筒は内径が軸筒スリーブの外径よりも小
さな中間厚肉部及びこの中間厚肉部に連続的に成形され
る両端薄肉部を有し、前記軸筒スリーブは均一厚みの円
筒であるもの、 2)前記摩擦接触筒は均一厚みの円筒であり、前記軸筒ス
リーブは同摩擦接触筒の内径よりも大きな外径で摩擦接
触筒の長さよりも短い中間径大部を備えるものが説明さ
れる。
明の実施例の詳細を説明する。図1は本発明を施した製
版機の全体断面を示し、外部光を遮光できる機体1の右
下部にはそれぞれサイズの異なったマスターシートロー
ルを装架できる第1給紙装置2A及び第2給紙装置2B
が内蔵される。
置2Bは、マスターシートロールを取り付けられる着脱
自在な装架ドラム2a、マスターシートXの先端を引き
出す繰出ローラ2b、同マスターシートXを指定された
長さに切断するカッター2c、給紙ローラ2dをそれぞ
れ備え、切断されたマスターシートX(感光シート)は
第1パス3a及び第2パス3bを通って給紙パス3に送
り出される。これらの第1パス3a、第2パス3b、給
紙パス3はマスターシートXを案内する案内板3c、案
内板3cに付設される駆動ローラ3d、本発明の多数の
搬送ローラ11(後述する。)で構成される。同給紙パ
ス3の途中にはマスターシートXに荷電を行う帯電電極
4が設けられ、同帯電電極4を通ったマスターシートX
は副走査速度で調速駆動される機体1の上部中央のフィ
ードロール5に供給される。
トXの表面には、レーザ走査ユニット6から原稿画像が
ビーム走査され、同走査によりマスターシートXの感光
面に原稿画像が潜像化された後、同マスターシートXは
機体1の左半部にある湿式現像装置7に引き渡される。
たマスターシートXは、湿式現像装置7の出口側に隣り
合わされた加熱定着装置8で乾燥されてトナー画像を定
着され、機体1の左側上部に設ける排紙ローラ9の排出
運動で機体1外部の捕集トレー10上に捕集されること
になる。なお、図示は省略するけれども、マスターシー
トXの通過タイミングを検出するため、前述した湿式現
像装置7の入口には通過するマスターシートXの先端を
検出する現像部入口センサS1 が、通過するマスターシ
ートXの後端を検出する排紙センサS2 が排紙ローラ9
位置に配置される。
発明の第1実施例による搬送ローラ11であり、この搬
送ローラ11は金属または樹脂などの硬質材料からなる
軸筒スリーブ12と、この軸筒スリーブ12が内部に圧
入されるゴムなどの軟質弾性材料製の摩擦接触筒13と
で構成され、それぞれ別工程で製造される軸筒スリーブ
12が摩擦接触筒13に圧入され、同軸筒スリーブ12
が支持軸(図示せず)に自転可能に支持されて従動ロー
ラとして用いられる。
部品として加工される前記軸筒スリーブ12は、内挿さ
れる支持軸の外径よりも僅かに大きな内径D1 と軸方向
長さL1 をもっている。また、均一な外径の中空部品と
してゴムなどの弾性材料で成形される摩擦接触筒13
は、前記軸筒スリーブ12の外形D2 よりも小さな内径
D3 の中間厚肉部13aと、この中間厚肉部13aの両
端に一体成形される両端薄肉部13b,13cとからな
り、摩擦接触筒13の全体長さL2 は軸筒スリーブ12
の軸方向長さL1 よりも僅かに短くしてある。そして、
中間厚肉部13aは軸筒スリーブ12の軸方向長さL1
よりも充分に短い長さL3 とされ、摩擦接触筒13の両
端薄肉部13b,13cは中間厚肉部13aの厚みに比
較して充分に小さな厚みL4 で、しかも中間厚肉部13
aの両端面から長さL5 だけ張り出した寸法としてあ
る。
11は、以上のような構造であるから、弾性材料で成形
された摩擦接触筒13中に硬質の軸筒スリーブ12を圧
入すると、軸筒スリーブ12からの圧力で中間厚肉部1
3aが放射方向に拡大変形するが、両端薄肉部13b,
13cには外力が作用しないため、全体として樽型に変
形する。このため、両端薄肉部13b,13cの外周エ
ッジに金型のパーテングラインに沿ったバリが残ってい
ても、同バリの位置はマスターシートXに接触すること
のない内周位置となるため、バリの存在により擦りキズ
が発生するのを防止できる。
搬送ローラ21を示し、この搬送ローラ21は均一な肉
厚に成形される摩擦接触筒23を特徴とし、この摩擦接
触筒23中に圧入する軸筒スリーブ22は長さ方向中間
部に中間径大部22aを有している。即ち、この中間径
大部22aは摩擦接触筒23の内径D4 よりも大きな外
径D5 をもつが、同中間径大部22aの軸方向長さL5
は摩擦接触筒23の長さL6よりも充分に短くしてあ
る。
スリーブ12を圧入すると、軸筒スリーブ12の中間径
大部22aにより摩擦接触筒23の長さ方向中間部が拡
大変形されるから、第1実施例の場合と同様に、摩擦接
触筒23が樽型に変形される。よって、このような構造
でも、摩擦接触筒23の成形時の金型によるバリが摩擦
接触筒23の外周エッジに存在していても、同バリでマ
スターシートXの感光面が傷むのを防止できる。
によれば、比較的簡単な構造で、しかもキズ付き易い感
光面などを損傷することのない搬送ローラを提供でき
る。
図である。
である。
である。
Claims (3)
- 【請求項1】 ゴムなどの弾性体で構成されて外周面に
搬送シートが接触される摩擦接触筒と、この摩擦接触筒
に内挿される硬質の軸筒スリーブとを備える搬送ローラ
において、前記軸筒スリーブの中間部外径が前記摩擦接
触筒の対応部内径よりも大にされ、摩擦接触筒に対する
軸筒スリーブの圧入により摩擦接触筒の中間部のみを変
形させて、組立状態の摩擦接触筒の端部の外径を他の部
分よりも小さくされたことを特徴とする搬送ローラ。 - 【請求項2】 前記摩擦接触筒は内径が軸筒スリーブの
外径よりも小さな中間厚肉部及びこの中間厚肉部に連続
的に成形される両端薄肉部を有し、前記軸筒スリーブは
均一厚みの円筒であることを特徴とする請求項1記載の
搬送ローラ。 - 【請求項3】 前記摩擦接触筒は均一厚みの円筒であ
り、前記軸筒スリーブは同摩擦接触筒の内径よりも大き
な外径で摩擦接触筒の長さよりも短い中間径大部を備え
ることを特徴とする請求項1記載の搬送ローラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001003681A JP3747782B2 (ja) | 2001-01-11 | 2001-01-11 | 搬送ローラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2001003681A JP3747782B2 (ja) | 2001-01-11 | 2001-01-11 | 搬送ローラ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2002211782A true JP2002211782A (ja) | 2002-07-31 |
JP3747782B2 JP3747782B2 (ja) | 2006-02-22 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP3747782B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5665245B1 (ja) * | 2014-08-11 | 2015-02-04 | 株式会社タクミ精工 | 紙葉送りローラ及び紙葉送り装置 |
-
2001
- 2001-01-11 JP JP2001003681A patent/JP3747782B2/ja not_active Expired - Fee Related
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