JP2002211591A - 包装袋 - Google Patents

包装袋

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Publication number
JP2002211591A
JP2002211591A JP2001003646A JP2001003646A JP2002211591A JP 2002211591 A JP2002211591 A JP 2002211591A JP 2001003646 A JP2001003646 A JP 2001003646A JP 2001003646 A JP2001003646 A JP 2001003646A JP 2002211591 A JP2002211591 A JP 2002211591A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hole
packaging bag
hanging
shaped
band
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001003646A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Takada
康治 高田
Atsushi Takematsu
厚 竹松
Yasushi Matsumoto
裕史 松本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujimori Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Fujimori Kogyo Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fujimori Kogyo Co Ltd filed Critical Fujimori Kogyo Co Ltd
Priority to JP2001003646A priority Critical patent/JP2002211591A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 包装袋の大きさを合理的な範囲に抑制しつ
つ、容易に懸垂用フックに吊り下げ、内容品を注出でき
る包装袋を提供する。 【構成】 上部に吊下げ用透孔と下部に注出口部材とを
有する包装袋であって、前記包装袋が、前記吊下げ用透
孔に連結した帯状透孔を有することを特徴とする包装袋
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば輸液、栄養
剤等を投与する際に吊下げて使用する包装袋に関する。
【0002】
【従来技術】従来より輸液、栄養剤等の包装袋は、上部
に吊下げ用透孔を設け、下部には内容物を注出するため
の注出口部材が取り付けられている。このような包装袋
の使用に際しては、懸垂用フックを吊下げ用透孔に通し
て包装袋を吊り下げ、注出口部材より内容液を注出して
投与するのであるが、吊下げ用透孔の位置を確認して懸
垂用フックを通す必要があった。しかるに、包装袋の大
きさを吊下げ用透孔のためにのみ大きくすることは合理
的でないので、その直径は、通常、約5〜10mm程度
と小さく設計されており、急ぎの場合などに懸垂用フッ
クを通しづらいと言う問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明者は、
より簡単に吊下げ用透孔に懸垂用フックを通すことが出
来る包装袋について種々検討した結果、本発明を完成し
たもので、本発明の目的は、容易に懸垂用フックを吊下
げ用透孔に通すことが出来る包装袋を提供するにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の要旨は、上部に
吊下げ用透孔と下部に注出口部材とを有する包装袋であ
って、前記包装袋が前記吊下げ用透孔に連結した帯状透
孔を有することを特徴とする包装袋である。ここで、前
記帯状透孔が前記透孔より斜め下方に傾斜していること
が好ましい。
【0005】即ち、本発明の包装袋にあっては、吊下げ
用透孔を懸垂用フックに狙いを定めて通す必要はなく、
単に包装袋の上方の帯状透孔に懸垂用フックを通すと、
懸垂用フックは帯状透孔内を移動して吊下げ用透孔内に
収まり、安定して吊り下げることが出来る。そして、前
記帯状透孔が前記透孔より斜め下方に傾斜していると包
装袋の自重で懸垂用フックが自然に懸垂用透孔内に収ま
るので好ましい。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明について詳細に説明する。
本発明の包装袋は、材質としては通常使用されている包
装袋と異なるところはなく、熱接着性合成樹脂層を有す
るフィルムを用いる。そして、熱接着性合成樹脂層を対
向させその周縁を熱接着させる。その際、下部に注出口
部材をフィルムの間に挟み熱接着させるのである。
【0007】使用されるフィルムとしては、少なくとも
最内層がポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフ
ィン系の熱接着性を有する合成樹脂層からなる積層フィ
ルムや単層フィルムなどである。積層フィルムとする場
合は、ポリオレフィン系樹脂同士または二軸延伸ポリエ
ステル、二軸延伸ポリアミド、二軸延伸ポリプロピレン
等の比較的機械的強度のあるフィルムを基材とし、これ
らの基材に更に必要性能を付加するために、例えば、遮
光性やガスバリア性を必要とする場合は、アルミ箔、ア
ルミ蒸着、シリカ蒸着フィルム、エチレン−ビニルアル
コール共重合体フィルムなどを積層したフィルムであ
る。
【0008】そして、その上部には従来の包装袋と同様
な吊下げ用透孔が穿設されている。そして、本発明の包
装袋は、この吊下げ用透孔に連結した帯状透孔が設けら
れているのである。
【0009】帯状透孔の形状は単なる切り込みからなる
直線や曲線であってもよいが、その存在が認識しやすい
こと、懸垂用フックを挿入しやすいことなどを考慮する
と、所定の巾に打ち抜かれていることが好ましい。その
場合、巾は特に制限はなく、吊り下げ用透孔の直径より
も小さくても、大きくても差し支えない。
【0010】帯状透孔の一端は吊下げ用透孔に連結して
いる。連結の仕方は水平、垂直、斜め方向など制限され
るものではないが、帯状透孔が吊下げ用透孔より斜め下
方に傾斜していると好ましい。そのように傾斜している
と包装袋に内容品が収納されている場合にその自重によ
り、帯状透孔に通した懸垂用フックが吊下げ用透孔へ自
動的に移動する。
【0011】傾斜している場合の傾斜角度は任意である
が、包装袋の大きさを制限するためには傾斜角度は小さ
い方が好ましく、懸垂用フックの移動や内容品の重量が
大きい場合の包装袋のフィルムの引き裂き強度などの観
点からは傾斜角度は大きいことが好ましい。
【0012】帯状透孔の長さは特に制限はなく、包装袋
の巾やフィルムの強度を勘案して任意に設定することが
できるが、長さ2〜15cm、好ましくは3〜10cm
の透孔とするとここに指や手を挿入して内容品が収納さ
れた包装袋を掴むことができるので好適である。帯状透
孔を取っ手として活用する場合は、透孔の周囲を未シー
ル部としておくと手や指が痛くならないので好ましい。
帯状透孔は吊り下げ用透孔の片側だけでもよいが、両側
に設けられていてもよい。
【0013】本発明の包装袋において使用する注出口部
材はポリエチレン又はポリプロピレン等のポリオレフィ
ンやポリスチレン等の熱可塑性樹脂を射出成形等で成形
されており、注出口と接着用基部とを有する。接着用基
部は包装袋のフィルムと熱接着する。接着用基部は先端
部になるに従って薄く、例えば船形等の形状にして熱接
着を確実にすることが好ましい。
【0014】注出口には通常チューブが装着される。装
着されたチューブが脱落しないように注出口の外側にリ
ング状の凹部や凸部を設けておくことが好ましい。
【0015】
【実施例】次に実施例として図面をもって更に具体的に
説明する。図1は本発明にかかる包装袋の一実施例の正
面図である。図1において、二枚のフィルムの周縁3を
熱接着して包装袋1を形成する。袋の下部には注出口部
材2が二枚のフィルムの間に挟着されており、袋1の上
部には吊下げ用透孔4が設けられている。この吊下げ用
透孔4に連結して帯状透孔5を有し、この帯状透孔5は
吊下げ用透孔4より下方に傾斜している。
【0016】このような包装袋において、図示しない懸
垂用フックを帯状透孔5の何れかの部分に挿入すると帯
状透孔5は傾斜しているので懸垂用フックは容易に移動
でき、吊下げ用透孔4で止まり、安定して懸垂される。
帯状透孔5が線状であったり、懸垂用フックよりも巾が
狭くてもフィルムが撓むので懸垂用フックは容易に挿入
することができる。
【0017】
【発明の効果】以上述べたように、本発明においては懸
垂用フックを通す孔として、吊下げ用透孔と共に、これ
に連結し、且つ傾斜した帯状透孔を設けたことによっ
て、特に吊下げ用透孔に懸垂用フックを狙いを定めて通
さなくても、帯状透孔の何れかの部分に懸垂用フックを
かけるだけで容易に吊下げ用透孔に収まり、その操作は
極めて容易である。また、帯状透孔を取っ手の代わりに
使用することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる包装袋の一実施例の正面図。
【符号の説明】
1 包装袋 2 注出口部材 3
周縁接着部 4 吊下げ用透孔 5 帯状透孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松本 裕史 東京都中央区日本橋馬喰町1丁目4番16号 藤森工業株式会社内 Fターム(参考) 3E064 AA01 BA24 BC18 EA30 HL05 HS04

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上部に吊下げ用透孔と下部に注出口部材と
    を有する包装袋であって、前記包装袋が前記吊下げ用透
    孔に連結した帯状透孔を有することを特徴とする包装
    袋。
  2. 【請求項2】前記帯状透孔が前記透孔より斜め下方に傾
    斜していることを特徴とする請求項1記載の包装袋。
JP2001003646A 2001-01-11 2001-01-11 包装袋 Pending JP2002211591A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013526311A (ja) * 2010-05-10 2013-06-24 ベー.ブラウン メルズンゲン アーゲー ハンドリング

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JP2013526311A (ja) * 2010-05-10 2013-06-24 ベー.ブラウン メルズンゲン アーゲー ハンドリング

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