JP2002209883A - 医用断層撮影装置 - Google Patents

医用断層撮影装置

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JP2002209883A
JP2002209883A JP2001014631A JP2001014631A JP2002209883A JP 2002209883 A JP2002209883 A JP 2002209883A JP 2001014631 A JP2001014631 A JP 2001014631A JP 2001014631 A JP2001014631 A JP 2001014631A JP 2002209883 A JP2002209883 A JP 2002209883A
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ray
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images
tomography
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JP2001014631A
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English (en)
Inventor
Yoshihiro Inoue
芳浩 井上
Takito Sakai
滝人 酒井
Yoshinori Yamashita
義徳 山下
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Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 別々の断層撮影で得た各CT画像を天板位置
が一致した状態で同時表示させることを容易にした医用
断層撮影装置を提供する。 【解決手段】 この発明の医用断層撮影装置は、断層撮
影ごとの複数枚のCT画像を、撮影時の天板位置が天板
長手方向の順に変化するようにページングして表示用モ
ニタ23にそのページング順に切り替え表示させる画像
ページング部25と、モニタ23に同時に並列表示され
る別々の断層撮影の各CT画像を、撮影時の天板位置が
同一となるように調整する画像天板位置合致部26とを
備えているので、単にページングを行うだけで、モニタ
23に並列表示される別々の断層撮影の各CT画像を、
撮影時の天板位置が同一となるように自動的に調整で
き、別々の断層撮影の各CT画像を天板位置が一致した
状態でモニタ23に同時に並列表示させることが容易と
なる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えばX線CT
装置のように天板に載置されている被検体の関心部位に
ついて天板長手方向における複数箇所の天板位置でのC
T画像を得る断層撮影をおこなう医用断層撮影装置に係
り、別々の断層撮影で得られたCT画像を天板位置が一
致した状態で同時に並列表示させるための技術に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年では汎用的な医用診断装置と言って
も過言でないX線CT装置は、図11に示すように、被
検体(患者)MにX線ファンビームFXを照射するX線
管51と、多数のX線検出素子52aがライン状に配列
されている多チャンネル型のX線検出器52とが被検体
Mを挟んで対向するようにして配設されたX線撮像機構
53と、被検体Mを載置したままでX線管51とX線検
出器52との間を通り抜けて被検体Mの体軸Zの方向
(紙面と垂直な方向)に移動させられるように配設され
た天板54とを備えている。
【0003】従来のX線CT装置は、次に説明するよう
にX線断層撮影を行っている。天板54が被検体Mの体
軸Zの方向に移動するのに伴って天板54におけるX線
ファンビームFXの照射位置(天板位置)が天板長手方
向に変化していく。X線管51及びX線検出器52は、
図12に示すように、天板長手方向に例えば一定のピッ
チ間隔で並ぶ各天板位置L0 ,L1 ,・・・,Ln-1
n において、被検体Mの体軸Z周りに回転させられ
て、X線管51からX線ファンビームFXが照射される
のに伴ってX線検出器52からX線検出データが出力さ
れることが繰り返される。さらに、このX線CT装置の
X線検出器52よりも後段側では、X線検出器52から
のX線検出データに基づき画像再構成が行われて、各天
板位置L0〜Ln に対応する被検体Mの関心部位のスラ
イス断面M0 〜Mn に対応するX線CT画像が得られて
表示される構成となっている。
【0004】すなわち、従来のX線CT装置によってX
線断層撮影を1回おこなうと、普通、図12に示すよう
に、被検体Mの関心部位について、天板長手方向におけ
る複数箇所の天板位置L0 〜Ln での複数枚のX線CT
画像が得られる。つまり、天板位置L0 〜Ln は被検体
Mの関心部位における撮影位置に対応しており、撮影の
準備段階でオペレータによって予め設定された各天板位
置L0 〜Ln でX線ファンビームFXが照射されるとと
もにX線検出データが出力されるのである。
【0005】また、造影剤を用いるX線断層撮影の場
合、普通、被検体の同一部位に対して造影剤注入前と造
影剤注入後の2回のX線断層撮影が行われるが、従来の
X線CT装置では、図13に示すように、同一関心部位
についての造影剤注入前のX線断層撮影によるX線CT
画像Paと造影剤注入後の断層撮影によるX線断層撮影
のX線CT画像Pbとが、表示用モニタ55の画面に同
時に並列表示される構成となっている。
【0006】さらに、従来のX線CT装置の場合、X線
CT画像Pa,Pbの天板位置を同一にする(つまり、
同一撮影位置のX線CT画像Pa,Pbを同時に並列表
示する)ように手動(マニュアル)で操作して調整する
ようになっている。オペレータや医師などは、関心部位
の同一位置を造影剤注入前・後で撮影した各X線CT画
像Pa,Pbを表示用モニタ55の画面に同時に並列表
示させて比較観察している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
X線CT装置の場合、被検体Mの同一関心部位について
の別々のX線断層撮影のX線CT画像Pa,Pbを、そ
れらの天板位置が一致するようにして表示用モニタ55
の画面に同時に並列表示することが容易ではないという
問題がある。
【0008】普通、造影剤注入後のX線断層撮影は、造
影剤注入前のX線断層撮影より天板位置のピッチ間隔を
狭くして行っている。具体的には、造影剤注入後のX線
断層撮影では天板位置L0 ,L1 ,・・・,Ln-1 ,L
n のX線CT画像Pbを得るようにしているとすると、
造影剤注入前のX線断層撮影では倍のピッチ間隔である
半数の天板位置L0 ,L2 ,・・・,Ln-2 ,Ln のX
線CT画像Paを得るようにしている。最初に撮影され
た両X線CT画像Pa,Pbは同一の天板位置L0 と一
致しているが、以後は、オペレータや医師は、ページン
グ用の二つの画面スイッチSWa,SWbを手動(マニ
ュアル)で操作して、常に表示用モニタ55の両X線C
T画像Pa,Pbの天板位置が同一となるように、自分
の目で画面を注視しながらページングを行わなければな
らない。特に、X線CT画像Pa,Pbの枚数が多い場
合は、ページングを何度も繰り返さなければならず、両
X線CT画像Pa,Pbの天板位置を一致させるのは容
易ではない。
【0009】この発明は、上記の事情に鑑み、被検体に
おける同一関心部位についての別々の断層撮影で得られ
たCT画像を、それらの天板位置を一致させた状態で同
時に並列表示させることが容易におこなえる医用断層撮
影装置を提供することを課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、請求項1に記載の発明に係る医用断層撮影装置は、
天板に載置された被検体の関心部位について天板長手方
向における複数箇所の天板位置でのCT画像を得る断層
撮影を同一関心部位に対して複数回行うことで、各断層
撮影ごとに複数枚のCT画像を取得し、別々の断層撮影
の各CT画像を表示手段の画面に同時に並列表示させる
医用断層撮影装置において、(a)断層撮影ごとの複数
枚のCT画像を、それらのCT画像の撮影時の天板位置
が天板長手方向の順に変化するようにページングして前
記表示手段の画面にそのページング順に切り替え表示さ
せる画像ページング手段と、(b)前記表示手段の画面
に同時に並列表示される別々の断層撮影の各CT画像に
ついて、それらの撮影時の天板位置が同一となるよう
に、前記画像ページング手段のページング順を調整する
画像天板位置合致調整手段とを備えていることを特徴と
するものである。
【0011】〔作用〕次に、この発明の医用断層撮影装
置の作用について説明する。請求項1に記載の発明に係
る医用断層撮影装置の場合、天板に載置された被検体の
関心部位について天板長手方向における複数箇所の天板
位置でのCT画像を得る断層撮影を同一関心部位に対し
て複数回行うことで、各断層撮影ごとに複数枚のCT画
像が得られるとともに、別々の断層撮影の各CT画像を
表示手段の画面に同時に並列表示させる。画像ページン
グ手段は、断層撮影ごとの複数枚のCT画像を、それら
のCT画像の撮影時の天板位置が天板長手方向の順に変
化するようにページングして表示手段の画面にそのペー
ジング順に切り替え表示させる。画像天板位置合致調整
手段は、表示手段の画面に同時に並列表示される別々の
断層撮影の各CT画像を、それらの撮影時の天板位置が
同一となるように、画像ページング手段のページング順
を調整する。したがって、単にページングを行うだけ
で、別々の断層撮影で得られた各CT画像を、それらの
撮影時の天板位置を一致させた状態で、自動的に表示手
段の画面に同時に並列表示させることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】続いて、この発明の医用断層撮影
装置に係る一実施例としてのX線CT装置について図面
を参照しながら説明する。
【0013】〔第1実施例〕図1は第1実施例のX線C
T装置の全体構成を示すブロック図であり、図2および
図3は、それぞれ、第1実施例装置によるX線断層撮影
の一例を実行する時の撮影台側の状況を示す概略図であ
る。
【0014】第1実施例のX線CT装置は、図1に示す
ように、X線ファンビームFXを被検体Mに照射するX
線管1と、多数のX線検出素子2aがX線ファンビーム
FXの広がり方向(横への広がり)にライン状に配列さ
れているとともにX線ファンビームFXの照射に伴って
X線検出データ(プロファイルデータ)を出力する多チ
ャンネル型のX線検出器2とが被検体Mを挟んで対向す
るようにして配設されたX線撮像機構3と、X線管1及
びX線検出器2を対向配置状態を維持したまま被検体M
の体軸Z周りに回転させる撮像機構回転駆動部4とがガ
ントリGに配設されている。さらに、このX線CT装置
は、被検体Mを載置したままでX線管1とX線検出器2
との間を通りながら被検体Mの体軸Zの方向(紙面と垂
直な方向)に移動させられてガントリGを出入りする天
板5が配設されている。
【0015】そして、第1実施例のX線CT装置による
X線断層撮影がおこなわれる場合、天板5が被検体Mの
体軸Zの方向に移動するのに伴って天板5におけるX線
ファンビームFXの照射位置(天板位置)が天板長手方
向に変化していく。例えば、X線管1及びX線検出器2
は、図2,図3に示すように、天板長手方向に例えば一
定のピッチ間隔d1で並ぶ各天板位置J0 ,J1 ,・・
・,Jn-1 ,Jn 、或いは天板長手方向に例えばピッチ
間隔d1の半分の一定のピッチ間隔d2(=d1/2)
で並ぶ各天板位置K0 ,K1 ,・・・,K2n-1,K2n
おいて、被検体Mの体軸Z周りに回転させられるととも
に、X線管1からX線ファンビームFXが照射されるの
に伴ってX線検出器2からX線検出データが出力される
ことになる。さらに、このX線CT装置の後段では、X
線検出器2から出力されるX線検出データに基づき画像
再構成が行われて、各天板位置J0 〜Jn に対応する被
検体Mの関心部位のスライス断面MJ0〜MJn、および、
各天板位置K0 〜K2nに対応する被検体Mの関心部位の
スライス断面MK0〜MK2n に対応するX線CT画像がそ
れぞれ作成されるよう構成されている。
【0016】すなわち、第1実施例のX線CT装置によ
り、図2,図3に示すようにしてX線断層撮影を行う
と、天板長手方向に並ぶ各天板位置J0 〜Jn や各天板
位置K 0 〜K2nでのX線CT画像がそれぞれ得られる。
つまり、天板位置J0 〜Jn および天板位置K0 〜K2n
は、被検体Mの関心部位における撮影位置に対応してい
る。なお、これら天板位置J0 〜Jn や天板位置K0
2nは、撮影の準備段階において、オペレータにより予
め撮影計画(スライス計画とも言う)として設定され、
そして、この撮影計画に従ってX線断層撮影が行われる
ことになる。具体的には、X線ファンビームFXの照射
位置が、各天板位置J0 〜Jn 或いは各天板位置K0
2nに達する毎に、X線管1およびX線検出器2が被検
体Mの体軸Z周りに回転されるとともに、X線管1から
のX線ファンビームFXの照射とX線検出器2によるX
線検出データの出力とが行われていくのである。
【0017】なお、図3のX線断層撮影の場合は、ピッ
チ間隔d2がピッチ間隔d1の半分であるので、図2の
X線断層撮影の場合の2倍の数のX線CT画像が得られ
る精緻な断層撮影が行われる。例えば、造影剤を用いる
X線断層撮影の場合、被検体の同一部位に対して造影剤
注入前と造影剤注入後の2回のX線断層撮影が行われる
が、造影剤注入後は造影剤注入前よりも細かなピッチ間
隔で断層撮影が行われるのが普通であるので、造影剤注
入前は、図2に示すようにピッチ間隔d1でX線CT画
像を得るX線断層撮影を行い、造影剤注入後は、図3に
示すように倍の細かさのピッチ間隔d2でX線CT画像
を得るX線断層撮影が行われる。
【0018】続いて、以下に、第1実施例のX線CT装
置の各部の構成について具体的に説明する。
【0019】X線撮像機構3は、図1に示すように、ガ
ントリGの内側におけるX線管1の前方の位置にX線ビ
ーム整形用のコリメータ1aを備えている。このコリメ
ータ1aによって、X線管1から放出されるX線ビーム
が所望のファン(扇状)の形に整えられる構成となって
いる。また、ガントリGの開口前縁の右と真上の位置に
は、天板位置の基準となる位置(天板基準位置)を設定
する為の投光器L1,L2が配設されている。第1実施
例の装置の場合、天板基準位置の設定の際は、オペレー
タが、被検体Mの上の天板基準位置として適当な位置に
両投光器L1,L2の光の交点がくるように天板1を移
動させておいてから、天板基準位置設定用のスイッチ
(図示省略)を押す。そして、第1実施例の装置の場
合、スイッチが押された時の両投光器L1,L2の光の
交点の位置に対応する天板5の位置が、天板位置の原点
(0mm)に相当する天板基準位置として制御側(後述
する撮影台側制御部10や主制御部15)に取り込まれ
る構成となっている。
【0020】X線検出器2は、複数個(例えば、100
0個)のX線検出素子2aがX線ファンビームFXの広
がり方向にライン状に1列で配列されている。つまり、
X線検出器2は1000チャンネルのものである。この
ように、このX線CT装置は、シングルスライスタイプ
のX線検出器2を採用しているが、X線ファンビームF
Xの広がり方向にライン状に複数個配列させたX線検出
素子2aの列をX線ファンビームFXの厚み方向(被検
体Mの体軸Zの方向)に複数列配設させたX線検出器、
いわゆるマルチスライスタイプのX線検出器を採用した
装置構成としても良い。
【0021】撮像機構回転駆動部4は、図1に示すよう
に、モータ6の回転力がプーリ7及びベルト8を介して
伝達されるのに伴ってこの回転リング9を回転させるよ
うに構成されている。X線撮像機構3のX線管1及びX
線検出器2は、回転リング9に固定されており、モータ
6の正転又は逆転により回転リング9が連動して回転す
るのに従い、X線管1とX線検出器2とが被検体Mの体
軸Z周りに回転する。なお、この撮像機構回転駆動部4
は、撮影台側制御部10に設けられている撮像機構制御
部11のコントロールにより必要な回転駆動動作を実行
するよう構成されている。
【0022】また、照射制御部12は、撮影台側制御部
10に設けられており、高電圧発生器12aなどを含ん
でいる。照射制御部12は、主制御部15からの設定照
射条件に従って、高電圧発生器12aのX線管1への管
電圧・管電流等を制御する。X線管1からのX線ファン
ビームFXの照射に伴ってX線検出器2から出力される
X線検出データは、データ収集部(DAS)16により
収集されてディジタル変換された上で後段(データ処理
部17)へ出力される。
【0023】さらに、天板5は、撮影台側制御部10に
設けられている天板駆動部13のコントロールにより、
被検体Mの体軸Zの方向に往復移動させられて、X線フ
ァンビームFXの照射位置を、設定された各天板位置J
0 〜Jn や各天板位置K0 〜K2nの順に通過して行くよ
う構成されている。なお、撮像機構制御部11や照射制
御部12あるいは天板駆動部13のコントロールは、操
作卓やマウスなどの入力用機器14等からの入力操作や
撮影進行状況に応じて主制御部15から適時に送出され
る指令信号などに従って実行される構成となっている。
【0024】一方、第1実施例のX線CT装置は、デー
タ収集部16の後段にX線検出データに基づきX線CT
画像を作成するデータ処理を行うデータ処理部17を備
えている。このデータ処理部17は、収集されるディジ
タル信号のX線検出データを記憶するX線検出データメ
モリ18と、X線検出データに基づき画像再構成を実行
してX線CT画像用の再構成画像を作成する画像再構成
部19と、X線CT画像用の再構成画像を記憶するCT
画像メモリ20と、撮影領域設定用画像である透過X線
画像を記憶する透過画像メモリ21とを備えている。
【0025】さらに、データ処理部17の後段には、透
過X線画像や最終的に得られるX線CT画像を画像表示
制御部22を介して表示する表示用モニタ23や、X線
CT画像をシートに印刷して出力する画像焼付け器24
なども配設されている。
【0026】次に、天板位置J0 〜Jn や天板位置K0
〜K2nの設定について説明する。第1実施例の装置の場
合、前述したように両投光器L1,L2などを用いてセ
ットされた天板基準位置を原点とし、スライス開始位置
およびスライス断面の数(天板位置の数)とピッチ間隔
(ピッチ間隔d1またはピッチ間隔d2)を、入力機器
14からオペレータが入力することで、例えば図2およ
び図3に示すような天板位置J0 〜Jn や天板位置K0
〜K2nが設定される構成となっている。通常、最初にX
線CT画像が得られる天板位置J0 ,K0 は天板基準位
置に設定されることが多いが、必ずしも天板位置J0
0 は天板基準位置ではなくてもよいし、天板位置J0
と天板位置K0 は同一位置である必要もないが、ここで
は天板位置J0 ,K0 がともに天板基準位置に設定され
ているとして説明する。
【0027】また、第1実施例の装置の場合、撮影計画
を設定する際は、表示用モニタ23の画面に撮影領域設
定用画像である透過X線画像を表示させた状態にし、こ
の表示用モニタ23の画面に、天板基準位置や天板位置
0 〜Jn 或いは天板位置K 0 〜K2nも表示させるよう
にしておいて、オペレータが入力機器14を操作するこ
とで、上記の天板位置などを表示用モニタ23の画面上
で設定することもできるようになっている。
【0028】さらに、画像表示制御部22は、図4に示
すように、別々のX線断層撮影で得られたX線CT画像
PA,PBを表示用モニタ23の画面に同時に並列表示
するように構成されている。この時、表示用モニタ23
の画面には各X線CT画像PA,PBの天板位置を示す
データも表示される。
【0029】さらに、第1実施例のX線CT装置は、断
層撮影ごとの複数枚のX線CT画像を、それらのX線C
T画像の撮影時の天板位置が天板長手方向の順に変化す
るようにページングして表示モニタ23の画面にそのペ
ージング順に切り替え指示に応じて切り替えて表示させ
る画像ページング部25と、表示用モニタ23の画面に
同時に並列表示される別々の断層撮影の各X線CT画像
を、それらの撮影時の天板位置が同一であるものとなる
ように、画像ページング部25のページング順を調整す
る画像撮影位置合致部26とを備えている。第1実施例
のX線CT装置は、この画像ページング部25と画像撮
影位置合致部26とを備えている点を構成上の顕著な特
徴としている。以下、この構成上の顕著な特徴について
具体的に説明する。なお、上述した画像ページング部2
5が本発明における画像ページング手段に相当し、上述
した画像撮影位置合致部26が本発明における画像天板
位置合致調整手段に相当する。
【0030】オペレータは、図4に示すように、表示用
モニタ23の画面に表示されるページング用の画面スイ
ッチSWA又は画面スイッチSWBを入力機器14によ
りクリックしてページング操作を行うと、画像ページン
グ部25によるページングが行われ、表示用モニタ23
の画面に表示されているX線CT画像PA,PBが撮影
時の天板位置が天板長手方向に順に変化するようにして
切り替えられる。そして、X線CT画像PA,PBが切
り替えられる際、画像撮影位置合致部26により、同時
に並列表示されるX線CT画像PA,PBを、それらの
撮影時の天板位置が同一であるものとなるように、画像
ページング部25のページング順が調整され、同時に並
列表示される断層撮影ごとのX線CT画像PA,PBの
天板位置が自動的に同一となり、表示用モニタ23の画
面に別々のX線断層撮影で得られたCT画像が天板位置
が一致した状態で同時に並列表示される。なお、ページ
ング用の画面スイッチSWAをクリックすると撮影順の
方向にページングが行われ、ページング用の画面スイッ
チSWBをクリックすると撮影順とは逆の方向にページ
ングが行われる。
【0031】加えて、第1実施例のX線CT装置では、
図5に示すように、別々のX線断層撮影において同一の
天板位置で得られたX線CT画像だけが選択されて表示
用モニタ23の画面に同時に並列表示される構成となっ
ている。つまり、最初のページング(0回目のページン
グ)において、天板位置J0 でのX線CT画像PA
J0と、天板位置K0 でのX線CT画像PBK0とが表示用
モニタ23の画面に同時に並列表示されるが、以後はペ
ージングが続く限り、i回目(ここではi=1,2,
3,4,・・・≦n)のページングにおいて、天板位置
i でのX線CT画像PAJiと、一つ飛びの天板位置K
2iでのX線CT画像PBK2i とが、順番に表示用モニタ
23の画面に同時に並列表示される構成となっているの
である。
【0032】また、上の説明ではページング毎に撮影順
の方向に画面が切り替わる構成であったが、最初は天板
位置Jn でのX線CT画像PAJnと、天板位置K2nでの
X線CT画像PBK2n とが表示用モニタ23の画面に同
時に並列表示され、以後はページング毎に撮影順とは逆
の方向に画面が切り替えられることも出来る構成となっ
ていてもよい。さらに、天板位置が同一のX線CT画像
を同時に並列表示される天板位置の範囲を、入力機器1
4により予め一部に限ることも可能な構成となっていて
もよい。
【0033】なお、この第1実施例の説明では、造影剤
投入前と後の両X線断層撮影とも、最初にX線CT画像
を得る時の天板位置J0 ,K0 が共に天板基準位置にあ
って同一であったが、天板位置J0 ,K0 は必ずしも天
板基準位置でなくてもよいし、同一でなくてもよい。例
えば、図6(a)に具体的に示すように、造影剤投入前
のX線断層撮影では、X線CT画像を得る時の天板位置
を、例えば基準位置から5mm前方である位置、並び
に、ピッチ間隔d1を例えば10mmとし以後基準位置
から10mm送りごとの位置とし、また、図6(b)に
具体的に示すように、造影剤投入後のX線断層撮影で
は、X線CT画像を得る時の天板位置を、例えば基準位
置、並びに、ピッチ間隔d2を5mmとし以後基準位置
から5mm送りごとの位置とするなどとしても良い。こ
の場合、ページングの進行に伴って、表示用モニタ23
の画面に同時に並列表示される造影剤投入前と後のX線
断層撮影でのX線CT画像の各天板位置は、図7に示す
通りとなる。すなわち、天板位置が5mm,15mm,
25mm,・・・である造影剤投入前と後のX線CT画
像が、ページングの進行に伴って、表示用モニタ23の
画面に同時に並列表示されることになる。
【0034】続いて、以上に述べた構成を有する第1実
施例のX線CT装置により造影剤を用いるX線断層撮影
を実行する時の進行プロセスを、図面を参照しながら説
明する。図8は第1実施例装置によるX線断層撮影の際
の進行プロセスを示すフローチャートである。以下の説
明では、被検体Mは天板5に載せられて撮影位置へセッ
トされた段階から説明する。
【0035】〔ステップS1〕オペレータは、天板基準
位置およびX線CT画像を得る天板位置(例えば、天板
位置J0 〜Jn と天板位置K0 〜K2n)を設定する。
【0036】〔ステップS2〕造影剤注入前のX線断層
撮影が先ずおこなわれ、各天板位置J0 〜Jn でのX線
CT画像が得られてCT画像メモリ20に記憶される。
【0037】〔ステップS3〕被検体Mに造影剤が注入
される。
【0038】〔ステップS4〕造影剤注入後のX線断層
撮影がおこなわれ、各天板位置K0〜K2nでのX線CT
画像が得られてCT画像メモリ20に記憶される。
【0039】〔ステップS5〕天板位置J0 でのX線C
T画像PAJ0と、天板位置K0 でのX線CT画像PBK0
とが、表示用モニタ23の画面に同時に並列表示され
る。
【0040】〔ステップS6〕ページングが続く限り、
i回目(i=1,2,3,・・・≦n)のページングに
おいて、ページング毎に天板位置Ji でのX線CT画像
PA Jiと天板位置K2iでのX線CT画像PBK2i とが、
表示用モニタ23の画面に同時に並列表示される。ペー
ジングを続けない場合は次のステップS7へ進む。
【0041】〔ステップS7〕比較観察などにより必要
と判定されるX線CT画像を画像焼付け器24で印刷し
て出力するなどすれば、撮影は全て完了することにな
る。
【0042】以上のように、第1実施例のX線CT装置
の場合、単にページングを行うだけで、表示用モニタ2
3の画面に同時に並列表示される別々のX線断層撮影の
各X線CT画像を、それらの撮影時の天板位置が同一で
あるものとなるように自動的に調整されるので、別々の
断層撮影のX線CT画像を天板位置が一致した状態で同
時に並列表示させることが容易となる。また、画像ペー
ジング部25によるページングの場合、表示用モニタ2
3の画面に表示されているX線CT画像は撮影時の天板
位置が天板長手方向に順に変化するようにして切り替え
られるので、表示用モニタ23の画面でのX線CT画像
の表示順序がページングに伴って乱れることもない。
【0043】〔第2実施例〕続いて、第2実施例に係る
X線CT装置を説明する。第2実施例のX線CT装置
は、表示用モニタ23の画面に同時に並列表示される別
々のX線断層撮影の各X線CT画像の天板位置を比較
し、ページング方向で見て天板位置が進んでいるX線C
T画像の方はページングによって切り替えられずにその
まま表示され続け、ページング方向で見て天板位置が遅
れているX線CT画像の方だけがページングによって次
の画像に切り替えられるとともに、同時に並列表示され
たX線CT画像の天板位置が一致した時は、次のページ
ングによって両方のX線CT画像が次の画像に切り替え
られるように、画像ページング部25のページング順を
画像撮影位置合致部26により調整するよう構成されて
いる点(特徴点)以外については、前述の第1実施例と
同様の構成であり、前述の第1実施例と共通する点の説
明は省略するものとし、相違点である上述の特徴点のみ
を詳細に説明するものとする。
【0044】なお、撮影順の方向にページングが行われ
る場合は、表示用モニタ23の画面に同時に並列表示さ
れる別々のX線断層撮影の各X線CT画像の天板位置を
比較し、ページングする際に、ページング方向で見て天
板位置が進んでいるX線CT画像の表示を維持し、ペー
ジング方向で見て天板位置が遅れているX線CT画像を
次の天板位置におけるX線CT画像に切り替えるように
している。この場合は、図5に示すように、例えば天板
位置J2 は、ページング方向で見て天板位置J 1 よりも
進んでいることになるし、天板位置K3 よりも進んでい
ることにもなる。
【0045】また、撮影順とは逆の方向にページングが
行われる場合は、表示用モニタ23の画面に同時に並列
表示される別々のX線断層撮影の各X線CT画像の天板
位置を比較し、ページングする際に、ページング方向で
見て天板位置が進んでいるX線CT画像の表示を維持
し、ページング方向で見て天板位置が遅れているX線C
T画像を次の天板位置におけるX線CT画像に切り替え
るようにしている。この場合は、図5に示すように、例
えば天板位置J2 は、ページング方向で見て天板位置J
3 よりも進んでいることになるし、天板位置K5 よりも
進んでいることにもなる。
【0046】第2実施例の装置では、同時表示開始時
は、別々のX線断層撮影においてそれぞれ最初に得られ
たX線CT画像が表示される。図5の場合のX線断層撮
影で言えば、撮影順の方向にページングが行われるとす
ると、図9に示すように、最初のページング(0回目の
ページング)で天板位置J0 でのX線CT画像PAJ0
天板位置K0 でのX線CT画像PBK0とが表示用モニタ
23の画面に同時に並列表示される。
【0047】次のページングが行われると、両X線CT
画像PAJ0,PBK0の天板位置は同一であるので、天板
位置J1 でのX線CT画像PAJ1および天板位置K1
のX線CT画像PBK1が表示用モニタ23の画面に同時
に並列表示される。
【0048】そして、次のページングが行われると、天
板位置J1 が天板位置K1 より進んでいるので、X線C
T画像PAJ1は切り替えられずそのままで、X線CT画
像PBK1だけが次のX線CT画像PBK2に切り替えられ
る結果、両X線CT画像PA J1,PBK1の天板位置が一
致することになる。
【0049】以後は、上記と同様に、図9に示すよう
に、ページングの進行に従って、天板位置Jn のX線C
T画像PAJnと天板位置K2nのX線CT画像PBk2n
が表示用モニタ23の画面に同時に並列表示されるまで
繰り返され、単なるページングだけで、別々のX線断層
撮影における天板位置が同一であるX線CT画像が自動
的に同時に並列表示される。
【0050】しかも、第2実施例装置の場合、単に天板
位置が同一のX線CT画像だけでなく、他のX線CT画
像も表示されるので、ページングによって全てのX線C
T画像を観察することができる。
【0051】なお、この第2実施例の説明では、造影剤
投入前と後の両X線断層撮影とも最初にX線CT画像を
得る時の天板位置J0 ,K0 がともに天板基準位置にあ
って同一であったが、第2実施例の装置においても、天
板位置J0 ,K0 は必ずしも天板基準位置でなくてもよ
いし、同一でなくてもよい。例えば、図6(a)に具体
的に示すように、造影剤投入前のX線断層撮影では、X
線CT画像を得る時の天板位置を、例えば基準位置から
5mm前方である位置、並びに、ピッチ間隔d1を例え
ば10mmとし以後基準位置から10mm送りごとの位
置とし、また、図6(b)に具体的に示すように、造影
剤投入後のX線断層撮影では、X線CT画像を得る時の
天板位置を、例えば基準位置、並びに、ピッチ間隔d2
を5mmとし以後基準位置から5mm送りごとの位置と
するなどとしても良い。この場合、ページングの進行に
伴って、表示用モニタ23の画面に同時に並列表示され
る造影剤投入前と後のX線断層撮影でのX線CT画像の
各天板位置は、図10に示す通りとなる。すなわち、奇
数回目のページングでは、天板位置が僅かに異なる造影
剤投入前と後のX線CT画像が、表示用モニタ23の画
面に同時に並列表示されているが、偶数回目のページン
グによって、天板位置が同一(天板位置が5mm,15
mm,25mm,・・・)である造影剤投入前と後のX
線CT画像が、表示用モニタ23の画面に同時に並列表
示されることになる。
【0052】この発明は、上記実施の形態に限られるこ
とはなく、下記のように変形実施することができる。 (1)上述した各実施例装置では、二つのX線断層撮影
のX線CT画像を同時表示する構成であったが、三つの
X線断層撮影あるいは四つ以上のX線断層撮影で得られ
たX線CT画像を表示用モニタの画面に同時に並列表示
する構成の装置が、変形例として挙げられる。
【0053】(2)第1実施例装置における別々のX線
断層撮影で得た天板位置が同一のX線CT画像を同時に
並列表示する機能と、第2実施例装置における別々のX
線断層撮影で得た天板位置が同一のX線CT画像を同時
に並列表示する機能とが選択可能に備えられている装置
が、変形例として挙げられる。
【0054】(3)各実施例装置では天板5が移動する
ことにより天板位置が変化する構成であったが、X線撮
像機構3が移動することにより天板位置が変化する構成
の装置が、変形例として挙げられる。
【0055】(4)この発明の医用断層撮影装置は、上
記の各実施例のようなX線CT装置に限られることはな
く、例えばMRI装置などのX線を使わない装置であっ
てもよい。
【0056】
【発明の効果】以上に詳述したように、この発明に係る
医用断層撮影装置によれば、天板に載置された被検体の
関心部位について天板長手方向における複数箇所の天板
位置でのCT画像を得る断層撮影を同一関心部位に対し
て複数回行うことで、各断層撮影ごとに複数枚のCT画
像を取得し、別々の断層撮影の各CT画像を表示手段の
画面に同時に並列表示させる医用断層撮影装置におい
て、断層撮影ごとの複数枚のCT画像を、それらのCT
画像の撮影時の天板位置が天板長手方向の順に変化する
ようにページングして表示手段の画面にそのページング
順に切り替え表示させる画像ページング手段と、表示手
段の画面に同時に並列表示される別々の断層撮影の各C
T画像を、それらの撮影時の天板位置が同一となるよう
に、画像ページング手段のページング順を調整する画像
天板位置合致調整手段とを備えているので、単にページ
ングを行うだけで、表示手段に並列表示される別々の断
層撮影の各CT画像を、撮影時の天板位置が同一である
ものとなるように自動的に調整でき、別々の断層撮影の
各CT画像を天板位置が一致した状態で表示手段に同時
に並列表示させることが容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例のX線CT装置の全体構成を示すブ
ロック図である。
【図2】第1実施例装置によるX線断層撮影の一例を実
行する時の撮影台側の状況を示す概略図である。
【図3】第1実施例装置によるX線断層撮影の他の一例
を実行する時の撮影台側の状況を示す概略図である。
【図4】第1実施例装置による別々のX線断層撮影で得
たX線CT画像を同時表示した表示用モニタの画面例を
示す模式図である。
【図5】造影剤投入前と後のX線断層撮影での天板位置
を示す模式図である。
【図6】(a),(b)は造影剤投入前と後のX線断層
撮影での具体的な天板位置を示す模式図である。
【図7】ページングに伴って同時表示されるX線CT画
像の天板位置を示す模式図である。
【図8】第1実施例装置によるX線断層撮影の際の進行
プロセスを示すフローチャートである。
【図9】ページングに伴って同時表示される別々のX線
断層撮影のX線CT画像を順番に示す模式図である。
【図10】ページングに伴って同時表示される別々のX
線断層撮影のX線CT画像の具体的な天板位置を示す模
式図である。
【図11】従来のX線CT装置のX線撮像機構を示す概
略図である。
【図12】従来のX線CT装置によるX線断層撮影実行
時の撮影台側の状況を示す概略図である。
【図13】従来のX線CT装置による別々のX線断層撮
影で得たX線CT画像を同時表示した表示用モニタの画
面例を示す模式図である。
【符号の説明】
5 … 天板 23 … 表示用モニタ(表示手段) 25 … 画像ページング部(画像ページング手段) 26 … 画像撮影位置合致部(画像撮影位置合致調整
手段) J0 〜Jn … 天板位置 K0 〜K2n … 天板位置 M … 被検体 PA,PB … X線CT画像
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山下 義徳 京都市中京区西ノ京桑原町1番地 株式会 社島津製作所内 Fターム(参考) 4C093 AA22 AA24 CA16 FF37 FG20

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天板に載置された被検体の関心部位につ
    いて天板長手方向における複数箇所の天板位置でのCT
    画像を得る断層撮影を同一関心部位に対して複数回行う
    ことで、各断層撮影ごとに複数枚のCT画像を取得し、
    別々の断層撮影の各CT画像を表示手段の画面に同時に
    並列表示させる医用断層撮影装置において、(a)断層
    撮影ごとの複数枚のCT画像を、それらのCT画像の撮
    影時の天板位置が天板長手方向の順に変化するようにペ
    ージングして前記表示手段の画面にそのページング順に
    切り替え表示させる画像ページング手段と、(b)前記
    表示手段の画面に同時に並列表示される別々の断層撮影
    の各CT画像について、それらの撮影時の天板位置が同
    一となるように、前記画像ページング手段のページング
    順を調整する画像天板位置合致調整手段とを備えている
    ことを特徴とする医用断層撮影装置。
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