JP2002209002A - 折畳式携帯電話機 - Google Patents

折畳式携帯電話機

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JP2002209002A
JP2002209002A JP2001375709A JP2001375709A JP2002209002A JP 2002209002 A JP2002209002 A JP 2002209002A JP 2001375709 A JP2001375709 A JP 2001375709A JP 2001375709 A JP2001375709 A JP 2001375709A JP 2002209002 A JP2002209002 A JP 2002209002A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 着信待ちの状態で胸ポケットに収容したまま
で電源スイッチの操作ができるとともに、着信状態を目
視で確認でき、また着信状態の認識が容易で使い勝手を
良くすることができる折畳式携帯電話機を提供する。 【解決手段】 第一の筐体1と、第二の筐体2と、前記
二つの筐体1,2をそれぞれ一方の端部で折畳み可能に
結合するヒンジ部5とを備えた折畳式携帯電話機におい
て、一方の筐体の端部にアンテナ14と着信表示手段1
0を備えたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話機の折畳
式携帯電話機に利用する。
【0002】
【従来の技術】図5は第一従来例の折畳式携帯電話機の
全体を示す図である。また図6は第二従来例の折畳式携
帯電話機の全体を示す図である。図7は従来例の折畳式
携帯電話機の胸ポケットへの収納状態を示す図である。
【0003】従来、折畳式携帯電話機は、図5に示すよ
うな構成であった。図5は電源スイッチ8が折畳式携帯
電話機を折畳んだ状態の側面に配置され、電源スイッチ
8の近傍に「オン」「オフ」の状態を示す確認手段9が
配置されている。また、この場合に着信の報知は表示部
4上の表示、またはこの表示の点滅、もしくは発音体開
口部7よりの着信音にて行っている。これらはあくまで
も図5(a)の状態、すなわち携帯電話の通話のために
開いた状態で、操作がしやすいこと、または表示が確認
しやすいことを配慮したためである。
【0004】また、図6に示すように電源スイッチ8が
キー操作部6と同じ操作面に配置され、この「オン」
「オフ」の状態や着信の状態などの表示は9、10のご
とくダイヤル番号表示部21の中の固定表示として配置
される場合も一般的である。符号7は筐体2の中に収容
された発音体の開口部であり、図6(a)の開いた状
態、図6(b)の畳んだ状態のいずれの状態でも音が出
るような構造となっている。
【0005】なお、図5および図6における符号1は少
なくとも受話器を収容する筐体、2は少なくとも送話器
を収容する筐体であり、5はヒンジ部である。また符号
13は受話器の開口部、3は送話器の開口部、14はア
ンテナである。
【0006】一般に折畳式携帯電話機の折畳構造は、そ
の携帯の便利さを意図したものである。すなわち、折畳
んで長さを短くすることによりたとえば図7のようにワ
イシャツの胸ポケット等への収納も可能となる。
【0007】また、一般に折畳式携帯電話機は図5
(b)および図6(b)のように折畳み、かつアンテナ
14を収納した状態でもある程度の受信感度が得られる
ように設計されている。このため図7のように折畳式携
帯電話機を胸ポケットに収納した状態で着信を待ってい
ることができる。このためには当然のことながら胸ポケ
ットに入れた状態で電源スイッチの「オン」「オフ」お
よびこれの確認ができ、また、着信があったことがわか
るのが望ましい。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来例の折畳式携帯電話機では、図5のように電源スイッ
チ8が横に設置されているので操作がしづらく、また
「オン」「オフ」状態の確認のためには、携帯電話機を
取出さなくてはならない欠点がある。また図6の例では
ポケットに入れた状態で電源スイッチの操作もこの確認
も不可能な問題がある。さらに図5においても図6にお
いても着信の有無をポケットに入れた状態では音で確認
する以外に不可能であるが、発音体の取付位置も上面に
無いので音圧が減衰する問題がある。一方このような携
帯電話では会議中などの着信音が他人の迷惑にならぬよ
う着信音を出さず、ランプの点灯、点滅などで着信を知
らせる方法も知られているが、図5および図6ともこれ
について配慮されていない問題がある。
【0009】以上のように従来の例では図7に示すよう
に携帯電話機を折畳んで収納性を良くしてあるものの、
ポケットに収納して着信を待っている状態での操作性お
よび状態を目視で確認することについては全く配慮され
ていない問題があった。
【0010】本発明は上記の問題を解決するもので、着
信待ちの状態で胸ポケットに収容した場合に収容したま
まで電源スイッチの操作ができるとともに、着信状態を
目視で確認でき、また着信状態の認識が容易で使い勝手
を良くすることができる折畳式携帯電話機を提供するこ
とを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、第一の筺体
と、第二の筺体と、前記二つの筺体をそれぞれ一方の端
部で折畳み可能に結合するヒンジ部とを備えた折畳式携
帯電話機において、一方の筐体の端部にアンテナと着信
表示手段を備えたことを特徴とする。
【0012】あるいは、一方の筐体の端部にアンテナと
発音体開口部を備えたことを特徴とする。あるいは、一
方の筐体の端部に着信表示手段と発音体開口部を備えた
ことを特徴とする。
【0013】あるいは、一方の筐体の端部にアンテナと
着信表示手段と発音体開口部を備えたことを特徴とす
る。
【0014】あるいは、一方の筐体の端部にアンテナを
備え、他方の筐体の端部に着信表示手段を備えたことを
特徴とする。あるいは、一方の筐体の端部にアンテナを
備え、他方の筐体の端部に発音体開口部を備えたことを
特徴とする。あるいは、一方の筐体の端部に着信表示手
段を備え、他方の筐体の端部に発音体開口部を備えたこ
とを特徴とする。
【0015】あるいは、一方の筐体の端部にアンテナと
着信表示手段を備え、他方の筐体の端部に発音体開口部
を備えたことを特徴とする。あるいは、一方の筐体の端
部にアンテナと発音体開口部を備え、他方の筐体の端部
に着信表示手段を備えたことを特徴とする。あるいは、
一方の筐体の端部にアンテナを備え、他方の筐体の端部
に着信表示手段と発音体開口部を備えたことを特徴とす
る。
【0016】又、第一の筐体は受話器を収容しても良
い。又、第二の筺体は送話器を収容しても良い。
【0017】二つの筐体が折畳まれたときにヒンジ部に
対して遠端となる二つの筐体の何れかの一方の端部の面
上に電源スイッチ、この電源スイッチの「オン」「オ
フ」の確認手段および着信表示手段を設けてあるので、
胸ポケットに入れたままで、電源スイッチの操作をし、
「オン」「オフ」の確認および着信を知ることができ
る。
【0018】また、二つの筐体が折畳まれたときに上記
ヒンジ部に対して遠端となる筐体の一方の端部の面上に
アンテナを設けることにより胸ポケットに収納しやすく
できる。
【0019】二つの筐体が折畳まれたときにヒンジ部に
対して遠端となる二つの筐体の何れかの一方の端部の面
上に発音体開口部を設ける場合もある。
【0020】以上により着信待ちの状態で胸ポケットに
収容した場合に収容したままで電源スイッチの操作がで
きるときにも、電源スイッチの「オン」「オフ」状態お
よび着信状態を目視で確認でき、また、着信時の発音の
減衰も小さくなり、使い勝手を良くすることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態の一例を図面
を参照して説明する。
【0022】図1は本発明の第一実施例の折畳式携帯電
話機の全体図である。図1において、折畳式携帯電話機
は、受話器を収容する第一の筐体として筐体1と、送話
器を収容する第二の筐体として筐体2と、二つの筐体
1、2をそれぞれの一方の端部で折畳み可能に結合する
ヒンジ部5とを備える。また、筐体1は、表示部4およ
び受話器開口部13を備え、筐体2は、送話器開口部3
およびキー操作部6を備える。
【0023】ここで本発明の特徴とするところは、二つ
の筐体1、2が折畳まれたときにヒンジ部5に対して遠
端となる筐体2の他方の端部(遠端部12)の面上に電
源スイッチ8、電源スイッチ8の「オン」「オフ」の確
認手段9および着信表示手段10を備えたことにある。
【0024】また、二つの筐体1、2が折畳まれたとき
にヒンジ部5に対して遠端となる筐体2の他方の端部
(遠端部12)の面上に発音体開口部7を備える。
【0025】このような構成の折畳式携帯電話機の動作
について説明する。図4は本発明の折畳式携帯電話機の
胸ポケットへの収容状態を示す図である。
【0026】図1および図4において、電源スイッチ
8、電源スイッチ8の「オン」「オフ」の確認手段9お
よび着信表示手段10はヒンジ部5の遠端部11、12
にすべて設置されているので、折畳んで胸ポケットに収
納して着信待ちをする場合に、収納したまま電源スイッ
チ8の操作ができ、電源スイッチ8の「オン」「オフ」
および着信状態を目視により確認でき使いやすい。
【0027】また、発音体開口部7が遠端部12の側面
に設けられているので着信状態が良くわかる。
【0028】図2は本発明の第二実施例の折畳式携帯電
話機の全体を示す図である。図2において、アンテナ1
4が遠端部11の面上に設けられているので胸ポケット
に収容しやすくなっている。
【0029】図3は本発明の第三実施例の折畳式携帯電
話機の全体を示す図である。図3において、アンテナ1
4の他に発音体開口部7が遠端部11の面上に設けられ
ているので、音の減衰も少なくなりさらに使いやすくな
っている。発音体開口部7は遠端部12に設けられても
よい。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、着信待
ちの状態で胸ポケットに収容した場合に収容したままで
電源スイッチの操作ができ、かつ電源スイッチの「オ
ン」「オフ」状態および着信状態を目視により確認でき
使い勝手を良くできる優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例の折畳式携帯電話機の全体
を示す図。
【図2】本発明の第二実施例の折畳式携帯電話機の全体
を示す図。
【図3】本発明の第三実施例の折畳式携帯電話機の全体
を示す図。
【図4】本発明の折畳式携帯電話機の胸ポケットへの収
納状態を示す図。
【図5】第一従来例の折畳式携帯電話機の全体を示す
図。
【図6】第二従来例の折畳式携帯電話機の全体を示す
図。
【図7】従来例の折畳式携帯電話機の胸ポケットへの収
納状態を示す図。
【符号の説明】
1 受話器を収容する筐体 2 送話器を収容する筐体 3 送話器開口部 4 表示部 5 ヒンジ部 6 キー操作部 7 発音体開口部 8 電源スイッチ 9 電源スイッチの「オン」「オフ」状態の確認手段 10 着信表示手段 11、12 ヒンジ部からの遠端部 13 受話器開口部 14 アンテナ 21 ダイヤル番号表示部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K023 AA07 BB02 DD08 HH04 HH06 LL05 5K067 AA21 BB04 EE02 FF13 FF23 FF25 KK01 KK17

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第一の筺体と、第二の筺体と、前記二つ
    の筺体をそれぞれ一方の端部で折畳み可能に結合するヒ
    ンジ部とを備えた折畳式携帯電話機において、 一方の筐体の端部にアンテナと着信表示手段を備えたこ
    とを特徴とする折畳式携帯電話機。
  2. 【請求項2】 第一の筺体と、第二の筺体と、前記二つ
    の筺体をそれぞれ一方の端部で折畳み可能に結合するヒ
    ンジ部とを備えた折畳式携帯電話機において、 一方の筐体の端部にアンテナと発音体開口部を備えたこ
    とを特徴とする折畳式携帯電話機。
  3. 【請求項3】 第一の筺体と、第二の筺体と、前記二つ
    の筺体をそれぞれ一方の端部で折畳み可能に結合するヒ
    ンジ部とを備えた折畳式携帯電話機において、 一方の筐体の端部に着信表示手段と発音体開口部を備え
    たことを特徴とする折畳式携帯電話機。
  4. 【請求項4】 第一の筺体と、第二の筺体と、前記二つ
    の筺体をそれぞれ一方の端部で折畳み可能に結合するヒ
    ンジ部とを備えた折畳式携帯電話機において、 一方の筐体の端部にアンテナと着信表示手段と発音体開
    口部を備えたことを特徴とする折畳式携帯電話機。
  5. 【請求項5】 第一の筺体と、第二の筺体と、前記二つ
    の筺体をそれぞれ一方の端部で折畳み可能に結合するヒ
    ンジ部とを備えた折畳式携帯電話機において、 一方の筐体の端部にアンテナを備え、他方の筐体の端部
    に着信表示手段を備えたことを特徴とする折畳式携帯電
    話機。
  6. 【請求項6】 第一の筺体と、第二の筺体と、前記二つ
    の筺体をそれぞれ一方の端部で折畳み可能に結合するヒ
    ンジ部とを備えた折畳式携帯電話機において、 一方の筐体の端部にアンテナを備え、他方の筐体の端部
    に発音体開口部を備えたことを特徴とする折畳式携帯電
    話機。
  7. 【請求項7】 第一の筺体と、第二の筺体と、前記二つ
    の筺体をそれぞれ一方の端部で折畳み可能に結合するヒ
    ンジ部とを備えた折畳式携帯電話機において、 一方の筐体の端部に着信表示手段を備え、他方の筐体の
    端部に発音体開口部を備えたことを特徴とする折畳式携
    帯電話機。
  8. 【請求項8】 第一の筺体と、第二の筺体と、前記二つ
    の筺体をそれぞれ一方の端部で折畳み可能に結合するヒ
    ンジ部とを備えた折畳式携帯電話機において、 一方の筐体の端部にアンテナと着信表示手段を備え、他
    方の筐体の端部に発音体開口部を備えたことを特徴とす
    る折畳式携帯電話機。
  9. 【請求項9】 第一の筺体と、第二の筺体と、前記二つ
    の筺体をそれぞれ一方の端部で折畳み可能に結合するヒ
    ンジ部とを備えた折畳式携帯電話機において、 一方の筐体の端部にアンテナと発音体開口部を備え、他
    方の筐体の端部に着信表示手段を備えたことを特徴とす
    る折畳式携帯電話機。
  10. 【請求項10】 第一の筺体と、第二の筺体と、前記二
    つの筺体をそれぞれ一方の端部で折畳み可能に結合する
    ヒンジ部とを備えた折畳式携帯電話機において、 一方の筐体の端部にアンテナを備え、他方の筐体の端部
    に着信表示手段と発音体開口部を備えたことを特徴とす
    る折畳式携帯電話機。
  11. 【請求項11】 第一の筺体は受話器を収容する請求項
    1ないし10のいずれか記載の折畳式携帯電話機。
  12. 【請求項12】 第二の筺体は送話器を収容する請求項
    1ないし11のいずれか記載の折畳式携帯電話機。
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