JP4347780B2 - セパレート型携帯通信端末 - Google Patents

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Description

本発明は、本体ユニットとモニタユニットとが着脱可能なセパレート型携帯通信端末に関するものである。
近年、折り畳むことにより全体をコンパクトにして使用できる使い勝手の良い折り畳み式携帯通信端末が提供されるようになってきている。
具体的にこの種の折り畳み式携帯通信端末としては、操作部を備えた本体ユニットと、表示装置を備えたモニタユニットとを、開閉自在且つ回転自在に接続結合するための2軸ヒンジユニットから成る2軸式ヒンジ機構で連結したものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−304316号公報
しかしながら、例えば、友人と通話しながらレストランを検索して店を決定する等といった、音声通話とパケット通信とを同時に利用できる所謂「マルチアクセス」サービスを利用する場合を想定すると、通話するときは、モニタユニットのスピーカに耳を当てるため表示装置を見ることができず、また、表示装置に表示させた地図を見る場合には相手の声を聞くことができない等といった問題点を有している。
また、携帯端末を持って圏外に入った後に、圏内に戻ってきた場合には、その圏外に入っているときにあった留守録を聞けたり、受信できなかったEメールを受信したりすることはできるものの、そのときにあった着信履歴を完全に知ることができない。
本発明は、このような課題に着目してなされたものであって、主たる目的は、「マルチアクセス」サービスのように、音声通話とパケット通信とを同時に行うような場合でも不都合なく使用でき、又、圏内外に関わらず着信履歴を略完全に知り得るといった高性能なセパレート型携帯通信端末を提供することにある。
すなわち、本発明のセパレート型携帯通信端末は、通信に係る主たる操作を受け付ける操作ボタンを備えた本体ユニットと、通信に係るデータを表示する主表示装置を備えたモニタユニットとを具備し、これら本体ユニットとモニタユニットとを、互いに係合又は係合解除し得る係合部及び被係合部を用いて着脱可能に構成するとともに、両ユニット間の通信を、その係合状態に関わらず無線にて行うようにしたものであって、基地局等を介して通信先との無線通信を行うための対通信先用通信手段と、基地局との通信が可能なエリアにあるか否かの通信状態を判定するための通信状態判定手段とを、各ユニットに1つずつ設け、前記通信状態判定手段が、両ユニットとも通信先と通信可能な状態にあると判定した際に、いずれか一方のユニットに設けた対通信先用通信手段を有効に動作させるように構成していることを特徴とする。
このようなものであれば、本体ユニットとモニタユニットとを別々にして使用できるので、例えば、上述した「マルチアクセス」サービスを利用する場合でも、モニタユニットのスピーカに耳を当てて相手の声を聞きながら、主表示装置に表示させた地図を見ることができる。
また、使用者が圏外に入ってしまうような場合でも、本体ユニット又はモニタユニットのいずれか一方を圏内に置いておけば、置いておいたユニットで着信を受けることもできる。
さらに、両ユニットとも圏内にある場合には、いずれか一方のユニットの対通信先用通信手段が動作するように構成しているので、基地局との交信が無用に複雑化することも無い。
すなわち、「マルチアクセス」サービスのように、音声通話とパケット通信とを同時に行うような場合でも不都合なく使用でき、又、圏内外に関わらず着信履歴を略完全に知り得、しかも、基地局との交信が無用に複雑化することも無い、といった高性能なセパレート型携帯通信端末を提供することができる。
通信先から着信があった旨を好適に知るには、前記本体ユニット又はモニタユニットが、通信先から着信があった旨を前記主表示装置に表示させる着信表示手段を具備していることが好ましい。
より、使い勝手を良くするには、前記本体ユニットが、通信に係るデータを表示するための副表示装置を具備することが望ましい。
前記係合部と被係合部とが、相互に回転動作することにより、係合又は係合解除するものであれば、ユニット同士を簡単な動作で着脱でき、取り扱いやすい。
前記被係合部が、電気コンセントから電気エネルギの供給を受け得るプラグ状のものであれば、各ユニットを単独使用して電池切れになった場合でも、これに好適に対応できる。
このとき、前記被係合部が、モニタユニットに収納される収納位置と、その先端部がモニタユニットから突出した突出位置とに選択的に位置付け可能なものであれば、被係合部が使用の妨げになることを好適に防止できる。
本発明の望ましい態様としては、前記係合部と被係合部とが、モニタユニットを、モニタユニットの主表示装置を備える面及び本体ユニットの操作ボタンを備える面とを対面閉塞させた閉塞位置と、この閉塞位置から180度反転させた開成位置とに位置付け可能な回転二軸型構造を有していることが望ましい。
両ユニットを別々に使用する際等の使い勝手をより良くするには、前記主表示装置が、タッチパネル式のものであることが好ましい。
前記本体ユニットが、音声通話などに用いるイヤホン及びそのコードを巻き取って収容するイヤホン収容部を備えているのであれば、両ユニットを係合させて使用する際に、イヤホンが邪魔にならなず、好適に使用できる。
前記通信状態判定手段で基地局からの電波が強いと判定されたユニットの対通信先用通信手段を、有効に動作させるように構成しているのであれば、例えば、基地局からの電波がいずれか一方のユニット側で弱い場合でも、強い方のユニット側で有効に通信できる。
以上説明したように本発明のセパレート型携帯通信端末によれば、本体ユニットとモニタユニットとを別々にして使用できるので、例えば、「マルチアクセス」サービスを利用する場合でも、モニタユニットのスピーカに耳を当てて相手の声を聞きながら、主表示装置に表示させた地図を見ることができる。
また、使用者が圏外に入ってしまうような場合でも、本体ユニット又はモニタユニットのいずれか一方を圏内に置いておけば、置いておいたユニットで着信を受けることもできる。
さらに、両ユニットとも圏内にある場合には、いずれか一方のユニットの対通信先用通信手段が動作するように構成しているので、基地局との交信が無用に複雑化することも無い。
すなわち、「マルチアクセス」サービスのように、音声通話とパケット通信とを同時に行うような場合でも不都合なく使用でき、又、圏内外に関わらず着信履歴を略完全に知り得、しかも、基地局との交信が無用に複雑化することも無い、といった高性能なセパレート型携帯通信端末を提供することができる。
以下、本発明の一実施形態を、図面を参照して説明する。
本発明に係るセパレート型携帯通信端末Zは、図1、図2に示すように、通信に係る主たる操作を受け付ける操作ボタン102を備えた本体ユニット1と、この本体ユニット1に対して着脱可能であり且つ通信に係るデータを表示するタッチパネル式の主表示装置203を備えたモニタユニット2とを具備するものであって、本体ユニット1とモニタユニット2間の通信を、略常時、Bluetooth(登録商標)やUWB等の短距離無線通信技術を利用して行うようにしている。以下、各部を説明する。
本体ユニット1は、図1、図2、図3に示すように、平面視略矩形状の本体側筐体11と、この本体側筐体11の内部に設けた本体側制御部101と、前記本体側筐体11の上向き面に設けた複数の操作ボタン102及び副表示装置103と、前記本体側筐体11の上端部に設けた対通信先用本体側アンテナ104と、前記本体側筐体11に内蔵した対他ユニット用本体側アンテナ105と、マイク106、音声通話などに用いるイヤホン(図示せず)を接続するための音声出力インタフェース107、イヤホン及びそのコード(図示せず)を巻き取って収容するイヤホン収容部108等とを備えるものである。
より具体的に、本体側筐体11は、その上端部に後述するモニタユニット2の被係合部K2と着脱可能に係合する係合部K1を備えてなる。
本体側制御部101は、図3に示すように、CPU101a、内部メモリ101b等を具備するものである。そしてこの本体側制御部101は、その内部メモリ101bに記憶されたプログラムにしたがって、前記CPU101aや周辺機器を作動し、図5に示すように、通信用情報記憶手段1a、本体側の対通信先用通信手段1b、本体側の通信状態判定手段1c、他ユニット接続検知手段1d、使用アンテナ選択手段1e、副表示手段1f、着信表示手段1g、本体側の対他ユニット用通信手段1h等としての機能を発揮する。
具体的には、通信用情報記憶手段1aは、通信先の電話番号や電子メールアドレス等の通信先と通信を行うための情報を記憶するものであって、前記内部メモリ101bの記憶領域に形成してなる。
本体側の対通信先用通信手段1bは、電話や電子メール等の通信を、基地局等を介して通信先と行うためのものであって、前記対通信先用本体側アンテナ104等を利用して構成している。なお、後述する使用アンテナ選択手段1eの使用アンテナ情報に基づいて、当該本体側の対通信先用通信手段1bの動作が制限され得る。
本体側の通信状態判定手段1cは、基地局(図示せず)から発信されるその位置信号の有無に基づいて、当該本体ユニット1が、基地局と通信可能なエリア(圏内)にあるか、或いは不可能なエリア(圏外)にあるかを判定するものである。
他ユニット接続検知手段1dは、モニタユニット2と接続されているか否かを検知するものである。なお、本実施形態では、検知方法に電気的に検知する方法を採用しているが、これに限らず、機械的に検知するようにしても良い。
使用アンテナ選択手段1eは、前記他ユニット接続検知手段1dの検知結果及び、前記本体側及び1c、モニタ側の通信状態判定手段2bの判定結果に基づいて、どちらの対通信先用通信手段1b、2aを有効に動作させるかを選択するものである。
具体的には、図6に示すように、両ユニット1、2とも圏内にある場合には、いずれか一方の対通信先用通信手段1b又は2aを有効に動作させ、他方の動作を無効にする。また、本体ユニット1が圏内にあり、モニタユニット2が圏外にある場合には、本体側の対通信先用通信手段1cを有効に動作させ、モニタ側の対通信先用通信手段2aの動作を無効にする。この反対の場合、すなわち、モニタユニット2が圏内にあり、本体ユニット1が圏外にある場合には、モニタ側の対通信先用通信手段2aを有効に動作させ、本体側の対通信先用通信手段1cの動作を無効にする。
副表示手段1fは、前記本体側の通信状態判定手段1cで判定された結果、すなわち、当該本体ユニット1が圏外にあるのか圏内にあるのかを前記副表示装置103に表示させるに加え、他ユニット接続検知手段1dで検知された結果、すなわち、当該本体ユニット1がモニタユニット2と接続された状態にあるのか接続解除された状態にあるのかを前記副表示装置103に表示させるものである。その他、通信用情報記憶手段1aに記憶している情報等を表示することは妨げない。
着信表示手段1gは、通信先から着信があった旨を、通信用情報記憶手段1aに記憶している電話番号等と共に、対他ユニット用通信手段1h等を介してモニタユニット2に送信し、モニタユニット2の主表示装置203にその旨等を表示させるものである。
なお、その旨等を、副表示装置103に表示させるようにしてもよい。
本体側の対他ユニット用通信手段1hは、使用アンテナ選択手段1eにより選択されたアンテナを示す使用アンテナ情報、通信先から着信があった旨、及び通信用情報記憶手段1aに記憶している電話番号等の通信に係る情報を、モニタユニット2に送信し、且つ、モニタユニット2が圏内にあるか否かを、後述するモニタユニット2のモニタ側の対他ユニット通信手段から受信するものであって、前記対他ユニット用本体側アンテナ105等を利用して構成している。
対通信先用本体側アンテナ104は、本実施形態では、使用時に本体側筐体11から引き出して使用するタイプのものとしているが、これに限られるものではない。
対他ユニット用本体側アンテナ105は、本実施形態では、本体側筐体11の全周壁の内側に沿って配されるコイル状のものとしているが、これに限られるものではない。なお、この対他ユニット用本体側アンテナ105と、後述する対他ユニット用モニタ側アンテナ205とが、Bluetooth(登録商標)やUWB等の短距離無線通信に用いられる。
イヤホン収容部108は、本体側筐体11の側壁に、イヤホン及びそのコードを出し入れ可能な開口部108aを有するものである。なお、本実施形態では、この開口部108aを閉塞又は開成させるための蓋部108bを設けている。
モニタユニット2は、図1、図2、図4に示すように、平面視略矩形状のモニタ側筐体21と、このモニタ側筐体21の内部に設けたモニタ側制御部201と、前記モニタ側筐体21の上向き面に設けた複数の操作ボタン202及び主表示装置203と、前記モニタ側筐体21に内蔵させた対通信先用モニタ側アンテナ204及び対他ユニット用モニタ側アンテナ205、マイク206、スピーカ207、カメラ208等とを備えるものである。
モニタ側筐体21は、その上端部に本体ユニット1の係合部K1と着脱可能に係合される被係合部K2を備えてなる。
なお、本実施形態では、被係合部K2を、電気コンセントから電気エネルギの供給を受け得るプラグ状のものとしている。
さらに、この被係合部K2が、ヒンジ動作によって、モニタユニット2に収納される収納位置Kxと、その先端部がモニタユニット2から突出した突出位置Kyとに選択的に位置付けられるように構成している。ここで突出位置Kyとは、該被係合部K2が、モニタ側筐体21の上向き面に対して略直角に起立する位置を言う。
そして、これら係合部K1と被係合部K2とが、相互に回転動作することにより、係合又は係合解除するに加え、互いに係合した状態で、モニタユニット2を、閉塞位置P1とこの閉塞位置P1から180度反転させた開成位置P2とに位置付け可能な回転二軸型構造を有するように構成している。ここで、閉塞位置P1とは、図2(e)に示すように、モニタユニット2の主表示装置203を備える面及び本体ユニット1の操作ボタン102を備える面とを対面閉塞させた位置を言い、開成位置P2とは、図2(f)に示すように、本体ユニット1及びモニタユニット2の係合させてない側を180度開成させた位置を言う。
モニタ側制御部201は、図4に示すように、CPU201a、内部メモリ201b等を具備するものである。そしてこのモニタ側制御部201は、その内部メモリ201bに記憶されたプログラムにしたがって、前記CPU201aや周辺機器を作動し、図5に示すように、モニタ側の対通信先用通信手段2a、モニタ側の通信状態判定手段2b、主表示手段2c、モニタ側の対他ユニット用通信手段2d等としての機能を発揮する。
モニタ側の対通信先用通信手段2aは、電話や電子メール等の通信を、基地局等を介して通信先と行うためのものであって、前記対通信先用モニタ側アンテナ204等を利用して構成している。なお、本体ユニット1から送信されてくる使用アンテナ情報に基づいて、当該モニタ側の対通信先用通信手段2aの動作が制限され得る。
モニタ側の通信状態判定手段2bは、基地局から発信されるその位置信号の有無に基づいて、当該モニタユニット2が、基地局と通信可能なエリア(圏内)にあるか、或いは不可能なエリア(圏外)にあるかを判定するものである。
主表示手段2cは、本体ユニット1から送信されてくる通信に係る情報に加え、当該モニタユニット2が圏内にあるか否かを主表示装置203に表示させるものである。
モニタ側の対他ユニット用通信手段2dは、モニタ側の通信状態判定手段2bで判定された判定結果等を、本体ユニット1に送信するに加え、本体ユニット1から送信される通信に係る情報及び使用アンテナ情報等を受信するものであって、前記対他ユニット用モニタ側アンテナ205等を利用して構成している。
対通信先用モニタ側アンテナ204及び対他ユニット用モニタ側アンテナ205には、本実施形態では、モニタ側筐体21に内蔵するタイプのものを採用しているが、対通信先用本体側アンテナ104のように、使用時に本体側筐体11から引き出して使用するタイプのものを採用してもよい。
以下、セパレート型携帯通信端末Zの使用方法を以下に説明する。
(1)本体ユニット1とモニタユニット2とを用いて通信をする方法。
図7に示すように、他ユニット接続検知手段1dが、両ユニットが接続中で無いと検知すれば(ステップS101)、各ユニットの通信状態判定手段1c、2bで圏内にあるか否かが判定される(ステップS102)。そして、判定結果が、本体ユニット1のみ又は両ユニットが圏内にあると示すものであれば(ステップS102)、使用アンテナ選択手段1eが、本体ユニット1の対通信先用通信手段1bのみを有効にし(ステップS103)、モニタユニット2のみが圏内にあると示すものであれば(ステップS102)、使用アンテナ選択手段1eが、モニタユニット2の対通信先用通信手段2aのみを有効にする(ステップS104)ように動作する。
そして、例えば、モニタユニット2が圏外にあり、本体ユニット1が圏内にある場合、ずなわち、本体ユニット1のみが通信先とし得る状態にある場合において、図8に示すように、通信先からの着信があれば(ステップS201)、本体側の対通信先用通信手段1bで受信した通信先の情報等を着信表示手段1gが、本体側の対他ユニット用通信手段1hを介してモニタユニット2に送信し(ステップS202)、着信のあった旨が、通信先の情報等と共に主表示装置203に表示される(ステップS203)。このとき、副表示装置103に表示されるようにすることを妨げない。
また、例えば、本体ユニット1が圏外にあり、モニタユニット2が圏内にある場合、ずなわち、モニタユニット2のみが通信先とし得る状態にある場合にもの同様に、主表示手段2cになどにより、着信のあった旨が主表示装置203に表示される。
(2)本体ユニット1とモニタユニット2とを接続する方法。
まず、本体ユニット1の操作ボタン102がある面と、モニタユニット2の主表示装置203がある面とを対向させつつ、本体ユニット1に対してモニタユニット2を90度に傾け、係合部K1と被係合部K2とを係合させる(図2(a))。そして、モニタユニット2を本体ユニット1に対して反時計回りに度回転させてゆき(図2(b)〜(d))、(a)に示す位置から270度回転させた状態にする(図2(e))。この状態から、係合していない側を180度開成させれば(図2(f))、本体ユニット1の操作ボタン102とモニタユニット2の主表示装置203とを使用端側に向けて使用することができる。
なお、図(a)の状態にすれば、本体ユニット1からモニタユニット2を簡単に取り外すことができる。
このように、本実施形態に係るセパレート型携帯通信端末Zによれば、本体ユニット1とモニタユニット2とを別々にして使用できるので、例えば、「マルチアクセス」サービスを利用する場合でも、モニタユニット2のスピーカに耳を当てて相手の声を聞きながら、主表示装置203に表示させた地図を見ることができる。
また、使用者が圏外に入ってしまうような場合でも、本体ユニット1又はモニタユニット2のいずれか一方を圏内に置いておけば、置いておいたユニットで着信を受けることもできる。
さらに、両ユニットとも圏内にある場合には、いずれか一方のユニットの対通信先用通信手段1b、2aが動作するように構成しているので、基地局との交信が無用に複雑化することも無い。
すなわち、「マルチアクセス」サービスのように、音声通話とパケット通信とを同時に行うような場合でも不都合なく使用でき、又、圏内外に関わらず着信履歴を略完全に知り得、しかも、基地局との交信が無用に複雑化することも無い、といった高性能なセパレート型携帯通信端末Zを提供することができる。
両ユニットが、対他ユニット用通信手段を具備すると共に、本体ユニット1が、通信先から着信があった旨を前記主表示装置203に表示させる着信表示手段1gを具備しているので、通信先から着信があった旨を好適に知ることができる。
本体ユニット1が、通信に係るデータを表示するための副表示装置103を具備しているので、使い勝手も良い。
前記係合部K1と被係合部K2とが、相互に回転動作することにより、係合又は係合解除するので、ユニット同士を簡単な動作で着脱でき、取り扱いやすい。
前記被係合部K2が、電気コンセントから電気エネルギの供給を受け得るプラグ状のものとしているので、各ユニットを単独使用して電池切れになった場合でも、これに好適に対応できる。
このとき、前記被係合部K2が、モニタユニット2に収納される収納位置Kxと、その先端部がモニタユニット2から突出した突出位置Kyとに選択的に位置付け可能にしているので、被係合部K2が使用の妨げになることを好適に防止できる。
主表示装置203を、タッチパネル式のものとしているので、両ユニットを別々に使用する際等の使い勝手が良い。
前記本体ユニット1が、音声通話などに用いるイヤホン及びそのコードを巻き取って収容するイヤホン収容部108を備えているので、両ユニットを係合させて使用する際に、イヤホンが邪魔にならなず、好適に使用できる。
なお、本発明は、以上に詳述した実施形態に限られるものではない。
例えば、本体ユニット1とモニタユニット2間の通信を、常時、Bluetooth(登録商標)やUWB等の短距離無線通信技術を利用して行うようにしているが、これに限られるものではない。
他ユニット接続検知手段1dを、モニタユニット2に設けるようにしてもよい。
本体ユニット1に着信表示手段1gを設けているが、モニタユニット2に設けるようにしてもよい。
副表示装置103を、タッチパネル式のものとすることを妨げない。
さらに、本体ユニット1とモニタユニット2とが接続されている状態では、両ユニット1、2間の通信を有線にて行うようにしてもよい。
また、両ユニット1、2間の通信に対して暗号をかける等、セキュリティ対策を行うようにしてもよい。
また、本体側の通信状態判定手段1cとモニタ側の通信状態判定手段2bとを、基地局からの電波の強度を段階的に判断するように構成し、且つ、使用アンテナ選択手段1eが、基地局からの電波の強度の強い方のユニットの対通信先用通信手段1b、2aを有効に動作させるように構成してもよい。このように構成すれば、基地局からの電波がいずれか一方のユニット側で弱い場合でも、強い方のユニット側で有効に通信できるので、使い勝手が向上するからである。
その他、各部の具体的構成についても上記実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
本発明の一実施形態に係るセパレート型携帯通信端末の本体ユニット及びモニタユニットをそれぞれ示す図。 同実施形態におけるセパレート型携帯通信端末の使用態様を示す図。 同実施形態における本体ユニットの機器構成図。 同実施形態におけるモニタユニットの機器構成図。 同実施形態におけるセパレート型携帯通信端末の機能構成図。 同実施形態におけるどちらの対通信先用通信手段を動作させるかを決定するための判断テーブル例。 同実施形態におけるセパレート型携帯通信端末の動作を示すフロー図。 同実施形態におけるセパレート型携帯通信端末の動作を示すフロー図。
符号の説明
1・・・・・本体ユニット
1b・・・・本体側の対通信先用通信手段
1c・・・・本体側の通信状態判定手段
1g・・・・着信表示手段
2・・・・・モニタユニット
2a・・・・モニタ側の対通信先用通信手段
2b・・・・モニタ側の通信状態判定手段
102・・・操作ボタン
103・・・副表示装置
108・・・イヤホン収容部
203・・・主表示装置
K1・・・・係合部
K2・・・・被係合部
Kx・・・・収納位置
Ky・・・・突出位置
P1・・・・閉塞位置
P2・・・・開成位置
Z・・・・・セパレート型携帯通信端末

Claims (10)

  1. 通信に係る主たる操作を受け付ける操作ボタンを備えた本体ユニットと、通信に係るデータを表示する主表示装置を備えたモニタユニットとを具備し、これら本体ユニットとモニタユニットとを、互いに係合又は係合解除し得る係合部及び被係合部を用いて着脱可能に構成するとともに、両ユニット間の通信を、その係合状態に関わらず無線にて行うようにしたものであって、
    基地局等を介して通信先との無線通信を行うための対通信先用通信手段と、基地局との通信が可能なエリアにあるか否かの通信状態を判定するための通信状態判定手段とを、各ユニットに1つずつ設け、
    前記通信状態判定手段が、両ユニットとも通信先と通信可能な状態にあると判定した際に、いずれか一方のユニットに設けた対通信先用通信手段を有効に動作させるように構成していることを特徴とするセパレート型携帯通信端末。
  2. 前記本体ユニット又はモニタユニットが、
    通信先から着信があった旨を前記主表示装置に表示させる着信表示手段を具備していることを特徴とする請求項1記載のセパレート型携帯通信端末。
  3. 前記本体ユニットが、通信に係るデータを表示するための副表示装置を具備することを特徴とする請求項1又は2記載のセパレート型携帯通信端末。
  4. 前記係合部と被係合部とが、相互に回転動作することにより、係合又は係合解除するものであることを特徴とする請求項1乃至3いずれか記載のセパレート型携帯通信端末。
  5. 前記被係合部が、電気コンセントから電気エネルギの供給を受け得るプラグ状のものであることを特徴とする請求項1乃至4いずれか記載のセパレート型携帯通信端末。
  6. 前記被係合部が、モニタユニットに収納される収納位置と、その先端部がモニタユニットから突出した突出位置とに選択的に位置付け可能なものであることを特徴とする請求項5記載のセパレート型携帯通信端末。
  7. 前記係合部と被係合部とが、モニタユニットを、モニタユニットの主表示装置を備える面及び本体ユニットの操作ボタンを備える面とを対面閉塞させた閉塞位置と、この閉塞位置から180度反転させた開成位置とに位置付け可能な回転二軸型構造を有していることを特徴とする請求項1乃至6いずれか記載のセパレート型携帯通信端末。
  8. 前記主表示装置が、タッチパネル式のものであることを特徴とする請求項1乃至7いずれか記載のセパレート型携帯通信端末。
  9. 前記本体ユニットが、音声通話などに用いるイヤホン及びそのコードを巻き取って収容するイヤホン収容部を備えていることを特徴とする請求項1乃至8いずれか記載のセパレート型携帯通信端末。
  10. 前記通信状態判定手段で基地局からの電波が強いと判定されたユニットの対通信先用通信手段を、有効に動作させるように構成していることを特徴とする請求項1乃至9いずれか記載のセパレート型携帯通信端末。
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