JP2002208574A - 化学的機械研磨方法及び研磨剤 - Google Patents

化学的機械研磨方法及び研磨剤

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JP2002208574A JP2001284484A JP2001284484A JP2002208574A JP 2002208574 A JP2002208574 A JP 2002208574A JP 2001284484 A JP2001284484 A JP 2001284484A JP 2001284484 A JP2001284484 A JP 2001284484A JP 2002208574 A JP2002208574 A JP 2002208574A
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Hitoshi Ishii
仁 石井
Yoshiji Yagi
祥次 八木
Naoshi Minoya
直志 美濃谷
Reuter Jacob
ロイター ヤコヴ
Katsuyuki Machida
克之 町田
Oku Kuraki
億 久良木
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  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 貴金属の化学的機械研磨を実現し、貴金属配
線をダマシン法で形成する。 【解決手段】 化学的機械研磨方法において、研磨スラ
リーに過酸化水素水を含む研磨材を用いる。シリコン酸
化膜12と、PBO膜14と、チタン層、金層の順に成
膜して形成されたシード層15と、金メッキにより形成
された突起部18とがこの順番に形成されたシリコン基
板11に、平均粒径0.3μmのα−アルミナを分散質
とし、懸垂剤と純水を分散媒としたスラリーに体積比
1:1の割合で市販の電子工業用過酸化水素水(公称濃
度35%)を加えて製造した研磨剤と、市販の研磨パッ
ドとを用いて化学的機械研磨を行い、金メッキにより形
成された突起部18と、PBO膜14上のシード層15
を除去する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、化学的機械研磨方
法(chemical mechanical polishing,CMP)に関し、
特に、耐薬品性の強い貴金属である金若しくは白金族金
属又はこれらの合金からなる部分を有する部材の化学的
機械研磨方法及びこれに用いる研磨剤に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、エレクトロニクス分野における
MMIC(Microwave Monolithic IC)などの高速デバ
イスに形成する伝送線には、抵抗が低いこと、表皮効果
による伝送損失を低減するため表面の酸化による抵抗増
大のないこと、および電界を配線間に閉じこめるために
高さの高い配線であることが要求される。従来、MMI
Cなどの配線には金が用いられており、これら要求のう
ち、前二者の要求に対しては、金を材料とすること自体
により解決される。
【0003】従来、金配線の形成には電解メッキ法が用
いられている。電解メッキは、メッキしようとする部分
に導電性のシード層を必要とするため、例えば図5に示
すようにシード層上に金配線が形成される。図5に示す
構成の金配線37は、表面にシリコン酸化膜32を有す
るシリコン基板31の全面にシード層35を形成し、フ
ォトレジスト36でパタンニングした後、金メッキを行
って形成している。しかしながら、この方法は、下地全
面にシード層が形成されているので、必ず不要なシード
層を除去するための工程が必要となる欠点がある。
【0004】上述した方法の欠点を解決する方法とし
て、図6に示すリフトオフ法を用いた方法がある。図6
に示す方法では、図6(a)に示すように、表面にシリ
コン酸化膜42を有するシリコン基板41にフォトレジ
スト46でパタンニングし、シード層45を形成した
後、金メッキを行って金膜47を形成する。次に図6
(b)に示すように、リフトオフ法によりフォトレジス
ト46とともに不要な金膜47を剥離して金配線48を
形成する。
【0005】しかしながら、背の高い配線は、厚膜プロ
セスを要求するため、厚さが10μm以上の膜の剥離が
困難なリフトオフ法では不可能である。そこで期待され
ているのがLSI分野において開発されたダマシン法で
ある。ダマシン法は、ビア(コンタクト)ホールや配線
の溝に成膜による埋め込みを行い、研磨により余分な堆
積部分を除去することにより、ホールの埋め込み配線を
行う技術である。CMPは、ダマシン工程において必須
のプロセスとして、銅薄膜などLSI配線材料の平坦化
のために開発された技術であり、デバイスの多層構造化
に伴う凹凸面を化学研磨剤、パッドなどを使用し、機械
的に削って平坦化する方法である。
【0006】従来、CMPでは銅を研磨するために、コ
ロイダルシリカやアルミナの研磨砥粒を分散質とし、懸
垂剤と純水を基本とする分散媒に硝酸鉄溶液を添加した
懸濁液を研磨スラリーとして用いている。もちろん、上
述のような添加剤を加えなくとも研磨は可能であるが、
CMPの要諦はこの添加剤によって研磨速度を著しく増
大できることにある。その理由は、添加剤で研磨表面を
化学的に改質し、研磨砥粒によって機械的に研磨しやす
い表面を形成できるからであるとされている。LSI分
野では、近年の微細化の進展によって研磨すべき膜厚が
最大でも1μm程度であることや、銅が化学的に酸化な
どの表面改質を受けやすいことも手伝って、実用的なC
MP技術が開発され導入されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、金は、
厚い膜を作ることは銅同様、メッキによって可能である
ものの、研磨が極めて難しい材料である。すなわち、金
は耐薬品性が強く、容易に表面改質を受けないため、従
来の研磨剤を用いたCMPでは研磨の際に化学的作用に
よる研磨速度の増速を期待できず、そのために上述のC
MPを含むダマシン工程を採用することができなかっ
た。また、エレクトロニクス分野において用いられる、
金同様に耐薬品性の強い貴金属である白金族金属、又は
金若しくは白金族金属の合金についても従来の研磨剤を
用いたCMPでは研磨の際に化学的作用による研磨速度
の増速を期待できなかった。
【0008】本発明は、耐薬品性の強い貴金属である金
若しくは白金族金属又はこれらの合金からなる部分を有
する部材の化学的機械研磨方法及びこれに用いる研磨剤
を提供することを目的とする。また、金のCMPの際に
金の研磨速度の増速を達成し、ひいては金配線形成にお
いてもダマシン工程を可能ならしめることを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、被研磨面に金
若しくは白金族金属又はこれらの合金からなる部分を有
する部材の化学的機械研磨方法であって、上述した課題
を解決するために、少なくとも酸化剤を含む研磨スラリ
ーを用いることによって特徴づけられる。本発明の化学
的機械研磨方法による研磨の一例は、被研磨面が金であ
る部材を対象とする。また、研磨スラリーに添加する酸
化剤の一構成例は、過酸化水素水である。また、本発明
の研磨剤は、化学的機械研磨に用いる研磨剤であって、
研磨スラリーに過酸化水素水を含むことによって特徴づ
けられる。この場合、研磨スラリーの過酸化水素水混合
比率は、20%以上65%以下とすることが望ましく、
最も望ましい混合比率は50%である。
【0010】金は、過酸化水素水ではバルクとして酸化
を受けることはないが、研磨スラリーに過酸化水素水を
加えてCMPを行うことにより、表面層のみの酸化改質
と、研磨砥粒による機械的研削との複合作用によって、
過酸化水素水を加えない場合に比較して研磨速度の増速
ができる。このため、実用的に金のCMPを行うことが
可能となり、高速デバイスの金配線においても、ダマシ
ン工程を採用することが可能となる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に図を用いて発明の実施の形
態を説明する。図1は、本発明の化学的機械研磨方法に
かかる第1の実施の形態の工程を示す説明図であり、こ
の実施の形態は、基板上に所望の金配線を形成する過程
で形成される不要なシード層とこのシード層上の金突起
を本発明の化学的機械研磨方法で除去するものである。
まず、図1(a)に示すように、表面にシリコン酸化膜
12を有するシリコン基板11上に感光性ポリベンゾオ
キサゾール(以後、PBOと記す)を塗布し、フォトリ
ソグラフィーによりパタンニングを行った後、300℃
に加熱して30分保つハードベークを行うことにより、
一部のPBOが取り除かれてシリコン酸化膜12が露出
した配線構造形成部13を有するPBO膜14を形成す
る。
【0012】次に、図1(b)に示すように、PBO膜
14が形成されたシリコン基板11上にシード層15を
形成する。シード層15は、膜厚10nmのチタン(T
i)層と、膜厚100nmの金(Au)層からなり、蒸
着法を用いてチタン層、金層の順に成膜して形成する。
次に、図1(c)に示すように、シード層15上にフォ
トレジスト16を塗布し、フォトリソグラフィーにより
パタンニングを行って配線構造形成部13からフォトレ
ジスト16を取り除き、シード層15を露出させる。
【0013】次に、図1(d)に示すように、上記処理
を行ったシリコン基板11を65℃に保った亜硫酸金ナ
トリウム溶液中に漬けて金メッキを行った後、フォトレ
ジスト16を除去し、金配線17を形成する。この際、
PBO膜14上のフォトレジスト16に覆われていなか
ったシード層15上にも金メッキによる突起部18が形
成される。ここで、金メッキする領域をフォトレジスト
16によって制限したのは、後のCMPの際に研磨する
面積を小さくし、研磨面に加わる圧力を増大させて機械
的な研磨速度を増大させるためである。もちろん、この
ような制限をすることなしに金のCMPを行ってもよ
い。
【0014】次に、図1(e)に示すように、平均粒径
0.3μmのα−アルミナを分散質とし、懸垂剤と純水
を分散媒としたスラリーに体積比1:1の割合で市販の
電子工業用過酸化水素水(公称濃度35%)を加えて製
造した研磨剤と、RODEL社製1400型パッドとを
用いてCMPを行い、金メッキにより形成された突起部
18と、PBO膜14上のシード層15を除去する。次
に、図1(f)に示すように、灰化処理を行ってPBO
膜14を除去し、金配線17を露出させる。このように
して所望のパターンの金配線17が作製される。なお、
PBO膜14は、高速デバイスに適した低誘電率層間膜
となりうるので、灰化処理をせずに図1(e)に示す構
成のままにしてもよい。
【0015】この実施の形態の要諦は、本発明の化学的
機械研磨方法を用いて図1(e)に示す構造を製造する
ことにあり、ここで示した以外の方法や材料を用いても
よいことは言うまでもない。例えば、メッキではなく蒸
着で金を成膜してもよいし、配線構造形成部13以外を
覆う膜をPBO以外の感光性膜で形成してもよい。
【0016】次に、この実施の形態にかかる研磨剤の増
速効果について図2を参照して説明する。図2は、この
実施の形態にかかる研磨剤の増速効果を示すグラフであ
り、金の研磨量の時間依存性を測定しグラフ化したもの
である。同図において、縦軸は金の研磨量を示し単位は
μmであり、横軸は研磨時間を示し単位は分である。ま
た、aは平均粒径0.3μmのα−アルミナを分散質と
し、懸垂剤と純水を分散媒としたスラリーを研磨剤に用
いたときの測定結果を示し、bはaのスラリーに体積比
1:1の割合で市販の電子工業用過酸化水素水(公称濃
度35%)を加えて製造した研磨剤を用いたときの測定
結果を示す。この図のaとbを比較すると、スラリーに
過酸化水素水を加えることにより、研磨速度が3倍程度
増速していることが分かる。
【0017】次に、第2の実施の形態について説明す
る。この実施の形態が第1の実施の形態と異なる点は、
第1の実施の形態では純水を基本とする分散媒を持つス
ラリーを用いたが、この実施の形態ではスラリーに一般
的なCMPで多用されている市販のRODEL社製MS
W2000を用いたことである。スラリーとしてROD
EL社製MSW2000を用いた場合も、過酸化水素水
を加えることにより第1の実施の形態と同様の研磨速度
の増速効果が得られる。
【0018】図3は、RODEL社製のMSW2000
と過酸化水素水の混合比率と金の研磨速度の関係を示す
グラフであり、直径150mmのシリコンウェハの全面
にメッキされた金の研磨をMSW2000と過酸化水素
水の混合比率を変えて行った結果を示す。同図におい
て、縦軸は金の研磨速度を示し単位はnm/minであ
り、横軸は過酸化水素水混合比率を示し単位は%であ
る。ここで、過酸化水素水混合比率は、MSW2000
と過酸化水素水の体積の和を100%としたときの過酸
化水素水の体積の割合をパーセントで示したものであ
る。
【0019】図3からわかるように、過酸化水素水の混
合比率に対して研磨速度は明瞭な依存性を示し、過酸化
水素水の添加による研磨速度の増速現象が見られる。こ
の場合、研磨速度に対する過酸化水素水の混合比率には
最適値があり、過酸化水素水の混合比率を高めるにした
がい研磨速度は増速するが、混合比率が最適値を超える
と次第に研磨速度は減速する。ここでは、RODEL社
製のMSW2000をスラリーとし体積比1:1の割合
で市販の電子工業用過酸化水素水(公称濃度35%)を
加えて製造した研磨剤(図3で過酸化水素水の混合比率
が50%のもの)が最も高い研磨速度を示した。すなわ
ち、図3によれば、過酸化水素水の混合比率は、20%
以上65%以下とすることが望ましく、最も望ましい混
合比率は50%である。
【0020】このような研磨速度の増速が化学的に安定
な金のCMPで起こる理由は必ずしも明らかではない
が、金の清浄表面の実験で酸素が原子層レベルの化学吸
着をすることが知られており、この実施の形態において
も研磨中に表面最表層が酸化改質され、不安定な表面と
なることが研磨速度増大の要因であると推察される。
【0021】図4は、この推察を支持する実験データで
ある。図4において、(a)はメッキ直後の、すなわち
CMP前の金の表面のX線光電子分光(X-ray Photoele
ctron Spectroscopy、以後XPSと記す)によるAu4
f領域のスペクトルであり、(b)はRODEL社製M
SW2000をスラリーに用いた研磨途中における砥粒
表面のXPSによるAu4f領域のスペクトルであり、
(c)はRODEL社製MSW2000と前述の過酸化
水素水を体積比1:1の割合で混合したスラリーを用い
た研磨途中における砥粒表面のXPSによるAu4f領
域のスペクトルである。ここで、図4の(b)と(c)
のXPSスペクトルの測定に用いた砥粒は、いずれも研
磨途中の研磨液を一部取り出して濾過し、乾燥して得た
ものである。
【0022】まず、図4の(b)と(c)のXPSスペ
クトルを比較すると、(b)では金の吸着はほとんど認
められないが、(c)では明らかに金の吸着が認められ
る。すなわち、研磨速度の極大を示す混合比率の過酸化
水素水を添加した研磨液を用いたCMPでは、過酸化水
素水を添加しないときに比べて砥粒に吸着する金の量が
明らかに多い。この結果は、過酸化水素水添加により金
の研磨速度が増速される事実を支持するものである。さ
らに、(a)と(c)のXPSスペクトルを比較する
と、(c)の方がピークの半値幅が大きく、かつピーク
が高結合エネルギー側にシフトしている。これは、砥粒
表面の金がいくつかの化合物を形成し、かつ酸化状態で
研磨されていることを示しており、上述の推察を支持す
る実験結果である。
【0023】この実施の形態では、金を研磨対象とした
が、同様に化学的に酸化されにくい白金(Pt)やイリ
ジウム(Ir)などの白金族元素でも、酸素の原子レベ
ル化学吸着は可能であり、これら白金族元素や金若しく
は白金族元素の合金においても研磨剤への過酸化水素水
の添加によりCMPにおける研磨速度が増速すること
は、当業者であれば容易に推察可能である。また、酸化
剤として、過マンガン酸カリウム溶液、過塩素酸カリウ
ム溶液などのいわゆるペルオキシドの溶液を用いてもよ
く、さらに、実際に金をエッチングできる王水やハロゲ
ン系の薬剤、例えばヨウ素−ヨウ化カリウム溶液や臭素
液を用いてもよいことは言うまでもない。なお、金をエ
ッチングする薬剤を添加する場合は、過度のエッチング
を防止するために添加薬剤の濃度を十分希薄に制御すべ
きことは言うまでもない。
【0024】以上説明したように、金若しくは白金族元
素又はこれらの合金のCMPにおいて、研磨スラリーと
して過酸化水素などの酸化剤を含む研磨剤を用いると、
研磨速度が増速され、リフトオフ法の不可能な10μm
以上の膜厚でも実用可能な研磨速度が得られる。よっ
て、この実施の形態にかかるCMPによれば、この実施
の形態で説明した金の研磨に限らず、従来のCMPでは
研磨速度が遅く実用化できなかった白金族金属、又は金
若しくは白金族金属の合金の研磨が可能である。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の化学的機
械研磨方法によれば、被研磨面に金若しくは白金族金属
又はこれらの合金からなる部分を有する部材の化学的機
械研磨において、研磨スラリーとして過酸化水素などの
酸化剤を含む研磨剤を用いることにより研磨速度が増速
されるので、従来のCMPでは研磨速度が遅く実用化で
きなかったリフトオフ法の不可能な10μm以上の膜厚
でも実用可能な研磨速度が得られる。これにより、金の
CMPを含むダマシン工程が可能となるので、厚膜の金
配線が形成でき、低損失の伝送線や配線を用いた高速デ
バイスを作製することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の化学的機械研磨方法にかかる第1の
実施の形態の工程を示す説明図である。
【図2】 本発明の第1の実施の形態にかかる研磨剤の
増速効果を示すグラフである。
【図3】 本発明の第2の実施の形態にかかるRODE
L社製のMSW2000スラリーと過酸化水素水の混合
比率と金の研磨速度の関係を示すグラフである。
【図4】 本発明の第2の実施の形態にかかる研磨前の
金表面および研磨中の砥粒表面のX線光電子分光スペク
トルを示す図である。
【図5】 下地全面にシード層を形成後、金メッキを行
って金配線を形成する従来方法の工程を示す説明図であ
る。
【図6】 リフトオフ法を用いて金配線を形成する従来
方法の工程を示す説明図である。
【符号の説明】
11、31,41…シリコン基板、12,32,42…
シリコン酸化膜、13…配線構造形成部、14…PBO
膜、15,35,45…シード層、16,36,46…
フォトレジスト、17,37,48…金配線、18…突
起部、47…金膜。
フロントページの続き (72)発明者 美濃谷 直志 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 ヤコヴ ロイター 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 町田 克之 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 久良木 億 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 Fターム(参考) 3C058 AA07 CB03 DA02 DA12 DA17 5F033 HH07 HH13 HH18 MM01 MM05 MM12 MM13 PP19 PP27 QQ48 QQ50 RR04 XX01

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被研磨面に金若しくは白金族金属又はこ
    れらの合金からなる部分を有する部材の化学的機械研磨
    方法であって、 少なくとも酸化剤を含む研磨スラリーを用いることを特
    徴とする化学的機械研磨方法。
  2. 【請求項2】 前記被研磨面が金であることを特徴とす
    る請求項1記載の化学的機械研磨方法。
  3. 【請求項3】 前記酸化剤が過酸化水素水であることを
    特徴とする請求項1又は2記載の化学的機械研磨方法。
  4. 【請求項4】 化学的機械研磨に用いる研磨剤であっ
    て、 研磨スラリーに過酸化水素水を含むことを特徴とする研
    磨剤。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014078707A (ja) * 2010-07-15 2014-05-01 Infineon Technologies Austria Ag ガラス基板を有する半導体デバイスの製造方法

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