JP2002208180A - 光記録媒体の構造およびその製作方法 - Google Patents

光記録媒体の構造およびその製作方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 局所的に成膜された層により、凹凸を形成す
ることによって、100nm以下の記録ビットの読み出
し専用の光記録媒体を提供し、また、従来用いられてい
たスタンパーを作る必要がないため、製造時間を効果的
に短縮できるだけでなく、製造コストも効果的に低くす
ることができる読み出し専用の光記録媒体及びその製造
方法、より詳しくは、相変化記録材料の相状態の違いに
より、選択的に高屈折材料を局所的に成膜した光記録媒
体及びその製造方法を提供すること。 【解決手段】 読み出し専用の光記録媒体において、局
所的に成膜された層、例えば相変化記録材料の相状態の
違いにより、選択的に高屈折材料を局所的に成膜された
層により凹凸を形成している構造を有することを特徴と
する光記録媒体。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光記録媒体に関す
る分野に関し、特に、ROM(Read Only Memory;読み
出し専用)の光記録媒体構造およびその製造法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のスタンパーによる技術として、特
開平6−267117号公報には従来の凹凸形状からな
る読み出し専用(ROM)光記録媒体の製造方法が記載
されているが、この製造方法は、ROM作製時に必要と
なるスタンパー製造において、スタンパー完成後に電解
メッキもしくは無電解メッキ等のメッキ法により、補正
用メッキ皮膜を形成し、信頼性の高いスタンパー原盤を
形成することを特徴とするものであるが、この方法にお
いては、100nm以下の記録ビットの読み出し専用の
光記録媒体を製造することが難しい。また、特開平10
−64125号公報には、スタンパーの記録ビットのみ
選択的にデポするROMの製造方法が記載されており、
ROM作製時に必要となるマスターディスクの製造ステ
ップを必要とせず、製造時間の短縮を特徴としている。
この技術によると、図5に示すように、基体上にレジス
トを塗布し(図5−(b))、レジストパターンを形成
し(図5−(d))、その後、このレジストパターン以
外の領域に、電気的もしくは化学的に基体と同種の材料
を付着させ(図5−(h))ることにより、ROM製作
用のプレス台が製造される。しかしながら、この読み出
し専用の光記録媒体の製造方法においても、100nm
以下の記録ビットの読み出し専用の光記録媒体の製造は
難しい。
【0003】光記録媒体は、追記型のCD−Rや書き換
え可能なCD−RWなどの登場により、その市場規模が
劇的に大きくなっている。特に、近年発売されたDVD
により、さらに大きくなるものと考えられる。このよう
な光記録媒体の市場の拡大に伴い、この光記録媒体によ
り公的文書や重要機密文章を保存する傾向が高まってい
る。特に、このような記録媒体は、音楽用の数十万枚と
作られるCD−ROMと異なり、数十枚単位でしか作ら
れないことが多い。このような数十枚単位のCD―RO
Mに代表される読み込み専用の光記録媒体では、製造コ
ストが非常に高くなってしまう。また、CD−Rに代表
される追記型の光記録媒体やCD−RWに代表される書
き換え可能な光記録媒体の場合、1枚当たりの製造単価
は抑えられるものの、上書きされる(改ざんされる)可
能性がある。また、今後伸びゆく微小化により、その凹
凸構造も、スタンパー形成では非常に難しいという問題
がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、上記従来技術に鑑みて、局所的に成膜された層によ
り、凹凸を形成することによって、100nm以下の記
録ビットの読み出し専用の光記録媒体を提供し、また、
従来用いられていたスタンパーを作る必要がないため、
製造時間を効果的に短縮できるだけでなく、製造コスト
も効果的に低くすることができる読み出し専用の光記録
媒体及びその製造方法、より詳しくは、相変化記録材料
の相状態の違いにより、選択的に高屈折材料を局所的に
成膜した光記録媒体及びその製造方法を提供することに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題は、本発明の
(1)「読み出し専用の光記録媒体の構造において、局
所的に成膜された層により凹凸を形成している構造を有
することを特徴とする光記録媒体」、(2)「少なくと
も1層として相変化型記録材料からなる層を有すること
を特徴とする前記第(1)項に記載の光記録媒体」、
(3)「局所的に成膜される層として、高屈折率材料か
らなる層を用いていることを特徴とする前記第(1)項
または第(2)項に記載の光記録媒体」、(4)「局所
的に成膜される高屈折率材料からなる層として、炭素膜
を用いることを特徴とする前記第(1)項乃至第(3)
項の何れか1に記載の光記録媒体」により達成される。
【0006】また、上記課題は、本発明の(5)「前記
第(1)項乃至第(4)項の何れか1に記載の読み出し
専用の光記録媒体において、前記第(3)項または第
(4)項に記載の高屈折率材料の局所的な選択成膜の方
法として、前記第(2)項に記載の相変化型記録材料の
相状態の違いを用いることを特徴とする前記第(1)項
に記載の光記録媒体の製造方法」、(6)「前記第
(1)項乃至第(4)項の何れか1に記載の読み出し専
用の光記録媒体において、前記第(5)項に記載の相変
化記録材料の相状態の違いにより選択的に成膜させる製
造方法であって、少なくとも相変化材料を成膜する工
程、相変化材料に局所的に相状態を変化させる工程を有
することを特徴とする前記第(1)項に記載の光記録媒
体の製造方法」、(7)「前記第(4)項に記載の炭素
膜を、前記第(5)項または第(6)項に記載の製造方
法により選択的に成膜される光記録媒体の製造方法にお
いて、選択的に成膜される炭素膜の成膜条件として、水
素雰囲気中で行なうことを特徴とする読み出し専用の光
記録媒体の製造方法」により達成される。
【0007】以下、本発明を詳細に説明する。本発明
は、先に記述したように、読み出し専用の光記録媒体の
構造に関するものであり、特に、この光記録媒体の構造
として、局所的に成膜された層を形成し凹凸を作り出し
たものである。この凹凸構造は、相変化材料のクリスタ
ル相状態とアモルファス相状態の2相での電気特性の違
いを用いている。また、この局所的に選択成膜される材
料として、再生時に高いモジュレーションを保ちつつ、
その膜厚を薄くできる高屈折率材料を用いている。特
に、この高屈折率材料として、高屈折率材料の1つであ
る炭素膜、特に、ダイヤモンド状炭素(DLC)を用い
ている。このような読み出し専用の光記録媒体の構造を
形成することで、従来用いられていたスタンパーを作る
必要がないため、製造時間を効果的に短縮できるだけで
なく、製造コストも効果的に低くすることができる。さ
らに、相変化材料に100nmの記録マークを形成する
ことで、スタンパーでは非常に難しい、100nm以下
の凹凸構造による記録ビット形成をすることができる。
【0008】
【実施例】以下に、本発明の実施例を詳細に記述する。
請求項1に記載の読み出し専用の光記録媒体の構造の1
例を、図7を用いて説明する。この読み出し専用の光記
録媒体の層構成は、ポリカーボネート基板(1)/局所
的に成膜された層(3)/反射層(4)/UV樹脂層
(5)からなる。この局所的に成膜された層(3)の形
成方法の1例としては、ポリカーボネート基板(1)
に、半導体のリソグラフィー技術を用いて、フォトレジ
ストパターンを形成する。この実施例では、フォトレジ
ストの膜厚として、40nm程度にした。このフォトレ
ジストパターン上に反射層(4)となるAg層を120
nm成膜し、さらに、スピンコート等によりUV樹脂
(5)を成膜する。この実施例では、局所的に成膜した
層(3)として、フォトレジスト材料を用いたが、ポリ
カーボネート基板(1)上に請求項3に記載の高屈折率
材料を成膜し、この高屈折材料膜上に、レジストパター
ンを形成、さらに、このレジストパターンをマスクとし
てエッチングを行なうことにより、ポリカーボネート基
板(1)上に、高屈折率材料からなる局所的に成膜され
た層(3)を形成することも可能である。
【0009】さらに、請求項5および6の製造方法によ
り形成された請求項1,2,3および4に記載の読み出
し専用光記録媒体の構造の1例を、図1を用いて説明す
る。この読み出し専用の光記録媒体の層構成は、ポリカ
ーボネート基板(1)/相変化記録材料層(2)/局所
的に成膜された層(3)/反射層(4)/UV樹脂層
(5)からなる。
【0010】ポリカーボネイト基板(1)に、請求項2
に記載の相変化記録材料層(2)を成膜する(図2
(b)参照)。この実施例は、750nmピッチのラン
ド/グルーブのポリカーボネイト基板を用い、相変化記
録材料層としては、AgInSbTeの4元素系のもの
を成膜している。この相変化記録材料層(2)に、請求
項6に記載の変調された光を用いて情報を記録する(図
2(c)参照)。この実施例では、15mW程度の光を
入射し、急冷することでアモルファス相(2a)を形成
し、また、8mW程度の光を入射することによりクリス
タル相(2c)を形成する。入射する光は、ポリカーボ
ネイト基板側からでも、相変化記録層側からでも、どち
らでもよい。
【0011】次に、相変化記録材料層(2)側に、請求
項3に記載の高屈折材料層を、アモルファス相とクリス
タル相の電気伝導度の違いを用いて、アモルファス相
(2a)にだけ局所的に選択成膜する(図2(d)参
照)。この実施例では、高屈折材料として、請求項4に
記載の炭素を用いた。特に、所謂ダイヤモンド状炭素
(DLC;Diamond Like Carbon)
と呼ばれる炭素(以下、DLCと略す)を用いた。この
DLC膜の成膜方法としては、請求項7に記載のよう
に、水素雰囲気中で、炭素ターゲットをRF マグネト
ロンスパッタ法により成膜した。水素添加の有無による
DLC膜の成膜状態の違いを、図3(SEM像)および
図4(トポログラフィー像)に示す。このSEM像およ
びトポグライフィー像からも分かるように、水素雰囲気
中でRF マグネトロンスパッタ成膜することで、効果
的にアモルファス相のみに選択的に成膜できることが分
かる。この実施例では、アモルファス相にも選択的に成
膜しているが、水素雰囲気中で、成膜条件を変えること
によりクリスタル相にのみ成膜することも可能である。
この実施例のDLC膜の膜厚としては、約30nmであ
る。成膜方法に関しても、この実施例では、RFマグネ
トロンスパッタを用いているが、蒸着やCVD等の方法
でも問題はない。この実施例では、凹凸の段差として約
30nmで、凹凸の大きさとして約300nmの記録マ
ークを形成しているが、相変化材料に書かれた記録マー
クの寸法を小さくすれば、さらに小さな凹凸を形成する
ことが出来る。このように、請求項5に記載の相変化記
録膜材料の相状態の違いを用いて、局所的にかつ選択的
な成膜を行ない、請求項1に記載の局所的に選択成膜さ
れた層による凹凸を形成している。さらに、このDLC
膜を成膜した上に、反射層となるAg膜を成膜する。
(図2(e)参照)。このAg膜上に、スピンコート等
によりUV樹脂(5)を成膜する(図2(f)参照)。
さらに、全面クリスタル相となるように相変化材料層を
初期化する(図2(g)参照)。
【0012】この実施例で形成された読み出し専用の光
記録媒体の再生方法としては、局所的に選択成膜された
DLC膜の有無による光路差を利用する。つまり、再生
用の光を、ポリカーボネート基板(1)、相変化記録媒
体層(2)および局所的に選択成膜されたDLC層のあ
る部分(3)を透過させ、反射層(4)で反射し、再び
同じ経路を辿る光路と、ポリカーボネート基板(1)、
相変化記録媒体層(2)を透過させ、反射層(4)で反
射し、再び同じ経路を辿る光路の2つの光路差による光
の干渉効果を用いる。つまり、DLC層の厚さを、入射
する光の波長;λのλ/4にすることにより、干渉条件
を変えることができ、効果的にモジュレーションを付け
ることができる。また、このDLC膜の特性によって
は、DLC膜自体の光の吸収を用いることも可能であ
る。
【0013】この実施例では、通常のCD−ROMやD
VD−ROMを基準とした実施形態を記述したが、今後
期待される近接場光による光記録時にも、この凹凸構造
を用いることができる。また、この実施例では、ポリカ
ーボネート側から再生光となる光ピックアップの光を入
射することを想定しているが、UV樹脂が成膜されてい
る側から光を入射する場合は、全面クリスタル層にする
ための初期化を省いてもよい。また、この実施例では、
全面クリスタル相にアモルファスマークを記録し、その
アモルファス相に選択成膜を行なったが、逆に、全面ア
モルファス相に、クリスタルマークを記録し、穴状にク
リスタルマーク以外に選択成膜を行なってもよい。ま
た、この実施例では、最後の工程に全面クリスタル相に
なるように、相変化材料層を初期化しているが、高屈折
材料層(DLC層)とのマッチングにより、全面アモル
ファス相にしてもよい。
【0014】
【発明の効果】以上、詳細かつ具体的な説明から明らか
なように、本発明の請求項1では、読み出し専用(RO
M)の光記録媒体の構造を、局所的に成膜された層の凹
凸から形成することにより、通常用いられているスタン
パーを形成することなくその構造を形成できることか
ら、製造コストを効果的に安価にし、また、製造時間も
効果的に短くすることができる。さらに、100nm以
下の凹凸パターンも効果的に形成することができる。ま
た、請求項1に記載の読み出し専用の光記録媒体の構造
形成に、請求項2に記載の相変化材料を用いることで、
その相状態の違いにより、効果的に局所に選択成膜する
ことができる。また、請求項1および2に記載の読み出
し専用の光記録媒体に形成されている局所的に成膜され
た層からなる凹凸部の材料として、請求項3に記載の高
屈折材料を用いることで、光の実効波長を短くすること
ができることから、膜厚を薄くすることが可能であり、
製造時間を効果的に短縮することができる。また、請求
項4では、請求項1,2および3に記載の読み出し専用
の光記録媒体に形成されている局所的に成膜された層か
らなる凹凸部の材料として、高屈折率であるダイヤモン
ド状炭素を用いることで、効果的にアモルファス相もし
くはクリスタル相に選択成膜することができる。更に、
請求項5では、請求項1,2,3および4に記載の読み
出し専用の光記録媒体の構造において、請求項3および
4の高屈折材料の局所的な選択成膜の方法として、請求
項2に記載の相変化材料の相状態の違いを用いること
で、アモルファス相もしくはクリスタル相のみに、効果
的に選択成膜することができる。また、請求項6では、
請求項1,2,3および4に記載の読み出し専用の光記
録媒体の構造において、請求項5に記載の相変化材料の
相状態の違いにより選択成膜させる製造方法において、
相変化材料を成膜する工程およびその相変化材料に局所
的に相状態を変化させる工程を有することで、効果的に
目的とする情報を、読み出し専用の光記録媒体に記録さ
せることができる。更にまた、請求項7では、請求項
1,2,3および4に記載の読み出し専用の光記録媒体
の構造において、請求項5および6に記載の相変化材料
の相状態の違いにより選択成膜させる製造方法におい
て、水素雰囲気中で炭素膜を成膜することにより、効果
的に局所に炭素膜を成膜することができるという極めて
優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における読み出し専用光記録媒体の構造
の一例を示した図である。
【図2】本発明における読み出し専用光記録媒体の製造
方法の一例を示した図である。
【図3】本発明における水素添加の有無のよるDLC膜
の成膜状態の違い(SEM像)を示した図である。
【図4】本発明における水素添加の有無のよるDLC膜
の成膜状態の違い(トポグラフィー像)を示した図であ
る。
【図5】従来技術における光ディス用クプレス台を製造
する方法の幾つかのステップを概略的に示す図である。
【図6】本発明における成膜されたDLC膜のラマンス
ペクトルを示した図である。
【図7】本発明における光記録媒体の構造の一例を示し
た図である。
【符号の説明】
1 ポリカーボネート基板 2 相変化記録材料(媒体)層 2a アモルファス相 2c クリスタル相 3 局所的に成膜された層 4 反射層 5 UV樹脂層 11 基体 12 感光性樹脂層 13 レーザビーム 14 感光領域 15 小孔 17 材料 B プレス台
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三浦 博 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 Fターム(参考) 4K029 BA34 BC07 BD00 CA05 EA05 5D029 JB04 JB05 JB09 JB46 NA02 5D121 AA01 EE03 EE22 GG02 GG04

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 読み出し専用の光記録媒体において、局
    所的に成膜された層により凹凸を形成している構造を有
    することを特徴とする光記録媒体。
  2. 【請求項2】 少なくとも1層として相変化型記録材料
    からなる層を有することを特徴とする請求項1に記載の
    光記録媒体。
  3. 【請求項3】 局所的に成膜される層として、高屈折率
    材料からなる層を用いていることを特徴とする請求項1
    または2に記載の光記録媒体。
  4. 【請求項4】 局所的に成膜される高屈折率材料からな
    る層として、炭素膜を用いることを特徴とする請求項1
    乃至3の何れか1に記載の光記録媒体。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4の何れか1に記載の読み
    出し専用の光記録媒体において、請求項3または4に記
    載の高屈折率材料の局所的な選択成膜の方法として、請
    求項2に記載の相変化型記録材料の相状態の違いを用い
    ることを特徴とする請求項1に記載の光記録媒体の製造
    方法。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至4の何れか1に記載の読み
    出し専用の光記録媒体の構造において、請求項5に記載
    の相変化記録材料の相状態の違いにより選択的に成膜さ
    せる製造方法であって、少なくとも相変化材料を成膜す
    る工程、相変化材料に局所的に相状態を変化させる工程
    を有することを特徴とする請求項1に記載の光記録媒体
    の製造方法。
  7. 【請求項7】 請求項4に記載の炭素膜を、請求項5ま
    たは6に記載の製造方法により選択的に成膜される光記
    録媒体の製造方法であって、選択的に成膜される炭素膜
    の成膜条件として、水素雰囲気中で行なうことを特徴と
    する読み出し専用の光記録媒体の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7501225B2 (en) 2003-12-09 2009-03-10 Ricoh Company, Ltd. Structure and method for manufacturing thereof, medium for forming structure, and optical recording medium and method for reproducing thereof
JP2009114478A (ja) * 2007-11-02 2009-05-28 Kaneka Corp 透明導電膜の製造方法
US7920458B2 (en) 2005-04-27 2011-04-05 Ricoh Company, Ltd. Optical recording medium, and recording and reproducing method

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