JP2002208088A - 応答器付車両用ナンバープレート及びそのナンバープレートを使用した車両管理システム - Google Patents
応答器付車両用ナンバープレート及びそのナンバープレートを使用した車両管理システムInfo
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- JP2002208088A JP2002208088A JP2001001970A JP2001001970A JP2002208088A JP 2002208088 A JP2002208088 A JP 2002208088A JP 2001001970 A JP2001001970 A JP 2001001970A JP 2001001970 A JP2001001970 A JP 2001001970A JP 2002208088 A JP2002208088 A JP 2002208088A
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- Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)
- Traffic Control Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 車両を特定するための車載側の応答器が不正
に載せ替えられたときに、その載せ替えを外部から目で
見て簡単に分かるようにした応答器付車両用ナンバープ
レート及び車両管理システムを提供する。 【解決手段】車両１を特定するための登録ナンバーが表
面に付されているプレート本体３と、そのプレート本体
３に取り付けられ、車両１の外部から無線で送られて来
る信号を受信し、その信号に応答してその車両を特定す
るための情報信号を外部に無線で送出する非接触形の電
子モジュール４を設けた。これにより、電子モジュール
４により車両を特定するための情報が無線で送出される
から、車両を電子的に簡単に識別でき、プレート本体上
の登録ナンバーと電子モジュールに格納されている車両
情報を基に交通量調査などを簡便に且つ広範囲にわたっ
て実行できる。
に載せ替えられたときに、その載せ替えを外部から目で
見て簡単に分かるようにした応答器付車両用ナンバープ
レート及び車両管理システムを提供する。 【解決手段】車両１を特定するための登録ナンバーが表
面に付されているプレート本体３と、そのプレート本体
３に取り付けられ、車両１の外部から無線で送られて来
る信号を受信し、その信号に応答してその車両を特定す
るための情報信号を外部に無線で送出する非接触形の電
子モジュール４を設けた。これにより、電子モジュール
４により車両を特定するための情報が無線で送出される
から、車両を電子的に簡単に識別でき、プレート本体上
の登録ナンバーと電子モジュールに格納されている車両
情報を基に交通量調査などを簡便に且つ広範囲にわたっ
て実行できる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両の通行を無線
で管理することを可能とする応答器付車両用ナンバープ
レート及びそのナンバープレートを使用した車両管理シ
ステムに関するものである。
で管理することを可能とする応答器付車両用ナンバープ
レート及びそのナンバープレートを使用した車両管理シ
ステムに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】近年、車両の通行を管理する方法とし
て、そこを通過する車両に対して無線で質問を送り、そ
の質問に対して車両から無線で送られて来る応答信号を
受信し、その応答信号から車両の通行を特定する車両管
理システムは既に知られている。例えば、有料道路にお
ける自動料金収受システム（ ＥＴＣ：Electronic Tol
lCollection ）がある。
て、そこを通過する車両に対して無線で質問を送り、そ
の質問に対して車両から無線で送られて来る応答信号を
受信し、その応答信号から車両の通行を特定する車両管
理システムは既に知られている。例えば、有料道路にお
ける自動料金収受システム（ ＥＴＣ：Electronic Tol
lCollection ）がある。
【０００３】自動料金収受システムは、料金所に設置さ
れた無線質問器（以下、「路側機」という）と車両側の
内部に設置された車載用応答器（以下「ＥＴＣ車載器」
という）間の無線通信によって料金所での料金収受行為
を代行するものである。路側機はＥＴＣ車載器に対して
無線通信を行い、ＥＴＣ車載器は受信した内容に従って
車両側の情報（車種情報、入口料金所情報、チェックバ
リア情報等）を路側機側に送信する。路側機は、その情
報に従って料金計算処理を行い、ＥＴＣ車載器に料金通
知等の結果を送信し、ＥＴＣ車載器は受信した料金情報
をＩＣカード等の記録媒体に書き込んで料金を引き落と
すか、後払いで料金を清算する。
れた無線質問器（以下、「路側機」という）と車両側の
内部に設置された車載用応答器（以下「ＥＴＣ車載器」
という）間の無線通信によって料金所での料金収受行為
を代行するものである。路側機はＥＴＣ車載器に対して
無線通信を行い、ＥＴＣ車載器は受信した内容に従って
車両側の情報（車種情報、入口料金所情報、チェックバ
リア情報等）を路側機側に送信する。路側機は、その情
報に従って料金計算処理を行い、ＥＴＣ車載器に料金通
知等の結果を送信し、ＥＴＣ車載器は受信した料金情報
をＩＣカード等の記録媒体に書き込んで料金を引き落と
すか、後払いで料金を清算する。
【０００４】ところで、日本の有料道路は、車種によっ
て様々な料金形態を設けている。そのために、路側機に
対してＥＴＣ車載器は「車種情報」を送信する必要があ
る。そこで、ＥＴＣ車載器は「車種情報」をその内部に
保持する必要があり、ＥＴＣ車載器は車ごと、若しくは
車種ごとの装置である必要が出て来る。しかしながら、
悪意を持った者が、小型車に設定されたＥＴＣ車載器を
取り外して、大型車に設置し直して使用すれば、大型車
であるにもかかわらず小型車としての料金で、有料道路
を通過できる可能性も考えられる。そのために、ＥＴＣ
車載器を他の車両に載せ替えることや、取り外し自体を
不可能にする方法等が考えられている。
て様々な料金形態を設けている。そのために、路側機に
対してＥＴＣ車載器は「車種情報」を送信する必要があ
る。そこで、ＥＴＣ車載器は「車種情報」をその内部に
保持する必要があり、ＥＴＣ車載器は車ごと、若しくは
車種ごとの装置である必要が出て来る。しかしながら、
悪意を持った者が、小型車に設定されたＥＴＣ車載器を
取り外して、大型車に設置し直して使用すれば、大型車
であるにもかかわらず小型車としての料金で、有料道路
を通過できる可能性も考えられる。そのために、ＥＴＣ
車載器を他の車両に載せ替えることや、取り外し自体を
不可能にする方法等が考えられている。
【０００５】そのＥＴＣ車載器を他の車両に載せ替える
ことや、取り外し自体を不可能にする方法としては、Ｅ
ＴＣ車載器と車両側の取付部との間に封印用のシールを
貼付して、これを剥がすと貼付された部分に残されたシ
ールに剥離したことの証拠を残す方式や、車両側の取付
部に光センサを配置し、通常はこの光センサをこの光セ
ンサをＥＴＣ車載器によって覆うようにし、ＥＴＣ車載
器を取り外した時には、外光が光センサによって検知さ
れることにより取り外しを検知する方法や、取り外すと
ＥＴＣ車載器の裏面に設置されたばねが変形して取り外
しを検知する方法等がある。そして、取り外しが検知さ
れた場合には、そのＥＴＣ車載器を別の車種の車両に載
せ替えて不正使用できないように、路側機への送信を不
許可にしたり、車種情報を消去する等の手段がとられ
る。
ことや、取り外し自体を不可能にする方法としては、Ｅ
ＴＣ車載器と車両側の取付部との間に封印用のシールを
貼付して、これを剥がすと貼付された部分に残されたシ
ールに剥離したことの証拠を残す方式や、車両側の取付
部に光センサを配置し、通常はこの光センサをこの光セ
ンサをＥＴＣ車載器によって覆うようにし、ＥＴＣ車載
器を取り外した時には、外光が光センサによって検知さ
れることにより取り外しを検知する方法や、取り外すと
ＥＴＣ車載器の裏面に設置されたばねが変形して取り外
しを検知する方法等がある。そして、取り外しが検知さ
れた場合には、そのＥＴＣ車載器を別の車種の車両に載
せ替えて不正使用できないように、路側機への送信を不
許可にしたり、車種情報を消去する等の手段がとられ
る。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の方法では、ＥＴＣ車載器を車両に取り付ける
際に、取り付け不良や誤って取り付けたために取り付け
直しを行ったりした場合にも、その使用ができなくな
り、新たな別のＥＴＣ車載器を用意しなければならない
という問題がある。
うな従来の方法では、ＥＴＣ車載器を車両に取り付ける
際に、取り付け不良や誤って取り付けたために取り付け
直しを行ったりした場合にも、その使用ができなくな
り、新たな別のＥＴＣ車載器を用意しなければならない
という問題がある。
【０００７】また、封印用のシールを貼付したり、一度
取り外したことを表示するようにする場合では、そのシ
ールが剥がされたこと、あるいはＥＴＣ車載器が取り外
されたことを外部から簡単に識別ができる状態になって
いなければならない。そのため、車両室内でのＥＴＣ車
載器を設置させる位置に制限を受けるという問題があっ
た。
取り外したことを表示するようにする場合では、そのシ
ールが剥がされたこと、あるいはＥＴＣ車載器が取り外
されたことを外部から簡単に識別ができる状態になって
いなければならない。そのため、車両室内でのＥＴＣ車
載器を設置させる位置に制限を受けるという問題があっ
た。
【０００８】そこで、この種の無線で信号をやり取りす
るシステムでは、無線機が外されて付け替えられていな
いか否かを外部から如何に簡単な方法で見分けることが
できるかが重要な課題である。
るシステムでは、無線機が外されて付け替えられていな
いか否かを外部から如何に簡単な方法で見分けることが
できるかが重要な課題である。
【０００９】本発明はこのような課題に鑑みてなされた
もので、その目的は車両を特定するための車載側の応答
器が不正に載せ替えられたときに、その載せ替えを外部
から目で見て簡単に分かるようにした応答器付車両用ナ
ンバープレートを提供することにある。
もので、その目的は車両を特定するための車載側の応答
器が不正に載せ替えられたときに、その載せ替えを外部
から目で見て簡単に分かるようにした応答器付車両用ナ
ンバープレートを提供することにある。
【００１０】また、本発明は、車両を特定するための車
載側の応答器が不正に載せ替えられたときに、その載せ
替えを外部から目で見て簡単に分かるようにして車載用
応答器の不正使用を防止する等に有効な車両管理システ
ムを提供することにある。
載側の応答器が不正に載せ替えられたときに、その載せ
替えを外部から目で見て簡単に分かるようにして車載用
応答器の不正使用を防止する等に有効な車両管理システ
ムを提供することにある。
【００１１】
【課題を解決するための手段】本発明の応答器付車両用
ナンバープレートは、車両を特定するための登録ナンバ
ーが表面に付されているプレート本体と、前記プレート
本体に取り付けられ、車両の外部から無線で送られて来
る信号を受信し、その信号に応答してその車両を特定す
るための情報信号を外部に無線で送出する非接触形の電
子モジュールを備えた構成としたものである。この構成
によれば、電子モジュールにより車両を特定するための
情報が無線で送出されるから、車両を電子的な手法によ
り簡単に識別することができ、プレート本体上の登録ナ
ンバーと電子モジュールに格納されている車両情報を基
に交通量調査などを簡便に且つ広範囲にわたって実行す
ることができる。
ナンバープレートは、車両を特定するための登録ナンバ
ーが表面に付されているプレート本体と、前記プレート
本体に取り付けられ、車両の外部から無線で送られて来
る信号を受信し、その信号に応答してその車両を特定す
るための情報信号を外部に無線で送出する非接触形の電
子モジュールを備えた構成としたものである。この構成
によれば、電子モジュールにより車両を特定するための
情報が無線で送出されるから、車両を電子的な手法によ
り簡単に識別することができ、プレート本体上の登録ナ
ンバーと電子モジュールに格納されている車両情報を基
に交通量調査などを簡便に且つ広範囲にわたって実行す
ることができる。
【００１２】また、本発明の応答器付車両用ナンバープ
レートは、前記電子モジュールの外側から見える表面に
前記登録ナンバーと視覚で照合可能な参照情報を設けた
構成としたものである。この構成によれば、プレート本
体上の登録ナンバーと電子モジュールの表面に付されて
いる照合用の情報を照合することにより、不正が行われ
たか否かを目で見て簡単に識別することができる。これ
により、識別労力の低減と同時に不正使用の防止が図れ
る。
レートは、前記電子モジュールの外側から見える表面に
前記登録ナンバーと視覚で照合可能な参照情報を設けた
構成としたものである。この構成によれば、プレート本
体上の登録ナンバーと電子モジュールの表面に付されて
いる照合用の情報を照合することにより、不正が行われ
たか否かを目で見て簡単に識別することができる。これ
により、識別労力の低減と同時に不正使用の防止が図れ
る。
【００１３】また、本発明の応答器付車両用ナンバープ
レートは、前記プレート本体側に前記電子モジュールを
受け入れる挿入ポケットを設けた構成を有している。こ
の構成によれば、小型軽量な電子モジュールが実現でき
る。さらに、車両固有の情報が正規に変わったような時
に、その電子モジュールに記録される各種の情報の書き
換えも非接触で可能となる。これにより、変更手続きも
可能になる。
レートは、前記プレート本体側に前記電子モジュールを
受け入れる挿入ポケットを設けた構成を有している。こ
の構成によれば、小型軽量な電子モジュールが実現でき
る。さらに、車両固有の情報が正規に変わったような時
に、その電子モジュールに記録される各種の情報の書き
換えも非接触で可能となる。これにより、変更手続きも
可能になる。
【００１４】また、本発明の車両管理システムは、上記
車両ナンバープレートを使用し、前記電子モジュールに
車両の外部に配置された管理機器から信号を送信し、そ
の信号に対する前記電子モジュールからの応答を受信し
て前記車両の通行を管理するようにしたものである。こ
れによれば、車両側に設置される電子モジュールの不正
使用が防止されている状態で運用されるので、不正の無
い車両管理システムの実現が可能になる。
車両ナンバープレートを使用し、前記電子モジュールに
車両の外部に配置された管理機器から信号を送信し、そ
の信号に対する前記電子モジュールからの応答を受信し
て前記車両の通行を管理するようにしたものである。こ
れによれば、車両側に設置される電子モジュールの不正
使用が防止されている状態で運用されるので、不正の無
い車両管理システムの実現が可能になる。
【００１５】また、本発明の車両用管理システムは、前
記管理機器と前記電子モジュールとの送受信を道路上に
設置された路側機を介して行う構成としたものである。
したがって、このシステムでは、道路上で、無線で料金
の収受を行うことが可能な料金収受の自動化に適用し、
不正の無い料金収受の自動化を実現することが可能にな
る。
記管理機器と前記電子モジュールとの送受信を道路上に
設置された路側機を介して行う構成としたものである。
したがって、このシステムでは、道路上で、無線で料金
の収受を行うことが可能な料金収受の自動化に適用し、
不正の無い料金収受の自動化を実現することが可能にな
る。
【００１６】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を用いて説明する。図１は本発明の基本構成図
で、図２は本発明の応答器付車両用ナンバープレートを
用いた車両管理システムの基本構成図である。
て、図面を用いて説明する。図１は本発明の基本構成図
で、図２は本発明の応答器付車両用ナンバープレートを
用いた車両管理システムの基本構成図である。
【００１７】図１及び図２において、車両１の前面側に
は応答器付ナンバープレート２（以下、単に「ナンバー
プレート２」という）が取り付けられている。そのナン
バープレート２は、車両１を特定するための登録ナンバ
ー（実施の形態の場合では、「品川３４あ○○−○
○」）が表面に付されているプレート本体３と、そのプ
レート本体２に取り付けられている応答器としての電子
モジュール４とで構成されている。その電子モジュール
４は、プレート本体３の前面上部に形成された挿入ポケ
ット５に挿入されて保持される。なお、電子モジュール
４は挿入ポケット５内では、その下側と左右の両側がそ
れぞれ保持され、中央部分が開口された状態にして取り
付けられている。したがって、その開口された部分で
は、電子モジュール４は外部から目で見える状態に露出
されている。
は応答器付ナンバープレート２（以下、単に「ナンバー
プレート２」という）が取り付けられている。そのナン
バープレート２は、車両１を特定するための登録ナンバ
ー（実施の形態の場合では、「品川３４あ○○−○
○」）が表面に付されているプレート本体３と、そのプ
レート本体２に取り付けられている応答器としての電子
モジュール４とで構成されている。その電子モジュール
４は、プレート本体３の前面上部に形成された挿入ポケ
ット５に挿入されて保持される。なお、電子モジュール
４は挿入ポケット５内では、その下側と左右の両側がそ
れぞれ保持され、中央部分が開口された状態にして取り
付けられている。したがって、その開口された部分で
は、電子モジュール４は外部から目で見える状態に露出
されている。
【００１８】電子モジュール４は、例えば道路上に設置
された管理機器である路側機５（図２参照）との間で、
非接触状態で信号の授受を行い、授受される信号の記録
と該信号に基づく所定の演算処理を行うものである。図
３は本実施の形態における電子モジュールの構成図であ
る。電子モジュール４は、路側機５との間で信号の授受
を行なうアンテナ１１と、アンテナ１１を介して路側機
との間で無線通信を行なう無線モデム部１２と、無線モ
デム部１２に接続され路側機との間における通信動作を
処理実行する通信処理部１３と、通信処理部１３におけ
る処理結果データ或いは車両情報を格納するメモリ１４
とを有する構造になっている。電子モジュール４の表面
は樹脂層で覆われており、この樹脂層で覆われた表面に
は、プレート本体３に付された登録ナンバーと同じナン
バー１５が参照情報として付されている。このナンバー
１５が付されている位置は、電子モジュール４が挿入ポ
ケット５に挿入取り付けされたときに、開口部分を通し
て外部から見える場所である。メモリ１４に格納される
車両情報としては、その車両のナンバープレートのナン
バー、車種情報などがある。
された管理機器である路側機５（図２参照）との間で、
非接触状態で信号の授受を行い、授受される信号の記録
と該信号に基づく所定の演算処理を行うものである。図
３は本実施の形態における電子モジュールの構成図であ
る。電子モジュール４は、路側機５との間で信号の授受
を行なうアンテナ１１と、アンテナ１１を介して路側機
との間で無線通信を行なう無線モデム部１２と、無線モ
デム部１２に接続され路側機との間における通信動作を
処理実行する通信処理部１３と、通信処理部１３におけ
る処理結果データ或いは車両情報を格納するメモリ１４
とを有する構造になっている。電子モジュール４の表面
は樹脂層で覆われており、この樹脂層で覆われた表面に
は、プレート本体３に付された登録ナンバーと同じナン
バー１５が参照情報として付されている。このナンバー
１５が付されている位置は、電子モジュール４が挿入ポ
ケット５に挿入取り付けされたときに、開口部分を通し
て外部から見える場所である。メモリ１４に格納される
車両情報としては、その車両のナンバープレートのナン
バー、車種情報などがある。
【００１９】このように構成された電子モジュール４
は、車両の入退出をチェックする車両管理システムにお
ける応答器としてや、道路のＥＲＰシステム（ロードプ
ライシングシステム）における応答器、あるいは従来の
システムで使用している応答器に付加してチェック機能
を応答器等として使用することができる。
は、車両の入退出をチェックする車両管理システムにお
ける応答器としてや、道路のＥＲＰシステム（ロードプ
ライシングシステム）における応答器、あるいは従来の
システムで使用している応答器に付加してチェック機能
を応答器等として使用することができる。
【００２０】このような構成を有する車両管理システム
について、以下動作を説明する。図４は本発明による車
両管理システムにより実現される交通量の把握処理動作
を示す概略図である。この車両管理システムを運営する
ために道路２０の路側には読み取り機器としての路側機
２１が複数台、所定の間隔置きに設置されている。この
道路２０を通行する車両２２には電子モジュール４が取
り付けられているものとする。車両２２に取り付けられ
た電子モジュール４には各種の車両情報が記憶されてい
るから、電子モジュール４と路側機２１との間における
通信動作により車両情報が路側機２１に読み取られる。
これにより、或る区間への車種別（車両之重量別など）
流入量を測定することができる。この車両情報はセンタ
ー２３にデータ伝送され、センター２３のデータベース
に蓄積される。センター２３では、蓄積された情報をも
とに、道路の使用状況と合わせて、最適な交通計画を立
てる。或いは、得られた情報を分析し、図４中２４で示
すようにより的確な交通計画の策定・遂行に役立てる。
このように、センター２３においては、コンピュータ処
理により自動的に且つ容易に車両情報を取得するととも
にデータベース化し、それを分析できるから、流入量等
の情報収集のための費用と手間が少なくて済む。また、
この車両管理システムにより、細かい情報が手に入るた
め、より的確な交通計画が策定・遂行できる。
について、以下動作を説明する。図４は本発明による車
両管理システムにより実現される交通量の把握処理動作
を示す概略図である。この車両管理システムを運営する
ために道路２０の路側には読み取り機器としての路側機
２１が複数台、所定の間隔置きに設置されている。この
道路２０を通行する車両２２には電子モジュール４が取
り付けられているものとする。車両２２に取り付けられ
た電子モジュール４には各種の車両情報が記憶されてい
るから、電子モジュール４と路側機２１との間における
通信動作により車両情報が路側機２１に読み取られる。
これにより、或る区間への車種別（車両之重量別など）
流入量を測定することができる。この車両情報はセンタ
ー２３にデータ伝送され、センター２３のデータベース
に蓄積される。センター２３では、蓄積された情報をも
とに、道路の使用状況と合わせて、最適な交通計画を立
てる。或いは、得られた情報を分析し、図４中２４で示
すようにより的確な交通計画の策定・遂行に役立てる。
このように、センター２３においては、コンピュータ処
理により自動的に且つ容易に車両情報を取得するととも
にデータベース化し、それを分析できるから、流入量等
の情報収集のための費用と手間が少なくて済む。また、
この車両管理システムにより、細かい情報が手に入るた
め、より的確な交通計画が策定・遂行できる。
【００２１】
【発明の効果】以上説明したように、本発明はプレート
本体上の登録ナンバーと電子モジュールに格納されてい
る車両情報を基に交通量調査などを簡便に且つ広範囲に
わたって実行することができる。また、本発明はプレー
ト本体上の登録ナンバーと電子モジュールの表面に付さ
れている照合用の情報を照合することにより、不正が行
われたか否かを目で見て簡単に識別することができる。
これにより、道路等における流入量等の情報収集のため
の費用と手間が少なくて済む。また、この車両管理シス
テムにより、細かい情報が手に入るため、より的確な交
通計画が策定・遂行できる。
本体上の登録ナンバーと電子モジュールに格納されてい
る車両情報を基に交通量調査などを簡便に且つ広範囲に
わたって実行することができる。また、本発明はプレー
ト本体上の登録ナンバーと電子モジュールの表面に付さ
れている照合用の情報を照合することにより、不正が行
われたか否かを目で見て簡単に識別することができる。
これにより、道路等における流入量等の情報収集のため
の費用と手間が少なくて済む。また、この車両管理シス
テムにより、細かい情報が手に入るため、より的確な交
通計画が策定・遂行できる。
【００２２】また、識別労力の低減と同時に、不正防止
にも寄与する等、きわめて優れた効果を有した応答器付
ナンバープレート及び車両管理システムを提供すること
ができる。
にも寄与する等、きわめて優れた効果を有した応答器付
ナンバープレート及び車両管理システムを提供すること
ができる。
【００２３】さらに、電子モジュールには過去の履歴等
の情報を格納することもできるから、車検等の実行に際
して、その車両に最適な措置を施すことができる等種々
の効果が得られる。
の情報を格納することもできるから、車検等の実行に際
して、その車両に最適な措置を施すことができる等種々
の効果が得られる。
【図１】本発明の実施の形態として示す基本構成図
【図２】本発明の応答器付車両用ナンバープレートを用
いた車両管理システムの基本構成図
いた車両管理システムの基本構成図
【図３】本実施の形態における電子モジュールの構成図
【図４】本発明による車両管理システムにより実現され
る交通量の把握処理動作を示す概略図
る交通量の把握処理動作を示す概略図
１ 車両 ２ 応答器付ナンバープレート ３ プレート本体 ４ ＩＣカード（電子モジュール） ５ 挿入ポケット ６ 路側機（管理機器） １１ アンテナ １２ 無線モデム部 １３ 通信処理部 １４ メモリ １５ ナンバー（参照情報）
Claims (5)
- 【請求項１】 車両を特定するための登録ナンバーが表
面に付されているプレート本体と、 前記プレート本体に取り付けられ、車両の外部から無線
で送られて来る信号を受信し、その信号に応答してその
車両を特定するための情報信号を外部に無線で送出する
非接触形の電子モジュールを備えたことを特徴とする応
答器付車両用ナンバープレート。 - 【請求項２】 前記電子モジュールの外側から見える表
面に前記登録ナンバーと視覚で照合可能な参照情報を設
けたことを特徴とする請求項１記載の応答器付車両用ナ
ンバープレート。 - 【請求項３】 前記電子モジュールを前記プレート本体
側に受け入れる挿入ポケットを設けたことを特徴とする
請求項１または２記載の応答器付車両用ナンバープレー
ト。 - 【請求項４】 前記請求項１乃至３のいずれかに記載の
車両ナンバープレートを使用し、前記電子モジュールに
車両の外部に配置された管理機器から信号を送信し、そ
の信号に対する前記電子モジュールからの応答信号を受
信して前記車両の通行を管理することを特徴とする車両
管理システム。 - 【請求項５】 前記管理機器と前記電子モジュールとの
送受信を道路上に設置された路側機を介して行うことを
特徴とする請求項４記載の車両管理システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001001970A JP2002208088A (ja) | 2001-01-09 | 2001-01-09 | 応答器付車両用ナンバープレート及びそのナンバープレートを使用した車両管理システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001001970A JP2002208088A (ja) | 2001-01-09 | 2001-01-09 | 応答器付車両用ナンバープレート及びそのナンバープレートを使用した車両管理システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002208088A true JP2002208088A (ja) | 2002-07-26 |
Family
ID=18870544
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001001970A Pending JP2002208088A (ja) | 2001-01-09 | 2001-01-09 | 応答器付車両用ナンバープレート及びそのナンバープレートを使用した車両管理システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002208088A (ja) |
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