JP2002208042A - 自動改札機の集札券貯留システム - Google Patents

自動改札機の集札券貯留システム

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JP2002208042A
JP2002208042A JP2001004553A JP2001004553A JP2002208042A JP 2002208042 A JP2002208042 A JP 2002208042A JP 2001004553 A JP2001004553 A JP 2001004553A JP 2001004553 A JP2001004553 A JP 2001004553A JP 2002208042 A JP2002208042 A JP 2002208042A
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Rikio Shiratori
力男 白鳥
Kenji Yokoyama
研児 横山
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Nippon Signal Co Ltd
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Nippon Signal Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 集札すべき乗車券を集札箱に集札する際に、
一時的に乗車券を貯留する貯留ユニットで乗車券の券づ
まりを生じたとき、この券づまりを検出して自動的に解
消できるようにする。 【解決手段】 貯留ユニット(30)は上段と下段とからな
る上部貯留部(40)と下部貯留部(50)とを有する。各貯留
部(40,50)は、その底部に開閉可能な第1のシャッタ(4
2)と第2のシャッタ(52)とをそれぞれ有している。上部
貯留部(40)は、集札されるべき乗車券(C)が搬送されて
きたときに貯留ユニット(30)に形成された券入口(32)と
で生じる券づまりを検出するための券づまり検出手段(4
6)を有している。上部貯留部(40)に一定枚数の乗車券
(C)が貯留されたとき第1のシャッタ(42)が開となり、
当該乗車券(C)を下部貯留部(50)に向けて放出する他、
券づまりを検出したときも第1のシャッタ(42)を開にし
てジャム券共々放出する。このため券づまりを検出し
て、該券づまりを自動的に解消することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動改札機の集札
券貯留システムに関し、特に、自動改札機に投入された
乗車券を搬送装置から券貯留ユニットを介して集札箱に
集札する際に、該券貯留ユニットにおいて券づまり(ジ
ャム)を解消するようにした集札券貯留システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】例えば、自社の異なる2つの地下鉄が1
つの駅で交差している場合であって、改札口が異なる駅
がある。このような駅の場合、例えばA地下鉄線からB
地下鉄線に乗り換えるときには、当該駅において一旦改
札口を出てからB地下鉄線に乗り換える必要がある。し
かし、2つの地下鉄線が共に自社線であるため当該駅を
含んでB地下鉄線で降車する駅までの料金が同一である
ことがある。このような場合、利用客はB地下鉄線の特
定駅まで有効な料金の乗車券を有していても、当該駅に
おける自動改札機を通過すると、該自動改札機投入され
た乗車券は集札されてしまう。この集札を避けるため、
現在においては、利用客は駅員に申し出て自動改札機に
乗車券を投入せずに他の改札口を通過してB地下鉄線に
乗り換えるようにしている。
【0003】しかし、利用客によっては駅員に申し出る
のを忘れて自動改札機に上記乗車券を投入して改札口を
通行するときがある。このような場合、自動改札機に取
り込まれた乗車券を集札箱から駅員が回収して当該乗車
券を利用客に返還していた。
【0004】集札箱には多数の乗車券が集札されている
ため、一旦、集札箱に集札された乗車券を探し出すのは
時間がかかり面倒である。このため、自動改札機内に内
蔵されている乗車券搬送路(カードハンドラ)から集札
箱に直接乗車券を集札するのではなく、その前に10〜
20枚程度の乗車券を一時的に貯留するための集札券貯
留機構を設け、誤って自動改札機に投入した乗車券を速
やかに回収して利用客に返還するようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、集札券貯留機
構は、少ない一定枚数しか貯留しないようにしているた
め、一時的に貯留する収容部は小さくて券づまりが発生
することが度々あり、その都度、自動改札機の横カバー
を開けて詰まった乗車券を取り除く必要があり、面倒で
ある。
【0006】本発明は、上記点に鑑みてなされたもので
あって、集札券貯留機構において券づまりを検知するこ
とにより自動的に券づまりを解消することができる自動
改札機の集札券貯留システムを提供することを課題とす
るものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明は、投入口(11)から投入された乗車券(C)を排出
口(21)に向けて搬送する搬送路(23)と、前記排出口(21)
近傍に設けられた排出機構(22)との間に集札すべき乗車
券(C)を集札箱(26)に集札する際に該集札箱(26)の前に
一時的に集札すべき乗車券(C)を貯留するための貯留ユ
ニット(30)を有する自動改札機の集札券貯留システムで
あって、前記貯留ユニット(30)の券入口(32)の直下に設
けられ、底部が開閉可能となっている第1のシャッタ(4
2)を有する上部貯留部(40)と、前記上部貯留部(40)内に
収容される集札すべき乗車券(C)を検知するカウント検
知手段と、前記上部貯留部(40)内において、前記集札す
べき乗車券(C)が券づまりを起こしたとき、この券づま
りを検知するための券づまり検出手段(46)と、前記上部
貯留部(40)の前記第1のシャッタ(42)の開により放出さ
れる乗車券(C)を貯留するために下方に設けられ、底部
が開閉可能となっている第2のシャッタ(52)を有する下
部貯留部(50)と、前記カウント検知手段による一定枚数
の乗車券(C)をカウントしたとき前記第1のシャッタ(4
2)を開にすると共に、前記券づまり検出手段からの検出
信号に基づき前記第1のシャッタ(42)を開にするよう制
御し、前記所定のカウント数より少ないカウント数によ
り第2のシャッタ(52)を開にするよう制御する制御ユニ
ット(24)と、を具備している自動改札機の集札券貯留シ
ステムとした。
【0008】このように、上部貯留部(40)に設けた券づ
まり検出手段(46)により券づまりが検出されたときは、
直ちに第1のシャッタ(42)を開放するようにしているた
め、券づまりを検出できると共に、貯留券とともにジャ
ム券を下段の下部貯留部(50)に向けて放出するため、券
づまりを自動的に解消することができる。
【0009】前記カウント検知手段としては、前記搬送
路(23)に設けられた読取りヘッドであってもよく、前記
貯留ユニット(30)の券入口(32)の前に設けられた一対の
投受光器(36)で検知するようにしてもよい。
【0010】前記券づまり検出手段(46)としては、実施
の形態によれば一対の投受光器から構成される。
【0011】前記第1のシャッタ(42)及び第2のシャッ
タ(52)の開閉は複数回の動作を行うようにすれば、それ
ぞれに貯留されている集札されるべき乗車券(C)を確実
に次段に放出することができるため好ましい。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示した好ま
しい一実施の形態に基づいて詳細に説明するが、本発明
の技術的範囲は、添付図面に示された実施の形態に限定
されるものではなく、特許請求の範囲に記載された範囲
内において適宜変更が可能である。
【0013】図1は、本発明の集札券貯留機構を用いた
自動改札機の概略を示している。図1において、自動改
札機10の券投入口11にされた乗車券Cは、取り込み
部12により取り込まれ、下流に位置する券整列部13
に繰り出される。券投入口11に例えば乗車券Cと定期
券とを同時に投入されたときは、分離機構25により一
枚ずつ分離され、前記券整列部13に送り出される。乗
車券Cは読取りヘッド14又は15で磁気情報を読み取
られる。
【0014】乗車券Cと定期券の複数枚の媒体が自動改
札機10に投入されると、乗車券Cと定期券とを一枚ず
つ処理する必要があるため、一時的に2枚目以降の媒体
は保留部16に保留される。乗車券Cは、必要情報が書
込みヘッド17により書き込まれた後、該書き込まれた
情報が正しいか否かを判断するため、ベリファイヘッド
18により書込み情報が読み込まれる。符号19は印刷
ヘッドである。符号20は、乗車券Cにパンチ孔を形成
するためのパンチである。
【0015】最下流には、券処理された乗車券Cを券取
出し口21に排出するためのベルト機構により構成され
た排出機構22が設けられている。
【0016】自動改札機10に投入された乗車券Cは、
券取出し口21まで搬送路23に沿って搬送される。該
搬送路23は、駆動ローラ及び従動ローラに巻回された
ベルトにより構成される。搬送路23は、制御ユニット
24により制御され、モータMにより駆動される。
【0017】排出機構22の上流側には、改札機を出る
際に不要となった乗車券Cを集札箱26に集札するため
に集札券導入ベルト27が設けられている。集札券導入
ベルト27と集札箱26との間には、集札すべき乗車券
Cを一時的に貯留するための貯留ユニット30が介在さ
れている。当該乗車券Cはウイング28により振分けら
れて集札券導入ベルト27に導かれる。
【0018】貯留ユニット30の概略は、図2に詳細に
示されている。図2において、貯留ユニット30は、上
部に集札券導入ベルト27から搬送されてきた集札すべ
き乗車券Cを受け入れるべき券入口32を有している。
該券入口32の直下には1段目貯留部として上段に位置
する上部貯留部40が配置されている。該上部貯留部4
0の下方には2段目貯留部として下段に位置する下部貯
留部50が配置されている。該下部貯留部50に一定量
貯留された乗車券Cを集札箱26に放出するために貯留
ユニット30は、その底部が開口された券出口34を有
している。
【0019】前記券入口32には集札券導入ベルト27
から供給されてきた集札すべき乗車券Cを計数するため
検知するカウント用検知手段36が配置されている。こ
のカウント用検知手段36は、図面に示す例においては
投受光器から構成されている。このカウント用検知手段
36は、実施例の説明上において判りやすくするため図
示したものであって、実際においては、図1において示
した読取りヘッド14,15で集札すべき乗車券Cを検
出し、その検出信号は図1に示す制御ユニット24に供
給され、カウントされる。
【0020】上部貯留部40は、一定量の集札すべき乗
車券Cが貯まったら下部貯留部50にまとめて落下させ
るために底部に開閉可能な上部シャッタ42を有してい
る。この上部シャッタ42は、第1のソレノイド44に
より開閉駆動される。この第1のソレノイド44の開閉
は、図1に示した制御ユニット24により制御される。
【0021】上部貯留部40に収容される集札されるべ
き乗車券Cが、2点鎖線で示すように該上部貯留部40
内において立った状態となり券入口32部分を塞ぐよう
券づまりを起こすことがある。このように券詰まりが生
じたときは、この券づまりを検出するために上部貯留部
40の上部(券入口32側)に券づまり検出手段46が
設けられる。この券づまり検出手段46は、図示の例で
は投受光器から構成されている。投受光器の一方である
受光器46の出力信号は、図1に示す制御ユニット24
に供給される。この券づまり検出手段46による券づま
りを検出したときは、制御ユニット24の券づまり解消
信号により上部シャッタ42を無条件で開放し、上部貯
留部40内に貯まっている乗車券Cと共に、券づまりの
乗車券を下部貯留部50に排出する。
【0022】下部貯留部50は、上部貯留部40と同様
に底部に開閉可能な下部シャッタ52を有している。こ
の下部シャッタ52は、第2のソレノイド54にの作動
により開閉される。該第2のソレノイド54の開閉は、
第1のソレノイド44と同様に図1に示した制御ユニッ
ト24により制御される。
【0023】次に、上部貯留部40と下部貯留部50の
基本的な動作について、図3に基づいて説明する。
【0024】上部貯留部40は、乗車券Cが例えば15
枚貯まったら下部貯留部50に放出するようになってい
る。この乗車券Cの計数は、カウント用検知手段36に
基づいて制御ユニット24のカウンタで計数する。初期
状態にあっては上部及び下部貯留部40,50ともに貯
留枚数は0である。この初期状態から上部貯留部40に
15枚貯まると、つまりカウンタが15をカウントする
と、上部貯留部40の第1のシャッタ42が開放し、1
5枚の乗車券Cは下部貯留部50に放出される。このと
き、カウンタはリセットされて0の状態となる。
【0025】次に、カウンタの計数値が10になると、
下部貯留部50の第2のシャッタ52が開放され、15
枚の乗車券Cは集札箱26内に集札される。更に、カウ
ンタの計数値が15になると、前述したように第1のシ
ャッタ42が開放し、15枚の乗車券Cは下部貯留部5
0に放出され、カウンタはリセットされる。これを繰り
返して、貯留ユニット30には常時10枚以上の乗車券
Cが貯留されている状態となる。これが基本動作であ
る。
【0026】次に、前述したように上部貯留部40にお
いて乗車券Cが券づまりを起こした場合を含めて、本発
明の制御ユニット24の制御機能について、図2及び図
4に示したフローチャートに基づいて説明する。
【0027】ステップ(以下、STと略す)100は、
制御ユニット24のカウンタが初期状態であることを示
す。例えば、営業終了時において自動改札機10の電源
をOFFにすると、図2に示す上部貯留部40の第1の
シャッタ42及び下部貯留部50の第2のシャッタ52
は共に開状態となり、いずれの貯留部40,50に貯留
されている集札すべき乗車券Cは集札箱26に集札さ
れ、カウンタはリセットされて初期状態となる。
【0028】次に、自動改札機10が電源を入れられて
稼働すると、ST102においてカウントが開始され
る。つまり、集札すべき乗車券Cが集札券導入ベルト2
7により貯留ユニット30に向けて搬送されて、カウン
ト用検知手段36を通過すると、該カウント用検知手段
36がことを検知し、その検知信号は制御ユニット24
に供給され、カウンタによりカウントが開始される。
【0029】ST104では、上部貯留部40において
券づまりが生じたか否かがチェックされる。券づまり検
出手段46の投受光器間を遮る時間が例えば0.5〜
0.7秒以上であるときは券づまりが発生したと判断す
る。この時間の設定は任意である。券づまりが生じたと
きは、ステップ106に進み、上部貯留部40の第1の
シャッタ42を開にして、券づまりを起こしている乗車
券Cともども他の貯留されている乗車券Cを下段の下部
貯留部50に放出する。つまり、例えば、券づまりを1
0枚目で検出したときは、下部貯留部50に10枚の乗
車券C全てが放出される。従って、券づまりが解消し、
自動改札機10の稼働を停止してジャムした乗車券を人
手により取り除く必要がない。券づまりを検出できない
ときは、ST108に進む。
【0030】ST108では、カウンタにカウント数n
が15に達したか否かを判断している。カウンタによる
カウント数が15に満たないときは、ST102にリタ
ーンしカウントを続ける。カウント数nが15に達する
と、ST110に進み上部貯留部40の第1のシャッタ
42を開とするよう制御される。従って、券づまりが生
じないでカウント数が15に達すると上部貯留部40に
貯留されていた15枚の乗車券Cは、下部貯留部50に
向けて放出される。途中で券づまりが生じたときは、例
えば、10枚目で券づまりが生じたときは、前述したよ
うにその10枚は下部貯留部50に放出されるため、カ
ウント数が15に達すると、5枚の乗車券Cが下部貯留
部50に放出される。
【0031】このようにカウント数が15に達すると、
ST112に進み、カウンタはリセットされ、カウント
数nは0となる。
【0032】ST114では、カウント用検知手段36
の乗車券Cの検知により新たにカウントを開始する。そ
して、ST116に進む。
【0033】ST116では、前述したST104と同
様に、券づまり検出手段46に基づき券づまりの発生を
監視する。券づまりが生じたと判断したときは、ST1
18に進み、上部貯留部40の第1のシャッタ42を開
とするよう制御してST120に進む。
【0034】ST120では、カウンタによるカウント
数nが10に達したか否かを判断する。カウント数nが
10に達したときは、ST122に進み、下部貯留部5
0の第2のシャッタ52を開とするよう制御する。つま
り、例えば、下部貯留部50に貯留されている15枚の
乗車券Cを集札箱26に向けて放出する。これにより完
全に集札すべき乗車券Cは、集札されたことになる。ま
た、ST116において、例えば、カウント数nが5の
ときに券づまりが生じたときは、ST118により上部
貯留部40に貯留されている乗車券C及びジャムした乗
車券Cの5枚が下部貯留部50に放出されるため、下部
貯留部50には前の15枚と前記5枚の乗車券C、合計
20枚の乗車券Cが貯留されることになる。そして、前
述したようにST120において、カウント数nが10
になると、ST122により第2のシャッタ52が開と
なるため、下部貯留部50に貯留されていた20枚の乗
車券Cがまとめて集札箱26に放出されることになる。
【0035】ST124では、更にカウントが進み、カ
ウント数nが15に達したか否か監視する。カウント数
nが15に満たないときは、ST114にリターンし、
更にカウントする。カウント数nが15に達するとST
110にリターンし前述したように上部貯留部40の第
1のシャッタ42を開とするよう制御する。
【0036】上述した第1のシャッタ42及び第2のシ
ャッタ52の開動作を行う際、複数回、例えば2回の動
作を行うように制御する。このように2回の開動作、つ
まり、開、閉、開の動作を行うようにすれば、各貯留部
42,52に貯留されている複数枚の乗車券Cを確実に
次段に放出することができる。
【0037】自動改札機の電源をOFFにすると、制御
ユニット24は初期状態にリセットされ、電源をONす
ることにより、ST100から制御フローは開始され
る。
【0038】このように上部貯留部40において、搬送
されてきた集札すべき乗車券Cが券づまり、つまりジャ
ムすると、その時点で第1のシャッタ42を開状態にし
て、ジャムしている乗車券を含む全ての乗車券Cを下段
の下部貯留部50に放出するようにしている。このた
め、券づまりが生じても自動的に解消する。
【0039】上記実施例の説明において、上部貯留部4
0に乗車券Cが15枚貯留する例を示しているが、本発
明においてはこれに限定されるものではなく、これ以
下、例えば10枚であってもよく、16枚以上であって
もよいが、あまり多くの乗車券Cを貯留するように設定
すると、それだけ券づまりが多く発生し易くなるため好
ましくない。更に、下部貯留部50の第2のシャッタ5
2の開のタイミングは、カウント数が10のみに限定さ
れる必要はない。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように本発明の集札券貯留
装置によれば、集札すべき乗車券を集札箱に集札する際
に、搬送路から直接集札せずに該集札箱の前に該乗車券
を一時的に貯留する貯留ユニットを設け、該貯留ユニッ
ト内に上段と下段からなる上部貯留部と下部貯留部とを
配設し、上部貯留部において券づまり検出手段を設ける
ことにより、券づまりを検出したときは、直ちに上部貯
留部の底部である第1のシャッタを開にすることにより
券づまりが検出できる他、券づまりを自動的に解消する
ことができるという本発明特有の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る集札券貯留システムを備えた自動
改札機の概略図である。
【図2】図1に示した貯留ユニットの拡大された概略図
である。
【図3】図2に示した上部貯留部と下部貯留部の基本動
作を示した説明図である。
【図4】本発明に係る貯留システムの制御フローチャー
トである。
【符号の説明】
10 自動改札機 24 制御ユニット 30 貯留ユニット 32 券入口 40 上部貯留部 42 第1のシャッタ 46 券づまり検出手段 50 下部貯留部 52 第2のシャッタ C 乗車券

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 投入口(11)から投入された乗車券(C)を
    排出口(21)に向けて搬送する搬送路(23)と、前記排出口
    (21)近傍に設けられた排出機構(22)との間に集札すべき
    乗車券(C)を集札箱(26)に集札する際に該集札箱(26)の
    前に一時的に集札すべき乗車券(C)を貯留するための貯
    留ユニット(30)を有する自動改札機の集札券貯留システ
    ムであって、 前記貯留ユニット(30)の券入口(32)の直下に設けられ、
    底部が開閉可能となっている第1のシャッタ(42)を有す
    る上部貯留部(40)と、 前記上部貯留部(40)内に収容される集札すべき乗車券
    (C)を検知するカウント検知手段と、 前記上部貯留部(40)内において、前記集札すべき乗車券
    (C)が券づまりを起こしたとき、この券づまりを検知す
    るための券づまり検出手段(46)と、 前記上部貯留部(40)の前記第1のシャッタ(42)の開によ
    り放出される乗車券(C)を貯留するために下方に設けら
    れ、底部が開閉可能となっている第2のシャッタ(52)を
    有する下部貯留部(50)と、 前記カウント検知手段による一定枚数の乗車券(C)をカ
    ウントしたとき前記第1のシャッタ(42)を開にすると共
    に、前記券づまり検出手段からの検出信号に基づき前記
    第1のシャッタ(42)を開にするよう制御し、前記所定の
    カウント数より少ないカウント数により第2のシャッタ
    (52)を開にするよう制御する制御ユニット(24)と、を具
    備していることを特徴とする自動改札機の集札券貯留シ
    ステム。
  2. 【請求項2】 前記カウント検知手段は、前記搬送路(2
    3)に設けられた読取りヘッドであることを特徴とする請
    求項1に記載の集札券貯留システム。
  3. 【請求項3】 前記カウント検知手段は、前記貯留ユニ
    ット(30)の券入口(32)の前に設けられた一対の投受光器
    (36)であることを特徴とする請求項1に記載の集札券貯
    留システム。
  4. 【請求項4】 前記券づまり検出手段(46)は、一対の投
    受光器からなることを特徴とする請求項1に記載の集札
    券貯留システム。
  5. 【請求項5】 前記第1のシャッタ(42)及び第2のシャ
    ッタ(52)の開動作を複数回行うようにしたことを特徴と
    する請求項1に記載の集札券貯留システム。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100830439B1 (ko) * 2006-05-08 2008-05-20 엘지전자 주식회사 플라즈마 디스플레이 패널, 그 제조 방법 및 격벽 재료조성물
JP2014127039A (ja) * 2012-12-26 2014-07-07 Toshiba Corp 改札機および改札機の集札処理方法
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