JP2002207557A - 日本語入力システム、日本語入力方法、および、記録媒体 - Google Patents

日本語入力システム、日本語入力方法、および、記録媒体

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JP2002207557A
JP2002207557A JP2001002747A JP2001002747A JP2002207557A JP 2002207557 A JP2002207557 A JP 2002207557A JP 2001002747 A JP2001002747 A JP 2001002747A JP 2001002747 A JP2001002747 A JP 2001002747A JP 2002207557 A JP2002207557 A JP 2002207557A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 日本語入力の際のキー入力数を減らし、かつ
習熟しやすい文字入力規則を提示することによって、日
本語入力を容易かつ高速にする。 【解決手段】 入力部101から入力されたア行以外の
ローマ字入力を全て子音のみで行い、制御部102の制
御に基づいて、母音補完部111、変換候補・出現頻度
データベース部113により母音を補完して変換候補を
出力し、さらに変換候補順位付部112により使用頻度
順に変換候補を並べ換える。次に、変換候補をすべて仮
名漢字変換部121が仮名漢字変換辞書122を使用し
て漢字に変換し、出力部103で表示する。ただし、子
音を2つ入力する必要があり、かつ使用頻度の高い促音
「っ」、撥音「ん」、拗音「ゃ、ゅ、ょ」については、
連想しやすい「T」、「N」、「Y」をそれぞれ割り当
てる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、日本語入力システ
ム、日本語入力方法、および、記録媒体に関し、特に、
少ないキー操作で日本語を入力できる母音補完機構を備
えた日本語入力システム、日本語入力方法、および、記
録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、パーソナルコンピュータが急速に
普及しつつあり、それに伴いコンピュータ上で文書を作
成する機会が増えてきている。さらに、携帯端末等の小
型装置(小型キーボード)で日本語を入力する機会も増
えてきているが、入力端末が小さいために、より少ない
キー操作で日本語が入力できるシステムが望まれてい
る。
【0003】このようなユーザのニーズに対応するた
め、たとえば、「特開2000−089901号公報」
記載の技術のように、少ないキー操作で日本語入力でき
るシステムが提案されている。この従来の技術は、ウ段
の仮名を入力する場合には母音を省き子音のみを入力す
ることにより、日本語入力の際のキー入力数を減らして
いる。さらに、この技術は、促音「っ」や拗音「ゃぃゅ
ぇょ」の入力用に独自のキー割り当て(子音入力に使用
しないキーを割り当てる)を行い、また撥音「ん」や
「くぁ」等の入力についても独自のキー入力方法を設定
することで、日本語入力の際のキー入力数を減らしてい
る。
【0004】具体的な例としては、促音「っ」をxに、
拗音「ゃぃゅぇょ」をl、v、q、j、fに割り当てて
いる。また、撥音「ん」の入力をn+促音キーxとし、
「くぁ」等の入力を各子音+各拗音キー(この場合、k
+l)としている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の技術の
第1の問題点は、キー入力数がそれほど減っていないこ
とである。
【0006】その理由は、ウ段の場合のみ母音を入力す
る必要がないが、ウ段はア行を除いた全文字数(75文
字)中の15文字(20%)にすぎず、さらに入力する
文章によってはウ段がほとんど出てこない場合もあるた
めである。
【0007】第2の問題点は、キー操作を習熟すること
が難しいことである。
【0008】その理由は、ア行以外は母音をまったく入
力しないのではなく、ウ段の場合のみ母音を入力しない
ので、ローマ字入力を知っているユーザにとって非常に
操作しづらいからである。さらに、従来法は促音や拗音
を子音入力に使用しないキーに割り当てるが、本来の言
葉と割り当てられるキーには関連性がないため、正確に
割り当てを憶える必要があるからである。上述した具体
例では「ゃ、ぃ、ゅ、ぇ、ょ」から「l、v、q、j、
f」は連想できない。
【0009】本発明の目的は、上記問題点を解決し、よ
り少ないキー入力数で日本語入力できる日本語入力シス
テム、日本語入力方法、および、記録媒体を実現するこ
とにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の日本語入
力システムは、ア行を除いてローマ字の子音のみ入力さ
れた文字列に対し、母音a,i,u,e,oを補完し変
換候補を出力する母音補完部を有することを特徴とす
る。
【0011】本発明の第2の日本語入力システムは、前
記第1の日本語入力システムであって、大文字T,Nを
含んだ文字列が入力された場合に、それぞれ促音
「っ」、撥音「ん」に対応する「xtu」、「nn」を
含んだ変換候補を出力する前記母音補完部を有すること
を特徴とする。
【0012】本発明の第3の日本語入力システムは、前
記第1または第2の日本語入力システムであって、子音
文字、文字「Y」の順番の文字列を含む文字列が入力さ
れた場合に、母音a,u,oを補完し、拗音「ゃ、ゅ、
ょ」に対応する「子音文字ya、子音文字yu、子音文
字yo」を含んだ変換候補を出力する前記母音補完部を
有することを特徴とする。
【0013】本発明の第4の日本語入力システムは、前
記第2または第3の日本語入力システムであって、一般
的に使用される日本語およびその時点までに使用された
日本語を保持しているデータベースを参照し、マッチし
ない変換候補は削除して残りの変換候補を出力する前記
母音補完部を有することを特徴とする。
【0014】本発明の第5の日本語入力システムは、前
記第4の日本語入力システムであって、一般的に使用さ
れる日本語およびその時点までに使用された日本語の使
用頻度を保持している前記データベースを参照し、前記
母音補完部からの変換候補を使用頻度順にソートして出
力する変換候補順位付部を有することを特徴とする。
【0015】本発明の第6の日本語入力システムは、前
記第1、第2、第3、第4、または、第5の日本語入力
システムであって、母音補完用変換キーが入力された場
合に、前記母音補完部により変換候補を出力する前記母
音補完部を有することを特徴とする。
【0016】本発明の第7の日本語入力システムは、前
記第1、第2、第3、第4、第5、または第6の日本語
入力システムであって、仮名漢字変換キーが入力された
場合に、前記母音補完部または前記変換候補順位付部か
ら出力された変換候補のうち操作者により選択された変
換候補に対するローマ字仮名変換を行い仮名候補を出力
する仮名漢字変換部を有することを特徴とする。
【0017】本発明の第8の日本語入力システムは、前
記第7の日本語入力システムであって、ローマ字仮名変
換により出力された仮名候補に対し仮名から漢字に変換
する前記仮名漢字変換部を有することを特徴とする。
【0018】本発明の第9の日本語入力システムは、母
音補完用変換キーが入力されると、変換すべき文字列が
格納されている第1のバッファから、先頭の1文字を取
得し、取得した文字が空を示す文字でなかった場合に
は、取得した先頭文字を前記第1のバッファ内から削除
し、さらに、取得した文字が母音を示す文字、N、また
はTであった場合には、それぞれ、母音そのままの文
字、撥音「ん」を示す「nn」、もしくは、促音「っ」
を示す「xtu」に変換補完し、取得した文字が母音を
示す文字、N、Tのどれでもなかった場合、すなわち子
音の文字であった場合には、さらに、前記第1のバッフ
ァ内の先頭の文字を取り出し、その文字がYであった場
合には、その子音の文字にya、yu、および、yoを
追加補完し、前記第1のバッファから先頭文字のYを削
除し、その文字がYでなかった場合には、母音の文字
a,i,u,e,oを追加補完し、変換補完、追加補完
された文字と第2のバッファに格納されている文字列群
とで全ての組み合わせを作成し、前記第2のバッファに
格納しなおし、前記第2のバッファの文字列群の中から
データベースに完全一致または前方一致でマッチしない
文字列を削除する母音補完部と、前記第1のバッファか
ら取得した文字が空を示す文字であった場合には、前記
第2のバッファに格納されている文字列群を前記データ
ベースを参照して、優先度順にソートし変換候補として
前記第1のバッファに格納し、前記第2のバッファを空
に初期化する変換候補順位付部とを有することを特徴と
する。
【0019】本発明の第10の日本語入力システムは、
母音補完用変換キーが入力されると、変換すべき文字列
が格納されている第1のバッファから、先頭の1文字を
取得し、取得した文字が空を示す文字でなかった場合に
は、取得した先頭文字を前記第1のバッファ内から削除
し、さらに、取得した文字が母音を示す文字、N、また
はTであった場合には、それぞれ、母音そのままの文
字、撥音「ん」を示す「nn」、もしくは、促音「っ」
を示す「xtu」に変換補完し、取得した文字が母音を
示す文字、N、Tのどれでもなかった場合、すなわち子
音の文字であった場合には、さらに、前記第1のバッフ
ァ内の先頭の文字を取り出し、その文字がYであった場
合には、その子音の文字にya、yu、および、yoを
追加補完し、前記第1のバッファから先頭文字のYを削
除し、その文字がYでなかった場合には、母音の文字
a,i,u,e,oを追加補完し、変換補完、追加補完
された文字と第2のバッファに格納されている文字列群
とで全ての組み合わせを作成し、前記第2のバッファに
格納しなおし、前記第2のバッファの文字列群の中から
データベースに完全一致または前方一致でマッチしない
文字列を削除する母音補完部と、前記第1のバッファか
ら取得した文字が空を示す文字であった場合には、前記
第2のバッファに格納されている文字列群を前記データ
ベースを参照して、優先度順にソートし変換候補として
前記第1のバッファに格納し、前記第2のバッファを空
に初期化する変換候補順位付部と、前記第1のバッファ
内の変換候補を出力部に表示する制御部と、仮名漢字変
換キーが入力されると、前記第1のバッファ内の変換候
補のうち操作者により選択された変換候補に対するロー
マ字仮名変換を行い仮名候補を出力し、その仮名候補に
対し仮名から漢字に変換する前記仮名漢字変換部とを有
することを特徴とする。
【0020】本発明の第1の日本語入力方法は、ア行を
除いてローマ字の子音のみ入力された文字列に対し、母
音a,i,u,e,oを補完し変換候補を出力する母音
補完手順を含むことを特徴とする。
【0021】本発明の第2の日本語入力方法は、前記第
1の日本語入力方法であって、大文字T,Nを含んだ文
字列が入力された場合に、それぞれ促音「っ」、撥音
「ん」に対応する「xtu」、「nn」を含んだ変換候
補を出力する前記母音補完手順を含むことを特徴とす
る。
【0022】本発明の第3の日本語入力方法は、前記第
1または第2の日本語入力方法であって、子音文字、文
字「Y」の順番の文字列を含む文字列が入力された場合
に、母音a,u,oを補完し、拗音「ゃ、ゅ、ょ」に対
応する「子音文字ya、子音文字yu、子音文字yo」
を含んだ変換候補を出力する前記母音補完手順を含むこ
とを特徴とする。
【0023】本発明の第4の日本語入力方法は、前記第
2または第3の日本語入力方法であって、一般的に使用
される日本語およびその時点までに使用された日本語を
保持しているデータベースを参照し、マッチしない変換
候補は削除して残りの変換候補を出力する前記母音補完
手順を含むことを特徴とする。
【0024】本発明の第5の日本語入力方法は、前記第
4の日本語入力方法であって、一般的に使用される日本
語およびその時点までに使用された日本語の使用頻度を
保持している前記データベースを参照し、前記母音補完
手順からの変換候補を使用頻度順にソートして出力する
変換候補順位付手順を含むことを特徴とする。
【0025】本発明の第6の日本語入力方法は、前記第
1、第2、第3、第4、または、第5の日本語入力方法
であって、母音補完用変換キーが入力された場合に、前
記母音補完手順により変換候補を出力する前記母音補完
手順を含むことを特徴とする。
【0026】本発明の第7の日本語入力方法は、前記第
1、第2、第3、第4、第5、または第6の日本語入力
方法であって、仮名漢字変換キーが入力された場合に、
前記母音補完手順または前記変換候補順位付手順から出
力された変換候補のうち操作者により選択された変換候
補に対するローマ字仮名変換を行い仮名候補を出力する
仮名漢字変換手順を含むことを特徴とする。
【0027】本発明の第8の日本語入力方法は、前記第
7の日本語入力方法であって、ローマ字仮名変換により
出力された仮名候補に対し仮名から漢字に変換する前記
仮名漢字変換手順を含むことを特徴とする。
【0028】本発明の第9の日本語入力方法は、母音補
完用変換キーが入力されると、変換すべき文字列が格納
されている第1のバッファから、先頭の1文字を取得
し、取得した文字が空を示す文字でなかった場合には、
取得した先頭文字を前記第1のバッファ内から削除し、
さらに、取得した文字が母音を示す文字、N、またはT
であった場合には、それぞれ、母音そのままの文字、撥
音「ん」を示す「nn」、もしくは、促音「っ」を示す
「xtu」に変換補完し、取得した文字が母音を示す文
字、N、Tのどれでもなかった場合、すなわち子音の文
字であった場合には、さらに、前記第1のバッファ内の
先頭の文字を取り出し、その文字がYであった場合に
は、その子音の文字にya、yu、および、yoを追加
補完し、前記第1のバッファから先頭文字のYを削除
し、その文字がYでなかった場合には、母音の文字a,
i,u,e,oを追加補完し、変換補完、追加補完され
た文字と第2のバッファに格納されている文字列群とで
全ての組み合わせを作成し、前記第2のバッファに格納
しなおし、前記第2のバッファの文字列群の中からデー
タベースに完全一致または前方一致でマッチしない文字
列を削除する母音補完手順と、前記第1のバッファから
取得した文字が空を示す文字であった場合には、前記第
2のバッファに格納されている文字列群を前記データベ
ースを参照して、優先度順にソートし変換候補として前
記第1のバッファに格納し、前記第2のバッファを空に
初期化する変換候補順位付手順とを含むことを特徴とす
る。
【0029】本発明の第10の日本語入力方法は、母音
補完用変換キーが入力されると、変換すべき文字列が格
納されている第1のバッファから、先頭の1文字を取得
し、取得した文字が空を示す文字でなかった場合には、
取得した先頭文字を前記第1のバッファ内から削除し、
さらに、取得した文字が母音を示す文字、N、またはT
であった場合には、それぞれ、母音そのままの文字、撥
音「ん」を示す「nn」、もしくは、促音「っ」を示す
「xtu」に変換補完し、取得した文字が母音を示す文
字、N、Tのどれでもなかった場合、すなわち子音の文
字であった場合には、さらに、前記第1のバッファ内の
先頭の文字を取り出し、その文字がYであった場合に
は、その子音の文字にya、yu、および、yoを追加
補完し、前記第1のバッファから先頭文字のYを削除
し、その文字がYでなかった場合には、母音の文字a,
i,u,e,oを追加補完し、変換補完、追加補完され
た文字と第2のバッファに格納されている文字列群とで
全ての組み合わせを作成し、前記第2のバッファに格納
しなおし、前記第2のバッファの文字列群の中からデー
タベースに完全一致または前方一致でマッチしない文字
列を削除する母音補完手順と、前記第1のバッファから
取得した文字が空を示す文字であった場合には、前記第
2のバッファに格納されている文字列群を前記データベ
ースを参照して、優先度順にソートし変換候補として前
記第1のバッファに格納し、前記第2のバッファを空に
初期化する変換候補順位付手順と、前記第1のバッファ
内の変換候補を出力手順に表示する制御手順と、仮名漢
字変換キーが入力されると、前記第1のバッファ内の変
換候補のうち操作者により選択された変換候補に対する
ローマ字仮名変換を行い仮名候補を出力し、その仮名候
補に対し仮名から漢字に変換する前記仮名漢字変換手順
とを含むことを特徴とする。
【0030】本発明の第1の記録媒体は、母音補完用変
換キーが入力されると、変換すべき文字列が格納されて
いる第1のバッファから、先頭の1文字を取得し、取得
した文字が空を示す文字でなかった場合には、取得した
先頭文字を前記第1のバッファ内から削除し、さらに、
取得した文字が母音を示す文字、N、またはTであった
場合には、それぞれ、母音そのままの文字、撥音「ん」
を示す「nn」、もしくは、促音「っ」を示す「xt
u」に変換補完し、取得した文字が母音を示す文字、
N、Tのどれでもなかった場合、すなわち子音の文字で
あった場合には、さらに、前記第1のバッファ内の先頭
の文字を取り出し、その文字がYであった場合には、そ
の子音の文字にya、yu、および、yoを追加補完
し、前記第1のバッファから先頭文字のYを削除し、そ
の文字がYでなかった場合には、母音の文字a,i,
u,e,oを追加補完し、変換補完、追加補完された文
字と第2のバッファに格納されている文字列群とで全て
の組み合わせを作成し、前記第2のバッファに格納しな
おし、前記第2のバッファの文字列群の中からデータベ
ースに完全一致または前方一致でマッチしない文字列を
削除する母音補完手順と、前記第1のバッファから取得
した文字が空を示す文字であった場合には、前記第2の
バッファに格納されている文字列群を前記データベース
を参照して、優先度順にソートし変換候補として前記第
1のバッファに格納し、前記第2のバッファを空に初期
化する変換候補順位付手順とをコンピュータに実行させ
るプログラムを記録することを特徴とする。
【0031】本発明の第2の記録媒体は、母音補完用変
換キーが入力されると、変換すべき文字列が格納されて
いる第1のバッファから、先頭の1文字を取得し、取得
した文字が空を示す文字でなかった場合には、取得した
先頭文字を前記第1のバッファ内から削除し、さらに、
取得した文字が母音を示す文字、N、またはTであった
場合には、それぞれ、母音そのままの文字、撥音「ん」
を示す「nn」、もしくは、促音「っ」を示す「xt
u」に変換補完し、取得した文字が母音を示す文字、
N、Tのどれでもなかった場合、すなわち子音の文字で
あった場合には、さらに、前記第1のバッファ内の先頭
の文字を取り出し、その文字がYであった場合には、そ
の子音の文字にya、yu、および、yoを追加補完
し、前記第1のバッファから先頭文字のYを削除し、そ
の文字がYでなかった場合には、母音の文字a,i,
u,e,oを追加補完し、変換補完、追加補完された文
字と第2のバッファに格納されている文字列群とで全て
の組み合わせを作成し、前記第2のバッファに格納しな
おし、前記第2のバッファの文字列群の中からデータベ
ースに完全一致または前方一致でマッチしない文字列を
削除する母音補完手順と、前記第1のバッファから取得
した文字が空を示す文字であった場合には、前記第2の
バッファに格納されている文字列群を前記データベース
を参照して、優先度順にソートし変換候補として前記第
1のバッファに格納し、前記第2のバッファを空に初期
化する変換候補順位付手順と、前記第1のバッファ内の
変換候補を出力手順に表示する制御手順と、仮名漢字変
換キーが入力されると、前記第1のバッファ内の変換候
補のうち操作者により選択された変換候補に対するロー
マ字仮名変換を行い仮名候補を出力し、その仮名候補に
対し仮名から漢字に変換する前記仮名漢字変換手順とを
コンピュータに実行させるプログラムを記録することを
特徴とする。
【0032】
【発明の実施の形態】次に、本発明の第1の実施の形態
について図面を参照して詳細に説明する。
【0033】図1は本発明の実施形態を示すブロック図
である。図1を参照すると、本発明の第1の実施の形態
は、入力部101と、制御部102と、出力部103
と、母音補完部111と、変換候補順位付部112と、
変換候補・出現頻度データベース部113と、仮名漢字
変換部121と、仮名漢字変換辞書122と、バッファ
131と、バッファ132とから構成される。また、入
力部101はキーボード等の入力装置であり、文字入力
や変換、確定等の情報を制御部102へ伝達する。図示
しないが、たとえば、パーソナルコンピュータのキーボ
ードの場合、「ファンクションキーF1〜F12」によ
り、コマンドが入力される。また、母音補完用変換キー
として、文字以外のキーを1つ割り当てる(たとえば、
「ALTキー」)。さらに、仮名漢字変換キーとして、
たとえば、「変換キー」を割り当てる。また、確定キー
として、「ENTERキー」を割り当てる。制御部10
2は母音補完結果や仮名漢字変換結果等を出力部103
へ伝達する。出力部103はモニタ等の表示装置であ
る。
【0034】また、制御部102は母音補完用変換キー
が入力されると、まず母音補完部111へ入力された文
字列を渡し、母音補完部111は渡された文字列中の子
音のそれぞれに母音a,i,u,e,oを組み合わせ、
さらに、変換候補・出現頻度データベース部113を参
照してマッチする変換候補、つまり、日本語として問題
のない候補のみを変換候補順位付部112へ渡す。この
際に参照した変換候補・出現頻度データベース部113
には、日本語として存在する単語および文章が事前に登
録されており、さらに、変換候補・出現頻度データベー
ス部113に登録されていない単語および文章が、通常
のローマ字仮名変換で入力された場合には、その単語お
よび文章が追加登録される。
【0035】次に、変換候補順位付部112は渡された
変換候補を変換候補・出現頻度データベース部113を
参照して順位付し、制御部102を通して出力部103
から表示させる。また、制御部102は確定キーが入力
されると、仮名情報を仮名漢字変換部121へ伝達し、
仮名漢字変換部121は仮名漢字変換辞書122を用い
て仮名漢字変換を行い、漢字候補(仮名を含む)を制御
部102を通して出力部103から表示させる。さら
に、制御部102は確定キーが入力された時点で、つま
り仮名が確定した時点で変換候補・出現頻度データベー
ス部113にも変換前の変換候補(文字列)を伝達し、
文字列の出現頻度を上げる。
【0036】また、本発明の第1の実施の形態は、一般
的なローマ字仮名変換手段も有しており、制御部102
は一般的なローマ字入力に対して仮名漢字変換キーが入
力されると、その入力情報を母音補完部111へ伝達
し、母音補完部111は一般的なローマ字仮名変換を行
う。その後、変換された仮名を制御部102へ返し、次
に仮名漢字変換部121で仮名漢字変換を行って、漢字
候補(仮名を含む)を制御部102を通して出力部10
3から表示させる。同時に制御部102は、変換される
前の変換候補(文字列)を変換候補・出現頻度データベ
ース部113にも伝達し、その文字列があれば出現頻度
を上げ、マッチする文字列がなければその文字列を変換
候補・出現頻度データベース部113へ登録する。
【0037】バッファ131、バッファ132には、文
字列が格納され、初期に制御部102により空に初期化
される。
【0038】最終的に入力部101から漢字もしくは仮
名を確定して終了する。
【0039】次に、本実施の第1の実施の形態の動作に
ついて図面を参照して説明する。図2は、本実施の第1
の実施の形態の動作を示すフローチャートである。図6
は、入力された文字列の画面表示を示す説明図である。
図7は、変換候補の表示画面を示す説明図である。
【0040】図2を参照すると、まず、制御部102
が、入力部101から入力された入力情報を解析し、文
字入力かコマンド入力かを判断する(図2ステップS2
02)。制御部102は入力情報が文字であった場合に
は(図2ステップS202/Yes)、バッファ131
にその文字を追加し(図2ステップS203)、図6の
ように出力部103から画面表示させて(図2ステップ
S204)、入力待ち状態(図2ステップS201)へ
戻る。図6を参照すると、文字列「kYuik」が入力
され、表示されている。
【0041】入力された情報が文字でない場合には(図
2ステップS202/No)、制御部102はその入力
が母音補完用変換キーかどうかを判断し(図2ステップ
S205)、母音補完用変換キーであった場合には(図
2ステップS205/Yes)、母音補完部111へバ
ッファ131に格納された文字列「kYuik」を渡
す。次に、母音補完部111、および、変換候補順位付
部112がその文字列「kYuik」に対して母音補
完、変換候補処理を行い(図2ステップS206)、制
御部102へ変換候補を返す。
【0042】次に、制御部102は、図7に示すように
出力部103の画面に変換候補を画面表示する(図2ス
テップS207)。図7を参照すると、変換候補は、
「kyuuika」、「kyuuiki」、「kyou
ika」、「kyouiki」、「kyouiku」、
「kyouike」、「kyouiko」等である。ま
た、変換候補をバッファ131に格納し直し、入力待ち
状態(図2ステップS201)へ戻る。
【0043】また、入力情報が母音補完用変換キーでな
かった場合には(図2ステップS205/No)、制御
部102は、その入力情報が仮名漢字変換キーかどうか
を判断し(図2ステップS208)、仮名漢字変換キー
であった場合には(図2ステップS208/Yes)、
まず、バッファ131に格納されたすべての文字列に対
して順番に一般的なローマ字仮名変換を行い(図2ステ
ップS209)、その変換前の文字列を変換候補・出現
頻度データベース部113にフィードバックして、その
文字列を登録し、すでに登録されていれば、出現頻度を
向上させる(図2ステップS210)。たとえば、仮名
は、「きゅういか」、「きょういか」、「きょうい
き」、「きょういく」、「きょういけ」、「きょうい
こ」等である。次に、仮名漢字変換部121により仮名
漢字変換を行い(図2ステップS211)、漢字候補
(仮名自体も含む)を出力部103の画面の画面表示し
(図2ステップS212)、入力待ち状態(図2ステッ
プS201)へ戻る。
【0044】仮名漢字変換された漢字候補は、「球威
か」、「九位か」、「今日行か」、「今日行き」、「驚
異か」、「胸囲か」、「脅威か」、「境域」、「教
育」、「今日行く」、「今日行け」、「今日行こ」等で
ある。
【0045】次に、入力情報が仮名漢字変換キーでなか
った場合には(図2ステップS208/No)、制御部
102は、その入力情報が確定キーかどうかを判断し
(図2ステップS213)、確定キーであった場合には
(図2ステップS213/Yes)、さらに確定した候
補が変換候補から確定したのか、漢字候補から確定した
のかを判断する(図2ステップS214)。ここで、変
換候補から確定した場合には(図2ステップS214/
Yes)、一般的なローマ字仮名変換を行い(図2ステ
ップS209)、仮名に変換する前の変換候補(文字
列)を変換候補・出現頻度データベース部113にフィ
ードバックして、その変換候補(文字列)の出現頻度を
向上させる(図2ステップS210)。その後、仮名漢
字変換部121が、仮名漢字変換辞書122を使用して
仮名漢字変換を行い(図2ステップS211)、漢字候
補(仮名自体も含む)を出力部103の画面に画面表示
し(図2ステップS212)、入力待ち状態(図2ステ
ップS201)へ戻る。
【0046】また、漢字候補から確定した場合には(図
2ステップS214/No)、確定された漢字(仮名を
含む)を出力部103の画面に画面表示し(図2ステッ
プS215)、バッファ131を初期化して(図2ステ
ップS216)、入力待ち状態(図2ステップS20
1)へ戻る。
【0047】使用者は、たとえば、入力部101から、
文字「k」、「Y」、「u」、「i」、「k」を入力
し、次に、母音補完用変換キーにより母音補完用変換を
入力する。これにより、変換候補「kyuuika」、
「kyuuiki」、「kyouika」、「kyou
iki」、「kyouiku」、「kyouike」、
「kyouiko」等が出力部103に表示される。次
に、使用者は、入力部101から仮名漢字変換キーによ
り仮名漢字変換を入力する。これにより、漢字候補「球
威か」、「九位か」、「今日行か」、「今日行き」、
「驚異か」、「胸囲か」、「脅威か」、「境域」、「教
育」、「今日行く」、「今日行け」、「今日行こ」等が
出力部103に表示される。次に、使用者は、たとえ
ば、入力部101から、「脅威か」を選択し、確定キー
により確定を入力する。これにより、「脅威か」のみ
が、確定した表現で出力部103に表示される。
【0048】次に、母音補完部111の母音補完、およ
び、変換候補処理について詳細に説明する。まず、母音
補完を行う際の文字入力規則について説明する。
【0049】図3は、母音を補完して変換候補を生成す
るための文字入力規則を示す説明図である。図3を参照
すると、基本的にア行は通常通り「a,i,u,e,
o」と入力し、その他の行については子音のみを入力す
る。たとえば、「おはよう」と入力したい場合は「oh
yu」と入力する。ただし、例外的に促音「っ」、撥音
「ん」、拗音「ゃ,ゅ,ょ」については、大文字のT,
N,Yを入力するものとする。その理由としては、これ
ら促音、撥音、拗音の入力については、子音を二つ重ね
る必要があり(「って」は「tte」、「ん」は「n
n」、「にゃ」等は「nya」等)、さらに使用頻度も
高いためである。入力例としては、「ひっかく」は「h
Tkk」「きょういく」は「kYuik」、「しんぶ
ん」は「sNbN」と入力する。
【0050】以上の入力規則を適用した母音補完、およ
び、変換候補処理について詳細に説明する。図4は、本
発明の母音補完、および、変換候補処理の動作を示すフ
ローチャートである。
【0051】図4を参照すると、まず、母音補完部11
1は、変換すべき文字列が格納されているバッファ13
1から、先頭の1文字を取得し(図4ステップS40
1)、それが文字か空(EOF)かを確認する(図4ス
テップS402)。それが文字であった場合には(図4
ステップS402/Yes)、取得した先頭文字をバッ
ファ131内から削除し(図4ステップS403)、さ
らにその文字が母音の文字、または、N,Tであるかど
うかを確認し(図4ステップS404)、そうあった場
合には(図4ステップS404/Yes)、それぞれ、
ア行(母音に対応する文字a,i,u,e,oそのま
ま)、撥音「ん」を示す「nn」、もしくは、促音
「っ」を示す「xtu」に変換する(図4ステップS4
05)。
【0052】次に、母音補完部111は、生成した文字
とバッファ132に格納されている文字列群で全ての組
み合わせを作成し、バッファ132に格納しなおす(図
4ステップS406)。そのうえで、変換候補・出現頻
度データベース部113を参照し、バッファ132の文
字列群の中から、変換候補・出現頻度データベース部1
13にマッチしない文字列、すなわち、日本語として意
味をなさない文字列は全て削除する(図4ステップS4
07)。なお、この時のマッチング方法としては完全一
致、もしくは、前方一致を適用する。たとえば、「ky
au」は、マッチしないので削除される。この一連の処
理が完了すると、バッファ131から次の文字を取得す
る(図4ステップS401)。
【0053】取得した文字が母音、でも、N,Tでもな
かった場合(すなわち、N,T以外の子音)には(図4
ステップS404/No)、さらにバッファ131の先
頭の文字が「Y」かどうか、つまり対象文字の次の文字
が「Y」かどうかを確認し(図4ステップS409)、
Yであった場合には(図4ステップS409/Ye
s)、母音a,u,oを補完して拗音「ゃ、ゅ、ょ」を
含んだ文字列(たとえば「きゃ、きゅ、きょ」等に対応
する「kya、kyu、kyo」)にする(図4ステッ
プS410)。さらに、バッファ131の先頭文字Yを
使用したため、バッファ131の先頭文字Yを削除する
(図4ステップS411)。この後の処理は、上記で説
明したS406、S407と同様である。
【0054】次に、対象文字の次の文字がYでなかった
場合には(図4ステップS409/No)、単に取得し
た文字の子音に母音a,i,u,e,oを補完する(図
4ステップS412)。この後の処理についても上記で
説明したS406、S407と同様である。
【0055】最終的にバッファ131が空(EOF)に
なれば(図4ステップS402/No)、変換候補順位
付部112が、バッファ132に格納されている変換候
補群を変換候補・出現頻度データベース部113を参照
して、優先度順にソートしてバッファ131に格納し、
さらに、バッファ132を空に初期化し(図4ステップ
S413)、処理を終了する。たとえば、「kyuui
ka」よりも、「kyuuiki」の方が出現頻度が高
ければ、「kyuuiki」、「kyuuika」の順
にソートする。
【0056】次に、バッファ131に文字列「kYui
k」が格納された場合の母音補完、および、変換候補処
理について詳細に説明する。図5は、各ステップ毎のバ
ッファ131、バッファ132の内容を示した説明図で
ある。図5を参照すると、サイクル1においては、まず
「k」が取得され、任意の変数に格納されるが(図5サ
イクル1/ステップ1)、次の文字が拗音を表す「Y」
であるため、さらに「Y」も変数に格納される(図5サ
イクル1/ステップ2)。その後、母音a,u,oを補
完し、「きゃ、きゅ、きょ」に対応する「kya、ky
u、kyo」がバッファ132に格納される(図5サイ
クル1/ステップ3)。なお、変換候補・出現頻度デー
タベース部113とのマッチングは前方一致を含むた
め、1文字目は当然削除はされない。
【0057】同様に、サイクル2においては、母音
「u」を追加してバッファ132に格納するが(図5サ
イクル2/ステップ2)、ここで「きゃう」に対応する
「kyau」は、変換候補・出現頻度データベース部1
13とマッチしないため削除される(図5サイクル2/
ステップ3)。
【0058】さらに、同様にサイクル3、サイクル4と
処理を行い、サイクル5でバッファ131に文字がなく
なったと判断され(図5サイクル3/ステップ1)、バ
ッファ132の変換候補群を優先度順にソートして終了
する(図5サイクル3/ステップ2)。
【0059】次に、本発明の第2の実施の形態について
図面を参照して詳細に説明する。本発明の第2の実施の
形態は、母音補完用変換キーが入力されると、変換すべ
き文字列が格納されているバッファ131から、先頭の
1文字を取得し(図4ステップS401)、取得した文
字が空を示す文字でなかった場合には(図4ステップS
402/Yes)、取得した先頭文字をバッファ131
内から削除し(図4ステップS403)、さらに、取得
した文字が母音を示す文字、N、またはTであった場合
には(図4ステップS404/Yes)、それぞれ、ア
行の文字(母音に対応する文字a,i,u,e,oその
まま)、撥音「ん」を示す「nn」、もしくは、促音
「っ」を示す「xtu」に変換補完し(図4ステップS
405)、取得した文字が母音を示す文字、N、Tのど
れでもなかった場合(図4ステップS404/No)、
すなわち子音の文字であった場合には、さらに、バッフ
ァ131内の先頭の文字を取り出し、その文字がYであ
った場合には(図4ステップS409/Yes)、その
子音の文字にya、yu、および、yoを追加補完し
(図4ステップS410)、バッファ131から先頭文
字のYを削除し(図4ステップS411)、その文字が
Yでなかった場合には(図4ステップS409/N)、
母音の文字a,i,u,e,oを追加補完し(図4ステ
ップS412)、変換補完、追加補完された文字とバッ
ファ132に格納されている文字列群とで全ての組み合
わせを作成し、バッファ132に格納しなおし(図4ス
テップS406)、バッファ132の文字列群の中から
変換候補・出現頻度データベース部113に完全一致ま
たは前方一致でマッチしない文字列を削除する(図4ス
テップS407)母音補完手順と、バッファ131から
取得した文字が空を示す文字であった場合には(図4ス
テップS402/No)、バッファ132に格納されて
いる文字列群を前記変換候補・出現頻度データベース部
113を参照して、優先度順にソートし変換候補として
バッファ131に格納し、バッファ132を空に初期化
する(図4ステップS413)変換候補順位付手順と、
バッファ131内の変換候補を出力手順に表示する(図
2ステップS207)制御手順と、仮名漢字変換キーが
入力されると、バッファ131内の変換候補のうち操作
者により選択された変換候補に対するローマ字仮名変換
を行い仮名候補を出力し(図2ステップS209)、そ
の仮名候補に対し仮名から漢字に変換する(図2ステッ
プS211)前記仮名漢字変換手順とを含む方法であ
る。
【0060】次に、本発明の第3の実施の形態について
図面を参照して詳細に説明する。図8は、本発明の第3
の実施の形態を示すブロック図である。図8を参照する
と、本発明の第3の実施の形態は、本発明の第2の実施
の形態の各手順をコンピュータ80(たとえば、制御部
102等を備えるパーソナルコンピュータ)に実行させ
るプログラムを記録する記録媒体82である。このプロ
ラムは、記録媒体82からコンピュータ80にロードさ
れ実行させる。
【0061】詳細には、本発明の第3の実施の形態は、
母音補完用変換キーが入力されると、変換すべき文字列
が格納されているバッファ131から、先頭の1文字を
取得し(図4ステップS401)、取得した文字が空を
示す文字でなかった場合には(図4ステップS402/
Yes)、取得した先頭文字をバッファ131内から削
除し(図4ステップS403)、さらに、取得した文字
が母音を示す文字、N、またはTであった場合には(図
4ステップS404/Yes)、それぞれ、ア行の文字
(母音に対応する文字a,i,u,e,oそのまま)、
撥音「ん」を示す「nn」、もしくは、促音「っ」を示
す「xtu」に変換補完し(図4ステップS405)、
取得した文字が母音を示す文字、N、Tのどれでもなか
った場合(図4ステップS404/No)、すなわち子
音の文字であった場合には、さらに、バッファ131内
の先頭の文字を取り出し、その文字がYであった場合に
は(図4ステップS409/Yes)、その子音の文字
にya、yu、および、yoを追加補完し(図4ステッ
プS410)、バッファ131から先頭文字のYを削除
し(図4ステップS411)、その文字がYでなかった
場合には(図4ステップS409/N)、母音の文字
a,i,u,e,oを追加補完し(図4ステップS41
2)、変換補完、追加補完された文字とバッファ132
に格納されている文字列群とで全ての組み合わせを作成
し、バッファ132に格納しなおし(図4ステップS4
06)、バッファ132の文字列群の中から変換候補・
出現頻度データベース部113に完全一致または前方一
致でマッチしない文字列を削除する(図4ステップS4
07)母音補完手順と、バッファ131から取得した文
字が空を示す文字であった場合には(図4ステップS4
02/No)、バッファ132に格納されている文字列
群を前記変換候補・出現頻度データベース部113を参
照して、優先度順にソートし変換候補としてバッファ1
31に格納し、バッファ132を空に初期化する(図4
ステップS413)変換候補順位付手順と、バッファ1
31内の変換候補を出力手順に表示する(図2ステップ
S207)制御手順と、仮名漢字変換キーが入力される
と、バッファ131内の変換候補のうち操作者により選
択された変換候補に対するローマ字仮名変換を行い仮名
候補を出力し(図2ステップS209)、その仮名候補
に対し仮名から漢字に変換する(図2ステップS21
1)前記仮名漢字変換手順とをコンピュータ80に実行
させるプログラムを記録する記録媒体82である。
【0062】
【発明の効果】第1の効果は、日本語入力を行う際のキ
ー入力数を通常の半分近くにまで減少させることができ
ることである。
【0063】その理由は、日本語入力方法をア行以外は
子音のみを入力すれば、母音を補完するように構成する
からである。
【0064】第2の効果は、本発明の日本語入力方法が
習熟しやすいことである。
【0065】その理由は、単にア行以外は通常の入力方
法から母音を削除しただけの簡単な入力方法であり、特
殊なキー設定はほとんどなく、促音「っ」、撥音
「ん」、拗音「ゃ,ゅ,ょ」のみを「大文字のT,N,
Y」という比較的連想しやすいキーに割り当てているか
らである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示すブロック図である。
【図2】本実施の第1の実施の形態の動作を示すフロー
チャートである。
【図3】母音を補完して変換候補を生成するための文字
入力規則を示す説明図である。
【図4】母音補完、および、変換候補処理の動作を示す
フローチャートである。
【図5】母音補完、および、変換候補処理の動作の内容
を示す説明図である。
【図6】入力された文字列の画面表示を示す説明図であ
る。
【図7】変換候補の表示画面を示す説明図である。
【図8】本発明の第3の実施の形態を示すブロック図で
ある。
【符号の説明】
80 コンピュータ 82 記録媒体 101 入力部 102 制御部 103 出力部 111 母音補完部 112 変換候補順位付部 113 変換候補・出現頻度データベース部 121 仮名漢字変換部 122 仮名漢字変換辞書 131 バッファ 132 バッファ

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ア行を除いてローマ字の子音のみ入力さ
    れた文字列に対し、母音に対応する「a」,「i」,
    「u」,「e」,「o」を補完し変換候補を出力する母
    音補完部を有することを特徴とする日本語入力システ
    ム。
  2. 【請求項2】 大文字T,Nを含んだ文字列が入力され
    た場合に、それぞれ促音「っ」、撥音「ん」に対応する
    「xtu」、「nn」を含んだ変換候補を出力する前記
    母音補完部を有することを特徴とする請求項1記載の日
    本語入力システム。
  3. 【請求項3】 子音文字、文字「Y」の順番の文字列を
    含む文字列が入力された場合に、母音a,u,oを補完
    し、拗音「ゃ、ゅ、ょ」に対応する「子音文字ya、子
    音文字yu、子音文字yo」を含んだ変換候補を出力す
    る前記母音補完部を有することを特徴とする請求項1ま
    たは請求項2記載の日本語入力システム。
  4. 【請求項4】 一般的に使用される日本語およびその時
    点までに使用された日本語を保持しているデータベース
    を参照し、マッチしない変換候補は削除して残りの変換
    候補を出力する前記母音補完部を有することを特徴とす
    る請求項2または請求項3記載の日本語入力システム。
  5. 【請求項5】 一般的に使用される日本語およびその時
    点までに使用された日本語の使用頻度を保持している前
    記データベースを参照し、前記母音補完部からの変換候
    補を使用頻度順にソートして出力する変換候補順位付部
    を有することを特徴とする請求項4記載の日本語入力シ
    ステム。
  6. 【請求項6】 母音補完用変換キーが入力された場合
    に、前記母音補完部により変換候補を出力する前記母音
    補完部を有することを特徴とする請求項1、請求項2、
    請求項3、請求項4、または、請求項5記載の日本語入
    力システム。
  7. 【請求項7】 仮名漢字変換キーが入力された場合に、
    前記母音補完部または前記変換候補順位付部から出力さ
    れた変換候補のうち操作者により選択された変換候補に
    対するローマ字仮名変換を行い仮名候補を出力する仮名
    漢字変換部を有することを特徴とする請求項1、請求項
    2、請求項3、請求項4、請求項5、または請求項6記
    載の日本語入力システム。
  8. 【請求項8】 ローマ字仮名変換により出力された仮名
    候補に対し仮名から漢字に変換する前記仮名漢字変換部
    を有することを特徴とする請求項7記載の日本語入力シ
    ステム。
  9. 【請求項9】 母音補完用変換キーが入力されると、変
    換すべき文字列が格納されている第1のバッファから、
    先頭の1文字を取得し、取得した文字が空を示す文字で
    なかった場合には、取得した先頭文字を前記第1のバッ
    ファ内から削除し、さらに、取得した文字が母音を示す
    文字、N、またはTであった場合には、それぞれ、母音
    のそのままの文字、撥音「ん」を示す「nn」、もしく
    は、促音「っ」を示す「xtu」に変換補完し、取得し
    た文字が母音を示す文字、N、Tのどれでもなかった場
    合、すなわち子音の文字であった場合には、さらに、前
    記第1のバッファ内の先頭の文字を取り出し、その文字
    がYであった場合には、その子音の文字にya、yu、
    および、yoを追加補完し、前記第1のバッファから先
    頭文字のYを削除し、その文字がYでなかった場合に
    は、母音の文字a,i,u,e,oを追加補完し、変換
    補完、追加補完された文字と第2のバッファに格納され
    ている文字列群とで全ての組み合わせを作成し、前記第
    2のバッファに格納しなおし、前記第2のバッファの文
    字列群の中からデータベースに完全一致または前方一致
    でマッチしない文字列を削除する母音補完部と、前記第
    1のバッファから取得した文字が空を示す文字であった
    場合には、前記第2のバッファに格納されている文字列
    群を前記データベースを参照して、優先度順にソートし
    変換候補として前記第1のバッファに格納し、前記第2
    のバッファを空に初期化する変換候補順位付部とを有す
    ることを特徴とする日本語入力システム。
  10. 【請求項10】 母音補完用変換キーが入力されると、
    変換すべき文字列が格納されている第1のバッファか
    ら、先頭の1文字を取得し、取得した文字が空を示す文
    字でなかった場合には、取得した先頭文字を前記第1の
    バッファ内から削除し、さらに、取得した文字が母音を
    示す文字、N、またはTであった場合には、それぞれ、
    母音そのままの文字、撥音「ん」を示す「nn」、もし
    くは、促音「っ」を示す「xtu」に変換補完し、取得
    した文字が母音を示す文字、N、Tのどれでもなかった
    場合、すなわち子音の文字であった場合には、さらに、
    前記第1のバッファ内の先頭の文字を取り出し、その文
    字がYであった場合には、その子音の文字にya、y
    u、および、yoを追加補完し、前記第1のバッファか
    ら先頭文字のYを削除し、その文字がYでなかった場合
    には、母音の文字a,i,u,e,oを追加補完し、変
    換補完、追加補完された文字と第2のバッファに格納さ
    れている文字列群とで全ての組み合わせを作成し、前記
    第2のバッファに格納しなおし、前記第2のバッファの
    文字列群の中からデータベースに完全一致または前方一
    致でマッチしない文字列を削除する母音補完部と、前記
    第1のバッファから取得した文字が空を示す文字であっ
    た場合には、前記第2のバッファに格納されている文字
    列群を前記データベースを参照して、優先度順にソート
    し変換候補として前記第1のバッファに格納し、前記第
    2のバッファを空に初期化する変換候補順位付部と、前
    記第1のバッファ内の変換候補を出力部に表示する制御
    部と、仮名漢字変換キーが入力されると、前記第1のバ
    ッファ内の変換候補のうち操作者により選択された変換
    候補に対するローマ字仮名変換を行い仮名候補を出力
    し、その仮名候補に対し仮名から漢字に変換する前記仮
    名漢字変換部とを有することを特徴とする日本語入力シ
    ステム。
  11. 【請求項11】 ア行を除いてローマ字の子音のみ入力
    された文字列に対し、母音a,i,u,e,oを補完し
    変換候補を出力する母音補完手順を含むことを特徴とす
    る日本語入力方法。
  12. 【請求項12】 大文字T,Nを含んだ文字列が入力さ
    れた場合に、それぞれ促音「っ」、撥音「ん」に対応す
    る「xtu」、「nn」を含んだ変換候補を出力する前
    記母音補完手順を含むことを特徴とする請求項11記載
    の日本語入力方法。
  13. 【請求項13】 子音文字、文字「Y」の順番の文字列
    を含む文字列が入力された場合に、母音a,u,oを補
    完し、拗音「ゃ、ゅ、ょ」に対応する「子音文字ya、
    子音文字yu、子音文字yo」を含んだ変換候補を出力
    する前記母音補完手順を含むことを特徴とする請求項1
    1または請求項12記載の日本語入力方法。
  14. 【請求項14】 一般的に使用される日本語およびその
    時点までに使用された日本語を保持しているデータベー
    スを参照し、マッチしない変換候補は削除して残りの変
    換候補を出力する前記母音補完手順を含むことを特徴と
    する請求項12または請求項13記載の日本語入力方
    法。
  15. 【請求項15】 一般的に使用される日本語およびその
    時点までに使用された日本語の使用頻度を保持している
    前記データベースを参照し、前記母音補完手順からの変
    換候補を使用頻度順にソートして出力する変換候補順位
    付手順を含むことを特徴とする請求項14記載の日本語
    入力方法。
  16. 【請求項16】 母音補完用変換キーが入力された場合
    に、前記母音補完手順により変換候補を出力する前記母
    音補完手順を含むことを特徴とする請求項11、請求項
    12、請求項13、請求項14、または、請求項15記
    載の日本語入力方法。
  17. 【請求項17】 仮名漢字変換キーが入力された場合
    に、前記母音補完手順または前記変換候補順位付手順か
    ら出力された変換候補のうち操作者により選択された変
    換候補に対するローマ字仮名変換を行い仮名候補を出力
    する仮名漢字変換手順を含むことを特徴とする請求項1
    1、請求項12、請求項13、請求項14、請求項1
    5、または請求項16記載の日本語入力方法。
  18. 【請求項18】 ローマ字仮名変換により出力された仮
    名候補に対し仮名から漢字に変換する前記仮名漢字変換
    手順を含むことを特徴とする請求項17記載の日本語入
    力方法。
  19. 【請求項19】 母音補完用変換キーが入力されると、
    変換すべき文字列が格納されている第1のバッファか
    ら、先頭の1文字を取得し、取得した文字が空を示す文
    字でなかった場合には、取得した先頭文字を前記第1の
    バッファ内から削除し、さらに、取得した文字が母音を
    示す文字、N、またはTであった場合には、それぞれ、
    母音そのままの文字、撥音「ん」を示す「nn」、もし
    くは、促音「っ」を示す「xtu」に変換補完し、取得
    した文字が母音を示す文字、N、Tのどれでもなかった
    場合、すなわち子音の文字であった場合には、さらに、
    前記第1のバッファ内の先頭の文字を取り出し、その文
    字がYであった場合には、その子音の文字にya、y
    u、および、yoを追加補完し、前記第1のバッファか
    ら先頭文字のYを削除し、その文字がYでなかった場合
    には、母音の文字a,i,u,e,oを追加補完し、変
    換補完、追加補完された文字と第2のバッファに格納さ
    れている文字列群とで全ての組み合わせを作成し、前記
    第2のバッファに格納しなおし、前記第2のバッファの
    文字列群の中からデータベースに完全一致または前方一
    致でマッチしない文字列を削除する母音補完手順と、前
    記第1のバッファから取得した文字が空を示す文字であ
    った場合には、前記第2のバッファに格納されている文
    字列群を前記データベースを参照して、優先度順にソー
    トし変換候補として前記第1のバッファに格納し、前記
    第2のバッファを空に初期化する変換候補順位付手順と
    を含むことを特徴とする日本語入力方法。
  20. 【請求項20】 母音補完用変換キーが入力されると、
    変換すべき文字列が格納されている第1のバッファか
    ら、先頭の1文字を取得し、取得した文字が空を示す文
    字でなかった場合には、取得した先頭文字を前記第1の
    バッファ内から削除し、さらに、取得した文字が母音を
    示す文字、N、またはTであった場合には、それぞれ、
    母音そのままの文字、撥音「ん」を示す「nn」、もし
    くは、促音「っ」を示す「xtu」に変換補完し、取得
    した文字が母音を示す文字、N、Tのどれでもなかった
    場合、すなわち子音の文字であった場合には、さらに、
    前記第1のバッファ内の先頭の文字を取り出し、その文
    字がYであった場合には、その子音の文字にya、y
    u、および、yoを追加補完し、前記第1のバッファか
    ら先頭文字のYを削除し、その文字がYでなかった場合
    には、母音の文字a,i,u,e,oを追加補完し、変
    換補完、追加補完された文字と第2のバッファに格納さ
    れている文字列群とで全ての組み合わせを作成し、前記
    第2のバッファに格納しなおし、前記第2のバッファの
    文字列群の中からデータベースに完全一致または前方一
    致でマッチしない文字列を削除する母音補完手順と、前
    記第1のバッファから取得した文字が空を示す文字であ
    った場合には、前記第2のバッファに格納されている文
    字列群を前記データベースを参照して、優先度順にソー
    トし変換候補として前記第1のバッファに格納し、前記
    第2のバッファを空に初期化する変換候補順位付手順
    と、前記第1のバッファ内の変換候補を出力手順に表示
    する制御手順と、仮名漢字変換キーが入力されると、前
    記第1のバッファ内の変換候補のうち操作者により選択
    された変換候補に対するローマ字仮名変換を行い仮名候
    補を出力し、その仮名候補に対し仮名から漢字に変換す
    る前記仮名漢字変換手順とを含むことを特徴とする日本
    語入力方法。
  21. 【請求項21】 母音補完用変換キーが入力されると、
    変換すべき文字列が格納されている第1のバッファか
    ら、先頭の1文字を取得し、取得した文字が空を示す文
    字でなかった場合には、取得した先頭文字を前記第1の
    バッファ内から削除し、さらに、取得した文字が母音を
    示す文字、N、またはTであった場合には、それぞれ、
    母音そのままの文字、撥音「ん」を示す「nn」、もし
    くは、促音「っ」を示す「xtu」に変換補完し、取得
    した文字が母音を示す文字、N、Tのどれでもなかった
    場合、すなわち子音の文字であった場合には、さらに、
    前記第1のバッファ内の先頭の文字を取り出し、その文
    字がYであった場合には、その子音の文字にya、y
    u、および、yoを追加補完し、前記第1のバッファか
    ら先頭文字のYを削除し、その文字がYでなかった場合
    には、母音の文字a,i,u,e,oを追加補完し、変
    換補完、追加補完された文字と第2のバッファに格納さ
    れている文字列群とで全ての組み合わせを作成し、前記
    第2のバッファに格納しなおし、前記第2のバッファの
    文字列群の中からデータベースに完全一致または前方一
    致でマッチしない文字列を削除する母音補完手順と、前
    記第1のバッファから取得した文字が空を示す文字であ
    った場合には、前記第2のバッファに格納されている文
    字列群を前記データベースを参照して、優先度順にソー
    トし変換候補として前記第1のバッファに格納し、前記
    第2のバッファを空に初期化する変換候補順位付手順と
    をコンピュータに実行させるプログラムを記録すること
    を特徴とする記録媒体。
  22. 【請求項22】 母音補完用変換キーが入力されると、
    変換すべき文字列が格納されている第1のバッファか
    ら、先頭の1文字を取得し、取得した文字が空を示す文
    字でなかった場合には、取得した先頭文字を前記第1の
    バッファ内から削除し、さらに、取得した文字が母音を
    示す文字、N、またはTであった場合には、それぞれ、
    母音そのままの文字、撥音「ん」を示す「nn」、もし
    くは、促音「っ」を示す「xtu」に変換補完し、取得
    した文字が母音を示す文字、N、Tのどれでもなかった
    場合、すなわち子音の文字であった場合には、さらに、
    前記第1のバッファ内の先頭の文字を取り出し、その文
    字がYであった場合には、その子音の文字にya、y
    u、および、yoを追加補完し、前記第1のバッファか
    ら先頭文字のYを削除し、その文字がYでなかった場合
    には、母音の文字a,i,u,e,oを追加補完し、変
    換補完、追加補完された文字と第2のバッファに格納さ
    れている文字列群とで全ての組み合わせを作成し、前記
    第2のバッファに格納しなおし、前記第2のバッファの
    文字列群の中からデータベースに完全一致または前方一
    致でマッチしない文字列を削除する母音補完手順と、前
    記第1のバッファから取得した文字が空を示す文字であ
    った場合には、前記第2のバッファに格納されている文
    字列群を前記データベースを参照して、優先度順にソー
    トし変換候補として前記第1のバッファに格納し、前記
    第2のバッファを空に初期化する変換候補順位付手順
    と、前記第1のバッファ内の変換候補を出力手順に表示
    する制御手順と、仮名漢字変換キーが入力されると、前
    記第1のバッファ内の変換候補のうち操作者により選択
    された変換候補に対するローマ字仮名変換を行い仮名候
    補を出力し、その仮名候補に対し仮名から漢字に変換す
    る前記仮名漢字変換手順とをコンピュータに実行させる
    プログラムを記録することを特徴とする記録媒体。
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