JP2002205607A - 自動車用ウエザーストリップ - Google Patents
自動車用ウエザーストリップInfo
- Publication number
- JP2002205607A JP2002205607A JP2001034630A JP2001034630A JP2002205607A JP 2002205607 A JP2002205607 A JP 2002205607A JP 2001034630 A JP2001034630 A JP 2001034630A JP 2001034630 A JP2001034630 A JP 2001034630A JP 2002205607 A JP2002205607 A JP 2002205607A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door
- weather strip
- portions
- automobile
- main lip
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ドア閉時の外観を損なわずかつ脱型時にメ
インリップに破れを生じないようにした自動車用ウエザ
ーストリップを提供することを目的とする。 【構成】 サッシュレスタイプドアに対応して車体のル
ーフサイドに沿って取付けられる自動車用ウエザースト
リップＷであって、中央部に設けられた略Ｔ字状の型成
形部１の前後の湾曲部２、３が、基底部４より起立しド
ア閉時ドアガラスの周縁により押し付けられる中空シー
ル部５と、ドア閉時先端がドアガラスの周縁により押し
付けられるメインリップ８及び内装材に当たる内装側リ
ップ９を設けた傘状シール部６とを備え、該傘状シール
部６の湾曲部２、３におけるメインリップ８の付け根部
８ｂの曲率ｒ１を、メインリップ８の湾曲内周部８ａの
曲率ｒより小さくし、かつ該メインリップ８の長さＬ
を、接続する押出し成形部２０のメインリップと略同じ
長さにし、またメインリップ８の付け根部８ｂに、肉抜
き部１０を形成したものである。
インリップに破れを生じないようにした自動車用ウエザ
ーストリップを提供することを目的とする。 【構成】 サッシュレスタイプドアに対応して車体のル
ーフサイドに沿って取付けられる自動車用ウエザースト
リップＷであって、中央部に設けられた略Ｔ字状の型成
形部１の前後の湾曲部２、３が、基底部４より起立しド
ア閉時ドアガラスの周縁により押し付けられる中空シー
ル部５と、ドア閉時先端がドアガラスの周縁により押し
付けられるメインリップ８及び内装材に当たる内装側リ
ップ９を設けた傘状シール部６とを備え、該傘状シール
部６の湾曲部２、３におけるメインリップ８の付け根部
８ｂの曲率ｒ１を、メインリップ８の湾曲内周部８ａの
曲率ｒより小さくし、かつ該メインリップ８の長さＬ
を、接続する押出し成形部２０のメインリップと略同じ
長さにし、またメインリップ８の付け根部８ｂに、肉抜
き部１０を形成したものである。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車のルーフサイド
に沿って取付けられるウエザーストリップで、特に型成
形部の構造に関するものである。
に沿って取付けられるウエザーストリップで、特に型成
形部の構造に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】図４に示す如く、自動車のサッシュレス
タイプドアに対応するルーフサイドに沿って取付けられ
るウエザーストリップＷは、図５及び図６に示す如くそ
の中央部で略Ｔ字状の型成形部１１を形成し、その各端
部に各々押出し成形部３０を接続している。この型成形
部１１は前後の略直角に屈曲した湾曲部１２、１３より
成り、該両湾曲部は各々、中空シール部１５と、幹部１
７先端にメインリップ１８及び内装側リップ１９を設け
た傘状部１６とから構成されている。
タイプドアに対応するルーフサイドに沿って取付けられ
るウエザーストリップＷは、図５及び図６に示す如くそ
の中央部で略Ｔ字状の型成形部１１を形成し、その各端
部に各々押出し成形部３０を接続している。この型成形
部１１は前後の略直角に屈曲した湾曲部１２、１３より
成り、該両湾曲部は各々、中空シール部１５と、幹部１
７先端にメインリップ１８及び内装側リップ１９を設け
た傘状部１６とから構成されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところが、ドア閉時に
ドアガラスが上記中空シール部１５及び傘状シール部１
６のメインリップ１８に弾接したとき、ドアサッシュが
ないため車外側から見ると直接上記メインリップ１８が
ガラス越しに見える。この際、型成形部のメインリップ
の長さを押出し成形部のメインリップの長さと同一と
し、かつガラスに対して型成形部のメインリップの先端
ラインが下がる現象いわゆるリップの線通しが出来ない
状態となり外観を損なうという問題があった。その対策
として従来は、図７に示す如くメインリップ１８の長さ
Ｌ１を型成形部の中心に向かうにつれて長くなるように
突出させる、いわゆるメインリップに見込み形状を設け
るように対応していた。しかし、メインリップ１８の付
け根１８ａは型成形部１１の肉厚が増すと成形後ガスキ
ズが生じ易くなる関係で湾曲内周部のラインに一定に設
けていた。しかし、ウエザーストリップ製造過程におい
て、脱型時にメインリップ１８に破れを生じ易いという
問題があった。そこで、本発明はかかる従来の課題に鑑
みて、ドア閉時の外観を損なわずかつ脱型時にメインリ
ップに破れを生じないようにした自動車用ウエザースト
リップを提供することを目的とする。
ドアガラスが上記中空シール部１５及び傘状シール部１
６のメインリップ１８に弾接したとき、ドアサッシュが
ないため車外側から見ると直接上記メインリップ１８が
ガラス越しに見える。この際、型成形部のメインリップ
の長さを押出し成形部のメインリップの長さと同一と
し、かつガラスに対して型成形部のメインリップの先端
ラインが下がる現象いわゆるリップの線通しが出来ない
状態となり外観を損なうという問題があった。その対策
として従来は、図７に示す如くメインリップ１８の長さ
Ｌ１を型成形部の中心に向かうにつれて長くなるように
突出させる、いわゆるメインリップに見込み形状を設け
るように対応していた。しかし、メインリップ１８の付
け根１８ａは型成形部１１の肉厚が増すと成形後ガスキ
ズが生じ易くなる関係で湾曲内周部のラインに一定に設
けていた。しかし、ウエザーストリップ製造過程におい
て、脱型時にメインリップ１８に破れを生じ易いという
問題があった。そこで、本発明はかかる従来の課題に鑑
みて、ドア閉時の外観を損なわずかつ脱型時にメインリ
ップに破れを生じないようにした自動車用ウエザースト
リップを提供することを目的とする。
【０００４】
【課題を解決しようとする手段】かかる目的を達成する
ために本発明の構成は、図１〜図４に示すように、サッ
シュレスタイプドアに対応して車体のルーフサイドに沿
って取付けられる自動車用ウエザーストリップＷであっ
て、中央部に設けられた略Ｔ字状の型成形部１の前後の
湾曲部２、３の一方が、基底部４より起立しドア閉時ド
アガラスの周縁により押し付けられる中空シール部５
と、ドア閉時先端がドアガラスの周縁により押し付けら
れるメインリップ８及び内装材に当たる内装側リップ９
を設けた傘状シール部６とを備え、該傘状シール部６の
湾曲部２、３におけるメインリップ８の付け根部８ｂの
曲率ｒ１をメインリップ８の湾曲内周部８ａの曲率ｒよ
り小さくし、かつ該メインリップ８の長さＬを、接続す
る押出し成形部２０のメインリップと略同じ長さにし、
またメインリップ８の付け根部８ｂに、肉抜き部１０を
形成したものである。
ために本発明の構成は、図１〜図４に示すように、サッ
シュレスタイプドアに対応して車体のルーフサイドに沿
って取付けられる自動車用ウエザーストリップＷであっ
て、中央部に設けられた略Ｔ字状の型成形部１の前後の
湾曲部２、３の一方が、基底部４より起立しドア閉時ド
アガラスの周縁により押し付けられる中空シール部５
と、ドア閉時先端がドアガラスの周縁により押し付けら
れるメインリップ８及び内装材に当たる内装側リップ９
を設けた傘状シール部６とを備え、該傘状シール部６の
湾曲部２、３におけるメインリップ８の付け根部８ｂの
曲率ｒ１をメインリップ８の湾曲内周部８ａの曲率ｒよ
り小さくし、かつ該メインリップ８の長さＬを、接続す
る押出し成形部２０のメインリップと略同じ長さにし、
またメインリップ８の付け根部８ｂに、肉抜き部１０を
形成したものである。
【０００５】
【実施例】以下、本発明の実施例を図に基づいて詳細に
説明する。図１において、１は略Ｔ字状の型成形部で、
図４に示す如くサッシュレスタイプドアに対応して車体
のルーフサイドに沿って取付けられる自動車用ウエザー
ストリップＷの中央部に設けられている。また、該型成
形部１は前後に背中合わせの略直角の湾曲部２、３から
成る。２０は押出し成形部で、型成形部１の各端部に接
続されている。以下、型成形部１を一方の湾曲部２を例
に説明する。
説明する。図１において、１は略Ｔ字状の型成形部で、
図４に示す如くサッシュレスタイプドアに対応して車体
のルーフサイドに沿って取付けられる自動車用ウエザー
ストリップＷの中央部に設けられている。また、該型成
形部１は前後に背中合わせの略直角の湾曲部２、３から
成る。２０は押出し成形部で、型成形部１の各端部に接
続されている。以下、型成形部１を一方の湾曲部２を例
に説明する。
【０００６】上記湾曲部２は、基底部４より起立しドア
閉時ドアガラスの周縁により押し付けられる中空シール
部５と、傘状シール部６とから成る。該傘状シール部６
は幹部７に、ドア閉時ドアガラスの周縁により先端を押
し付けられるメインリップ８及び車両の内装材に当接す
る内装側リップ９を設けている。また、湾曲部２の傘状
シール部６のメインリップ８の付け根部８ｂの曲率ｒ１
が、メインリップ８の湾曲内周部８ａの曲率ｒより小さ
く形状されている。
閉時ドアガラスの周縁により押し付けられる中空シール
部５と、傘状シール部６とから成る。該傘状シール部６
は幹部７に、ドア閉時ドアガラスの周縁により先端を押
し付けられるメインリップ８及び車両の内装材に当接す
る内装側リップ９を設けている。また、湾曲部２の傘状
シール部６のメインリップ８の付け根部８ｂの曲率ｒ１
が、メインリップ８の湾曲内周部８ａの曲率ｒより小さ
く形状されている。
【０００７】また、図１及び図２に示す如く上記メイン
リップ８の長さＬは、接続する押出し成形部２０のメイ
ンリップと略同じ長さになるように設定されている。そ
の結果、メインリップ８の長さＬは図７に示す従来の型
成形部１１のメインリップ１７の長さＬ１に比べ著しく
短くなる。従って、製造時の脱型が容易になり破れを防
止できると共に自動バラシ機構を簡単に出来てコストダ
ウンを図れる。また、閉時ドアガラス倒し込み量が設定
位置以上の場合でもリップの落ち込みが目立たなくなり
外観が向上する。また、メインリップ８の付け根部８ｂ
と湾曲内周部８ａとの間の厚肉部に、幹部７の車内側か
らその厚肉を削いだ肉抜き部１０が形成されているた
め、型成形後にウエザーストリップ表面に発生するガス
キズを防止できる。
リップ８の長さＬは、接続する押出し成形部２０のメイ
ンリップと略同じ長さになるように設定されている。そ
の結果、メインリップ８の長さＬは図７に示す従来の型
成形部１１のメインリップ１７の長さＬ１に比べ著しく
短くなる。従って、製造時の脱型が容易になり破れを防
止できると共に自動バラシ機構を簡単に出来てコストダ
ウンを図れる。また、閉時ドアガラス倒し込み量が設定
位置以上の場合でもリップの落ち込みが目立たなくなり
外観が向上する。また、メインリップ８の付け根部８ｂ
と湾曲内周部８ａとの間の厚肉部に、幹部７の車内側か
らその厚肉を削いだ肉抜き部１０が形成されているた
め、型成形後にウエザーストリップ表面に発生するガス
キズを防止できる。
【０００８】
【発明の効果】本発明の自動車用ウエザーストリップ
は、型成形部の湾曲部におけるメインリップの付け根部
の曲率を、湾曲内周部の曲率より小さくし、かつメイン
リップの長さを押出し成形部に合わせる如く短くするこ
とで、ドア閉時のメインリップの外観を向上出来ると共
に、脱型を容易にし破れを防止してコストを低減でき、
またメインリップの付け根部の厚肉部に肉抜き部を形成
してガスキズの発生も防止できるという特長がある。
は、型成形部の湾曲部におけるメインリップの付け根部
の曲率を、湾曲内周部の曲率より小さくし、かつメイン
リップの長さを押出し成形部に合わせる如く短くするこ
とで、ドア閉時のメインリップの外観を向上出来ると共
に、脱型を容易にし破れを防止してコストを低減でき、
またメインリップの付け根部の厚肉部に肉抜き部を形成
してガスキズの発生も防止できるという特長がある。
【図１】本発明の自動車用ウエザーストリップの型成形
部の側面図である。
部の側面図である。
【図２】同上のＡ−Ａに沿う断面図である。
【図３】同上の一部の側面図である。
【図４】自動車の側面図である。
【図５】従来の自動車用ウエザーストリップの型成形部
の側面図である。
の側面図である。
【図６】同上のＡ−Ａに沿う断面図である。
【図７】同上の一部の側面図である。
１ 型成形部 １０ 肉
抜き部 ２ 湾曲部 ２０ 押
出し成形部 ３ 湾曲部 Ｗ ウ
エザーストリップ ４ 基底部 ｒ１ 曲
率 ５ 中空シール部 ｒ 曲
率 ６ 傘状シール部 Ｌ メ
インリップの長さ ７ 幹部 ８ メインリップ ８ｂ 付け根部 ８ａ 湾
曲内周部 ９ 内装側リップ
抜き部 ２ 湾曲部 ２０ 押
出し成形部 ３ 湾曲部 Ｗ ウ
エザーストリップ ４ 基底部 ｒ１ 曲
率 ５ 中空シール部 ｒ 曲
率 ６ 傘状シール部 Ｌ メ
インリップの長さ ７ 幹部 ８ メインリップ ８ｂ 付け根部 ８ａ 湾
曲内周部 ９ 内装側リップ
Claims (1)
- 【請求項１】 サッシュレスタイプドアに対応して車体
のルーフサイドに沿って取付けられる自動車用ウエザー
ストリップであって、中央部に設けられた略Ｔ字状の型
成形部の前後の湾曲部の一方が、基底部より起立しドア
閉時ドアガラスの周縁により押し付けられる中空シール
部と、ドア閉時先端がドアガラスの周縁により押し付け
られるメインリップ及び内装材に当たる内装側リップを
設けた傘状シール部とを備え、該傘状シール部の湾曲部
におけるメインリップの付け根部の曲率を、その湾曲内
周部の曲率より小さくし、かつ該メインリップの長さ
を、接続する押出し成形部のメインリップと略同じ長さ
にし、またメインリップの付け根部に、肉抜き部を形成
したことを特徴とする自動車用ウエザーストリップ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001034630A JP2002205607A (ja) | 2001-01-04 | 2001-01-04 | 自動車用ウエザーストリップ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001034630A JP2002205607A (ja) | 2001-01-04 | 2001-01-04 | 自動車用ウエザーストリップ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002205607A true JP2002205607A (ja) | 2002-07-23 |
Family
ID=18898195
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001034630A Pending JP2002205607A (ja) | 2001-01-04 | 2001-01-04 | 自動車用ウエザーストリップ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002205607A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009006850A (ja) * | 2007-06-28 | 2009-01-15 | Toyoda Gosei Co Ltd | 自動車用ルーフサイドウエザストリップ |
-
2001
- 2001-01-04 JP JP2001034630A patent/JP2002205607A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009006850A (ja) * | 2007-06-28 | 2009-01-15 | Toyoda Gosei Co Ltd | 自動車用ルーフサイドウエザストリップ |
| US8176681B2 (en) | 2007-06-28 | 2012-05-15 | Toyoda Gosei Co., Ltd. | Roof side weather strip for automobile |
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