JP2002144882A - ドアサッシュコーナー部のシール構造 - Google Patents

ドアサッシュコーナー部のシール構造

Info

Publication number
JP2002144882A
JP2002144882A JP2000339021A JP2000339021A JP2002144882A JP 2002144882 A JP2002144882 A JP 2002144882A JP 2000339021 A JP2000339021 A JP 2000339021A JP 2000339021 A JP2000339021 A JP 2000339021A JP 2002144882 A JP2002144882 A JP 2002144882A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
glass run
door
channel
corner
weather strip
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000339021A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsushi Saitou
嘉都幟 斉藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nishikawa Rubber Co Ltd
Original Assignee
Nishikawa Rubber Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nishikawa Rubber Co Ltd filed Critical Nishikawa Rubber Co Ltd
Priority to JP2000339021A priority Critical patent/JP2002144882A/ja
Publication of JP2002144882A publication Critical patent/JP2002144882A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)
  • Seal Device For Vehicle (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 外観の見栄えとドアガラスの昇降性に優れ、
ドアウエザーストリップの成形コストを軽減でき、ドア
ウエザーストリップのシール性を向上させたシール構造
を提供する。 【解決手段】 ドアサッシュ1の車外側にガラスラン部
11とマージンシール部13とを一体成形したガラスラ
ンチャンネル10を、ガラスラン部11に形成した爪部
12をドアサッシュ1の突起部2に係合させて取付け、
車内側にドアウエザーストリップ20を取付け、ガラス
ランチャンネル10のコーナー部Kに三角状型成形部3
0を設け、ガラスラン部11を含むガラスランチャンネ
ル10の略全体を押出成形し、ドアサッシュ1のコーナ
ー部Kに凹凸のない平坦部3を形成し、それに対向する
爪部12をカットして平坦部3との干渉を避け、平坦部
3にCチャンネル40を固定し、それに押出成形したド
アウエザーストリップ20を取付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、自動車のドアサ
ッシュコーナー部のシール構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】 図1乃至図4を参照して説明する。自
動車のドアサッシュ1に取付けられ、ガラスラン部11
とマージンシール部13とが一体成形されたガラスラン
チャンネル10において、そのコーナー部Kに曲率半径
Rの大きいドアウエザーストリップ20が取付けられる
場合、当該コーナー部Kに、型成形された三角状型成形
部30がドアサッシュ1を隠すために設けられている。
そして、この三角状型成形部30の一辺にはその全長と
いう長い範囲にわたってガラスラン部11の車外側50
が一体的に型成形されている。
【0003】この型成形されたガラスラン部11の色艶
は、押出成形され車外側50に植毛面14を有するガラ
スラン部11とは明確に異なるため、その差異により、
外観の見栄えが悪くなるといった問題がある(図4参
照。同図の斜線部分が型成形部である)。また、型成形
されたガラスラン部11には植毛面14が形成されてい
ないため、ドアガラス5の昇降性が悪くなるといった問
題が発生する。なお、型成形したガラスラン部11に、
後加工によって植毛面を形成すると成形コストが大幅に
嵩むので好ましくない。
【0004】また、このガラスランチャンネル10は、
ガラスラン部11をドアサッシュ1に取付けるためにそ
の下端部に爪部12を突設している。そして、ドアサッ
シュ1のコーナー部Kに当該爪部12が侵入位置するこ
とのできる凹みを形成するために、当該コーナー部Kを
車内側60へ膨出させた凸部4を形成している(図2お
よび図3参照)。
【0005】この凸部4が位置する部分にはドアウエザ
ーストリップ20を取付けるためのCチャンネル40の
一部が固定されるが、凸部4が存在するために当該Cチ
ャンネル40の凸部4側を切除してカット部41を形成
したり、Cチャンネル40自体を設けないこととしてい
る。そして、カット部41を形成したりCチャンネル4
0自体を設けないことによって不足する保持力を補うた
めに、ドアウエザーストリップ20のコーナー部Kを型
成形している。従って、ドアウエザーストリップ20を
押出成形部と型成形部とで成形する必要があり、成形コ
ストが嵩むといった問題がある。
【0006】さらに、ドアサッシュ1に凸部4を形成し
ているので、ドアウエザーストリップ20は当該凸部4
とそれ以外の平坦部分に連続して接触することになり、
従って、その段差によりシール性が悪くなるといった問
題もある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】 外観の見栄えおよび
ドアガラス5の昇降性に優れ、ドアウエザーストリップ
20の成形コストを低廉化でき、さらに当該ドアウエザ
ーストリップ20のシール性を向上させることのできる
ドアサッシュコーナー部のシール構造を提供する。
【0008】
【課題を解決するための手段】 図1および図5乃至図
8を参照して説明する。本発明に係るドアサッシュコー
ナー部のシール構造は、自動車ドアサッシュ1の車外側
50にガラスラン部11とマージンシール部13とを一
体成形したガラスランチャンネル10を、ガラスラン部
11の下端部に形成した爪部12をドアサッシュ1に形
成した突起部2に係合させて取付けると共に、車内側6
0にドアウエザーストリップ20を取付け、ガラスラン
チャンネル10のコーナー部Kに三角状型成形部30を
設けたシール構造において、ガラスラン部11を含むガ
ラスランチャンネル10の略全体を押出成形し、ドアサ
ッシュ1のコーナー部Kに凹凸のない平坦部3を形成
し、平坦部3に対向するガラスラン部11の爪部12を
カットして平坦部3との干渉を避け、平坦部3の車内側
60にCチャンネル40を固定し、該Cチャンネル40
に押出成形したドアウエザーストリップ20を取付けて
なるものである。
【0009】
【発明の実施の形態】 本発明に係るドアサッシュコー
ナー部のシール構造の実施形態を、図1および図5乃至
図8に示す。このシール構造は、自動車ドアサッシュ1
の車外側50にガラスラン部11とマージンシール部1
3とを一体成形したガラスランチャンネル10を、ガラ
スラン部11の下端部に形成した爪部12をドアサッシ
ュ1に形成した突起部2に係合させて取付けると共に、
車内側60にドアウエザーストリップ20を取付け、ガ
ラスランチャンネル10のコーナー部Kに三角状型成形
部30を設けて形成したものである。本実施形態は、フ
ロントドアのルーフ側6とセンターピラー側7とで形成
されるコーナー部Kを示している。
【0010】このシール構造において、次のような構成
を加えている。まず、ガラスラン部11を含むガラスラ
ンチャンネル10のほぼ全体を押出成形している。具体
的には、ガラスランチャンネル10のエンド部16とガ
ラスラン部11の角隅部15を除いて押出成形している
(図8参照。同図における斜線部分は型成形部を示
す)。
【0011】こうした構成としたことによって、ガラス
ラン部11のほぼ全体を押出成形して同一の植毛面14
を有するものとすることができるので、外観の見栄えを
向上させることができる。また、ほぼ全体に植毛面14
を形成しているのでドアガラス5の昇降性も向上させる
ことができる。
【0012】次に、このシール構造は、ドアサッシュ1
のコーナー部Kに凹凸のない平坦部3を形成し、平坦部
3に対向するガラスラン部11の爪部12をカットライ
ン17でカットして平坦部3との干渉を避けている。さ
らに、平坦部3の車内側60にCチャンネル40を固定
し、そのCチャンネル40に押出成形したドアウエザー
ストリップ20を取付けている(図5および図7参
照)。
【0013】爪部12をカットしたことによって凸部4
をなくして平坦部3を形成することができ、これにより
カット部41を持たない通常形状のCチャンネル40を
設けることができるので、当該Cチャンネル40に押出
成形したドアウエザーストリップ20を取付けることが
できる。従って、ドアウエザーストリップ20を型成形
部と押出成形部とで形成する必要がなく、成形コストを
軽減することができる。なお、三角状型成形部30に変
化部31を設け、爪部12を収縮させる状態で消滅させ
ている。
【0014】また、このドアウエザーストリップ20は
凹凸のない平坦部3に接触するので、安定したシール性
を発揮する。
【0015】
【発明の効果】 本発明は、ガラスラン部11を含むガ
ラスランチャンネル10のほぼ全体を押出成形している
ので、ガラスラン部11のほぼ全体を押出成形して同一
の植毛面14を有するものとすることができる。これに
よって、外観の見栄えを向上させると共に、ドアガラス
5の昇降性も向上させることができる。
【0016】また、ドアサッシュ1のコーナー部Kに凹
凸のない平坦部3を形成し、平坦部3に対向するガラス
ラン部11の爪部12をカットして平坦部3との干渉を
避け、さらに、平坦部3の車内側60にCチャンネル4
0を固定し、そのCチャンネル40に押出成形したドア
ウエザーストリップ20を取付けているので、カット部
41を持たない通常形状のCチャンネル40を設けるこ
とができ、このCチャンネル40に押出成形したドアウ
エザーストリップ20を取付けることができる。従っ
て、ドアウエザーストリップ20を型成形部と押出成形
部とで形成する必要がなく、成形コストの低廉化を図る
ことができる。
【0017】さらに、ドアウエザーストリップ20を凹
凸のない平坦部3に接触させるので、シール性を向上さ
せることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ドアサッシュのコーナー部を示す自動車の側
面図である。
【図2】 従来のドアサッシュコーナー部のシール構造
を車内側から見た斜視図である。
【図3】 図2におけるA−A線断面図である。
【図4】 従来のドアサッシュコーナー部のシール構造
を車外側から見た斜視図である。
【図5】 本発明の実施形態に係るドアサッシュコーナ
ー部のシール構造(ドアサッシュおよびドアウエザース
トリップを除く)を車内側から見た斜視図である。
【図6】 図5におけるB−B線断面図である。
【図7】 図5におけるD−D線断面図である。
【図8】 本発明の実施形態に係るドアサッシュコーナ
ー部のシール構造を車外側から見た斜視図である。
【符号の説明】
1 ドアサッシュ 2 突起部 3 平坦部 4 凸部 5 ドアガラス 6 ルーフ側 7 センターピラー側 10 ガラスランチャンネル 11 ガラスラン部 12 爪部 13 マージンシール部 14 植毛面 15 角隅部 16 エンド部 17 カットライン 20 ドアウエザーストリップ 30 三角状型成形部 31 変化部 40 Cチャンネル 41 カット部 50 車外側 60 車内側 K コーナー部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車ドアサッシュ(1)の車外側(5
    0)にガラスラン部(11)とマージンシール部(1
    3)とを一体成形したガラスランチャンネル(10)
    を,ガラスラン部の下端部に形成した爪部(12)をド
    アサッシュに形成した突起部(2)に係合させて取付け
    ると共に,車内側(60)にドアウエザーストリップ
    (20)を取付け,ガラスランチャンネルのコーナー部
    (K)に三角状型成形部(30)を設けたシール構造に
    おいて、ガラスラン部を含むガラスランチャンネルの略
    全体を押出成形し,ドアサッシュのコーナー部に凹凸の
    ない平坦部(3)を形成し,該平坦部に対向するガラス
    ラン部の爪部をカットして平坦部との干渉を避け,平坦
    部の車内側にCチャンネル(40)を固定し,該Cチャ
    ンネルに押出成形したドアウエザーストリップを取付け
    てなるドアサッシュコーナー部のシール構造。
JP2000339021A 2000-11-07 2000-11-07 ドアサッシュコーナー部のシール構造 Pending JP2002144882A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000339021A JP2002144882A (ja) 2000-11-07 2000-11-07 ドアサッシュコーナー部のシール構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000339021A JP2002144882A (ja) 2000-11-07 2000-11-07 ドアサッシュコーナー部のシール構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002144882A true JP2002144882A (ja) 2002-05-22

Family

ID=18814148

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000339021A Pending JP2002144882A (ja) 2000-11-07 2000-11-07 ドアサッシュコーナー部のシール構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002144882A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2393754A (en) * 2002-10-04 2004-04-07 Toyoda Gosei Kk Door seal structure of motor vehicle
JP2010005577A (ja) * 2008-06-30 2010-01-14 Nishikawa Rubber Co Ltd 植毛付成形加工品の製造方法
JP2014046792A (ja) * 2012-08-31 2014-03-17 Honda Motor Co Ltd 車両用ドア
CN113613924A (zh) * 2019-04-05 2021-11-05 奥迪股份公司 具有遮盖部段的密封元件、车门及具有密封元件的车辆,密封元件的制造方法

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2393754A (en) * 2002-10-04 2004-04-07 Toyoda Gosei Kk Door seal structure of motor vehicle
GB2393754B (en) * 2002-10-04 2005-05-11 Toyoda Gosei Kk Door seal structure of motor vehicle
AU2003252770B2 (en) * 2002-10-04 2005-07-14 Toyoda Gosei Co., Ltd Door seal structure of motor vehicle
JP2010005577A (ja) * 2008-06-30 2010-01-14 Nishikawa Rubber Co Ltd 植毛付成形加工品の製造方法
JP2014046792A (ja) * 2012-08-31 2014-03-17 Honda Motor Co Ltd 車両用ドア
US8851552B2 (en) 2012-08-31 2014-10-07 Honda Motor Co., Ltd. Vehicle door
CN113613924A (zh) * 2019-04-05 2021-11-05 奥迪股份公司 具有遮盖部段的密封元件、车门及具有密封元件的车辆,密封元件的制造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10654349B2 (en) Sealing structure for automobile door
US7178809B2 (en) Roof weather strip for convertible car
JP2784866B2 (ja) 自動車用ウエザストリップ
JPS6343819A (ja) 自動車用ドアガラスラン
JP2002103985A (ja) シールリップ付ドアウエザーストリップ
JP2002144882A (ja) ドアサッシュコーナー部のシール構造
JP2010036602A (ja) ドアウエザストリップ
JP2005153581A (ja) 自動車ドアのシール構造及びガラスランユニット
JP4853352B2 (ja) ドアウエザストリップの取付構造
JP2007314143A (ja) ドアウエザストリップ
JP3769455B2 (ja) オープンカー用のウェザーストリップと、その取付構造
JP2007331526A (ja) ガラスラン及びその取付構造
JP2003081024A (ja) 自動車用ウエザストリップ
JP2002036976A (ja) ハードトップ車のルーフウエザーストリップ
JP3214227B2 (ja) 自動車のシール構造
JP3186211B2 (ja) 自動車のドアシール構造
JP3171063B2 (ja) ルーフサイドウェザストリップの取付構造
JP3196458B2 (ja) 自動車用ドアウエザストリップ
JP2001105888A (ja) ドアウェザーストリップ
JP2001239840A (ja) グラスランチャンネル
JPH1128936A (ja) 自動車用ドアウエザストリップ
JP3638053B2 (ja) ウェザストリップ
JP2001047948A (ja) 自動車用ウエザーストリップ
JPH0512230U (ja) 自動車用ウエザストリツプ
JP2001246990A (ja) ドリップウエザーストリップ及びその車体取付構造