JP2002205539A - モーターファン制御装置 - Google Patents

モーターファン制御装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エアコン冷媒圧力が特定の範囲にあるときに
エンジン回転速度異常によりコンプレッサーの運転が禁
止されても、回転速度異常による運転禁止が解除された
ら速やかにコンプレッサーの運転を再開させる。 【解決手段】 エンジン回転速度Neが設定値x1(Ne
4)以上、またはエアコン冷媒圧力Pdが設定値y1
(Pe4)以上でコンプレッサー・クラッチを解放し、
エンジン回転速度Neが設定値x2(Ne3)(<x1)
より低くなり、かつエアコン冷媒圧力Pdが設定値y2
(Pe3)(<y1)より低くなったらコンプレッサー
・クラッチを締結する制御装置であって、車両のラジエ
ーターとコンデンサーに送風してエンジン冷却水とエア
コン冷媒を冷却するためのモーターファンの回転を制御
するモーターファン制御装置において、エンジン回転速
度Neが設定値x1(Ne4)以上となってコンプレッサ
ー・クラッチが解放された後に、エアコン冷媒圧力Pd
がy2(Pd3)以上y1(Pd4)未満の範囲にあり、
かつエンジン回転速度Neがx2(Ne3)より低い場合
はモーターファンを運転する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両のラジエータ
ーとコンデンサーに送風してエンジン冷却水とエアコン
(空調装置)冷媒を冷却するためのモーターファンの制
御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車両前部に設置されるラジエーターとコ
ンデンサーに送風し、エンジン冷却水とエアコン冷媒を
冷却するためのモーターファンの回転を制御する装置が
知られている。このモーターファン制御装置では、図3
に示すように車速Vsp、コンプレッサー・クラッチの締
結と解放(ON、OFF)、エアコン冷媒圧力Pdおよびエン
ジン冷却水温Twに基づいてモーターファンの運転と停
止(ON、OFF)を制御している。
【0003】また、車両に設置されるエアコンは、冷媒
圧力異常時または回転速度異常時にコンプレッサーを保
護するために、図4に示すようにエンジン回転速度Ne
とエアコンの冷媒圧力Pdに基づいてコンプレッサー・
クラッチの締結と解放を制御している。
【0004】図4において、エンジン回転速度Ne[rpm]
が低速設定値Ne1以下または高速設定値Ne4(>Ne
1)以上になると、コンプレッサー・クラッチを解放し
てコンプレッサーの運転を禁止し、エンジン回転速度N
eが低速設定値Ne2(>Ne1)より高くなるか、また
は高速設定値Ne3(<Ne4)より低くなると、エンジ
ン回転速度Neによるコンプレッサーの運転禁止を解除
している。また、エアコンの高圧側冷媒圧力Pdが低圧
設定値Pd1以下または高圧設定値Pd4以上になると、
コンプレッサー・クラッチを解放してコンプレッサーの
運転を禁止し、冷媒圧力Pdが低圧設定値Pd2(>Pd
1)より高くなるかまたはPd3(<Pd4)より低くな
ると、冷媒圧力Pdによるコンプレッサーの運転禁止を
解除している。つまり、図4の領域Bではエアコンの運
転が許可され、領域A、B、C以外の領域ではエアコン
の運転が禁止される。なお、領域AおよびCはヒステリ
シス領域である。
【0005】ここで、エアコンのコンプレッサーはエン
ジンにより駆動されるから、コンプレッサーの回転速度
はエンジンの回転速度Neに比例する。また、エンジン
の回転速度やトルクを制御するために、エンジンには回
転速度Neを検出するためのセンサーが設置される。そ
のため、エンジン回転速度Neに基づいてコンプレッサ
ー・クラッチの締結と解放を制御するのが一般的である
が、コンプレッサーの回転速度を直接検出し、エンジン
回転速度Neに代えてコンプレッサーの回転速度に基づ
いてコンプレッサー・クラッチの締結と解放を制御する
こともできる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のモー
ターファン制御装置では、特定の条件を満たすと次のよ
うな不具合が生じる。例えば、停車中や極低車速時でエ
ンジン冷却水温Twが低く、かつエアコンの冷媒圧力Pd
がPd3≦Pd<Pd4の範囲にあるときに、空ふかしな
どによってエンジン回転速度NeがNe4を超えると、図
4に示すようにコンプレッサー保護のためにコンプレッ
サー・クラッチが解放される。空ふかしが終わってエン
ジン回転速度NeがNe3より低くなっても、冷媒圧力P
dがPd3以上であるからコンプレッサー・クラッチは直
ちに締結されない。しかも、エンジン冷却水温Twが低
いからモーターファンは停止されており、モーターファ
ンによるコンデンサーの冷却は行われず、さらに、停車
中や極低車速時には走行風圧によるコンデンサーの冷却
も期待できないから、コンデンサーにおけるエアコン冷
媒の冷却が不充分となる。したがって、冷媒圧力Pdが
いつまでもPd3より低くならず、図4の領域Aに長い
時間留まってコンプレッサー・クラッチが解放されたま
まとなり、長時間にわたってエアコンが運転されないと
いう問題が発生する。
【0007】このような問題を解決するために、コンプ
レッサー・クラッチの締結と解放に連動してモーターフ
ァンの運転と停止を行う代わりに、エアコンの入/切を
操作するエアコン・スイッチの状態に連動してモーター
ファンの運転と停止を制御することが考えられる。とこ
ろがそうすると、冷媒圧力異常によりコンプレッサー・
クラッチが解放されたときに、モーターファンは運転し
続けるから冷媒圧力が速やかに低下し、冷媒圧力異常に
よるコンプレッサーの運転禁止が解除され、クラッチが
締結されてコンプレッサーの運転が再開されてしまう。
これではコンプレッサーの保護機能が損なわれてしまう
から、エアコン・スイッチに連動してモーターファンの
運転と停止を制御するのは不適切である。
【0008】また、エアコンの運転禁止制御を、図4に
示すようなエンジン回転速度Neと冷媒圧力Pdとに応じ
たマップ制御とせず、エンジン回転速度Neに基づく制
御ロジックと、冷媒圧力Pdに基づく制御ロジックとに
分けて制御することも考えられるが、制御ロジックが複
雑になって調整が煩雑になり、総合的にコストアップす
るという問題がある。
【0009】本発明の目的は、エアコン冷媒圧力が特定
の範囲にあるときにエンジン回転速度異常によりコンプ
レッサーの運転が禁止されても、回転速度異常による運
転禁止が解除されたら速やかにコンプレッサーの運転を
再開させることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】一実施の形態のモーター
ファン制御マップ例を示す図3とコンプレッサー・クラ
ッチの制御マップ例を示す図4に対応づけて本発明を説
明すると、 (1) 請求項1の発明は、エンジン回転速度(Ne)
が設定値x1(Ne4)以上、またはエアコン冷媒圧力
(Pd)が設定値y1(Pd4)以上でコンプレッサー・
クラッチを解放し、エンジン回転速度(Ne)が設定値
x2(Ne3)(<x1)より低くなり、かつエアコン
冷媒圧力(Pd)が設定値y2(Pd3)(<y1)より
低くなったらコンプレッサー・クラッチを締結する制御
装置であって、車両のラジエーターとコンデンサーに送
風してエンジン冷却水とエアコン冷媒を冷却するための
モーターファンの回転を制御するモーターファン制御装
置に適用され、エンジン回転速度(Ne)が設定値x1
(Ne4)以上となってコンプレッサー・クラッチが解
放された後に、エアコン冷媒圧力(Pd)がy2(Pd
3)以上y1(Pd4)未満の範囲にあって、かつエン
ジン回転速度(Ne)がx2(Ne3)より低い場合はモ
ーターファンを運転することにより、上記目的を達成す
る。 (2) また、請求項2にモーターファン制御装置は、
車速を検出する車速検出手段を備え、車速検出値が所定
値以上の場合はモーターファンを停止するようにしたも
のである。
【0011】上述した課題を解決するための手段の項で
は、説明を分かりやすくするために一実施の形態の図を
用いたが、これにより本発明が一実施の形態に限定され
るものではない。
【0012】
【発明の効果】(1) 請求項1の発明によれば、例え
ば、停車中や極低車速時でエンジン冷却水温が低く、か
つ冷媒圧力がy2以上y1未満の範囲にあるときに、空
ふかしなどによりエンジン回転速度が設定値x1以上に
なると、コンプレッサー保護のためにコンプレッサー・
クラッチが解放されるが、空ふかしが終わった後に、冷
媒圧力がy2以上y1未満の範囲にあって、かつエンジ
ン回転速度がx2未満の場合はモーターファンを運転す
るようにしたので、コンデンサーにおけるエアコン冷媒
の冷却が促進され、冷媒圧力が速やかに設定値y2より
低くなってコンプレッサー・クラッチの締結条件を満た
し、短時間でエアコン運転を再開することができる。 (2) 請求項2に発明によれば、車速検出値が所定値
以上の場合はモーターファンの運転を停止する。車速検
出値が所定値以上の高速走行中の場合は、走行風圧によ
りラジエーターとコンデンサーを通過する風量が多くな
り、モーターファンを運転しなくてもエンジン冷却水と
エアコン冷媒を十分に冷却できる。したがって、このよ
うな場合にモーターファンを停止することによって電力
消費を節約することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は一実施の形態の構成を示す
図である。エンジン・コントローラー1はマイクロコン
ピューター1aとメモリ1bなどの周辺部品から構成さ
れ、エンジンの吸入空気量制御、燃料噴射制御、点火制
御などを行うとともに、エアコンとモーターファンの運
転、停止を制御する。車速センサー2は車速Vsp[km/h]
を検出し、エンジン回転センサー3はエンジンの回転速
度Ne[rpm]を検出する。エアコン・コントローラー4
は、車室内へ吹き出す空調風の温度、吹き出し口などを
制御する。エアコン・コントローラー4にはエアコンの
入/切を操作するエアコン・スイッチ5が接続されてお
り、エアコン・スイッチ5の操作状態に応じたエアコン
・スイッチ信号がエンジンコントローラー1へ送られ
る。
【0014】リレー6はエアコン・コンプレッサー7の
クラッチ7aの締結と解放を行うリレーであり、エンジ
ン・コントローラー1がイグニッション電源8によりリ
レーコイル6aを励磁すると、イグニッション電源8か
らリレー接点6bを介してクラッチ7aへ通電され、ク
ラッチ7が締結される。これにより、コンプレッサー7
がエンジンにより駆動されてエアコンが運転される。以
下、リレー・コイルを励磁することを「リレーをオンす
る」という。
【0015】リレー9はモーターファン10の運転と停
止を行うリレーであり、エンジン・コントローラー1が
イグニッション電源8によりリレーコイル9aを励磁す
ると、イグニッション電源8からリレー接点9bを介し
てモーターファン10へ通電され、モーターファン10
が回転する。これにより、コンデンサー11へ送風さ
れ、コンプレッサー7から吐出された高圧、高温の冷媒
が冷却される。
【0016】なお、カップリングを介してエンジンによ
り直接、駆動されるファンでラジエーターのエンジン冷
却水とコンデンサーのエアコン冷媒を冷却する方式の車
両があるが、本願発明は、モーターにより駆動されるフ
ァンでラジエーターとコンデンサーを冷却する方式の車
両を適用対象とするものであり、この明細書では、モー
ターにより駆動されるファンという意味でモーターファ
ンと呼び、エンジンにより駆動されるファンと区別す
る。
【0017】コンプレッサー7からコンデンサー11ま
での高圧パイプ12には圧力センサー13が設けられて
おり、冷媒の高圧側圧力Pdを検出する。なお、エアコ
ンの冷凍圧縮サイクルの詳細については本願発明と直接
に関係しないので説明を省略する。
【0018】図2はモーターファン制御プログラムを示
すフローチャートである。エンジン・コントローラー1
のマイクロコンピューター1aは、エアコン・コントロ
ーラー4からエアコン・スイッチ5のON信号を受信する
とこの制御プログラムの実行を開始する。
【0019】ステップ1において、図4に示すように、
冷媒圧力Pdが予め設定された高圧設定値Pd4(例えば
2.74MPa)以上か、またはエンジン回転速度Neが予め設
定された高回転速度Ne4(例えば5400rpm)以上かどう
かを確認する。Pd≧Pd4の冷媒圧力異常、またはNe
≧Ne4のエンジン回転速度異常のどちらも検出されな
ければステップ6へ進み、リレー6をオンしてコンプレ
ッサー・クラッチ7aを締結し、コンプレッサー7を運
転してエアコン運転を開始する。
【0020】続くステップ7で、図3に示すモーターフ
ァン制御マップを参照してモーターファン10を制御す
る。すなわち、現在の車速Vspが予め設定した低速設定
値Vsp1(例えば50km/h)未満の低速走行中のときはス
テップ9へ進み、リレー9をオンしてモーターファン1
0を運転する。また、現在の車速Vspが低速設定値Vsp
1以上でかつ中速設定値Vsp2(例えば80km/h)未満の
中速走行中のときはステップ8へ進み、冷媒圧力Pdが
予め設定された値Pd5(例えば1.68MPa)以上かどうか
を確認する。冷媒圧力Pdが設定値Pd5以上の場合はス
テップ9へ進み、リレー9をオンしてモーターファン1
0を運転し、一方、冷媒圧力Pdが設定値Pd5未満の場
合はステップ10へ進み、リレー9をオフしてモーター
ファン10を停止する。さらに、現在の車速Vspが中速
設定値Vsp2以上の高速走行中のときはステップ10へ
進み、リレー9をオフしてモーターファン10を停止す
る。
【0021】一方、ステップ1で冷媒圧力異常またはエ
ンジン回転速度異常が検出された場合はステップ2へ進
み、リレー6をオフしてコンプレッサー・クラッチ7a
を解放し、コンプレッサー7を停止する。
【0022】続くステップ3〜4の処理は従来のモータ
ーファン制御にはなかった処理であり、本願発明の特徴
的な処理である。ステップ3において、冷媒圧力Pdが
設定値Pd3(例えば1.56MPa)以上、高圧設定値Pd4
未満の範囲にあり、かつエンジン回転速度Neが設定値
Ne3(例えば4900rpm)未満かどうかを確認する。Pd
3≦Pd<Pd4でかつNe<Ne3の場合はステップ4へ
進み、リレー9をオンしてモーターファン10を運転す
る。一方、ステップ3の上記条件を満たさない場合はス
テップ10へ進み、リレー9をオフしてモーターファン
10を停止する。
【0023】ステップ5では、冷媒圧力Pdが設定値Pd
3未満で、かつエンジン回転速度Neが設定値Ne3未満
かどうかを確認する。Pd<Pd3かつNe<Ne3の場合
はステップ6へ進み、リレー6をオンしてコンプレッサ
ー・クラッチ7aを締結し、コンプレッサー7を運転す
る。一方、Pd<Pd3かつNe<Ne3でない場合はステ
ップ2へ戻り、上述した処理を繰り返す。
【0024】上述したように、停車中や極低車速時でエ
ンジン冷却水温Twが低く、かつ冷媒圧力PdがPd3≦
Pd<Pd4の範囲にあるときに、空ふかしなどによりエ
ンジン回転速度Neが設定値Ne4以上になると、コンプ
レッサー7の保護のためにコンプレッサー・クラッチ7
aが解放される。空ふかしが終わってエンジン回転速度
Neが設定値Ne3より低くなっても、冷媒圧力PdがPd
3以上であるからコンプレッサー・クラッチ7aは直ち
に締結されない。しかも、エンジン冷却水温Twが低い
からモーターファン10は停止されており、モーターフ
ァン10によるコンデンサー11の冷却は行われず、さ
らに、停車中や極低車速時には走行風圧によるコンデン
サー11の冷却も期待できないから、コンデンサー11
におけるエアコン冷媒の冷却が不充分となり、冷媒圧力
PdがいつまでもPd3より低くならず、図4に示すヒス
テリシス領域Aに長い時間留まってコンプレッサー・ク
ラッチ7aが解放されたままとなり、長時間にわたって
エアコンが運転されない。
【0025】この一実施の形態によれば、エアコン冷媒
の圧力異常またはエンジンの回転速度異常が発生して、
コンプレッサー保護のためにコンプレッサー・クラッチ
7aが解放された後に、冷媒圧力PdがPd3≦Pd<Pd
4の範囲にあって、かつエンジン回転速度NeがNe3未
満の場合は、車速Vspおよびエンジン冷却水温Twに拘
わらずモーターファン10を運転するようにしたので、
コンデンサー11におけるエアコン冷媒の冷却が促進さ
れ、冷媒圧力Pdが速やかに設定値Pd3より低くなって
コンプレッサー・クラッチ7aの締結条件を満たし、短
時間でエアコン運転を再開することができる。
【0026】また、この実施の形態によれば、車速検出
値Vspが所定値Vsp2以上の場合はモーターファン10
の運転を停止する。車速検出値Vspが所定値Vsp2以上
の高速走行中の場合は、走行風圧によりラジエーターと
コンデンサーを通過する風量が多くなり、モーターファ
ン10を運転しなくてもエンジン冷却水とエアコン冷媒
を十分に冷却できる。したがって、このような場合にモ
ーターファン10を停止することによって電力消費を節
約することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 一実施の形態の構成を示す図である。
【図2】 一実施の形態のモーターファン制御プログラ
ムを示すフローチャートである。
【図3】 車速Vsp、コンプレッサー・クラッチの締結
と解放(ON、OFF)、エアコン冷媒圧力Pdおよびエンジ
ン冷却水温Twに基づいてモーターファンの運転と停止
(ON、OFF)を制御するための制御マップ例を示す図で
ある。
【図4】 回転速度Neとエアコンの冷媒圧力Pdに基づ
いてコンプレッサー・クラッチの締結と解放を制御する
ための制御マップ例を示す図である。
【符号の説明】
1 エンジン・コントローラー 1a マイクロコンピューター 1b メモリ 2 車速センサー 3 エンジン回転センサー 4 エアコン・コントローラー 5 エアコン・スイッチ 6,9 リレー 6a,9a 励磁巻線 6b,9b 接点 7 コンプレッサー 8 イグニッション電源 10 モーターファン 11 コンデンサー 12 高圧パイプ 13 圧力センサー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F01P 7/04 F01P 7/04 N

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エンジン回転速度が設定値x1以上、また
    はエアコン冷媒圧力が設定値y1以上でコンプレッサー
    ・クラッチを解放し、エンジン回転速度が設定値x2
    (<x1)より低くなり、かつエアコン冷媒圧力が設定
    値y2(<y1)より低くなったらコンプレッサー・ク
    ラッチを締結する制御装置であって、車両のラジエータ
    ーとコンデンサーに送風してエンジン冷却水とエアコン
    冷媒を冷却するためのモーターファンの回転を制御する
    モーターファン制御装置において、 エンジン回転速度が設定値x1以上となってコンプレッ
    サー・クラッチが解放された後に、エアコン冷媒圧力が
    y2以上でy1未満の範囲にあって、かつエンジン回転
    速度がx2より低い場合はモーターファンを運転するこ
    とを特徴とするモーターファン制御装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のモーターファン制御装置
    において、 車速を検出する車速検出手段を備え、 車速検出値が所定値以上の場合はモーターファンを停止
    することを特徴とするモーターファン制御装置。
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