JP2002205436A - 走査装置 - Google Patents

走査装置

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JP2002205436A
JP2002205436A JP2001253882A JP2001253882A JP2002205436A JP 2002205436 A JP2002205436 A JP 2002205436A JP 2001253882 A JP2001253882 A JP 2001253882A JP 2001253882 A JP2001253882 A JP 2001253882A JP 2002205436 A JP2002205436 A JP 2002205436A
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ホアキム・ブルゲ
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Carles Vinas
カルレス・ビニャス
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    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J19/00Character- or line-spacing mechanisms
    • B41J19/18Character-spacing or back-spacing mechanisms; Carriage return or release devices therefor
    • B41J19/20Positive-feed character-spacing mechanisms
    • B41J19/202Drive control means for carriage movement
    • B41J19/205Position or speed detectors therefor
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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  • Character Spaces And Line Spaces In Printers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】様々なプリンタ要素を出来るだけ近接して設置
する。 【解決手段】 プリンタ(30)のような走査装置は、
キャリッジのスライド・ロッド(33),プリントヘッ
ド(36),駆動ベルト(71,72),及びエンコー
ダ装置(50)のコンパクトな並置を可能にする台形状
のキャリッジ支持ビーム(32)を有している。プリン
タ・キャリッジ(100)に取付けられる第2のスライ
ダは、キャリッジの対応する部分に係合する、球の一部
の形状をなす部分(65)及びアームを組み込んだブッ
シングを含んでいる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばプリンタの
ようなハードコピー装置において、摺動キャリッジ(摺
動往復台)が走査すべき媒体に対して移動するときにこ
の摺動キャリッジを支持するためのビームに関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術のプリンタでは、プリントヘッ
ド搬送用キャリッジを支持するビーム(梁部材)は、プ
リンタに剛性を与えるために必要な構造要素である。そ
のため、このようなビームは、特にシート・メタル(薄
板金)製のビームである場合には、必要な程度の剛性を
提供するために実質的に長方形の断面を有している。
【0003】このような長方形断面に伴う問題は、様々
な構成要素の機能を達成するのに望ましいようにこれら
の構成要素を相対的に近接して一緒に設置することが妨
げられるということである。プリンタでは、関連する構
成要素は、スライダ・ロッド,プリントヘッド,駆動ベ
ルト,及び/又はエンコーダ装置である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上術の問題
を克服又は減少させることを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、 a) 案内部材、及び b) 前記案内部材に移動可能に取付けられ、走査平面
(B)に平行に移動する走査ヘッド部材、を支持し、さ
らに、 c) 前記走査ヘッド部材を移動させるための駆動機
構、及び/又は、 d) 走査装置の基台に対する前記走査ヘッド部材の位
置を決定するためのエンコーダ装置、を支持する構造ビ
ームを含み、 前記ビームが、前記走査平面(B)に対して実質的に平
行な第1の面、及び、前記第1の面に近接して前記案内
部材に対向している第2の面を含む複数の面を備えてい
る走査装置において、 前記第2の面が、前記案内部材に最も近接している少な
くとも第1の部分と、前記第1の部分からセットバック
している第2の部分とを含むことを特徴とする走査装
置、が提供される。
【0006】上記の走査装置の長所は、駆動機構及び/
又はエンコーダ装置を第2の部分の前に設置できるとい
うことである。これにより、上述の様々な構成要素の全
てを案内部材に近接して設置できる装置が得られる。特
に、垂直方向にコンパクトにまとまった装置も得られ
る。走査装置がプリンタである場合には、走査平面が媒
体の前進する平面に対応することが認識されるであろ
う。
【0007】好適な実施形態では、第2の面全体は、5
0゜の角度で第1の面に対して傾斜されている。これに
より、構成要素の都合の良い配置が可能になり、そして
このことはビームが比較的堅固な断面形状を有すること
を意味する。
【0008】好ましくは、ビームは台形の断面形状を有
している。これは、特に堅固な形状である。第1の面に
加え、この第1の面より上方にあってこの第1の面に対
してほぼ平行に配置された第3の面が設けられる。この
第3の面は、ケーブル又は管を走査ヘッド部材に接続す
るための支持体を形成できる。
【0009】好適な実施形態では、特にコンパクトな装
置を構成するために、駆動ベルトの形態を成す駆動機構
が、エンコーダ装置と第2の面の第2の部分との間に設
置される。
【0010】本発明の好適な実施形態では、走査装置の
走査ヘッド装置は、構造ビームの第2の案内部材上を摺
動するためのブッシング(ブッシュ)を組み込んだ独自
の支持領域を備えており、ブッシングは、走査ヘッド部
材の対応する表面に係合してその表面に対して限定的に
回転できる、球面の一部分をなす形状を有する部分と、
ブッシング部分から延びて走査ヘッド部材上の構造物に
取付けられているフレキシブルアーム(可撓性アーム)
とを含む。このことは、本発明の独自の特徴を構成して
いることが認識されよう。
【0011】本発明の好適実施形態を次に付図を参照し
て、単なる例として説明する。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は、従来技術によるプリンタ
のプリンタ・キャリッジ(印刷キャリッジ)のビーム1
2を概略的に示している。このビーム12は、比較的廉
価である薄板金又はアルミニウム押出成形部材により作
られており、ビーム12に剛性を与えるべく長方形の断
面を有している。プリンタ・キャリッジ(図示せず)を
支持するためのスライダ・ロッド13は、ビーム12の
上面の前方側隅部に近接する箇所においてこのビーム1
2上に図示の如く取付けられている。 プリンタ・キャ
リッジは、プラテン17上に配置される印刷媒体(図示
せず)に印刷するためのプリントヘッド16を支持して
いる。
【0013】スライダ・ロッド13は、プリンタの精密
に製造された構成要素である。従って、プリントヘッド
16をスライダ・ロッド13にできるだけ近接して設置
し、その位置で配置精度を維持して正確なドット付着及
び良好な印刷品質を確保すべきである。
【0014】プリンタ・キャリッジを往復移動させるた
めに駆動ベルト機構が設けられ、この駆動ベルト機構
は、2つのラン(run)21,22を有するエンドレス
(無端)の往復ベルト20を備えている。このエンドレ
ス往復ベルト20のラン21,22のうちの一方がプリ
ント・キャリッジに駆動可能に係合されている。この係
合は、プリンタ・キャリッジが急速に移動され、かつ、
頻繁に方向が反転されるように、比較的に高い駆動力を
発生するようになっている。これらの駆動力は、スライ
ダ・ロッド13で生ずる摩擦力の発生箇所及びプリンタ
・キャリッジの重心に関連する慣性力発生箇所の双方か
ら離れた位置に加えられる。そのため、この駆動力は、
不必要なトルク成分を生じ、スライダ・ロッド13を中
心とする回転移動を生ずる傾向がある。従って、プリン
ト・キャリッジ駆動用のベルト20をプリンタ・キャリ
ッジの重心及びスライダ・ロッド13のできるだけ近く
の位置に設置すべきである。
【0015】スライダ・ロッド13に沿うキャリッジの
位置を制御しかつ監視するためのエンコーダ装置25も
図1のシステムに設けられている。このエンコーダ装置
25は、プリンタに固定され、かつ、厳密に配列された
垂直標識が付けられた一定長のテープ26を含んでお
り、このテープ26の垂直標識は、プリンタ・キャリッ
ジに取付けられたセンサ27により走査されるようにな
っている。センサ27により検出された信号は、プリン
タ・キャリッジの加速移動及び減速移動を常時決定す
る。2400dpiの印刷解像度でプリントヘッドの位
置を0.01mm以内で決定するのが望ましいので、エ
ンコーダ装置25をプリントヘッドに可能な限り近づけ
て、その読みができるだけ正確となるようにし、プリン
ト・キャリッジの回転又は揺動によりその読みを誤るこ
とのないようにすべきである。また、スライダ・ロッド
13が真直(真正のストレート状態)から偏っている場
合には、それに起因して生ずるプリンタ・キャリッジの
速度の変化を検出して迅速に矯正する必要がある。
【0016】従って、様々なプリンタ構成要素を一緒に
互いに近接して設置することが望ましいことがわかるで
あろう。但し、ビーム12の形状は、要望の通りに近接
していない周辺位置に各構成要素を設置しなければなら
ないことを示唆していることがわかるであろう。また、
構成要素の幾つかがビーム12の上方に設置されている
ので、プリンタは可成りの高さを有している。ビーム1
2の高さを単に低くすることによりプリンタの高さを低
減するのは不可能である。そのようすれば、ビームの剛
性が低くなり、印刷品質の低下に至るからである。
【0017】次に、図2に示すように、本発明によるプ
リンタ30は、構造ビーム31,32を備えている。ビ
ーム31は、プリントヘッド36の下に印刷平面若しく
は走査平面Bを形成している印刷プラテン35の上に印
刷媒体を平らにしておく押さ付装置の一部分を構成する
いわゆる真空ビームである。挟み装置37及び駆動ロー
ラ38は、プリントヘッド36を通過するように印刷媒
体を前進させるための駆動システムの一部分を構成して
いる。なお、プリンタ・キャリッジは、重心39を有し
ている。
【0018】印刷媒体は、駆動ローラ38を中心に矢印
Aで示した曲線経路に沿って印刷プラテン35に近づく
ことができるようになっている。これに代えて、印刷媒
体49は、比較的に堅い及び/又は厚い材料であっても
よいが、プリンタ30の後方から真直ぐな経路に沿って
印刷プラテン35に近づくことができるようになってい
る。
【0019】ビーム32は、薄板金から作られたもので
あり、図1のプリンタのビーム12に対応するプリンタ
・キャリッジ・ビームである。そのビーム32は、上壁
41,後壁42,及び下壁43を有している。前壁45
は、垂直な壁ではなく、ビーム32の断面が台形形状と
なるようにその前壁45が傾斜している。下壁43と前
壁45との間の角度は50゜である。前壁45の下縁に
隣接してその前壁45にスライダ・ロッド33が取付け
られており、そのスライダ・ロッド33上をプリンタ・
キャリッジ100の一つ又はそれ以上の軸受(図示せ
ず)が摺動するように構成されている。キャリッジ10
0の更に他の軸受が、ビーム32の後壁42の垂直状延
長部46に設けられたフランジ48に係合している。こ
の軸受は、図2においては概略的に図示されており、以
下においては図3〜図8に関連して更に詳細に説明する
こととする。
【0020】スライダ・ロッド33の位置は、プリント
ヘッド36がプラテン35から所要間隔でスライダ・ロ
ッド33に対して比較的に近接して走行できる位置に設
定されている。
【0021】エンコーダ装置50がスライダ・ロッド3
3の上方に近接した位置で、前壁45から離れた位置に
設置されている。エンコーダ装置50は、プリンタの走
査軸方向に延長し、かつ、プリンタ・キャリッジ100
と一緒に走行するセンサ52のアームの間を通過する標
識付きテープ51を含んでいる。
【0022】プリンタ・キャリッジ100の駆動ベルト
の2つのラン(run)71,72は、エンコーダ装置50
とビーム32の前壁45との間に延びている。
【0023】図3〜図8は、フランジ48の下面に沿っ
て摺動する上面を有するブッシング150を示してお
り、このブッシング150は、ビーム32の上壁41に
係合しているばね29によってフランジ48に対して押
圧されている。ブッシング150は、弾性を有する金属
材から作られており、2つの平板状のフレキシブルアー
ム152,153間に配置されたスライダ本体部151
を備えている。スライダ本体部151の上面54は、ほ
ぼ中心箇所の窪み部60の周りに設置された4つの摺動
表面領域56,57,58,59を有している。使用中
において、領域56〜59は、フランジ48の下面上を
摺動するよう配置されており、これらの領域56〜59
は、フランジ48に接触しない区域61,62に対して
隆起している。
【0024】スライダ本体部151の下面は、頂部が切
取られた、球の一部分の形状をなす部分(突起)65を
含んでおり、この部分65は、アーム152,153の
下面と面一であるスライダ本体部151の表面66に連
なっている。部分65の曲率中心は、摺動面54のわず
か上にある。部分65もその側面67,68の位置で頂
部を切取られている。部分65は、実質的に表面66の
中心位置に設けられ、窪み部60がその内部に延びてい
る。球の一部分の形状をなす部分65は、その表面が滑
らかに磨かれている。
【0025】第1のアーム152は、スライダ本体部1
51の一端から延びており、その自由端には、アーム1
52の主要部に対して平行に延びかつその中に長孔74
を有する端部73で終わる角度付け部分78を有してい
る。第2のアーム153は、スライダ本体部151の反
対側の端から延びており、その自由端にはフック形状部
76を有している。
【0026】図3,図7,及び図8は、ブッシング15
0を受けるよう設けられたプリンタ・キャリッジ100
の一部分を示している。明瞭化のために、アーム153
を図3及び図8においては省略してある。キャリッジ1
00は、平面図では長方形であるがその表面が凹球面の
一部を形成している凹部(窪み部)81を有している。
この凹部81の表面は、滑らかに磨かれている。凹部8
1から長手方向に離れて更に別の長方形状の凹部82及
び83が設けられており、凹部82にはそのベース部分
から突出する円形のピン84が備えられている。
【0027】組立に際しては、部分65が凹部81内に
挿入され、フック形状部76及び端部73がそれぞれ凹
部83及び82内に挿入され、ピン84が孔74に挿通
される。次いで、ブッシング150がキャリッジ100
に取付けられる。次いで、キャリッジ100がビーム3
2に取付けられ、これによりブッシング150の摺動面
54がばね29によりフランジ48の下面に対して上方
に押されるような状態にする。この状態の下では、アー
ム153はブッシング150を組立中に移動しないよう
にする働きをするだけなので、このアーム153は何も
機能をも持たなくなる。
【0028】図8は、キャリッジ100に対するブッシ
ング150の三つの理論回転軸P,Q,及びRを示して
いる。全ての表面領域56〜59がフランジ48の下面
上で平らであるようにするために、軸P及びQを中心と
する回転が可能ならしめられている。板ばねの形態を成
すアーム152の形状及び弾力性がこのような回転を可
能とし、ブッシング150にかかる荷重が表面領域56
〜59をフランジ48上で平らに維持する傾向があるよ
うになる。
【0029】一方、長孔74とピン84との係合が、ビ
ーム32に対するキャリッジ100の不必要な移動を生
ずる軸Rを中心とする回転を妨げる。
【0030】アーム152の長手方向のブッシング15
0の変位は、この方向に延びる長孔74によってではな
く、キャリッジ100の荷重力に対してこのキャリッジ
100と一緒に移動してこのような変位を可能としなけ
ればならない、球面の一部分の形状をなす部分65によ
り妨げられる。この部分65は、ブッシング150の横
方向の変位をも阻止する。
【0031】図2から分かるように、ビーム32の前部
の形状がプリントヘッド36,スライダ・ロッド33,
エンコーダ装置50,及び駆動ベルト71,72の近接
並置を可能としていることがわかる。これにより、印刷
媒体49に対するプリントヘッド36の間隔,角度,及
び速度の制御及び検出、並びに、高い印刷品質の維持
を、高精度で行なうことが可能となる。その上、ベルト
71,72は、プリンタ・キャリッジ100の重心39
に比較的に近い位置にある。加えて、上述の構成要素
は、ビーム32の前(すなわち、その上壁41と下壁4
3の高さの間)に設置されているので、垂直方向におい
て小型化した装置が得られる。その上、ビーム12の断
面形状は、満足な程度の剛性を与え得るようになってい
る。他に、上壁41の上面は空いたままなので、キャリ
ッジ100に接続される付随ケーブル及び/又はインク
供給管の便利な支持体を形成できる。
【0032】上述の装置の更に他の長所は、次の通りで
ある。− キャリッジ100の移動がより正確であるた
め、画像品質が一層良いこと。このことは、大型プリン
タでは特に有利である。− 重要構造部品を、それらを
従来の製品の場合のように精密に製作する必要がないの
で、廉価に構成できること。及び− 望ましくない不整
列によるトルクが小さいので、キャリッジに予めかけら
れている荷重(キャリッジ予荷重)を低くでき、その結
果、それを移動させるのに必要なエネルギが少なくて済
み、キャリッジの移動が滑らかになり、同じモータで加
速度がより大きくなること。
【0033】ブッシング150の長所は、それがビーム
32とキャリッジ100との間に一様な比較的大きな接
触面を与え、ペンと紙との間隔を良く制御できるように
することである。大きな表面積は、また、圧力をあまり
高くせずに高いキャリッジ荷重を支持でき、環境塵埃
(周囲のダスト)の影響を少なくする。その他に、ブッ
シング150はセルフ−アライニング(self-alignin
g)の部材であるから、接触面の磨耗は非常に小さい。
アーム152の構成は、必要な三つの回転自由度のうち
2つを精密に与える。
【0034】表面部分65の曲率中心は摺動面54のわ
ずか上にあるので、装置は、摩擦力の影響が増大しても
非常に安定である。
【0035】上述の装置に様々な変更を施すことができ
る。例えば、駆動ベルト71,72及びエンコーダ装置
50の位置を入れ替えてもよい。他の変更例では、駆動
ベルト71,72を前壁45から遠くの位置に移すこと
ができ、或いは別の形態のキャリッジ駆動機構に置き換
えることができる。それに代えて、エンコーダ装置50
を、前壁45から遠くの位置に移動させることができ、
或いは別の形態の検出機構に置き換えてもよい。
【0036】後壁42及び下壁43の形状は重要ではな
いが、例示した形状は、ビーム32の剛性(強度)に寄
与するので、好適であることがわかるであろう。下壁4
3は印刷媒体49の経路を形成するのに役立つから、そ
の下壁43の形状は好適には平坦である。その下壁43
は、曲がるべきではない印刷媒体49の全ての厚さに対
して真直ぐな経路が得られるように、平面Bの上方にお
いて十分な高さにあるべきである。
【0037】下壁43と前壁45との間の角度は25゜
〜75゜の範囲内にあり、好適には45゜〜55゜の範
囲内にある。
【0038】スライダ・ロッド33をラック−ピニオン
機構のような、キャリッジ100の移動を案内する別の
装置で置き換えてよい。
【0039】この装置を、プリンタ以外のハードコピー
装置に使用することができる。加えて、位置を監視する
ために別々のエンコーダ50を必要とするのを回避する
ことができる読取装置に使用でき、この場合には、プリ
ントヘッド36は光学式又は他のスキャナ装置により置
き換えられる。
【0040】図9〜図15は、断面形状が異なるキャリ
ッジビームを備えた実施形態を示している。
【0041】図9は、ほぼ三角形をなすシート・メタル
製のビーム312を示している。このビーム312は、
所要範囲の剛性を有しているが、垂下ケーブルなどを支
持する上壁41に相当するような表面を備えていない。
【0042】図10は、実質的にL形のシート・メタル
製のビーム412を示している。このビーム412は、
好適な実施形態の場合のように垂直方向においてコンパ
クトである装置を提供せず、ビーム412もそれほど堅
くない。
【0043】図11は、ビームの一方のアームが、それ
に取付けられた別の要素により与えられる別のL字形状
のビーム512を示している。このビーム512は、製
作するのに高価である。
【0044】図12は、2つの傾斜面613を有する前
壁を備えたシート・メタル製のビーム612を示してい
る。このビーム612は、製作するのに高価であり、好
適な実施形態の場合に比較して高さが高くなる。
【0045】図13は、更に他の変更形状を備えている
が、あまり高い剛性を与えないシート・メタル製のビー
ム712を示している。
【0046】図14は、図2のものを反転させた台形状
のビーム812を示している。しかし、このような形状
では、ビーム812をプリントヘッド36に対して高い
位置に配置する必要があり、プリンタ30の高さが増大
する。
【0047】図15は、アルミニウムから成る押出成形
品のビーム912を示している。符号915で示すよう
な内部の強化部を、押出成形プロセス中に適宜に形成し
て、精密なビームを得るようにすることができるが、シ
ート・メタル製のビームよりも高価になる。
【0048】ブッシング150に様々な変更を施すこと
ができる。例えば、アーム153を省略することができ
る。部分(突起)65の表面の曲率中心を、摩擦力のモ
ーメントを零にすべく摺動面54の平面と一致するよう
に配置することができる。このようにすると、摩擦力の
作用によるブッシング150の不安定な回転が回避され
る。曲率中心の位置をもっと高くしてもよいが、安定度
が充分ではない。キャリッジ100に、凹部81の代わ
りに、球の一部分の形状をなすように突出する突起部を
設けてよく、この場合には、ブッシング150の突起6
5は、この突起65にマッチングする、球の一部分の形
状をなす凹部(窪み部)で置き換えられる。
【0049】所要の軸を中心とするスライダ本体部15
1の回転が許容され、第3の軸を中心とする回転が制限
されていれば、アーム152の断面形状を異ならしめる
ことができる。スライダ本体部151の側面67,68
の頂部を切取る必要はない。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来技術のプリンタの概略断面図である。
【図2】本発明の第1の実施形態を構成するプリントヘ
ッドキャリッジ装置を組込んだプリンタの断面図であ
る。
【図3】図2において右側に設けられた摺動機構を部分
的に破断して示す底面側から見た斜視図である。
【図4】図3の摺動機構に用いられているブッシングの
側面図である。
【図5】図3のブッシングの平面図である。
【図6】図3のブッシングの底面図である。
【図7】図4〜図6のブッシングを取付けるプリンタ・
キャリッジを縮小して示す平面図である。
【図8】図3の摺動機構を部分的に破断して示す上方側
から見た斜視図である。
【図9〜図15】本発明の7つの代替の実施形態におけ
るビームの断面形状を示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ホアキム・ブルゲ スペイン国,08042 バルセロナ,パッセ イグ・バルダウラ 192−196,1,1 (72)発明者 イグナシオ・デ・オラサバル スペイン国,08190 サント・クガト・デ ル・バレス,グラン・ビア・コルツ・カタ ラネス,36 3エフ (72)発明者 カルレス・ビニャス スペイン国,08198 ラ・フローレスタ- サント・クガト・デル・バレス,ディピュ タシオ,バイコス・ドレタ 18 Fターム(参考) 2C480 CA47 CB02 CB34 DA01 DB02 DB09

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】a) 案内部材(33)、及び b) 前記案内部材に移動可能に取付けられ、走査平面
    (B)に平行に移動する走査ヘッド部材(100)、を
    支持し、さらに、 c) 前記走査ヘッド部材を移動させるための駆動機構
    (71,72)、及び/又は、 d) 走査装置の基台に対する前記走査ヘッド部材の位
    置を決定するためのエンコーダ装置(50)、を支持す
    る構造ビーム(32)を含み、 前記ビーム(32)が、前記走査平面(B)に対して実
    質的に平行な第1の面(43)、及び、これに近接して
    前記案内部材に対向している第2の面(45)を含む複
    数の面を備えている走査装置(30)において、 前記第2の面(45)が、前記案内部材(33)に最も
    近接している少なくとも第1の部分と、前記第1の部分
    からセットバックしている第2の部分とを含むことを特
    徴とする走査装置。
  2. 【請求項2】 前記第2の面(45)の少なくとも一部
    が、前記第1の面(43)に対して傾斜されていること
    を特徴とする請求項1に記載の走査装置。
  3. 【請求項3】 前記第2の面(45)のほぼ全てが、前
    記第1の面(43)に対して傾斜されていることを特徴
    とする請求項2に記載の走査装置。
  4. 【請求項4】 傾斜角が25゜〜75゜の範囲内にある
    ことを特徴とする請求項2又は3に記載の走査装置。
  5. 【請求項5】 前記ビーム(32)が、前記第1の面
    (43)に対してほぼ平行に延び、かつ、前記第1の面
    (43)の側とは反対側の前記第2の面(45)の縁部
    に隣接している第3の面(41)を有することを特徴と
    する請求項1乃至4の何れか1項に記載の走査装置。
  6. 【請求項6】 前記ビーム(32)が、閉じた形状を画
    成する断面形状を有することを特徴とする請求項1乃至
    5の何れか1項に記載の走査装置。
  7. 【請求項7】 前記閉じた形状が、実質的に台形の形状
    を有することを特徴とする請求項6に記載の走査装置。
  8. 【請求項8】 前記第2の面(45)の前記第2の部分
    の前に設置されたエンコーダ装置(50)を含むことを
    特徴とする1乃至7の何れか1項に記載の走査装置。
  9. 【請求項9】 前記駆動機構が、前記第2の面(45)
    の前記第2の部分の前に設置された駆動ベルト(71,
    72)を含むことを特徴とする請求項1乃至8の何れか
    1項に記載の走査装置。
  10. 【請求項10】 前記駆動ベルト(71,72)が、前
    記エンコーダ装置(50)と前記第2の面(45)の前
    記第2の部分との間に設置されていることを特徴とする
    請求項8又は9に記載の走査装置。
  11. 【請求項11】 前記案内部材が、スライダ・ロッド
    (33)であることを特徴とする請求項1乃至10の何
    れか1項に記載の走査装置。
  12. 【請求項12】 前記走査ヘッド部材(100)が、前
    記ビーム(32)に設けられた第2の案内部材(48)
    に移動可能に取付けられ、前記走査ヘッド部材(10
    0)が、前記第2の案内部材(48)上を摺動するため
    のブッシング(150)を備え、前記ブッシングは、前
    記走査ヘッド部材(100)の対応する面に係合してそ
    れに対して限定的に回転できる部分球面を有する部分
    (151)と、前記ブッシングの部分から延びかつ前記
    走査ヘッド部材上の構造物(84)に取付けられている
    フレキシブルアーム(152)とを含むことを特徴とす
    る請求項1乃至11の何れか1項に記載の走査装置。
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