JP2002205416A - インクジェットプリンタ - Google Patents

インクジェットプリンタ

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JP2002205416A
JP2002205416A JP2001003796A JP2001003796A JP2002205416A JP 2002205416 A JP2002205416 A JP 2002205416A JP 2001003796 A JP2001003796 A JP 2001003796A JP 2001003796 A JP2001003796 A JP 2001003796A JP 2002205416 A JP2002205416 A JP 2002205416A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インクを吸引するためのポンプの数を増加さ
せることなく、インクヘッドのメンテナンス時における
無駄なインク吸引を防止することができるプリンタを提
供する。 【解決手段】 プリンタの非使用時にインクヘッドに密
着するキャップ21の内部空間を、カラーインク用の吸
引空間21aと黒インク用の吸引空間21bとに区画
し、各空間21a、21b毎に、チューブポンプ22か
ら各々別々の吸引用チューブ24、25を接続し、カラ
ーインク用の吸引空間21aと黒インク用の吸引空間2
1bの吸引を別々に行う。チューブポンプ22内のチュ
ーブ圧迫ローラは、黒インク用の吸引用チューブ24の
みに圧接する第1の位置と、カラーインク用の吸引用チ
ューブ24のみに圧接する第2の位置と、両方の吸引用
チューブ24、25に同時に圧接する第3の位置とに選
択的に移動できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクジェットプ
リンタに関し、特に、インクヘッドのインク吐出ノズル
内に残留しているインクを吸引してインクヘッドのメン
テナンスを行う機能を備えたインクジェットプリンタに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、図7に示すように、C(シア
ン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)、K(ブラッ
ク)の4色のインクヘッド71c、71m、71y、7
1kからなるインクヘッドユニット71と、4色分のイ
ンクを収容したインクタンク72とを備えたインクカー
トリッジ73を主走査方向に延びるガイドシャフト74
に沿って移動させつつ、各インクヘッド71c、71
m、71y、71kから各々異なる色のインクを選択的
に吐出させて、副走査方向(主走査方向と直交する方
向)に搬送される記録用紙に付着させることにより、記
録用紙にカラー画像をプリントするカラーインクジェッ
トプリンタが知られている。
【0003】この種のカラーインクジェットプリンタ
は、非使用時(非記録動作時)には、インクカートリッ
ジ73のインクヘッドユニット71を密封してインクヘ
ッド71c、71m、71y、71kを保護するととも
に、インクの乾燥によるインク吐出ノズルの目詰まりを
防ぐために、キャップ75によって大気との接触を遮断
するようにしている。すなわち、非使用時には、インク
カートリッジ73はその移動可能範囲の一方の終端部の
ホームポジションに位置し、このホームポジションにお
いてインクヘッドユニット71と対向配置されたキャッ
プ75が退避位置(図示の位置)から接触位置に移動す
ることによって、キャップ75がインクヘッドユニット
71に密着する。このため、キャップ75は、図中の矢
印A方向に移動可能な構成となっている。
【0004】また、インクヘッド71c、71m、71
y、71kのインク吐出ノズルが目詰まりを起こした
り、あるいは、インク吐出ノズル内に気泡が混入したり
して性能が低下した場合には、キャップ75に接続され
ているチューブポンプ(吸引ポンプ)76を作動させて
インク吐出ノズル内のインクを吸い出すことによって性
能を回復させるようにしている。キャップ75は、C、
M、Y、Kの全てのインクヘッド71c、71m、71
y、71kに対して同時にインク吸引力を作用させる構
造になっている。チューブポンプ76により吸い出され
たインクは廃インクユニット77に回収される。
【0005】従来のインクジェットプリンタにおけるチ
ューブポンプ76の構成を図8(a)、(b)に示す。
チューブポンプ76は、複数のチューブ圧迫ローラ81
を軸支して回転するローラホルダ(ロータ)82を、ポ
ンプケース84の一部をなす略円筒形状のガイド壁83
内に収容している。ローラホルダ82はその上方に配置
されたモータ85によって図中の矢印Aの向きに回転駆
動される。チューブ圧迫ローラ81とガイド壁83との
間には、インク吸引用チューブ86がガイド壁83の周
方向に沿って配置されている。
【0006】このチューブポンプ76は、チューブ圧迫
ローラ81とガイド壁83間でインク吸引用チューブ8
6を圧迫しながらローラホルダ82を矢印Aの向きに回
転させることにより、インク吸引用チューブ86の吸引
側に負圧を発生させてインクを吸引するとともに、吸引
したインクを排出側に送り出す。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】カラーインクジェット
プリンタでは、C、M、Yのカラーインクについては染
料インクが用いられ、黒(K)インクについては顔料イ
ンクが用いられることが一般的であり、顔料インクであ
る黒インクの方が粘性が高いため、インク吸引のために
多くの時間を必要とする。
【0008】しかしながら、上記従来の構成では、C、
M、Y、Kの全てのインクヘッド71c、71m、71
y、71kに対して同時にインク吸引を行っているた
め、黒インクに対して必要なインク吸引時間に設定する
と、カラーインクにおいて必要以上のインクが吸引され
て廃棄されるため、インクの無駄が発生するといった問
題がある。
【0009】また、このような不具合を無くすために、
カラーインクと黒インクとでインク吸引によるメンテナ
ンス機構を別にすることも考えられるが、この場合に
は、インクを吸引するためのポンプが複数必要となり、
装置の大型化を招来するといった問題が生じる。
【0010】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたものであって、インクを吸引するためのポンプ
の数を増加させることなくカラーインクと黒インクの吸
引を別々に実施可能とすることで、インクヘッドのメン
テナンス時における無駄なインク吸引を防止することが
できるインクジェットプリンタを提供することを目的と
する。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するため、次の構成を有する。本発明の第1の要旨
は、複数のインクヘッドを有するインクヘッドユニット
を記録用紙に沿って移動させつつ、該インクヘッドユニ
ットの各インクヘッドから各々異なる色のインクを選択
的に吐出させて該記録用紙に付着させることにより、該
記録用紙にカラー画像をプリントするインクジェットプ
リンタであって、前記インクヘッドユニットの全インク
吐出ノズルを一括して覆うようにして前記インクヘッド
ユニットに着脱可能に密着するキャップと、前記インク
吐出ノズル内に残留しているインクを吸い出すための吸
引力を前記インクヘッドユニットに密着した前記キャッ
プの内部空間に発生させるための吸引ポンプとを備え、
前記キャップの内部空間を、カラーインク用の吸引空間
と黒インク用の吸引空間とに区画するとともに、各吸引
空間毎に、前記吸引ポンプの吸引部から延びる各々別々
の吸引用チューブを接続し、前記吸引ポンプは、外周部
にチューブ圧迫ローラを保持して回転するロータとこれ
を包囲する略円筒形状のガイド壁との間に、前記カラー
インク用の吸引用チューブおよび前記黒インク用の吸引
用チューブを該ロータの回転方向に沿わせて挿通し、該
チューブ圧迫ローラと該ガイド壁間で前記カラーインク
用の吸引用チューブおよび前記黒インク用の吸引用チュ
ーブを圧迫しながら該ロータを回転させることにより両
チューブによる吸引動作を実現するチューブポンプであ
って、前記チューブ圧迫ローラは、前記黒インク用の吸
引用チューブのみに圧接する第1の位置と、前記カラー
インク用の吸引用チューブのみに圧接する第2の位置
と、前記カラーインク用の吸引用チューブと前記黒イン
ク用の吸引用チューブの両方に圧接する第3の位置とに
選択的に移動可能であることを特徴とする。
【0012】本発明の第2の要旨は、前記ロータは、軸
方向に沿って移動可能な回転軸に固定されており、該回
転軸を3通りの異なる位置に移動させることにより、前
記ロータに保持された前記チューブ圧迫ローラを前記第
1、第2、第3の位置へ選択的に移動可能としたことを
特徴とする第1の要旨に記載のインクジェットプリンタ
にある。
【0013】本発明の第3の要旨は、前記チューブ圧迫
ローラには、少なくとも一方の吸引用チューブに圧接可
能な幅を有する第1の圧接領域、一方の吸引用チューブ
を圧接している状態の時にもう一方の吸引用チューブを
圧接しない非圧接領域、および両方の吸引用チューブを
同時に圧接可能な幅を有する第2の圧接領域が、軸方向
に沿って形成されていることを特徴とする第1の要旨に
記載のインクジェットプリンタにある。
【0014】本発明の第4の要旨は、前記チューブ圧迫
ローラを複数備え、そのうちの2つ以上のチューブ圧迫
ローラが同時に1本の吸引用チューブに圧接するように
形成したことを特徴とする第1から第3の要旨のいずれ
かに記載のインクジェットプリンタにある。
【0015】本発明の第5の要旨は、前記チューブ圧迫
ローラを3つ備え、これらが前記ロータの回転方向に等
間隔に保持されていることを特徴とする第4の要旨に記
載のインクジェットプリンタにある。
【0016】本発明の第6の要旨は、黒インクに対する
吸引時間を、カラーインクに対する吸引時間よりも長く
することを特徴とする第1から第3の要旨のいずれかに
記載のインクジェットプリンタにある。
【0017】本発明の第7の要旨は、黒インクに対する
吸引力を、カラーインクに対する吸引力よりも強くする
ようにしたことを特徴とする第1から第3の要旨のいず
れかに記載のインクジェットプリンタにある。
【0018】本発明の第1の要旨によれば、インクジェ
ットプリンタは、プリンタの非使用時にインクヘッドユ
ニットに密着するキャップの内部空間を、カラーインク
用の吸引空間と黒インク用の吸引空間とに区画するとと
もに、各吸引空間毎に、吸引ポンプの吸引部から延びる
各々別々の吸引用チューブを接続し、カラーインク用の
吸引空間に接続された吸引用チューブによる吸引動作
と、黒インク用の吸引空間に接続された吸引用チューブ
による吸引動作とを別々に行うように構成したので、イ
ンクを吸引するためのポンプの数を増加させることな
く、カラーインクと黒インクの吸引を別々に実施して、
インクヘッドのメンテナンス時における無駄なインク吸
引を防止することができる。
【0019】また、前記吸引ポンプとして、外周部にチ
ューブ圧迫ローラを保持したロータと、カラーインク用
の吸引用チューブおよび黒インク用の吸引用チューブと
を備え、チューブ圧迫ローラとガイド壁間で吸引用チュ
ーブを圧迫しつつロータを回転させることにより吸引動
作を実現するチューブポンプを用い、該チューブ圧迫ロ
ーラを、カラーインク用の吸引用チューブのみを圧迫す
る第1の位置と、黒インク用の吸引用チューブのみを圧
迫する第2の位置とに選択的に移動させて、両吸引用チ
ューブによる吸引動作とを別々に行うようにすることに
より、前記吸引ポンプを簡易な構成で実現できる。
【0020】また、プリンタの非使用時には、チューブ
圧迫ローラの上下方向の位置を第3の位置に切り換える
ことにより、チューブ圧迫ローラで両方の吸引用チュー
ブを同時に圧迫して閉塞状態にすることができるので、
インクヘッドユニットに密着させたキャップ内の空間を
外気から遮断して、インク吐出ノズル内に残留している
インクの乾燥を防止できる。
【0021】本発明の第2によれば、前記ロータを軸方
向に沿って移動可能として、回転軸を3通りの異なる位
置に移動させることにより、簡単にチューブ圧迫ローラ
を第1、第2、第3の位置へ選択的に移動可能とでき
る。
【0022】本発明の第3の要旨によれば、前記チュー
ブ圧迫ローラに、一方の吸引用チューブに圧接している
状態の時にもう一方の吸引用チューブに圧接しないよう
にするべく非圧接領域を形成したことにより、各吸引用
チューブを別々に使用して吸引力を効率良く発生させる
ことができる。
【0023】本発明の第4の要旨によれば、前記チュー
ブ圧迫ローラを複数備え、2つ以上のチューブ圧迫ロー
ラが同時に1本の吸引用チューブに圧接するようにした
ことにより、吸引用チューブ中のインクを2つのローラ
間で密閉した状態で排出側に移動させて確実に吸引力を
発生させることができる。
【0024】本発明の第5の要旨によれば、前記チュー
ブ圧迫ローラを3つ備え、これらが前記ロータの回転方
向に等間隔に保持されていることにより、少ない部品点
数でインクの吸引を最も効率良く行うことができる。
【0025】本発明の第6の要旨によれば、黒インクの
吸引時間を、カラーインクの吸引時間よりも長くするこ
とにより、吸引によって無駄にするインクの量を最小限
に抑えつつ、インクヘッドのメンテナンスを実施するこ
とができる。
【0026】本発明の第7の要旨によれば、黒インクの
吸引時間をカラーインクの吸引時間よりも長くする代わ
りに、黒インクに対する吸引力をカラーインクに対する
吸引力よりも強くするようにしてもよい。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図1は、本発明が適用され
るインクジェットプリンタの外観斜視図、図2は、図1
に示すインクジェットプリンタの印字機構の概略構成図
である。
【0028】この実施の形態のインクジェットプリンタ
(以下、単にプリンタともいう。)1は、供給トレイ2
と排紙トレイ3とをプリンタ本体1aの同一サイド(前
面側)に備えている。記録用紙Pは、給紙トレイ2上に
記録面側を下にして1枚あるいは複数枚積層した状態で
載置されており、パソコン等の上位装置からプリンタ1
に対し印字要求が与えられると、ピックアップローラ4
が作動し記録用紙Pが1枚ずつプリンタ本体1a内に給
紙される。
【0029】プリンタ本体1a内には、大径の紙送りロ
ーラ6とその周面に圧接させて設けられた複数の小径の
圧接ローラ7a〜7cとからなる用紙給送機構8が設け
られており、ピックアップローラ4により給紙された記
録用紙Pは、紙給送機構8の紙送りローラ6と圧接ロー
ラ7a〜7cによってプリンタ本体1aの後部を経て上
方に案内され、手前側に方向転換されて印字部9に送り
込まれる。
【0030】印字部9は、図示しないインクキャリッジ
に保持されたインクカートリッジ10と、インクキャリ
ッジを主走査方向(紙面に垂直な方向)に案内するガイ
ドシャフト11と、インクキャリッジを主走査方向に往
復運動させる図示しない駆動ベルトとを備えて構成され
る。インクカートリッジ10は、C、M、Y、Kの4色
のインクヘッド12c、12m、12y、12kからな
るインクヘッドユニット12と、4色分のインクを収容
したインクタンク13とを備えている。インクカートリ
ッジ10は、インクヘッドユニット12を下方に向けた
姿勢で保持されている。
【0031】インクカートリッジ10の下方、すなわち
インクヘッドユニット12との対向位置には、インクキ
ャリッジの移動方向すなわち主走査方向に沿ってプラテ
ン14が設けられている。給紙トレイ2から給紙された
記録用紙Pは、用紙給送機構8によってプラテン14上
に送られてくる。
【0032】記録用紙Pがプラテン14上に送られてく
ると、インクキャリッジをガイドシャフト11に沿って
移動させつつ、印字要求された画像情報に応じて、イン
クカートリッジ10の各インクヘッド12c、12m、
12y、12kから各々異なる色のインクを選択的に吐
出させて記録用紙P上に付着させる記録動作が行われ
る。インク吐出による記録動作が行われている間、記録
用紙Pの搬送は休止され、1ライン分の記録動作が終了
する度に、インクヘッド12c、12m、12y、12
kが有する複数のインク吐出ノズル分に相当する記録用
紙Pの送り(副走査方向への搬送)がなされる。このよ
うに1ライン分の印字動作と送り動作とが繰り返される
ことにより、印字要求された画像情報に対応した画像が
記録用紙Pに記録される。画像が記録された記録用紙P
は、乾燥装置15で乾燥処理された後、排紙ローラ16
を経て排紙トレイ3上に排出されユーザに供される。
【0033】上記インク吐出による記録動作を繰り返す
間に、インクヘッド12c、12m、12y、12kに
はゴミ等の不純物の混入、インク吐出時の発熱によるイ
ンク組成物変化やインクの乾燥によるインク吐出ノズル
の目詰まり、ならびにインク吐出ノズル内への気泡混入
が発生する。このような不純物等を除去するために、イ
ンクヘッド12c、12m、12y、12kをクリーニ
ングするためのメンテナンス機構が印字範囲外の所定の
位置(ホームポジション)に配置されている。
【0034】図3に、この実施の形態のインクジェット
プリンタ1における印字部9およびメンテナンス機構2
0の概略構成を示す。
【0035】メンテナンス機構20は、インクヘッド1
2c、12m、12y、12kの全インク吐出ノズルを
一括して覆うようにしてインクヘッドユニット12に着
脱可能に密着するキャップ21と、キャップ21をイン
クヘッドユニット12に対する着脱方向(図中の矢印A
方向)に移動させる図示しない移動機構と、インクヘッ
ド12c、12m、12y、12kのインク吐出ノズル
内に残留しているインクを吸い出すための吸引力をイン
クヘッドユニット12に密着しているキャップ21の内
部空間に発生させるためのチューブポンプ(吸引ポン
プ)23と、吸い出されたインクを回収・貯留するため
の廃インクユニット23とを有して構成される。
【0036】メンテナンス機構20は、非使用時(非記
録動作時)には、インクカートリッジ10のインクヘッ
ドユニット12をキャップ21で密封してインクヘッド
12c、12m、12y、12kを保護するとともに、
インクの乾燥によるインク吐出ノズルの目詰まりを防
ぐ。すなわち、非使用時には、インクカートリッジ10
はその移動可能範囲の一方の終端部のホームポジション
に位置し、このホームポジションにおいてインクヘッド
ユニット12と対向配置されたキャップ21が退避位置
(図示の位置)から接触位置に移動することによって、
キャップ21がインクヘッドユニット12に密着する。
【0037】また、インクヘッド12c、12m、12
y、12kのインク吐出ノズルが目詰まりを起こした
り、あるいは、インク吐出ノズル内に気泡が混入したり
して性能が低下した場合には、キャップ21に接続され
ているチューブポンプ(吸引ポンプ)22を作動させて
インク吐出ノズル内のインクを吸い出すことによって性
能を回復させるようにしている。
【0038】以上の構成は従来のプリンタとほぼ同様で
あるが、本発明に係るプリンタ1は、キャップ21の内
部空間をカラーインク用の吸引空間21aと黒インク用
の吸引空間21bとに区画するとともに、各吸引空間2
1a、21b毎に、チューブポンプ22の吸引部から延
びる各々別々の吸引用チューブ24、25を接続するこ
とによって、カラーインクの吸引と黒インクの吸引とを
別々に実施できるように構成されている点が従来のもの
と異なっている。すなわち、チューブポンプ22は、カ
ラーインク用の吸引空間21aに接続された吸引用チュ
ーブ(以下、カラーインク用チューブと記す。)24に
よる吸引動作と、黒インク用の吸引空間21bに接続さ
れた吸引用チューブ(以下、黒インク用チューブと記
す。)25による吸引動作とを別々に実施できるように
構成されている。
【0039】図4は、この実施の形態におけるチューブ
ポンプ22の構成例を示している。チューブポンプ22
は、外周部に3つのチューブ圧迫ローラ(図4には1つ
しか示されていないが、実際には図8と同様に3箇所に
配置されている)26を保持して水平方向に回転するボ
ビン状のローラホルダ(ロータ)27を、ポンプケース
28の一部をなす略円筒形状のガイド壁29内に収容
し、チューブ圧迫ローラ26とガイド壁29との間に、
カラーインク用チューブ24と黒インク用チューブ25
とを互いに上下に離間させてガイド壁29の周方向に沿
わせて配置している(図5参照)。この例では、カラー
インク用チューブ24が黒インク用チューブ25の下方
に配置されている。
【0040】ローラホルダ27は、円筒状の中空軸27
aの上下両端に円形の保持板を27b、27cを一体的
に設けてなり、上記3つのチューブ圧迫ローラ26は、
上下の保持板27b、27c間に架け渡して設けられた
3つの軸34によって各々水平方向に回転可能に支持さ
れている。下側の保持板27cの中心部には中空軸27
aの内部に連通する支軸挿入孔27dが形成されてい
る。ポンプケース28の底板36上には支軸37が突設
されており、この支軸37によって、ローラホルダ27
は水平方向に回転可能かつ軸方向すなわち上下方向に移
動可能に支持されている。支軸37の下端部には、コイ
ルスプリング38が設けられており、ローラホルダ27
およびポンプ軸30は、このコイルスプリング38の弾
性力で常時上方に付勢されている。
【0041】ローラホルダ27は、モータ31によって
回転駆動されるポンプ軸(回転軸)30の下端部に固定
されている。
【0042】モータ31の回転駆動力は、伝達機構32
を介してポンプ軸30に伝達される。伝達機構32は、
モータ31の駆動軸33の先端部(下端部)に固定され
たギア32aとポンプ軸30の先端部(上端部)に固定
されたギア32bとを互いに噛合させてなり、両ギア3
2a、32bは互いに噛合した状態で軸方向に摺動でき
るようになっている。
【0043】ポンプ軸30の上端には、ポンプ軸移動機
構39が連結されている。この例のポンプ軸移動機構3
9は、支軸40により中間部が支持されて上下方向に回
動するアーム41を有する。アーム41は、スプリング
42によって図中の矢印A方向に付勢されており、この
付勢力によってアーム41の一方の端部41aはポンプ
軸30の上端面に圧接し、もう一方の端部40bは偏心
カム43の下面に圧接している。
【0044】偏心カム43は、そのカム軸44に連結さ
れた回転駆動機構(図示省略)により図中の矢印Cの向
きに回転する。偏心カム43が回転することにより、ア
ーム41と圧接するカム面の位置が変化し、それに伴っ
てアーム41の角度が変化する。その結果、ポンプ軸3
0とその下端部に連結されているローラホルダ27とが
上下に移動する。
【0045】ローラホルダ27が上下移動することによ
り、これに保持されている3つのチューブ圧迫ローラ2
6が同時に上下移動する。チューブ圧迫ローラ26は、
上下移動範囲の下限位置(第1の位置)にあるとき(図
4(a)参照)には黒インク用チューブ25のみに圧接
し、中間位置(第2の位置)にあるとき(図4(b)参
照)にはカラーインク用チューブ24のみに圧接し、上
限位置(第3の位置)にあるとき(図4(c)参照)に
は両方の吸引用チューブ24、25に圧接する構造にな
っている。
【0046】すなわち、チューブ圧迫ローラ26には、
黒インク用チューブ25に圧接する第1の圧接領域26
a、黒インク用チューブ25に圧接している状態の時に
カラーインク用チューブ24に接触することなく対向す
る縮径した非圧接領域26b、および両方の吸引用チュ
ーブ24、25を同時に圧接する第2の圧接領域26c
が軸方向に沿って順に(この例では上から順に)形成さ
れている。
【0047】3つのチューブ圧迫ローラ26は、ローラ
ホルダ27の回転方向に等間隔に配置されており、第1
の位置または第2の位置にあるときに、3つのチューブ
圧迫ローラ26のうちの2つのローラが一方の吸引用チ
ューブ(カラーインク用チューブ24または黒インク用
チューブ25)を同時に圧迫しながらローラホルダ27
の回転と共に移動することにより、吸引用チューブ中の
インクを2つのローラ間で密閉した状態で排出側に移動
させて吸引力を発生させる。チューブ圧迫ローラ26の
数は4つ以上でもかまわないが、この例のように3つの
チューブ圧迫ローラ26をローラホルダ27の回転方向
に等間隔に配置し、そのうちの2つのローラが1つの吸
引用チューブを同時に圧迫することで、少ない部品点数
でインクの吸引を最も効率良く行うことができる。
【0048】以上のような構成により、メンテナンス機
構20は、チューブ圧迫ローラ26の上下方向の位置を
第1の位置または第2の位置に移動させた状態で、チュ
ーブポンプ22に吸引動作を行わせることにより、カラ
ーインク用チューブ24と黒インク用チューブ25の一
方の吸引用チューブのみに選択的に吸引力を発生させ
て、染料インクからなる粘性の弱いカラーインクと顔料
インクからなる粘性の強い黒インクの吸引を別々に実施
することができる。したがって、カラーインク吸引時間
と黒インク吸引時間をそれぞれ最適に設定して、吸引に
よって無駄にするインクの量を最小限に抑えつつ、イン
クヘッド12c、12m、12y、12kのメンテナン
スを実施することができる。すなわち、従来において
は、C、M、Y、Kの全てのインクヘッドに対して同時
にインク吸引を行っていたため、黒インクに対して必要
なインク吸引時間に設定すると、必要以上のカラーイン
クが吸引されて廃棄されていたが、本発明によれば、黒
インクの吸引時間をカラーインクの吸引時間よりも長く
することにより、このような不具合を防止できる。
【0049】また、複数のチューブポンプを使用するこ
となく、1つのチューブポンプ22でカラーインクの吸
引と黒インクの吸引をそれぞれ最適に実施できるので、
メンテナンス機構ひいてはプリンタが大型化するといっ
た不具合も生じない。
【0050】また、プリンタ1の非使用時には、チュー
ブ圧迫ローラ26の上下方向の位置を第3の位置に切り
換えることにより、チューブ圧迫ローラ26でカラーイ
ンク用チューブ24と黒インク用チューブ25の両方を
同時に圧迫して閉塞状態にすることができるので、イン
クヘッドユニット12に密着させたキャップ21内の空
間を外気から遮断することができる。
【0051】なお、図4に示したチューブポンプ22で
は、上下に回動するアーム40と、アーム40の回動角
度を変化させる偏心カム43とからなるポンプ軸移動機
構39によりポンプ軸30を上下に移動させているが、
図6に示すように、ラックギヤ51とピニオンギア52
とでポンプ軸移動機構を構成してもよい。ラックギヤ5
1はポンプ軸30の先端に固定されている。この構成の
場合、ピニオンギア52を正逆回転させることによりポ
ンプ軸30を上下に移動させることができる。
【0052】また、インク吸引によるインクヘッド12
c、12m、12y、12kのメンテナンスを実施する
際、黒インクの吸引時間をカラーインクの吸引時間より
も長くする代わりに、黒インクに対する吸引力をカラー
インクに対する吸引力よりも強くするようにしてもよ
い。また、黒インクの吸引時間をカラーインクの吸引時
間よりも長くし、かつ、黒インクに対する吸引力をカラ
ーインクに対する吸引力よりも強くするようにしてもよ
い。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
インクを吸引するためのポンプの数を増加させることな
くカラーインクと黒インクの吸引を別々に実施可能とす
ることで、インクヘッドのメンテナンス時における無駄
なインク吸引を防止することができるインクジェットプ
リンタとできた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るインクジェットプリン
タの外観斜視図である。
【図2】図1に示すインクジェットプリンタの印字機構
を作用的に説明する概略構成図である。
【図3】本発明に係るインクジェットプリンタにおける
印字部およびメンテナンス機構を作用的に説明する概略
構成図である。
【図4】図4(a)〜(c)は、本発明の実施形態に係
るインクジェットプリンタにおけるチューブポンプの構
成例とその動作例を示す縦断面図である。
【図5】図4に示すチューブポンプの要部斜視図であ
る。
【図6】図6(a)〜(c)は、本発明の実施形態に係
るインクジェットプリンタにおけるその他のチューブポ
ンプの構成例とその動作例を示す縦断面図である。
【図7】従来のインクジェットプリンタにおける印字部
およびメンテナンス機構を作用的に説明する概略構成図
である。
【図8】図8(a)は、従来のインクジェットプリンタ
におけるチューブポンプの概略正面図であり、図8
(b)は(a)の縦断面図である。
【符号の説明】
1 インクジェットプリンタ 9 印字部 10 インクカートリッジ 12c、12m、12y、12k インクヘッド 12 インクヘッドユニット 13 インクタンク 20 メンテナンス機構 21 キャップ 22 チューブポンプ(吸引ポンプ) 23 廃インクユニット 21a カラーインク用の吸引空間 21b 黒インク用の吸引空間 24 吸引用チューブ(カラーインク用チューブ) 25 吸引用チューブ(黒インク用チューブ) 26 チューブ圧迫ローラ 26a 第1の圧接領域 26b 非圧接領域 26c 第2の圧接領域 27 ローラホルダ(ロータ) 28 ポンプケース 29 ガイド壁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F04C 5/00 341 (72)発明者 出口 正信 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 Fターム(参考) 2C056 EA14 EA25 EC24 EC36 EC57 FA10 JA13 JC08 JC13 JC20

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のインクヘッドを有するインクヘッ
    ドユニットを記録用紙に沿って移動させつつ、該インク
    ヘッドユニットの各インクヘッドから各々異なる色のイ
    ンクを選択的に吐出させて該記録用紙に付着させること
    により、該記録用紙にカラー画像をプリントするインク
    ジェットプリンタであって、 前記インクヘッドユニットの全インク吐出ノズルを一括
    して覆うようにして前記インクヘッドユニットに着脱可
    能に密着するキャップと、 前記インク吐出ノズル内に残留しているインクを吸い出
    すための吸引力を前記インクヘッドユニットに密着した
    前記キャップの内部空間に発生させるための吸引ポンプ
    とを備え、 前記キャップの内部空間を、カラーインク用の吸引空間
    と黒インク用の吸引空間とに区画するとともに、各吸引
    空間毎に、前記吸引ポンプの吸引部から延びる各々別々
    の吸引用チューブを接続し、 前記吸引ポンプは、外周部にチューブ圧迫ローラを保持
    して回転するロータとこれを包囲する略円筒形状のガイ
    ド壁との間に、前記カラーインク用の吸引用チューブお
    よび前記黒インク用の吸引用チューブを該ロータの回転
    方向に沿わせて挿通し、該チューブ圧迫ローラと該ガイ
    ド壁間で前記カラーインク用の吸引用チューブおよび前
    記黒インク用の吸引用チューブを圧迫しながら該ロータ
    を回転させることにより両チューブによる吸引動作を実
    現するチューブポンプであって、 前記チューブ圧迫ローラは、前記黒インク用の吸引用チ
    ューブのみに圧接する第1の位置と、前記カラーインク
    用の吸引用チューブのみに圧接する第2の位置と、前記
    カラーインク用の吸引用チューブと前記黒インク用の吸
    引用チューブの両方に圧接する第3の位置とに選択的に
    移動可能であることを特徴とするインクジェットプリン
    タ。
  2. 【請求項2】 前記ロータは、軸方向に沿って移動可能
    な回転軸に固定されており、該回転軸を3通りの異なる
    位置に移動させることにより、前記ロータに保持された
    前記チューブ圧迫ローラを前記第1、第2、第3の位置
    へ選択的に移動可能としたことを特徴とする請求項1に
    記載のインクジェットプリンタ。
  3. 【請求項3】 前記チューブ圧迫ローラには、少なくと
    も一方の吸引用チューブに圧接可能な幅を有する第1の
    圧接領域、一方の吸引用チューブが圧接状態の時にもう
    一方の吸引用チューブを非圧接状態にする非圧接領域、
    および両方の吸引用チューブを同時に圧接可能な幅を有
    する第2の圧接領域が、軸方向に沿って形成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載のインクジェットプリ
    ンタ。
  4. 【請求項4】 前記チューブ圧迫ローラを複数備え、2
    つ以上のチューブ圧迫ローラが同時に1本の吸引用チュ
    ーブに圧接するように構成したことを特徴とする請求項
    1から3のいずれか1項に記載のインクジェットプリン
    タ。
  5. 【請求項5】 前記チューブ圧迫ローラを3つ備え、こ
    れらが前記ロータの回転方向に等間隔に保持されている
    ことを特徴とする請求項4に記載のインクジェットプリ
    ンタ。
  6. 【請求項6】 黒インクに対する吸引時間を、カラーイ
    ンクに対する吸引時間よりも長くするようにしたことを
    特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のイン
    クジェットプリンタ。
  7. 【請求項7】 黒インクに対する吸引力を、カラーイン
    クに対する吸引力よりも強くするようにしたことを特徴
    とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のインクジェ
    ットプリンタ。
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