JP2002205136A - バリ除去検査装置 - Google Patents

バリ除去検査装置

Info

Publication number
JP2002205136A
JP2002205136A JP2000401868A JP2000401868A JP2002205136A JP 2002205136 A JP2002205136 A JP 2002205136A JP 2000401868 A JP2000401868 A JP 2000401868A JP 2000401868 A JP2000401868 A JP 2000401868A JP 2002205136 A JP2002205136 A JP 2002205136A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
inspection
pin
coarse material
burr removal
inspection pin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000401868A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4455751B2 (ja
Inventor
Yoshikazu Takeda
嘉一 武田
Naomichi Otani
直道 大谷
Akira Yokoyama
明 横山
Mutsuto Ogawa
睦人 小川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Hokkaido Inc
Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
Toyota Motor Hokkaido Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aisin Seiki Co Ltd, Toyota Motor Hokkaido Inc filed Critical Aisin Seiki Co Ltd
Priority to JP2000401868A priority Critical patent/JP4455751B2/ja
Publication of JP2002205136A publication Critical patent/JP2002205136A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4455751B2 publication Critical patent/JP4455751B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Punching Or Piercing (AREA)
  • Forging (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 バリ取り工程において必要になる作業者の工
数および作業を不要にすること。 【解決手段】 加工位置においてバリ除去加工された粗
材1が載置されている移動可能な粗材テーブル20を検
査位置に移動させる移動機構2と、検査ピン4を移動さ
せる検査ピン移動機構3と、検査位置においてバリ除去
加工された粗材1の複数の加工部11におけるバリ残存
の検査を検査ピン4の移動によって行う検査機構40と
から成るバリ除去検査装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バリ除去加工され
た粗材の複数の加工部におけるバリ残存を検査するバリ
除去検査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の粗材内のバリ除去は、粗材内の合
わせバリを有する粗材においてトリミングプレスによる
バリ除去後に実際に全ケ所のバリが落ちたかどうかの判
定確認は人の目による目視又は人の手セットによる検査
用治具によって判定を行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の粗材内のバ
リ除去は、人の目による目視又は人の手セットによる検
査用治具によって判定を行うものであるため、工程内に
おける作業者の工数、作業内容が余分にかかってしまう
という問題があった。
【0004】そこで本発明者は、加工位置においてバリ
除去加工された粗材が載置されている移動可能な粗材テ
ーブルを検査位置に移動させ、該検査位置においてバリ
除去加工された粗材の複数の加工部におけるバリ残存の
検査を検査ピンの移動によって行うという本発明の技術
的思想に着眼し、更に研究開発を重ねた結果、工程内に
おいて必要になる作業者の工数および作業を不要にする
という目的を達成する本発明に到達した。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明(請求項1に記載
の第1発明)のバリ除去検査装置は、加工位置において
バリ除去加工された粗材が載置されている移動可能な粗
材テーブルを検査位置に移動させる移動機構と、該検査
位置においてバリ除去加工された粗材の複数の加工部に
おけるバリ残存の検査を検査ピンの移動によって行う検
査機構とから成るものである。
【0006】本発明(請求項2に記載の第2発明)のバ
リ除去検査装置は、前記第1発明において、前記検査ピ
ンが往復動自在に形成されるとともに一定の付勢力によ
って付勢され、加工部における残存するバリとの当接に
よって前記一定の付勢力以上の力が作用すると、後退す
るように構成されているものである。
【0007】本発明(請求項3に記載の第3発明)のバ
リ除去検査装置は、前記第2発明において、前記検査ピ
ンの後退を検出するセンサを備えているものである。
【0008】本発明(請求項4に記載の第4発明)のバ
リ除去検査装置は、前記第3発明において、検査ピン移
動機構の一端に作動プレートが配設され、前記検査ピン
が配設された治具本体が、治具本体に一端が配設される
とともに上下動する前記作動プレートに相対動自在に介
挿され他端にスプリング部材が配設されたガイド棒によ
って支持され下方に付勢されているものである。
【0009】本発明(請求項5に記載の第5発明)のバ
リ除去検査装置は、前記第4発明において、前記作動プ
レートに、粗材が載置されている前記粗材テーブルに配
設されたガイドピンが介挿されるガイド部材が配設さ
れ、前記検査ピンを前記粗材の前記複数の加工部内にガ
イドするように構成されているものである。
【0010】本発明(請求項6に記載の第6発明)のバ
リ除去検査装置は、前記第5発明において、前記検査ピ
ンの先端が、先細形状に形成されているものである。
【0011】本発明(請求項7に記載の第7発明)のバ
リ除去検査装置は、前記第6発明において、前記センサ
が、前記検査ピンが配設された治具本体に配設された検
知部の接近を検知する作動プレートに配置された近接セ
ンサによって構成されているものである。
【0012】
【発明の作用および効果】上記構成より成る第1発明の
バリ除去検査装置は、前記移動機構が加工位置において
バリ除去加工された粗材が載置されている移動可能な粗
材テーブルを検査位置に移動させ、前記検査機構が該検
査位置においてバリ除去加工された粗材の複数の加工部
におけるバリ残存の検査を検査ピンの移動によって行う
ので、工程内において必要になる作業者の工数および作
業を不要にするという効果を奏する。
【0013】上記構成より成る第2発明のバリ除去検査
装置は、前記第1発明において、前記検査ピンが往復動
自在に形成されるとともに一定の付勢力によって付勢さ
れ、加工部における残存するバリとの当接によって前記
一定の付勢力以上の力が作用すると、後退するので、前
記検査ピンの破損を防止するという効果を奏する。
【0014】上記構成より成る第3発明のバリ除去検査
装置は、前記第2発明において、前記センサが、前記検
査ピンの後退を検出しNG判定信号を出すという効果を
奏する。
【0015】上記構成より成る第4発明のバリ除去検査
装置は、前記第3発明において、検査ピン移動機構の一
端に作動プレートが配設され、前記検査ピンが配設され
た治具本体が、治具本体に一端が配設されるとともに上
下動する前記作動プレートに相対動自在に介挿され他端
にスプリング部材が配設されたガイド棒によって支持さ
れ下方に付勢されているので、前記検査ピンが配設され
た治具本体が、検査ピン移動機構の一端に配設された前
記作動プレートに対して相対動自在であるため、前記検
査ピンの前記粗材の加工部における残存するバリとの当
接によって前記スプリング部材の付勢力以上の力が作用
すると、前記検査ピンが配設された治具本体が後退する
ので、前記検査ピンの破損を防止するという効果を奏す
る。
【0016】上記構成より成る第5発明のバリ除去検査
装置は、前記第4発明において、前記作動プレートに配
設された前記ガイド部材が、粗材が載置されている前記
粗材テーブルに配設されたガイドピンを介挿してガイド
するので、前記検査ピンを前記粗材の前記複数の加工部
内に確実にガイドするという効果を奏する。
【0017】上記構成より成る第6発明のバリ除去検査
装置は、前記第5発明において、前記検査ピンの先端
が、先細形状に形成されているので、前記検査ピンによ
る前記粗材の加工部における残存するバリの除去を容易
にするという効果を奏する。
【0018】上記構成より成る第7発明のバリ除去検査
装置は、前記第6発明において、前記センサを構成する
前記近接センサが、前記検査ピンが配設された治具本体
に配設された検知部の接近を検知する作動プレートに配
置されているので、前記検査ピンの前記粗材の加工部に
おける残存するバリとの当接による前記検査ピンの後退
を検出しNG判定信号を出すという効果を奏する。
【0019】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態につき、
図面を用いて説明する。
【0020】(実施形態)本実施形態のバリ除去検査装
置は、図1ないし図5に示されるように加工位置におい
てバリ除去加工された粗材1が載置されている移動可能
な粗材テーブル20を検査位置に移動させる移動機構2
と、検査ピン4を移動させる検査ピン移動機構3と、検
査位置においてバリ除去加工された粗材1の複数の加工
部11におけるバリ残存の検査を検査ピン4の移動によ
って行う検査機構40とから成るものである。
【0021】前記移動機構2は、図1に示されるように
油圧モータ21を駆動源とし、粗材テーブル20上のト
リミングプレス下型82を載置されている粗材1がバリ
除去加工される加工位置と、バリ除去加工された粗材1
の複数の加工部11におけるバリ残存の検査をする検査
位置との間を前記粗材テーブル20を移動させるように
構成されている。
【0022】前記検査ピン移動機構3は、図2に示され
るように駆動源としてのシリンダ30内に介挿され上下
動するピストン31の上端に固着された垂下棒部材32
の下端321に作動プレート41が配設されている。
【0023】前記検査ピン4は、図2および図3に示さ
れるように垂下棒部材32の下端321に固定された前
記作動プレート41に対して相対動自在に並設された2
個の治具本体42の下面の所定箇所にそれぞれ配設され
ている。
【0024】前記検査ピン4の先端である下端は、先細
形状に形成されているが、本実施形態においては、加工
部11に1度パンチピン83によってバリ除去加工され
たのだがパンチピン83の先端に張り付いてパンチピン
83上昇時粗材1内に戻ってしまい残存しているバリを
確実に突き落とすために前記検査ピン4の下端を半球状
に形成した。
【0025】すなわち前記治具本体42は、上下動する
前記作動プレート41に配設されたリニアブッシュ44
内に相対動自在に介挿され一端である上端にコイルスプ
リングその他のスプリング部材43が配設されたガイド
機構5を構成するガイド棒51の他端である下端に配設
されることにより支持され、前記スプリング部材43に
よって所定の付勢力によって下方に付勢されている。
【0026】したがって前記検査ピン4は、往復動自在
に形成されるとともに前記スプリング部材43によって
所定の付勢力によって付勢され、加工部における残存す
るバリとの当接によって前記所定の付勢力以上の力が作
用すると、後退するように構成されているものである。
【0027】前記作動プレート41に、前記粗材1が載
置されている前記粗材テーブル20上のトリミングプレ
ス下型82の4隅または両側2箇所に突設された複数の
ガイドピン23が介挿される環状のガイド部材としての
ガイドブッシュ6が複数配設され、前記検査ピン4を前
記粗材1の前記複数の加工部11内にガイドするように
構成されている。
【0028】前記作動プレート41には、検査時におい
て前記粗材1を押さえる粗材押さえ410が配設され、
該粗材押さえ410は、上端が前記作動プレート41に
係止されるとともに前記治具本体42内を貫通して移動
自在に配設された棒状部材411によって構成され、該
棒状部材411の前記粗材1の上面に当接して押さえる
押さえ部412を構成する下端と前記作動プレート41
との間にコイルスプリングその他のスプリング部材41
3が介挿配設され、該スプリング部材413の所定の付
勢力によって押さえ部412を介して前記粗材1を押さ
えるように構成されている。
【0029】前記粗材1の加工部11におけるバリの残
存による前記検査ピン4すなわち前記治具本体42の後
退を検出するセンサ7は、前記検査ピン4が配設された
前記治具本体42に配設された検知部72と、該検知部
72の接近を検知する前記作動プレート41に配置され
た磁性金属検出式の近接センサ71によって構成されて
いる。
【0030】図1に示されるように本実施形態において
は、プレスマシン8によるプレス工程にはトリミングプ
レス上型81、下型82を備え、トリミングプレス上型
81の下方にトリミングプレス下型82が位置する加工
位置(プレスマシン下位置)において、トリミングプレ
ス上型81の下面に突設された複数のパンチピン83が
下降することにより、図4に示される前記粗材1の複数
の加工部11におけるバリを突き落とすように構成され
ている。
【0031】上記構成より成る本実施形態における検査
工程を含むプレス工程1サイクル動作について、図5を
用いて説明する。
【0032】まずプレス用の前記粗材1を投入する投入
時にはプレス下型であるトリミングプレス下型82は検
査治具下に位置する。この時、作業者によりトリミング
プレス下型82にプレス粗材1をセットし(図5中ステ
ップ501)、スタートスイッチをオンにすることによ
り1サイクルがスタートする。
【0033】セットされたプレス粗材1は下型82およ
び前記粗材テーブル20の移動により前記プレスマシン
8内のトリミングプレス上型81の下に運ばれ(図5中
ステップ502)、プレスマシン8によりプレス上型8
1を下降させ(図5中ステップ503)、ガイドピンに
より上型81および下型82を位置決めする(図5中ス
テップ504)。
【0034】パンチピン83の下降によりプレス粗材1
内のバリを突き落とし(図5中ステップ505)、プレ
スマシン8によりプレス型上型81を上昇させ(図5中
ステップ506)て、プレス工程内のトリミング作業は
終了する。ちなみにこの時プレス粗材1はプレス下型8
2の上にセットされたままである。
【0035】その後、前記移動機構2によりプレス下型
82が検査機構40の下の検査位置に移動し(図5中ス
テップ507)、プレス粗材1がセットされる。図2に
示される本実施形態における仕様では同時にプレス粗材
1が2個セットできるようになっている。
【0036】前記シリンダー30によりその先端にとり
つけてある検査ピン4をプレス粗材1上に下降させる
(図5中ステップ508)。検査治具とプレス粗材の位
置決めはトリミングプレス上型81、下型82の位置決
めで使用されている下型82のガイドピン23を再度利
用し作動プレート41に取り付けられたガイドピンブッ
シュ6とにより決められる。
【0037】次に粗材押え410により前記粗材1を押
さえた後に上述したプレス工程でバリ取りを実施しバリ
が取れて貫通しているはずである穴に検査ピン4を通す
事により検査を実施する(図5中ステップ509)。そ
してシリンダー30により検査ピン4を上昇させてプレ
ス工程1サイクルが終了となる。
【0038】検査時の動作および判定について説明す
る。まずトリミングプレス上型81のパンチピン83の
折れにより、前記粗材1の前記加工部11内のバリBが
取れていない様な場合は前記検査ピン4が前記粗材1内
の前記加工部11のバリ部Bに当たり(図5中ステップ
512)前記治具本体42が上昇すると(図5中ステッ
プ513)、前記検知部72が前記近接スイッチ71に
よって感知される(図5中ステップ514)。
【0039】しかし下降端まで前記作動プレート41は
下降する為前記治具本体42に取り付けられた検知棒7
2が突出し、近接センサ71としての近接スイッチによ
り認識されると、NG判定となりブザーをならし、ラン
プを点灯する(図5中ステップ516)。
【0040】前記粗材1の前記加工部11内のバリBが
取れている場合は、前記検査ピン4が前記粗材1の前記
加工部11内を通過(図5中ステップ510)し、前記
検査ピン4および検査機構40が上昇する(図5中ステ
ップ515)。
【0041】前記粗材1の前記加工部11内にバリBが
残っていた場合であって、前記検査ピン4が前記粗材1
の前記加工部11内を下降して前記バリBを突き落とし
て通過(図5中ステップ511)した場合は、その後前
記検査ピン4および検査機構40が上昇する(図5中ス
テップ515)。
【0042】本実施形態においては、前記粗材1のプレ
ス後に、プレス金型を同プレス内に設置した検査機構4
0の下方に移動させて、該検査機構40に取り付けられ
た前記検査ピン4を前記プレス下型81内の粗材バリ除
去部に下降させて検査を同プレスマシン8内で自動で行
うことが出来る。
【0043】検査装置としてはプレス金型の下型81を
検査治具としての前記検査ピン4を備えた検査機構40
の下まで移動させ検査を行うことにより、前記粗材1の
検査治具等への再セットを不要とし、検査治具用の前記
下型82を作らずにすむ為自動で安価な装置とすること
が出来た。
【0044】プレス後前記粗材1内にはプレスは一応さ
れたがパンチピン83の先端に張り付いてパンチピン8
3上昇時に粗材1内に戻ってしまったバリBが残ってし
まう場合もある。この様なバリBを粗材1外へ突き落と
してやる為に前記検査ピン4の先端形状は半球形状とし
た。何故なら前記検査ピン4の下端面が平面では先端上
にバリBが貼り付いてしまい検査ピン4の上昇時に再び
バリBが粗材内に戻ってしまうことになるからである。
【0045】前記検査ピン4の下降時に1ケ所でもプレ
ス未実施部があった場合には、前記検査ピン4を破損す
ることなくNG判定を出す為に、検査板ガイド棒51に
検査板としての作動プレート41の前後にスプリング部
材としてのコイルスプリングその他のバネを配設し、検
査板をフローティングさせている。
【0046】前記NG判定は、前記検査ピン4がNG部
に当たり検査治具本体42を上昇させ同板に取り付けら
れた検知部72が前記近接スイッチ71に近づく事によ
り判定される為この検査ピン4が検査治具本体42を持
ち上げる力をバネによりサポートする事により、前記検
査ピン4の破損をなくす事ができた。
【0047】この時1本の検査ピン4に検査治具本体1
3重量がかかってしまい検査ピン4折れになる恐れがあ
る為、治具本体13を支えている前記治具本体42に配
設されているガイド棒51の上下にスプリング部材43
を配置し作動プレートに対してフローティング状態にす
る事により検査ピン4にかかる力を減らすことができ
た。
【0048】又治具本体42は、4本の治具本体用の前
記ガイド棒51により支えられている為、NG判定時作
動抵抗をできるだけ減らす為にリニアブッシュ44を用
いて摺動性を向上させた。さらに前記検査ピン4の破損
を減らすことができた。
【0049】その他にプレス後前記粗材1内には取り除
いたはずのバリBが、ひっかかっていたり前記パンチピ
ン83の先端に貼り付いて該パンチピン83の上昇時に
再び粗材1の加工部11内に戻り残ってしまう場合が多
々発生する。
【0050】この様なバリBもこの検査工程で確実に突
き落としてやる為に前記検査ピン4の先端形状は半球形
状とした。これは先端形状が平らだと突き落としたバリ
が先端に張り付いて再度粗材内に戻ってしまうのを防止
する為である。
【0051】上述の実施形態は、説明のために例示した
もので、本発明としてはそれらに限定されるものでは無
く、特許請求の範囲、発明の詳細な説明および図面の記
載から当業者が認識することができる本発明の技術的思
想に反しない限り、変更および付加が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態のバリ除去検査装置を示す側
面図である。
【図2】本実施形態のバリ除去検査装置を示す正面図で
ある。
【図3】本実施形態装置の検査機構を示す要部拡大図で
ある。
【図4】本実施形態における粗材の加工部内にバリの一
例を示す部分拡大断面図である。
【図5】本実施形態における加工および検査手順を示す
チャート図である。
【符号の説明】
1 粗材 2 移動機構 3 検査ピン移動機構 4 検査ピン 11 加工部 20 粗材テーブル 40 検査機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 横山 明 北海道苫小牧市青雲町1丁目3−23 (72)発明者 小川 睦人 北海道苫小牧市沼の端229番地22 Fターム(参考) 4E048 AA01 4E087 AA06 GA20

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加工位置においてバリ除去加工された粗
    材が載置されている移動可能な粗材テーブルを検査位置
    に移動させる移動機構と、 該検査位置においてバリ除去加工された粗材の複数の加
    工部におけるバリ残存の検査を検査ピンの移動によって
    行う検査機構とから成ることを特徴とするバリ除去検査
    装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記検査ピンが往復動自在に形成されるとともに一定の
    付勢力によって付勢され、加工部における残存するバリ
    との当接によって前記一定の付勢力以上の力が作用する
    と、後退するように構成されていることを特徴とするバ
    リ除去検査装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 前記検査ピンの後退を検出するセンサを備えていること
    を特徴とするバリ除去検査装置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、 検査ピン移動機構の一端に作動プレートが配設され、前
    記検査ピンが配設された治具本体が、治具本体に一端が
    配設されるとともに上下動する前記作動プレートに相対
    動自在に介挿され他端にスプリング部材が配設されたガ
    イド棒によって支持され下方に付勢されていることを特
    徴とするバリ除去検査装置。
  5. 【請求項5】 請求項4において、 前記作動プレートに、粗材が載置されている前記粗材テ
    ーブルに配設されたガイドピンが介挿されるガイド部材
    が配設され、前記検査ピンを前記粗材の前記複数の加工
    部内にガイドするように構成されていることを特徴とす
    るバリ除去検査装置。
  6. 【請求項6】 請求項5において、 前記検査ピンの先端が、先細形状に形成されていること
    を特徴とするバリ除去検査装置。
  7. 【請求項7】 請求項6において、 前記センサが、前記検査ピンが配設された治具本体に配
    設された検知部の接近を検知する作動プレートに配置さ
    れた近接センサによって構成されていることを特徴とす
    るバリ除去検査装置。
JP2000401868A 2000-12-28 2000-12-28 バリ除去検査装置 Expired - Fee Related JP4455751B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000401868A JP4455751B2 (ja) 2000-12-28 2000-12-28 バリ除去検査装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000401868A JP4455751B2 (ja) 2000-12-28 2000-12-28 バリ除去検査装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002205136A true JP2002205136A (ja) 2002-07-23
JP4455751B2 JP4455751B2 (ja) 2010-04-21

Family

ID=18866242

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000401868A Expired - Fee Related JP4455751B2 (ja) 2000-12-28 2000-12-28 バリ除去検査装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4455751B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112059691A (zh) * 2020-09-18 2020-12-11 苏州工业园区职业技术学院 一种数控机床上料检测及清理装置
CN116274604A (zh) * 2023-05-16 2023-06-23 合肥航谱时代科技有限公司 一种自动化网片冲裁结构

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112059691A (zh) * 2020-09-18 2020-12-11 苏州工业园区职业技术学院 一种数控机床上料检测及清理装置
CN116274604A (zh) * 2023-05-16 2023-06-23 合肥航谱时代科技有限公司 一种自动化网片冲裁结构
CN116274604B (zh) * 2023-05-16 2023-08-22 合肥航谱时代科技有限公司 一种自动化网片冲裁结构

Also Published As

Publication number Publication date
JP4455751B2 (ja) 2010-04-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7130854B2 (ja) 残留ワークからワーク部分を取り出す方法および装置
CN105082117A (zh) 龙门式双臂桁架机器人及弧形板加工方法
JP2002205136A (ja) バリ除去検査装置
JP2005324260A (ja) 両頭側面フライス盤
CN112059389B (zh) 一种圆盘点焊工装
CN213230485U (zh) 一种侧推上料机构
KR20070041651A (ko) 방전기를 이용한 가공장치
JPH0524151U (ja) 鋳造品のトリミング装置
CN218696679U (zh) 一种用于旧机床断刀检测设备
JP2520949B2 (ja) 複合型トリミング装置
KR102555295B1 (ko) 피가공물 클램핑 장치
CN219426388U (zh) 一种水泵支架的自动去毛刺装置
CN216410915U (zh) 一种压力测试机
CN215177608U (zh) 一种孔位置度定性检测装置
CN113618489B (zh) 一种数控机床检测校正跳动精度的装置及使用方法
CN218925989U (zh) 一种氮氧片芯缩口装置
CN220804523U (zh) 一种高效检测嵌塑件底表面平面度的检具
CN214327763U (zh) 压痕机用定位装置
CN212946653U (zh) 螺旋导轨加工设备
CN220427643U (zh) 一种具有防错功能的轮毂定位芯轴
CN214350959U (zh) 铣削加工用夹具
JPH0631495A (ja) プレス機械のクッションピン自動装着装置
CN216324537U (zh) 一种带有废料检测的冲压模具
JPH11170111A (ja) 加工板材のバリ取り方法およびその装置
KR100655321B1 (ko) 머시닝센터의 테이블 클램프/언클램프 동작 감지 장치

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070913

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091021

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091028

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091216

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100126

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100204

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130212

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130212

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140212

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees