JP2002204681A - 生鮮食品保存用氷 - Google Patents

生鮮食品保存用氷

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JP2002204681A
JP2002204681A JP00282099A JP282099A JP2002204681A JP 2002204681 A JP2002204681 A JP 2002204681A JP 00282099 A JP00282099 A JP 00282099A JP 282099 A JP282099 A JP 282099A JP 2002204681 A JP2002204681 A JP 2002204681A
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hypochlorous acid
fresh food
ppm
preserving
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Mamoru Tomita
守 冨田
Makoto Kato
良 加藤
Kiyoshi Suzuki
潔 鈴木
Toyohiko Doi
豊彦 土井
Teiichi Nakamura
悌一 中村
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Morinaga Milk Industry Co Ltd
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Morinaga Milk Industry Co Ltd
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    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23BPRESERVING, e.g. BY CANNING, MEAT, FISH, EGGS, FRUIT, VEGETABLES, EDIBLE SEEDS; CHEMICAL RIPENING OF FRUIT OR VEGETABLES; THE PRESERVED, RIPENED, OR CANNED PRODUCTS
    • A23B7/00Preservation or chemical ripening of fruit or vegetables
    • A23B7/04Freezing; Subsequent thawing; Cooling
    • A23B7/05Freezing; Subsequent thawing; Cooling with addition of chemicals or treatment with chemicals other than cryogenics, before or during cooling, e.g. in the form of an ice coating or frozen block

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 魚介類等の生鮮食品と直接接触する形態で使
用した場合に、氷温下での保存効果に加えて、保存中に
氷が溶解した場合にも、氷中の次亜塩素酸の殺菌力によ
り、生鮮食品を長時間に渡り安全に保存することができ
る生鮮食品保存用氷を提供する。 【解決手段】 次亜塩素酸を有効成分として含有し、次
亜塩素酸の含有量が5〜30ppmであることを特徴と
する生鮮食品保存用氷、望ましくは、次亜塩素酸の含有
量が10〜20ppmであり、氷が包装容器中に密閉さ
れない形態であり、過酸化水素を含有し、食用色素を含
有し、氷核形成促進物質を含有し、並びに二酸化塩素、
プロピオン酸類、パラオキシ安息香酸類、ポリリジン、
キチン、キトサン、ソルビン酸類、ヒノキチオール、リ
ゾチーム、及びラクトフェリン類からなる群から選択さ
れる物質の1種又は2種以上を含有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、次亜塩素酸を特定
量含有し、各種生鮮食品の保存用として好適な生鮮食品
保存用氷に関するものである。詳しくは、本発明は、氷
中に次亜塩素酸を特定量含有し、氷が包装容器中に密閉
されない形態である(いわゆる裸氷である)ことから、
魚介類等の生鮮食品と直接接触する形態で使用した場合
に、氷温下での保存効果に加えて、保存中に氷が溶解し
た場合にも、氷中の次亜塩素酸の殺菌力により、生鮮食
品を長時間に渡り安全に保存することができる生鮮食品
保存用氷に関するものである。
【0002】また、本発明の生鮮食品保存用氷は氷自体
が殺菌力を有することから、衛生的であり、魚介類等の
生鮮食品と直接接触する形態での使用に好適である。
【0003】尚、本明細書において、百万分率(pp
m)の表示は、特に断りのない限り、μg/mlを意味
する値である。
【0004】
【従来の技術】従来、次亜塩素酸を含有する水溶液を容
器に密閉して凍結し、次亜塩素酸を氷の内部に閉じ込め
ることにより、分解速度の早い不安定な成分である次亜
塩素酸を長期保存可能とする技術が開示されている(特
開平6−285361号公報。)。
【0005】また、包装袋体中に次亜塩素酸を添加した
水溶液を充填し、凍結させることにより、安全性が高く
衛生的な食品用保冷材が得られることが開示されている
(特開昭62−215377号公報。)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来技術には、次に記載するとおりの不都合があった。
【0007】従来の次亜塩素酸を含有する氷は、不安定
な成分である次亜塩素酸を長期保存すること、又は食品
用保冷材自体を安全性が高く衛生的なものとすることを
目的として製造され、包装容器中に実質的に密閉された
ものであり、魚介類等の生鮮食品と直接接触する形態で
使用した場合に、氷温下での保存効果に加えて、保存中
に氷が溶解した場合にも、氷中の次亜塩素酸の殺菌力に
より、生鮮食品を長時間に渡り安全に保存するという技
術的思想は全く存在していなかった。
【0008】また、前記従来技術には、次亜塩素酸を含
有する氷を生鮮食品と直接接触する形態で使用した場合
に、次亜塩素酸の殺菌力を発揮させ、生鮮食品を長時間
に渡り安全に保存するために必要な氷中の次亜塩素酸の
特定の含有量について全く開示も示唆も存在しておら
ず、前記従来技術を実施したのみでは、生鮮食品を長時
間に渡り安全に保存することができないという問題点を
有していた。
【0009】本発明者らは、前記従来技術に鑑みて、次
亜塩素酸を有効成分として含有し、次亜塩素酸の含有量
が5〜30ppmであることにより、生鮮食品と直接接
触する形態で使用した場合に、次亜塩素酸の殺菌力を発
揮させ、生鮮食品を長時間に渡り安全に保存することが
できるという前記従来技術からは予測できない効果が奏
されることを見い出し、前記従来技術とは技術的思想が
全く異なる本発明を完成した。
【0010】本発明の目的は、魚介類等の生鮮食品と直
接接触する形態で使用した場合に、氷温下での保存効果
に加えて、保存中に氷が溶解した場合にも、氷中の次亜
塩素酸の殺菌力により、生鮮食品を長時間に渡り安全に
保存することができる生鮮食品保存用氷を提供すること
である。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決する本発
明は、次亜塩素酸を有効成分として含有し、次亜塩素酸
の含有量が5〜30ppmであることを特徴とする生鮮
食品保存用氷であり、次亜塩素酸の含有量が10〜20
ppmであること(以下、態様1と記載する。)、氷が
包装容器中に密閉されない形態であること(以下、態様
2と記載する。)、過酸化水素を含有すること(以下、
態様3と記載する。)、食用色素を含有すること(以
下、態様4と記載する。)、氷核形成促進物質を含有す
ること(以下、態様5と記載する。)、並びに二酸化塩
素、プロピオン酸類、パラオキシ安息香酸類、ポリリジ
ン、キチン、キトサン、ソルビン酸類、ヒノキチオー
ル、リゾチーム、及びラクトフェリン類からなる群から
選択される物質の1種又は2種以上を含有すること(以
下、態様6と記載する。)を望ましい態様としてもい
る。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、本発明について詳細に説明
する。
【0013】本発明に使用する次亜塩素酸としては、市
販の次亜塩素酸ナトリウム溶液(例えば、三栄源エフ・
エフ・アイ社製等)を水に溶解したもの、又は、塩酸水
溶液を電解処理することにより製造される次亜塩素酸を
含有する電解水(例えば、特願平10−207186
号)を使用することができる。尚、次亜塩素酸を含有す
る電解水のより詳細な調製方法については、後記する参
考例のとおりである。
【0014】本発明の生鮮食品保存用氷に含有される次
亜塩素酸の含有量は、5〜30ppmであり、この範囲
外の場合には、後記する試験例からも明らかなとおり、
望ましくない現象が発生する。即ち、次亜塩素酸の含有
量が5ppm未満の場合は、保存後の鮮度の状態が悪
く、長時間の保存ができず、30ppmを超える場合
は、塩素臭の付加及び塩素による変色が認められる。
【0015】尚、次亜塩素酸の含有量の5〜30ppm
の範囲への調整は、後記する試験方法により次亜塩素酸
ナトリウム水溶液又は電解水中の次亜塩素酸濃度(有効
塩素濃度又は残留塩素濃度ともいう。)を測定し、適宜
水で希釈することにより行うことができる。
【0016】次亜塩素酸を有効成分として含有し、次亜
塩素酸の含有量が5〜30ppmである水溶液を凍結し
て氷を製造するために使用される装置は、水溶液を凍結
して氷を製造できる装置であって、チューブアイスマシ
ン、シェルアイスマシン、チップアイスマシン、プレー
トアイスマシン等の小形氷製氷装置等を例示することが
できる。魚介類等の生鮮食品を収納した発泡スチロール
製通函(いわゆるトロ箱)中に使用する氷としては小形
氷が望ましく、小形氷製氷装置(例えば、星崎電機社製
等)を使用して製造することが望ましい。
【0017】また、電解水製造装置(例えば、森永エン
ジニアリング社製等)を製氷装置の給水管に直接接続
し、電解水原料である塩酸水溶液の濃度、流量を調整し
て、電解水の次亜塩素酸含有量を5〜30ppmの範囲
に調整し、電解水を凍結して氷を連続的に製造すること
ができる。
【0018】本発明の生鮮食品保存用氷が使用される生
鮮食品としては、発泡スチロール製通函に収納されて氷
温流通される食品であって、魚介類、野菜果実類等を例
示することができる。尚、本発明の生鮮食品保存用氷
は、屋台、夜店等の比較的不衛生な路上、屋外店舗にお
けるジュース、ビール、アイスクリーム等の冷蔵を衛生
的に行うために応用できる。
【0019】前記のとおりの本発明の生鮮食品保存用氷
は、後記する実施例からも明らかなとおり、次亜塩素酸
を特定量含有し、各種生鮮食品の保存用として好適であ
る。即ち、本発明の生鮮食品保存用氷は、前記のとお
り、氷中に次亜塩素酸を特定量含有し、氷が包装容器中
に密閉されない形態である(いわゆる裸氷である)こと
から、魚介類等の生鮮食品と直接接触する形態で使用し
た場合に、氷温下での保存効果に加えて、保存中に氷が
溶解した場合にも、氷中の次亜塩素酸の殺菌力により、
生鮮食品を長時間に渡り安全に保存することができ、各
種生鮮食品、特に魚介類の保存に有用である。
【0020】また、本発明の態様1に示すとおり、本発
明の生鮮食品保存用氷の次亜塩素酸含有量が10〜20
ppmである場合に、後記する試験例からも明らかなと
おり、生鮮食品の鮮度が一層良好に保持されることか
ら、次亜塩素酸の含有量が10〜20ppmであること
が望ましい。
【0021】更に、本発明の態様2に示すとおり、本発
明の生鮮食品保存用氷が包装容器中に密閉されない形態
である場合に、魚介類等の生鮮食品と直接接触して殺菌
力を発揮すると共に、保存中に氷が溶解した場合にも、
氷中の次亜塩素酸の殺菌力により、生鮮食品を長時間に
渡り安全に保存することができることから、氷が包装容
器中に密閉されない形態であることが望ましい。
【0022】また、本発明の態様3に示すとおり、本発
明の生鮮食品保存用氷が過酸化水素を含有する場合に、
後記する試験例からも明らかなとおり、次亜塩素酸の殺
菌力を高めて、相乗的な殺菌(静菌)作用を示し、生鮮
食品の鮮度がより一層良好に保持されることから、過酸
化水素を含有することが望ましい。
【0023】本発明の態様3に使用する過酸化水素とし
ては、市販の過酸化水素(例えば、丸善薬品社製、三徳
化学工業社製等)を使用することができる。
【0024】尚、本発明の生鮮食品保存用氷の過酸化水
素含有量が100ppm以上である場合に、後記する試
験例からも明らかなとおり、生鮮食品の鮮度が一層良好
に保持されることから、過酸化水素の含有量が100p
pm以上であることが望ましい。また、過酸化水素の含
有量の上限は特に制限はないが、脱色等の食品への影響
を考慮して300ppm程度が上限である。
【0025】更に、本発明の態様4に示すとおり、本発
明の生鮮食品保存用氷が食用色素を含有する場合に、誤
飲又は誤食を防止することができ、次亜塩素酸の濃度を
5〜30ppmと比較的高めに設定することが可能であ
ることから、食用色素を含有することが望ましい。尚、
色素の色を生鮮食品に合わせて選択すれば、染色の影響
を低減することもできる。
【0026】本発明の態様4に使用する食用色素として
は、食品に許容される色素であればいずれであっても使
用することができ、具体的には、市販の食用赤色2号
(例えば、三栄源エフ・エフ・アイ社製等)、食用赤色
3号(例えば、三栄源エフ・エフ・アイ社製等)、食用
青色1号(例えば、三栄源エフ・エフ・アイ社製等)等
の食用合成色素、クチナシ赤色素(例えば、三栄源エフ
・エフ・アイ社製等)、クロロフィル(例えば、三栄源
エフ・エフ・アイ社製等)、ベニコウジ色素(例えば、
三栄源エフ・エフ・アイ社製等)、ベニバナ黄色素(例
えば、三栄源エフ・エフ・アイ社製等)等の食用天然色
素を例示することができる。
【0027】前記食用色素は食品衛生法に基づいて規定
される食品への使用基準に従って、生鮮食品が着色しな
い量を使用する必要がある。
【0028】また、本発明の態様5に示すとおり、本発
明の生鮮食品保存用氷が氷核形成促進物質を含有する場
合に、過冷却状態を解除することができ、エネルギー効
率よく氷を製造することが可能であることから、氷核形
成促進物質を含有することが望ましい。
【0029】本発明の態様5に使用する氷核形成促進物
質としては、食品衛生上、許容される氷核形成促進物質
であればいずれであっても使用することができ、具体的
には、木屑、雲母、グラファイト、コレステロールを例
示することができる。簡便には、市販のコレステロール
(例えば、メルク・ジャパン社製等)を使用することが
できる。
【0030】更に、本発明の態様6に示すとおり、本発
明の生鮮食品保存用氷が二酸化塩素、プロピオン酸類、
パラオキシ安息香酸類、ポリリジン、キチン、キトサ
ン、ソルビン酸類、ヒノキチオール、リゾチーム、及び
ラクトフェリン類からなる群から選択される物質の1種
又は2種以上を含有する場合に、次亜塩素酸の殺菌力を
高めて、相乗的な殺菌(静菌)作用を示し、生鮮食品の
鮮度がより一層良好に保持されることから、二酸化塩
素、プロピオン酸類、パラオキシ安息香酸類、ポリリジ
ン、キチン、キトサン、ソルビン酸類、ヒノキチオー
ル、リゾチーム、及びラクトフェリン類を含有すること
が望ましい。
【0031】本発明の態様6に使用する二酸化塩素源と
しては、水に溶解することにより二酸化塩素を発生する
市販の亜塩素酸ナトリウム(例えば、和光純薬社製等)
を使用することができる。
【0032】本発明の態様6に使用するポリリジン、キ
チン、キトサン、又はリゾチームとしては、市販のポリ
リジン(例えば、三栄源エフ・エフ・アイ社製等)、キ
チン(例えば、三栄源エフ・エフ・アイ社製等)、キト
サン(例えば、三栄源エフ・エフ・アイ社製等)、又は
リゾチーム(例えば、三栄源エフ・エフ・アイ社製等)
を使用することができる。
【0033】本発明の態様6に使用するプロピオン酸類
としては市販のプロピオン酸(例えば、上野製薬社製
等)、プロピオン酸ナトリウム(例えば、上野製薬社製
等)等を使用することができ、パラオキシ安息香酸類と
しては市販のパラオキシ安息香酸プロピル(例えば、三
栄源エフ・エフ・アイ社製等)、パラオキシ安息香酸エ
チル(例えば、吉富製薬社製等)等を使用することがで
き、また、ソルビン酸類としては市販のソルビン酸(例
えば、三栄源エフ・エフ・アイ社製等)、ソルビン酸カ
リウム(例えば、三栄源エフ・エフ・アイ社製等)等を
使用することができる。
【0034】本発明の態様6に使用するヒノキチオール
は、ヒノキ科ヒバ等の木部又は株根を水蒸気蒸留して得
られる油分を分離精製することで製造でき、これを使用
することができる。
【0035】本発明の態様6に使用するラクトフェリン
類としては、哺乳類の天然ラクトフェリン、遺伝子組換
えにより製造されたラクトフェリン、ラクトフェリンよ
り結合金属を除去したアポラクトフェリン、ラクトフェ
リンに各種金属を非飽和または飽和状態で結合させた金
属結合ラクトフェリン(例えば、特開平2−19120
5号公報又は特開平10−176000号公報に記載の
金属結合ラクトフェリン等)、及びこれらの任意の混合
物からなる群より選択されたラクトフェリン、該ラクト
フェリンの酸又は酵素を使用した加水分解物、又は該ラ
クトフェリン加水分解物から単離されたラクトフェリン
由来の抗菌活性ペプチドを使用することができる。ウシ
ラクトフェリンは、例えば、特公平6−13560号公
報に開示された方法により、次のとおり製造することが
できる。
【0036】牛乳から調製された脱脂乳又はホエーを、
イオン交換基としてカルボキシル基を有し、かつヘモグ
ロビン吸着能が3.5g/100ml以上である弱酸性
陽イオン交換体に、0〜60℃の温度で接触させ、この
弱酸性陽イオン交換体を水洗した後、弱酸性陽イオン交
換体に塩類溶液を通液し、ラクトフェリンを弱酸性陽イ
オン交換体から脱離し、溶出液を脱塩し、凍結乾燥す
る。この方法により98%(重量)以上の高純度ラクト
フェリンを製造することが可能である。尚、簡便には市
販のウシラクトフェリン(例えば、森永乳業社製等。)
を使用することができる。
【0037】また、ラクトフェリン加水分解物は、例え
ば、特開平5−320068号公報等に開示された方法
により製造することができる。
【0038】更に、ラクトフェリン由来の抗菌活性ペプ
チドは、例えば、特開平5−92994号公報、特開平
5−78392号公報、特開平5−148297号公
報、特開平5−148296号公報、特開平5−148
295号公報等に開示された方法により製造することが
できる。尚、ラクトフェリン由来の抗菌活性ペプチドに
は、ラクトフェリン加水分解物から単離されたペプチド
と同一のアミノ酸配列を有する合成された抗菌活性ペプ
チドが含まれる。
【0039】次に試験例を示して本発明を詳記するが、
本発明においては、次の試験方法を採用した。
【0040】(1)次亜塩素酸濃度の測定法 試料中の次亜塩素酸濃度(いわゆる残留塩素濃度)は、
日本工業規格(以下、JISと略記する。)K0102
の第33.3項記載のヨウ素滴定法により次のとおり測
定した。 (a)試料の適量(Clとして0.1〜7mgを含
む。)を共栓三角フラスコ500mlにとり、蒸留水を
加えて約300mlとし、JISK8913に規定する
ヨウ化カリウム1g及びJISK8355に規定する酢
酸(1+1)5mlを加える。 (b)栓をして振盪混合し、暗所に約5分間放置する。 (c)遊離したヨウ素を、10mmol/lチオ硫酸ナ
トリウム溶液で滴定し、溶液の黄色が薄くなってから、
指示薬としてでんぷん溶液(10g/l)1mlを加
え、生じたヨウ素でんぷんの青い色が消えるまで滴定す
る。 (d)空試験として蒸留水100mlをとり、(a)〜
(c)の操作を行う。 (e)次の式によって試料中の残留塩素の濃度(mgC
l/l;いわゆる次亜塩素酸のppm濃度)を算出す
る。
【0041】A=(a−b)×f×1000/V×0.
3545 ただし、上式においてAは残留塩素の濃度(mgCl/
l)、aは滴定に要した10mmol/lチオ硫酸ナト
リウム溶液(ml)、bは空試験に要した10mmol
/lチオ硫酸ナトリウム溶液(ml)、fは10mmo
l/lチオ硫酸ナトリウム溶液のファクター、Vは試料
(ml)、定数の0.3545は10mmol/lチオ
硫酸ナトリウム溶液1mlの残留塩素相当量(mg)を
示している。
【0042】(2)鮮度の試験方法 各生鮮食品保存用氷試料5kgと生鮮食品として水揚げ
されたばかりの新鮮なイワシ5kgを発泡スチロール製
通函に収納し、3日間保管し、3日目のイワシの色調、
組織、腐敗等を肉眼観察し、鮮度の状態を次の基準によ
り判定した。
【0043】良:保存開始時とほぼ同等 やや良:保存開始時より劣るが生食可能 やや不良:生食不可能 不良:腐敗
【0044】(3)塩素の影響の評価方法 各生鮮食品保存用氷試料5kgと生鮮食品として水揚げ
されたばかりの新鮮なイワシ5kgを発泡スチロール製
通函に収納し、1日間保管し、1日目のイワシの色調を
肉眼観察したのち、該イワシを水洗し塩素臭の有無を1
0名のパネラーにより官能検査し、塩素の影響を次の基
準により判定した。尚、塩素臭の有無は、3名以上のパ
ネラーが塩素臭有と判定した場合に塩素臭有とし、塩素
臭有の判定が1名乃至2名の場合に塩素臭僅かに有と
し、塩素臭有の判定が0名の場合には塩素臭無とした。
【0045】有:変色及び塩素臭有 ほぼ無:変色無、塩素臭僅かに有 無:変色及び塩素臭無
【0046】(4)長期保存試験方法 各生鮮食品保存用試料5kgと生鮮食品として水揚げさ
れたばかりの新鮮なイワシ5kgを発泡スチロール製通
函に収納し、6日間保管し、3日目及び6日目のイワシ
の色調、組織、腐敗等を肉眼観察し、鮮度の状態を次の
基準により判定した。
【0047】良:保存開始時とほぼ同等 やや良:保存開始時より劣るが生食可能 やや不良:生食不可能 不良:腐敗
【0048】試験例1 この試験は、鮮度及び塩素の影響を指標として、生鮮食
品保存用氷中の次亜塩素酸の含有量の範囲を調べるため
に行った。
【0049】(1)被検試料の調製 表1に示すとおり、生鮮食品保存用氷中の次亜塩素酸の
含有量を変更したことを除き、実施例1と同一の方法に
より、6種類の生鮮食品保存用氷試料を調製した。
【0050】(2)試験方法 各試料の鮮度及び塩素の影響を、いずれも前記の試験方
法により試験した。
【0051】(3)試験結果 この試験の結果は、表1に示すとおりである。表1から
明らかなとおり、良好な鮮度の保持及び塩素の影響を少
なくするためには、生鮮食品保存用氷中に次亜塩素酸を
5〜30ppm含有させることが必要であることが判明
した。
【0052】また、塩素の影響無しに、一層良好に鮮度
を保持するためには、生鮮食品保存用氷中に次亜塩素酸
を10〜20ppm含有させることが望ましいことも判
明した。
【0053】尚、次亜塩素酸の原料を適宜変更して試験
したが、ほぼ同様の結果が得られた。
【0054】
【表1】
【0055】試験例2 この試験は、長期保存時の鮮度の状態を指標として、生
鮮食品保存用氷における次亜塩素酸と過酸化水素の相乗
的な殺菌(静菌)作用を調べるために行った。
【0056】(1)被検試料の調製 次に示す6種類の試料を調製した。 試料1:実施例3と同一の方法により調製した過酸化水
素の含有量が100ppmである生鮮食品保存用氷試料 試料2:生鮮食品保存用氷中の過酸化水素の含有量を5
0ppmとしたことを除き、実施例3と同一の方法によ
り調製した生鮮食品保存用氷試料 試料3:生鮮食品保存用氷中の過酸化水素の含有量を3
00ppmとしたことを除き、実施例3と同一の方法に
より調製した生鮮食品保存用氷試料 試料4:生鮮食品保存用氷中の過酸化水素の含有量を0
ppmとしたことを除き、実施例3と同一の方法により
調製した生鮮食品保存用氷試料 試料5:生鮮食品保存用氷中の次亜塩素酸の含有量を0
ppmとしたことを除き、実施例3と同一の方法により
調製した生鮮食品保存用氷試料 試料6:製氷工程を行わず、混合水溶液の形態で使用す
ることを除き、実施例3と同一の方法により調製した混
合水溶液試料
【0057】(2)試験方法 各試料の長期保存時の鮮度の状態を、前記の試験方法に
より試験した。
【0058】(3)試験結果 この試験の結果は、表2に示すとおりである。表2から
明らかなとおり、生鮮食品保存用氷中に、次亜塩素酸と
共に過酸化水素を含有する場合に、次亜塩素酸の殺菌力
を高めて、相乗的な殺菌(静菌)作用を示し、一層良好
に長期間鮮度を保持することができることが判明した。
【0059】また、一層良好に長期間鮮度を保持するた
めには、生鮮食品保存用氷中に過酸化水素を100pp
m以上含有させることが望ましいことも判明した。
【0060】尚、次亜塩素酸の原料及びその濃度を5〜
30ppmの範囲で変更して試験したが、ほぼ同様の結
果が得られた。
【0061】
【表2】
【0062】参考例 次亜塩素酸を含有する電解水は次のとおり調製した。
【0063】水道水量毎時1.2m3 、電解液流量毎時
0.6l、21%塩酸流量毎時120ml、及び電流1
1アンペアーの条件で電解水製造装置(ピュアスター:
森永エンジニアリング社製)を運転し、次亜塩素酸濃度
(いわゆる有効塩素濃度)20ppm、pH6.0、液
温10℃の電解水を連続的に製造した。
【0064】次に実施例を示して本発明を更に詳細に説
明するが、本発明は以下の実施例に限定されるものでは
ない。
【0065】
【実施例】実施例1 次亜塩素酸濃度(有効塩素濃度)4%の次亜塩素酸ナト
リウム(三栄源エフ・エフ・アイ社製)溶液100gを
蒸留水190lに溶解し、前記試験方法により次亜塩素
酸ナトリウム水溶液中の次亜塩素酸濃度を測定し、蒸留
水を適宜添加して希釈し、次亜塩素酸の含有量が20p
pmである次亜塩素酸ナトリウム水溶液約200lを調
整した。
【0066】この次亜塩素酸ナトリウム水溶液100l
を小形氷製氷装置(ホシザキキューブスター:星崎電機
社製)の給水管に定量ポンプを介して供給し、小形氷製
氷装置により、凍結して一片3cmの直方体状の生鮮食
品保存用氷を約90kgを製造した。
【0067】得られた生鮮食品保存用氷は、次亜塩素酸
を20ppm含有しており、鮮度及び塩素の影響を、い
ずれも前記の試験方法により試験したところ、3日目に
は氷は全て溶解していたが、生鮮食品であるイワシに対
して、塩素の影響が無く、良好に鮮度を保持することが
できた。
【0068】実施例2 水道水量毎時1.2m3 、電解液流量毎時1.8l、2
1%塩酸流量毎時100ml、及び電流9アンペアーの
条件で電解水製造装置(ピュアスター:森永エンジニア
リング社製)を運転し、次亜塩素酸濃度(いわゆる有効
塩素濃度)10ppm、pH6.5、液温15℃の電解
水を連続的に製造し、この電解水を、小形氷製氷装置
(ホシザキキューブスター:星崎電機社製)の給水管に
直接接続したパイプライン及び定量ポンプを介して供給
し、小形氷製氷装置により、凍結して一片3cmの直方
体状の生鮮食品保存用氷を連続的に製造した。
【0069】得られた生鮮食品保存用氷は、次亜塩素酸
を10ppm含有しており、鮮度及び塩素の影響を、い
ずれも前記の試験方法により試験したところ、3日目に
は氷は全て溶解していたが、生鮮食品であるイワシに対
して、塩素の影響が無く、良好に鮮度を保持することが
できた。
【0070】実施例3 水道水量毎時1.2m3 、電解液流量毎時1.0l、2
1%塩酸流量毎時203ml、及び電流22アンペアー
の条件で電解水製造装置(ピュアスター:森永エンジニ
アリング社製)を運転し、次亜塩素酸濃度(いわゆる有
効塩素濃度)25ppm、pH5.5、液温17℃の電
解水約300lを連続的に製造した。
【0071】別途、過酸化水素濃度30%の過酸化水素
水(三徳化学工業社製)溶液100gを蒸留水60lに
溶解し、過酸化水素の含有量が500ppmである過酸
化水素水溶液約60lを調製した。
【0072】次いで、前記電解水水溶液200lと前記
過酸化水素水溶液50lを混合し、この混合水溶液約2
50lを小形氷製氷装置(ホシザキキューブスター:星
崎電機社製)の給水管に定量ポンプを介して供給し、小
形氷製氷装置により、凍結して一片3cmの直方体状の
生鮮食品保存用氷を約200kgを製造した。
【0073】得られた生鮮食品保存用氷は、次亜塩素酸
20ppmと共に過酸化水素100ppmを含有してお
り、鮮度及び塩素の影響を、新鮮なイワシを新鮮なサン
マに変更し、試験期間を7日間に延長したことを除き、
いずれも前記の試験方法により試験したところ、7日目
には氷は全て溶解していたが、生鮮食品であるサンマに
対して、塩素の影響が無く、良好に鮮度を保持すること
ができた。この結果は、次亜塩素酸20ppmの単独使
用の場合には、3日を越える鮮度の維持が困難であり、
過酸化水素100ppmの単独使用の場合には、2日を
越える鮮度の維持が困難であることに照らして、次亜塩
素酸と過酸化水素の併用に相乗的な殺菌(静菌)作用が
あることを示している。
【0074】実施例4 参考例と同一の方法で調製された電解水(次亜塩素酸濃
度20ppm)100lに蒸留水30lを添加して希釈
し、前記試験方法により電解水水溶液中の次亜塩素酸濃
度を測定し、蒸留水を適宜添加して、次亜塩素酸の含有
量が15ppmである電解水水溶液約133lを調整し
た。
【0075】この電解水水溶液100lに、ベニバナ黄
色素(三栄源エフ・エフ・アイ社製)0.1kg、コレ
ステロール(メルク・ジャパン社製)5g、及びウシラ
クトフェリン(森永乳業社製)30gを混合分散し、の
ちこの水溶液を小形氷製氷装置(ホシザキキューブスタ
ー:星崎電機社製)の給水管に定量ポンプを介して供給
し、小形氷製氷装置により、凍結して一片3cmの直方
体状の生鮮食品保存用氷を約90kgを製造した。
【0076】得られた生鮮食品保存用氷は、淡黄色に着
色しており、食用氷と簡単に区別でき、誤飲又は誤食を
防止することができた。また、コレステロールの添加に
より、氷核形成が促進され、製氷装置の過冷却状態を解
除することができ、電力消費量を少なくし、エネルギー
効率よく氷を製造することができた。更に、生鮮食品保
存用氷は、次亜塩素酸15ppmと共にウシラクトフェ
リン300ppmを含有しており、鮮度及び塩素の影響
を、新鮮なイワシを新鮮なイカに変更し、試験期間を7
日間に延長したことを除き、いずれも前記の試験方法に
より試験したところ、7日目には氷は全て溶解していた
が、生鮮食品であるイカに対して、塩素の影響が無く、
良好に鮮度を保持することができた。この結果は、次亜
塩素酸15ppmの単独使用の場合には、3日を越える
鮮度の維持が困難であり、ウシラクトフェリン300p
pmの単独使用の場合には、2日を越える鮮度の維持が
困難であることに照らして、次亜塩素酸とウシラクトフ
ェリンの併用に相乗的な殺菌(静菌)作用があることを
示している。また、ベニバナ黄色素の濃度は氷の着色に
は十分であるが、イカの着色には低いため、イカ自体は
着色されることなく、全く悪影響を及ぼすことはなかっ
た。
【0077】
【発明の効果】以上詳記したとおり、本発明は、次亜塩
素酸を特定量含有し、各種生鮮食品の保存用として好適
な生鮮食品保存用氷に関するものであり、本発明により
奏せられる効果は次のとおりである。 1)氷自体が殺菌力を有することから、衛生的であり、
魚介類等の生鮮食品と直接接触する形態での使用に好適
である。 2)次亜塩素酸を有効成分として含有し、次亜塩素酸の
含有量が5〜30ppmであることにより、生鮮食品と
直接接触する形態で使用した場合に、次亜塩素酸の殺菌
力を発揮させ、生鮮食品を長時間に渡り安全に保存する
ことができる。 3)氷が包装容器中に密閉されない形態である(いわゆ
る裸氷である)ことから、魚介類等の生鮮食品と直接接
触する形態で使用した場合に、氷温下での保存効果に加
えて、保存中に氷が溶解した場合にも、氷中の次亜塩素
酸の殺菌力により、生鮮食品を長時間に渡り安全に保存
することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 潔 神奈川県座間市東原五丁目1番83号 森永 乳業株式会社分析センター内 (72)発明者 土井 豊彦 東京都東大和市立野4−515 森永乳業株 式会社装置開発研究所内 (72)発明者 中村 悌一 神奈川県座間市東原五丁目1番83号 森永 乳業株式会社栄養科学研究所内 Fターム(参考) 4B022 LF12 LP08

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 次亜塩素酸を有効成分として含有し、次
    亜塩素酸の含有量が5〜30ppmであることを特徴と
    する生鮮食品保存用氷。
  2. 【請求項2】 次亜塩素酸の含有量が10〜20ppm
    であることを特徴とする請求項1に記載の生鮮食品保存
    用氷。
  3. 【請求項3】 氷が包装容器中に密閉されない形態であ
    ることを特徴とする請求項1乃至2に記載の生鮮食品保
    存用氷。
  4. 【請求項4】 過酸化水素を含有することを特徴とする
    請求項1乃至3に記載の生鮮食品保存用氷。
  5. 【請求項5】 食用色素を含有することを特徴とする請
    求項1乃至4に記載の生鮮食品保存用氷。
  6. 【請求項6】 氷核形成促進物質を含有することを特徴
    とする請求項1乃至5に記載の生鮮食品保存用氷。
  7. 【請求項7】 二酸化塩素、プロピオン酸類、パラオキ
    シ安息香酸類、ポリリジン、キチン、キトサン、ソルビ
    ン酸類、ヒノキチオール、リゾチーム、及びラクトフェ
    リン類からなる群から選択される物質の1種又は2種以
    上を含有することを特徴とする請求項1乃至6に記載の
    生鮮食品保存用氷。
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