JP2002204670A - ケール加工物を含む高血圧予防食品 - Google Patents

ケール加工物を含む高血圧予防食品

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JP2002204670A
JP2002204670A JP2001004139A JP2001004139A JP2002204670A JP 2002204670 A JP2002204670 A JP 2002204670A JP 2001004139 A JP2001004139 A JP 2001004139A JP 2001004139 A JP2001004139 A JP 2001004139A JP 2002204670 A JP2002204670 A JP 2002204670A
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kale
gaba
treatment
food material
food
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Kinya Takagaki
欣也 高垣
Shinjiro Maruyama
真二郎 丸山
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Toyo Shinyaku Co Ltd
Original Assignee
Toyo Shinyaku Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ケール由来の素材と、GABAを含有する他
の素材とを組み合わせた抗高血圧効果に優れる食品素材
を提供する。 【解決手段】 ケール由来の素材と、GABAを含有す
る他の素材とを含む、食品素材。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、γ−アミノ酪酸、
ビタミン類、ミネラル類、食物繊維などを高濃度で含有
するケール加工物を含む新規食品素材に関する。
【0002】
【従来の技術】ケールは、ビタミン類、ミネラル類、食
物繊維に富み、抗高血圧効果、有害物質の吸着、腸内環
境の改善、コレステロールの吸収抑制、食後血糖値の急
上昇防止、スーパーオキサイドディスムターゼ(SO
D)を活性化するなどの効果を有する健康食品として注
目を浴びている。現在、ケールを、食品素材として用い
る場合は、ケールエキスとしてか、または緑色を維持す
るために、熱水処理を施して製造されたケール末として
利用されている。
【0003】ところで、抗高血圧効果を示す食品成分と
しては、γ−アミノ酪酸(γ-aminobutyric acid、以下
GABAという)がある。GABAは、生体内でグルタ
ミン酸の脱炭酸によって生成されるアミノ酸の一種であ
る。GABAは、哺乳動物の脳や脊髄に存在し、抑制系
の神経伝達物質として作用することが知られている。植
物中にもGABAは存在し、胚芽米、緑茶などが比較的
多量のGABAを含有する。GABAは、脳の血流を改
善し、酸素供給量を増加させ、そして脳代謝を亢進させ
る働きをもつことから、脳卒中、頭部外傷後遺症、脳動
脈後遺症による頭痛、耳鳴り、意欲低下などの治療に用
いられている。
【0004】GABAに注目した食品には、例えば、お
茶の製造過程で、摘採した茶葉を嫌気条件に置き、茶葉
中にGABAを多量に蓄積させたいわゆるギャバロン茶
が知られている。特開平8−173111号公報には、
コーヒー生葉を無酸素状態で処理後110℃以上の高温
で熱処理、乾燥処理する方法でGABA濃度の高いコー
ヒー葉茶を得たことが記載されている。さらに、特開平
9−205989号公報には、茶葉に赤外線を照射して
GABAの含量を向上させることが記載されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ケール加工物と、GA
BAを含有する他の素材とを組み合わせた抗高血圧効果
に優れる食品素材を提供する。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、ケール加
工物による抗高血圧効果について、鋭意検討したとこ
ろ、上記ケール加工物とGABAを含有する他の素材と
の組み合わせにより、抗高血圧効果が相乗的に増強され
ること、そしてさらに天然のケールがGABAを含有し
ており、これを保持または富化するように調製されたケ
ール加工物を用いることにより、さらに抗高血圧効果が
増強されることを見出すことにより本発明の完成に至っ
た。
【0007】本発明は、ケール加工物とGABAを含有
する他の素材とを組み合わせた食品素材に関する。
【0008】好ましくは、ケール加工物は、その中に天
然に存在するGABAが増加するように処理(以下GA
BA富化処理という)されている。
【0009】好ましくは、上記GABAを含有する他の
素材は、糸状菌培養物、穀類胚芽、茶葉、桑葉、野菜、
果実、発酵製品、それらの発酵物、およびそれらの抽出
物からなる群より選択される。
【0010】好ましくは、上記糸状菌培養物は麹菌の培
養物である。好ましくは、上記穀類胚芽は、米、麦また
は大豆の胚芽である。
【0011】好ましくは、上記GABAを含有する他の
素材もまたGABA富化処理されている。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明においてケール加工物と
は、ケール末、ケールの細片化物およびその乾燥粉末、
ケール搾汁およびその乾燥粉末、ケールのエキスおよび
その乾燥粉末などをいう。
【0013】ケール加工物の原料としては、例えば、キ
ッチンケール、ツリーケール、ブッシュケール、マロー
ケール、コラード、および緑葉カンランなどの様々な種
類のケールを用いることができる。これらのケールは、
ケールは、収穫後直ちに処理されることが好ましい。処
理までに時間を要する場合、ケールの変質を防ぐために
低温貯蔵などの当業者が通常用いる貯蔵手段により貯蔵
するのが好ましい。
【0014】また、本発明においては、ケールの葉部お
よび茎部のいずれの部分も適用することができる。
【0015】ケールは、収穫後、水などで洗浄し、水気
を切ってそのまま、あるいは適切な長さ(例えば5c
m)に切断して処理する。
【0016】ケールを細片化しても良い。細片化は、当
業者が通常使用するスライス、細断などの植物体を細片
化する方法により行われ得る。細片化には、スラリー化
も含まれる。スラリー化は、ミキサー、ジューサー、ブ
レンダー、マスコロイダーなどにより行われ、ケール
は、どろどろした粥状(液体と固体の懸濁液)になる。
細片化の後に搾汁して得られるケール搾汁もまた用いら
れ得る。搾汁は、細片化されたケールを遠心および/ま
たはろ過することにより行われ得る。
【0017】本発明の好ましい実施態様において、ケー
ルおよび上記のようにして加工されたケールは、その中
に含まれるGABAが増加するように処理(以下GAB
A富化処理という)される。
【0018】ケールをGABA富化処理する方法には、
例えば、嫌気処理または保温処理を包含する方法が挙げ
られる。GABA富化処理は、上記洗浄の前に行っても
良い。
【0019】本明細書で用いる用語「嫌気処理」とは、
嫌気状態におくことをいい、ほとんど酸素を含まないか
無酸素の気体で処理することを意味する。真空状態も含
む。気体としては、二酸化炭素ガス、窒素ガスが好まし
く用いられる。
【0020】保温処理の方法は問わない。温水処理、赤
外線照射処理、インキュベーター処理などが挙げられ
る。
【0021】嫌気処理および/または保温処理の時間
は、通常10分から24時間行われ得る。好ましくは、
1時間から24時間、より好ましくは1〜12時間行わ
れる。嫌気処理または保温処理の温度は、約25〜50
℃が好ましく、約30〜45℃がより好ましく、40℃
前後が最も好ましい。25℃に満たないか50℃を超え
るとGABAの含量が上がりにくい。
【0022】グルタミン酸処理もGABA含量を増加さ
せる。ケールの表面および内部に存在する酵素によって
グルタミン酸がGABAに変化するので、GABA含有
量が増加する。グルタミン酸処理には、ケールをグルタ
ミン酸、その塩、あるいはこれらを含む食品素材などに
浸漬する方法、スラリー化したケールにグルタミン酸、
その塩、あるいはこれらを含む食品素材などを添加する
方法などがある。
【0023】グルタミン酸の塩としては、例えば、グル
タミン酸ナトリウム、グルタミン酸カリウム、グルタミ
ン酸カルシウム、グルタミン酸マグネシウムなどの、当
業者に公知のグルタミン酸塩が挙げられる。グルタミン
酸またはその塩は、直接添加してもよいし、高濃度で含
有する溶液を添加してもよい。
【0024】グルタミン酸および/またはグルタミン酸
塩を含有する食品素材としては、グルタミン酸および/
またはその塩を比較的高濃度に含む食品素材が好ましく
用いられる。例えば、昆布、ワカメなどの海藻、シイタ
ケ、マイタケのようなきのこ類、かつお(かつお節を含
む)、いわしなどの魚類、あさり、しじみなどの貝類、
米、小麦、大豆(これらの胚芽を含む)、茶葉、桑葉、
野菜(例えば、トマト)、柑橘類(中果皮、じょうのう
膜)などが挙げられ、これには可食性タンパク質に酵素
処理、加熱処理などを施してグルタミン酸を遊離または
生成させたものなども含まれる。
【0025】これらの食品素材は、そのままの形態で、
ケールの細片化物もしくは搾汁またはケールを浸漬する
溶液に添加してもよく、必要に応じて細片化するか、あ
るいは食品素材を搾汁にしてケールの細片化物もしくは
搾汁または浸漬溶液に添加してもよい。また、これらの
食品素材の乾燥粉末をケールの細片化物もしくは搾汁ま
たは浸漬溶液に添加してもよい。
【0026】また、これらの食品素材に含まれるグルタ
ミン酸および/またはその塩を、必要に応じて加熱して
溶出し、あるいは、溶出した成分の乾燥粉末をケールの
細片化物もしくは搾汁または浸漬溶液に添加してもよ
い。例えば、グルタミン酸を含有する食品素材が乾燥昆
布である場合、乾燥昆布を細片化してケールの細片化物
もしくは搾汁または浸漬溶液に添加、攪拌することによ
り、効率的にGABAが増加される。
【0027】グルタミン酸処理によるGABA富化処理
の温度に特に限定はないが、グルタミン酸からGABA
への変換を触媒する酵素が失活しない範囲で行うのが好
ましく、通常20〜50℃、より好ましくは25〜45
℃にて行われる。
【0028】グルタミン酸処理によるGABA富化処理
のpHは、GABA富化処理を促進させる目的および製
品の色を鮮やかな緑色にするために調節される。pHの
調節は、当業者が通常用いるpH調節剤によって行われ
る。GABA富化処理中のケールのpHは、通常3.5
〜9.0、好ましくは4.5〜7.0、より好ましくは
5.0〜6.0である。また、pHをアルカリ性側に調
節すれば、ケールを酸性で処理したものおよび未処理の
ものと比較して鮮やかな緑色を呈するようになる。pH
4以下での処理は、GABA富化効率が低下し、さらに
ケールが褐変するのであまり好ましくない。
【0029】GABA富化処理の時間は、10分〜24
時間が好ましい。30分以上行えば、GABA含有量は
飛躍的に増加する。
【0030】GABA富化処理に用いるグルタミン酸の
量は、富化させたいGABAの量に応じて適宜調製すれ
ばよい。通常は、ケールの重量に対して0.01〜40
重量%、好ましくは0.02〜20重量%、より好まし
くは0.05〜10重量%のグルタミン酸またはその塩
を添加するのがよい。
【0031】さらに、反応溶液にピリドキサールリン
酸、食塩などの無機塩化物などを添加することによっ
て、または有機酸もしくはATPなどの阻害剤が反応系
から取り除かれることによって、GABA富化効率を高
めることもできる。無機塩化物としては、例えば、塩化
ナトリウム(食塩)、塩化カルシウム、塩化カリウム、
塩化マグネシウムなどの当業者に公知の無機塩化物が挙
げられる。にがり、粗塩などを用いてもよい。これら
は、任意の濃度で添加され得るが、通常、最終濃度が
0.05〜20重量%、好ましくは0.1〜10重量%
となるように添加される。
【0032】このようにして得られたケールは、処理し
ていないケールに比べてGABAの含量が高く、通常2
倍以上、好ましくは3倍以上、より好ましくは5倍以
上、高められている。
【0033】ケールを食品素材として用いる場合には、
食品の変質(褪色などの変色を含む)を防ぐための処理
(ブランチング処理)が行われる。ブランチング処理
は、処理される形態に応じて種々の方法が用いられる
が、これには例えば、熱水処理、蒸煮処理などが挙げら
れ、この処理により、ケール加工物は、褪色されずに緑
色を保持し、風味の変化を生じなくなる。しかし、従来
の熱水処理ではGABAが失われてしまうため、マイク
ロウェーブ処理のようなGABAが保持され、かつ変質
を生じない(ケールの緑色が保持される)処理が好まし
い。
【0034】熱水処理は、例えば、ケールを塩化ナトリ
ウムおよび重曹を含有する熱水中に浸して行われる。熱
水処理時に、このように塩化ナトリウムおよび重曹を単
独であるいは組み合わせて適量添加することによって、
緑色が鮮やかに保持されたケール加工物を得ることがで
きる。
【0035】マイクロウェーブ処理は、ケールの褪色に
関与する酵素が失活し、かつ加熱によりケールの緑色が
失われない範囲で行なえばよい。そのような範囲は、マ
イクロウェーブ照射装置の出力、マイクロウェーブの波
長、照射時間などにより適宜調節できる。例えば、ケー
ル100g(湿重量)あたり、2450MHz、500
Wのマイクロウェーブを当てる場合は、0.5〜10
分、好ましくは0.5〜5分、より好ましくは0.5〜
1分処理する。0.5分に満たないと酵素の失活が不十
分で、褪色しやすくなる。また、10分以上処理すると
褪色し、GABAも減少する傾向にある。マイクロウェ
ーブ処理することにより、ケール中のビタミン類、ミネ
ラル類などの分解、溶出が防止され、比較的低温の乾燥
により、鮮やかな緑色を保持した乾燥粉末が得られ得
る。
【0036】1つの実施態様において、ケールの細片化
物、搾汁、エキスは常圧、または加圧下もしくは減圧
下、80〜150℃にて2〜180秒間処理される。
【0037】このようにして得られたケールの加工品
は、そのままか、またはさらに細片化、搾汁、抽出して
食品素材としても良いし、あるいはさらに乾燥粉末化し
て食品素材としても良い。
【0038】乾燥粉末化は、水分量が10%以下、好ま
しくは5%以下となるように行われ、必要に応じてさら
に粉砕して得ることができる。
【0039】乾燥の方法は熱風乾燥、高圧蒸気乾燥、電
磁波乾燥、凍結乾燥、噴霧乾燥など、あらゆる乾燥法を
用いることができる。乾燥は、できるだけ低温で行うの
が良く、加熱して乾燥する場合でも、例えば、30〜6
0℃、好ましくは40〜55℃で行うのが良い。デキス
トリン、シクロデキストリン、デンプン、マルトースな
どの賦形剤などを添加した後、噴霧乾燥または凍結乾燥
することもできる。
【0040】粉砕は既知の方法に従い、例えば、クラッ
シャー、ミル、ブレンダー、石臼などを用いて行うこと
ができる。
【0041】上記のようにして得られたケール由来の食
品素材は、さらに、必要に応じて、例えば、気流殺菌、
高圧殺菌、加熱殺菌などの当業者に公知の任意の技術に
より殺菌され得る。
【0042】ケール搾汁は、ケール加工物を調製する任
意の段階で搾汁したものであり、これを乾燥粉末化した
ものがケール搾汁粉末である。
【0043】ケールエキスは、GABA富化処理を施さ
ずあるいはGABA富化処理を施した以後の任意の段階
において、ケールに水、エタノール溶液などの当業者が
通常用いる抽出溶媒を加え、必要に応じて加温して抽出
したものであり、これを濃縮したもの含む。ケールエキ
ス末は、ケールエキスを乾燥粉末化したものである。
【0044】本明細書においてGABAを保持するよう
に調製されたケール加工物は、GABAが失われないよ
うに加工されたケール由来の食品素材のことをいう。
【0045】本明細書においてGABA富化処理された
ケール加工物は、GABA富化処理され、この際に増加
したGABAを保持するように加工されたケール由来の
食品素材のことをいう。
【0046】本来、ケールの生葉には、約30mg/1
00gのGABAが含まれているが、現在、通常の技術
として行われている緑色維持のためのブランチング処理
を行うと、GABAが熱水中に溶出して、GABAの含
有量が大幅に減少してしまう。ところが、本発明のGA
BA富化処理を行うことにより、ブランチング処理を施
した場合であっても、ケール加工物に目標のGABA量
を残存させることができる。
【0047】例えば、少なくとも10mg/100g以
上、好ましくは、100mg/100g以上、より好ま
しくは、200mg/100g以上、さらに好ましく
は、500mg/100g以上、さらにより好ましく
は、1000mg/100g以上のGABAを残存させ
ることができる。GABA含量の上限については、規定
しないが、GABA富化処理のグルタミン酸などの濃
度、浸漬時間、溶液の温度、溶液のpH、前述したマイ
クロウエーブ照射処理、赤外線処理、嫌気処理などを単
独または複数の工程を組み合わせることによって300
0mg/100g程度に富化することができる。
【0048】得られたケール加工物は、そのまま飲食に
供することができるが、賦形剤、増量剤、結合剤、増粘
剤、乳化剤、着色料、香料、食品添加物、調味料などと
混合し、用途に応じて粉末、顆粒、錠剤などの形態に成
形することもでき、さらに、各種の飲食品に配合して飲
食に供することができる。
【0049】また、本発明の方法により製造されるケー
ル加工物は、GABAを高濃度で含有するため、必要に
応じて精製し、GABAの純品を得ることも可能であ
る。
【0050】得られたケール加工物は、他の素材と組み
合わせて、健康食品の原料とされる。特に、抗高血圧作
用を有する他の食品素材との組み合わせが効果的であ
る。このような抗高血圧作用を有する食品素材として、
糸状菌(例えば、紅麹菌などの麹菌)培養物およびそれら
の抽出物、穀類胚芽(例えば、米、小麦、大豆)およびそ
れらの抽出物、茶葉およびそれらの抽出物、桑葉および
それらの抽出物、野菜およびその抽出物、果物およびそ
の抽出物、発酵製品およびその抽出物、ならびにそれら
の発酵物およびその抽出物などGABAを含む素材が挙
げられるが、これらに限定されない。これらの食品素材
を、ケール加工物と組み合わせて処方すれば、その天然
に含有する成分と、ケールが含有するビタミン類、ミネ
ラル類、食物繊維、GABA(富化されているまたはさ
れていない)などの成分との相加効果および/または相
乗効果により、従来にない食品素材を提供することがで
きる。ケール加工物と組み合わせられる上記食品素材は
一般に市販されており容易に入手可能である。あるいは
本明細書の開示に従い、一般に当業者に公知の方法を用
いて原料素材から調製することができる。
【0051】具体的には、ケール加工物と組み合わせら
れる他の素材としては以下のものが例示される。
【0052】糸状菌(例えば紅麹菌などの麹菌)培養物お
よびそれらの抽出物:例えば、モナスカス属、アスペル
ギルス属、ペニシリウム属、ムコール属、リゾープス
属、アブシディア属に属する糸状菌を、小麦、大麦、
米、大豆、えん麦、粟、稗、きび、トウモロコシ、ジャ
ガイモ、サツマイモ、サトイモ、ツクネイモ、ヤマノイ
モなどを原料に通常の固体培養または液体培養して得た
麹。上記原料は、必要に応じて破砕または粉砕処理、加
熱処理、膨化処理などを行って培養に用いることができ
る。培養中または培養後、グルタミン酸またはその塩を
添加することによりGABA含量を高め得ることが知ら
れている。このようにして得られたものを本明細書では
発酵物と呼ぶ。得られた麹は、濃縮、乾燥、粉砕などの
処理を行って食品素材として用いることができる。麹の
抽出物は、得られた麹またはその処理物をエタノールや
水などの溶剤を用い必要に応じて加温処理などを施して
抽出することにより得られる。得られた抽出物は、必要
に応じて、イオン交換クロマトグラフィーなどにより有
効成分を濃縮して用いることができる。麹の抽出物また
はその濃縮物は、乾燥してまたはそのまま食品素材とし
て用いることができる。
【0053】穀類胚芽(米、小麦、大豆など)およびそれ
らの抽出物:穀類胚芽としては、米胚芽(これには、米
を通常の精米機で精米し糠を除去したもの、胚芽を含む
米糠、胚芽米などを含む)、小麦を通常の製粉機によっ
て製粉して得られる小麦胚芽または小麦胚芽を含む麩、
通常流通している大豆胚芽を含む大豆、または大豆胚芽
などがある。これらは、濃縮、乾燥、粉砕などの処理を
行って食品素材として用いられる。穀類胚芽の抽出物
は、穀類胚芽に対しエタノールや水などの溶剤を用い必
要に応じて加温処理などを施すことにより得られる。得
られた抽出物は、必要に応じて、イオン交換クロマトグ
ラフィーなどにより有効成分を濃縮して用いることがで
きる。穀類胚芽の抽出物またはその濃縮物は、乾燥して
またはそのまま食品素材として用いることができる。
【0054】茶葉およびそれらの抽出物:摘採した後、
嫌気条件に置かれて処理された茶葉(いわゆるギャバロ
ン茶、津志田藤二郎ほか、農化、61、817〜822
(1987))または赤外線処理された茶葉(特開平9−
205989号公報)が好ましい。茶葉は、乾燥、粉砕
などの処理後、そのまま食品素材として用いることがで
きる。茶葉の抽出物は、エタノールや水などの溶剤を用
い必要に応じて加温処理などを施して抽出することによ
り得られる。得られた抽出物は、必要に応じて、イオン
交換クロマトグラフィーなどにより有効成分を濃縮して
用いることができる。茶葉の抽出物またはその濃縮物
は、乾燥してまたはそのまま食品素材として用いること
ができる。
【0055】桑葉およびそれらの抽出物:摘採した後、
嫌気条件に置かれて処理された桑葉(特開平9−135
671号公報)が好ましい。桑葉は、乾燥、粉砕などの
処理後、そのまま食品素材として用いることができる。
桑葉の抽出物は、エタノールや水などの溶剤を用い必要
に応じて加温処理などを施して抽出することにより得ら
れる。得られた抽出物は、必要に応じて、イオン交換ク
ロマトグラフィーなどにより有効成分を濃縮して用いる
ことができる。桑葉の抽出物またはその濃縮物は、乾燥
してまたはそのまま食品素材として用いることができ
る。
【0056】発酵製品、野菜(トマトなど)およびそれら
の抽出物、果実(柑橘類)およびそれらの抽出物などG
ABAを含むことが知られる食品素材もまたケール加工
物と組み合わせることができる。
【0057】本発明に用いられる発酵製品には、例え
ば、ヨーグルトが挙げられる。ヨーグルトにグルタミン
酸またはグルタミン酸ナトリウムを添加して、ヨーグル
ト中の乳酸菌を利用してGABAを富化しても良い(特
開平10−295394号公報)。
【0058】本発明に用いられる野菜(トマトなど)およ
びそれらの抽出物には、例えば、嫌気処理して得られる
GABAを富化されたトマト(特公平7−14333号
公報)およびその抽出物が挙げられる。
【0059】本発明に用いられる果実(柑橘類)および
それらの抽出物には、例えば、柑橘類果実の中果皮、じ
ょうのう膜(特開平10−215812号公報)など
およびその抽出物が挙げられる。
【0060】上記食品素材の発酵物には、例えば、グル
タミン酸またはグルタミン酸ナトリウムを酵母もしくは
クロレラ(特開平9−238650号公報)、またはラ
クトバティルス属などの乳酸菌(特許第2704493
号公報)に与えてGABAが富化されるように処理され
たものが挙げられる。
【0061】さらに、ケール加工物と混合される他の食
品素材について、その天然に含有する抗高血圧作用を有
する成分含量を高める公知の処理を施した後、ケール加
工物と処方すれば、ケールが含有するGABAとの相加
効果および/または相乗効果により、より改善された抗
高血圧作用をもつ食品素材を提供できる。
【0062】ケール加工物と組み合わせられる食品素材
は、上記の食品素材のなかから必要に応じて1種または
それ以上から選択されて組み合わせて処方される。ケー
ル加工物は、天然のケールが含有するビタミン類、ミネ
ラル類、食物繊維などが、それらの機能を発揮するに十
分な量で、選択された1種またはそれ以上の他の食品素
材と混合される。選択された1種またはそれ以上の食品
素材は、当業者に公知の形態、通常粉末形態で、ケール
加工物と混合される。例えば、ローヤルゼリー、ビタミ
ン、プロテイン、カルシウム、キトサン、レシチンなど
が配合され、さらに糖液や調味料を加えて味を整えるこ
ともできる。そしてこれらは、必要に応じてハードカプ
セル、ソフトカプセルなどのカプセル剤、錠剤もしくは
丸剤としてか、または粉末状、顆粒状、茶状、ティーバ
ッグ状もしくは、飴状などの形状に成形され得る。これ
らは、その形状または好みに応じて、そのまま食されて
も良いし、あるいは水、お湯もしくは牛乳などに溶いて
飲んでも良いし、または成分を浸出させてから飲んでも
良い。
【0063】ケール加工物と他の食品素材との混合割合
は、ケール粉末と粉末状食品素材およびケール搾汁と汁
状食品素材の場合は、1:9〜9:1(重量比)の範
囲、好ましくは、1:4〜4:1(重量比)の範囲であ
る。さらに好ましくは、1:2〜2:1(重量比)とす
るとよい。また、ケール粉末と汁状食品素材の場合は、
1:9〜9:1(重量比)の範囲、好ましくは、1:4
〜4:1(重量比)の範囲である。さらに好ましくは、
1:2〜2:1(重量比)とするとよい。さらに、ケー
ル搾汁と粉末状食品素材の場合は、1:9〜9:1(重
量比)の範囲、好ましくは、1:4〜4:1(重量比)
の範囲である。さらに好ましくは、1:2〜2:1(重
量比)とするとよい。
【0064】
【実施例】以下に実施例を挙げて本発明を説明するが、
本発明がこの実施例により制限されないことはいうまで
もない。
【0065】本発明に用いたケール加工物、およびGA
BAを含む素材を以下のように調製し、それぞれに含ま
れるGABA含量を、アミノ酸自動分析装置を用いて以
下の条件にて測定した。
【0066】 機種:JLC−500/V(日本電子株式会杜) カラム:LCR−6,4mm×90mm(日本電子株式会社) 移動相:クエン酸リチウム緩衝液(日本電子株式会社) P-21 (pH 2.98, Li 0.105 mol/l) 0→16.3分 P-12 (pH 3.28, Li 0.26 mol/l) 16.3→36.1分 P-13 (pH 3.46, Li 0.80 mol/l) 36.1→56.0分 P-14 (pH 2.83, Li 1.54 mol/l) 56.0→63.4分 P-15 (pH 3.65, Li 1.54 mol/l) 63.4→80.0分 反応液:ニンヒドリン・ヒドリダンチン試液(和光純薬工業株式会社) 温度:カラム 35℃(0→16.3分), 64℃(15.3→31.0分) 44℃(31.0→44.4分), 72℃(63.4→80.0分) 反応糟 135℃ 流量:移動相 0.50ml/分 反応液 0.30ml/分 測定波長:570nm
【0067】(ブランチング処理を施したケール乾燥粉
末の調製)ケールの葉を摘み取り、細断したケール10
0gを95℃、1Lの熱水に投入し、3分間保持し、直
ちに5℃の冷水に移し、約5分間浸漬し、冷却した。冷
却後、遠心分離機で約45秒間脱水し、乾燥機(サンヨ
ー製、MOV−112S)を用い、60℃にて、10時
間乾燥し、ブレンダーで粉砕してケール乾燥粉末を得
た。水分は5%以下であった。得られたケール乾燥粉末
には、100gあたり約5.3mgのGABAが含まれ
ていた。
【0068】(ブランチング処理を施したケール搾汁粉
末の調製)上記と同様にケールを切り揃え、食塩7.5
g、重曹7.5gを含む1Lの熱水で処理した後、直ち
に2〜7℃の水に5分間浸漬し、冷却した。冷却後、遠
心分離機で45秒間脱水した。次いでミキサーで粉砕し
て搾汁し、ろ過して繊維分を除いた搾汁を得た。この搾
汁を凍結乾燥し、搾汁粉末を得た。得られたケール搾汁
粉末には約8.3mg/100gのGABAが含まれて
いた。
【0069】(マイクロウェーブ処理を施したケール乾
燥粉末の調製)ケールの葉を摘み取り、細断したケール
100gを電子レンジ(シャープ製RE−121)を用
いて1分間マイクロウェーブ処理した。これを水分含量
が5%以下となるように、乾燥機で60℃にて6時間乾
燥し、さらに石臼で200メッシュを90%が通過する
程度に粉砕してケール乾燥粉末を得た。
【0070】なお、マイクロウェーブ処理の前にGAB
A富化処理を施したケール乾燥粉末も調製した。GAB
A富化処理は、細断したケールをビニール袋に入れ、空
気を抜いた後に窒素を充填し、インキュべーター内で4
0℃にて6時間静置することにより行った。
【0071】得られたケール乾燥粉末のGABAの含有
量は、ケール乾燥粉末100gあたり、GABA富化処
理を行わなかったもので約175mg、GABA富化処
理を行ったもので約1468mgであった。
【0072】(マイクロウェーブ処理を施したケール搾
汁粉末の調製)ケールの葉を摘み取り、細断したケール
100gを電子レンジ(シャープ製RE−121)を用
いて1分間マイクロウェーブ処理した。次いで、ミキサ
ーで粉砕して搾汁し、さらにろ過して繊維分を除いた搾
汁を得た。この搾汁を凍結乾燥し、搾汁粉末を得た。
【0073】なお、マイクロウェーブ処理の前にGAB
A富化処理を施したケール搾汁粉末も調製した。GAB
A富化処理は、細断したケールをビニール袋に入れ、空
気を抜いた後に窒素を充填し、インキュべーター内で4
0℃にて6時間静置することにより行った。
【0074】得られたケール乾燥粉末のGABAの含有
量は、ケール乾燥粉末100gあたり、GABA富化処
理を行わなかったもので約245mg、GABA富化処
理を行ったもので約1652mgであった。
【0075】(糸状菌培養物)特開平7−75515号
公報に記載の方法に準じて調製した。すなわち、米を一
晩浸漬し、水切りした後、121℃にて、20分間オー
トクレーブした。次いで、適切な密度にて、麹菌(Mo
nascus pilosus)を播種し、30℃にて7
日間培養した。得られた培養物を凍結乾燥、粉末化した
ものを飼料に配合する素材とした。本素材には、乾燥重
量100gあたり約800mgのGABAが含まれてい
た。
【0076】(米胚芽)特許公報第2590423号公
報に記載の方法に準じて調製した。すなわち、コシヒカ
リを研削した後、32メッシュの篩にかけることによ
り、調製した胚芽に20倍重量の精製水を加え、40℃
にて8時間、100rpm/分で振盪した。得られた米
胚芽を凍結乾燥、粉末化したものを飼料に配合する素材
とした。本素材には、乾燥重量あたり約400mgのG
ABAが含まれていた。
【0077】(茶葉)特開平11−127781号公報
に記載の方法に準じて調製した。すなわち、茶葉をビニ
ール袋につめ、空気を抜いた後に窒素を充填して25℃
にて10時間、嫌気処理した。この茶葉を乾燥、粉末化
したものを飼料に配合する素材とした。本素材には、乾
燥重量100gあたり約200mgのGABAが含まれ
ていた。
【0078】上記のように調製されたケール乾燥粉末ま
たはケール搾汁粉末と上記のように調製されたGABA
を含有する素材を、表1および表2に示される配合組成
(重量比)にて基本飼料と混合したものをそれぞれ飼料1
〜35とした。ここで、基本飼料は、27%の牛乳カゼ
イン、10%のラード、3.5%のミネラル混合物、
1.2%のビタミン混合物、1%の食塩、0.15%の
塩化コリン、3%のセルロースおよび54.15%のシ
ョ糖(単位は重量%)からなる。
【0079】
【表1】
【0080】
【表2】
【0081】飼料1〜18は、ケール乾燥粉末またはケ
ール搾汁粉末と、GABAを含有する他の素材とを含む
本発明の食品素材を含む飼料の組成を示す実施例であ
る。飼料19〜24は、ケール乾燥粉末またはケール搾
汁粉末に、食品素材ではなくGABAの純品を添加した
飼料の組成を示す比較例である。飼料25〜33は、ケ
ール乾燥粉末、ケール搾汁粉末、糸状菌培養物、米胚
芽、もしくは茶葉をそれぞれ単独で含む飼料の組成を示
す比較例である。飼料34は、基本飼料に、食品素材で
はなくGABA純品を添加した飼料の組成を示す比較例
である。飼料35は、基本飼料のみからなる飼料であ
る。
【0082】なお、飼料4〜24および飼料34につい
ては、含まれるGABA含量が同じになるように調製し
た。また、表中のGABA量が「適量」とあるのは、こ
れらの飼料中に含まれるGABA含量を同じにするため
にGABAを添加したことを意味している。
【0083】これらの飼料を各群6匹からなる9週齢の
高血圧自然発症ラット(SHR)に精製水とともに8週間
与え(飼料は自由摂取とした)、血圧を測定した。各群の
飼料投与開始日と投与後の血圧差の結果を表3に示す。
なお、表3において、試験開始日血圧は、飼料投与開始
日における各群6匹について測定した血圧の平均値、試
験開始8週間後血圧は、飼料投与8週間後における各群
6匹について測定した血圧の平均値、そして各群の血圧
差は試験開始日血圧の平均値と、飼料投与8週間後血圧
の平均値との差である。なお、試験開始前後に各群間に
おいて有意なSHRラットの体重差は認められなかっ
た。
【0084】
【表3】
【0085】表3に示すように、ケール乾燥粉末または
ケール搾汁粉末とGABAを含む他の素材とを組み合わ
せて含む飼料は、それぞれの素材を単独で含むよりも、
抗高血圧効果に優れている。そしてこの効果は、ケール
中のGABAを保持するように、またはGABAを富化
するように、調製することにより、増強されることを示
す。すなわち、本発明のケール乾燥粉末およびケール搾
汁粉末とGABAを含む他の素材との組み合わせによ
り、相乗的な抗高血圧効果が得られたことを示す。
【0086】
【発明の効果】ケール由来のビタミン類、ミネラル類、
不溶性食物繊維、血圧降下作用を有するGABAを高濃
度で有する新規食品素材が提供される。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケール加工物と、GABAを含有する他
    の素材とを含む、食品素材。
  2. 【請求項2】 前記ケール加工物が、GABA富化処理
    されている、請求項1に記載の食品素材。
  3. 【請求項3】 前記GABAを含有する他の素材が、糸
    状菌培養物、穀類胚芽、茶葉、桑葉、野菜、果実、発酵
    製品、それらの発酵物、およびそれらの抽出物からなる
    群より選択される、請求項1に記載の食品素材。
  4. 【請求項4】 前記糸状菌培養物が麹菌の培養物であ
    る、請求項3に記載の食品素材。
  5. 【請求項5】 前記穀類胚芽が、米、麦または大豆の胚
    芽である、請求項3に記載の食品素材。
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