JP2002204556A - 永久磁石式発電・電動機の磁束制御装置 - Google Patents

永久磁石式発電・電動機の磁束制御装置

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JP2002204556A JP2001001053A JP2001001053A JP2002204556A JP 2002204556 A JP2002204556 A JP 2002204556A JP 2001001053 A JP2001001053 A JP 2001001053A JP 2001001053 A JP2001001053 A JP 2001001053A JP 2002204556 A JP2002204556 A JP 2002204556A
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  • Windings For Motors And Generators (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 この永久磁石式発電・電動機の磁束制御装置
は,ロータの回転数に応じて磁束を容易に制御する筒部
材をステータコアの外周側に設け,筒部材の構造をシン
プルに構成すると共に,剛性及び強度をアップすること
ができる。 【解決手段】 筒部材37はステータ4の外周側に密接
して相対回転可能に配置されている。筒部材37は,軸
方向の中央部分で二分割された一対の半筒部材6,7か
ら構成されている。半筒部材6,7は回転アクチュエー
タ9によって互いに逆方向に摺動駆動され,発生反力が
相殺される。半筒部材6,7の内周面42には凹溝11
が周方向に隔置して等間隔に形成されている。凹溝11
がステータコア39の櫛部20に径方向で対応する位置
の時に磁束の流れが絞られ,凸部25が櫛部20に径方
向で対応する位置の時に磁束の流れが増大する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は,ハウジングに回
転可能に支持された回転軸に取り付けられた永久磁石板
材から成るロータと該ロータの外周に配置されたステー
タとから成る永久磁石式発電・電動機の磁束制御装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年,永久磁石の性能が向上するに従っ
て永久磁石を発電・電動機の回転子即ちロータとして使
用される機会が増加してきた。また,永久磁石をロータ
とした発電・電動機は,高い発電効率又は電動効率が得
られることと,簡単な構造で構成できるということか
ら,最近,工業用機器に多く使用されるようになった。
そこで,発電・電動機についてコンパクト化したり,高
性能化,高出力化する技術の開発が盛んになり,それに
伴って構成部品の多様化が必要となっている。また,電
動機は,その低速トルクを増加させるため,ロータに対
してその外周に配置されるステータの磁力を増大させ,
回転トルクを増大させることが有効である。電動機につ
いて,回転トルクを増大させることができれば,低速で
の起動力を増すことができ,機械動力源としての役割を
増すことができる。
【0003】従来,高出力交流発電・電動機として,特
開平7−236260号公報に開示されたものが知られ
ている。該高出力交流発電・電動機は,回転速度に応じ
て磁束密度を制御して発電量を適正に制御するものであ
り,ロータとステータとの間に制御リングを相対回転可
能に配置し,制御リングに接離可能な透磁性体を設けた
ものである。
【0004】また,特開2000−261988号公報
に開示されたコギング防止と高速時低トルク化を図った
電動・発電機は,ステータコアの内周面に透磁部と非透
磁部とが順次隣接する構造を持つ制御筒部材を配置し,
運転時と停止させる時とで制御筒部材のステータコアに
対する相対位置を変更し,運転時には制御筒部材の透磁
部とステータコアの櫛部とを整合させるのに対し,回転
子を停止させる時には制御筒部材をその透磁部とステー
タコアの櫛部とで全周に磁路が存在する位置に移動させ
て磁束が全周で均一に分散して流れるようにして回転子
の回転をスムースにし,コギング現象の発生を防止して
所定の場所で回転子を停止させるものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで,永久磁石を
用いた発電・電動機は,構造が簡単であり,高出力を出
すことができるが,高速回転時に磁束の強さを制御でき
ないので,発電電圧が増加し,高電圧電力を発生する領
域ではトランジスタの耐圧上の制約から,その制御が困
難となる。特に,電動機では,発電に伴う高電圧に逆ら
って電圧を投入しなければならず,高電圧を得ることが
困難である。この問題を解決するため,上記特開200
0−261988号公報に開示したように,永久磁石式
発電機の回転子即ちロータの外側にステータの歯と同じ
ピッチで透磁材を置き,ステータのスロット部に樹脂等
を配置したリング状部材を設置し,該リング状部材を回
転させ,低速時はステータの歯と一致させ,高速時はス
テータの歯と透磁材の部位とをずらして磁束の通過面積
を小さくする装置にした。しかしながら,この装置で
は,リング状部材が断続的に接合されているため,回転
運動時に,樹脂部が摩耗する現象が起こった。この状態
で磁路を小さくした場合に,磁性を大きくするような大
きな反力が作用し,その反力に耐えられない等の不具合
が発生した。
【0006】ところで,回転体即ちロータとステータを
有する発電・電動機は,その磁路で問題になるのがロー
タとステータとの空隙である。空気の透磁率は4π×1
-7(H/m)であるのに対し,3%Siの珪素鋼の透
磁率は空気の透磁率の30000倍であり,PCパーマ
ロイの透磁率は空気の透磁率の50000倍であり,桁
外れに大きい。従って,透磁率が低い空気に着眼し,ス
テータコアに流れる磁束流れを絞る構造にステータコア
を作製できれば,ステータを流れる磁束密度を制御する
ことができ,従来の磁束制御装置のように,ステータと
高速回転するロータとの間に透磁部と非透磁部とで作製
した磁束制御円筒部材を設ける必要がなく,磁束制御円
筒部材の樹脂材の摩耗,回転ロータとの接触事故等の発
生をおそれる必要がなくなり,また,透磁部と非透磁部
との材料の線膨張係数や硬さの差等によって境界面が剥
離して破損することをおそれる必要がなくなる。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の目的は,上記
の問題を解決するため,ステータにおけるステータコア
の外周磁路の幅を薄く形成し,ステータコアの外周に対
して相対回転可能な筒部材を配置し,筒部材の内周面に
空気が存在する凹溝を形成し,筒部材を磁束制御時に摺
動回転させ,筒部材の摺動回転によって磁束を制御し,
特に,高速回転時に磁束の強さを低減する制御をして反
力の発生を抑制し,低速回転時の磁束の強さを増大する
制御をし,常に所望の所定の発電電圧を確保できる永久
磁石式発電・電動機の磁束制御装置を提供することであ
る。
【0008】この発明は,ハウジングに回転可能に支持
され且つ周方向に隔置状態で配置された永久磁石部材を
備えたロータ,該ロータの外周側で前記ハウジングに固
定された櫛部と該櫛部間にスロット部を備えたステータ
コアと前記スロット部に巻き上げられた巻線から構成さ
れたステータ,該ステータの外周側で前記ステータに対
して相対回転可能に配置された内周面が断面円形の筒部
材,及び該筒部材を前記ステータに対して相対移動させ
る駆動装置を有し,前記筒部材には,内周面が切り欠か
れた長手方向に延びる磁路制御用凹溝が周方向に等間隔
に隔置して形成され,前記凹溝間の凸部の内周面が前記
ステータの外周面に密接して摺動移動する面を形成する
ことから成る永久磁石式発電・電動機の磁束制御装置に
関する。
【0009】前記筒部材の前記凹溝の周方向長さは,前
記ステータの前記櫛部の周方向長さにほぼ相当する値に
設定されている。また,前記ステータコアの外周磁路通
路の幅は,前記筒部材の磁路通路の幅分だけ小さく形成
されている。
【0010】この永久磁石式発電・電動機の磁束制御装
置は,前記筒部材の前記凹溝が前記ステータコアの前記
櫛部に径方向で対応する位置へ移動した状態で前記櫛部
を通る磁束流れが絞られ,また,前記筒部材の前記凸部
が前記ステータコアの前記櫛部に径方向で対応する位置
へ移動した状態で前記櫛部を通る磁束流れが増大するも
のである。
【0011】前記筒部材の前記凹溝には,前記筒部材の
摺動力を小さくするため,非磁性の固体潤滑剤が充填さ
れている。また,前記ステータの前記スロット部には,
前記ステータの剛性をアップするため樹脂等の強度材が
充填されている。
【0012】前記筒部材は,軸方向の中間位置で二分割
された一対の半筒部材から構成され,前記駆動装置によ
って前記半筒部材は互いに逆方向に摺動移動するように
構成されている。
【0013】前記駆動装置は,可逆モータ,該可逆モー
タで可逆回転する右ねじと左ねじが形成されたねじ軸,
及び前記半筒部材の外面にそれぞれ設けられた前記右ね
じと前記左ねじにそれぞれ螺合する雌ねじが形成された
ナットから構成されている。
【0014】前記巻線は前記ステータの前記ステータコ
アの前記櫛部に異なった巻数で巻き上げられた複数個の
巻線群に分けられ,コントローラは,前記ロータの回転
数に応答して前記筒部材の前記ステータコアに対する位
置制御と前記巻線群の直列及び/又は並列の結線の制御
を行なうことによって予め決められた所定の電圧又は所
定電圧により所定磁力を得るように制御される。
【0015】前記コントローラは,発電機して作動する
時に前記ロータの回転数の低いことに応答して前記巻線
群を直列に結線して高電圧を発生させ,また,回転数の
大きいことに応答して前記巻線群を並列に結線して所定
の電圧で大電流を発生させるように制御する。また,前
記コントローラは,電動機として作動する時に前記ロー
タの回転数が低いことに応答して前記巻線群を直列に結
線して高磁力を発生させ,また,回転数が大きいことに
応答して巻線数を小さく結線して所定の磁力を発生させ
るように制御する。
【0016】前記ステータコアに巻き上げられた分割型
の前記巻線では,低い回転域では位相が同一になるよう
に巻かれた前記巻線の線材を直列に結線して出力するよ
うに構成して前記ロータの回転数の増加に従って前記巻
線の巻数が減少するように途中から引き出せるように構
成し,高い回転側は周方向に分割巻きされた前記巻線を
単独又は並列に結線し且つ前記筒部材の摺動移動制御と
組み合わせて一定電圧又は一定トルクを得るように構成
されている。
【0017】前記ステータの前記巻線は前記ロータの永
久磁石の極数に合わせて同位相に構成し,前記巻線群を
並列に結線することによって所定の電圧で大電流型の発
電機に構成できる。
【0018】この永久磁石式発電・電動機の磁束制御装
置は,上記のように構成されているので,筒部材の凸部
とステータの櫛部とがずれた状態では磁束に行き場が無
くなり,磁束が絞られる。また,磁束を絞る場合に磁路
を曲げると反力が作用するが,筒部材を軸方向で二分割
にした半筒部材が互いに逆方向に摺動移動するので,互
いに打ち消しあって半筒部材の摺動移動がスムースに行
なわれる。また,筒部材は,剛性の高い透磁性の同一材
料によって構成されているので,強度に関する問題は発
生しない。従って,筒部材の強度上の安定を図ると共
に,筒部材の凸部とステータコアとの摩擦部における偏
摩耗を最小限にし,筒部材に常に安定した摺動移動をさ
せることができる。
【0019】また,ロータの回転数の大きい時に,筒部
材を摺動回転させてステータコアの櫛部と凸部とをオフ
セットさせて櫛部と凹溝とを対応させると,ステータコ
アから筒部材に流れる磁束が絞られ,発電電力が小さく
なるが,それで,もし磁束の絞り程度が足らない場合に
は,ステータのスロット部に巻き上げられた巻線をその
巻数が異なるように構成し,即ち,巻線を複数の巻線群
に分け,巻線群の結線状態を変更制御できるように構成
し,低速時は巻数を多くするため直列に結線し,高速の
時は巻数を少なくするため並列に結線又は1つの巻線群
のみとする制御をし,発電電力を制御し,予め決められ
た所定の電圧を得ることを可能にし,例えば,車両用に
搭載された各種装置の駆動用として100Vの定電圧を
容易に発電させることが可能になる。
【0020】この永久磁石式発電・電動機の磁束制御装
置は,上記のように構成されており,チョッピング等の
電気的な制御方法を用いていないので,出力ロスや発熱
現象が発生せず,磁束制御を効率的に行なうことができ
る。また,筒部材の摩擦部は偏摩耗を最小限にし,筒部
材の常に安定した摺動移動を可能にし,筒部材自体の強
度上の安定を図ることができる。この磁束制御装置は,
ステータは櫛部とスロット部とで不連続状態であるが,
ステータコアの外周磁路部を筒部材に周方向に密接させ
ることで,干渉等の発生を避けることができる。また,
この磁束制御装置は,筒部材とステータの櫛部との間の
クリアランスを0.05〜0.1mm程度にまで小さく
することができるので,磁路損失を大幅に小さくするこ
とができる。また,ステータコアの櫛部とロータとのク
リアランスも最小にすることができるので,同様に効率
をアップすることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下,図面を参照して,この発明
による永久磁石式発電・電動機の磁束制御装置の一実施
例を説明する。この発明による磁束制御装置を備えた永
久磁石式発電・電動機は,例えば,回転軸2をコージェ
ネレーションシステムのエンジンに適用して発電させた
り,発電された電力を車両に搭載したディーゼルパティ
キュレートフィルタ装置のヒータで消費したり,発電・
電動機とエンジンを併設したハイブリット自動車のエン
ジンに回転軸2を連結することによってエンジンの回転
力で電動又は発電したり,或いは,工作機械等の機械装
置にコントローラの指令で作動させる小型の電動機とし
て適用できる。
【0022】この実施例の電動・発電機は,回転子のロ
ータ3と固定子のステータ4とを収容する一対のハウジ
ング1A,1B,ハウジング1A,1Bに軸受13を介
して回転可能にそれぞれ支持されている回転軸2,回転
軸2に固定されている永久磁石部材5から成るロータ
3,ロータ3の外周から隙間23を持って隔置され且つ
ハウジング1A,1Bに端部がそれぞれ固定されたステ
ータ4,及びステータ4の外周側にステータ4に対して
相対回転可能に設けられている一対の筒部材6,7,及
び筒部材6,7を回転子即ちロータ3の駆動状態に応じ
てステータ4に対して相対移動させる駆動装置から構成
されている。筒部材6,7は,軸受を使用することな
く,ステータ4のステータコア39に回転自在に嵌合さ
せることによってステータコア39に対して相対回転可
能に構成されている。場合によっては,筒部材6,7
は,図示していないが,軸受等を介してハウジング1
A,1Bに回転自在に取り付けることもできる。
【0023】ロータ3は,回転軸2の外周に配置された
磁路通路を形成する透磁部材8,透磁部材8の外周面に
配置された永久磁石片12と永久磁石片12の間の非磁
性部材21とから成る永久磁石部材5,及び永久磁石部
材5の外周面に固定された非磁性の補強部材19を備え
ている。ステータ4は,内周部に櫛歯状に周方向に隔置
状態で位置する櫛部20と,櫛部20間の切欠き部であ
るスロット部22が形成され且つハウジング1A,1B
に固定されたステータコア39,及びステータコア39
のスロット部22を通って櫛部20に巻き上げられた巻
線14から構成されている。また,図示していないが,
磁路部材8の内周側には円筒状に磁路部材を設けること
ができ,磁路部材は透磁材と非磁性材が周方向に交互に
配置されて円筒状に形成されている。
【0024】ロータ3の一端には,回転軸2に設けられ
たねじ31がプレート36を介して固定ナット29に螺
入され,他端にはスペーサ32とプレート36が介在さ
れ,固定ナット29をねじ31に締め付けることによっ
てロータ3が回転軸2の所定位置に固定されている。ま
た,回転軸2には,例えば,回転軸2の端部に入力とな
るベルトプーリ27が固定され,ベルトプーリ27にエ
ンジンの出力軸に取り付けたベルトが掛けられている。
ステータ4は,図2に示すように,積層された薄板のス
テータコア39のスロット部22に巻線14が巻き付け
られている。ステータコア39におけるスロット部22
の内周側は隙間23を形成したロータ3が回転するよう
に構成されている。
【0025】この永久磁石式発電・電動機の磁束制御装
置は,上記構成において,特に,ステータ4の外周に,
ステータ4を通る磁束を制御するため,筒部材37が配
置されていることを特徴とする。筒部材37は,ステー
タ4に対して相対回転可能に配置され且つ内周面42を
構成する凸部25の内周面が断面円形に形成されてい
る。筒部材37には,ステータ4に対して相対移動させ
る駆動装置が設けられている。筒部材37には,内周面
42が切り欠かれた長手方向に延びる磁路制御用凹溝1
1が周方向に等間隔に隔置して形成されている。凹溝1
1間の凸部25の内周面42は,ステータ4の外周面3
8に密接して摺動移動する面を構成している。
【0026】また,筒部材37の凹溝11の周方向長さ
は,ステータ4の櫛部20の周方向長さにほぼ相当する
値に設定されている。更に,ステータ4を構成するステ
ータコア39の外周磁路通路35は,その幅が筒部材3
7の磁路通路の幅分だけ小さく形成されている。この永
久磁石式発電・電動機の磁束制御装置は,筒部材37の
凹溝11がステータコア39の櫛部20に径方向で対応
する位置へ移動した状態で,櫛部20を通る磁束流れが
絞られ,また,筒部材37の凸部25がステータコア3
9の櫛部20に径方向で対応する位置へ移動した状態で
櫛部20を通る磁束流れが増大するように磁束流れが制
御される。言い換えれば,ステータコア39の外周磁路
通路35の幅は,櫛部20から外周磁路通路35を通っ
て筒部材37への磁束流れの絞り度を調節することがで
きる。また,筒部材37の凹溝11には,筒部材37の
摺動力を小さくするため,非磁性の固体潤滑剤40を充
填することもできる。更に,ステータ4のスロット部2
2には,ステータ4の剛性をアップするため樹脂等の強
度材が充填されている。
【0027】この永久磁石式発電・電動機の磁束制御装
置では,筒部材37は,軸方向の中間位置で二分割され
た一対の半筒部材6,7から構成され,駆動装置によっ
て半筒部材6,7は互いに逆方向に摺動移動するように
構成されている。一対の半筒部材6,7が互いに反対方
向に摺動移動することによって,磁束流れが曲げられる
ことによって発生する戻し力が互いに相殺され,半筒部
材6,7が互いに逆方向にスムースに摺動移動すること
ができる。駆動装置は,回転アクチュエータの可逆モー
タ9,可逆モータ9で可逆回転する右ねじ17と左ねじ
18とが軸方向に隔置して形成されたねじ軸41,及び
半筒部材6,7の外面にそれぞれ設けられた右ねじ17
と左ねじ18にそれぞれ螺合する雌ねじが形成された右
ねじ用ナット15と左ねじ用ナット16から設けられて
いる。可逆モータ9の駆動によってねじ軸41が回転す
ると,右ねじ用ナット15を設けた半筒部材6と左ねじ
用ナット16を設けた半筒部材7とは互いに逆方向に摺
動回転即ち微小摺動移動する。また,可逆モータ9が逆
回転すれば,半筒部材6と半筒部材7とはもとに戻る方
向に摺動回転即ち微小摺動移動する。コントローラ10
は,ポジションセンサ26で検出されたねじ軸41の軸
方向の移動量を認識してその移動量を制御するように可
逆モータ9を駆動制御する。筒部材37を可逆モータ9
によってステータコア39に対して相対的に僅かに回転
させて筒部材37のステータコア39に対する位置を変
更させて櫛部20から外周磁路通路を通過する磁束を変
化させ,発電電力を制御するものである。
【0028】この永久磁石式発電・電動機の磁束制御装
置では,ステータコア39の櫛部20間のスロット部2
2に巻き上げられた巻線14は,櫛部20に異なった巻
数で巻き上げられた複数個の巻線群は,例えば,図4で
は,3群の巻線群1U−1V−1W,2U−2V−2
W,及び3U−3V−3Wに分けられている。コントロ
ーラ10は,ロータ3の回転数に応答して筒部材37の
ステータコア39に対する位置制御と巻線群の直列及び
/又は並列の結線の制御を行なうことによって予め決め
られた所定の電圧を得ることができるように構成されて
いる。コントローラ10は,例えば,高い電圧側は,巻
線群を直列に結線して高電圧を発生させ,また,低い電
圧で電流の多い側は巻線群を並列に結線して低電圧で大
電流を発生させることができる。コントローラ10は,
ステータコア39に巻き上げられた分割型の巻線14で
は,高電圧側は途中から引き出された巻線14の線材か
ら出力するように構成してロータ3の回転数の増加に従
って巻線14の巻数が減少するように制御する。
【0029】三相交流を発生させる巻線14は,例え
ば,図4に示すように構成されている。巻線14は,1
U,2U及び3U,1V,2V及び3V,及び1W,2
W及び3Wが結線部33においてそれぞれ直列に結線さ
れ,結線部33にはライン28を通じてスイッチ34
(34A,34B,34C,34D,34E,34F,
34G,34H,34I)が設けられている。コントロ
ーラ10は,ロータ3の回転数(RPM)に応答して,
筒部材37を構成する半筒部材6,7のステータ4に対
する位置制御と巻線群の直列及び/又は並列の結線を,
スイッチ34のスイッチングの制御を行なうことによっ
て予め決められた所定の交流電圧を三相交流電源30と
して得ることができるように制御する。また,コントロ
ーラ10は,図4及び図7で示すように,所定の電圧に
出力された電力を整流器43で整流し,所定の電圧,例
えば,100Vの交流電圧45,例えば,50〜60H
zの交流電圧45を出力するインバータ44を有してい
る。
【0030】例えば,コントローラ10は,スイッチ3
4C,34D及び34GをONし,他のスイッチをOF
Fにする制御を行なうと,単巻になって図6に示すよう
な出力電圧を得ることができる。また,スイッチ34
B,34E及び34HをONし,他のスイッチをOFF
にする制御を行なうと,2巻直列になって図6に示すよ
うな出力電圧を得ることができる。更に,スイッチ34
A,34F及び34IをONし,他のスイッチをOFF
にする制御を行なうと,3巻直列になって図5に示すよ
うな出力電圧を得ることができる。従って,コントロー
ラ10は,ロータ3の回転数に応じてスイッチ34のス
イッチングを制御することによって,図6に示すよう
に,出力電圧(V)として一定電圧を得ることができ
る。また,ステータ4の巻線14は,ロータ3の永久磁
石の極数に合わせて同位相に構成し,巻線群1U−1V
−1W,2U−2V−2W及び3U−3V−3Wを並列
に結線することによって低電圧で大電流型の発電機に構
成することができる。
【0031】また,コントローラ10は,図5に示すよ
うに,低電圧側は周方向に分割巻きされた巻線14を並
列に結線し,筒部材37の摺動移動制御と組み合わせて
一定電圧を得るように構成されている。図5では,巻線
14が並列に接線され,ブリッジ回路38とコンデンサ
39とを通じて出力電圧が得られるように構成されてい
る。また,ステータ4の巻線14は,ロータ3の永久磁
石の極数に合わせて同位相に構成し,巻線群を並列に結
線することによって低電圧で大電流を発生させることが
できる。
【0032】上記のように,この永久磁石式発電・電動
機の磁束制御装置は,ロータ3が回転して運転されてい
る時に,図2に示すように,筒部材37の凸部25がス
テータコア39の櫛部20に対応する位置に位置決めさ
れ,また,図3に示すように,ロータ3が停止する時
に,筒部材37の凹溝11がステータコア39の隣接す
る櫛部20の間の位置にブリッジ状態に位置決めされ,
永久磁石部材5からステータコア39の櫛部20への磁
束が絞られて筒部材37の周方向に均一に分散して流れ
る。
【0033】また,永久磁石部材5は,複数の永久磁石
片35がほぼ筒形状に配置され,永久磁石片35と永久
磁石片35との間の境界領域に非磁性部材21を構成す
るガラス材を充填し,永久磁石片35とガラス材とから
成る全体の外形形状を,ほぼ円筒状となる永久磁石部材
5を構成する。永久磁石片35は,内周側に一方の磁極
(N極又はS極)が位置し,外周側に他方の磁極(S極
又はN極)が位置するように配置され,周方向において
隣接する永久磁石片35の磁極(N極とS極)は互いに
相違するように配置されている。また,補強部材19
は,例えば,磁性を持たないカーボン繊維やセラミック
繊維を樹脂材で固めて作製したり,ガラス材で被覆され
たセラミックス及び/又は合金等の金属から成る補強線
或いはアモルファス合金の補強筒状体から成り,補強線
を永久磁石部材5の外周面に加熱状態で巻き上げること
によって補強線がガラス材で互いに固着されている。
【0034】
【発明の効果】この永久磁石式発電・電動機の磁束制御
装置は,上記のように構成されているので,筒部材によ
って磁束をロータの回転状態に応じて効率的に制御する
ことができる。従って,この発電・電動機の磁束制御装
置は,例えば,回転エネルギを電気エネルギに変換する
高速発電機や高速モータに適用できると共に,車両に搭
載したディーゼルパティキュレートフィルタ装置のヒー
タの加熱用の電力として効率的に適用でき,また,コジ
ェネレーションシステムにおける発電機として適用で
き,ハイブリット自動車用エンジン等に容易に適用で
き,更に,工作機械等で使用される高速回転のモータに
適用することができる。この磁束制御装置を備えた発電
・電動機は,例えば,60000rpmという高速回転
にも耐えると共に,製造コストを低減でき,しかもコン
パクトに構成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による永久磁石式発電・電動機の磁束
制御装置の一実施例を示す軸方向の断面図である。
【図2】図1の永久磁石式発電・電動機の磁束制御装置
におけるA−A断面における断面を示し,磁束を絞らな
い位置に筒部材が移動した場合を示す断面図である。
【図3】図1の永久磁石式発電・電動機の磁束制御装置
におけるA−A断面における断面を示し,磁束を絞る位
置に筒部材が移動した場合を示す断面図である。
【図4】発電・電動機の三相交流の巻線の結線態様を示
す説明図である。
【図5】発電・電動機の三相交流の巻線を並列に結線し
た態様を示す説明図である。
【図6】三相交流のラインの結線によって発生する出力
電圧と回転数の関係を示すグラフである。
【図7】時間に対する出力電圧と交流との関係を示すグ
ラフである。
【符号の説明】
1A,1B ハウジング 2 回転軸 3 ロータ 4 ステータ 5 永久磁石部材 6,7 半筒部材 8 透磁部材 9 可逆モータ 10 コントローラ 11 凹溝 12 永久磁石片 14 巻線 15,16 雌ねじナット部 17 右ねじ 18 左ねじ 19 補強部材 20 櫛部 21 非磁性部材 22 スロット部 23 隙間 24 摺動面 25 凸部 26 ポジションセンサ 28 ライン 30 交流電源 33 結線部 34A〜34I スイッチ 35 外周磁路部 36 プレート 37 筒部材 38 外周面 39 ステータコア 40 固体潤滑剤 41 ねじ軸 42 内周面 43 整流器 44 インバータ 45 交流電圧 1U−1V−1W,2U−2V−2W,3U−3V−3
W 巻線群
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5H002 AA05 AA09 AB04 AB06 AE08 5H603 AA01 BB01 BB02 BB07 BB09 BB12 CA01 CB02 CD02 EE10 FA16 5H604 AA05 BB01 BB03 BB10 BB14 CC01 CC05 DB01 PB02 PB03 PE06 QB15 5H621 AA03 BB10 GA01 GA12 GA16 GA20 JK02 JK05 PP01

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジングに回転可能に支持され且つ周
    方向に隔置状態で配置された永久磁石部材を備えたロー
    タ,該ロータの外周側で前記ハウジングに固定された櫛
    部と該櫛部間にスロット部を備えたステータコアと前記
    スロット部に巻き上げられた巻線から構成されたステー
    タ,該ステータの外周側で前記ステータに対して相対回
    転可能に配置された内周面が断面円形の筒部材,及び該
    筒部材を前記ステータに対して相対移動させる駆動装置
    を有し,前記筒部材には,内周面が切り欠かれた長手方
    向に延びる磁路制御用凹溝が周方向に等間隔に隔置して
    形成され,前記凹溝間の凸部の内周面が前記ステータの
    外周面に密接して摺動移動する面を形成することから成
    る永久磁石式発電・電動機の磁束制御装置。
  2. 【請求項2】 前記筒部材の前記凹溝の周方向長さは,
    前記ステータの前記櫛部の周方向長さにほぼ相当する値
    に設定されていることから成る請求項1に記載の永久磁
    石式発電・電動機の磁束制御装置。
  3. 【請求項3】 前記ステータコアの外周磁路通路の幅
    は,前記筒部材の磁路通路の幅分だけ小さく形成されて
    いることから成る請求項1又は2に記載の永久磁石式発
    電・電動機の磁束制御装置。
  4. 【請求項4】 前記筒部材の前記凹溝が前記ステータコ
    アの前記櫛部に径方向で対応する位置へ移動した状態で
    前記櫛部を通る磁束流れが絞られ,また,前記筒部材の
    前記凸部が前記ステータコアの前記櫛部に径方向で対応
    する位置へ移動した状態で前記櫛部を通る磁束流れが増
    大することから成る請求項1又は2に記載の永久磁石式
    発電・電動機の磁束制御装置。
  5. 【請求項5】 前記筒部材の前記凹溝には,前記筒部材
    の摺動力を小さくするため,非磁性の固体潤滑剤が充填
    されていることから成る請求項1〜4のいずれか1項に
    記載の永久磁石式発電・電動機の磁束制御装置。
  6. 【請求項6】 前記ステータの前記スロット部には,前
    記ステータの剛性をアップするため樹脂等の強度材が充
    填されていることから成る請求項1〜5のいずれか1項
    に記載の永久磁石式発電・電動機の磁束制御装置。
  7. 【請求項7】 前記筒部材は,軸方向の中間位置で二分
    割された一対の半筒部材から構成され,前記駆動装置に
    よって前記半筒部材は互いに逆方向に摺動移動するよう
    に構成されていることから成る請求項1〜6のいずれか
    1項に記載の永久磁石式発電・電動機の磁束制御装置。
  8. 【請求項8】 前記駆動装置は,可逆モータ,該可逆モ
    ータで可逆回転する右ねじと左ねじが形成されたねじ
    軸,及び前記半筒部材の外面にそれぞれ設けられた前記
    右ねじと前記左ねじにそれぞれ螺合する雌ねじが形成さ
    れたナットから構成されていることから成る請求項7に
    記載の永久磁石式発電・電動機の磁束制御装置。
  9. 【請求項9】 前記巻線は前記ステータの前記ステータ
    コアの前記櫛部に異なった巻数で巻き上げられた複数個
    の巻線群に分けられ,コントローラは,前記ロータの回
    転数に応答して前記筒部材の前記ステータコアに対する
    位置制御と前記巻線群の直列及び/又は並列の結線の制
    御を行なうことによって予め決められた所定の電圧又は
    所定電圧により所定磁力を得るように制御することから
    成る請求項1〜8のいずれか1項に記載の永久磁石式発
    電・電動機の磁束制御装置。
  10. 【請求項10】 前記コントローラは,発電機して作動
    する時に前記ロータの回転数の低いことに応答して前記
    巻線群を直列に結線して高電圧を発生させ,また,回転
    数の大きいことに応答して前記巻線群を並列に結線して
    所定の電圧で大電流を発生させることから成る請求項9
    に記載の永久磁石式発電・電動機の磁束制御装置。
  11. 【請求項11】 前記コントローラは,電動機として作
    動する時に前記ロータの回転数が低いことに応答して前
    記巻線群を直列に結線して高磁力を発生させ,また,回
    転数が大きいことに応答して巻線数を小さく結線して所
    定の磁力を発生させることから成る請求項9に記載の永
    久磁石式発電・電動機の磁束制御装置。
  12. 【請求項12】 前記ステータコアに巻き上げられた分
    割型の前記巻線では,低い回転域では位相が同一になる
    ように巻かれた前記巻線の線材を直列に結線して出力す
    るように構成して前記ロータの回転数の増加に従って前
    記巻線の巻数が減少するように途中から引き出せるよう
    に構成し,高い回転側は周方向に分割巻きされた前記巻
    線を単独又は並列に結線し且つ前記筒部材の摺動移動制
    御と組み合わせて一定電圧又は一定トルクを得るように
    構成されていることから成る請求項9〜11にいずれか
    1項に記載の永久磁石式発電・電動機の磁束制御装置。
  13. 【請求項13】 前記ステータの前記巻線は前記ロータ
    の永久磁石の極数に合わせて同位相に構成し,前記巻線
    群を並列に結線することによって所定の電圧で大電流型
    の発電機に構成できることから成る請求項8〜12のい
    ずれか1項に記載の永久磁石式発電・電動機の磁束制御
    装置。
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JP2007215289A (ja) * 2006-02-08 2007-08-23 Toyota Industries Corp 回転電機
KR100754976B1 (ko) 2006-04-25 2007-09-05 (주)오토엠아이티 회전조절장치
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CN106915384A (zh) * 2017-04-01 2017-07-04 厦门市福工动力技术有限公司 一种电动液压助力转向的控制系统及其控制方法

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