JP2002204548A - 小型モータ - Google Patents

小型モータ

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JP2002204548A
JP2002204548A JP2001324748A JP2001324748A JP2002204548A JP 2002204548 A JP2002204548 A JP 2002204548A JP 2001324748 A JP2001324748 A JP 2001324748A JP 2001324748 A JP2001324748 A JP 2001324748A JP 2002204548 A JP2002204548 A JP 2002204548A
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brush
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JP2001324748A
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Kazuo Toya
和雄 遠矢
Shozo Sakon
正蔵 左近
Kenichi Maeda
憲一 前田
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、出力側軸受からのグリース漏れや
相手側機器からの油などの流入に対しても高い信頼性を
得ることができる小型モータを提供することを目的とす
る。 【解決手段】 ブラケット10に整流子7と軸受6の間
で出力軸3の周りに沿って一定の隙間をもった壁14を
有する小型モータ1としたものであり、これにより、出
力側の軸受6からのグリース漏れや相手側機器からの油
などが流入した場合、整流子7やブラシ5に付着するの
を防止し、ブラシ5の異常摩耗や小型モータ1の性能低
下を防ぐことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、グリースまたは油
等の流入が課題となる環境に用いられる小型モータ、お
よび前記小型モータを用いたABS等の電装用機器、あ
るいは電動工具等に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、電装用機器や電動工具等に用いら
れる小型モータは、小型軽量化を一段と要求されなが
ら、高い信頼性が求められている。
【0003】図10に従来の小型モータの構造を示す。
図10において、1は小型モータ、2は巻線、3は出力
軸、4は鉄心、5はブラシ、6および11は軸受、7は
整流子、8は回転子、9はヨーク、10はブラケット、
12はブラシホルダ、13は永久磁石である。
【0004】小型モータ1の回転子8は複数のスロット
を有する略円弧形状の鉄心4と、前記スロットに巻装収
納された巻線2と、鉄心4の中心を軸方向に貫通固定さ
れた出力軸3と、出力軸3に固定された巻線2の端部が
電気的に接続された整流子7とからなる。そして、この
回転子8を回転自在に収納する有底中空円筒形状で内周
面に複数の永久磁石13を固着してなるヨーク9で覆
う。ヨーク9の開口端にはブラケット10を装着し、閉
鎖する。このような構成の小型モータ1はブラケット1
0の内側にブラシホルダ12を備え、ブラシホルダ12
に収納されたブラシ5により、整流子7と摺動する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成では、出力側軸受からのグリース漏れや相手側
機器からの油などが流入した場合、整流子やブラシに付
着しブラシの異常摩耗や小型モータの性能低下を起こす
可能性があった。
【0006】本発明は、出力側軸受からのグリース漏れ
や相手側機器からの油などが流入に対しても高い信頼性
を得ることができる小型モータを提供することを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明による小型モータ
は、ブラケット若しくはブラシホルダに整流子と軸受の
間で出力軸の周りに沿って一定の隙間をもった壁を有し
てなるものである。
【0008】これにより、出力側軸受からのグリース漏
れや相手側機器からの油などが流入した場合、整流子や
ブラシに付着するのを防止し、ブラシの異常摩耗や小型
モータの性能低下を防ぐことが可能となり、このような
用途に用いられる小型モータとして高い信頼性が得られ
る。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、複数のスロットを有する略円弧形状の鉄心と、前記
スロットに巻装収納された巻線と、前記鉄心の中心を軸
方向に貫通固定された出力軸と、前記出力軸に固定され
た前記巻線の端部が電気的に接続された整流子からなる
回転子と、前記回転子を回転自在に収納する有底中空円
筒形状で内周面に複数の永久磁石を固着してなるケース
(ヨーク)と、前記ケースの開口端を閉鎖するように装
着され回転自在に支持する軸受のハウジングを備えたブ
ラケットと、前記ブラケットの内側に配置されたブラシ
ホルダと、前記ブラシホルダに収納されて前記整流子と
摺動するブラシとを備えた小型モータにおいて、前記ブ
ラケットに前記整流子と前記軸受の間で前記軸の周りに
沿って一定の隙間をもった壁を有することを特徴とする
小型モータであり、出力側軸受からのグリース漏れや相
手側機器からの油などが流入した場合、整流子やブラシ
に付着するのを防止し、ブラシの異常摩耗や小型モータ
の性能低下を防ぐことが可能になり、高信頼性な小型モ
ータが得られるという作用を有する。
【0010】請求項2に記載の発明は、複数のスロット
を有する略円弧形状の鉄心と、前記スロットに巻装収納
された巻線と、前記鉄心の中心を軸方向に貫通固定され
た出力軸と、前記出力軸に固定された前記巻線の端部が
電気的に接続された整流子からなる回転子と、前記回転
子を回転自在に収納する有底中空円筒形状で内周面に複
数の永久磁石を固着してなるケース(ヨーク)と、前記
ケースの開口端を閉鎖するように装着され回転自在に支
持する軸受のハウジングを備えたブラケットと、前記ブ
ラケットの内側に配置されたブラシホルダと、前記ブラ
シホルダに収納されて前記整流子と摺動するブラシとを
備えた小型モータにおいて、ブラシホルダに前記整流子
と前記軸受の間で前記軸の周りに沿って一定の隙間をも
った壁を有することを特徴とする小型モータであり、出
力側軸受からのグリース漏れや相手側機器からの油など
が流入した場合、整流子やブラシに付着するのを防止
し、ブラシの異常摩耗や小型モータの性能低下を防ぐこ
とが可能になり、高信頼性な小型モータが得られるとい
う作用を有する。
【0011】請求項3に記載の発明は、ブラシホルダに
回転自在に支持する軸受のハウジングを形成し、前記軸
受と整流子の間で軸の周りに沿って一定の隙間をもった
壁を有することを特徴とする請求項2記載の小型モータ
であり、部品点数の削減が可能となり、小型化、軽量化
できるという作用を有する。
【0012】請求項4に記載の発明は、請求項2または
3記載のブラシホルダにおいて、軸受と整流子の間で軸
の周りに沿って一定の隙間をもった壁の軸側端部に、前
記軸受に向かった凸部を設けたことを特徴とする小型モ
ータであり、油などの浸入に対し更に壁を乗り越え小型
モータ内に流入することがなく、整流子やブラシに付着
するのを防止し、ブラシの異常摩耗や小型モータの性能
低下を防ぐことが可能になり、高信頼性な小型モータが
得られるという作用を有する。
【0013】請求項5に記載の発明は、請求項3または
4記載のブラシホルダにおいて、ハウジングの一部を欠
如させ、前記欠如部につながるような凹部を設けたこと
を特徴とする小型モータであり、油などの小型モータへ
の流入量が増えた場合に欠如部から凹部に流れ込むた
め、壁を乗り越え小型モータ内に流入することがなく、
整流子やブラシに付着するのを防止し、ブラシの異常摩
耗や小型モータの性能低下を防ぐことが可能になり、高
信頼性な小型モータが得られるという作用を有する。
【0014】請求項6に記載の発明は、請求項5記載の
ブラシホルダにおいて、前記ブラシホルダの欠如部と反
対側も欠如させ呼吸孔を設けたことを特徴とする小型モ
ータであり、欠如部に油膜を形成することを防ぎ、凹部
に良好に流れ込むため、壁を乗り越え小型モータ内に流
入することがなく、整流子やブラシに付着するのを防止
し、ブラシの異常摩耗や小型モータの性能低下を防ぐこ
とが可能になり、高信頼性な小型モータが得られるとい
う作用を有する。
【0015】請求項7に記載の発明は、請求項5または
請求項6記載のブラシホルダにおいて、ブラシよりも下
部に凹部を設けたことを特徴とする小型モータであり、
油などの小型モータへの流入量が異常に多く凹部からあ
ふれ、小型モータ内に流入したとしても整流子やブラシ
に付着することを防止し、ブラシの異常摩耗や小型モー
タの性能低下を防ぐことが可能になり、高信頼性な小型
モータが得られるという作用を有する。
【0016】請求項8に記載の発明は、請求項1から請
求項7のいずれか1項に記載の小型モータにおいて、軸
受と整流子の間で軸の周りに沿って一定の隙間をもった
壁と、前記軸受との間に軸と締結もしくは一体の第2の
壁を有することを特徴とする小型モータであり、高温時
における、ミスト状の油に対し壁のラビリンス形状をと
っているため、小型モータ内部への侵入を防ぎ、ブラシ
の異常摩耗や小型モータの性能低下を防ぐことが可能に
なり、高信頼性な小型モータが得られるという作用を有
する。
【0017】請求項9に記載の発明は、請求項1から請
求項8のいずれか1項に記載の小型モータを用いたこと
を特徴とする電装用機器であり、信頼性の高い電装用機
器が得られるという作用を有する。
【0018】請求項10に記載の発明は、請求項9記載
の電装用機器がABSであることを特徴とするABS装
置であり、信頼性の高いABS装置が得られるという作
用を有する。
【0019】請求項11に記載の発明は、請求項1から
請求項8のいずれか1項に記載の小型モータを用いたこ
とを特徴とする電動工具であり、信頼性の高い電動工具
が得られるという作用を有する。
【0020】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を用いて
説明する。
【0021】(実施例1)本発明の実施例1である小型
モータを図1から図3に示す。図1、図2および図3に
おいて、14は壁であり、その他符号については従来例
(図10)と同一であるため、その説明を省略する。
【0022】小型モータ1の回転子8は複数のスロット
を有する略円弧形状の鉄心4と、前記スロットに巻装収
納された巻線2と、鉄心4の中心を軸方向に貫通固定さ
れた出力軸3と、出力軸3に固定された巻線2の端部が
電気的に接続された整流子7とからなる。
【0023】そして、この回転子8を回転自在に収納す
る有底中空円筒形状で内周面に複数の永久磁石13を固
着してなるヨーク9で覆う。ヨーク9の開口端にはブラ
ケット10を装着し、閉鎖する。
【0024】このような構成の小型モータ1はブラケッ
ト10の内側にブラシホルダ12を備え、ブラシホルダ
12に収納されたブラシ5により、整流子7と摺動す
る。
【0025】一方、軸受6と整流子7との間に壁14を
設けることにより出力側の軸受6からのグリース漏れや
相手側機器からの油などが流入した場合、整流子7やブ
ラシ5に付着するのを防止し、ブラシ5の異常摩耗や小
型モータ1の性能低下を防ぐことが可能になり、高信頼
性な小型モータとすることができる。
【0026】なお、壁14は、図1に示すようにブラケ
ット10、もしくは図2に示すようにブラシホルダ12
に一体に形成されている。
【0027】さらに、図3に示すように、壁14を有す
るブラシホルダ12に一体的に軸受のハウジングを形成
することで、部品点数の削減が可能であり、また、図4
に示すように、壁14の軸側端部に軸受6に向かった凸
部30を設けることで、凸部30の外周に軸受のハウジ
ングとともに油溜り40が形成され、出力側の軸受6か
らのグリース漏れや相手側機器からの油などが流入した
場合、油溜り40に溜めることができる。
【0028】(実施例2)本発明の実施例2である小型
モータの断面図を図5に示す。図5において、12aは
ハウジングの一部を欠如させた欠如部、12bは凹部で
あり、その他符号は実施例1(図1から図3)および従
来例(図10)と同一であるため、その説明を省略す
る。
【0029】ブラシホルダ12には、軸受6のハウジン
グの一部を欠如させた欠如部12aが形成されており、
欠如部12aにつながるような凹部12bを設けてい
る。出力側軸受6からのグリース漏れや相手側機器から
の油などの小型モータ1への流入量が増えた場合に欠如
部12aから凹部12bに流れ込み、あたかもリザーバ
タンクのように作用するため、壁14を乗り越え小型モ
ータ内に流入することがなく、整流子7やブラシ5に付
着するのを防止し、ブラシ5の異常摩耗や小型モータの
性能低下を防ぐことが可能になり、高信頼性な小型モー
タとすることができる。
【0030】さらに、図6に示すように、欠如部12a
とは別にハウジングに呼吸孔50を設けることで、凹部
12bへの流れ込みが促進することができる。
【0031】なお、凸部30を設け油溜り40を形成さ
せている場合においても、欠如部12aから油溜り40
に溜まった油等が凹部12aに流れ込むことになる。
【0032】また、高温時におけるミスト状の油に対し
ては図7に示すように、軸受6と整流子7の間で軸の周
りに沿って一定の隙間をもった壁14と、軸受6との間
に軸と締結もしくは一体の第2の壁90を設けたラビリ
ンス形状とすることで、その浸入を防止することができ
る。
【0033】(実施例3)前述した実施例1あるいは実
施例2における小型モータを用いたABS装置(急ブレ
ーキ時におけるタイヤのロックを防止することができる
システム)を図8に、また、図8に示すABS装置を取
り付けた自動車を図9に示す。なお、図8に示すABS
装置には、図5に示す小型モータが描画してある。
【0034】ABS装置は近年、市場の安全に対する要
求の高まりにより、自動車への装着が増加しており、例
えば、軸受6あるいはABS装置60を構成する他部品
80に用いられているグリース等の、小型モータ70の
内部への流入を防ぐことができる。
【0035】すなわち、流入しようとするグリース等
は、出力軸3と壁14により形成されている隙間より、
広く開口している欠如部12aより流れて、凹部12b
に貯まる。
【0036】また、ブラシ5と凹部12bの位置を、図
5に示すごとく中心線に対して線対称の関係とし、例え
ば、図9に示すようにABS装置として自動車に取り付
けた場合、凹部12bを下側になるように取り付ける
(図5参照)ことで、油などの小型モータへの流入量が
異常に多く凹部12bからあふれ、小型モータ内に流入
したとしても整流子やブラシに付着することを防止し、
ブラシの異常摩耗や小型モータの性能低下を防ぐことが
できる。
【0037】したがって、本実施例に示すABS装置に
おいては長期間信頼性を高く保つことができる。
【0038】なお、上記説明においては、ABS装置を
例としているが、電動工具においても同様な理由によ
り、同一の効果を得ることができることは明らかであ
る。
【0039】
【発明の効果】以上のように本願記載の発明によれば、
整流子と軸受の間で前記軸受の周りに沿って一定の隙間
をもった壁を有することとしたので、出力側軸受からの
グリース漏れや相手側機器からの油などが流入した場
合、整流子やブラシに付着するのを防止し、ブラシの異
常摩耗や小型モータの性能低下を防ぐことが可能にな
り、高信頼性な小型モータとすることができる。
【0040】また、前記壁をブラケット若しくはブラシ
ホルダに一体的に形成することで、またはブラシホルダ
に軸受のハウジングを形成することで、小型モータの構
成部品点数を少なくすることができる。
【0041】さらに、ブラシホルダに形成した壁の軸側
端部に軸受に向って凸部を設けることで、凸部外周と外
周に軸受のハウジングにより、油溜りが形成され、より
確実にグリース漏れや相手側機器からの油などの流入を
防ぐことができる。
【0042】また、上記軸受のハウジングの一部に欠如
部を設け、欠如部とつながるように凹部を形成すること
で、油などの小型モータへの流入量が増えた場合であっ
ても、欠如部から凹部に流出し、壁を乗り越え小型モー
タ内に流入することがなく、さらに、欠如部と共に呼吸
孔を設けることで流出を促進することができる。
【0043】また、軸受と整流子の間で軸の周りに沿っ
て一定の隙間をもった壁と、軸受との間に軸と締結もし
くは一体の壁を設けたラビリンス形状とすることで、高
温時におけるミスト状の油に対しても、その浸入を防止
することができる。
【0044】そして、上記特有の効果を有する小型モー
タをABS装置等の電装用機器および電動工具等の機器
に用いることで、高信頼性な機器を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のブラケットに壁を一体に形成した小型
モータの断面図
【図2】本発明のブラシホルダに壁を一体に形成した小
型モータの断面図
【図3】本発明の壁を形成したブラシホルダに一体的に
軸受のハウジングを形成した小型モータの断面図
【図4】本発明の油溜りを形成した小型モータの断面図
【図5】本発明の欠如部と凹部を形成した小型モータの
断面図
【図6】本発明の欠如部と共に呼吸孔を設けた小型モー
タの断面図
【図7】本発明のラビリンス形状を具備する小型モータ
の断面図
【図8】本発明のABS装置の断面図
【図9】本発明のABS装置を搭載した自動車の斜視図
【図10】従来の小型モータの断面図
【符号の説明】
1 小型モータ 2 巻線 3 出力軸 4 鉄心 5 ブラシ 6、11 軸受 7 整流子 8 回転子 9 ヨーク 10 ブラケット 12 ブラシホルダ 12a 欠如部 12b 凹部 13 永久磁石 14 壁 30 凸部 50 呼吸孔 60 ABS装置 90 第2の壁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 前田 憲一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5H605 AA02 AA07 BB09 BB17 CC02 CC03 DD03 DD36 EA07 EA23 EB21 EB31

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のスロットを有する略円弧形状の鉄
    心と、前記スロットに巻装収納された巻線と、前記鉄心
    の中心を軸方向に貫通固定された出力軸と、前記出力軸
    に固定された前記巻線の端部が電気的に接続された整流
    子からなる回転子と、前記回転子を回転自在に収納する
    有底中空円筒形状で内周面に複数の永久磁石を固着して
    なるケース(ヨーク)と、前記ケースの開口端を閉鎖す
    るように装着され回転自在に支持する軸受のハウジング
    を備えたブラケットと、前記ブラケットの内側に配置さ
    れたブラシホルダと、前記ブラシホルダに収納されて前
    記整流子と摺動するブラシとを備えた小型モータにおい
    て、前記ブラケットに前記整流子と前記軸受の間で前記
    軸の周りに沿って一定の隙間をもった壁を設けたことを
    特徴とする小型モータ。
  2. 【請求項2】 複数のスロットを有する略円弧形状の鉄
    心と、前記スロットに巻装収納された巻線と、前記鉄心
    の中心を軸方向に貫通固定された出力軸と、前記出力軸
    に固定された前記巻線の端部が電気的に接続された整流
    子からなる回転子と、前記回転子を回転自在に収納する
    有底中空円筒形状で内周面に複数の永久磁石を固着して
    なるケース(ヨーク)と、前記ケースの開口端を閉鎖す
    るように装着され回転自在に支持する軸受のハウジング
    を備えたブラケットと、前記ブラケットの内側に配置さ
    れたブラシホルダと、前記ブラシホルダに収納されて前
    記整流子と摺動するブラシとを備えた小型モータにおい
    て、ブラシホルダに前記整流子と前記軸受の間で前記軸
    の周りに沿って一定の隙間をもった壁を設けたことを特
    徴とする小型モータ。
  3. 【請求項3】 ブラシホルダに回転自在に支持する軸受
    のハウジングを形成し、前記軸受と整流子の間で軸の周
    りに沿って一定の隙間をもった壁を有することを特徴と
    する請求項2記載の小型モータ。
  4. 【請求項4】 請求項2または3記載のブラシホルダに
    おいて、軸受と整流子の間で軸の周りに沿って一定の隙
    間をもった壁の軸側端部に、前記軸受に向かった凸部を
    設けたことを特徴とする小型モータ。
  5. 【請求項5】 請求項3または4記載のブラシホルダに
    おいて、ハウジングの一部を欠如させ、前記欠如部につ
    ながるような凹部を設けたことを特徴とする小型モー
    タ。
  6. 【請求項6】 請求項5記載のブラシホルダにおいて、
    ハウジングの欠如部と反対側も欠如させ呼吸孔を設けた
    ことを特徴とする小型モータ。
  7. 【請求項7】 請求項5または6記載のブラシホルダに
    おいて、ブラシよりも下部に凹部を設けたことを特徴と
    する小型モータ。
  8. 【請求項8】 請求項1から7記載の小型モータであっ
    て、軸受と整流子の間で軸の周りに沿って一定の隙間を
    もった壁と、前記軸受との間に前記軸と締結もしくは一
    体の第2の壁を有することを特徴とする小型モータ。
  9. 【請求項9】 請求項1から請求項8のいずれか1項に
    記載の小型モータを用いたことを特徴とする電装用機
    器。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の電装用機器がABSで
    あることを特徴とするABS装置。
  11. 【請求項11】 請求項1から請求項8のいずれか1項
    に記載の小型モータを用いたことを特徴とする電動工
    具。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019159649A1 (ja) 2018-02-15 2019-08-22 パナソニックIpマネジメント株式会社 モータ及びそれを備えた電気機器
US11374459B2 (en) 2018-04-25 2022-06-28 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Motor

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