JPH06215843A - スリップリング組立体とその製法 - Google Patents

スリップリング組立体とその製法

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JPH06215843A
JPH06215843A JP5270372A JP27037293A JPH06215843A JP H06215843 A JPH06215843 A JP H06215843A JP 5270372 A JP5270372 A JP 5270372A JP 27037293 A JP27037293 A JP 27037293A JP H06215843 A JPH06215843 A JP H06215843A
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JP
Japan
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ring
molded
mold
molding
slip ring
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Application number
JP5270372A
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English (en)
Inventor
Duane Rasmussen
ラスムセン デュアン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ford Motor Co
Original Assignee
Ford Motor Co
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K3/00Details of windings
    • H02K3/46Fastening of windings on the stator or rotor structure
    • H02K3/52Fastening salient pole windings or connections thereto
    • H02K3/527Fastening salient pole windings or connections thereto applicable to rotors only
    • H02K3/528Fastening salient pole windings or connections thereto applicable to rotors only of the claw-pole type
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K13/00Structural associations of current collectors with motors or generators, e.g. brush mounting plates or connections to windings; Disposition of current collectors in motors or generators; Arrangements for improving commutation
    • H02K13/02Connections between slip-rings and windings
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K15/00Methods or apparatus specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining or repairing of dynamo-electric machines
    • H02K15/02Methods or apparatus specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining or repairing of dynamo-electric machines of stator or rotor bodies
    • H02K15/022Methods or apparatus specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining or repairing of dynamo-electric machines of stator or rotor bodies with salient poles or claw-shaped poles

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動車の発電機のための成型ローター組立体
において、成型材料の漏れを防ぐためのスリップリング
組立体とその製法を提供する。 【構成】 スリップリング組立体36はローターシャフ
ト38に取り付けられ、磁極片24上のシール面に密封
的に取付けられる。スリップリング組立体36は一対の
スリップリング102、104を支持するハブ94と、
一対の端子96、98と、成型シャットオフリング10
0とを有する。成型シャットオフリング100のシール
面は磁極片24及びモールドのシール面と合致して、成
型シャットオフリング100にかかる大きな圧縮荷重に
耐える。成型シャットオフリング100は溶融した成型
材料がモールドからスリップリング102、104の方
へ流れるのを防いでいる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車の発電機のロータ
ー組立体に関するスリップリング組立体に関する。
【0002】
【従来の技術】ここで参照することによって組み入れら
れている開示は、“発電機のための成型ローター組立体
とその製法”と題する特許出願(Docket No.
FMC0395PUS)と、“成型ファンを有したロー
ター組立体とその製法”と題する特許出願(Docke
t No.FMC0396PUS)との中に含まれてお
り、これらは共に本人によって所有され、本出願と同時
に米国特許に出願されている。
【0003】自動車の発電機のためのローター組立体
は、一対の極片と、極片の間に形成された領域の中に保
持されたコイルワイヤと、ローターシャフトと、一対の
打抜き加工された金属ファンと、スリップリング組立体
とを含む。スリップリング組立体と極片とはローターシ
ャフト組立体に取り付けられ、金属ファンは極片の外面
に取り付けられている。
【0004】スリップリング組立体は一般的に、スリッ
プリングと一対の端子とを支持するためのハブを含む。
前記端子は極片の平面を延在し、スリップリングをコイ
ルワイヤのそれぞれの自由端に連結している。したがっ
て、端子とファンの1つとがその外面に隣接して位置し
ているので、端子とファンとは互いに他を組み入れるよ
うな形状になっていなければならない。
【0005】成型ファンを極片の外面に対して成型する
場合には、端子は成型ファンを形成するモールドと協働
するようになっていなければならない。とくに、端子
は、理想的には、スリップリングから成型ファンを通っ
て、コイルワイヤの端部に到る、スリップリングとロー
ターシャフトとは、スリップリングが導電表面を有し、
かつローター組立体が自動車の発電機のステータと、発
電機ハウジングとに対して相対的に回転するために、ベ
アリングをローターシャフトに取り付けることができる
ように、成型材料がない状態に保たれるべきである。
【0006】したがって、成型ファンを形成するモール
ドと合致し、また、モールドとファンを成型しようとし
ている極片との間の成型シャットオフ装置として作用す
るようなスリップリング組立体を有していることが望ま
しい。溶融した成型材料は高温高圧状態でモールドの中
へ注入される。したがって、モールドと、スリップリン
グ組立体との間に適当なシールを形成するためには、こ
れらの構成要素の合致面あるいはシール面はぴったり接
触して保持しなければならない。このことは、モールド
と、スリップリング組立体と、成型されるローター組立
体とに対して大きな圧縮荷重を加えることによって行わ
れる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来技術によるスリッ
プリング組立体は、モールドと極片との間を合致させ
て、効果的なシールを形成するのにうまく適していな
い。さらに、従来技術によるスリップリング組立体は、
典型的に言うと、加えられる大きな圧縮荷重に耐えられ
ない。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、従来のスリッ
プリング組立体におけるこれらの欠点を解決するための
スリップリング組立体を含む。
【0009】本発明は長手方向軸線を有するローターシ
ャフトに取り付けられ、成型ローター組立体を成型して
いる間にモールドと極片とのそれぞれにおけるシール面
の間で密封的に取り付けられるようになっているスリッ
プリング組立体を含む。前記スリップリング組立体はロ
ーターシャフトに対して相対的に取付けられた少なくと
も1つのスリップリングと、前記スリップリングに連結
された少なくとも1つの導電性端子と、成型シャットオ
フリングとを含む。前記端子は成型シャットオフリング
の中を延在し、前記成型シャットオフリングは端子に対
する支持体となっている。
【0010】前記成型シャットオフリングはモールドと
極片とのそれぞれのシール面と密封的に合致するように
なったシール面を有している。前記成型シャットオフリ
ングはそのシール面に加えられる大きな圧縮荷重に耐え
られるように構成されている。成型操作中に成型シャッ
トオフリングが極片とモールドとに対して合致した時
に、溶融された成型材料は、成型シャットオフリングと
モールドとの間、および成型シャットオフリングと極片
との間を通ってスリップリングへ到ることを防いでい
る。
【0011】成型シャットオフリングのシール面は、好
ましくは、軸線方向に分離した内シール面と外シール面
とを含む。成型操作中は軸線方向内面は極片のシール面
と合致するようになっており、外面はモールドのシール
面と合致するようになっている。
【0012】本発明の他の観点からいうと、自動車の発
電機のための成型ローター組立体を成型している間に、
溶融した成型材料が、モールドと極片との間を通ってス
リップリングへ流れるのを防ぐ方法であって、スリップ
リングと極片のシール面との間、およびスリップリング
とモールドのシール面との間に、成型シャットオフリン
グを挿入する工程と、溶融した成型材料がモールドの中
へ注入される時に、成型シャットオフリングと、極片及
びモールドのそれぞれのシール面との間から流れるのを
防ぐのに十分な力で、モールドと、極片と、成型シャッ
トオフリングとを一緒に押し付ける工程とを有する成型
材料の流出防止方法が提供される。
【0013】本発明の目的は、そのうえに成型シャット
オフリングを有しているスリップリング組立体を提供す
ることにあり、前記成型シャットオフリングは端子を支
持し自動車の発電機のための成型ローター組立体を成型
している間に、モールドとローターサブアセンブリとの
間に成型シャットオフ機能を与え、それによって、成型
材料はローターシャフトの上、あるいはスリップリング
の上へ逃げていくことがない。
【0014】本発明の他の目的は、自動車の発電機の成
型ローター組立体を成型している間に成型材料がモール
ドと極片との間を通ってスリップリングへ流れていくの
を防ぐための方法を提供することにある。この方法は、
スリップリングと、極片と、モールドとの間に成型シャ
ットオフリングを挿入する工程を含む。
【0015】他の目的、特徴、利点は、以下の記述と添
付図面とから容易に明らかになるであろう。
【0016】図面を参照すると、好ましい第1の実施例
に関して作られた成型ローター組立体が、全体的に番号
20で示されている。図1および図2でわかるように、
ローター組立体20は第1および第2の磁極片24と2
6との間に挟まれた成型挿入体22を含む。第1および
第2の成型ファン28、30は複数個の円周方向に間隔
をおいて配置された羽根32、34をそれぞれ有し、そ
れらは第1および第2の極片24、26に対して一体構
造的になって成型されている。あらゆる成型の前に、図
3において第1および第2の極片24、26と共に示さ
れたスリップリング36が、ローターシャフト38に取
り付けられ、これはローターシャフト38の長手方向軸
線40に沿って軸線方向に整列されている。
【0017】図4はローター組立体20に含まれる構成
要素の分解図である。打抜き加工された金属ファン32
8、330がローター組立体の他の実施例において、成
型ファン28、30の変わりに用いられており、それら
が図示されている。ローター組立体20は第1および第
2の極片24、26と、スリップリング組立体36と、
ローターシャフト38と、コイルワイヤ46を保持して
いるボビン44を有したボビン組立体42と、非磁性の
環状支持リング48とを含む。また、極片26の外側に
おいてローターシャフト38に取り付けられたカラー5
0も示されている。
【0018】第1および第2の極片24、26は、それ
ぞれ中心部の環状部54、56と、それらのそれぞれの
半径方向外周に沿って配置された、複数個の円周方向に
離隔し、軸線方向には内側へ向かったフィンガー58、
60とを有している。前記環状部54、56はその中の
それぞれの穴66、68と共にハブ62、64を有して
いる。極片24の背後あるいは外側の軸線方向の面69
には環状の凹所70と、一対の半径方向に延在した溝7
2とが設けられており、これらの寸法、形状はスリップ
リング組立体36の部分を同一平面状になって受留める
ようになっている。極片26は環状凹所73を有した前
部外側の面71を有し、これはカラー50を受留めるよ
うになっている。極片24、26は、好ましくは、鋼で
できている。
【0019】これもまた好ましくは鋼でできたローター
シャフト38は、極片24、26の穴66、68がプレ
スばめするスプライン付きの部分74を有している。ロ
ーターシャフト38には一体構造的なカラー76が形成
され、スリップリング組立体36が滑りばめできるよう
なストッパとなっている。ローターシャフト38はまた
直径の小さくなった端部78を有する。対になったそれ
ぞれの軸線方向の溝80と半径方向の溝82とがロータ
ーシャフト38に形成され、半径方向の溝82はカラー
76の中に位置している。
【0020】ボビン組立体42は断面がU字形になった
環状ボビン44を含み、これはコイルワイヤ46の巻き
を保持するように設計されている。コイルワイヤ46は
ボビン44の周りに巻かれ、自由端84、86を有して
いる。コイルワイヤ46の巻きは絶縁被覆88によって
互いに他と電気的に絶縁されており、これはコイルワイ
ヤ46をボビン44に巻き付ける前にコイルワイヤ46
の外側に被覆される。好ましい実施例においては、この
絶縁被覆は、インディアナ州のフェルプス ドッヂ マ
グネット ワイヤ社から、コイルワイヤ46と共に市販
されている外装ポリサーマリーズ2000(APTZ)
である。
【0021】ボビン44は、好ましくは、成型プラスチ
ックでできており、コイルワイヤ46を極片24、26
から電気的に絶縁することを強化している。ボビン44
の半径方向外周に沿ってコイルワイヤがボビン44を離
れる時に、コイルワイヤ46の自由端84、86を保持
する一対のフォーク状のガイド90が設けられている。
【0022】スリップリング組立体36は、環状の金属
バンド92と、ハブ94と、一対のL字形端子96、9
8と、円形の成型シャットオフリング100とを含む。
図6は、ローターシャフト38の上で極片24に対して
取り付けられたスリップリング組立体36の断面図であ
る。金属バンド92は好ましくは銅であり、一対の軸線
方向に離隔したスリップリング102、104を有し、
これらは厚さの薄くなったブリッヂ部106によって連
結されている。スリップリング組立体36がローターシ
ャフト38の上で取り付けられると、バンド92の外半
径部分が機械的に切り離されて、ブリッヂ部106が除
去され、それによって図1に示したように、スリップリ
ング102、104を互いに他と分離させる。
【0023】端子96、98は金属で、好ましくは銅で
あり、それぞれの露出端部97、99以外は、絶縁カバ
ー108、110によって取り囲まれている。ハブ94
は、ローターシャフト38の直径の小さくなった端部7
8とプレスばめされるようになった穴112を有してい
る。ハブ94はスリップリング102、104を支持
し、それらを互いに他と、またローターシャフト38と
から絶縁する働きをする。
【0024】成型シャットオフリング100は、端子9
6、98を支持し、かつそれらに構造的な剛性を与えて
いる。端子96、98は成型シャットオフリング100
の軸線方向長さ部分を貫通する。図8において最も良く
わかるように、成型シャットオフリング100は内半径
面114と、外半径面116と、平坦な軸線方向の内外
面118、120とを有している。軸線方向内面118
は、ローターシャフト38のカラー76と同様に、極片
24の外面69の環状凹所70に対して、同一平面状に
なって合致している。内半径面114は、シャフト38
のカラー76の外半径面の上で同一平面状になって取り
付けられている。
【0025】スリップリング組立体36は、図6でわか
るように、端子96、98の第1端部をそれぞれのスリ
ップリング104、102にはんだ付けあるいは溶接す
ることによって構成される。端子98はスリップリング
104をバイパスする形になっている。次に、端子9
6、98とスリップリング102、104とは適当な形
状の型の中へ入れられる。この型には溶融プラスチック
材料が充填されており、ハブ94と、成型シャットオフ
リング100と、スリップリング組立体36の絶縁カバ
ー108、110を形成する。スリップリング組立体3
6の構成に用いられる好ましいプラスチック材料は、フ
ィリップス66社からリトンの名前で市販されているガ
ラス充填されたポリフェニリン サルファイドである。
当業界はスリップリング組立体36を成型するのに他の
材料を使用してもよいことを認識するであろう。
【0026】環状あるいは円形状の支持リング48は、
それぞれの極片24、26の交互に重ねられた第1およ
び第2のフィンガー58、60の内直径よりわずかに大
きい外直径外周を有している。支持リング48はアルミ
ニウムのような非磁性材料でできている。支持リング4
8によってフィンガー58、60に与えられた支持によ
って、ローター組立体20の回転中の振動が減少する。
【0027】図3の分解図にまで戻ると、極片24、2
6はローターシャフト38に取り付けられ、縦方向軸線
40に沿って軸線方向に整列されている。極片24、2
6のフィンガー58、60は交互に重なり合い、互いに
他と離隔している。極片24と26との間には領域12
2が画定されている。コイルワイヤ46の自由端84、
86は領域122から軸線方向外側へ延在することが図
示されている。
【0028】スリップリング組立体36もまたローター
シャフト38に取り付けられている。スリップリング組
立体36の穴112は、直径の小さくなった端部78と
プレスばめされる。端子96、98の軸線方向に延在し
た部分は、ローターシャフト38の軸線方向の溝80の
中で受留められている。同様に、端子96、98の半径
方向外側に延在した成型シャットオフリング100内の
半径方向に位置した部分は、カラー76の半径方向の溝
82の中に受留められている。成型シャットオフリング
100の半径方向外側に位置した端子96、98の一部
とカバー108、110の一部とは、極片24の外面6
9に位置した半径方向に延在した溝72の中に受留めら
れている。半径方向に延在した凹所72は、図7で示し
たように、端子96、98とそれらのカバー108と1
10とを、極片24の軸線方向外面69の平面よりも下
で受留めるために十分深くなっている。
【0029】図8を参照すると、成型シャットオフリン
グ100の軸線方向内面118は、極片24の環状凹所
70の中で同一平面状になって着座している。同様に、
ローターシャフト38のカラー76もまた環状凹所70
の中で同一平面状になって着座している。成型シャット
オフリング100の内半径面114は、カラー76の円
筒状表面と滑りばめされ、半径方向に支持している。
【0030】図5は、極片24、26と、スリップリン
グ組立体36と、ローターシャフト38と、支持リング
48とからなるサブアセンブリ124が、組立てられた
後の姿を示している。一対の連結部分126、128
が、コイルワイヤ46のそれぞれの自由端84、86と
端子96、98の露出端97、99との間に形成されて
いる。
【0031】前記連結部分126、128を形成するた
めに、端子96、98の露出端97、99は、最初にフ
ック状に曲げられる。次に、自由端84、86を露出端
97、99の中に位置させ、図示してはいないが、ある
装置が端部84、86と露出端97、99とを縮らせて
加熱する。この作業において、各々の端部84、86に
おける絶縁被覆88が溶け去り、図6に示したように、
電気的に連結されたそれぞれの溶接された連結部分12
6、128が残ることになる。
【0032】図9に戻ると、ローターサブアセンブリ1
24が、モールド134の一対の成型半体130と13
2との間に位置している。成型半体130、132はそ
れぞれ内面136、138を有し、これらは成型シャッ
トオフリング100とカラー50に対し、また極片2
4、26の半径方向外周に対して押し付けられて合致し
ている。内面136は、半径方向の合致面142と外側
の合致面144とからなるカップ状の凹所140を有
し、これらは、それぞれ、成型シャットオフリング10
0の外半径面116と外面120とに対して合致してい
る。極片24の凹所70と成型半体130の凹所140
との間における成型シャットオフリング100の合致状
況は、成型中に成型材料がローターシャフト38とバン
ド92の上へ流出しないように成型シャットオフ装置と
しての働きをする。同様に、カップ形の環状凹所146
はカラー50の外面と外半径面とに対して合致してい
て、成型材料が極片26に近いローターシャフト38に
まで到達するのを防ぐ成型シャットオフ装置としての働
きをする。
【0033】モールド134のそれぞれの内面136、
138には、ローターシャフト38を収納するためのロ
ーター開口137、139が形成されている。成型半体
130には、成型材料をモールド134の中へ導入する
ための湯口152が設けられている。それぞれの内面1
36、138には羽根用の凹所148、150もまた設
けられており、成型中に成型ファン28、30の羽根3
2、34を形成する。
【0034】操作においては、成型半体130、132
がローターサブアセンブリ124の極片24、26に対
して押し付けられる。凹所140、146が成型シャッ
トオフリング100とカラー50とに対して合致し、成
型材料が成型作業中にローターシャフト38や、バンド
92に到達するのを防いでいる。成型シャットオフリン
グ100がローターシャフト38のカラー76によって
半径方向に支持され、凹所70に対して軸線方向に支持
されると、成型半体130と、成型シャットオフリング
100と、極片24とに対して大きな圧縮力がかかり、
成型シャットオフリング100を傷つけることなしに適
正な成型シャットオフ機能を確立することができる。同
様に、成型半体132と、カラー50と、極片26に
も、釣り合い的な圧縮力が作用することができる。成型
材料が高温高圧状態で注入されるので、ローターサブア
センブリ124の周りには、小さい圧縮荷重の保持モー
ルドよりも大きい圧縮荷重の保持モールド134が好ま
しい。
【0035】成型の前に、サブアセンブリ124は予熱
される。成型ファン28、30と成型挿入体22とを形
成する成型材料は、スリップリング組立体36を作るの
に用いられるのと同じ材料の「リトン(Ryton)」
である。成型材料は約316℃の溶融状態にまで加熱さ
れる。
【0036】次に、成型材料は高圧状態で湯口152か
ら、モールド134と極片24、26との間のオープン
スペースの中へ注入成型され、成型ローター組立体20
が形成される。成型材料は半径方向外側へ移行して羽根
32を有するファン28を形成する。次に、成型材料
は、フィンガー58の間に形成された外面69における
外周の軸線方向に離隔したギャップを通り、極片24と
26との間の領域122を充填して、成型挿入体22を
形成する。最終的に成型材料は、フィンガー60の間に
形成された外面71における外周の軸線方向に離隔した
ギャップを通り、羽根34を有するファン30を形成す
る。
【0037】溶融した成型材料は、スリップリング組立
体36のカバー108、110あるいは成型シャットオ
フリング100のいずれかを溶かす前に、冷えて固体化
する。コイルワイヤ46上の外装ポリサーマリーズ20
00の被覆88は、325〜350℃の間の流出温度を
有している。したがって、成型中にはコイルワイヤ46
の被覆88は流出したり、あるいは破壊したりすること
がない。結果的に、コイルワイヤ46と端子96、98
は、成型操作が終了した後でも、極片24、26から電
気的に絶縁された状態のままである。
【0038】結果的に得られた成型ローター組立体20
が図1、図2に示されている。極片24、26の軸線方
向外面69、71は、成型材料でできた薄いカバー15
4、156を有している。カバー154、156と羽根
32、34とが一緒になってファン28、30を形成す
る。支持リング48やボビン組立体42だけではなく、
連結部分126、128も、成型挿入体22の中に閉じ
込められる。成型挿入体22は極片24と26との間の
領域122を充填し、ファン32、34と一体構造にな
り、それによってファン32、34を極片24、26に
設けることになる。
【0039】成型ローター組立体20の半径方向外周
は、もし十分に滑らかでなければ、機械加工してもよ
い。このことによって、フィンガー58、60上で露出
されている半径方向外面が滑らかな円筒状の外周を有す
ることになる。スリップリング組立体36のバンド92
は機械加工されて、綺麗な電導面を作りだし、スリップ
リング102、104を互いに他と電気的に分離させ
る。
【0040】成型ローター組立体20の円筒状の外周が
滑らかであると、滑らかな外周のない同様なローターよ
りも空気の乱れが少なくなる。また、成型挿入体22に
よって支持されている極片24、26の上のフィンガー
58、60を振動させることにより騒音も、フィンガー
が支持されていないローター組立体に比べて低い。
【0041】次に、ローター組立体20はバンランスを
とられる。標準的なバランス調整手順において、極片2
4、26から適当な材料部分が除去される。成型挿入体
22と成型ファン32、34とが極片24、26に対し
て正確に成型されていると、ローター組立体20は、極
片に対して溶接された金属ファンを有しているような対
応的なローター組立体よりも、より良くバランスされ、
バランス状態を達成するのに再作業がより少なくなるこ
とがわかっている。
【0042】図14は、自動車の発電機160を形成す
るのに、ローター組立体20が他の構成要素とどのよう
にして組合わされるかを示している。ベアリング16
2、164が成型ローター組立体20の両側において、
ローターシャフト38上に取付けられている。ベアリン
グ164は前部ハウジング片168に対してボルト締さ
れたリテーナ166によって支持されている。巻線17
2を有したステータ170が、ローター組立体20の周
りで半径方向に位置している。ステータ170とベアリ
ング162、164とを支持するために、後部ハウジン
グ片174が前部ハウジング片168に結合されてい
る。自動車の発電機160には、ブラシホルダーとレギ
ュレータ176と、整流器178と、カバー180もま
た含まれる。
【0043】ローター組立体20を構成するのに用いら
れる方法の工程は以下の通りである。第1に、被覆88
を有したコイルワイヤ46がボビン44の周りに巻かれ
て、ボビン組立体42を形成する。ローターシャフト3
8の上に、第1および第2の極片24、26を一緒にし
て位置させ、ボビン組立体44を領域122の中に取込
む。軸線方向に延在したフィンガー58、60が交互に
重なり合い、互いに他に対して離隔するように、ハブ6
2、64が互いに他と接触するように位置される。次
に、スリップリング組立体36がローターシャフト38
上にプレスばめされ、成型シャットオフリング100は
極片24の凹所70とローターシャフト38とに対して
同一平面状になるようにして取付けられる。コイルワイ
ヤ46の自由端84、86と、スリップリング組立体3
6の端子96、98のそれぞれの露出端97、99との
間に、連結部分126、128が作られる。最後に、ロ
ーターサブアセンブリ124がモールド組立体134の
成型半体130と132との間の所定位置に圧縮的に保
護され、成型シャットオフリング100がローターシャ
フト38とスリップリング102、104とをモールド
134から密封している。次に、成型材料がモールド1
34の中へ射出成型され、極片24、26と一体構造的
に成型された成型挿入体22を形成し、極片24と26
との間の領域122を充填する。また、ファン28、3
0が形成される。成型挿入体22は部分的にフィンガー
58、60を閉じ込め、それによってフィンガー58、
60に対する半径方向の支持体となっている。さらに、
ローター組立体20の滑らかな円筒状の表面が形成され
る。あるいは、本方法は、成型工程の前に、支持リング
48をフィンガー58、60の中へ配置することを含ん
でいてもよい。
【0044】図10にはローター組立体220の第2の
実施例が示され、これは今までに述べてきたローター組
立体20と類似しているが、成型挿入体が作られない。
ローター組立体220は極片224、226を有し、こ
れには成型ファン228、230が成型されている。フ
ァン228、230はそれぞれ羽根232、234を有
している。スリップリング組立体36はローターシャフ
ト38上で成型シャットオフリング100と共に取付け
られ、これはファン228、230の射出成型の間に、
成型組立体(図示せず)とローターシャフト38との間
を半径方向シールするためのシャットオフ装置としての
働きをする。
【0045】極片224の軸線方向外面には、半径方向
内側固定凹所241と外側固定凹所243が設けられて
いる。同様に、極片226には、半径方向内側固定凹所
245と、外側固定凹所247とが形成されている。好
ましくは、前記固定凹所241、243、245、24
7はありつぎ断面になっている。半径方向内側固定凹所
241、245は、円周方向に連続的に延在していて
も、あるいは外周において軸線方向に離隔していてもよ
い。固定凹所243、247軸線方向外面において、フ
ィンガー258、260に近いところで、外周において
軸線方向に離隔している。
【0046】ファン228、230を形成するために用
いられるモールド組立体は、極片224、226の軸線
方向外面に対して密封している。このことは、フィンガ
ー258と260との間に形成された外周において軸線
方向に離隔したギャップの間での成型材料の漏れと、ま
た成型中に極片224と226との間に形成された領域
の中への漏れとを防ぐ。ファン228、230はそれぞ
れの固定部249、251、253、255を有し、こ
れらはそれぞれの固定凹所241、243、245、2
47の中で協働的に保持されている。この固定によっ
て、ファン228、230が極片224、226から分
離するのを防いでおり、極片224と226との間に成
型挿入体を有する必要性をなくしている。
【0047】第3の実施例におけるローター組立体32
0は、図13に示したように、ローター組立体20と同
じ構造を有している。ローター組立体320は極片24
と26との間に形成された成型挿入体322を有してい
る。しかしながら、ローター組立体320は、成型ファ
ンを用いる代わりに、図4に示したような打抜き加工の
金属ファン328、330を用いている。
【0048】図11および図12は、ファン328、3
30を取付ける前の極片24、26を示している。極片
24、26の軸線方向外面69、71には成型材料が残
っておらず、ただ半径方向に延在した溝72が例外的で
あり、これには成型操作中に成型材料が再び充填され
る。
【0049】図13において切開的に示した連結部分1
26、128は、再び成型材料の中に埋め込まれてい
る。図における成型ローター組立体320の下部は、極
片24と26との間の領域122における利用可能なス
ペースを説明するために、成型材料無しの状態を示して
いる。成型挿入体322がないと、領域122を通る空
気は、ローター組立体320の回転中に騒音の原因とな
るであろう。
【0050】成型ローター組立体320を形成するため
に用いられるモールド(図示せず)は、極片24、26
の軸線方向外面69、71に対して同一平面状になるよ
うにして合致しているが、成型段階において成型材料を
充填させる半径方向に延在する溝72は例外である。
【0051】図4および図13に示したように、軸線方
向外側に延在したファンの羽根332、334をそれぞ
れ有した、打抜き加工の金属ファン328、330は、
極片24、26の軸線方向外面69、71に溶接されて
いる。
【0052】今まで述べてきたように、成型ローター組
立体20の中で、成型挿入体22と成型ファン28、3
0と、スリップリング組立体36とを用いることは、従
来技術によるローター組立体を上回る利点を有してい
る。
【0053】成型挿入体22が領域122を充填し、極
片24と26との間には空の空気スペースは残っていな
い。ローター組立体20の外部円筒状表面は滑らか仕上
げになっていてもよい。したがって、本発明の設計にお
いては、成型挿入体22を有していないローター組立体
設計よりも、極片24と26との間の領域における空気
の乱れが極めて少なくなる。したがって、回転するロー
ター組立体20によって生じる騒音も、従来設計による
ローター組立体の騒音よりも小さい。
【0054】第2の利点は成型挿入体22が極片24、
26のフィンガー58、60のそれぞれに対する半径方
向および円周方向の支持体となっている点にある。成型
挿入体22は支持リング48をなくしてもよいような十
分な支持体となる。しかしながら、支持リング48と成
型挿入体22とを組み合わせるとさらに協力な支持を提
供することになり、成型挿入体22のみを用いる場合よ
りも、フィンガー58、60による振動が小さくなる。
成型挿入体22はまたその材料特性により、騒音減衰機
能を発揮するようにも見える。
【0055】成型挿入体22を用いることの第3の利点
は連結部分126、128が完全に埋め込まれ、支持さ
れている点にある。この支持によって、発電機の運転中
における荷重が減り、連結部分126、128によって
もたらされる対応的な応力が減少し、したがって、連結
部分126、128の疲労寿命も長くなる。このよう
に、ローター組立体20と、その対応的な発電機160
との運転寿命が伸びる。
【0056】ローター組立体20に成型ファン28、3
0を用いると、ファンと極片24、26に固定する必要
がなくなる。さらに、打抜き加工による金属ファンの場
合だと不可能な羽根の形状も、成型ファンの場合には可
能になる。さらに、成型ファン28、30はローター組
立体20の中へ正確に組込むことができ、比較的良好な
バランスがあって、適正なバランスを得るためにも、打
抜き加工の金属ファンを用いる従来のローター組立体の
場合よりも、必要な再作業が少なくてすむようなロータ
ー組立体を提供することができる。
【0057】成型シャットオフリング100は端子9
6、98に対して重要な構造的な支持と剛性とを与え
る。さらに、成型シャットオフリング100はモールド
と極片との間に入れられた時には、用意に成型シャット
オフ機構を提供して、要した成型材料がローターシャフ
トおよび関連するスリップリングの上へオーバーフロー
してくるのを防ぐ。極片24と成型半体132との間で
成型シャットオフリング100が合致すると、ローター
サブアセンブリ124にはかなりの圧縮力がかけられる
ことになり、成型シャットオフリング100を傷つけた
り、あるいはその密封機能に悪影響を与えたりすること
がない。
【0058】本発明について、今までの明細書の中で、
その好ましい実施例に関連して記載し、説明のために多
くの詳細点についても述べてきたが、当業界にとって
は、本発明が付加的な実施例を受け入れることができる
こと、またここで述べたある種の詳細点が、本発明の基
本的な原理から逸脱しない限り、相当変更してもよいと
いうことは明らかであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に関連して製作された、成型ファンとス
リップリング組立体とを含む成型ローター組立体の後部
透視図。
【図2】図1のローター組立体の前部透視図。
【図3】スリップリング組立体と、極片と、ローターシ
ャフトとの分解図。
【図4】成型ファンよりも打抜き加工の金属ファンを用
いるローター組立体に含まれる構成要素の分解図。
【図5】スリップリング組立体の端子とコイルワイヤの
自由端との間に形成された連結部分を示すローター組立
体の後部透視図。
【図6】図5の線6−6に沿って見た断面図。
【図7】図5の線7−7に沿って見た断片的断面図。
【図8】図5の線8−8に沿って見た断片的断面図。
【図9】モールドの中に位置した図5のローター組立体
の部分断面図。
【図10】成型ファンは有しているが、成型挿入体のな
い成型ローター組立体の、他の実施例の断面図。
【図11】ファンを取付けていない成型ローター組立体
の後部断片図。
【図12】図12の線12−12に全体的に沿って見
た、部分断面的、部分切開的な側面図。
【図13】打抜き加工の金属ファンを取付けた図12の
ローター組立体の、部分切開的な透視図。
【図14】改善された成型ローター組立体を組込んだ発
電機の分解透視図。
【符号の説明】
20 ローター組立体 24、26 極片 36 スリップリング組立体 38 ローターシャフト 40 軸線 62、64 ハブ 70 シール面 96、98 端子 100 成型シャットオフリング 102、104 スリップリング 114、116、118、120 シール面 134 モールド 136 シール面

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長手方向軸線を有するローターシャフト
    に取り付けられ、溶融した成型材料がモールドの中へ注
    入される成型ローター組立体の成型の間にモールドと極
    片とのそれぞれにおけるシール面の間で密封的に取り付
    けられるようになったスリップリング組立体において、 少なくとも1つのスリップリングと、 前記スリップリングに連結された少なくとも1つの導電
    性端子と、 該端子を支持し、かつ該端子の周りに位置するシール面
    を有する成型シャットオフリングであって、該成型シャ
    ットオフリングのシール面がモールドと極片とのそれぞ
    れのシール面と密封的に合致するようになっていて、該
    成型シャットオフリングに加えられる大きな圧縮荷重に
    耐えられるようになっている、その成型シャットオフリ
    ングとを備え、 成型操作中に成型シャットオフリングが極片とモールド
    とに対して合致すると、溶融された成型材料が、成型シ
    ャットオフリングとモールドとの間、および成型シャッ
    トオフリングと極片との間を通ってスリップリングへ到
    ることを防ぐように構成されたスリップリング組立体。
  2. 【請求項2】 自動車の発電機のための成型ローター組
    立体を成型している際、溶融した成型材料が、モールド
    と極片との間を通ってスリップリングへ流れるのを防ぐ
    方法であって、 スリップリングと極片のシール面との間、およびスリッ
    プリングとモールドのシール面との間に、成型シャット
    オフリングを挿設する工程と、 溶融した成型材料がモールドの中へ注入される時に、成
    型シャットオフリングと極片及びモールドのそれぞれの
    シール面との間から流れるのを防ぐのに十分な力で、モ
    ールドと、極片と、成型シャットオフリングとを一緒に
    押し付ける工程とを有する成型材料の流出防止方法。
  3. 【請求項3】 スリップリング組立体の製法であって、 スリップリングに対して導電性端子を取り付ける工程
    と、 スリップリングと端子とをモールドの中に位置させる工
    程と、 溶融した成型材料をモールドの中へ注入して、スリップ
    リングを支持するハブを形成すると共に端子が貫通する
    成型シャットオフリングを形成する工程とを有するスリ
    ップリング組立体の製法。
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