JP2002204414A - データ転送方法および画像撮影装置 - Google Patents

データ転送方法および画像撮影装置

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JP2002204414A
JP2002204414A JP2000402380A JP2000402380A JP2002204414A JP 2002204414 A JP2002204414 A JP 2002204414A JP 2000402380 A JP2000402380 A JP 2000402380A JP 2000402380 A JP2000402380 A JP 2000402380A JP 2002204414 A JP2002204414 A JP 2002204414A
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JP2000402380A
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English (en)
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徹 ▲たか▼嶋
Toru Takashima
Sukeyuki Yokoyama
祐之 横山
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザーができるだけ簡単な操作で、画像撮
影装置に記録された画像データを、PC内の所定の領域へ
転送し、電子メールへの添付を可能にする。 【解決手段】 画像データを表示する画像表示部103
と、表示されたデータを選択する画像選択ボタン105
と、データ転送の開始を指示するための画像転送ボタン
107とを有する画像撮影装置100において、記録し
たデータの全てあるいは予めPC130へ転送する画像デ
ータを選択した後、画像転送ボタン107の操作により
データ転送を開始することで、予めPC130内にセット
アップしておいたボタン監視ソフトウエア131が画像
データ転送・表示プログラムを起動させ、選択された画
像データのみをPC内の所定の記録領域に記録し、または
新規メールに画像データを添付する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データ転送方法、
および画像撮影装置に係り、より詳細には、画像撮影装
置内に記録されている画像データをコンピュータ装置内
に自動的に転送し、保存する機能、および、自動的に電
子メールに添付する機能の改良を図ったものに関する。
【0002】
【従来の技術】図13は、デジタルスチルカメラ等の画
像撮影装置(以下、図中ではDSCと記す)内に記録さ
れている画像をパーソナルコンピュータ(以下、PCと称
す)へ転送するための従来の手順を示したものである。
【0003】図13において、1101は、ユーザーが
画像データ(以下、単に画像とも記す)を画像撮影装置
からPCへ転送を開始するタイミングを示すステップであ
り、1102は、画像撮影装置内の画像をPC側に転送
するために用いる画像転送ソフトウエアをPC上で起動
するステップ、1103は、ステップ1102で起動し
た画像転送ソフトウエアを用いて通信接続し、画像撮影
装置内に記録されている画像の一覧をPC側の画面に表
示するステップ、1104は、その中からPC側へ転送す
る画像を選択するステップ、1105は、選択した画像
データの転送を開始する旨をアプリケーションの転送ボ
タンを押すことにより発するステップ、1106は、画
像撮影装置からPC側へ選択された画像データを転送する
ステップ、1107は、選択された画像の転送完了を示
すステップである。
【0004】従来、画像撮影装置に記録されている画像
データをPC内の予め決められた画像記録領域に保存する
場合、画像撮影装置から画像データを転送するための画
像転送ソフトウエアをPC内に予めインストールしてお
き、ステップ1102において、この画像転送ソフトウ
エアをユーザー自ら起動し、ステップ1103におい
て、ユーザーにより画像転送ソフトウエアから通信接続
を行うと、画像転送ソフトウエアは、画像撮影装置内に
記録されている画像データの画像一覧の一部あるいは全
てを、サムネイル画像等としてPC上の画像転送ソフト
ウエアの実行画面内に表示する。
【0005】その後、ステップ1104において、ユー
ザーはPC側に転送したい画像データを実行画面内で検索
し、その中から1つあるいは複数個の画像データを選択
すると共に、転送された画像データをPC内で保存するた
めの保存先としてドライブ(ハードディスク等の記憶装
置)やフォルダ等を決定する。次いで、ステップ110
5において、ユーザは、画像転送用ソフトウエアの画像
転送ボタンあるいは画像転送メニューを選択する。
【0006】ステップ1106において、画像転送ソフ
トウエアは、画像撮影装置内に記録されている画像デー
タのうち、ユーザーによって選択された画像のみの送信
を画像撮影装置に要求し、画像撮影装置は、画像転送ソ
フトウエアに指定された画像データをPCに向けて送信
する事で画像データ転送を行い、画像転送ソフトウエア
は、PC内のドライブやフォルダ等の指定された場所へ画
像データを保存することで、PC内に画像データを取り込
むことができ、ステップ1107のように処理完了とな
る。
【0007】図14は、従来における画像撮影装置内に
記録されている画像データをPCへ取り込み、電子メール
に画像データを添付するための手順を示したものであ
る。この手順は、ステップ1106と1107との間
に、電子メールソフトウエアを起動するステップ120
1、および転送された画像を電子メールに添付するステ
ップ1202、が追加される以外は、図13と同じ構成
である。このような、画像撮影装置内に記録されている
画像データを電子メールに添付する場合、画像撮影装置
内に記録されている画像のうち、選択された画像のみを
画像撮影装置からPCへ転送する従来の方法は、図13を
用いて述べたとおりである。
【0008】ステップ1201は、メールを送信するた
めの電子メールソフトウエアをユーザー自らの手によっ
て起動するステップを表しており、ステップ1202
は、電子メールソフトウエア上のメール添付ボタンある
いはメニューから、ステップ1101ないしステップ1
106の手順によって転送された選択画像データを添付
するステップを示している。これら2つのステップを実
行することで、画像撮影装置内に記録されている画像デ
ータを電子メールに添付することができ、処理が完了と
なる(ステップ1107)。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このように、画像撮影
装置内には撮影した複数枚の静止画や高い圧縮率で圧縮
した動画などが記録されており、ユーザーは画像撮影装
置からPC側へ画像データを転送することで、PCで画像
データを加工したり、メールとして送信したり、印刷や
ディスプレイでの表示等の処理を行うことができる。こ
のため、希望する画像データをPC内へ転送する際、でき
るだけ簡単な方法で画像データを短時間に転送したいと
いう要求がある。
【0010】しかしながら、従来の技術では、画像撮影
装置から画像データを転送するために、ユーザーによ
り、PC側で専用の画像転送ソフトウエアを起動し、通
信接続を行うことで、画像転送ソフトウエアは、画像撮
影装置内に記録されている一部あるいは全ての画像デー
タの一覧を表示する。ユーザーは、その中から転送をし
たい画像データを選択し、画像転送ソフトウエア上の転
送ボタンあるいは転送メニューを選択して初めて、画像
撮影装置内に記録されている画像データをPC側に転送す
ることができる。
【0011】これは、非常に手間がかかると共に、選択
された画像データをPC側に転送する前に、画像撮影装置
内に記録されている画像データの一部あるいは全ての画
像データの一覧(いわゆるサムネイル画像)をPC側で
予め表示しなければならないため、画像データ一覧を表
示するまでに時間がかかるという問題があった。さら
に、電子メールに画像データを添付する場合、従来で
は、前記問題点に加え、画像データを転送した後、ユー
ザーにより電子メールソフトウエアを起動し、転送した
画像データを添付する作業がさらに必要なため、非常に
手間がかかるという問題があった。
【0012】本発明は、これらの課題を鑑みてなされた
ものであり、画像撮影装置で撮影された画像をPC内の所
望の転送先に、簡単にかつ短時間に転送することができ
るデータ転送方法、および画像撮影装置を提供すること
を目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は上記した目的を
達成するため、画像データを記録する記録手段、転送す
る画像を選択し、選択された画像情報を記録する手段、
データ転送を監視する手段、データを転送する手段、転
送されたデータを保存する手段およびデータをメールソ
フトウエアに添付する手段を具備することで、自動転送
システムおよび自動メール添付システムを実現するもの
である。
【0014】即ち、本願の請求項1の発明に係るデータ
転送方法は、データ送信装置が有しているデータの中か
ら、使用者が転送を希望するデータを選択する第1の工
程と、該選択したデータを示す選択情報を前記データ送
信装置内に記憶する第2の工程と、前記データ送信装置
に対し使用者が選択したデータの転送を指示する第3の
工程と、前記指示されたデータ転送要求を該データ送信
装置内に記憶する第4の工程と、データ受信装置が、前
記データ送信装置に対し前記データ転送要求が記憶され
ているか否かを確認する第5の工程と、前記データ受信
装置が前記データ転送要求が記憶されている旨を確認し
た場合に、前記データ送信装置に対しデータの転送要求
を発する第6の工程と、前記データ送信装置が前記デー
タ受信装置からのデータの転送要求を受信することによ
り、前記選択情報に基づき転送すべきデータを該受信装
置に転送する第7の工程とを含むことを特徴とするもの
である。
【0015】本願の請求項2の発明に係るデータ転送シ
ステムは、データ送信装置からデータ受信装置に対しデ
ータを転送するシステムにおいて、前記データ送信装置
が有しているデータの中から使用者が転送を希望するデ
ータを選択するためのデータ選択手段と、該データ選択
手段で選択したデータを示す選択情報を、前記データ送
信装置内で記憶する選択情報記憶手段と、前記データ送
信装置に対し使用者が選択したデータの転送を指示する
ための転送指示手段と、前記転送指示手段により指示さ
れたデータ転送要求を、該データ送信装置内で記憶する
データ転送要求記憶手段と、前記データ受信装置側から
前記データ送信装置に対し、前記データ転送要求が記憶
されているか否かを確認するデータ転送要求確認手段
と、該データ転送要求確認手段により前記データ転送要
求が記憶されている旨を確認した場合に、前記データ受
信装置側から前記データ送信装置に対しデータの転送要
求を発する転送要求発信手段と、前記データ送信装置側
で前記転送要求発信手段からのデータの転送要求を受信
することにより、前記選択したデータを前記受信装置に
転送するデータ転送手段とを備えたことを特徴とするも
のである。
【0016】本願の請求項3の発明に係る画像データ転
送方法は、コンピュータ装置と接続可能で、画像データ
を電子的に生成し記録する画像撮影装置から前記コンピ
ュータ装置に画像データを転送する画像データ転送方法
であって、前記画像撮像装置が有している画像データの
中から使用者が転送を希望する画像データを選択するた
めの画像データ選択工程と、該選択した画像データを示
す選択情報を、前記画像撮影装置内に記憶する選択情報
記憶工程と、前記画像撮像装置に対し、使用者が選択し
た画像データの転送要求を指示するための転送要求指示
工程と、前記指示された画像データ転送要求を、該画像
撮影装置内に記憶する転送要求記憶工程と、前記コンピ
ュータ装置から前記画像撮像装置に対し、定期的に前記
転送要求情報の有無の確認を行う転送要求確認工程と、
前記画像撮像装置内に前記転送要求情報が存在する場
合、前記コンピュータ装置が前記画像撮像装置に対し画
像データの転送を要求する転送要求工程と、前記画像撮
像装置が前記画像データ転送要求に応じて、前記選択情
報に基づき選択された画像データを転送する転送工程と
を含むことを特徴とするものである。
【0017】本願の請求項4の発明に係る画像データ転
送システムは、コンピュータ装置と接続可能で、画像デ
ータを電子的に生成し記録する画像撮影装置から前記コ
ンピュータ装置に画像データを転送する画像データ転送
システムであって、前記画像撮像装置が有している画像
データの中から、使用者が転送を希望する画像データを
選択するための画像データ選択手段と、該選択した画像
データを示す選択情報を、前記画像撮影装置内で記憶す
る選択情報記憶手段と、前記画像撮像装置に対し、使用
者が選択した画像データの転送要求を指示するための転
送要求指示手段と、前記指示された画像データ転送要求
を、該画像撮影装置内で記憶する転送要求記憶手段と、
前記コンピュータ装置から前記画像撮像装置に対し、定
期的に前記転送要求情報の有無の確認を行う転送要求確
認手段と、前記画像撮像装置内に前記転送要求情報が存
在する場合、前記コンピュータ装置は前記画像撮像装置
に対し画像データの転送を要求する転送要求手段と、前
記画像撮像装置が前記画像データ転送要求に応じて、前
記選択情報に基づき選択された画像データを転送する転
送手段とを備えたことを特徴とするものである。
【0018】本願の請求項5の発明に係る画像撮影装置
は、コンピュータ装置と接続可能で、画像データを電子
的に生成し記録する画像撮影装置において、記録した画
像データを表示するための表示手段と、使用者が該表示
手段に表示された画像を選択するための画像選択手段
と、該画像選択手段によりどの画像を選択したかを示す
画像選択情報を保存する保存手段とを備えたことを特徴
とするものである。
【0019】本願の請求項6の発明に係る画像撮影装置
は、請求項5記載の画像撮影装置において、前記選択し
た画像データを前記コンピュータ装置へ転送するための
転送手段と、前記画像データを転送するタイミングを前
記コンピュータ装置へ通知するための通知手段とをさら
に備えたことを特徴とするものである。
【0020】本願の請求項7の発明に係る画像撮影装置
は、請求項6記載の画像撮影装置において、画像データ
のみの転送であるのか電子メールに添付するための画像
データ転送であるのかを使用者が選択するための転送選
択手段をさらに備え、該転送選択手段により選択された
転送選択情報を、前記通知手段により前記コンピュータ
装置へ通知することを特徴とするものである。
【0021】本願の請求項8の発明に係る画像撮影装置
状態監視システムは、コンピュータ装置内において画像
撮影装置の状態を監視するシステムであって、請求項6
または7記載の画像撮影装置から画像データを転送する
ための通知情報を受信する通知情報受信手段と、該通知
情報受信手段により前記通知情報を受信することによ
り、前記画像撮影装置から転送された画像データを前記
コンピュータ装置内の所定の記録領域へ記録するための
記録用アプリケーションプログラムを起動するアプリケ
ーションプログラム起動手段とを備えたことを特徴とす
るものである。
【0022】本願の請求項9の発明に係る画像撮影装置
状態監視システムは、請求項8記載の画像撮影装置状態
監視システムにおいて、前記画像撮影装置から送られる
通知情報により、前記記録用アプリケーションプログラ
ムを起動するとともに、起動した該記録用アプリケーシ
ョンプログラムの処理を制御するための制御情報を当該
記録用アプリケーションプログラムへ通知するための制
御情報通知手段をさらに備えたことを特徴とするもので
ある。
【0023】本願の請求項10の発明に係るデータ受信
システムは、コンピュータ装置内において画像撮影装置
からのデータを受信するシステムであって、請求項6記
載の画像撮影装置から画像データを受信する画像データ
受信手段と、該画像データ受信手段により受信した画像
データを前記コンピュータ装置内の所定の記録領域へ保
存する保存手段と、請求項9記載の画像撮影装置状態監
視システムから送られる制御情報を受信するための制御
情報受信手段と、前記制御情報受信手段により受信した
制御情報に基づき受信した画像データに対する処理を制
御する制御手段とを備え、前記保存手段により保存した
画像データの制御を行うことを特徴とするものである。
【0024】本願の請求項11の発明に係る自動転送シ
ステムは、請求項6記載の画像撮影装置により画像を選
択し、該画像撮影装置の通知手段により、画像データ転
送開始のタイミングを請求項9記載の画像撮像装置状態
監視システムへ通知し、該画像撮像装置状態監視システ
ムは、請求項10記載のデータ受信システムを起動し、
該データ受信システムは、前記画像撮影装置から画像
データを受信し、コンピュータ装置内の所定の記録領域
へ画像データを自動的に記録することを特徴とするもの
である。
【0025】本願の請求項12の発明に係るデータ受信
システムは、請求項10記載のデータ受信システムが、
電子メールを送信するための電子メールソフトを起動す
る工程と、前記画像撮影装置から転送された画像データ
を電子メールに添付するための工程と、その電子メール
を転送するための工程とを有する電子メール制御用アプ
リケーションソフトウエアを実行することにより、画像
データの電子メールへの添付を行うことを特徴とするも
のである。
【0026】本願の請求項13の発明に係るメール添付
システムは、請求項7記載の画像撮影装置により画像デ
ータを選択し、画像データの転送を通知する前記通知手
段により、画像データ転送開始のタイミングを請求項9
記載の画像撮影装置状態監視システムへ通知し、該画像
撮影装置状態監視システムは、請求項10記載のデータ
受信システムを起動し、該データ受信システムは、前記
画像撮影装置から画像データを受信し、コンピュータ装
置内の所定の記録領域へ画像データを自動的に記録し、
さらに、請求項12記載の電子メール制御用アプリケー
ションソフトウエアにより、電子メールソフトを起動
し、電子メールに転送された画像を添付することを特徴
とするものである。
【0027】本願の請求項14の発明に係る画像撮影装
置は、請求項6記載の画像撮影装置において、前記転送
するための画像データを記録しておく記録手段をさらに
備えた ことを特徴とするものである。
【0028】本願の請求項15の発明に係る画像データ
転送方法は、請求項14記載の画像撮影装置とコンピュ
ータ装置とを通信接続するための工程と、前記画像撮影
装置内に記録されている画像データすべてを転送するか
選択された画像データのみを転送するかを判別する工程
と、前記画像撮影装置内に記録されている画像データす
べて、あるいは選択された画像データのみを転送する工
程とを有する画像データ転送アプリケーションソフトウ
エアを実行することにより画像データ転送を行うことを
特徴とするものである。
【0029】本願の請求項16の発明に係る画像転送シ
ステムは、請求項15記載の画像データ転送方法を実行
することにより、請求項14記載の画像撮影装置におい
て記録されている画像データの中で、選択されたものの
みを通信接続した際にコンピュータ装置内へ転送し、保
存することを特徴とするものである。
【0030】本願の請求項17の発明に係る画像転送シ
ステムは、請求項15に記載の画像データ転送方法を実
行することにより、請求項14記載の画像撮影装置にお
いて記録されている画像データの中で、選択されたもの
のみを通信接続した際にコンピュータ装置内へ転送し、
保存することを特徴とするものである。
【0031】本願の請求項18の発明に係るメール転送
システムは、請求項17記載の画像転送システムによ
り、画像撮影装置において記録されている画像データの
中で、選択されたもののみを通信接続した際にコンピュ
ータ装置内へ転送し、電子メールに転送された画像デー
タを添付し、該画像データが添付された電子メールを送
信することを特徴とするものである。
【0032】
【発明の実施の形態】実施の形態1.以下、本発明の実
施の形態について図面を用いて説明する。図1は、本発
明の実施の形態1に係る画像自動転送システムのブロッ
ク図である。同図において、100はデータ送信装置と
しての画像撮影装置であり、130はデータ受信装置と
してのPCである。ここに示す画像撮影装置100およ
びPC130は、公知の技術により構成されたもので、
本発明を実施するために特別なハードウエアを要するも
のではない。
【0033】この画像撮影装置100側において、10
1は図示しない光学系により縮小投影された被写体の映
像を光電変換する光電変換手段、102は光電変換手段
101により光電変換された画像データをJPEG等の
圧縮アルゴリズムにより圧縮処理を行う画像圧縮処理
部、103は記録した画像、あるいは撮影しようとする
画像を表示する画像表示部(表示手段)、104は転送
する画像を選択した場合にその転送する画像情報を記録
するRAMであり、これは、特許請求の範囲における選択
情報記憶手段,データ転送要求記憶手段,保存手段に相
当する。105は画像表示部103に表示されている画
像の中から転送を希望する画像を選択するための画像選
択ボタン(データ選択手段,画像選択手段)、107は
画像データを転送する旨をPC130側へ通知するための
画像転送ボタン(転送指示手段)である。また、106
は本画像撮影装置100において撮影した画像が記録さ
れている画像記録部、108はPC130と通信するため
の通信処理部であり、これは、特許請求の範囲における
データ転送手段,転送手段,通知手段に相当する。10
9はこれら光電変換手段101、画像圧縮処理部10
2、画像表示部103、RAM104、画像選択ボタン
105、画像記録部106、通信処理部108、画像転
送ボタン107を制御するコントローラ、110はこれ
ら光電変換手段101、画像圧縮処理部102、画像表
示部103、RAM104、画像選択ボタン105、画
像記録部106、画像転送ボタン107、通信処理部1
08を接続するデータバス、120は、画像撮影装置1
00とPC130との間でデータのやりとりを行うための
データバスである。
【0034】また、PC130側において、131は画像
撮影装置100の画像転送ボタン107が押されたかど
うかを監視するボタン監視ソフトウエアであり、これは
特許請求の範囲におけるデータ転送要求確認手段,通知
情報受信手段,アプリケーションプログラム起動手段,
制御情報通知手段に相当する。133は画像撮影装置1
00から画像データを転送するための画像転送ソフトウ
エアであり、これは特許請求の範囲における転送要求発
信手段,記録用アプリケーションプログラム,保存手
段,制御情報受信手段に相当する。134は画像撮影装
置100から通信処理部108およびデータバス120
を介してPC100内部へ転送された画像データを保存す
るための画像記録領域(記録手段)であり、135はPC
130の管理プログラムとしてのOS(制御手段)であ
る。
【0035】また、132は、画像撮影装置100上の
画像転送ボタン107が押された場合に、画像撮影装置
100内の画像データをPC130内へ転送するための画
像転送ソフトウエア133を起動するためのメッセージ
であり、136は、画像撮影装置100から画像転送ソ
フトウエア133により転送された画像データを画像記
録領域134へ送るために用いられるデータバスであ
る。
【0036】ここで、データバス120については、た
とえば、シリアルインターフェース、パラレルインター
フェース、SCSI、USB、IEEE1394、10Base−T、100Base
−TXなど、公知の通信手段を用いることができる。ま
た、画像記録領域134は、PCで記録できるメディアと
して、たとえば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハ
ードディスクドライブ(リムーバブルなものを含む)、
MO、CD−R/RW、DVD、IC(メモリ)カード
など、公知の記録メディアを用いることができる。さら
に、ボタン監視ソフトウエア131が画像転送ソフトウ
エア133を起動する際に用いるメッセージ132は、
たとえば、PC用OSとして広く普及しているWindows
では、そのShellExecute関数、即ち、拡張子に関連付け
られたプログラムを実行する関数、あるいはそれに類す
る関数により起動する方法を用いる。
【0037】PC130内にあるボタン監視ソフトウエア
131および画像転送ソフトウエア133は、予めPC1
30内にインストールしておく必要があり、ボタン監視
ソフトウエア131については、PC起動後、自動的に起
動しボタン監視が可能な状態になるようにするため、た
とえば、Windows では、スタートアップフォルダに登録
しておく必要がある。また、画像撮影装置100からPC
130へ転送される画像データを保存する画像記録領域
134については、ボタン監視ソフトウエア131ある
いは画像転送ソフトウエア133に設定項目を設けてユ
ーザーが設定可能な状態とし、ユーザーが自由に転送画
像データの画像記録領域134を変更できるものとす
る。なお、ユーザーが転送画像データの画像記録領域1
34を特に設定していない場合は、画像転送ソフトウエ
ア133によりデフォルトとして設定されている画像記
録領域134へ転送画像データを保存する。
【0038】次に、動作について説明する。まず、ユー
ザが図示しないシャッターボタンを押下すると、コント
ローラ109は画像撮影装置100が以下の動作を行う
ように各部の制御を行う。即ち、オートフォーカス機構
(図示せず)により被写体が光電変換手段101の受光
面上で結像するようにレンズの焦点を合焦させる。そし
て光電変換手段101により被写体の映像を光電変換
し、光電変換手段101内で信号処理を行って画像デー
タとする。この画像データは図示しないモードスイッチ
等の切り替えにより、非圧縮モードあるいは圧縮モード
で記録を行うことが可能である。記録モードが非圧縮モ
ードであれば、光電変換手段101が出力する画像デー
タをそのまま画像記録部103に記録する。これに対
し、記録モードが圧縮モードであれば、光電変換手段1
01が出力する画像データは画像圧縮処理部102によ
りJPEG等の圧縮アルゴリズムにより圧縮処理を行っ
た後に、画像記録部103に記録する。
【0039】各ショット毎にこのような操作を繰り返し
て画像記録部106に記録された画像データは、画像撮
影装置100とTV受像機とをTVインターフェース
(図示しない)を介して接続することにより、画像デー
タをNTSC等のTV信号に変換してTV受像機の画面
に表示することが可能である。また、画像データをPC
に転送しフォトレタッチソフト等で加工した後、高画質
のプリンタで写真並みの印字品質のプリント出力を楽し
んだり、電子撮影装置に携帯電話等の無線端末を接続す
ることにより、画像データをインターネット等を介して
そのまま遠隔地に転送したりすること等が容易に行える
ようになってきている。
【0040】しかしながら、前述したように、画像を選
択しPCに転送するにはかなりの時間と煩わしい準備や
操作を必要とし、その解決が望まれていたが、本実施の
形態1によれば、その転送に要する時間を大幅に短縮で
き、かつ操作も簡単で済む。
【0041】以下、このシステムが行う処理を、図2に
示すフローを用いて説明する。まず、画像撮影装置10
0とPC130とをデータバス120を介して接続して
おくものとする。ユーザーがPC130へ転送するための
画像データを選択する場合、画像撮影装置100におい
て、その画像記録部106に記録されている画像データ
を画像表示部103に表示させる(ステップS1)。こ
の表示は記憶している画像データを順次表示したり、画
像表示部を分割して多数の縮小画面を表示したりするこ
とで行う。この表示された画像データのなかで所望のデ
ータに対しユーザーが画像選択ボタン105を押すこと
により(ステップS2)、RAM104に画像の選択情報
が記録される(ステップS3)。
【0042】即ち、ユーザーは、画像撮影装置100の
側において、その画像表示部101を見ながら画像選択
ボタン105を押すことで、所望の画像データを選択す
る。その後、画像撮影装置100における画像転送ボタ
ン107を押すと、画像転送ボタン107が押されたこ
とを示す画像転送ボタン情報が、画像撮影装置100内
のRAM104に記録される。一方、PC130内にあるボ
タン監視ソフトウエア131は、定期的に画像撮影装置
100へボタン状態要求コマンドをデータバス120を
介して送信している(ステップS9)。
【0043】ボタン監視ソフトウエア131から送られ
たボタン状態要求コマンドに対し、画像撮影装置100
は、RAM104に記録されている画像転送ボタン情報を
元に、ユーザーが画像転送ボタン107を押していない
場合は、通信処理部108およびデータバス120を介
してPC130上のボタン監視ソフトウエア131に画像
転送ボタン107が押されていない旨を示す応答を返す
(ステップS4,S6)。
【0044】これに対し、ユーザーが画像撮影装置10
0上において、画像表示部103を見ながら画像選択ボ
タン105を押すことで画像データを選択し、画像転送
ボタン107を押している状態であれば、RAM104に
記録されている画像転送ボタン情報を元に、通信処理部
108およびデータバス120を介してPC130上のボ
タン監視ソフトウエア131に画像転送ボタン107が
押されている旨を示す応答を返す(ステップS4,S
5)。
【0045】一方、PC130側では、ボタン状態要求コ
マンドに対し、画像撮影装置100から画像転送ボタン
が押されていないことを示す応答がデータバス120を
介して返されると(ステップS10)、ボタン監視ソフ
トウエア131は、指定された期間待った後、再度画像
撮影装置100に対して、データバス120を介してボ
タン状態要求コマンドを発行する。
【0046】これに対し、画像撮影装置100から画像
転送ボタン107が押されたことを示す応答が返される
と(ステップS11)、画像撮影装置100から画像デ
ータを転送するために、PC130内にあるボタン監視ソ
フトウエア131は、画像転送ソフトウエア133を起
動する(ステップS12)。この起動は、画像転送を知
らせるメッセージ132を画像転送ソフトウエア133
に対して送信することにより行う。
【0047】ここで、ボタン監視ソフトウエア131が
画像転送ソフトウエア133を起動するために発行する
メッセージ132は、たとえば、上述のShellExecute関
数あるいはそれに類する関数により起動する方法を用い
ており、画像転送ソフトウエア133を起動すると共
に、画像撮影装置100から転送される画像データの処
理形式が画像転送であることを示す情報もメッセージ1
32を介してボタン監視ソフトウエア131から画像転
送ソフトウエア133に送信される。
【0048】画像転送ソフトウエア133は、ボタン監
視ソフトウエア131からの画像転送を知らせるメッセ
ージ132により自動的に起動すると共に、メッセージ
132により画像データの処理形式が画像転送であるこ
とを判断すると、データバス120を介して画像撮影装
置100に対して自動的に通信接続を開始し、選択され
た画像に関する画像選択情報データを画像撮影装置10
0へ要求する(ステップS13)。
【0049】画像撮影装置100の側では、RAM104
に記録されている画像選択情報データを通信処理部10
8およびデータバス120を介してPC130内の画像転
送ソフトウエア133に返信する(ステップS7)。画
像転送ソフトウエア133は、先の返信された画像選択
情報データを元に、選択された画像データを画像撮影装
置100へ要求する(ステップS14)。画像撮影装置
100では、要求された画像データを画像記録部106
から取り出し、通信処理部108およびデータバス12
0を介して画像転送ソフトウエア133へ送信する(ス
テップS8)。画像転送ソフトウエア133は、データ
バス120を介して転送された画像データをPC130内
部のデータバス136を介して予め決められた画像記録
領域134へ保存する(ステップS15)。
【0050】このように、本実施の形態1によれば、画
像撮影装置の側で転送したい画像データを選択し、画像
転送ボタンを押せば、PC側が画像転送ボタンの操作の
有無を判断して、操作が有ったと判断した場合には、P
C側の画像転送ソフトウエアを自動的に起動して、所望
の画像のみを転送するようにしたので、操作が簡単であ
り、しかも所望の画像データのみを転送するため画像デ
ータの転送に時間を要さない画像自動転送システムが得
られる。
【0051】実施の形態2.次に、実施の形態2につい
て説明する。図3は、本発明の実施の形態2に係るメー
ル自動転送システムのブロック図であり、同図におい
て、200は画像撮影装置、230はPCである。本実施
の形態2の画像撮影装置200は、画像転送ボタン10
7の代わりにメール転送ボタン207を具備したことを
除けば、前記実施の形態1の自動転送システムにおける
画像撮影装置100と同様の構成である。
【0052】また、本実施の形態2のPC230は、画像
転送ソフトウエア233がメッセージ237により電子
メールソフトウエア238を起動することを除けば、前
記実施の形態1の自動転送システムにおけるPC130と
同じ構成である。
【0053】ここで、電子メールソフトウエア238、
および、電子メールソフトウエア238に対し、画像撮
影装置200から転送された画像データを格納している
画像記録領域234のパス情報およびファイル名の情報
と共に電子メールソフトウエア238を起動するメッセ
ージ237について、たとえば、WindowsではMAPI(Mess
aging Application Program Interface)などがあり、MA
PIを用いると画像転送ソフトウエア233から容易に電
子メールソフトウエア238を起動し、新規メール送信
ウインドウに画像を添付することができる。
【0054】なお、電子メールソフトウエア238およ
び画像転送ソフトウエア233から電子メールソフトウ
エア238を起動するためのメッセージ237は、PC
235のOSがMAPIに対応していなくても、MAPIと同等
の機能を構成すれば実現可能である。
【0055】以下、このシステムが行う処理を、図4に
示すフローを用いて説明する。ユーザーが画像撮影装置
200側でその画像表示部203を見ながら画像選択ボ
タン205を押すことで画像を選択し(ステップS2
1,S22)、画像を転送する際には転送ボタンの代わ
りにメール転送ボタン207を押す(ステップS23)
ことを除けば、本実施の形態2は、画像撮影装置200
から通信処理部208およびデータバス220を介して
PC230内の画像転送ソフトウエア233により画像デ
ータを転送し、画像記録領域234に画像データを保存
するまでは、実施の形態1の動作と同様である。
【0056】ただし、ボタン監視ソフトウエア231か
ら画像撮影装置200に送信されたボタン状態要求コマ
ンド(ステップS29)に対し、画像撮影装置200
は、メール転送ボタン207が押されている場合は、メ
ール転送ボタン207が押されているボタン情報を通信
処理部208およびデータバス220を介してボタン監
視ソフトウエア231に返信するが(ステップS24,
S25)、この場合、ボタン監視ソフトウエア231
は、画像転送ソフトウエア233を起動するために送信
するメッセージ232において(ステップS32)、画
像撮影装置から転送される画像データの処理形式がメー
ル添付用画像転送であることを示す情報も同時にPC2
30に送信する点が、実施の形態1のボタン監視ソフト
ウエア131が画像転送ソフトウエア133を起動する
ために送信するメッセージ132の内容と異なってい
る。
【0057】画像撮影装置200から画像データが転送
されると(ステップS33,S34)、PC230内の画
像転送ソフトウエア233は、電子メールソフトウエア
238を起動するために、メッセージ237を電子メー
ルソフトウエア238に対して送信する。また、このメ
ッセージ237を送信する際に、添付する画像が記録さ
れている画像記録領域234のパス情報およびファイル
名も一緒に送信する。
【0058】電子メールソフトウエア238は、自動的
に新規メール送信ウインドウを表示し、そのウインドウ
にメッセージ237で送信された画像のファイル名を自
動的に表示する(ステップS35)。ユーザーは、メー
ルを送信するために宛先アドレスおよびコメントを電子
メールソフトウエア238により表示されている新規メ
ール送信ウインドウに入力し、送信ボタンを押すこと
で、所望の画像が添付されたメール送信を速やかに行う
ことができる。
【0059】このように、本実施の形態2によれば、画
像撮影装置の側で転送したい画像データを選択し、メー
ル転送ボタンを押せば、PC側がメール転送ボタンの操
作の有無を判断して、操作が有ったと判断した場合に
は、PC側で電子メールソフトウエアを自動的に起動し
て、所望の画像のみを添付するようにしたので、操作が
簡単かつPC側で所望の画像が添付されたメール送信を
速やかに行うことができるメール自動転送システムが得
られる。
【0060】実施の形態3.次に本発明の実施の形態3
について説明する。図5は、本発明の実施の形態3に係
る自動転送システムを示すブロック図であり、同図にお
いて、300は画像撮影装置、330はPCである。この
実施の形態3におけるPC330は、実施の形態1のPC
130内のボタン監視ソフトウエア131およびボタン
監視ソフトウエア131から画像転送ソフトウエア13
3を起動するためのメッセージ132を取り除いたこと
を除けば、実施の形態1のPC130と同様の構成であ
る。
【0061】以下、このシステムが行う処理を、図6に
示すフローを用いて説明する。ユーザーがPC330へ転
送するための画像を選択する場合、画像撮影装置300
側において、その画像表示部303に画像記録部306
に記録されている画像データを表示させ(ステップS4
1)、ユーザーが画像選択ボタン305を押すことによ
り(ステップS42)、RAM304に画像の選択情報が
記録される。
【0062】ユーザーは、画像を選択した後、画像撮影
装置300における画像転送ボタン307を押すと、画
像転送ボタン307が押された画像転送ボタン情報は、
RAM304に記録される(ステップS43)。
【0063】ユーザーは、PC330内に予めインストー
ルされている画像転送ソフトウエア333を起動し、画
像撮影装置300に対して、データバス320を介して
通信接続を行う(ステップS52)。画像転送ソフトウ
エア333は、通信接続の際、ボタン状態要求コマンド
をデータバス320を介して画像撮影装置300へ送信
する(ステップS49)。
【0064】画像撮影装置300は、画像転送ソフトウ
エア333から送られたボタン状態要求コマンドに対
し、ユーザーが画像転送ボタン307を押していない場
合は、RAM304に記録されている画像転送ボタン情報
を元に通信処理部308およびデータバス320を介し
てPC330上の画像転送ソフトウエア333にボタンが
押されていないことを示す応答を返す(ステップS4
4,S46)。
【0065】これに対し、画像撮影装置300上におい
て、ユーザーが画像を選択し、画像転送ボタン307を
押している状態であれば、RAM304に記録されている
転送ボタン情報を元に通信処理部308およびデータバ
ス320を介してPC330上の画像転送ソフトウエア3
33にボタンが押されていることを示す応答を返す(ス
テップS44,S45)。
【0066】画像撮影装置300からボタンが押されて
いないことを示す応答がデータバス320を介して返さ
れると、PC330内にある画像転送ソフトウエア333
は、以下の、公知技術として知られている画像転送方法
を実行する。即ち、画像撮影装置300内の画像記録部
306に記録されている画像の一覧を転送画像ソフトウ
エア333の実行画面上で一覧表示し(ステップS5
6)、ユーザーにより転送するための画像を選択させ、
PC330側に転送することにより、データバス320を
介してPC330内の予め決められた画像記録領域334
へ画像データを保存する。
【0067】一方、画像撮影装置300からボタンが押
されたことを示す応答が返されると、画像撮影装置30
0から画像データを転送するために、PC330内にある
画像転送ソフトウエア333は、選択された画像に関す
る画像選択情報の送出を画像撮影装置300へ要求する
(ステップS53)。画像撮影装置300は、RAM30
4に記録されている画像選択情報を通信処理部308お
よびデータバス320を介して画像転送ソフトウエア3
33に返信する(ステップS47)。
【0068】画像転送ソフトウエア333は、先の返信
された画像選択情報を元に、選択された画像データを画
像撮影装置300へ要求する(ステップS54)。
【0069】画像撮影装置300では、要求された画像
データを画像記録部306から取り出し、通信処理部3
08およびデータバス320を介してPC330側の画
像転送ソフトウエア333へ送信する。画像転送ソフト
ウエア333は、データバス320を介して転送された
画像データをPC330内部のデータバス336を介して
予め決められた画像記録領域334へ保存する(ステッ
プS55)。
【0070】このように、本実施の形態3によれば、画
像撮影装置の側で転送したい画像データを選択し、画像
転送ボタンを押した状態で、画像転送ソフトウエアより
通信接続を行うと、PC側が画像転送ボタンの操作の有
無を判断して、操作が有ったと判断した場合には、所望
の画像のみを転送し、操作がないと判断した場合には、
画像撮影装置内に記録されている一部あるいは全ての画
像データの一覧を表示するようにしたので、操作が簡単
かつ所望の画像データのみを転送するため画像データの
転送に時間を要さず、PC側にインストールするソフトウ
エアの容量が少なくて済み、しかもユーザーの指示なし
で画像の一覧表示をPC側に実行できる画像撮影装置が
得られる。
【0071】実施の形態4.次に本発明の実施の形態4
について説明する。図7は、本発明の実施の形態4に係
る自動転送システムを示すブロック図であり、同図にお
いて、400は画像撮影装置、430はPCである。本実
施の形態4におけるPC430は、実施の形態2のPC2
30内のボタン監視ソフトウエア231およびボタン監
視ソフトウエア231から画像転送ソフトウエア233
を起動するためのメッセージ232を取り除いたことを
除けば、実施の形態2のPC230と同じ構成である。
【0072】本実施の形態4の動作を図8に示すフロー
を用いて説明する。本実施の形態4は、実施の形態3の
画像撮影装置300における画像転送ボタン307の代
わりにメール転送ボタン407を具備したことを除け
ば、画像撮影装置400上で、ユーザーが画像表示部4
03を見ながら(ステップS61)画像選択ボタン40
5を押して画像を選択し(ステップS62)、メール転
送ボタン407を押すことで、RAM404へ画像選択情
報およびメール転送ボタン情報を記録する方法および、
画像転送ソフトウエア433を起動し、画像撮影装置4
00で選択されている画像データを通信処理部408お
よびデータバス420を介してPC430内の画像記録領
域434へ保存するまでの方法は、実施の形態3と同じ
である。
【0073】画像撮影装置400から転送された画像デ
ータがPC430内の画像記録領域434に保存される
と、画像転送ソフトウエア433は、電子メールソフト
ウエア438を起動するために、メッセージ437を電
子メールソフトウエア438に対して送信する。また、
このメッセージ437を送信する際に、添付する画像が
記録されている画像記録領域434のパス情報およびフ
ァイル名も送信する。
【0074】電子メールソフトウエア438は、自動的
に新規メール送信ウインドウを表示し、そのウインドウ
にメッセージ437で送信された画像のファイル名を表
示する。ユーザーは、メールを送信する宛先アドレスお
よびコメントを電子メールソフトウエア438により表
示されている新規メール送信ウインドウに入力し、送信
ボタンを押すことで、メール送信を行うことができる。
【0075】このように、本実施の形態4によれば、画
像撮影装置の側で転送したい画像データを選択し、メー
ル転送ボタンを押した状態で画像転送ソフトウエアによ
り通信接続を行うと、PC側がメール転送ボタンの操作
の有無を判断して、操作が有ったと判断した場合には、
PC側で電子メールソフトウエアを自動的に起動して、
所望の画像のみを添付し、操作がないと判断した場合に
は、画像撮影装置内に記録されている一部あるいは全て
の画像データの一覧をPC側で表示するようにしたの
で、操作が簡単かつPC側で所望の画像が添付されたメ
ール送信を速やかに行うことができ、PC側にインストー
ルするソフトウエアが少なくて済み、しかもユーザーの
指示なしで画像の一覧表示をPC側に実行できる画像撮
影装置が得られる。
【0076】実施の形態5.次に本発明の実施の形態5
について説明する。図9は、本発明の実施の形態5に係
る自動転送・メール自動添付システムを示すブロック図
であり、同図において、500は画像撮影装置、530
はPCである。この実施の形態5における画像撮影装置5
00は、実施の形態2における画像撮影装置200に画
像転送ボタン(転送選択手段)511を追加したことを
除けば、実施の形態2の画像撮影装置200と同様の構
成である。
【0077】本実施の形態5の動作を図10のフローを
用いて説明する。本実施の形態5は、実施の形態2の画
像撮影装置200におけるメール転送ボタン207に相
当するメール転送ボタン507に加え、画像転送ボタン
511を具備したことを除けば、画像撮影装置500上
で、ユーザーが画像表示部503を見ながら(ステップ
S81)画像選択ボタン505を押して画像を選択し
(ステップS82)、メール転送ボタン507を押すこ
とで、RAM504へ画像選択情報およびメール転送ボ
タン情報を記録する方法および、ステップS83、S8
4、S85、S86、S87、S88により画像転送ソ
フトウエア533を起動し、画像撮影装置500で選択
されている画像データを通信処理部508およびデータ
バス520を介してPC530内の画像記録領域534
へ保存して電子メールに画像データを添付するまでの方
法は実施の形態2と同じである。
【0078】また、画像撮影装置500上で、ユーザー
が画像表示部503を見ながら(ステップS81)画像
選択ボタン505を押して画像を選択し(ステップS8
2)、画像転送ボタン511を押すことで、RAM50
4へ画像選択情報および画像転送ボタン情報を記録する
方法および、ステップS83a、S84a、S85a、
S86a、S87、S88により画像転送ソフトウエア
533を起動し、画像撮影装置500で選択されている
画像データを通信処理部508およびデータバス520
を介してPC530内の画像記録領域534へ保存する
までの方法は実施の形態1と同じである。
【0079】このように、本実施の形態5によれば、画
像撮影装置の側で転送したい画像データを選択し、画像
転送ボタンを押せばPC側が画像転送ボタンの操作の有
無を判断して、操作があったと判断した場合は、PC側
で画像転送ソフトウエアを自動的に起動して、所望の画
像のみを転送し、メール転送ボタンを押せばPC側がメ
ール転送ボタンの操作の有無を判断して、操作があった
と判断した場合は、PC側で電子メールソフトウエアを
自動的に起動して、所望の画像のみを添付するようにし
たので、操作が簡単、かつ画像転送ボタンを押した場合
所望の画像データのみを転送するため画像データの転送
に時間を要さず、メール転送ボタンを押した場合PC側
で所望の画像が添付されたメール送信を速やかに行うこ
とができ、PC側にインストールするソフトウエアが少
なくて済む画像撮影装置が得られる。
【0080】実施の形態6.次に本発明の実施の形態6
について説明する。図11は、本発明の実施の形態5に
係る自動転送・メール自動添付システムを示すブロック
図であり、同図において、600は画像撮影装置、63
0はPCである。この実施の形態6における画像撮影装置
600は、実施の形態4における画像撮影装置400に
おけるメール転送ボタン407に相当するメール転送ボ
タン607に加え、画像転送ボタン611を具備したこ
とを除けば、実施の形態4の画像撮影装置400と同様
の構成である。
【0081】本実施の形態6の動作を図12のフローを
用いて説明する。本実施の形態6は、実施の形態4の画
像撮影装置400におけるメール転送ボタン407に相
当するメール転送ボタン607に加え、画像転送ボタン
611を具備したことを除けば、画像撮影装置600上
で、ユーザーが画像表示部603を見ながら(ステップ
S101)画像選択ボタン605を押して画像を選択し
(ステップS102)、メール転送ボタン607を押す
ことで、RAM604へ画像選択情報およびメール転送ボ
タン情報を記録する方法、および、ステップS103,
S104、S105、S106、S107、S108に
より画像転送ソフトウエア633を起動し、画像撮影装
置600で選択されている画像データを通信処理部60
8およびデータバス620を介してPC630内の画像記
録領域634へ保存して電子メールに画像データを添付
するまでの方法は、実施の形態4と同じである。
【0082】また、画像撮影装置600上で、ユーザー
が画像表示部603を見ながら(ステップS101)画
像選択ボタン605を押して画像を選択し(ステップS
102)、画像転送ボタン611を押すことで、RAM
604へ画像選択情報およびメール転送ボタン情報を記
録する方法および、ステップS103a、S104a、
S105a、S106a、S107、S108により画
像転送ソフトウエア633を起動し、画像撮影装置60
0で選択されている画像データを通信処理部609およ
びデータバス620を介してPC630内の画像記憶領
域634へ保存するまでの方法は実施の形態3と同じで
ある。
【0083】このように、本実施の形態6によれば、画
像撮影装置の側で転送したい画像データを選択し、画像
転送ボタンを押した状態で画像転送ソフトウエアにより
通信接続すればPC側が画像転送ボタンの操作の有無を
判断して、操作があったと判断した場合は、所望の画像
のみを転送し、メール転送ボタンを押せばPC側がメー
ル転送ボタンの操作の有無を判断して、操作があったと
判断した場合は、PC側で電子メールソフトウエアを自
動的に起動して、所望の画像のみを添付するようにした
ので、操作が簡単、かつ画像転送ボタンを押した場合所
望の画像データのみを転送するため画像データの転送に
時間を要さず、メール転送ボタンを押した場合PC側で
所望の画像が添付されたメール送信を速やかに行うこと
ができ、PC側にインストールするソフトウエアが少な
くて済む画像撮影装置が得られる。
【0084】なお、上記各実施の形態では、PCは通常
のパソコンを想定しているが、ノート型PCやハンドヘ
ルドPCであってもよく、さらには、プログラムを実行
できる機能を有するのであれば、いわゆるPDA(Pers
onal Digital Assistant)等の電子手帳や携帯型電話機
等の無線端末、さらにはその他の機器であってもよい。
【0085】また、上記実施の形態2,4,5,6で
は、電子メールに画像データを添付する場合を例にとっ
て説明したが、他のアプリケーションソフトウエアに画
像データを転送するようにしてもよい。
【0086】さらに、上記各実施の形態では、画像デー
タの転送を例にとって説明したが、画像データの転送に
限るものではなく、データの送信元で予め送信すべきデ
ータを選択しておき、データの送信を指示すれば指示の
有無をモニタしている受信側が自動的にデータの受信を
開始するシステムであれば、他のデータであっても適用
でき、上記各実施の形態と同様の効果を奏する。
【0087】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る画像撮影装
置によれば、画像撮影装置内部に画像の選択情報を記録
する手段および画像転送情報を記録する手段を設け、PC
内部には画像撮影装置における転送ボタンを監視するボ
タン監視ソフトウエアおよび画像を転送する画像転送ソ
フトウエアおよび電子メールソフトウエアを設け、ボタ
ン監視ソフトウエアにより、画像撮影装置の転送ボタン
を監視すると共に、ボタン監視ソフトウエアから画像転
送ソフトウエアを起動可能な構成とし、必要に応じて画
像転送ソフトウエアから電子メールソフトウエアを起動
する構成を取ることにより、画像撮影装置上で画像を選
択し転送ボタンを押すのみという簡単な操作により、画
像撮影装置からPC内へ選択された画像を転送すると共に
メールへ画像を添付することが可能となる。
【0088】また、ボタン監視ソフトウエアが無い場合
においても、画像転送ソフトウエアにより、ボタンの状
態要求コマンドを画像撮影装置へ送信することで、ボタ
ンが押されたかどうかの情報を取得することができ、画
像撮影装置上で選択された画像のみをPCへ送信すること
が可能であり、必要に応じて画像転送ソフトウエアから
電子メールソフトウエアを起動する構成を取ることによ
り、画像撮影装置上で画像を選択し転送ボタンを押すの
みという簡単な操作により、画像撮影装置からPC内へ選
択された画像を転送すると共にメールへ画像を添付する
ことが可能となる。
【0089】即ち、本願の請求項1の発明に係るデータ
転送方法によれば、データ送信装置が有しているデータ
の中から、使用者が転送を希望するデータを選択する第
1の工程と、該選択したデータを示す選択情報を、前記
データ送信装置内に記憶する第2の工程と、前記データ
送信装置に対し使用者が選択したデータの転送を指示す
る第3の工程と、前記指示されたデータ転送要求を該デ
ータ送信装置内に記憶する第4の工程と、データ受信装
置が前記データ送信装置に対し前記データ転送要求が記
憶されているか否かを確認する第5の工程と、前記デー
タ受信装置が、前記データ転送要求が記憶されている旨
を確認した場合に、前記データ送信装置に対しデータの
転送要求を発する第6の工程と、前記データ送信装置が
前記データ受信装置からのデータの転送要求を受信する
ことにより、前記選択情報に基づき転送すべきデータを
該受信装置に転送する第7の工程とを含むようにしたの
で、使用者がデータの転送を指示することで、事前に選
択しておいたデータのみを自動的に転送でき、データを
一括してデータ受信装置に転送しデータ受信装置の側で
選択する場合に比べデータ転送に要する時間を短縮でき
る効果がある。
【0090】また、本願の請求項2の発明に係るデータ
転送システムによれば、データ送信装置からデータ受信
装置に対しデータを転送するシステムにおいて、前記デ
ータ送信装置が有しているデータの中から使用者が転送
を希望するデータを選択するためのデータ選択手段と、
該データ選択手段で選択したデータを示す選択情報を、
前記データ送信装置内で記憶する選択情報記憶手段と、
前記データ送信装置に対し使用者が選択したデータの転
送を指示するための転送指示手段と、前記転送指示手段
により指示されたデータ転送要求を、該データ送信装置
内で記憶するデータ転送要求記憶手段と、前記データ受
信装置側から前記データ送信装置に対し、前記データ転
送要求が記憶されているか否かを確認するデータ転送要
求確認手段と、該データ転送要求確認手段により前記デ
ータ転送要求が記憶されている旨を確認した場合に、前
記データ受信装置側から前記データ送信装置に対しデー
タの転送要求を発する転送要求発信手段と、前記データ
送信装置側で前記転送要求発信手段からのデータの転送
要求を受信することにより、前記選択したデータを前記
受信装置に転送するデータ転送手段とを備えるようにし
たので、使用者がデータの転送を指示することで、事前
に選択しておいたデータのみを自動的に転送でき、デー
タを一括してデータ受信装置に転送しデータ受信装置の
側で選択する場合に比べデータ転送に要する時間を短縮
できる効果がある。
【0091】また、本願の請求項3の発明に係る画像デ
ータ転送方法によれば、コンピュータ装置と接続可能
で、画像データを電子的に生成し記録する画像撮影装置
から前記コンピュータ装置に画像データを転送する画像
データ転送方法であって、前記画像撮像装置が有してい
る画像データの中から使用者が転送を希望する画像デー
タを選択するための画像データ選択工程と、該選択した
画像データを示す選択情報を、前記画像撮影装置内に記
憶する選択情報記憶工程と、前記画像撮像装置に対し、
使用者が選択した画像データの転送要求を指示するため
の転送要求指示工程と、前記指示された画像データ転送
要求を、該画像撮影装置内に記憶する転送要求記憶工程
と、前記コンピュータ装置から前記画像撮像装置に対
し、定期的に前記転送要求情報の有無の確認を行う転送
要求確認工程と、前記画像撮像装置内に前記転送要求情
報が存在する場合、前記コンピュータ装置が前記画像撮
像装置に対し画像データの転送を要求する転送要求工程
と、前記画像撮像装置が前記画像データ転送要求に応じ
て、前記選択情報に基づき選択された画像データを転送
する転送工程とを含むようにしたので、使用者が画像撮
像装置に対しデータの転送を指示することで、事前に選
択しておいたデータのみを自動的に転送でき、データを
一括してコンピュータ装置に転送しコンピュータ装置の
アプリケーション実行画面内で選択する場合に比べデー
タ転送に要する時間を短縮でき、操作が容易になる効果
がある。
【0092】また、本願の請求項4の発明に係る画像デ
ータ転送システムによれば、コンピュータ装置と接続可
能で、画像データを電子的に生成し記録する画像撮影装
置から前記コンピュータ装置に画像データを転送する画
像データ転送システムであって、前記画像撮像装置が有
している画像データの中から、使用者が転送を希望する
画像データを選択するための画像データ選択手段と、該
選択した画像データを示す選択情報を、前記画像撮影装
置内で記憶する選択情報記憶手段と、前記画像撮像装置
に対し、使用者が選択した画像データの転送要求を指示
するための転送要求指示手段と、前記指示された画像デ
ータ転送要求を、該画像撮影装置内で記憶する転送要求
記憶手段と、前記コンピュータ装置から前記画像撮像装
置に対し、定期的に前記転送要求情報の有無の確認を行
う転送要求確認手段と、前記画像撮像装置内に前記転送
要求情報が存在する場合、前記コンピュータ装置は前記
画像撮像装置に対し画像データの転送を要求する転送要
求手段と、前記画像撮像装置が前記画像データ転送要求
に応じて、前記選択情報に基づき選択された画像データ
を転送する転送手段とを備えるようにしたので、使用者
が画像撮像装置に対しデータの転送を指示することで、
事前に選択しておいたデータのみを自動的に転送でき、
データを一括してコンピュータ装置に転送しコンピュー
タ装置のアプリケーション実行画面内で選択する場合に
比べデータ転送に要する時間を短縮でき、操作が容易に
なる効果がある。
【0093】また、本願の請求項5の発明に係る画像撮
影装置によれば、コンピュータ装置と接続可能で、画像
データを電子的に生成し記録する画像撮影装置におい
て、記録した画像データを表示するための表示手段と、
使用者が該表示手段に表示された画像を選択するための
画像選択手段と、該画像選択手段によりどの画像を選択
したかを示す画像選択情報を保存する保存手段とを備え
るようにしたので、使用者が選択した画像データがどの
画像データであるかを画像撮影装置の側で記憶すること
ができ、この情報に基づいて転送を実行すれば、全ての
画像データを転送せずに済む、という効果がある。
【0094】また、本願の請求項6の発明に係る画像撮
影装置によれば、請求項5記載の画像撮影装置におい
て、前記選択した画像データを前記コンピュータ装置へ
転送するための転送手段と、前記画像データを転送する
タイミングを前記コンピュータ装置へ通知するための通
知手段とをさらに備えるようにしたので、使用者が選択
した画像データの転送を希望するタイミングをコンピュ
ータ装置に通知することができ、このタイミングに基づ
いてコンピュータ装置が画像撮影装置に画像データの転
送を指示すれば、コンピュータ装置側の操作なしで、画
像撮影装置が選択された画像データを自動的に転送を開
始できる、という効果がある。
【0095】また、本願の請求項7の発明に係る画像撮
影装置によれば、請求項6記載の画像撮影装置におい
て、画像データのみの転送であるのか電子メールに添付
するための画像データ転送であるのかを使用者が選択す
るための転送選択手段をさらに備え、該転送選択手段に
より選択された転送選択情報を、前記通知手段により前
記コンピュータ装置へ通知するようにしたので、コンピ
ュータ装置に対し、希望する転送形態が画像データのみ
の転送であるのか電子メールに添付するための画像デー
タ転送であるのかを通知することができ、この情報に基
づいてコンピュータ装置が画像データを電子メールの添
付にも使用可能なように、その利用形態を変更できる、
という効果がある。
【0096】また、本願の請求項8の発明に係る画像撮
影装置状態監視システムによれば、コンピュータ装置内
において画像撮影装置の状態を監視するシステムであっ
て、請求項6または7記載の画像撮影装置から画像デー
タを転送するための通知情報を受信する通知情報受信手
段と、該通知情報受信手段により前記通知情報を受信す
ることにより、前記画像撮影装置から転送された画像デ
ータを前記コンピュータ装置内の所定の記録領域へ記録
するための記録用アプリケーションプログラムを起動す
るアプリケーションプログラム起動手段とを備えるよう
にしたので、コンピュータ装置は、画像撮像装置からの
通知情報に基づいて自動的に画像データを所定の記録領
域に記録するアプリケーションプログラムを起動できる
効果がある。
【0097】また、本願の請求項9の発明に係る画像撮
影装置状態監視システムによれば、請求項8記載の画像
撮影装置状態監視システムにおいて、前記画像撮影装置
から送られる通知情報により、前記記録用アプリケーシ
ョンプログラムを起動するとともに、起動した該記録用
アプリケーションプログラムの処理を制御するための制
御情報を当該記録用アプリケーションプログラムへ通知
するための制御情報通知手段をさらに備えるようにした
ので、コンピュータ装置は、画像撮像装置からの通知情
報に基づいて自動的に起動した記録用アプリケーション
プログラムに対しその処理を制御できる効果がある。
【0098】また、本願の請求項10の発明に係るデー
タ受信システムによれば、コンピュータ装置内において
画像撮影装置からのデータを受信するシステムであっ
て、請求項6記載の画像撮影装置から画像データを受信
する画像データ受信手段と、該画像データ受信手段によ
り受信した画像データを前記コンピュータ装置内の所定
の記録領域へ保存する保存手段と、請求項9記載の画像
撮影装置状態監視システムから送られる制御情報を受信
するための制御情報受信手段と、前記制御情報受信手段
により受信した制御情報に基づき受信した画像データに
対する処理を制御する制御手段とを備え、前記保存手段
により保存した画像データの制御を行うようにしたの
で、コンピュータ装置は画像撮影装置から画像データを
自動的に転送してきてコンピュータ装置内で保存し、受
信した画像データに対し表示、編集、複写等の制御を行
うことが可能となる効果がある。
【0099】また、本願の請求項11の発明に係る自動
転送システムによれば、請求項6記載の画像撮影装置に
より画像を選択し、該画像撮影装置の通知手段により、
画像データ転送開始のタイミングを請求項9記載の画像
撮像装置状態監視システムへ通知し、該画像撮像装置状
態監視システムは、請求項10記載のデータ受信システ
ムを起動し、該データ受信システムは、前記画像撮影装
置から画像データを受信し、コンピュータ装置内の所定
の記録領域へ画像データを自動的に記録するようにした
ので、コンピュータ装置は画像撮影装置に画像データの
転送を指示すれば、画像撮影装置が選択された画像デー
タを自動的に転送し、コンピュータ装置内の所定の記録
領域への記憶を、コンピュータ装置側の操作なしで実行
できる、という効果がある。
【0100】また、本願の請求項12の発明に係るデー
タ受信システムによれば、請求項10記載のデータ受信
システムが、電子メールを送信するための電子メールソ
フトを起動する工程と、前記画像撮影装置から転送され
た画像データを電子メールに添付するための工程と、そ
の電子メールを転送するための工程とを有する電子メー
ル制御用アプリケーションソフトウエアを実行すること
により、画像データの電子メールへの添付を行うように
したので、コンピュータ装置は画像撮影装置から画像デ
ータを自動的に転送してきてコンピュータ装置内で保存
するのみならず、受信した画像データに対し電子メール
への添付を行うことが可能となる効果がある。
【0101】また、本願の請求項13の発明に係るメー
ル添付システムによれば、請求項7記載の画像撮影装置
により画像を選択し、画像データの転送を通知する前記
通知手段により、画像データ転送開始のタイミングを請
求項9記載の画像撮影装置状態監視システムへ通知し、
該画像撮影装置状態監視システムは、請求項10記載の
データ受信システムを起動し、該データ受信システム
は、前記画像撮影装置から画像データを受信し、コンピ
ュータ装置内の所定の記録領域へ画像データを自動的に
記録し、さらに、請求項12記載の電子メール制御用ア
プリケーションソフトウエアにより、電子メールソフト
を起動し、電子メールに転送された画像を添付するよう
にしたので、コンピュータ装置は画像撮影装置から画像
データを自動的に転送してきてコンピュータ装置内で保
存し、受信した画像データに対し電子メールへの添付を
行うことが可能となる効果がある。
【0102】また、本願の請求項14の発明に係る画像
撮影装置によれば、請求項6記載の画像撮影装置におい
て、前記転送するための画像データを記録しておく記録
手段をさらに備えるようにしたので、画像データの中で
選択した画像データを予め記憶しておくことが可能とな
り、これを取り出し転送することが容易となる、効果が
ある。
【0103】また、本願の請求項15の発明に係る画像
データ転送方法によれば、請求項14記載の画像撮影装
置とコンピュータ装置とを通信接続するための工程と、
前記画像撮影装置内に記録されている画像データすべて
を転送するか選択された画像データのみを転送するかを
判別する工程と、前記画像撮影装置内に記録されている
画像データすべて、あるいは選択された画像データのみ
を転送する工程とを有する画像データ転送アプリケーシ
ョンソフトウエアを実行することにより画像データ転送
を行うようにしたので、予め記憶している画像データの
全てを転送するか、あるいは選択した画像データのみを
取り出し転送することが可能となる、効果がある。
【0104】また、本願の請求項16の発明に係る画像
転送システムによれば、請求項15記載の画像データ転
送方法を実行することにより、請求項14記載の画像撮
影装置において記録されている画像データの中で、選択
されたもののみを通信接続した際にコンピュータ装置内
へ転送し、保存するようにしたので、予め記憶している
画像データの中から選択した画像データのみを取り出し
転送することが可能となる、効果がある。
【0105】また、本願の請求項17の発明に係る画像
転送システムによれば、請求項15に記載の画像データ
転送方法を実行することにより、請求項14記載の画像
撮影装置において記録されている画像データの中で、選
択されたもののみを通信接続した際にコンピュータ装置
内へ転送し、保存するようにしたので、画像撮影装置の
側で予め記憶している画像データの中から選択した画像
データのみを取り出しコンピュータ装置に転送すること
が可能となる、効果がある。
【0106】また、本願の請求項18の発明に係るメー
ル転送システムによれば、請求項17記載の画像転送シ
ステムにより、画像撮影装置において記録されている画
像データの中で、選択されたもののみを通信接続した際
にコンピュータ装置内へ転送し、電子メールに転送され
た画像データを添付し、該画像が添付された電子メール
を送信するようにしたので、画像撮影装置の側で予め記
憶している画像データの中から選択した画像データのみ
を取り出してコンピュータ装置に転送し、その画像デー
タが添付された電子メールを自動的に送信できる、効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る自動転送システム
のブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態1に係る自動転送システム
のフローチャート図である。
【図3】本発明の実施の形態2に係るメール自動添付シ
ステムのブロック図である。
【図4】本発明の実施の形態2に係る自動転送システム
のフローチャート図である。
【図5】本発明の実施の形態3に係る自動転送システム
のブロック図である。
【図6】本発明の実施の形態3に係る自動転送システム
のフローチャート図である。
【図7】本発明の実施の形態4に係るメール自動添付シ
ステムのブロック図である。
【図8】本発明の実施の形態4に係るメール自動添付シ
ステムのフローチャート図である。
【図9】本発明の実施の形態5に係る自動転送・メール
自動添付システムのブロック図である。
【図10】本発明の実施の形態5に係る自動転送・メー
ル自動添付システムのフローチャート図である。
【図11】本発明の実施の形態6に係る自動転送・メー
ル自動添付システムのブロック図である。
【図12】本発明の実施の形態6に係る自動転送・メー
ル自動添付システムのフローチャート図である。
【図13】従来の画像取り込みにかかる手順を示したブ
ロック図である。
【図14】従来の画像取り込みおよびメール添付にかか
る手順を示したブロック図である。
【符号の説明】
103,203,303,403,503,603 画
像表示部 104,204,304,404,504,604 画
像選択情報および転送ボタン情報を格納するRAM 105,205,305,405,505,605 画
像選択ボタン 134,234,334,434,534,634 画
像記録領域 108,208,308,408,508,608 通
信処理部 120,220,320,420,520,620 デ
ータバス 131,231,531,631 ボタン監視ソフトウ
エア 132,232,532,632 画像転送ソフトウエ
ア起動メッセージ 133,233,333,433,533,633 画
像転送ソフトウエア 135,235,335,435,535,635 O
S 110,210,310,410,510,610 デ
ータバス 134,234,334,434,534,634 PC
内の画像記録領域 237,437,637 電子メールソフトウエア起動
メッセージ 238,438,638 電子メールソフトウエア 100,200,300,400,500,600 画
像撮影装置 130,230,330,430,530,630 PC 107,307,507 画像転送ボタン 207,407,607 メール転送ボタン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/91 H04N 5/91 L 7/18 J Fターム(参考) 5C022 AA13 AC69 5C052 GA02 GB01 GE06 GE08 5C053 FA08 FA27 GB21 KA04 LA11 LA15 5C054 AA01 CA04 CC03 CH02 EA01 EA03 EA07 GA01 GB02 GD03 HA00 5C062 AA06 AA14 AB12 AB13 AB17 AB23 AB41 AB43 AC25 AC35 AC48 AE01

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データ送信装置が有しているデータの中
    から、使用者が転送を希望するデータを選択する第1の
    工程と、 該選択したデータを示す選択情報を、前記データ送信装
    置内に記憶する第2の工程と、 前記データ送信装置に対し使用者が選択したデータの転
    送を指示する第3の工程と、 前記指示されたデータ転送要求を該データ送信装置内に
    記憶する第4の工程と、 データ受信装置が、前記データ送信装置に対し前記デー
    タ転送要求が記憶されているか否かを確認する第5の工
    程と、 前記データ受信装置が前記データ転送要求が記憶されて
    いる旨を確認した場合に、前記データ送信装置に対しデ
    ータの転送要求を発する第6の工程と、 前記データ送信装置が前記データ受信装置からのデータ
    の転送要求を受信することにより、前記選択情報に基づ
    き転送すべきデータを該受信装置に転送する第7の工程
    とを含むことを特徴とするデータ転送方法。
  2. 【請求項2】 データ送信装置からデータ受信装置に対
    しデータを転送するシステムにおいて、 前記データ送信装置が有しているデータの中から使用者
    が転送を希望するデータを選択するためのデータ選択手
    段と、 該データ選択手段で選択したデータを示す選択情報を、
    前記データ送信装置内で記憶する選択情報記憶手段と、 前記データ送信装置に対し使用者が選択したデータの転
    送を指示するための転送指示手段と、 前記転送指示手段により指示されたデータ転送要求を、
    該データ送信装置内で記憶するデータ転送要求記憶手段
    と、 前記データ受信装置側から前記データ送信装置に対し、
    前記データ転送要求が記憶されているか否かを確認する
    データ転送要求確認手段と、 該データ転送要求確認手段により前記データ転送要求が
    記憶されている旨を確認した場合に、前記データ受信装
    置側から前記データ送信装置に対しデータの転送要求を
    発する転送要求発信手段と、 前記データ送信装置側で前記転送要求発信手段からのデ
    ータの転送要求を受信することにより、前記選択したデ
    ータを前記受信装置に転送するデータ転送手段とを備え
    たことを特徴とするデータ転送システム。
  3. 【請求項3】 コンピュータ装置と接続可能で、画像デ
    ータを電子的に生成し記録する画像撮影装置から前記コ
    ンピュータ装置に画像データを転送する画像データ転送
    方法であって、 前記画像撮像装置が有している画像データの中から使用
    者が転送を希望する画像データを選択するための画像デ
    ータ選択工程と、 該選択した画像データを示す選択情報を、前記画像撮影
    装置内に記憶する選択情報記憶工程と、 前記画像撮像装置に対し、使用者が選択した画像データ
    の転送要求を指示するための転送要求指示工程と、 前記指示された画像データ転送要求を、該画像撮影装置
    内に記憶する転送要求記憶工程と、 前記コンピュータ装置から前記画像撮像装置に対し、定
    期的に前記転送要求情報の有無の確認を行う転送要求確
    認工程と、 前記画像撮像装置内に前記転送要求情報が存在する場
    合、前記コンピュータ装置が前記画像撮像装置に対し画
    像データの転送を要求する転送要求工程と、 前記画像撮像装置が前記画像データ転送要求に応じて、
    前記選択情報に基づき選択された画像データを転送する
    転送工程とを含むことを特徴とする画像データ転送方
    法。
  4. 【請求項4】 コンピュータ装置と接続可能で、画像デ
    ータを電子的に生成し記録する画像撮影装置から前記コ
    ンピュータ装置に画像データを転送する画像データ転送
    システムであって、 前記画像撮像装置が有している画像データの中から、使
    用者が転送を希望する画像データを選択するための画像
    データ選択手段と、 該選択した画像データを示す選択情報を、前記画像撮影
    装置内で記憶する選択情報記憶手段と、 前記画像撮像装置に対し、使用者が選択した画像データ
    の転送要求を指示するための転送要求指示手段と、 前記指示された画像データ転送要求を、該画像撮影装置
    内で記憶する転送要求記憶手段と、 前記コンピュータ装置から前記画像撮像装置に対し、定
    期的に前記転送要求情報の有無の確認を行う転送要求確
    認手段と、 前記画像撮像装置内に前記転送要求情報が存在する場
    合、前記コンピュータ装置は前記画像撮像装置に対し画
    像データの転送を要求する転送要求手段と、 前記画像撮像装置が前記画像データ転送要求に応じて、
    前記選択情報に基づき選択された画像データを転送する
    転送手段とを備えたことを特徴とする画像データ転送シ
    ステム。
  5. 【請求項5】 コンピュータ装置と接続可能で、画像デ
    ータを電子的に生成し記録する画像撮影装置において、 記録した画像データを表示するための表示手段と、 使用者が該表示手段に表示された画像を選択するための
    画像選択手段と、 該画像選択手段によりどの画像を選択したかを示す画像
    選択情報を保存する保存手段とを備えたことを特徴とす
    る画像撮影装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の画像撮影装置において、 前記選択した画像データを前記コンピュータ装置へ転送
    するための転送手段と、 前記画像データを転送するタイミングを前記コンピュー
    タ装置へ通知するための通知手段とをさらに備えたこと
    を特徴とする画像撮影装置。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の画像撮影装置において、 画像データのみの転送であるのか電子メールに添付する
    ための画像データ転送であるのかを使用者が選択するた
    めの転送選択手段をさらに備え、 該転送選択手段により選択された転送選択情報を、前記
    通知手段により前記コンピュータ装置へ通知することを
    特徴とする画像撮影装置。
  8. 【請求項8】 コンピュータ装置内において画像撮影装
    置の状態を監視するシステムであって、 請求項6または7記載の画像撮影装置から画像データを
    転送するための通知情報を受信する通知情報受信手段
    と、 該通知情報受信手段により前記通知情報を受信すること
    により、前記画像撮影装置から転送された画像データを
    前記コンピュータ装置内の所定の記録領域へ記録するた
    めの記録用アプリケーションプログラムを起動するアプ
    リケーションプログラム起動手段とを備えたことを特徴
    とする画像撮影装置状態監視システム。
  9. 【請求項9】 請求項8記載の画像撮影装置状態監視シ
    ステムにおいて、 前記画像撮影装置から送られる通知情報により、前記記
    録用アプリケーションプログラムを起動するとともに、 起動した該記録用アプリケーションプログラムの処理を
    制御するための制御情報を当該記録用アプリケーション
    プログラムへ通知するための制御情報通知手段をさらに
    備えたことを特徴とする画像撮影装置状態監視システ
    ム。
  10. 【請求項10】 コンピュータ装置内において画像撮影
    装置からのデータを受信するシステムであって、 請求項6記載の画像撮影装置から画像データを受信する
    画像データ受信手段と、 該画像データ受信手段により受信した画像データを前記
    コンピュータ装置内の所定の記録領域へ保存する保存手
    段と、 請求項9記載の画像撮影装置状態監視システムから送ら
    れる制御情報を受信するための制御情報受信手段と、 前記制御情報受信手段により受信した制御情報に基づき
    受信した画像データに対する処理を制御する制御手段と
    を備え、 前記保存手段により保存した画像データの制御を行うこ
    とを特徴とするデータ受信システム。
  11. 【請求項11】 請求項6記載の画像撮影装置により画
    像を選択し、 該画像撮影装置の通知手段により、画像データ転送開始
    のタイミングを請求項9記載の画像撮像装置状態監視シ
    ステムへ通知し、 該画像撮像装置状態監視システムは、請求項10記載の
    データ受信システムを起動し、 該データ受信システムは、前記画像撮影装置から画像デ
    ータを受信し、コンピュータ装置内の所定の記録領域へ
    画像データを自動的に記録することを特徴とする自動転
    送システム。
  12. 【請求項12】 請求項10記載のデータ受信システム
    は、 電子メールを送信するための電子メールソフトを起動す
    る工程と、 前記画像撮影装置から転送された画像データを電子メー
    ルに添付するための工程と、 その電子メールを転送するための工程とを有する電子メ
    ール制御用アプリケーションソフトウエアを実行するこ
    とにより、画像データの電子メールへの添付を行うこと
    を特徴とするデータ受信システム。
  13. 【請求項13】 請求項7記載の画像撮影装置により画
    像データを選択し、 画像データの転送を通知する前記通知手段により、画像
    データ転送開始のタイミングを請求項9記載の画像撮影
    装置状態監視システムへ通知し、 該画像撮影装置状態監視システムは、請求項10記載の
    データ受信システムを起動し、 該データ受信システムは、前記画像撮影装置から画像デ
    ータを受信し、コンピュータ装置内の所定の記録領域へ
    画像データを自動的に記録し、 さらに、請求項12記載の電子メール制御用アプリケー
    ションソフトウエアにより、電子メールソフトを起動
    し、電子メールに転送された画像を添付することを特徴
    とするメール添付システム。
  14. 【請求項14】 請求項6記載の画像撮影装置におい
    て、 前記転送するための画像データを記録しておく記録手段
    をさらに備えたことを特徴とする画像撮影装置。
  15. 【請求項15】 請求項14記載の画像撮影装置とコン
    ピュータ装置とを通信接続するための工程と、 前記画像撮影装置内に記録されている画像データすべて
    を転送するか選択された画像データのみを転送するかを
    判別する工程と、 前記画像撮影装置内に記録されている画像データすべ
    て、あるいは選択された画像データのみを転送する工程
    とを有する画像データ転送アプリケーションソフトウエ
    アを実行することにより画像データ転送を行うことを特
    徴とする画像データ転送方法。
  16. 【請求項16】 請求項15記載の画像データ転送方法
    を実行することにより、請求項14記載の画像撮影装置
    において記録されている画像データの中で、選択された
    もののみを通信接続した際にコンピュータ装置内へ転送
    し、保存することを特徴とする画像転送システム。
  17. 【請求項17】 請求項8記載の画像撮影装置状態監視
    システムにより、画像撮影装置から画像データを送るた
    めの通知情報を受信し、 請求項15に記載の画像データ転送方法を実行すること
    により、請求項14記載の画像撮影装置において記録さ
    れている画像データの中で、選択されたもののみを通信
    接続した際にコンピュータ装置内へ転送し、保存するこ
    とを特徴とする画像転送システム。
  18. 【請求項18】 請求項17記載の画像転送システムに
    より、画像撮影装置において記録されている画像データ
    の中で、選択されたもののみを通信接続した際にコンピ
    ュータ装置内へ転送し、 電子メールに転送された画像データを添付し、該画像デ
    ータが添付された電子メールを送信することを特徴とす
    るメール転送システム。
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